JPH0472070A - 銅ポリイミド基板およびこれを用いたプリント配線板の製造方法 - Google Patents

銅ポリイミド基板およびこれを用いたプリント配線板の製造方法

Info

Publication number
JPH0472070A
JPH0472070A JP18299990A JP18299990A JPH0472070A JP H0472070 A JPH0472070 A JP H0472070A JP 18299990 A JP18299990 A JP 18299990A JP 18299990 A JP18299990 A JP 18299990A JP H0472070 A JPH0472070 A JP H0472070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
substrate
polyimide resin
polyimide
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18299990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2622016B2 (ja
Inventor
Shuichi Ogasawara
修一 小笠原
Hidenori Kato
英規 加藤
Daizo Tomioka
富岡 大造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP2182999A priority Critical patent/JP2622016B2/ja
Publication of JPH0472070A publication Critical patent/JPH0472070A/ja
Priority to US07/863,512 priority patent/US5156732A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2622016B2 publication Critical patent/JP2622016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリイミド樹脂面の一部または全面に150℃
以上の長期に亘る高温処理に耐え、またはんだ付けなど
による熱衝撃にも充分に耐え得るような銅めっき被覆を
形成した銅ポリイミド基板およびこれを用いてプリント
配線板を製造する方法に関する。
(従来の技術) ポリイミド樹脂は優れた耐熱性を有し、また機械的、電
気的および化学的特性も他のプラスチック材料に比べて
遜色がないので、電気機器等の絶縁材料としてよく用い
られ、プリント配線板(PWB >、フレキシブルプリ
ント回路(FPC)、テープ自動ボンディング(TAB
 >実装等、このポリイミド樹脂上に形成された銅被膜
にフォトエツチングを施して製造される。
従来このようなPWB 、FPC、TAB用の素材とな
る銅ポリイミド基板は一般的にはポリイミド樹脂と銀箔
とを接着剤で貼り合わせるラミネート法が採られていた
。しかしながらこのラミネート法によって得られた基板
では銅被膜のエツチング処理やフォトレジストの剥離処
理に際して基板の銅被膜とポリイミド樹脂の界面に存在
する接着剤層に塩素イオンや硫酸イオン等の不純物が吸
着され、該基板上に形成された回路間隔が特に狭い場合
には絶縁不良などの障害を起こす恐れがあった。このよ
うな欠点を解消するためポリイミド樹脂表面に接着剤等
を介在させることなく直接的に金属層を形成させる方法
が検討されている。
この方法としてはポリイミド樹脂表面にスパッタリング
、イオンブレーティング、蒸着等によって直接金属層を
被着させる方法、ポリイミドの前駆体であるポリアミド
酸の溶液を金属膜上に塗布した後ポリアミドをイミド化
して基板を得る方法およびポリイミド樹脂表面に無電解
めっき法によって金属めっき層を形成する方法などが知
られている。
(発明か解決しようとする課題) これらの方法のうちポリイミド樹脂表面にスパッタリン
グ、イオンブレーティング、蒸着等により直接金属層を
被着させる方法では、ポリイミド樹脂表面に被着した銅
被膜中に残留応力が発生するために、さらに基板に熱処
理を施した場合にポリイミド樹脂と銅被膜層との界面に
応力が集中して銅被膜の密着性が著しく低下し、ときに
は被膜剥離を起こすこともあって問題があった。
また、従来しばしば金属被膜層の密着性を高めるなめに
スパッタリング、イオンブレーティング、蒸着等により
銅被膜を被着させたポリイミド樹脂を加熱することが行
なわれているが、この場合において銅がポリイミド樹脂
内に拡散して酸化銅の粒子となって析出し、基板の電気
的特性および機械的特性を著しく損なうといった問題も
発生する。
これらの問題を解決するためにポリイミド樹脂と銅被膜
との間にクロムまたはニッケル等による中間層を形成さ
せて3層構造としてこれに熱処理を加えることにより、
界面に集中する応力をこの中間層において吸収して銅被
膜の密着性の低下や剥離を防止するとともにポリイミド
樹脂中への銅の拡散による酸化鋼の析出を防止する方法
も提案されている。しかしながら、この方法によって得
られた基板を用いてサブトラクティブ法などによってパ
ターニングを行ない回路を形成させた場合、ポリイミド
樹脂上に形成する金属層には銅の他にクロムやニッケル
等の金属が含有されているので、銅を除去するために調
合された標準的なエツチング液で処理したときにクロム
やニッケル等の他金属が除去されずに残留し、満足な回
路の形成が行ない得ない。
また、金属層にクロム、ニッケル等が含有されると純銅
で形成された場合に比べて電気伝導性が劣り、このよう
な基板を電子材料部品として使用するときは著しく信頼
性が低下する。またさらにこのような方法によっても、
得られた基板をもとにTABを製造した場合に金属層の
密着強度はたかだか最高で44!b、/in、であり、
従来からTABやプリント配線板が求められている密着
強度である6j)b、/in、には及ばない。
また、基板形成法のうち金属膜上にポリイミドの前駆体
であるポリアミド酸溶液を塗布した後これをポリイミド
化することによって接着剤層を介さないで銅ポリイミド
基板を得る方法は米国特許第3682960号、第41
48969号および第4496794号等に開示されて
いるが、これらの方法によって得られな銅ポリイミド基
板は、ポリアミド酸がポリイミド化する際に脱水縮合反
応を伴うために基板の樹脂部分が著しく収縮して基板の
平滑性をなもつことがきわめて困難であり、また寸法安
定性に欠けるという問題がある。
さらにまなこの方法によって得られた基板のポリイミド
樹脂部は通常フィルム状で供給されるポリイミド樹脂に
比べて著しく機械的強度が低い。
これは上記方法にて得られるポリイミド樹脂の化学構造
が従来フィルム状で供給されるポリイミド樹脂の化学構
造と異なっており、金属層との接着性は改善されるもの
の伸び率等の機械的特性が劣るためである。またこのよ
うに銅膜上にポリアミド酸を塗布した場合に銅の一部が
アミド基と反応を起し樹脂部に拡散するために基板の電
気的特性も低下し、電子材料としての信頼性も十分でな
いという問題点もあった。
また、銅ポリイミド基板を得るための第3の方法はポリ
イミド樹脂表面に無電解めっきによって金属被覆を施す
方法である。この方法は通常ポリイミド樹脂表面にエツ
チング処理を施してこれに親水性を付与して、触媒とし
てパラジウム等を吸着させた後無電解めっきを施すもの
である。
米国特許第3767538号はこうした無電解めっきに
よる金属被覆を施した基板の製造法について述べられて
いる。この方法の特徴はポリイミド樹脂表面を硫酸と塩
酸の溶液により、もしくは砂等の微粒子を表面に機械的
に衝突させることによってエツチングし、必要な場合に
はさらに水酸化ナトリウムによるエツチングも加えてこ
れを加熱して水分を除去して、さらにこれをコロイド状
パラジツム浴に浸漬することによって触媒活性化処理を
する。しかる後ポリイミド樹脂表面に水蒸気透過性の連
続した銀めっき層を無電解めっきにより形成し、さらに
基板を水分除去のため150℃に加熱した後銀被膜上に
銅の電解めっきを施して銅ポリイミド基板を得るもので
ある。
しかしこの方法によって製造された基板の金属層の密着
強度の値について同等報告されていないし、さらに上記
方法ではポリイミド樹脂表面に直接銀被膜が形成されて
いるために、得られた基板を用いて製造されたTABテ
ープ等を電子部品として使用する場合、高温多湿の状態
下では銀がマイグレーションによる回路間の絶縁不良を
引き起す可能性があり信頼性に欠ける欠点を有する。
米国特許第3573973号にはポリイミド樹脂表面に
無電解めっきを施すことによって金属層を形成する他の
一方法が示唆されている。この方法はポリイミド樹脂表
面に触媒付与を施した後、めっきレジスト層を形成し、
ニッケルーリン合金を無電解めっきし、めっき層とポリ
イミド樹脂との結合を強化するために195℃の温度で
基板を加熱処理しその後これに銅を電解めっきするが、
またははんだ付けすることによって基板を得るものであ
る。
しかし報告された金属層の最大密着強度は非標準的試験
により、5.0 Jb、/in、であり、はんだ等の熱
衝撃に対する密着強度の安定性については触れられてい
ないが、これに関して問題を起こす可能性が十分考えら
れる。
特開昭63−259083号公報にはポリイミド樹脂表
面の一部または全部にニッケルおよびコバルトを無電解
めっきした後、その上に銅を電解めっきすることによっ
て、はんだ等の熱衝撃に耐え得る高い密着強度を持った
金属被膜をポリイミド樹脂上に形成する方法について述
べている。
この方法の特徴はポリイミド樹脂表面を82N(CH2
)nNh (nは2と6との間の整数)を持つアミンと
アルカリ金属水酸化物と水に溶解する構造を持ったアル
コールとを含有する水溶液でエツチングした後、触媒付
与を行なってニッケルおよびコバルトの無電解めっきを
行ない、最終的に銅の電解めっきを施すことにある。
この方法によって得られた基板の開示例における金属層
の密着強度はIPC−T)f−650f4ethod 
2.4.9As received )iethod 
Aにおいて10.01b、/in、であり、まなIPC
−丁M−850Method 2.4.9 After
 5olderfloat )lethod Cにおい
て5.Of!b、/in、であって、そこそこに満足し
得る密着強度を得ることができる。しかし上記方法によ
って得られた基板におけるニッケルおよびコバルトは塩
化鉄エツチング液によって最終的には除去できたと報告
されているが、該基板をTABテープに利用した場合に
リード幅およびリード間隔が狭くなると銅、ニッケルお
よびコバルトの塩化鉄に対する溶解度の違いからニッケ
ルおよびコバルト層を完全に除去できるまでに銅リード
はその形状を保持することができず、これを電子部品と
して組込んだときに信頼性に欠ける。また上記方法によ
って直接ポリイミド樹脂表面に銅の無電解めっきによる
銅層を形成した場合はIPC−TH−650Metho
d 2.4.9 After 5older fl−o
a、t Method Cにおいて銅層が剥離したこと
が示されており、最終的にポリイミド樹脂表面の一部ま
たは全部にはんだ等の熱衝撃に耐え得るような密着強度
を持った銅被膜を直接基板上に形成し得る技術は今日で
は確立されていないのが実情である。
またさらに上記の如くポリイミド樹脂に無電解めっきを
施した基板を使用し、これにパターニング処理を行なっ
て所望の幅の銅層を形成させ、しかる後に遊離シアン化
合物を含有する溶液を用いて銅層にめっきを施して配線
板を作成した場合には、銅層がポリイミド樹脂面から剥
離するという問題点も見出されている。
一方、最近IC,LSI等の集積度が高くなるのに従い
、IC1LSI等を基板に実装した場合に該基板に長時
間に亘ってIC1LSIから高熱が放射される事態が予
想されるようになり、該基板に対して長時間に亘る高熱
を加えた場合の基板特性の安定性が要求されるようにな
ってきた。
このような高温長時間の耐高温特性に対する基板の信頼
度は、しばしば該基板を150℃の大気中に1000時
間の保持を行なった後に基板の諸性性値の変化を調べる
ことによって判定される。
上記耐熱試験後の金属層の密着強度としては、例えばT
ABの場合においては1.0 Jb、/in、以上であ
ることが要求されているが、従来の基板においては耐熱
試験後の密着強度は0.5 lb、/in、以下に低下
することが判明しており、このことは基板が長時間に亘
って高温に曝された場合には、上記した要求値を満足し
ないばかりか、IC1LSI等が実装され該ICやLS
Iから放射された高熱が該基板に長期間に亘り加わった
場合に、該基板における金属層の密着度低下による剥離
を発生することが予想される。
本発明の目的は、樹脂表面の一部または全面にはんだ等
の熱衝撃に十分に耐え得るような高い密着強度を持った
銅被膜を無電解めっき法によって形成し、TAB等の電
子部品に使用した場合に電気的、機械的、熱的に十分な
信頼性を有し、さらに基板に長期間に亘り高熱に曝され
た場合においても金属層の密着強度が著しく低下するこ
とのない銅ポリイミド基板およびこれを用いたプリント
配線板を製造する方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は無電解めっき法によって得られた銅ポリイ
ミド基板においてはんだ等による熱衝撃に耐え得るよう
な高い密着強度を持った銅被膜が得られない原因につい
て種々研究を行なった結果、ポリイミド樹脂表面に従来
性なわれているような方法で無電解めっき前処理を施す
ときには、該表面に往々にして耐熱性の劣る変質層が形
成され、この状態の基板に無電解めっきを施した後はん
だ等による熱衝撃を加えるときは、この変質層部分また
はポリイミド樹脂と変質層との界面からめつき層の剥離
が発生し易くなること、またさらにこのような変質層は
基板を用いてプリント配線板等を製造する場合に使用さ
れる遊離シアンまたはシアン化合物により溶解されるの
で、これによっても基板表面からの金属層の剥離が助長
されること、この変質層を含む基板に適切な温度範囲で
熱処理を加えることによって、該変質層を熱的に強い構
造に改変することができることなどを見出した。
しかしながら、このようにして得られた基板はこのまま
で小容量の電子部品に利用することは充分可能であるが
、大容量電子部品に使用することによって長期間に亘り
高温の熱放射を受けた場合にはめつき界面からポリイミ
ド樹脂内に銅が拡散し、銅が拡散した樹脂内部あるいは
拡散した銅と樹脂の界面において剥離が起りやすいこと
、殊にこの銅の樹脂内への拡散は例えば基板を高温の大
気中で長期間保持するなど、酸化性雰囲気下で高温に曝
した場合に著しく助長されること、このような高温酸化
性雰囲気下でのポリイミド樹脂内部への銅の拡散は基板
のめっきを施す前工程であるエツチング工程において硫
酸などの特定薬品によるエツチング処理を行なって、ポ
リイミド樹脂表面に特殊な性質の親水性変質層を形成さ
せておいて、無電解めっき後に基板に熱処理を施すこと
により該親水性変質層を耐熱性を有し、且つポリイミド
樹脂内への銅の拡散を抑制するような構造に改質するこ
とによって大幅に低下させることができ、従って該基板
を大気中などの酸化性雰囲気中に高温で長期開墾しても
金属層の密着強度の著しい低下を防止することができる
ことなどを見出し、これらの知見に基いて本発明を完成
するに至った。
即ち、上2の問題を解決するための本発明の方法は、ポ
リイミド樹脂表面に銅の無電解めっきを施し、さらに必
要に応じてこれに引き続き銅の電解めっきを施すことに
よる銅ポリイミド基板の製造工程において、先ずポリイ
ミド樹脂表面にエツチング処理を施して親水性変質層を
形成し、触媒を付与した後、銅の無電解めっきまたは必
要に応じてこれに引き続き銅の電解めっきを施し、次い
で基板を120℃以上の温度で熱処理することによって
前記した親水性変質層をさらに耐熱性鋼拡散防止層に改
質させることを特徴とする銅ポリイミド基板の製造方法
およびこれを使用したプリント配線板の製造方法であり
、特にエツチングに際して硫酸を使用するか、またはエ
ツチング処理を2段に分けて行ない、第1段のエツチン
グ処理ではジアミンを使用し、第2段のエツチング処理
では水酸化第4アンモニウムを使用することによって、
エツチング処理によってポリイミド樹脂表面に形成され
る親水性変質層を無電解めっき後に施す熱処理によって
、優れた耐熱性と銀拡散防止性を有する層に変質させ、
これによって、大容量電子部品に使用する場合の銅ポリ
イミド基板乃至はこれを使用したプリント配線板の品質
を飛躍的に向上させることに成功したものである。
(作用) 一般に無電解めっき法によって銅ポリイミド基板を製造
するに際しては、めっきを施すに先立ってポリイミド樹
脂表面にめっき促進のための触媒を付与のためにエツチ
ング処理を施して樹脂表面を親水性にする必要がある。
ポリイミド樹脂に親水性を付与するために一般的に用い
られるエツチング液としては、ヒドラジン、エチレンジ
アミン等のアミン化合物、アルカリ金属の水酸化物水溶
液等のアルカリ性溶液およびエタノール等のアルコール
類を含有するものなどが挙げられる。
これは、ポリイミドが化学的に安定ではあるものの、ポ
リイミドを構成するイミド基がヒドラジン等の強還元剤
によって還元開裂し、またカルボニル基がアルカリによ
って加水分解されて、この部分のポリイミドが親水性の
あるカルボキシル基を含むポリアミド酸に分解されるな
ど、比較的容易にポリイミド表面を親水化し得るためで
ある。
このようにして形成された親水性を有する変質層はポリ
イミド自体に比べて耐熱性がかなり劣るが、本発明者等
の研究によればめっき後の基板に120〜420℃の温
度範囲で熱処理を施し、該変質層を脱水縮合して再度ポ
リイミド化すれば再び熱的に安定した構造に復元するこ
とができることが判かった。
しかしながら、このように無電解めっき後に熱処理を加
えた基板においても、基板を大気中で高温長期間に亘っ
て保持した場合には、基板における金属層の密着強度低
下が起ることが避けられなかった。
本発明者等の観察したところによると、上記のような問
題が発生するのはポリイミド樹脂表面の一部または片面
全面に金属層を形成した場合に限られ、ポリイミド樹脂
の表面の全部に金属層を形成した場合にはこのような問
題は発生しない。
また、ポリイミド樹脂表面の一部または片面のみに金属
層を形成した場合でも、基板を無酸素雰囲気中で加熱す
る場合には、例えば150℃の高温長期間の加熱保持を
行なっても基板における金属層の密着性低下は起らない
本発明者等はこのような問題を解明するために大気中で
150℃に1000時間保持した基板についてAESに
よりめっき界面の元素分布の観察をしたところ、めっき
界面から数百オングストロームの深さまで銅および酸素
が樹脂内に拡散していることが認められ、該基板につい
て金属層の剥離試験を行なったところ、剥離は銅が拡散
した樹脂の内部または銅の拡散した部分と非拡散部との
境界面から発生することが判かった。
以上のことから、無電解めっきにより得られた基板を熱
処理後高温の大気中に長期間保持すると、ポリイミド樹
脂表面の全体に亘って金属層を形成しない限り、ポリイ
ミドが酸素を透過しやすい構造を有しているところから
、酸素が基板の金属層によって覆われていない部分から
樹脂内に侵入してめっき界面に到り、銅とポリイミドと
の反応および銅の拡散を引き起こし、その結果基板にお
ける金属層の密着性を低下させるものと考えられる。
本発明は成る種のエツチング剤を用いてポリイミド樹脂
表面をエツチングによる親水性処理を施して得られた親
水性変質層は、無電解めっき後の熱処理を施すことによ
って熱的に安定な構造に改質されると同時に基板を大気
中に高温長期間保持しても銅の拡散を起し難いような構
造に改変することができるという新しい知見に基いてな
されたものである。
本発明の方法において、ポリイミド樹脂に親水性を付与
するために使用される好ましいエツチング剤の一つは硫
酸である。
本発明者等の研究によれば、ポリイミド樹脂を硫酸によ
ってエツチング処理して得られる変質層は、従来この種
の親水化処理に際して用いられる抱水ヒドラジンの還元
作用によって形成される変質層や、アルカリの加水分解
作用によって形成される変質層とは本質的に異なるもの
であり、硫酸エツチング処理による変質層が形成された
基板を120℃以上の温度で熱処理を施した場合には、
基板に優れた熱安定性を付与することができるとともに
、高温の大気中に長期間に亘って保持した場合において
も銅がポリイミド樹脂内部に拡散し難い構造を有するも
のに変化させることかできるのである。
従って、このような硫酸による親水化のためのエツチン
グ処理を施し、無電解めっき後に所定の温度で熱処理を
施した基板においては、これにはんだ等による熱衝撃を
加えた場合においても金属層に剥離を生ずることがなく
、また金属層の密着強度はIPC−T)l−650Me
thod 2.4.9 As receivedMet
hod Aにおいて平均9.5 ib、/in、であり
、またIPC−T’S−650Method 2.4.
9 After 5older float)1eth
od CにおGtル平均値(i8.4 i)h、/in
、 トキbメて高い値を示し、また該基板を150℃の
大気中に1ooo時間の保持を行なった後における金属
層の密着強度においてもなお3、OJb、/in、以上
の高い値が維持されるので、これを使用して製造された
TAB等の電子部品は要求される値を充分に満足するこ
とができるのである。
上記した硫酸エツチング処理に使用される硫酸濃度は3
0%以上、好ましくは80重量%以上であることが望ま
しい。硫酸濃度が30重量%未満であるときは、処理に
際して加温してもポリイミド樹脂に親水性を付与するこ
とが難しい。硫酸濃度が3゜〜80重量%の間であれば
処理温度を50℃程度に上げるか、室温においてごく長
時間の処理を行なうことによって、ポリイミド樹脂に親
水性を付与することが可能となり、さらに硫酸濃度が8
0重量%以上となると室温においても短時間の処理でポ
リイミド樹脂表面に十分親水性を付与することができる
ようになる。
また本発明におけるポリイミド樹脂の親水化処理の他の
好ましい実施態様においては、エツチング処理を2段に
分けて行ない、第1段のエツチング処理においては一般
式H2N(CH2)nNHt (nは2から6まで゛の
整数)で表わされるジアミンまたはその水和物で行ない
、さらに第2段のエツチング処理を一般式、 (式中、R1およびR2は各々1〜4個の炭素原子を持
つアルキル基、R3は1〜18個の炭素原子を持つアル
キル基または1〜18個の炭素原子を持つアルケニル基
、R4は1〜18個の炭素原子を持つアルキル基、1〜
18個の炭素原子を持つアルケニル基、ベンジル基およ
びアルキル部分が1〜18個の炭素原子を持つアルキル
ベンジル基からなる群から選ばれたものである)で表わ
される水酸化第4アンモニウムを含む溶液を使用して行
なうものである。
勿論この場合においても基板に無電解めっきを施した後
に熱処理を施すことによってさきに述べた硫酸による親
水化処理を施した場合と同様優れた耐熱性と銅の拡散防
止効果発揮するものであることは言うまでもない。
なお、このようにエツチングを2段に分けて行なう理由
は、第1段のエツチング処理によってポリイミド樹脂と
化学的に親和性の高い低分子のジアミンがポリイミド樹
脂の内部に浸透してポリイミドのポリマーとしての化学
的結合を不安定なものとするが、第2段のエツチング処
理によって、その化学的に不安定となった部分を水酸化
第4アンモニウムの如き弱アルカリによって加水分解し
て、最終的に容易にポリイミド樹脂表面を微細な凹凸面
を有する親水化状態とすることができるからである。
この場合第1段のエツチング液と第2段のエツチング液
とを混合してポリイミド樹脂のエツチング処理を行なっ
ても、両液の作用が相殺されてしまうので本発明の効果
は得られない。
またヒドラジンなどの強還元剤を用いてエツチング処理
を行なった場合には前述したように基板を高温酸化性雰
囲気下に曝すと金属層の密着強度の著しい低下を招く。
上記した2段エツチング処理を施した後、無電解めっき
を施し、さらに本発明による所定の温度での熱処理を施
して得られた基板は、硫酸によるエツチング処理を施し
たものと同様、基板にはんだ等による熱衝撃を加えても
金属層の剥離を生ずることがない。
また、熱処理後における金属層の密着強度はIPC−T
M−650Method 2.4.9 As rece
ived Method^において平均8.Of!b、
/in、であり、またIPC−TM−650Metho
d 2.4.9 After 5older floa
t Method Cにおける平均値は7.4 lb、
/in、ときわめで高い値を示し、また該基板を150
℃の大気中に1000時間の保持を行なった後における
金属層の密着強度においてもなお4.Oib、/in、
以上の高い値が維持されていて、これはTAB等の電子
部品に要求される値を十分満足するものであり、また信
頼性も十分高い。
この2段エツチング処理の第1段において使用される一
般式HJ(CH2)nNHzで表わされるジアミンのn
値は2から6までの整数値をとるものがよいが、その理
由は、ジアミンは低分子量に近づくほどポリイミドとの
親和性が高くなり、エツチングが容易になるためで、n
が7を超えるものはポリイミドとの親和性に乏しく十分
なエツチング効果が得られないからである。
また、第2段のエツチング処理において使用される前記
した一般式で表わされる代表的な水酸化第4アンモニウ
ムとしては、次に示すような化合物、即ち水酸化テトラ
メチルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム
、水酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブ
チルアンモニウム、水酸化ベンジルトリメチルアンモニ
ウム、水酸化フェニルトリメチルアンモニウム、水酸化
ドデシルトリメチルアンモニウム、水酸化オクタデシル
トリメチルアンモニウム、水酸化ドデシルトリエチルア
ンモニウム、水酸化オクタデシルトリエチルアンモニウ
ム、水酸化ドデシルトリプロピルアンモニウム、水酸化
ベンジルジメチルオクタデシルアンモニウム、水酸化p
−ドデシルベンジルトリメチルアンモニウムなどが挙げ
られ、エツチング液はこれらの水溶液あるいはアルコー
ル溶液の形態で用いることが好ましい。
このようにしてエツチング処理を施したポリイミド樹脂
はその表面にめっき促進のための触媒を付加し、無電解
めっきした後に熱処理を施すものであるが、この熱処理
は前記したようにエツチング処理によって生じた親水性
変質層の化学構造を再改貫する目的でおこなわれるもの
であって、無電解めっきにおいて一般的に行なわれてい
る水分の除去を目的とする70〜150℃における加熱
とは本質的に異なるものである。
即ち、本発明の熱処理は変質層を熱的に安定でさらに高
温酸化性雰囲気下に長期間保持しても銅の拡散が起り難
い構造に改変するために行なうものであって、このため
に必要な適正温度は熱処理方法によって異なり、例えば
真空加熱炉を用いて加熱処理する場合には120℃以上
の温度、好ましくは150℃以上の温度が必要であり、
また通常の加熱炉を用い、大気中の不活性ガス雰囲気中
で加熱処理する場合には250℃以上の温度が必要であ
る。
熱処理温度がこれらの温度より低い場合には前記変質層
の改変が起り難いが、一方高温での長時間の熱処理はポ
リイミド樹脂の化学構造の分解を引き起こしポリイミド
樹脂自体の持つ優れた緒特性が劣化する。例えば、該基
板を460℃に保持した窒素雰囲気の加熱炉で熱処理す
る場合においては、15分以内の熱処理ではポリイミド
樹脂に化学的変化が起らず、緒特性の変化は見られない
が、15分以上の熱処理を行なうときはポリイミド樹脂
の化学構造が分解を開始し、該基板の機械的、電気的特
性が劣化するためにこれを電子部品として用いた場合の
信頼性が低下してしまう。
このように熱処理の条件は、熱処理法の種類、加熱温度
、および加熱時間、等において相互に密接に交絡した関
係を有するために一部に定めることができず、実施に際
して予備実験等により熱処理条件を求めておくことが望
ましい。
本発明において適用されるポリイミド樹脂は、ポリアミ
ド酸のアミド基とカルボキシル基を熱的あるいは化学的
に脱水縮合することによりイミドVヒしたものであれば
よく、例えば次の化学式を持つKapton (デュポ
ン(社)の商標)型のものや、次の化学式を持つUpi
lex S (宇部興産(社)の商標)型のものなどで
ある。
本発明において熱処理を行なう工程はポリイミド樹脂に
対し所望されるめっきの部位によって異なる。即ちポリ
イミド樹脂表面の一部にめっきを施す場合には、本発明
による熱処理は無電解めっき後、あるいはそれに引き続
き行なわれる電解めっき後のどちらでも構わない。これ
は熱処理によって発生する水蒸気がめっきを施していな
いポリイミド樹脂表面から透過逸出するため、めっき界
面の膨れやめつき層の剥離が起らないからである。
一方ポリイミド樹脂の全面にめっきを施す場合には無電
解めっき後乃至は5μm以下の薄い電解めっき層が形成
された段階で熱処理を施す必要がある。これはポリイミ
ド樹脂表面の全面に銅めっき層を5μmを超えて形成し
た後に熱処理を施した場合には、熱処理によって発生し
た水蒸気が銅被膜を透過しきれないためにめっき層の界
面で膨れを生じたり、めっき層の薄利を起こしたりする
危険性があるからである。
また、本発明において行なわれる熱処理は無電解めっき
基板の製造工程において実施せずに、この基板を利用し
て製造される各種のプリント配線板の製造工程において
実施することもできる。即ち通常このようなプリント配
線板は無電解めっき法によって得られた銅ポリイミド基
板をバターニング処理によって所望の幅の金属層が形成
されるようにパターン化を行なった後、遊離シアンまた
はシアン化合物含有液を用いて該金属層をめっきするこ
とによって得られるのであるが、このようにして得られ
た配線板において往々にして基板面から金属層が剥離す
る現象が見られ、製品の信頼性を損なっていた。本発明
者等はこの現象についても究明を行なった結果、この現
象はパターニング処理によって無電解めっき前処理によ
って形成されたポリイミド樹脂の変質層が基板面に露出
し、これがシアンまたはシアン化合物含有液によって溶
解されるため基板表面金属層の被着状態が不安定となっ
て剥離を生ずるものであることが確認された。
従ってシアン液を用いて基板にめっきを施す前に基板に
120〜420℃の温度範囲で熱処理を施すことによっ
て、前記変質層をイミド化し遊離シアンまたはシアン化
合物に溶解し難いものに変質させれば、基板金属層の剥
離現象を防止することができる。
また、本発明においては熱処理雰囲気も特に限定される
ものではない。即ち大気中、不活性ガス中または真空中
の何れの雰囲気下においても同等の成果を得ることがで
きる。しかし、大気中における長時間の熱処理は基板に
おける銅のポリイミド樹脂中への拡散が徐々に進行し、
その結果基板に対する金属層の密着強度の低下を招くこ
と、また銅層の酸化が起り易くなることなどから、無酸
素雰囲気下での熱処理が最も推奨される。
(実施例) 次に本発明の実施例について述べる。
なお、本実施例においては、 A、実施例1〜実施例19において、ポリイミド樹脂氾
工・・チングに硫酸を使用した場合の基板の特性および
この基板を使用してTABテープを作成した場合の該テ
ープの特性について、比較例1〜4と対比して示し、ま
た、 B、実施例20〜実施例40において、ポリイミド樹脂
のエツチングを2段に分けて行ない、第1段のエツチン
グをジアミンにて第2段のエツチングを水酸化第4アン
モニウムにて行なう場合の基板の特性およびこの基板を
使用してTABテープを作成した場合の該テープの特性
について、比較例5〜9と対比して示した。
A、ポリイミド  のエツチング   にて tj場令
実施例1 東し・デュポン(社)製にapton 20OH型のポ
リイミド樹脂フィルム30cm X 30an試料の片
面をシールして、90重量%の硫酸を含有する25℃の
水溶液に1分間浸漬してエツチング処理を施し、水洗後
奥野製薬(社)製0PC−80キャタリストMを使用し
て25℃で5分間の触媒付与処理を施し、充分に水洗を
した後奥野製薬(社)製0PC−555アクセレーター
を使用して25℃で7分間の促進処理を行なった。さら
に水洗後20℃で2分間フィルム表面の乾燥を行なった
。以上の前処理を行なった後、以下に示す条件で銅の無
電解めっきを行なった。
(浴組成) CuSO4・5H20: 10g/l EDTA−2Na    :30g/J)37%HCH
O: 5+J!/J2 ジピリジル   :10■/β PEG #1000    : 0.5 g/lQ(め
っき条件) 温  度     :65℃ 攪  拌    :空 気 時  間     :5分間 得られた無電解銅めっき被膜厚さは0.2μmであった
その後、該基板を真空加熱炉に静置して真空度io−’
torrにおいて昇温速度10℃/分で昇温し、400
’Cに1時間の熱処理を施した後、室温まで冷却dた。
さらに該基板を以下に示す条件にて銅の電解めっきを施
した。
(浴組成) CuSO4・5H20: 80g/N H2SO4: 150 g/Ω (電解条件) 温  度     :25℃ 陰極電流密度  : 3A/dm2 撹  拌    :空気およびカソードロッカー 時  間     :1時間 得られた基板の銅被膜の厚さは35μmであって、その
密着強度はIPC−TH−650Method 2.4
.9 AS re−ceived Method Aに
おける平均値は9.8 lb、/in。
て゛あり、また、IPC−丁M−650Method 
2.4.9 After 5older float 
)fethod Cにおける平均値は8.2f!b、/
in、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.5 lb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されることが確認された
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性を有するものであることを示すも
のである。
実施例2 ポリイミド樹脂を東し・デュポン(社)製のKapto
n 100H型のポリイミド樹脂フィルムとした以外は
実施例1−と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成した
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)!−6
50Method 2.4.9 As receive
d )Iethod Aにおいて平均9.0 fb、/
in、であり、また、IPC−TH−650Meth−
od 2.4..9 After 5older fl
oat Method Cにおいて平均7.5 fb、
/in、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.2 lb、/in、であった。
まな該基板の場所による密着強度の違いは侃かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例3 ポリイミド樹脂を東し・デュポン(社)製のにaptO
n 500H型のポリイミド樹脂フィルムとした以外は
実施例1と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)l−6
50Method 2.4.9 AS receive
d Method Aにおいて平均9.9j!b、/i
n、であり、また、IPC−TH−650Heth−o
d 2.4.9 After 5older floa
t Method Cにおいて平均8.5 Jb、/i
n、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中にi ooo時間保
持した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値
は3.6 j!b、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かでありて
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例4 ポリイミド樹脂を東し・デュポン(社)製のにat)t
on 20OV型のポリイミド樹脂フィルムとした以外
は実施例1と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成した
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9^S received 
)lethod Aにおいて平均9.84!b、/in
、であり、また、IPC−T)f−650Heth−o
d 2.4.9 After 5older floa
t Method Cにおいて平均8.21tb、/i
n、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中にi ooo時間保
持した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値
は3.4 lb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例5 ポリイミド樹脂を宇部興産(社)製のUpilex50
ss型のポリイミド樹脂フィルムとした以外は実施例1
と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9^s received 
Method Aにおいて平均10.2j!b、/in
、であり、IPC−TH−650Method2.4.
9 After 5older float Meth
od Cにおいて平均8.6 lb、/in、であった
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
5.61Fb、/in、であった。
また該基板の場所による銅被膜の密着強度の違いは僅か
であって、はぼ均一なめつき被膜が形成されていること
が確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例6 ポリイミド樹脂を鐘淵化学工業(社)製のNPI30型
ポリイミド樹脂フイルムとした以外は実施例1と同様な
手順で銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおイテ平均9.81)b、/in
、て′あり、また、IPC−丁M−650Heth−o
d 2.4.9 After 5older floa
t Method Cにおいて平均7.9 Jb、/i
n、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.6 iPb、/in、であった。
また該基板の場所による銅被膜の密着強度の違いは僅か
であって、はぼ均一なめつき被膜が形成されていること
が確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例7 実施例1と同様のポリイミド樹脂フィルムを使用して、
その片面をシールせずにポリイミドフィルム全面に実施
例1と同様の手順で銅被膜の形成と熱処理とを行なって
銅ポリイミド基板を作成し、た。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9 AS received
 )fethod Aにおいて平均7.8 fb、/i
n、であり、また、IPC−TH−650Heth−o
d 2.4.9 After 5older floa
t Method Cにおいて平均6.7 flb、/
in、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
5.8fb、/in、であった。
また該基板の場所による銅被膜の密着強度の違いは僅か
であって、はぼ均一なめつき被膜が形成されていること
が確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例8 ポリイミド樹脂フィルム表面のエツチングを30重量%
の硫酸を含む水溶液を用いて50℃で5分間行なった以
外は実施例1と同様の型のポリイミド樹脂フィルムを使
用し、実施例1と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成
した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)!−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均8.6 lb、/i
n、であり、またIPC−T)f−650)1etho
d2.4.9 After 5older float
 Method Cにおいて平均6.8 Ilb、/i
n、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.Oflb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例9 ポリイミド樹脂フィルム表面のエツチングを98重量%
の硫酸を含む水溶液(濃硫酸)を用いて室温で10秒間
行なった以外は実施例1と同様の型のポリイミド樹脂フ
ィルムを使用し、実施例1と同様の手順で銅ポリイミド
基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均11.2Ilb、 /
 i n、て′あり、またIPC−丁M−650Met
hod2.4.9 After 5older flo
at Method Cにおいて平均9.7 lb、/
in、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.Oib、/+n、であツタ。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例10 ポリイミド樹脂フィルムの全面に無電解めっきを施した
後に該表面に厚さ5μmの銅の電解めっきを施し、その
後これに熱処理を加えた以外は材料、手順ともに実施例
7と同様にして銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.L9 As received 
Method Aにおいて平均6.9 lb、/in、
であり、またIPC−TH−650t4ethod2.
4.9 After 5older float Me
thod Cにおいて平均6.4 flb、/in、で
あった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
5.0 fb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例11 無電解めっき後の熱処理を行なわず、厚さ35μm17
)銅の電解めっき被膜を形成させた後に熱処理を行なっ
た以外は材料、手順ともに実施例1と同様にして銅ポリ
イミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TI(−6
50Method 2.4.9 As receive
d )lethod Aにおいて平均9.411b、/
in、であり、またIPC−TM−650Method
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均7.8 flb、/in
、であツタ。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.0 lb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例12 熱処理を施すに際して真空加熱炉の昇温速度を30℃/
分とし、420’Cにて1時間の加熱を行なった以外は
実施例1と同様の材料、手順により銅ポリイミド基板を
作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9^S received 
Method Aにおいて平均10.4Jb、/in、
であり、また、IPC−TH−650Net−hod 
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均8.211b、/in、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1ooo時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.8 lb、 /in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTM8等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例13 熱処理を施すに際して真空加熱炉の昇温速度を20℃/
分とし、150℃にて24時間の加熱を行なった以外は
実施例1と同様の材料、手順により銅ポリイミド基板を
作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)l−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均8.4 Jb、/i
n、であり、またIPC−T)l−650Method
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均7゜4 lb、/in、
 テあツタ。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.0 lb、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は偏かであって、はぼ均一なめつき被膜が形成されてい
るのが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例14 熱処理を250℃にて12時間行なった以外は実施例1
と同様の材料、手順で銅ポリイミド基板を作成しな。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均8.51b、/in、
であり、またIPC−T)l−650Method2、
4.9^fter 5older float Met
hod Cにおいて平均7.24!b、/in、であっ
た。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.2 Rb、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は僅かであって、はぼ均一なめつき被膜が形成されてい
ることが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例15゛ 熱処理を400℃の窒素雰囲気に保持した加熱炉中で行
なった以外は実施例1と同様の材料、手順で銅ポリイミ
ド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
014ethod 2.4.9^s receiVed
 Method^において平均10.6ib、/in、
であり、また、IPC−TH−650Het−hod 
2.4.9 After 5older float 
)tethod Cにおいて平均7.4 ib、/in
、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.5 lb、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は僅かであり、はぼ均一なめっき被膜が形成されている
ことが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例16 熱処理を400℃の大気雰囲気中に保持された通常の加
熱炉中で行なった以外は実施例6と同様の材料、手順で
片面に銅被膜を形成した銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9^s received 
Method Aにおいて平均8゜7 lb、/in、
であり、また、IPC−丁M−650Net−hod 
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均7.2 lb、/in、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1ooo時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定しなところ、その値は
3.1 lb、 /in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は僅かであって、はぼ均一にめっき被膜が形成されてい
ることが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例17 熱処理を480℃の窒素雰囲気に保持した加熱炉中で5
分間行なった以外は実施例1と同様の材料、手順で銅ポ
リイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−丁)1−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均10.11!b、 
/ i n、て°あり、また、IPC−TM−650H
et−hod 2.4.9 After 5older
 float Method Cにおいて平均7.t6
 f!b、/in、であった。
さらに、該基板を15(>℃の大気中で1000時間保
持した後、銅被膜の密着強度を測定しなところ、その値
は3.9 f!b、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は価かであって、はぼ均一にめっき被膜が形成されてい
ることが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例18 実施例1と同様の材料、手順で作成した銅ポリイミド基
板を用い、以下の工程によってTABテープを製造した
。即ち、先ず得られた基板の銅被膜上にネガ型フォトレ
ジストを厚さ40μmに均一に塗布し、70℃で20分
間乾燥しな。その後インナーリード部においてリード幅
70Atm 、リード間隔60μmのリードが形成され
るように基板上にマスキングを施し、フォトレジスト層
に1000 mJ 1cn2の紫外線を照射した後レジ
スト層の現像を行なった。
その後露出しな銅の無電解めっき被膜上に以下に示す条
件で銅の電解めっきを行なった。
(浴組成) CtJSO4・5H20: 80g/1112304 
     + 180 g/IJ(電解条件) 温  度     :25℃ 陰極電流密度  : 3A/dm2 攪  拌    :空気およびカソードロッカー 時  間     :1時間 その後レジスト層の剥離除去を行ない、露出した無電解
めっき銅被膜を電解めっき銅被膜をマスクとして20重
量%塩化第2銅水溶液を用い25℃で1分間の剥離処理
を行なった。
その後肢基板の全面にゴム系フォトレジストを厚さ5μ
mに均一に塗布した後、デバイスホール開孔用のマスク
を銅リードがデバイスホール内に位置するようにしてポ
リイミド樹脂とゴム系フォトレジストとによって構成さ
れた面に位置合せしてフォトレジスト層の露光および現
像を行ない、しかる後肢基板を40℃の抱水ヒドラジン
溶液に15分間浸漬してポリイミド樹脂の溶解を行なっ
た後、ゴム系フォトレジストの剥離を行なった。
以上の工程を経ることによってリード厚さ35μm、リ
ード幅70μm、リード間隔70μmの銅リード部を持
つTABテープを得ることができた。
このTABテープを電子部品として使用した場合電気的
、機械的、耐熱性に優れているばかりでなく、長期間に
亘る熱的安定性においても充分tこ信頼し得るものであ
り、その製造に際しては銅層の剥離等の問題もなく安定
した製造を行なうことができた。
実施例19 実施例18において熱処理を銅ポリイミド基板製造工程
中にて行なわずに、次工程の銅リード部の回路形成を行
なった基板に対して400’Cに保持した窒素ガス雰囲
気加熱炉中で1時間の加熱保持をすることによって行な
い、その後肢基板の銅層上にシアン化金カリウムを17
g/、f!の濃度で含有するエヌ・イー・ケムキャット
(社)製金メツキ液N−44を用いて以下の条件で金め
つきを行なった。
(めっき条件) 温  度     ニア0℃ 陰極電流密度  :IA/c1m” 攪  拌     :カンードロッカー時  間   
  :9分間 得られたTABテープの基板上におけるめっき層の剥離
は生ぜず、このTABテープは電気的、機械的には勿論
のこと、短期、長期の熱的特性にも優れているので電子
材料として十分に信頼性のあるものである。
なお実施例18および本実施例においてはTABテープ
の製造法について述べたが、これとほぼ同様な製造工程
を有する他の回路配線板、例えば、プリント配線板、フ
レキシブルプリント回路等の種々の電子部品の製造への
実施についても同様に優れた効果を発揮し得ることが確
認されている。
比較例1 ポリイミド樹脂表面のエツチングを50重量%の抱水し
ドラジン水溶液を用い、室温で2分間処理した以外は実
施例1と同様の材料、手順で銅ポリイミド基板を作成し
た。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均9.2 lb、/in
、であり、またIPC−TH−650Method2.
4.9 After 5older float Me
thod Cにおいては平均7.6 lb、/in、で
あった。
しかし、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
0.8 Jb、/in、に低下した。
従ってこの基板を用いてTAB等の電子部品を作成した
場合、長期に亘る熱履歴に対する信頼性に欠けるという
問題を有することが判かった。
比較例2 無電解めっき後の熱処理は行なわず、その他は実施例1
と同様の材料、手順で銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)l−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均5.8 lb、/i
n、であり、またIPC−TH−650Method2
、4.9^fter 5older float Me
thod Cにおいては平均0.9 lb、/in、で
あった。
従ってこの基板を用いてTAB等の電子部品を作成した
場合、リードとIcとのボンディングを行なうに際して
該基板からリードが剥離する可蛯性があるため、使用に
際しての信頼性に欠けるという問題があることが判かっ
た。
比較例3 無電解めっき後の熱処理を大気中において20℃で24
時間行なった以外は実施例1と同様の材料、手順で銅ポ
リイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0)1ethod 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均5.8 Jb、/i
n、て゛あり、またIPC−丁M−650Method
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいては該基板より銅被膜の剥離を
生じた。
従ってこの基板はTAB等の電子部品として使用するこ
とができないことが判かった。
比較例4′ 無電解めっき後の熱処理を大気中で430℃にて30分
間行なう以外は実施例1と同様の材料、手順にて銅ポリ
イミド基板を作成した。
得られた基板はポリイミド樹脂の一部が炭化していた。
よってこのような高温での熱処理を施した基板はTAB
等の電子部品への使用はできないことが判かった。
実施例20 東し・デュポン(社)製にapton 20OH型のポ
リイミド樹脂フィルム30au X 30cn試料の片
面をシールし、25℃のエチレンジアミンに5分間浸漬
して第1段のエツチング処理を施し、水洗後20重量%
の水酸化テトラエチルアンモニウム水溶液に5分間浸漬
して第2段のエツチング処理を施しな後充分に水洗し、
奥野製薬(社)製0PC−80キャタリストMを使用し
て25℃で5分間の触媒付与処理を施し、再び水洗をし
た後奥野製薬(社)製0PC555アクセレーターを使
用して25℃で7分間の促進処理を行ない、これを充分
に水洗をした。以上の前処理を行なった後片面に施した
シールを除去し、以下に示す条件で銅の無電解めっきを
行なった。
(浴組成〉 CuSO4・5M20  : 10g、/J)EDTA
 ・2Na    : 30g/、1)37%HCHO
: 5J/、1! ジピリジル   ;10■/ρ PEG #1000    : 0.5 g/、1)(
めっき条件) 温  度     :65℃ 攪  拌     :空 気 時  間     :5分間 得られた無電解銅めっき被膜厚さは0.2μmであった
その後、該基板を真空加熱炉に静置して真空度io ’
torrにおいて昇温速度10’C/分で加熱し、40
0℃に一時間の熱処理を施した後、室温まで冷却した。
さらに該基板を以下に示す条件にて銅の電解めっきを施
した。
(浴組成) CuSO4−5H20: 80g/1 H2sO4: 150 g/fJ (電解条件) 温  度     :25℃ 陰極電流密度  :3A/dm2 攪  拌    ;空気およびカソードロッカー 時  間     :1時間 得られた基板の銅被膜の厚さは35μmであって、その
密着強度はIPC−T)l−650)1ethod 2
.4.9 As re−ceived Method 
Aにおいて平均は8.0 lb、/+n、であり、また
、IPC−TM−650Method 2.4.9 A
fter s。
−der float )fethod Cにおいて平
均7.4f!b、 / i n。
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.3 job、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜か形成されることが確認された
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性を有するものであることを示すも
のである。
実施例21 ポリイミド樹脂を東し・デュポン(社)製のKal)t
on 100H型のポリイミド樹脂フィルムとした以外
は実施例20と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成し
た。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均7.8 Jb、/in
、であり、また、IPC−TM−650Het−hod
 2.4.9 After 5older float
 Method Cにお0て平均7.1 lb、/In
、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.0 job、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されて1)ることか確認
された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例22 ポリイミド樹脂を東し・デュポン(社)製のKapto
n 500H型のポリイミド樹脂フィルムとした以外は
実施例20と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成した
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)l−6
50Method 2.4.9 AS receive
d )lethod Aにおいて平均8.4 lb、/
in、であり、またIPC−T)l−650Metho
d2.4.9 After 5older ftoat
 Method Cにおいて平均7.6 lb、/in
、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
15 f!b、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例23 ポリイミド樹脂を東し・デュポン(社)製のKapto
n 20OV型のポリイミド樹脂フィルムとした以外は
実施例20と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成した
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)!−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均8.2 Jb、/i
n、て゛あり、またIPC−丁M−650Method
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均7.5 lb、/in、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.4 Jb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめっき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例24 ポリイミド樹脂を宇部興産(社)製のUpileX50
SS型ポリイミド樹脂フィルムとした以外は実施例20
と同様な手順で銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 !4ethod Aにおいて平均8.611b、/i
n、であり、またIPC−1M−650)1ethod
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均7.7 ib、/in、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
5.8 j)b、/in、であった。
また該基板の場所による銅被膜の密着強度の違いは僅か
であって、はぼ均一なめっき被膜が形成されていること
が確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例25 ポリイミド樹脂を鐘淵化学工業(社)製のNPI30型
ポリイミド樹脂フイルムとした以外は実施例20と同様
な手順で銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均8.31)b、/in
、であり、またIPC−TH−6501ethod2.
4.9 After 5older float )i
ethod Cにおいて平均7.6 lb、/in、で
あッf、H0さらに、該基板を150℃の大気中に10
00時間保持した後、銅被膜の密着強度を測定したとこ
ろ、その値は4.4 ib、/in、であった。
また該基板の場所による銅被膜の密着強度の違いは保か
であって、はぼ均一なめつき被膜が形成されていること
が確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例26 実施例20と同様のポリイミド樹脂フィルムを使用して
、その片面をシールせずにポリイミドフィルム全面に実
施例20と同様の手順で銅被膜の形成と熱処理とを行な
って銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均7.5 lb、/+n
、であり、またIPC−丁M−650Method2.
4.9 After 5older float Me
thod Cにおいて平均6.5 fb、/in、であ
った。
さらに、該基板を150℃の大気中に1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
5.9 lb、/in、であった。
また該基板の場所による銅被膜の密着強度の違いは僅か
であって、はぼ均一なめっき被膜が形成されていること
が確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例27 ポリイミド樹脂フィルム表面を25℃のエチレンジアミ
ン−水和物に10分間浸漬して第1段のエツチング処理
を施した後水洗し、次に濃度20重量%の水酸化テトラ
メチルアンモニウム水溶液に25℃で5分間浸漬して第
2段のエツチング処理を施した以外は実施例20と同様
の型のポリイミド樹脂フィルムを使用し、実施例20と
同様の手順で銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9 As received
 )lethod Aにおいて平均7.9 j2b、/
in、であり、またIPC−T)l−650Metho
d2、L9 After 5older float 
Method Cにおいて平均7.(H!b、/印、て
゛あった。
さらに、該基板を150’Cの大気中で1000時間保
持した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値
は4.0 Jb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例28 ポリイミド樹脂フィルム表面を25℃のエチレンジアミ
ンに5分間浸漬して第1−段のエツチング処理を施した
後水洗し、濃度10重量%の水酸化テトラブチルアンモ
ニウム水溶液に50℃で5分間浸漬して第2段のエツチ
ング処理を施した以外は実施例20と同様の型のポリイ
ミド樹脂フィルムを使用し、実施例20と同様の手順で
銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均7.2 Jb、/in
、て′あり、またIPC−王!4−650 Metho
d2.4.9 After 5older float
 Method Cにおいて平均6.8 Ab、/in
、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.0 lb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例29 ポリイミド樹脂フィルム表面を25℃のエチレンジアミ
ン−水和物に10分間浸漬して第1段のエツチング処理
を施した後水洗し、次に濃度40重量%の水酸化ベンジ
ルトリメチルアンモニウム水溶液に50℃で10分間浸
漬して第2段のエツチング処理を施した以外は実施例2
0と同様の型のポリイミド樹脂フィルムを使用し、実施
例20と同様の手順て銅ポリイミド基板を作成しな。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 )fethod Aにおいて平均7.6 fb、/i
n、であり、またIPC−TH−650)1ethod
2.4.9 After 5older float 
)Iethod Cにおいて平均7.0 fb、/in
、”であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.1 lb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例30 ポリイミド樹脂フィルム表面を25℃のエチレンジアミ
ンに5分間浸漬して第1段のエツチング処理を施した後
水洗し、次に濃度10重量%の水酸化オクタデシルトリ
メチルアンモニウムのメタノール溶液に40℃で10分
間浸漬して第2段のエツチング処理を施した以外は実施
例20と同様の型のポリイミド樹脂フィルムを使用し5
、実施例20と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成し
た。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)l−6
50)1ethod 2.4.9 As receiv
ed Method Aにおいて平均7.0 lb、/
in、であり、またIPC−TM−650Method
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均6.8 Jb、/in、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.8 fb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめっき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例31 ポリイミド樹脂フィルム表面を50℃の1,6−ジアミ
ツヘキサンに10分間浸漬して第1段のエツチング処理
を施した後水洗し、次に濃度20重量%の水酸化テトラ
エチルアンモニウム水溶液に25℃で5分間浸漬して第
2段のエツチング処理を施した以外は実施例?Oと同様
の型のポリイミド樹脂フィルムを使用し1.実施例20
と同様の手順で銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均7.5 ib、/in
、であり、またIPC−TH−650)fethod2
、/1.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均7.Oflb、/in、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.0 lb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは但がであって
、はぼ均一なめっき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例32 ポリイミド樹脂フィルムの全面に無電解めっきを施した
後に該表面に厚さ5μmの銅の電解めっきを施し、その
後これに熱処理を加えた以外は材料、手順ともに実施例
26と同様にして銅ポリイミド基板を作成〔た。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Methocl 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均6.7 flb、/
in、であり、またIPC−T)f−650Metho
d2.4.9 After 5older float
 Method Cにおいて平均6.3 flb、/i
n、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1ooo時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
5.5 lb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめつき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例33 無電解めっき後の熱処理は行なわず、厚さ35μmの銅
の電解めっき被膜を形成させた後に熱処理を行なった以
外は材料、手順ともに実施例20と同様にして銅ポリイ
ミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−1M−65
0)1ethod 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均7.7 lb、/i
n、であり、またIPC−TH−650Method2
.4.9 After 5older float M
ethod Cにおいて平均7.1 lb、/in、 
テあツタ。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.1 fb、/in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは但がであって
、はぼ均一なめっき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例34 熱処理を施すに際して真空加熱炉の昇温速度を30’C
/分とし、420℃にて1時間の加熱を行なった以外は
実施例20と同様の材料、手順により銅ポリイミド基板
を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−丁)1−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均8.8 Jb、/i
n、であり、またIPC−T)f−650Method
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均8、Oflb、/in、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
11.7 lb、 /in、であった。
また該基板の場所による密着強度の違いは僅かであって
、はぼ均一なめっき被膜が形成されていることが確認さ
れた。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例35 熱処理を施すに際して真空加熱炉の昇温速度を2℃/分
とし、150℃にて24時間の加熱を行なった以外は実
施例20と同様の材料、手順により錦ポリイミド基板を
作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均7.5 lb、/i1
1.であり、またIPC−TH−650)1ethod
2.4.9 After 5older float 
)fethod Cにおいて平均7.Of!b、/in
、であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
3.9 f!b、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は僅かであって、はぼ均一なめっき被膜が形成されてい
るのが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例36 熱処理を250℃にて12時間行なった以外は実施例2
0と同様の材料、手順で銅ポリイミド基板を作成しな。
得られた基板の銅被膜の密着強度はJPC−T)l−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均7.4 !b、/i
n、であり、またIPC−T)l−650)1etho
d2.4.9 After 5older float
 Method Cにおいて平均6.81b、/in、
であった。
さらに、該基板を150’Cの大気中で1ooo時間保
持した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値
は3.817b、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は僅かであって、はぼ均一なめつき被膜が形成されてい
ることが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性かあることを示すものである。
実施例37 熱処理を400℃の窒素雰囲気に保持した加熱炉中で行
なった以外は実施例20と同様の材料、手順で銅ポリイ
ミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)l−6
50)1ethod 2.4.9 As receiv
ed Method Aにおいて平均8.0 lb、 
/in、であり、またIPC−T)!−650 )1e
thod2.4.9 After 5older fl
oat )fethod Cにおいて平均7.5 fb
、/in、であった。
さらに、該基板を150’Cの大気中で1000時間保
持した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値
は4.4 lb、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は儂かであり、はぼ均一なめつき被膜が形成されている
ことが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性かあることを示すものである。
実施例38 熱処理を400’Cの大気雰囲気中に保持された通常の
加熱炉中で行なった以外は実施例20と同様の材料、手
順で片面に銅被膜を形成した銅ポリイミド基板を作成し
た。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均7.4 f!b、/i
n、であり、またIPC−TH−650Method2
.4.9 After 5older float M
ethod Cにおいて平均6.7 lb、/’+n、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.2 lb、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は僅かであって、はぼ均一にめっき被膜が形成されてい
ることが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例39 熱処理を480℃の窒素雰囲気に保持した加熱炉中で5
分間行なった以外は実施例20と同様の材料、手順で銅
ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TH−65
0)1ethod 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均8.4 lb、/i
n、であり、またIPC−T)l−650Method
2.4.9 After 5older float 
Method Cにおいて平均7.8 Jb、/in、
であった。
さらに、該基板を150℃の大気中で1ooo時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
4.7 lb、/in、であった。
また該基板における銅被膜の場所による密着強度の違い
は僅かであって、はぼ均一にめっき被膜が形成されてい
ることが確認された。
これらの事実はこの基板をTAB等の電子部品に使用し
た場合に十分な信頼性があることを示すものである。
実施例40 実施例20と同様の材料、手順で作成した銅ポリイミド
基板を用い、以下の工程によってTABテープを製造し
な。即ち、先ず得られた基板の銅被膜上にネガ型フォト
レジストを厚さ40Atmに均一に塗布し、70℃で2
0分間乾燥した。その後インナーリード部においてリー
ド幅70μm、リード間隔60μmのリードが形成され
るように基板上にマスキングを施し、フォトレジスト層
に1000 mJ /cxa2の紫外線を照射した後レ
ジスト層の現像を行なった。
その後露出しな銅の無電解めっき被膜上に以下に示す条
件で銅の電解めっきを行なった。
(浴組成〉 CuSO4−51−120: 80g/lH2SO4:
 180 g/、1) (電解条件) 温  度     :25℃ 陰極電流密度  :3A/dm2 攪  拌    :空気およびカソードロッカー 時  間     :1時間 その後レジスト層の剥離除去を行ない、露出した無電解
めっき銅被膜を電解めっき銅被膜をマスクとして20重
量%塩化第2銅水溶液を用い25℃で1分間の剥離処理
を行なった。
その後詰基板の全面にゴム系フォトレジストを厚さ5μ
mに均一に塗布した後、デバイスホール開孔用のマスク
を銅リードがデバイスホール内に位置するようにしてポ
リイミド樹脂とゴム系フォトレジストとによって構成さ
れた面に位置合せしてフォトレジスト層の露光および現
像を行ない、しかる後詰基板を40℃の抱水ヒドラジン
溶液に15分間浸漬してポリイミド樹脂の溶解を行なっ
た後、ゴム系フォトレジストの剥離を行なった。
以上の工程を経ることによってリード厚さ35μm、リ
ード幅70μm、リード間隔60μmの銅リード部を持
つTABテープを得ることができた。
このTABテープを電子部品として使用した場合電気的
、機械的、耐熱性に優れているばかりでなく、長期間に
亘る熱的安定性においても充分に信頼し得るものであり
、その製造に際しては銅層の剥離等の問題もなく安定し
た製造を行なうことができた。
実施例41 実施例40において熱処理を銅ポリイミド基板製造工程
中にて行なわずに、次工程の銅リード部の回路形成を行
なった基板に対して400℃に保持した窒素ガス雰囲気
加熱炉中で1時間の加熱保持をすることによって行ない
、その後詰基板の銅層上にシアン化金カリウムを17g
/、11の濃度で含有するエヌ・イー・ケムキャット(
社)製金メツキ液N−44を用いて以下の条件で金めつ
きを行なった。
(めっき条件) 温  度     ニア0℃ 陰極電流密度  : IA/dm2 攪  拌     :カソードロッカー時  間   
  =9分間 得られたTABテープの基板上におけるめっき層の剥離
は生ぜず、この丁ARテープは電気的、機械的には勿論
のこと、短期、長期の熱的特性にも優れているので電子
材料として十分に信頼性のあるものである。
なお実施例40および本実施例においてはTABテープ
の製造法について述べたが、これとほぼ同様な製造工程
を有する他の回路配線板、例えば、プリント配線板、フ
レキシブルプリント回路等の種々の電子部品の製造への
実施についても同様に優れた効果を発揮し得ることが確
認されている。
比較例6 ポリイミド樹脂表面のエツチングを50重量%の抱水ヒ
ドラジン水溶液を用い、室温で2分間処理した以外は実
施例20と同様の材料、手順で銅ポリイミド基板を作成
した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−TM−65
0Method 2.4.9 As −receive
d Method Aにおいて平均9.2 lb、/i
n、であり、またIPC−T)f−650Method
2.4.9 After 5older float 
)Ietbod Cにおいては平均7.6 lb、/i
n、であった。
しかしながら、該基板を150’Cの大気中で1000
時間保持した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、
その値は0.5 lb、/in、に過ぎなかった。
従ってこの基板を用いてTAB等の電子部品を作成した
場合、長期に亘る熱履歴に対する信頼性に欠けるという
問題を有することが判がった。
比較例7 ポリイミド樹脂表面のエツチングを総重量に対して20
重量%のエチレンジアミンと16重量%の水酸化テトラ
エチルアンモニラを含む水溶液で行なった以外は実施例
20と同様の材料、手順で銅ポリイミド基板を作成した
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−丁)1−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均4.8 f!b、/
in、てあり、またIPC−TH−650Method
2.4゜9 After 5older float 
Method Cにおいて平均2.01)b、/in、
であッf、)。
さらに、該基板を150℃の大気中で1000時間保持
した後、銅被膜の密着強度を測定したところ、その値は
0.5 Jb、/in、に過ぎなかった。
従ってこの基板を用いてTAB等の電子部品を作成した
場合に長期に亘る熱履歴に対する信頼性に欠けるという
問題を有することが判かった。
比較例8 無電解めっき後の熱処理は行なわず、その他は実施例2
0と同様の材料、手順で銅ポリイミド基板を作成しな。
得られた基板の銅被膜の密着強度はIPC−T)f−6
50Method 2.4.9 As receive
d Method Aにおいて平均5.5 fb、/i
n、て゛あり、またIPC−丁)1−650 Meth
od2.4.9 After 5older floa
t Method Cにおいては該基板における金属層
は剥離を起した 従って、この基板はTAB等の電子部品として使用する
ことができないことが判かった。
比較例9 無電解めっき後の熱処理を大気中において200℃で2
4時間行なった以外は実施例20と同様の材料、手順で
銅ポリイミド基板を作成した。
得られた基板の銅被膜の密着強度はrPc−TH−65
0Method 2.4.9 As received
 Method Aにおいて平均5.8 f!b、/i
n、であり、またIPC−TH−650)1ethod
2.4.9 After 5older ftoat 
Method Cにおいては該基板より銅被膜の剥離を
生じた。
従って、この基板はTAB等の電子部品として使用する
ことができないことが判がっな。
比較例10 無電解めっき後の熱処理を大気中で430℃にて30分
間行なった以外は実施例20と同様の材料、手順にて銅
ポリイミド基板を作成した。
得られた基板はポリイミド樹脂の一部が炭化していた。
よってこのような高温での熱処理を施した基板はTAB
等の電子部品への使用はてきないことが判かった。
(発明の効果) 以上述べた通り本発明によると、ポリイミド樹脂表面の
一部または全部に対し無電解めっき、またはこれに引き
続いて電解めっきを施すことによって、非接着型鋼ポリ
イミド基板を製造するに際して、無電解めっきを施す前
処理工程として行なわれる、エツチング処理工程におい
て、硫酸によるエツチングを行なうが、またはエツチン
グ処理を2段にて行ない、第1段のエツチングをジアミ
ンにて、また第2段のエツチングを水酸化第4アンモニ
ウムによって行なった後触媒付与を行ない、さらに無電
解めっき後の該基板に適切な温度範囲の熱処理を加える
ことによって、ポリイミド樹脂表面にエツチング処理に
よって形成された熱的に不安定な性質を有する変質層を
熱的に安定で、しかも基板を高温の酸化性雰囲気に長期
開墾しても、ポリイミド樹脂内部への銅の拡散が起り難
い構造に改変することができるので、基板に形成された
金属めっき層にはんだ付は等による熱衝撃に充分耐え得
る密着強度を与えることが可能となるのみならす、該基
板を高温の酸化性雰囲気中に長期間に亘り保持した場合
においても、該基板における金属層の密着強度の著しい
低下を抑制することができる。
また、このようにして得られた銅ポリイミド基板を使用
してTABテープ等の電子部品を製造した場合に電気的
、機械的、熱的に充分に高い信頼性を有する部品を得る
ことができるし、またその製造に際して金属層の剥離を
生ずることがないので、生産性および製品品質の向上に
卓越した効果を発揮することができる。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリイミド樹脂表面に銅の無電解めっきを施すこ
    とによる銅ポリイミド基板の製造方法において、先ずポ
    リイミド樹脂表面にエッチング処理を施すことによって
    該ポリイミド樹脂表面に親水性を有する変質層を形成し
    、さらに触媒を付与した後、銅のめっきを施し、次いで
    基板を120℃以上の温度で熱処理することによって該
    親水性変質層を耐熱性銅拡散防止層に変質することを特
    徴とする銅ポリイミド基板の製造方法。
  2. (2)銅の無電解めっきを施した後、引続き銅の電解め
    っきを更に施す請求項1記載の銅ポリイミド基板の製造
    方法。
  3. (3)親水性変質層を形成するためのポリイミド樹脂表
    面のエッチング処理は硫酸によって施される請求項1記
    載の銅ポリイミド基板の製造方法。
  4. (4)前記エッチング処理は濃度30重量%以上の硫酸
    によって施される請求項3記載の銅ポリイミド基板の製
    造方法。
  5. (5)親水性変質層を形成するためのポリイミド樹脂表
    面のエッチング処理は2段に分けて行ない、ジアミンに
    よって第1段のエッチング処理を施し、さらに水酸化第
    4アンモニウムによって第2段のエッチング処理を施す
    請求項1記載の銅ポリイミド基板の製造方法。
  6. (6)ポリイミド樹脂表面の第1段のエッチング処理に
    用いるジアミンは一般式H_2N(CH_2)nNH_
    2(nは2から6までの整数)で表わされる化合物ある
    いはその水和物である請求項5記載の銅ポリイミド基板
    の製造方法。
  7. (7)ポリイミド樹脂表面の第2段のエッチング処理に
    用いる水酸化第4アンモニウムが一般式、▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は各々1〜4個の炭素原子
    を持つアルキル基、R^3は1〜18個の炭素原子を持
    つアルキル基または1〜18個の炭素原子を持つアルケ
    ニル基、R^4は1〜18個の炭素原子を持つアルキル
    基、1〜18個の炭素原子を持つアルケニル基、ベンジ
    ル基およびアルキル部分が1〜18個の炭素原子を持つ
    アルキルベンジル基からなる群から選ばれたものである
    )で表わされる化合物である請求項5記載の銅ポリイミ
    ド基板の製造方法。
  8. (8)基板の熱処理は真空中で120℃以上の温度で行
    なう請求項1乃至7のいずれか1項記載の銅ポリイミド
    基板の製造方法。
  9. (9)基板の熱処理は大気中または不活性ガス雰囲気中
    で250℃以上の温度で行なう請求項1乃至7のいずれ
    か1項記載の銅ポリイミド基板の製造方法。
  10. (10)基板の熱処理はポリイミド樹脂の化学構造が分
    解を開始する時間以内で行なう請求項1、8又は9記載
    の銅ポリイミド基板の製造方法。
  11. (11)ポリイミド樹脂表面にエッチング処理を施す第
    1工程と、さらに触媒を付与した後、無電解めっきを施
    すことにより銅ポリイミド基板を得る第2工程と、得ら
    れた銅ポリイミド基板を用いて回路形成処理を行なう第
    3工程とよりなるプリント配線板の製造工程において、
    第1工程におけるエッチング処理によりポリイミド樹脂
    表面に親水性を有する変質層を形成し、第2工程におけ
    る銅のめっき後、あるいは第3工程における回路形成処
    理に際して行なわれる遊離シアンまたはシアン化合物を
    用いた導体金属のめっき前に基板を120℃以上の温度
    で熱処理することによつて該親水性変質層を耐熱性銅拡
    散防止層に変質することを特徴とする銅ポリイミド基板
    を用いたプリント配線板の製造方法。
  12. (12)第2工程において無電解めっきを施した後、さ
    らに引き続き電解めっきを施して銅ポリイミド基板を得
    る請求項11記載の銅ポリイミド基板を用いたプリント
    配線板の製造方法。
  13. (13)親水性変質層を形成するためのポリイミド樹脂
    表面のエッチング処理は硫酸によって行なう請求項11
    記載の銅ポリイミド基板を用いたプリント配線板の製造
    方法。
  14. (14)前記エッチング処理は濃度30重量%以上の硫
    酸によって行なう請求項13記載の銅ポリイミド基板を
    用いたプリント配線板の製造方法。
  15. (15)親水性変質層を形成するためのポリイミド樹脂
    表面のエッチング処理はジアミンによる第1段のエッチ
    ング処理と、水酸化第4アンモニウムによる第2段のエ
    ッチング処理と、からなる請求項11記載の銅ポリイミ
    ド基板を用いたプリント配線板の製造方法。
  16. (16)ポリイミド樹脂表面の第1段のエッチング処理
    に用いるジアミンは一般式H_2N(CH_2)nNH
    _2(nは2から6までの整数)で表わされる化合物あ
    るいはその水和物である請求項15記載の銅ポリイミド
    基板を用いた配線板の製造方法。
  17. (17)ポリイミド樹脂表面の第2段のエッチング処理
    に用いる水酸化第4アンモニウムは一般式、▲数式、化
    学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は各々1〜4個の炭素原子
    を持つアルキル基、R^3は1〜18個の炭素原子を持
    つアルキル基または1〜18個の炭素原子を持つアルケ
    ニル基、R^4は1〜18個の炭素原子を持つアルキル
    基、1〜18個の炭素原子を持つアルケニル基、ベンジ
    ル基およびアルキル部分が1〜18個の炭素原子を持つ
    アルキルベンジル基からなる群から選ばれたものである
    )で表わされる化合物である請求項15記載の銅ポリイ
    ミド基板を用いたプリント配線板の製造方法。
  18. (18)基板の熱処理は真空中で120℃以上の温度で
    行なう請求項11乃至17のいずれか1項記載の銅ポリ
    イミド基板を用いたプリント配線板の製造方法。
  19. (19)基板の熱処理は大気中または不活性ガス雰囲気
    中で250℃以上の温度で行なう請求項11乃至17の
    いずれか1項記載の銅ポリイミド基板を用いたプリント
    配線板の製造方法。
  20. (20)基板の熱処理はポリイミド樹脂の化学構造が分
    解を開始する時間以内の時間範囲内で行なう請求項11
    、18又は19記載の銅ポリイミド基板を用いたプリン
    ト配線板の製造方法。
  21. (21)プリント配線板がテープ自動ボンディング(T
    AB)テープである請求項11乃至20のいずれか1項
    記載の銅ポリイミド基板を用いたプリント配線板の製造
    方法。
  22. (22)プリント配線板がフレキシブルプリント回路(
    FPC)である請求項11乃至20のいずれか1項記載
    の銅ポリイミド基板を用いた配線板の製造方法。
JP2182999A 1990-07-11 1990-07-11 銅ポリイミド基板およびこれを用いたプリント配線板の製造方法 Expired - Lifetime JP2622016B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2182999A JP2622016B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 銅ポリイミド基板およびこれを用いたプリント配線板の製造方法
US07/863,512 US5156732A (en) 1990-07-11 1992-03-31 Polyimide substrate and method of manufacturing a printed wiring board using the substrate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2182999A JP2622016B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 銅ポリイミド基板およびこれを用いたプリント配線板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0472070A true JPH0472070A (ja) 1992-03-06
JP2622016B2 JP2622016B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=16127986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2182999A Expired - Lifetime JP2622016B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 銅ポリイミド基板およびこれを用いたプリント配線板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2622016B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6537411B1 (en) 1999-06-29 2003-03-25 The National University Of Singapore Method for low temperature lamination of metals to polyimides
JP2005225228A (ja) * 2004-01-13 2005-08-25 Ube Ind Ltd ポリイミド金属積層体及びポリイミド回路基板
JP2006233231A (ja) * 2005-02-21 2006-09-07 Sekisui Chem Co Ltd 樹脂シートの製造方法、絶縁基板用樹脂シート、絶縁基板、及び多層基板
JP2008091490A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Sharp Corp 配線板の製造方法
WO2008056603A1 (fr) * 2006-11-06 2008-05-15 Alps Electric Co., Ltd. Procédé simple de placage non électrolytique de cuivre
JP2008279382A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Sony Corp 流路基板の製造方法
CN115027079A (zh) * 2022-06-27 2022-09-09 江苏君华特种工程塑料制品有限公司 一种特种工程塑料型材去应力减少氧化层厚度的方法
CN117328113A (zh) * 2023-10-16 2024-01-02 广东省广新离子束科技有限公司 一种金属化膜酸性镀铜工艺及应用

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4058943B2 (ja) 1999-11-26 2008-03-12 株式会社日立製作所 金属層を有する部材およびその製造方法、並びにその用途

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104780A (ja) * 1987-10-16 1989-04-21 Kizai Kk ポリエーテルイミド樹脂成形品の表面処理方法
JPH01132772A (ja) * 1987-09-28 1989-05-25 General Electric Co <Ge> 表面上に付着する金属の接着性を改良するためのポリイミド表面の処理方法及びこれにより製造された物品
JPH01195280A (ja) * 1987-11-25 1989-08-07 Schering Ag 付着強固に化学的金属化するためのプラスチックの前処理方法、およびそれにより製造されたプリント配線板

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01132772A (ja) * 1987-09-28 1989-05-25 General Electric Co <Ge> 表面上に付着する金属の接着性を改良するためのポリイミド表面の処理方法及びこれにより製造された物品
JPH01104780A (ja) * 1987-10-16 1989-04-21 Kizai Kk ポリエーテルイミド樹脂成形品の表面処理方法
JPH01195280A (ja) * 1987-11-25 1989-08-07 Schering Ag 付着強固に化学的金属化するためのプラスチックの前処理方法、およびそれにより製造されたプリント配線板

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6537411B1 (en) 1999-06-29 2003-03-25 The National University Of Singapore Method for low temperature lamination of metals to polyimides
JP2005225228A (ja) * 2004-01-13 2005-08-25 Ube Ind Ltd ポリイミド金属積層体及びポリイミド回路基板
JP4529695B2 (ja) * 2004-01-13 2010-08-25 宇部興産株式会社 ポリイミド金属積層体及びポリイミド回路基板
JP2006233231A (ja) * 2005-02-21 2006-09-07 Sekisui Chem Co Ltd 樹脂シートの製造方法、絶縁基板用樹脂シート、絶縁基板、及び多層基板
JP2008091490A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Sharp Corp 配線板の製造方法
WO2008056603A1 (fr) * 2006-11-06 2008-05-15 Alps Electric Co., Ltd. Procédé simple de placage non électrolytique de cuivre
JP5149805B2 (ja) * 2006-11-06 2013-02-20 アルプス電気株式会社 無電解銅めっき方法
JP2008279382A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Sony Corp 流路基板の製造方法
CN115027079A (zh) * 2022-06-27 2022-09-09 江苏君华特种工程塑料制品有限公司 一种特种工程塑料型材去应力减少氧化层厚度的方法
CN115027079B (zh) * 2022-06-27 2023-09-05 江苏君华特种工程塑料制品有限公司 一种特种工程塑料型材去应力减少氧化层厚度的方法
CN117328113A (zh) * 2023-10-16 2024-01-02 广东省广新离子束科技有限公司 一种金属化膜酸性镀铜工艺及应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP2622016B2 (ja) 1997-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4725504A (en) Metal coated laminate products made from textured polyimide film
US6221440B1 (en) Process for plating metal coating
US10021789B2 (en) Metal-laminated polyimide substrate, and method for production thereof
US4832799A (en) Process for coating at least one surface of a polyimide sheet with copper
CA1302851C (en) Textured polyimide film
US4568562A (en) Method of electroless plating employing plasma treatment
US5156732A (en) Polyimide substrate and method of manufacturing a printed wiring board using the substrate
EP1375595A1 (en) Polyimide resin precursor solution, laminates for electronic components made by using the solution and process for production of the laminates
JPH0472070A (ja) 銅ポリイミド基板およびこれを用いたプリント配線板の製造方法
JPH10237664A (ja) 微多孔性銅皮膜およびこれを得るための無電解銅めっき液
US5183692A (en) Polyimide coating having electroless metal plate
US20050238812A1 (en) Method for electroless metalisation of polymer substrate
JP5004336B2 (ja) 無電解めっき法で用いる触媒溶液及びその触媒溶液を用いた無電解めっき法並びにその無電解めっき法を用いて金属皮膜を形成した被めっき物
JPH01225390A (ja) 電気伝導性板の製造法
WO2003102267A1 (en) Method for electroless metalisation of polymer substrate
JP2006104504A (ja) ポリイミド樹脂材の無電解めっき前処理方法および表面金属化方法、並びにフレキシブルプリント配線板およびその製造方法
US5156731A (en) Polyimide substrate and method of manufacturing a printed wiring board using the substrate
US4976808A (en) Process for removing a polyimide resin by dissolution
US4968398A (en) Process for the electrolytic removal of polyimide resins
JP2007262481A (ja) ポリイミド樹脂材の表面金属化方法
JPH07216553A (ja) 銅被覆ポリイミド基板の製造方法
JPH05129377A (ja) 銅ポリイミド基板の製造方法
JPH05259611A (ja) プリント配線板の製造法
JP2007077439A (ja) ポリイミド樹脂材の表面金属化方法
JPH0621157A (ja) 銅 ポ リ イ ミ ド 基 板 の 製 造 方 法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080404

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 14