JPH0471882B2 - - Google Patents

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JPH0471882B2
JPH0471882B2 JP50257882A JP50257882A JPH0471882B2 JP H0471882 B2 JPH0471882 B2 JP H0471882B2 JP 50257882 A JP50257882 A JP 50257882A JP 50257882 A JP50257882 A JP 50257882A JP H0471882 B2 JPH0471882 B2 JP H0471882B2
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JP
Japan
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mol
rice
carbamate
solution
water
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JP50257882A
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English (en)
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JPS58501177A (ja
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Furanshisu Haarii Uookaa
Haarii Tairusu
Oigen Goorudo Teiichi
Roorensu Ramonto Buuren
Baanei Juriasu Randorufu
Donarudo Richaado Jeemusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stauffer Chemical Co
Original Assignee
Stauffer Chemical Co
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

発明の分野 貴重な土地の面積や土壌の栄養分を無駄に消費
する雑草やその他の植物の生長を抑制すること
は、農業において尽きることのない問題である。
この問題に対処するため、広範囲の化合物や化合
物配合物が除草剤の用途に製造された。多くの種
類の除草剤が文献上に発表され、そして多数のも
のが商業的に使用されている。 除草剤の中でもとくに優れているのは、チオー
ルカーバメート類であり、これの近縁化合物のい
くつかは商業用にも成功している。この発明は、
新らしいチオールカーバメート類の発見に係り、
作物に対する害及び魚毒がなく、雑草抑制効果お
いては非常に優れている或る種のS−ベンジルチ
オールカーバメートに関するものである。 先行技術の説明 S−ベンジルチオールカーバメートは一般に除
草剤として知られている。そのような化合物を開
示した文献としては次のものがある。米国特許第
3679726号(クダマツ他、1972年7月25日)、第
3144475号(ハーマン他、1964年8月11日)、第
3682616号(キムラ他、1972年8月8日)、第
3781440号(マルコ他、1973年12月25日)、第
3992185号(ダミコ1976年11月16日)、第4153444
号(ジキハラ他、1979年5月8日)、第3742005号
(テイルズ、1973年6月26日)、第3582314号(コ
ンナイ他、1971年6月1日)、第3930838号(ペレ
グリニ他、1976年1月6日)およびドイツ国公開
第2138017号(アヤ他、1972年2月3日)。 発明の要約 或る種のS−ベンジルチオールカーバメートが
稲作に関する雑草抑制に関し顕著な活性を示すと
ともに還元条件においても稲に薬害を示さずかつ
魚毒がないことが判つた。この化合物は、次の式
で定義される。 ここに、 R1は、水素およびメトキシよりなる群から選
ばれ、 R2は、メチル、エチルおよびアリルよりなる
群から選ばれ、 R3は、直鎖C3〜6アルキル(場合により1また
は2のメチルまたはアリルで置換された)から選
ばれる。 本発明の範囲内において、いくつかの好ましい
具体例は、 R1は、水素およびメトキシよりなる群から選
ばれ、 R2は、メチル、エチルおよびアリルよりなる
群から選ばれ、 R3は、n−ブチル、n−ペンチル、1,2−
ジメチルプロピルおよびアリルより選ばれるもの
である。 【発明の詳細な説明】 本発明の範囲のS−ベンジルチオールカーバメ
ートは、チオールカーバメートの製造法として知
られているいずれの方法ででも調製できる。これ
らの方法の中には、ベンジルクロロチオフオーメ
ート、第2級アミン、塩基の反応;カルバミルク
ロライドとベンジルメルカプタンとの反応;およ
び第2級アミン、カルボニルサルフアイド、塩基
を反応させて中間体を作り、次いでベンジルハラ
イドまたはサルフエートと反応させる等の方法が
ある。 次は、本発明の範囲のいくつかの化合物の調製
例であり、続いて稲田における雑草抑制の効果、
還元条件において稲の成育に対する薬害、魚毒に
対する効果を示す。 実施例 1 S−ベンジルエチル−1,2−ジメチルプロピ
ルチオールカーバメート 反応容器に、6.1g(0.053モル)のエチル−
1,2−ジメチルプロピルアミン、5.6g(0.055
モル)のトリエチルアミン、および75mlのベンゼ
ンを入れる。アミンを溶解させ、混合物を0℃に
冷却する。25mlのベンゼン中の9.3g(0.050モ
ル)のベンジルクロロチオールフオーメートの溶
液を別途調製し、アミン混合物中に分割添加す
る。温度は約40℃に上昇し、トリエチルアミン塩
酸塩の沈殿が生成する。室温で数時間放置し、沈
殿を過し、10%塩化水素溶液および水で洗滌
し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶液を減圧下
に回転エバポレーターで蒸発させ、12.1g(91%
収率)で液状物を得た。屈折率n30 D=1.5344であ
り、赤外線分析でS−ベンジルエチル−1,2−
ジメチルプロピルチオールカーバメートと確認さ
れた。 実施例 2 S−ベンジルエチル−n−ブチルチオールカー
バメート 実施例1に準じ6.4g(0.063モル)のエチルn
−ブチルアミン、6.7g(0.066モル)のトリエチ
ルアミンおよび11.2g(0.060モル)のベンジル
クロロチオフオーメートを用いて反応を行つた。
溶液を蒸発させて13.1g(87%収率)の液状物を
得た。屈折率n30 D=1.5367で、赤外線分析により、
S−ベンジルエチル−n−ブチルチオールカーバ
メートと確認された。 実施例 3 S−ベンジルエチル−n−ペンチルチオールカ
ーバメート 反応容器に10.6g(0.105モル)のメチル−n
−ペンチルアミン、11.1g(0.11モル)のトリエ
チルアミンおよび200mlのジエチルエーテルを入
れる。フラスコおよび内容物を氷浴中に入れる。
18.6g(0.10モル)のベンジルクロロチオールフ
オーメートを滴下器を通して5分間かけて添加す
る。フラスコおよび内容物を氷浴から取り出し、
加熱して30分間36℃で還流する。室温に冷却し、
過して沈殿物を取り除く。液を稀塩酸および
水で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒
を減圧下に回転エバポレーターで除去し、残りを
165℃で流下膜蒸留器で蒸溜する。19.5g(77.7
%)の液状物を得る。屈折率n30 D=1.5376であり、
質量分析によりS−ベンジル−n−ペンチルチオ
ールカーバメートであると確認された。 実施例 4 S−ベンジルエチル−n−ペンチルチオールカ
ーバメート 実施例3に準じ、12.1g(0.105モル)のエチ
ル−n−ペンチルアミン、11.1g(0.11モル)の
トリエチルアミン、200mlのジエチルエーテルお
よび18.6g(0.10モル)のベンジルクロロチオー
ルフオーメートを用いて反応を行つた。溶媒を除
去した液を165℃で流下膜蒸留器で蒸留し、23.5
g(88.8%収率)の留出物を得た。屈折率はn30 D
=1.5326であり、質量分析によりS−ベンジルエ
チル−n−ペンチルチオールカーバメートである
と確認した。 実施例 5 S−p−メトキシベンジルジアリルチオールカ
ーバメート 実施例1に準じ、3.0g(0.03モル)のジアリ
ルアミン、3.1g(0.03モル)のトリエチルアミ
ン、50mlのベンゼンおよび6.5g(0.03モル)の
p−メトキシベンジルクロロチオールフオーメー
トを反応させた。7.6g(91%収率)の液状物を
得た。屈折率n30 D=1.5380で赤外分析でS−p−
メトキシベンジルジアリルチオールカーバメート
と確認した。 実施例 6 S−ベンジルメチル−n−ブチルチオールカー
バメート 4.7g(0.054モル)のメチル−n−ブチルアミ
ンを2.2g((0.054モル)の水酸化ナトリウムを
含有する水100ml中に懸濁した液を撹拌しながら、
10g(0.05モル)のベンジルクロロチオールフオ
ーメートを急速に滴下し処理する。滴下中および
その后1時間、混合物は常に撹拌し、外部冷却に
より0〜10℃に保つ。これに100mlのジエチルエ
ーテルを加える。液相を分離し、エーテル層を硫
酸マグネシウムでで乾燥する。溶媒を蒸発させ、
11.45gの無色の液状物を得る。ガス−液クロマ
トグラフにより97%の純物質であることが判つ
た。 以上の化合物を次表に要約する。 【表】 実施例 7 温室テスト−発芽後、潅水後適用 この例は、稲作に通常随するいくつかの応葉お
よび雑草種の抑制における上記6化合物の除草活
性を説明するものである。雑草に近接して育生す
る稲作に及ぼすこれらの化合物の影響もまた観察
された。 潅水水田の模擬物がこの試験のために用いられ
た。試験化合物を適用するとき、一定の程度の成
熟度を保つように、あらかじめ定めた間隔で雑草
の種子は植えられた。通常の生育技術を代表する
ように、直播きおよび移植の方法が稲についてと
られた。方法は次のとおりである。 11.1インチ(28.2cm)の長さ、6.7インチ(17.0
cm)の巾、5.3インチ(13.5cm)の深さのプラス
チツク容器を砂状ローム土壌で2〜3インチ
(5.1〜7.6cm)の深さに満たす。土壌には50ppm
のシス−N−〔(トリクロロメチル)チオ〕−4−
シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシミド(キ
ヤプタンCaptanとして知られる殺菌剤)および
17−17−17(N−P2O5−K2Oの重量%)肥料を含
有している。雑草および稲は、それぞれの容器に
次のように植えられた。 第1日:スプラングルトツプsprangletop
Leptochloa dubia)の種子を1つ
のあぜみぞに植える。 第5日:M−9ライス(Oryza sativa)、セ
スバニアsesbania(Sesbania
exaltata)、イエローナツトセツヂ
yellow nutsedge(Cyperus escu−
lentus)、の種子およびデイフラワ
ーdayflo−wer(Commelina
communis)の切り芽を別のあぜみ
ぞに植える。さらに別の容器にM−
9ライスの種子を植える。 第12日:1年生モーニンググローリーannual
morning glory(Ipomoea
purpurea)、およびウオーターグ
ラスwatergrass(Echinochloa
crusgalli)の種子を他の雑草を
含んでいる容器の別のあぜみぞに
植える。 第16日:別の容器で生育した稲を他の全ての種
類を含んでいる容器に移植した。 第20日に、それぞれの容器の土壌は2〜3イン
チ(5.1〜7.6cm)の水で潅水された。ウオーター
グラスは、この時までに二葉の段階になつてお
り、完全に水に浸された。他の雑草や2列の稲は
全て水面ちようどかまたは少しその上に出る程で
あつた。0.1重量%のポリオキエチレンビタンモ
ノラウレート界面活性剤を含む40mlのアセト中に
88mgの試験化合物を溶解した溶液から、潅水中に
この日に試験化合物を加えた。使用する溶液の量
は、0.125〜4.0ポンド/エーカー(0.14〜4.48
Kg/ヘクタール)の活性成分適用率になるように
して用いる。 水位は3週間それぞれの容器でこのまま保ち、
それぞれの植物の被害パーセントを評価した。評
価は目視観察により、処理植物と別の容器でその
他の点では同様の条件で生育した植物とを比較し
て行つた。評価は0〜100%まであり、0は全く
被害のないもの、100は完全死滅を示す。被害率
は全ての要因による全植物被害を示す。結果を表
に示す。 【表】 【表】 実施例 8 温室試験−発芽前表面適用 この試験では、同じ6種類の化合物を次の様に
して雑草および稲を植えた乾燥土壌に適用して試
験した。 細砂質クレー土壌で殺菌剤も肥料も含まないの
を12インチ(30.5cm)巾、14インチ(35.6cm)
長、4インチ(10.2cm)深さのプラスチツク容器
に入れる。ウオーターグラス、イエローナツトセ
ツヂ、M−9ライスを別々の列に植え、土壌表面
にかるく散水する。界面活性剤を含みかつ、50ml
あたり150〜450mgの活性成分を含む試験化合物の
アセト溶液を調製する。80ガロン/エーカー
(750/ヘクタール)に相当する散布率で2〜6
ポンド/エーカー(2.2〜6.7Kg/ヘクタール)の
活性成分適用に相当するように溶液を用い、リニ
アスプレーテーブルで土壌表面に散布する。 2週間後、さらに1列ウオーターグラスの種子
を植える。さらに2週間後、さらに第3列目も植
える。これら2つの後から植えた列は、試験化合
物の残留効果を試験するためのものである。容器
は定期的に散水する。 最后にウオーターグラスを植えてから3週間
後、実施例7と同様にしてそれぞれの植物の被害
率を評価した。結果を表に示す。 【表】 【表】 化合物 適用率

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 除草有効量の次の構造式を有する化合物 および不活性担体とを含有する除草組成物。
JP50257882A 1981-07-27 1982-07-19 S−ベンジルチオ−ルカ−バメ−トおよびその稲田における雑草抑制剤としての使用 Granted JPS58501177A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US286807JPNL 1981-07-27
PCT/US1982/000966 WO1983000329A1 (en) 1981-07-27 1982-07-19 S-benzyl thiolcarbamates and their use in controlling weeds in rice fields

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20426692A Division JPH08127507A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 S−ベンジルチオールカーバメートおよびその稲田における雑草抑制剤としての適用方法
JP5140829A Division JPH06239709A (ja) 1981-07-27 1993-06-11 S−ベンジルチオールカーバメートおよびその稲田における雑草抑制剤としての使用

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58501177A JPS58501177A (ja) 1983-07-21
JPH0471882B2 true JPH0471882B2 (ja) 1992-11-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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NZ201284A (en) * 1981-07-27 1985-08-16 Stauffer Chemical Co S-benzylthiolcarbamates as herbicides

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