JPH0472020A - ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍方法 - Google Patents
ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍方法Info
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- JPH0472020A JPH0472020A JP18257290A JP18257290A JPH0472020A JP H0472020 A JPH0472020 A JP H0472020A JP 18257290 A JP18257290 A JP 18257290A JP 18257290 A JP18257290 A JP 18257290A JP H0472020 A JPH0472020 A JP H0472020A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明はステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍方法に関するも
ので、特に鋼帯表面の斑点状汚れ発生を低減することの
できる連続光輝焼鈍方法に関するものである。
ので、特に鋼帯表面の斑点状汚れ発生を低減することの
できる連続光輝焼鈍方法に関するものである。
[従来の技術]
ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍では、焼鈍中に鋼帯表面
か酸化することを防止する目的で、アンモニア分解ガス
等の還元性ガスを雰囲気ガスとして焼鈍炉内へ供給して
おり、供給された雰囲気ガスは、炉内にて発生する水分
により汚染され、徐々にその還元力を弱め(P /
P、2か大となる:P1、。水蒸気分圧、PH2水素分
圧)だ後、フェルトあるいはシールロール等で外気と遮
断されている炉入口シール部及び炉出口シール部より炉
外に放出される。
か酸化することを防止する目的で、アンモニア分解ガス
等の還元性ガスを雰囲気ガスとして焼鈍炉内へ供給して
おり、供給された雰囲気ガスは、炉内にて発生する水分
により汚染され、徐々にその還元力を弱め(P /
P、2か大となる:P1、。水蒸気分圧、PH2水素分
圧)だ後、フェルトあるいはシールロール等で外気と遮
断されている炉入口シール部及び炉出口シール部より炉
外に放出される。
従来、この雰囲気ガスの焼鈍炉内への供給方法としては
、雰囲気ガスの還元力の有効利用上、焼鈍される鋼帯表
面の酸化反応か最も発生しやすい加熱帯後半部あるいは
冷却帯にその大半を供給する方法が採用されている。こ
の方法の場合、炉入口シール部及び炉出口シール部より
炉外へ放出される雰囲気ガス!かほぼ等量である為、加
熱帯後半部あるいは冷却帯に供給された雰囲気ガスの内
、炉出口シール部よりの雰囲気ガス放出量に相当する雰
囲気ガスは、炉出口シール部に向って流れるか、炉出口
シール部よりの放出量を上回る残りの雰囲気ガスは加熱
帯内を炉入口シール部へ向って流れ、例えば「特公昭5
7−373:3号公報」にも記されている通り、加熱帯
入口部に鋼帯の進行方向と逆方向の雰囲気ガス流れを形
成する。
、雰囲気ガスの還元力の有効利用上、焼鈍される鋼帯表
面の酸化反応か最も発生しやすい加熱帯後半部あるいは
冷却帯にその大半を供給する方法が採用されている。こ
の方法の場合、炉入口シール部及び炉出口シール部より
炉外へ放出される雰囲気ガス!かほぼ等量である為、加
熱帯後半部あるいは冷却帯に供給された雰囲気ガスの内
、炉出口シール部よりの雰囲気ガス放出量に相当する雰
囲気ガスは、炉出口シール部に向って流れるか、炉出口
シール部よりの放出量を上回る残りの雰囲気ガスは加熱
帯内を炉入口シール部へ向って流れ、例えば「特公昭5
7−373:3号公報」にも記されている通り、加熱帯
入口部に鋼帯の進行方向と逆方向の雰囲気ガス流れを形
成する。
[発明が解決しようとする課題]
前記、従来技術においては、加熱帯入口部の雰囲気ガス
流れ方向が、焼鈍されるステンレス鋼帯の進行方向と逆
方向である。この為、ステンレス鋼帯の光輝焼鈍炉に特
有の加熱帯にて発生する白粉か、この雰囲気ガス流れに
のって、炉導入部方向へ運ばれて焼鈍前の鋼帯に付着す
る結果、焼鈍後の鋼帯表面に斑点状汚れか発生するとい
う問題か生しる。本発明は、この斑点状汚れ発生の低減
を目的とする。
流れ方向が、焼鈍されるステンレス鋼帯の進行方向と逆
方向である。この為、ステンレス鋼帯の光輝焼鈍炉に特
有の加熱帯にて発生する白粉か、この雰囲気ガス流れに
のって、炉導入部方向へ運ばれて焼鈍前の鋼帯に付着す
る結果、焼鈍後の鋼帯表面に斑点状汚れか発生するとい
う問題か生しる。本発明は、この斑点状汚れ発生の低減
を目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の要旨は、ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍におい
て、炉入口シール部からの雰囲気ガス放出量を上回る量
の雰囲気ガスを炉導入部へ供給することにより、加熱帯
入口部の雰囲気ガスの流れ方向を焼鈍されるステンレス
鋼帯の進行方向と同一方向とすることを特徴とし、これ
により焼鈍後の鋼帯表面の斑点状汚れ発生を低減するも
のである。
て、炉入口シール部からの雰囲気ガス放出量を上回る量
の雰囲気ガスを炉導入部へ供給することにより、加熱帯
入口部の雰囲気ガスの流れ方向を焼鈍されるステンレス
鋼帯の進行方向と同一方向とすることを特徴とし、これ
により焼鈍後の鋼帯表面の斑点状汚れ発生を低減するも
のである。
以下、本発明を竪形炉を例にとり、添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
まず、従来のステンレス鋼帯連続光輝焼鈍炉の設備及び
操業を第3図により説明する。
操業を第3図により説明する。
図中1は炉導入部、2は加熱帯、3は冷却帯、4はトッ
プロール、5は炉入口シール部、6は炉出口シール部、
7は光輝焼鈍されるステンレス鋼帯であり、8は加熱帯
入口部の雰囲気ガス流ね方向を示す矢印、9は焼鈍され
るステンレス鋼帯7の進行方向を示す矢印、vl・V2
・v3は各々炉導入部1、加熱帯2、冷却帯3への雰囲
気ガス供給量、v5・v6は各々炉入口シール部5及び
炉出口シール部6より炉外への雰囲気ガス放出量を示す
。
プロール、5は炉入口シール部、6は炉出口シール部、
7は光輝焼鈍されるステンレス鋼帯であり、8は加熱帯
入口部の雰囲気ガス流ね方向を示す矢印、9は焼鈍され
るステンレス鋼帯7の進行方向を示す矢印、vl・V2
・v3は各々炉導入部1、加熱帯2、冷却帯3への雰囲
気ガス供給量、v5・v6は各々炉入口シール部5及び
炉出口シール部6より炉外への雰囲気ガス放出量を示す
。
このような設備により、ステンレス鋼帯7は炉入口シー
ル部5より炉内へ入り、炉導入部1内を上昇通過し、最
上部のトップロール4にて進行方向を下向きに転換して
、加熱帯2に入る。加熱帯2内で、ステンレス鋼帯7は
所定の温度に加熱・均熱された後、冷却帯3内で常温近
くまて冷却されて炉出口シール部6を通って炉外へ出る
。この場合、炉内への雰囲気ガスとして、炉導入部1へ
V3、加熱帯2へv2、冷却帯3へv3の量のアンモニ
ア分解ガス等の還元性ガスか供給され、炉入口シール部
5よりv5、炉出口シール部6よりv6の量の雰囲気ガ
スが炉外へ放出されている。
ル部5より炉内へ入り、炉導入部1内を上昇通過し、最
上部のトップロール4にて進行方向を下向きに転換して
、加熱帯2に入る。加熱帯2内で、ステンレス鋼帯7は
所定の温度に加熱・均熱された後、冷却帯3内で常温近
くまて冷却されて炉出口シール部6を通って炉外へ出る
。この場合、炉内への雰囲気ガスとして、炉導入部1へ
V3、加熱帯2へv2、冷却帯3へv3の量のアンモニ
ア分解ガス等の還元性ガスか供給され、炉入口シール部
5よりv5、炉出口シール部6よりv6の量の雰囲気ガ
スが炉外へ放出されている。
従来、この雰囲気ガスの供給方法としては、雰囲気ガス
の還元力の有効利用上、焼鈍される鋼帯表面の酸化反応
が最も発生しやすい加熱帯2の後半部及び冷却帯3にそ
の大半を供給する方法が採用されている。しかしこの場
合、炉入口シール部5及び炉出口シール部6よりの雰囲
気ガス放出量v5、v6かほぼ同一である為、加熱帯2
及び冷却帯3へ供給された雰囲気ガスV2+V3の内、
炉出[jシール部6よりの放出ff1v6に相当する量
は、該炉出口シール部へ向って流れるが、残N (V2
+V3.)v6は、加熱帯2の人口部に鋼帯7の進行方
向9と逆方向の1昇雰囲気ガス流れ8を形成し、炉導入
部1を経由して炉入口シール部5へ向う。この為、加熱
帯2内で発生する白粉もこの上昇雰囲気ガス流れ8にの
って上昇し、炉導入部1方向へ運ばれる。このようなス
テンレス鋼帯の光輝焼鈍において、本発明者は調査の結
果、以下の知見を得た。
の還元力の有効利用上、焼鈍される鋼帯表面の酸化反応
が最も発生しやすい加熱帯2の後半部及び冷却帯3にそ
の大半を供給する方法が採用されている。しかしこの場
合、炉入口シール部5及び炉出口シール部6よりの雰囲
気ガス放出量v5、v6かほぼ同一である為、加熱帯2
及び冷却帯3へ供給された雰囲気ガスV2+V3の内、
炉出[jシール部6よりの放出ff1v6に相当する量
は、該炉出口シール部へ向って流れるが、残N (V2
+V3.)v6は、加熱帯2の人口部に鋼帯7の進行方
向9と逆方向の1昇雰囲気ガス流れ8を形成し、炉導入
部1を経由して炉入口シール部5へ向う。この為、加熱
帯2内で発生する白粉もこの上昇雰囲気ガス流れ8にの
って上昇し、炉導入部1方向へ運ばれる。このようなス
テンレス鋼帯の光輝焼鈍において、本発明者は調査の結
果、以下の知見を得た。
即ち、ステンレス鋼帯の光輝焼鈍炉に特有の白粉は、■
鋼帯7の温度が約300℃程度以下の低温部てのみ鋼帯
7に付着する。@酸化物を含むという特性をもっている
。この為、炉導入部1方向に運ばれた白粉は、加熱帯2
の人口部及び炉導入部1て焼鈍前の低温の鋼帯7の表面
に付着する。そしてこの白粉の付着した鋼帯7か焼鈍さ
れる過程で高湿になると、白粉中の酸化物と鋼帯7との
間で酸素の授与か行わt、鋼帯7の表面か局部的に酸化
されてテンパーカラーを生し、斑点状汚れとなって、焼
鈍後の鋼帯7表面に残るという知見を得た。
鋼帯7の温度が約300℃程度以下の低温部てのみ鋼帯
7に付着する。@酸化物を含むという特性をもっている
。この為、炉導入部1方向に運ばれた白粉は、加熱帯2
の人口部及び炉導入部1て焼鈍前の低温の鋼帯7の表面
に付着する。そしてこの白粉の付着した鋼帯7か焼鈍さ
れる過程で高湿になると、白粉中の酸化物と鋼帯7との
間で酸素の授与か行わt、鋼帯7の表面か局部的に酸化
されてテンパーカラーを生し、斑点状汚れとなって、焼
鈍後の鋼帯7表面に残るという知見を得た。
そこて以上の知見に基つき本発明においては、この白粉
か炉導入部1方向へ運ばれて鋼帯7の表面」二に付着し
斑点状汚れか発生することを低減する為、第1図に示す
方法により、ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍を実施する
ものである。図中の番号1〜9及び符号■、〜v3・v
5・v6は第3図と同様である。即ち、本発明の方法で
は、雰囲気ガスの供給量及び放出量を炉入口シール部5
からの雰囲気ガス放出量v5と炉導入部1への雰囲気ガ
ス供給機V1との関係かV、>V5となるよう調整する
ことにより、炉導入部1へ供給された雰囲気ガスv1の
内、炉入口シール部5よりの雰囲気ガス放出量v。
か炉導入部1方向へ運ばれて鋼帯7の表面」二に付着し
斑点状汚れか発生することを低減する為、第1図に示す
方法により、ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍を実施する
ものである。図中の番号1〜9及び符号■、〜v3・v
5・v6は第3図と同様である。即ち、本発明の方法で
は、雰囲気ガスの供給量及び放出量を炉入口シール部5
からの雰囲気ガス放出量v5と炉導入部1への雰囲気ガ
ス供給機V1との関係かV、>V5となるよう調整する
ことにより、炉導入部1へ供給された雰囲気ガスv1の
内、炉入口シール部5よりの雰囲気ガス放出量v。
に相当する量は、炉入口シール部5へ向うか、残量V、
−V5は加熱帯2に向って流れ、加熱帯2人口部に、焼
鈍される鋼帯7の進行方向9と同一方向の雰囲気ガス流
れ8が形成される。
−V5は加熱帯2に向って流れ、加熱帯2人口部に、焼
鈍される鋼帯7の進行方向9と同一方向の雰囲気ガス流
れ8が形成される。
[作用]
このように本発明の方法にてステンレス鋼帯の連続光輝
焼鈍を行うことにより、加熱帯2人口部の雰囲気ガス流
れ方向8を焼鈍さするステンレス鋼帯7の進行方向9と
同一方向とすることかてきる。この為、加熱帯2にて発
生する白粉か、炉導入部1方向へ運ばれて炉導入部1て
焼鈍前の低ン品の鋼帯7の表面に付着することか防止て
き、結果として鋼帯7表面の斑点状汚れ発生か低減でき
る。
焼鈍を行うことにより、加熱帯2人口部の雰囲気ガス流
れ方向8を焼鈍さするステンレス鋼帯7の進行方向9と
同一方向とすることかてきる。この為、加熱帯2にて発
生する白粉か、炉導入部1方向へ運ばれて炉導入部1て
焼鈍前の低ン品の鋼帯7の表面に付着することか防止て
き、結果として鋼帯7表面の斑点状汚れ発生か低減でき
る。
本発明における第1の実施態様は、炉導入部1への雰囲
気ガスの供給方法として第2図に示す方法を実施する。
気ガスの供給方法として第2図に示す方法を実施する。
図中の番号2.4.7〜9及び符号v1は第1図と同様
であるか、10は加熱帯2の直前に位置し、鋼帯7の表
面に向い、鋼帯7の進行方向9と同方向に傾斜する方向
に開口し、こ才1より雰囲気ガスを供給するノズルを示
す。即ち、このようなノズル10を介して、雰囲気ガス
を炉導入部1へ供給することにより、加熱帯2人口部に
形成される鋼帯7の進行方向9と同一方向の雰囲気ガス
流れ8か強めら九、白粉の炉導入部1への侵入をより効
果的に防+トL、結果として鋼帯7表面の斑7壱ジノ曹
りね発生低減効果が一層強まる。
であるか、10は加熱帯2の直前に位置し、鋼帯7の表
面に向い、鋼帯7の進行方向9と同方向に傾斜する方向
に開口し、こ才1より雰囲気ガスを供給するノズルを示
す。即ち、このようなノズル10を介して、雰囲気ガス
を炉導入部1へ供給することにより、加熱帯2人口部に
形成される鋼帯7の進行方向9と同一方向の雰囲気ガス
流れ8か強めら九、白粉の炉導入部1への侵入をより効
果的に防+トL、結果として鋼帯7表面の斑7壱ジノ曹
りね発生低減効果が一層強まる。
なお、焼鈍されるステンレス鋼帯か進行方向を転回する
トップロール近傍の炉壁には加熱側に什切り板11を設
けることによってステンレス鋼帯の進行方向にガスを有
効に流すことかてきる。
トップロール近傍の炉壁には加熱側に什切り板11を設
けることによってステンレス鋼帯の進行方向にガスを有
効に流すことかてきる。
又、本発明における第2の実施態様は、炉入口シール部
5及び炉出口シール部6よりの雰囲気ガス放HI量v5
及びv6の調整方法としては、炉入口シール部5よりの
雰囲気ガス放出量v5を炉出口シール部6よりの雰囲気
ガス放出量V6よりも少なくする方法を実施する。即ち
、この方法を行うことにより、本発明の方法である炉入
口シール部5よりの雰囲気ガス放出量V、と炉導入部1
への雰囲気ガス供給量v1との関係をV、>Vsとする
為に必要な炉導入部1への雰囲気ガス供給量■、を少な
く1−ることかできる。この為、雰囲気ガスの還元力の
行動利用上、加熱帯2の後半部あるいは冷却帯3へより
多くの雰囲気ガスを供給し、加熱帯2 <& ’r部あ
るいは冷却帯3以外の部位、例えば、炉導入部1への雰
囲気ガス供給量は少なくすることか望ましいという要語
とも一致することとなる。
5及び炉出口シール部6よりの雰囲気ガス放HI量v5
及びv6の調整方法としては、炉入口シール部5よりの
雰囲気ガス放出量v5を炉出口シール部6よりの雰囲気
ガス放出量V6よりも少なくする方法を実施する。即ち
、この方法を行うことにより、本発明の方法である炉入
口シール部5よりの雰囲気ガス放出量V、と炉導入部1
への雰囲気ガス供給量v1との関係をV、>Vsとする
為に必要な炉導入部1への雰囲気ガス供給量■、を少な
く1−ることかできる。この為、雰囲気ガスの還元力の
行動利用上、加熱帯2の後半部あるいは冷却帯3へより
多くの雰囲気ガスを供給し、加熱帯2 <& ’r部あ
るいは冷却帯3以外の部位、例えば、炉導入部1への雰
囲気ガス供給量は少なくすることか望ましいという要語
とも一致することとなる。
又、逆に炉導入部1への雰囲気ガス供給量V、が定であ
る場合には、この様な雰囲気ガス放出量の調整方法を行
うことにより、炉入口シール部5及び炉出口シール部6
よりの雰囲気ガス放出量V5及びv6か同一である場合
に比へ、炉導入部1へ供給された雰囲気ガスV1の内、
炉入口シール部5へ向わ′1−1加熱帯2へ向って流れ
るガス甲v、−v、、か多くなり、加熱帯2人口部に形
成される鋼帯7の進行方向9と同一方向の雰囲気ガス流
れ8か強められる。この為、白粉の炉導入部1への侵入
をより効果的に防止し、鋼帯7表面の斑点状汚ね発生低
減効果か一層高まる。
る場合には、この様な雰囲気ガス放出量の調整方法を行
うことにより、炉入口シール部5及び炉出口シール部6
よりの雰囲気ガス放出量V5及びv6か同一である場合
に比へ、炉導入部1へ供給された雰囲気ガスV1の内、
炉入口シール部5へ向わ′1−1加熱帯2へ向って流れ
るガス甲v、−v、、か多くなり、加熱帯2人口部に形
成される鋼帯7の進行方向9と同一方向の雰囲気ガス流
れ8か強められる。この為、白粉の炉導入部1への侵入
をより効果的に防止し、鋼帯7表面の斑点状汚ね発生低
減効果か一層高まる。
以上述へたような本発明の方法を実施した場合、白粉は
冷却帯3へ運ばれ、冷却帯3内のステンレス鋼帯7へ付
着するか、冷却帯3内の′iA弗7は、もはや表面酸化
が発生するような高温となることはなく、従って斑点状
汚れ発生には至らない。
冷却帯3へ運ばれ、冷却帯3内のステンレス鋼帯7へ付
着するか、冷却帯3内の′iA弗7は、もはや表面酸化
が発生するような高温となることはなく、従って斑点状
汚れ発生には至らない。
[実施例]
第1図及び第2図に示した装置を用いて、5tlS43
0ステンレス鋼帯(板厚1.0mm 、板幅1000[
II[[l)を焼鈍温度850℃、露点−32℃以下で
光輝焼鈍した場合の雰囲気ガスの供給、放出条件、加熱
帯入口部の雰囲気ガス流れ状況、及び炉導入部への雰囲
気ガス供給時のノズル使用の有無と、ステンレス鋼帯表
面の斑点状汚れ発生状況との関係を表1にまとめて示す
。
0ステンレス鋼帯(板厚1.0mm 、板幅1000[
II[[l)を焼鈍温度850℃、露点−32℃以下で
光輝焼鈍した場合の雰囲気ガスの供給、放出条件、加熱
帯入口部の雰囲気ガス流れ状況、及び炉導入部への雰囲
気ガス供給時のノズル使用の有無と、ステンレス鋼帯表
面の斑点状汚れ発生状況との関係を表1にまとめて示す
。
[発明の効果コ
本発明によればステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍において
、加熱帯内で発生する白粉の炉導入部への侵入を防止す
ることかてきる。この為、該炉導入部てステンレス鋼帯
に付着した白粉中の酸化物によって加熱帯内て鋼帯か局
部的に酸化して生しる斑点状汚わを低減することがてき
る。また炉導入部へ供給する雰囲気ガスを加熱帯直前に
位置する前記ノズルから供給する場合には、加熱帯入口
部に形成される鋼帯進行方向と同一方向の雰囲気ガス流
れか強化されて、白粉の炉導入部への侵入をより効果的
に防止てきるので、斑点状汚れの発生をより一層低減す
ることかできる。
、加熱帯内で発生する白粉の炉導入部への侵入を防止す
ることかてきる。この為、該炉導入部てステンレス鋼帯
に付着した白粉中の酸化物によって加熱帯内て鋼帯か局
部的に酸化して生しる斑点状汚わを低減することがてき
る。また炉導入部へ供給する雰囲気ガスを加熱帯直前に
位置する前記ノズルから供給する場合には、加熱帯入口
部に形成される鋼帯進行方向と同一方向の雰囲気ガス流
れか強化されて、白粉の炉導入部への侵入をより効果的
に防止てきるので、斑点状汚れの発生をより一層低減す
ることかできる。
さらに、炉人ロシール部よりの雰囲気ガス放出量が炉出
口シール部よりの雰囲気ガス放出量よりも少なくなる様
調整することによっても、加熱帯人口部に形成される鋼
帯進行方向と同一方向の雰囲気ガス流れか強化されて白
粉の炉導入部への侵入をより効果的に防止てきる為、斑
点状汚れの発生をさらにより一層低減することができる
。
口シール部よりの雰囲気ガス放出量よりも少なくなる様
調整することによっても、加熱帯人口部に形成される鋼
帯進行方向と同一方向の雰囲気ガス流れか強化されて白
粉の炉導入部への侵入をより効果的に防止てきる為、斑
点状汚れの発生をさらにより一層低減することができる
。
第1図、第2図は本発明を説明する図、第3図は従来方
法を説明する図である。 1・・・炉導入部、2・・・加熱帯、3・・・冷却帯、
4・・・トップロール、5・・・炉人ロシール部、6・
・・炉出口シール部、7・・・光輝焼鈍されるステンレ
ス鋼帯、8・・・加熱帯人口部のガス流れ方向を示す矢
印、9・・・焼鈍されるステンレス鋼帯の進行方向を示
す矢印、11・・・仕切り板 V、・・・炉導入部1への雰囲気ガス供給量、V2・・
・加熱帯2への雰囲気ガス供給量、v3・・・冷却帯3
への雰囲気ガス供給量、v5・・・炉人ロシール部5よ
り炉外への雰囲気ガス放出量、v6・・・炉出口シール
部6より炉外への雰囲気ガス放出量
法を説明する図である。 1・・・炉導入部、2・・・加熱帯、3・・・冷却帯、
4・・・トップロール、5・・・炉人ロシール部、6・
・・炉出口シール部、7・・・光輝焼鈍されるステンレ
ス鋼帯、8・・・加熱帯人口部のガス流れ方向を示す矢
印、9・・・焼鈍されるステンレス鋼帯の進行方向を示
す矢印、11・・・仕切り板 V、・・・炉導入部1への雰囲気ガス供給量、V2・・
・加熱帯2への雰囲気ガス供給量、v3・・・冷却帯3
への雰囲気ガス供給量、v5・・・炉人ロシール部5よ
り炉外への雰囲気ガス放出量、v6・・・炉出口シール
部6より炉外への雰囲気ガス放出量
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍において、炉入口シ
ール部よりの雰囲気ガス放出量を上回る量の雰囲気ガス
を炉導入部へ供給することにより、加熱帯入口部の雰囲
気ガスの流れ方向を焼鈍されるステンレス鋼帯の進行方
向と同一方向とすることを特徴とするステンレス鋼帯の
連続光輝焼鈍方法。 2、炉導入部へ供給する雰囲気ガスを加熱帯直前に位置
し、かつ、鋼帯の表面に向い鋼帯進行方向と同方向に傾
斜する方向に開口をもつノズルから供給することを特徴
とする請求項1記載のステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍方
法。 3、炉入口シール部よりの雰囲気ガス放出量を炉出口シ
ール部よりの雰囲気ガス放出量よりも、少なくしたこと
を特徴とする請求項1または2記載のステンレス鋼帯の
連続光輝焼鈍方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18257290A JPH0472020A (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18257290A JPH0472020A (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0472020A true JPH0472020A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16120625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18257290A Pending JPH0472020A (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | ステンレス鋼帯の連続光輝焼鈍方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0472020A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011144402A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Daido Steel Co Ltd | 連続式光輝焼鈍方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01309918A (ja) * | 1988-03-22 | 1989-12-14 | Messer Griesheim Gmbh | 保護ガスおよび反応ガスを焼鈍装置に供給する方法 |
-
1990
- 1990-07-12 JP JP18257290A patent/JPH0472020A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01309918A (ja) * | 1988-03-22 | 1989-12-14 | Messer Griesheim Gmbh | 保護ガスおよび反応ガスを焼鈍装置に供給する方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011144402A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Daido Steel Co Ltd | 連続式光輝焼鈍方法 |
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