JPH0472242B2 - - Google Patents

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JPH0472242B2
JPH0472242B2 JP10844884A JP10844884A JPH0472242B2 JP H0472242 B2 JPH0472242 B2 JP H0472242B2 JP 10844884 A JP10844884 A JP 10844884A JP 10844884 A JP10844884 A JP 10844884A JP H0472242 B2 JPH0472242 B2 JP H0472242B2
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signal
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signals
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JP10844884A
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JPS60252904A (ja
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Kanji Kikuchi
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B9/00Safety arrangements
    • G05B9/02Safety arrangements electric
    • G05B9/03Safety arrangements electric with multiple-channel loop, i.e. redundant control systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は信号2重化装置に係り、特に自動制御
装置の信頼性向上のため、フイードバツク信号系
を2重化するに好適な信号2重化装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 火力発電所の発電機出力制御を例にとり、第1
図を参照して、フイードバツク系を2重化した自
動制御装置について説明する。
第1図において、1は発電力出力をいくらにす
るかを決める設定部であり、指令値VSを出力す
る。2は減算器であり、前述指令VSと後述する
フイードバツク量VPの差をとり、この差を偏差
VEとして出力する。3は制御器であり、偏差VE
を受け、偏差の極正(正、負)と大きさにより、
制御出力VMを変化させるものである。4は加減
弁であり、ボイラ5で発生する蒸気を蒸気タービ
ン6にどの程度流し込むかを加減する調整弁であ
る。7は発電機であり、蒸気タービン6に構成的
に直結し、蒸気タービンにて発生する機械出力
(トルク)を電力に変換するもので、この電力を
検出するのが電力検出部8である。この電力検出
部の出力信号は同一機械の電力変換器9および1
0に入力される。電力変換器9および10は、電
力検出信号(PT、CT信号)を前述減算器2にて
演算可能な信号V1およびV2に変換するものであ
る。11は信号2重化装置であり、信号V1ある
いはV2のいずれかを選択し、減算器2にフイー
ドバツク量VPとして出力するものである。この
信号2重化装置11としては従来一般に第2図お
よび第3図に示すようにスイツチ111あるいは
高値優先器112が適用されている。高値優先器
112は入力のうち高値側を出力するものであ
る。この高値優先器は一般に普及しているので、
ここではその詳細は省略する。
以上の構成で、指令値VSに対しフイードバツ
ク量が大きければ、偏差VEは負極性となり、制
御系3は制御出力VMを減少させ、タービン流入
蒸気量を減らし、発電機出力を減少せしめ、結果
的にフイードバツク量VPを減少させ、指令値VS
と同じ値になるよう制御することになる。また、
フイードバツク量VPが指令値より小さければ、
偏差VEは正極性となり、上述の逆動作で、フイ
ードバツク量VPが指令値VSと同じ値となるよう
制御する。
ここで、電力変換器9,10は、制御系の最も
重量なフイードバツク量を検出、変換するもので
あり、システムの信頼性および稼動率を上げると
いう意味で2重化するものであるが、この2つの
信号をどう使うかということになると、従来は、
第2図あるいは第3図で示したようにスイツチま
たは高値優先のいずれかにより選択使用するもの
であつた。スイツチの場合には、ユーザーが任意
に選択使用し、選択使用側の電子変換器が不良と
なつた場合にはもう一方の電力変換器側にて切替
使用し、不良となつた電力変換器を修理する間も
継続して自動制御が可能なようにする目的である
が、この方式では実際に自動制御運転をしている
最中に故障が発生すると、制御に外乱を与え、且
つ、異常な制御出力を与えてしまうことになる。
また、別途異常検出機能を備え、異常時は自動制
御を除外したとしても、スイツチ111を切替え
再度自動にするまでの間は、システムの運転は運
転員が行なわなければならない。
いずれにしても正常な自動運転は望めない訳で
あり、このような不具合点を除いたのが、第3図
に示す高値優先器を使用したものである。即ち、
信号切替を高値優先器で行なうということは、信
号切替の自動化を行なうということであり、電力
変換器が異常となつた場合には自動的に正常な信
号側に切替ることとなる。
しかし、この高値優先器の場合には、フイード
バツク量の高い側の値を使用するということであ
り、常に高値側が優先されてしまうため、電力変
換器の故障のし方によつては異常時変換出力が高
い側に出てしまつた場合には、当然、異常な信号
を選択してしまうことになる。
従来、このような高値優先方式を取り入れるに
際しては、一般に電力変換器は高い値となるよう
な故障のし方は少ない、また仮に、高い値となる
ような故障となつても制御系としては発電機出力
を下げる方向、即ち、安全側に動作するというこ
とで割り切つた考え方ができる場合に限つて使用
していた。しかし、実際的にはこのような割り切
り方はなかなかできないことが多い。
更に、電力変換器が完全なる故障ではなく、信
号ラインにランダムに乗る誘導ノイズ等による高
値側のズレ等に到つては、高値優先方式では、そ
のままこれを取り込んでしまうため、安定した制
御を望むことができなかつた。
以上はフイードバツク信号V1,V2を2重化す
る場合について説明したが、制御器3を2個設け
て制御出力信号を2重化する等の場合も同様であ
る。
[発明の目的] 本発明は常に正常な方の信号を自動的に選択し
て出力することができる信頼性の高い信号2重化
装置を提供することを目的とする。
[発明の概要] このため、本発明は同一内容を表わす2つの信
号を入力し、通常時は高値を優先的に出力する
が、2つの信号に不一致が生じたときは、変化の
少ない方の信号を選択し、不一致が解消されるま
で、この信号を出力するようにしたことを特徴と
している。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例について説明するが、そ
の具体例を説明する前に予め信号の挙動について
考察を加えておく。
2つの信号のうち片側のみの異常を想定した場
合、その挙動は第4図に示すモードが代表的なも
のとして考えられる。このような場合、どちらの
信号が正常であるかは一目瞭然である。即ち、変
化していない側が正常である訳であるが、前述し
たように、2つの信号を選択切替するのに高値優
先器を使用した場合には、正しい側の信号を選択
するのは第4図bと第4図dのみである。他のケ
ースでは異常な信号がそのまま選択されることに
なる。このように高値優先器のみでは種々の信号
異常モードは判断できないが、第4図a〜fによ
れば、異常な信号の挙動ははつきりしている。反
ち、急激な変化をしていることが特徴である。こ
の信号変化を捕え、これを判断要素の1つとして
信号切替に用いることがまず第1に考えられる。
しかし、急激な信号変化があつたら異常であると
決めつけることはできない。例えば、第4図a〜
dで、急激な変化が生じた後の状態のみを見る
と、これも変化していない一定値であることか
ら、既に異常であるにもかかわらず、異常ではな
いということになる。このような状態において、
正常側の信号にひげ状ノイズ等が乗ると、もとも
と異常側(このときは一定値となつている)の信
号を選択してしまうことになるからである。
よつて、これらいずれのケースにおいても正常
なる信号を選択することができるようにする必要
がある。
以下、この要件を満足する本発明の一実施例に
係る信号2値化装置を第5図により説明する。第
5図において、1101は信号比較器であり、信
号V1とV2を比較し、その差(V1−V2)の絶対値
が設定器1100によつて設定された設定値αよ
り大きくなつたとき、接点1101aを閉じ、接
点1101bを開く。1102および1103は
微分器であり、信号V1,V2の変化率の絶対値を
演算し、結果をV3,V4として出力する。110
4および1105は変化率信号比較器であり、変
化率信号V3とV4を比較し、V3>V4のとき接点1
104aを閉じ、V4>V3のとき接点1105
aを閉じる。1106は高値優先器であり、入力
信号のうち高値の信号を出力する。1107およ
び1108はキープリレーであり、動作させる場
合は〓S”側、復帰させる場合には“R”側に信
号を与える。このキープリレー1107,110
8はそれぞれ、動作したとき閉じる接点「110
7a」,「1108」および開く接点「1107
b1,1107b2」,「1108b1,1108b2」を
有する。
以上の構成で、入力信号V1,V2が共に正常な
場合は、|V1−V2|≦aで信号比較器1101は
動作せず、従つて、接点1101aは開、接点1
101bは閉状態にある。また、このときは変化
率信号比較器1104,1105も動作せず、従
つて、接点1104a,1105aは共に開状態
にある。これにより、キープリレー1107,1
108は共にリセツトされ、従つて、接点110
7b1,1107b2,1108b1,1108b2
閉、接点1107a,1108aは共に開状態に
ある。この結果、入力信号V1,V2は高値優先器
1106により高値が選択されて出力される。
この状態で、入力信号V1が異常となり、第4
図のa,b,eに示すように変化したものとする
と、|V1−V2|>αで信号比較器1101が動作
し、接点1101aが閉、接点1101bが開と
なる。同時にV3>V4即ち|dV1/dt|>|dV2
dt|となつて、変化率信号比較器1104が動作
し、接点1104aが閉となる。これにより、キ
ープリレー1107がセツトされて接点1107
b1が開放され、正常な入力信号V2が高値優先器
1106を介して出力される。このとき同時に、
接点1107aが閉となることにより、警報表示
信号が出力され、オペレータに信号系の一方が異
常になつたことを知らせる。また、接点1107
b2が開となることにより、キープリレー1108
側の誤動作が防止される。
一方、入力信号V1の代りにV2異常となり、第
4図のc,d,fに示すように変化した場合は、
|V1−V2|>αとなつて、上述同様、信号比較
器1101が動作すると共に、今度はV4>V3
ち|dV2/dt|>|dV1/dt|となつて、変化率
信号比較器1105が動作する。これにより、接
点1101a,1105aが閉となつてキープリ
レー1108が動作し、接点1108b1を開く。
この結果、正常な入力信号V1が高値優先器11
06を介して出力されることとなる。また、接点
1108b2が開となつて、キープリレー1107
の誤動作を防止すると共に、接点1108aが閉
となつて警報表示信号を出力する。
次に、一旦いずれかのキープリレーが動作した
場合のリセツトのタイミングは、接点1101b
が閉じた時、即ち信号比較器1101が復帰した
ときであり、信号比較器1101が復帰するとい
うことは、2つの入力信号V1とV2はほぼ同一信
号レベルとなつたときであり、異常が復旧したと
きということである。
このように、|V1−V2|>αかつ|dV1/dt|
>|dV2/dt|でキープリレー1107を動作さ
せて接点1107b1を開く一方、|V1−V2|>α
かつ|dV1/dt|<|dV2/dt|でキープリレー
1108を動作させて接点1108b1を開くこと
により、2入力信号V1,V2の一方が第4図に示
す如き異常状態となつてもこれを確実に検知して
切り離し、常に正常な方の信号を高値優先器10
6を介して取り出すことができるようになる。従
つて、このように構成した信号2値化装置11を
例えば第1図のような制御系に取り込むことによ
り、システムは異常な信号を取り込むことなく、
常に正常な自動運転が継続維持できるようにな
る。
尚、上記実施例では信号2値化装置をリレー、
接点等を用いて構成したが、半導体素子を用いて
無接点化し得ることは言う迄もない。
[発明の効果] 従来方式の2値化信号選択は、運転保守員の判
断によるスイツチ切替または高値優先等の単純な
判断回路であり、信号の異常方向と、優先方向が
一致したような場合等を含め、制御に支障をきた
す事態はまぬがれなく、少なくとも自動運転を継
続できるような信号選択は不可能であつたが、本
発明によれば、異常時の信号突変方向に左右され
ることなく、常に正常な信号を取り出すことが可
能となる。
また、正常側が判断できるということはそのま
ま異常側を判断しているということであり、異常
となつた信号を警報表示することによつて、故障
発見、修理復旧の対応が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は閉ループ自動制御系の一例を示すター
ビン発電機出力制御系のブロツク図、第2図およ
び第3図は従来の信号2値化装置の構成説明図、
第4図は2重化信号の異常状態説明図、第5図は
本発明の一実施例に係る信号2値化装置のブロツ
ク構成図である。 1101……信号比較器、1102,1103
……微分器、1104,1105……変化率信号
比較器、1106……高値優先器、1107,1
108……キープリレー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同一内容を表わす2信号を入力して正常な方
    の信号を選択出力する信号2重化装置において、
    前記2入力信号の差が所定値以上あるか否か比較
    判定する信号比較手段と、前記2入力信号の変化
    率をそれぞれ算出する変化率算出手段と、前記算
    出された変化率の絶対値の大小を比較判定する変
    化率信号比較手段と、前記信号比較手段および変
    化率信号比較手段での判定結果に基づいて変化の
    少ない方の信号を選択して出力する出力手段とを
    備えていることを特徴とする信号2重化装置。
JP10844884A 1984-05-30 1984-05-30 信号2重化装置 Granted JPS60252904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10844884A JPS60252904A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 信号2重化装置

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JP10844884A JPS60252904A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 信号2重化装置

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JPS60252904A JPS60252904A (ja) 1985-12-13
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JP5983457B2 (ja) * 2013-02-19 2016-08-31 トヨタ自動車株式会社 倒立二輪車及びその制御方法

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