JPH047243Y2 - - Google Patents

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JPH047243Y2
JPH047243Y2 JP6276086U JP6276086U JPH047243Y2 JP H047243 Y2 JPH047243 Y2 JP H047243Y2 JP 6276086 U JP6276086 U JP 6276086U JP 6276086 U JP6276086 U JP 6276086U JP H047243 Y2 JPH047243 Y2 JP H047243Y2
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digging
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cultivator
hole
member mounting
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエンジン動力を用いて苗木の移植穴等
の穴掘りを連続して自動的に行い、かつ補助部材
を換装して溝掘り耕作等をも行うことのできるよ
うにした穴掘り耕作機に関する。
〔従来の技術〕
従来、苗木移植穴等の穴掘りを行う穴掘機には
耕耘機に取付けるものや、特公昭61−7487号公報
に開示されたような専用穴掘装置等が知られてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記耕耘機に取付け使用する穴掘
機は大形になるため山林の傾斜地等では扱いにく
く、また前記特公昭61−7487号公報記載の穴掘装
置では、穴掘機本体がハンドルと一体の脚体に回
動自由に枢着されているため、ドリルが岩石に当
つて逃げ、穴が斜掘されてもハンドル操作によつ
てこれを垂直に修正することができず、さらに多
数の苗木移植穴を連続的に掘削していく場合、穴
間隔は目分量で設定されるため間隔が不揃いにな
る等の不具合が避けられない。
本考案は前記従来の状況に鑑み、全く新規な発
想に基いて考案されたものであつて、その目的と
するところは、小型軽量で山林等の傾斜地や荒蕪
地での穴掘り作業に適し、かつ間欠的に自己前進
しながら等間隔で連続的に穴掘りが行われる穴掘
り機として使用できるのみならず、補助部材を換
装して溝掘り耕作機としても使用することのでき
る穴掘り耕作機を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために本考案では、柱状
本体の上端部にエンジンが装着され、本体の下端
部に前記エンジンにて駆動される回転錐体を備え
ると共に、本体の上部および下部に前記エンジン
にて駆動回転される左右方向の補助部材取付軸を
突設し、該補助部材取付軸の左右各端部にクラン
クアームの基端部を取付け、左右両クランクアー
ムの先端部に夫々上下のクランクアームを連結す
る左右一対の脚体を枢着して穴掘り耕作機を構成
したものである。
〔作用〕
前記穴掘り耕作機は、エンジンを始動すれば脚
体がクランクアームの旋回に伴つて歩行状に前進
運動し、回転錐体による穴掘りと脚体による前進
移動とが交互になされて穴がクランクアームの旋
回半径の2倍のピツチで連続的に掘られていく。
そして削孔中回転錐体が岩石に当つても回転錐体
が逃げないようにハンドル操作によつて機体を傾
けて反力に対抗することができるから穴の斜掘が
防止される。
また、上下の補助部材取付軸に夫々左右一対の
スプロケツトを取付け、各上下のスプロケツトに
夫々耕作土掻上げチエーンを巻装することにより
深溝掘りの耕作機に換装され、回転錐体の掘起し
作用と、耕作土掻上げチエーンの掻上げ作用と協
働して深溝が掘られ、さらに本体下部の補助部材
取付軸の左右端部に左右一対の走行用輪体を装着
することにより浅溝掘り耕作機に換装され、回転
錐体の掘起し作用と、走行輪体の前進作用と協働
して浅溝が掘られる。
〔実施例〕
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本考案の穴掘り耕作機の全体斜視図で
あつて、柱状の本体1の上端部にエンジン2が装
着され、本体1の左右両側面の上部には左右一対
のハンドル3,3′が後方に延出して取付けられ、
本体1の下端部に螺旋式の回転錐体4が下方へ向
けて装着されている。また本体1の上部および下
部に左右方向の補助部材取付軸5,6が突設され
ている。
第2図は本体1内の動力伝達達成を示したもの
で、エンジン2の出力軸2aは穴掘り用クラツチ
7を介して本体1内を下方に貫通する主駆動軸8
に連結され、主駆動軸8の下端に装着された回転
錐体4が駆動される。一方エンジン2の出力軸2
aは穴掘り用クラツチ7の下位においてギヤ9お
よび補助部材用クラツチ10を介して主駆動軸8
と平行な副駆動軸11に分岐され、副駆動軸11
はその上部および下部のウオームギヤ等の減速ギ
ヤ12,13を介して本体1の左右両側面に両端
部が突出する上部および下部補助部材取付軸5,
6を駆動するようになつている。なお穴掘り用ク
ラツチ7および補助部材用クラツチ10は夫々ハ
ンドル3,3′に設けられた穴掘り用クラツチレ
バー14および補助部材用クラツチレバー14′
によつて嵌脱操作されるようになつている。
上部および下部補助部材取付軸5,6の左右各
端部には夫々左右上下のクランクアーム15,1
5′,16,16′の基端部がナツト17で取付け
られ、各クランクアーム15,15′,16,1
6′の先端部に上下にクランクアーム15,1
5′,16,16′を夫々連結する左右の脚体1
8,18′がピン19で枢着され、各脚体18,
18′の下部には深さ調節板20,20′が脚体の
長孔21,21′に沿つて上下に調節可能にボル
ト22で取着されている。
叙上の構成の穴掘り耕作機の作用について以下
第3図を参照して説明する。
まずハンドル3,3′を両手で持つて本体1を
起立支持しエンジン2を始動し、穴掘り用クラツ
チレバー14を操作して穴掘り用クラツチ7を入
れると回転錐体4が第2図の矢線Aの方向に回転
し、回転錐体4によつて第3図1のように第1の
穴Hが掘られていく。穴の深さは脚体18,1
8′の深さ調節板20,20の高さを必要な穴深
さと同一に調整することによつて設定される。第
1の穴Hが掘られたら補助部材用クラツチレバー
14′を操作して補助部材用クラツチ10を入れ
ると本体1上下の補助部材取付軸5,6が第2図
の矢線Bの方向に回転し、これに伴つてクランク
アーム15,15′,16,16′が同方向に旋回
し、第3図2に示すように本体1は左右の脚体1
8,18′を支点としてクランクアームを半径と
する円弧運動をし、第3図3に示す次の穴位置に
移動し、次の穴掘りが始まる。なおも補助部材用
クラツチ10を入れて運動を継続すると、本体1
が下降するに伴い第3図4に示すように第2の穴
H′が掘られていき、第2の穴H′が掘られたらこ
んどクランクアームの旋回に伴い回転錐体4を支
点として第3図5に示すように脚体18,18′
が上昇し、脚体18,18′は第3図6に示す次
の位置に移動する。かくして回転錐体4による穴
掘りと、脚体18,18′による歩行状の前進移
動とが交互に行われ、穴H,H′…がクランクア
ームの旋回半径の2倍のピツチで連続的に掘られ
ていく。そして穴掘り中回転錐体4が岩石に当つ
ても回転錐体4は本体1に剛的に装着されている
ため、ハンドル3,3′を操作して本体1と共に
回転錐体4を傾けることによつて回転錐体4が岩
石はから逃げる反力に対抗することができ穴の斜
掘を防止することができる。
なお、脚体18,18′を駆動せず、回転錐体
4のみを駆動して、第3図1の状態で単独の穴掘
りを行うことは勿論可能である。
第4図は当該穴掘り耕作機を深溝掘り耕作機に
換装した状態を示しており、この深溝掘り耕作機
は、本体1の上部補助部材取付軸5に左右一対の
小径の駆動スプロツト23を軸5に固定して取付
け、下部補助部材取付軸6には左右一対のやや大
径の従動スプロケツト24を軸6に遊動可能に取
付け、各上下のスプロケツト23,24に夫々左
右一対の耕作土掻上げチエーン25を巻装たもの
である。
かくしてエンジン2を始動し、穴掘り用クラツ
チ7と補助部材用クラツチ10を同時に入れれ
ば、回転錐体4が回転して耕土が掘られると共に
駆動スプロケツト23によつて駆動される耕作土
掻上げチエーン25が矢線C方向に回動して掘ら
れた土を掻上げ、機体を図のごとく支持して前進
させれば深溝が連続的に掘られていく。
第5図は当該穴堀り耕作機を浅溝掘り耕作機に
換装した状態を示しており、この浅溝掘り耕作機
は、本体1の下部補助部材取付軸6に左右一対の
走行軸体26を固定したもので、穴掘り用クラツ
チ7と補助部材用クラツチ10を共に入れて回転
錐体4と走行用輪体26を同時に駆動し、機体を
図のごとく支持すれば、走行輪体26によつて機
体は自己前進しながら回転錐体4によつて浅溝が
連続的に掘られていく。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案の穴掘り耕作機は、
小型軽量の手持ち式であるから小動力ですみ、か
つ山林等の傾斜地の作業に適する。そして作業者
はハンドルを支持するだけで回転錐体による穴掘
りと脚体による前進移動とが交互になされて穴が
クランクアームの旋回半径の2倍のピツチで連続
的に掘らけていくから、作業労力が著しく軽減さ
れると共に間隔の揃つた穴が掘られるのみなら
ず、車輪走行の無理な荒蕪地でも作業が可能であ
る。そして穴掘り中回転錐体が岩石に当つても回
転錐体が逃げないようにハンドル操作によつて機
体を傾けて反力に対抗することができるから穴の
斜掘が防止される。
さらに補助部材を交換することにより深溝掘り
耕作機、または浅溝掘り耕作機に容易に換装でき
るから、他種の専用機を取揃えることなく他種の
作業に適用できる等の特徴を有し実用上の効果は
多大である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は穴掘り耕
作機の状態の全体斜視図、第2図は同機の動力伝
達構成図、第3図1〜6は同機の作用を順次示す
作用説明図、第4図は深溝掘り耕作機に換装した
状態の全体側面図、第5図は浅溝掘り耕作機に換
装した状態の全体側面図である。 1……本体、2……エンジン、4……回転錐
体、5……上部補助部材取付軸、6……下部補助
部材取付軸、15,15′……上部クランクアー
ム、16,16′……下部クランクアーム、18,
18′……脚体、23……上部駆動スプロケツト、
24……下部従動スプロケツト、25……耕作土
掻上げチエーン、26……走行輪体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 柱状本体の上端部にエンジンが装着され、本
    体の下端部に前記エンジンにて駆動される回転
    錐体を備えると共に、本体の上部および下部に
    前記エンジンにて駆動回転される左右方向の補
    助部材取付軸を突設し、該補助部材取付軸の左
    右各端部にクランクアームの基端部を取付け、
    左右両クランクアームの先端部に夫々上下のク
    ランクアームを連結する左右一対の脚体を枢着
    したことを特徴とする穴掘り耕作機。 (2) 前記本体の上部および下部の各補助部材取付
    軸に夫々左右一対のスプロケツトを取付け、各
    上下のスプロケツトに夫々耕作土掻上げチエー
    ンを巻装することにより、深溝掘り耕作機に換
    装されることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の穴掘り耕作機。 (3) 前記本体下部の補助部材取付軸に左右一対の
    走行輪体を装着することにより、浅溝掘り耕作
    機に換装されることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の穴掘り耕作機。
JP6276086U 1986-04-24 1986-04-24 Expired JPH047243Y2 (ja)

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JP6276086U JPH047243Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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JP6276086U JPH047243Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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JPS62176249U JPS62176249U (ja) 1987-11-09
JPH047243Y2 true JPH047243Y2 (ja) 1992-02-26

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