JPH08127507A - S−ベンジルチオールカーバメートおよびその稲田における雑草抑制剤としての適用方法 - Google Patents
S−ベンジルチオールカーバメートおよびその稲田における雑草抑制剤としての適用方法Info
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- JPH08127507A JPH08127507A JP20426692A JP20426692A JPH08127507A JP H08127507 A JPH08127507 A JP H08127507A JP 20426692 A JP20426692 A JP 20426692A JP 20426692 A JP20426692 A JP 20426692A JP H08127507 A JPH08127507 A JP H08127507A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 雑草抑制が望まれる場所に、該組成物を適用
して稲作中の望ましくない植物生育を選択的に抑制する
ことを目的としています。 【構成】 本発明は、次の構造式を有するS−ベンジル
エチル−1,2−ジメチルプロピルチオールカーバメー
トの除草有効量と不活性希釈担体を含有する除草組成物
を適用する方法に関します。 【化1】
して稲作中の望ましくない植物生育を選択的に抑制する
ことを目的としています。 【構成】 本発明は、次の構造式を有するS−ベンジル
エチル−1,2−ジメチルプロピルチオールカーバメー
トの除草有効量と不活性希釈担体を含有する除草組成物
を適用する方法に関します。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】貴重な土地の面積や土壌の栄養分
を無駄に消費する雑草やその他の植物の成長を抑制する
ことは、農業において尽きることのない問題である。こ
の問題に対処するため、広範囲の化合物や化合物配合物
が除草剤の用途に製造された。多くの種類の除草剤が文
献上に発表され、そして多数のものが商業的に使用され
ている。
を無駄に消費する雑草やその他の植物の成長を抑制する
ことは、農業において尽きることのない問題である。こ
の問題に対処するため、広範囲の化合物や化合物配合物
が除草剤の用途に製造された。多くの種類の除草剤が文
献上に発表され、そして多数のものが商業的に使用され
ている。
【0002】除草剤の中でもとくに優れているのは、チ
オールカーバメート類であり、これの近縁化合物のいく
つかは商業用にも成功している。この発明は、新しいチ
オールカーバメート類の発見に係り、作物に対する害及
び魚毒がなく、雑草抑制効果においては非常に優れてい
る或る種のS−ベンジルチオールカーバメートに関する
ものである。
オールカーバメート類であり、これの近縁化合物のいく
つかは商業用にも成功している。この発明は、新しいチ
オールカーバメート類の発見に係り、作物に対する害及
び魚毒がなく、雑草抑制効果においては非常に優れてい
る或る種のS−ベンジルチオールカーバメートに関する
ものである。
【0003】
【従来の技術】S−ベンジルチオールカーバメートは、
一般に除草剤として知られている。そのような化合物を
開示した文献としては次のものがある。米国特許第3,
679,726号(クダマツ他、1972年7月25
日)、第3,144,475号(ハーマン他、1964
年8月11日)、第3,682,616号(キムラ他、
1972年8月8日)、第3,781,440号(マル
コ他、1973年12月25日)、第3,992,18
5号(ダミコ 1976年11月16日)、第4,15
3,444号(ジキハラ他、1979年5月8日)、第
3,742,005号(テイルズ、1973年6月26
日)、第3,582,314号(コンナイ他、1971
年6月1日)、第3,930,838号(ペレグリニ
他、1976年1月6日)およびドイツ国公開第2,1
38,017号(アヤ他、1972年2月3日)。
一般に除草剤として知られている。そのような化合物を
開示した文献としては次のものがある。米国特許第3,
679,726号(クダマツ他、1972年7月25
日)、第3,144,475号(ハーマン他、1964
年8月11日)、第3,682,616号(キムラ他、
1972年8月8日)、第3,781,440号(マル
コ他、1973年12月25日)、第3,992,18
5号(ダミコ 1976年11月16日)、第4,15
3,444号(ジキハラ他、1979年5月8日)、第
3,742,005号(テイルズ、1973年6月26
日)、第3,582,314号(コンナイ他、1971
年6月1日)、第3,930,838号(ペレグリニ
他、1976年1月6日)およびドイツ国公開第2,1
38,017号(アヤ他、1972年2月3日)。
【0004】
【発明の要約】或る種のS−ベンジルチオールカーバメ
ートが稲作に関する雑草抑制に関し顕著な活性を示すと
ともに還元条件においても稲に薬害を示さずかつ魚毒が
ないことが判った。この化合物は、次の式で定義され
る。
ートが稲作に関する雑草抑制に関し顕著な活性を示すと
ともに還元条件においても稲に薬害を示さずかつ魚毒が
ないことが判った。この化合物は、次の式で定義され
る。
【0005】
【化2】
【0006】ここに、R1は、水素およびメトキシより
なる群から選ばれ、R2は、メチル、エチルおよびアリ
ルよりなる群から選ばれ、R3は、直鎖C3〜6アルキル
(場合により1または2のメチルまたはアリルで置換さ
れた)から選ばれる。
なる群から選ばれ、R2は、メチル、エチルおよびアリ
ルよりなる群から選ばれ、R3は、直鎖C3〜6アルキル
(場合により1または2のメチルまたはアリルで置換さ
れた)から選ばれる。
【0007】本発明の範囲内において、いくつかの好ま
しい具体例は、R1は、水素およびメトキシよりなる群
から選ばれ、R2は、メチル、エチルおよびアリルより
なる群から選ばれ、R3は、n−ブチル、n−ペンチ
ル、1,2−ジメチルプロピルおよびアリルより選ばれ
るものである。
しい具体例は、R1は、水素およびメトキシよりなる群
から選ばれ、R2は、メチル、エチルおよびアリルより
なる群から選ばれ、R3は、n−ブチル、n−ペンチ
ル、1,2−ジメチルプロピルおよびアリルより選ばれ
るものである。
【0008】本発明の範囲のS−ベンジルチオールカー
バメートは、チオールカーバメートの製造法として知ら
れているいずれの方法ででも調整できる。これらの方法
の中には、ベンジルクロロチオフオーメート、第2級ア
ミン、塩基の反応;カルバミルクロライドとベンジルメ
ルカプタンとの反応;および第2級アミン、カルボニル
サルフアイド、塩基を反応させて中間体を作り、次いで
ベンジルハライドまたはサルフエートと反応させる等の
方法がある。
バメートは、チオールカーバメートの製造法として知ら
れているいずれの方法ででも調整できる。これらの方法
の中には、ベンジルクロロチオフオーメート、第2級ア
ミン、塩基の反応;カルバミルクロライドとベンジルメ
ルカプタンとの反応;および第2級アミン、カルボニル
サルフアイド、塩基を反応させて中間体を作り、次いで
ベンジルハライドまたはサルフエートと反応させる等の
方法がある。
【0009】次は、本発明の範囲のいくつかの化合物の
調製例であり、続いて稲田における雑草抑制の効果、還
元条件において稲の成育に対する薬害、魚毒に対する効
果を示す。
調製例であり、続いて稲田における雑草抑制の効果、還
元条件において稲の成育に対する薬害、魚毒に対する効
果を示す。
【0010】
(実施例1) S−ベンジルエチル−1,2−ジメチルプロピルチオー
ルカーバメート
ルカーバメート
【0011】
【化3】
【0012】反応容器に、6.1g(0.053モル)
のエチル−1,2−ジメチルプロピルアミン、5.6g
(0.055モル)のトリエチルアミン、および75ml
のベンゼンを入れる。アミンを溶解させ、混合物を0℃
に冷却する。25mlのベンゼン中の9.3g(0.05
0モル)のベンジルクロロチオールフオーメートの溶液
を別途調製し、アミン混合物中に分割添付する。温度は
約40℃に上昇し、トリエチルアミン塩酸塩の沈澱が生
成する。室温で数時間放置し、沈澱を濾過し、10%塩
化水素溶液および水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
する。溶液を減圧下に回転エバポレーターで蒸発させ、
12.1g(91%収率)で液状物を得た。屈折率nD
30=1.5344であり、赤外線分析でS−ベンジルエ
チル−1,2−ジメチルプロピルチオールカーバメート
と確認された。
のエチル−1,2−ジメチルプロピルアミン、5.6g
(0.055モル)のトリエチルアミン、および75ml
のベンゼンを入れる。アミンを溶解させ、混合物を0℃
に冷却する。25mlのベンゼン中の9.3g(0.05
0モル)のベンジルクロロチオールフオーメートの溶液
を別途調製し、アミン混合物中に分割添付する。温度は
約40℃に上昇し、トリエチルアミン塩酸塩の沈澱が生
成する。室温で数時間放置し、沈澱を濾過し、10%塩
化水素溶液および水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
する。溶液を減圧下に回転エバポレーターで蒸発させ、
12.1g(91%収率)で液状物を得た。屈折率nD
30=1.5344であり、赤外線分析でS−ベンジルエ
チル−1,2−ジメチルプロピルチオールカーバメート
と確認された。
【0013】(実施例2) S−ベンジルエチル−n−ブチルチオールカーバメート
【0014】
【化4】
【0015】実施例1に準じ、6.4g(0.063モ
ル)のエチルn−ブチルアミン、6.7g(0.066
モル)のトリエチルアミンおよび11.2g(0.06
0モル)のベンジルクロロチオフオーメートを用いて反
応を行った。溶液を蒸発させて13.1(87%収率)
の液状物を得た。屈折率nD 30=1.5367で、赤外
線分析により、S−ベンジルエチル−n−ブチルチオー
ルカーバメートと確認された。
ル)のエチルn−ブチルアミン、6.7g(0.066
モル)のトリエチルアミンおよび11.2g(0.06
0モル)のベンジルクロロチオフオーメートを用いて反
応を行った。溶液を蒸発させて13.1(87%収率)
の液状物を得た。屈折率nD 30=1.5367で、赤外
線分析により、S−ベンジルエチル−n−ブチルチオー
ルカーバメートと確認された。
【0016】(実施例3) S−ベンジルメチル−n−ペンチルチオールカーバメー
ト
ト
【0017】
【化5】
【0018】反応容器に10.6g(0.105モル)
のメチル−n−ペンチルアミン、11.1g(0.11
モル)のトリエチルアミンおよび200mlのジエチルエ
ーテルを入れる。フラスコおよび内容物を氷浴中に入れ
る。18.6g(0.10モル)のベンジルクロロチオ
ールフオーメートを滴下器を通して5分間かけて添加す
る。フラスコおよび内容物を氷浴から取り出し、加熱し
て30分間36℃で還流する。室温に冷却し、濾過して
沈澱物を取り除く。濾液を稀塩酸および水で洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧下に回転エバポ
レーターで除去し、残りを165℃で流下膜蒸留器で蒸
留する。19.5g(77.7%)の液状物を得る。屈
折率nD 30=1.5376であり、質量分析によりS−
ベンジル−n−ペンチルチオールカーバメートであると
確認された。
のメチル−n−ペンチルアミン、11.1g(0.11
モル)のトリエチルアミンおよび200mlのジエチルエ
ーテルを入れる。フラスコおよび内容物を氷浴中に入れ
る。18.6g(0.10モル)のベンジルクロロチオ
ールフオーメートを滴下器を通して5分間かけて添加す
る。フラスコおよび内容物を氷浴から取り出し、加熱し
て30分間36℃で還流する。室温に冷却し、濾過して
沈澱物を取り除く。濾液を稀塩酸および水で洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧下に回転エバポ
レーターで除去し、残りを165℃で流下膜蒸留器で蒸
留する。19.5g(77.7%)の液状物を得る。屈
折率nD 30=1.5376であり、質量分析によりS−
ベンジル−n−ペンチルチオールカーバメートであると
確認された。
【0019】(実施例4) S−ベンジルエチル−n−ペンチルチオールカーバメー
ト
ト
【0020】
【化6】
【0021】実施例3に準じ、12.1g(0.105
モル)のエチル−n−ペンチルアミン、11.1g
(0.11モル)のトリエチルアミン、200mlのジエ
チルエーテルおよび18.6g(0.10モル)のベン
ジルクロロチオールフオーメートを用いて反応を行っ
た。溶媒を除去した液を165℃で流下膜蒸留器で蒸留
し、23.5g(88.8%収率)の留出物を得た。屈
折率はnD 30=1.5326であり、質量分析によりS
−ベンジルエチル−n−ペンチルチオールカーバメート
であると確認した。
モル)のエチル−n−ペンチルアミン、11.1g
(0.11モル)のトリエチルアミン、200mlのジエ
チルエーテルおよび18.6g(0.10モル)のベン
ジルクロロチオールフオーメートを用いて反応を行っ
た。溶媒を除去した液を165℃で流下膜蒸留器で蒸留
し、23.5g(88.8%収率)の留出物を得た。屈
折率はnD 30=1.5326であり、質量分析によりS
−ベンジルエチル−n−ペンチルチオールカーバメート
であると確認した。
【0022】(実施例5) S−p−メトキシベンジルジアリルチオールカーバメー
ト
ト
【0023】
【化7】
【0024】実施例1に準じ、3.0g(0.03モ
ル)のジアリルアミン、3.1g(0.03モル)のト
リエチルアミン、50mlのベンゼンおよび6.5g
(0.03モル)のp−メトキシベンジルクロロチオー
ルフオーメートを反応させた。7.6g(91%収率)
の液状物を得た。屈折率はnD 30=1.5380で赤外
分析でS−p−メトキシベンジルジアリルチオールカー
バメートと確認した。
ル)のジアリルアミン、3.1g(0.03モル)のト
リエチルアミン、50mlのベンゼンおよび6.5g
(0.03モル)のp−メトキシベンジルクロロチオー
ルフオーメートを反応させた。7.6g(91%収率)
の液状物を得た。屈折率はnD 30=1.5380で赤外
分析でS−p−メトキシベンジルジアリルチオールカー
バメートと確認した。
【0025】(実施例6) S−ベンジルメチル−n−ブチルチオールカーバメート
【0026】
【化8】
【0027】4.7g(0.054モル)のメチル−n
−ブチルアミンを2.2g(0.054モル)の水酸化
ナトリウムを含有する水100ml中に懸濁した液を攪拌
しながら、10g(0.054モル)のベンジルクロロ
チオールフオーメートを急速に滴下し処理する。滴下中
およびその後1時間、混合物は常に攪拌し、外部冷却に
より0〜10℃に保つ。これに100mlのジエチルエー
テルを加える。液相を分離し、エーテル層を硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を蒸発させ、11.45gの無
色の液状物を得る。ガス−液クロマトグラフにより97
%の純物質であることが判った。
−ブチルアミンを2.2g(0.054モル)の水酸化
ナトリウムを含有する水100ml中に懸濁した液を攪拌
しながら、10g(0.054モル)のベンジルクロロ
チオールフオーメートを急速に滴下し処理する。滴下中
およびその後1時間、混合物は常に攪拌し、外部冷却に
より0〜10℃に保つ。これに100mlのジエチルエー
テルを加える。液相を分離し、エーテル層を硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を蒸発させ、11.45gの無
色の液状物を得る。ガス−液クロマトグラフにより97
%の純物質であることが判った。
【0028】以上の化合物を次表に要約する。
【0029】
【表1】
【0030】(実施例7) 温室テスト−発芽後、灌水後適用 この例は、稲作に通常付随するいくつかの広葉および雑
草種の抑制における上記6化合物の除草活性を説明する
ものである。雑草に近接して育成する稲作に及ぼすこれ
らの化合物の影響もまた観察された。
草種の抑制における上記6化合物の除草活性を説明する
ものである。雑草に近接して育成する稲作に及ぼすこれ
らの化合物の影響もまた観察された。
【0031】灌水水田の模擬物がこの試験のために用い
られた。試験化合物を適用するとき、一定の程度の成熟
度を保つように、あらかじめ定めた間隔で雑草の種子は
植えられた。通常の生育技術を代表するように、直播き
および移植の方法が稲についてとられた。方法は次のと
おりである。
られた。試験化合物を適用するとき、一定の程度の成熟
度を保つように、あらかじめ定めた間隔で雑草の種子は
植えられた。通常の生育技術を代表するように、直播き
および移植の方法が稲についてとられた。方法は次のと
おりである。
【0032】11.1インチ(28.2cm)の長さ、
6.7インチ(17.0cm)の巾、5.3インチ(1
3.5cm)の深さのプラスチック容器を砂状ローム土壌
で2〜3インチ(5.1〜7.6cm)の深さに満たす。
土壌には50ppmのシス−N−〔(トリクロロメチ
ル)チオ〕−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキ
シミド(キャプタンCaptanとして知られる殺菌剤)およ
び17−17−17(N−P2O5−K2Oの重量%)肥
料を含有している。雑草および稲は、それぞれの容器に
次のように植えられた。
6.7インチ(17.0cm)の巾、5.3インチ(1
3.5cm)の深さのプラスチック容器を砂状ローム土壌
で2〜3インチ(5.1〜7.6cm)の深さに満たす。
土壌には50ppmのシス−N−〔(トリクロロメチ
ル)チオ〕−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキ
シミド(キャプタンCaptanとして知られる殺菌剤)およ
び17−17−17(N−P2O5−K2Oの重量%)肥
料を含有している。雑草および稲は、それぞれの容器に
次のように植えられた。
【0033】第1日:スプラングルトップsprangletop
(Leptochloadubia)の種子を1つのあぜみぞに植える。 第5日:M−9ライス(Oryza sativa)、セスバニアsesb
ania(Sesbania exalta ta)、イエローナットセッヂyello
w nutsedge(Cyperus escu-lentus)、の種子およびデイ
フラワーdayflower(Commelina communis)の切り芽を別
のあぜみぞに植える。さらに別の容器にM−9ライスの
種子を植える。 第12日:1年生モーニンググローリーannual morning
glory(Ipomoea purpu rea)、およびウォーターグラスwa
tergrass(Echinochloa crusgalli)の種子を他の雑草を
含んでいる容器の別のあぜみぞに植える。 第16日:別の容器で生育した稲を他の全ての種類を含
んでいる容器に移植した。 第20日に、それぞれの容器の土壌は2〜3インチ
(5.1〜7.6cm)の水で灌水された。ウォーターグ
ラスは、この時までに二葉の段階になっており、完全に
水に浸された。他の雑草や2列の稲は全て水面ちょうど
かまたは少しその上に出る程であった。0.1重量%の
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート界面活性
剤を含む40mlのアセトン中に88mgの試験化合物を溶
解した溶液から、灌水中にこの日に試験化合物を加え
た。使用する溶液の量は、0.125〜4.0ポンド/
エーカー(0.14〜4.48kg/ヘクタール)の活性
成分適用率になるようにして用いる。
(Leptochloadubia)の種子を1つのあぜみぞに植える。 第5日:M−9ライス(Oryza sativa)、セスバニアsesb
ania(Sesbania exalta ta)、イエローナットセッヂyello
w nutsedge(Cyperus escu-lentus)、の種子およびデイ
フラワーdayflower(Commelina communis)の切り芽を別
のあぜみぞに植える。さらに別の容器にM−9ライスの
種子を植える。 第12日:1年生モーニンググローリーannual morning
glory(Ipomoea purpu rea)、およびウォーターグラスwa
tergrass(Echinochloa crusgalli)の種子を他の雑草を
含んでいる容器の別のあぜみぞに植える。 第16日:別の容器で生育した稲を他の全ての種類を含
んでいる容器に移植した。 第20日に、それぞれの容器の土壌は2〜3インチ
(5.1〜7.6cm)の水で灌水された。ウォーターグ
ラスは、この時までに二葉の段階になっており、完全に
水に浸された。他の雑草や2列の稲は全て水面ちょうど
かまたは少しその上に出る程であった。0.1重量%の
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート界面活性
剤を含む40mlのアセトン中に88mgの試験化合物を溶
解した溶液から、灌水中にこの日に試験化合物を加え
た。使用する溶液の量は、0.125〜4.0ポンド/
エーカー(0.14〜4.48kg/ヘクタール)の活性
成分適用率になるようにして用いる。
【0034】水位は3週間それぞれの容器でこのまま保
ち、それぞれの植物の被害パーセントを評価した。評価
は目視観察により、処理植物と別の容器でその他の点で
は同様の条件で生育した植物とを比較して行つた。評価
は0〜100%まであり、0は全く被害のないもの、1
00は完全死滅を示す。被害率は全ての要因による全植
物被害を示す。結果を表IIに示す。
ち、それぞれの植物の被害パーセントを評価した。評価
は目視観察により、処理植物と別の容器でその他の点で
は同様の条件で生育した植物とを比較して行つた。評価
は0〜100%まであり、0は全く被害のないもの、1
00は完全死滅を示す。被害率は全ての要因による全植
物被害を示す。結果を表IIに示す。
【0035】
【表2】
【0036】(実施例8) 温室試験−発芽前表面適用 この試験では、同じ6種類の化合物を次の様にして雑草
および稲を植えた乾燥土壌に適用して試験した。
および稲を植えた乾燥土壌に適用して試験した。
【0037】細砂質クレー土壌で殺菌剤も肥料も含まな
いのを12インチ(30.5cm)巾、14インチ(3
5.6cm)長、4インチ(10.2cm)深さのプラスチ
ック容器に入れる。ウォーターグラス、イエローナット
セッヂ、M−9ライスを別々の列に植え、土壌表面にか
るく散水する。界面活性剤を含みかつ、50mlあたり1
50〜450mgの活性成分を含む試験化合物のアセトン
溶液を調製する。80ガロン/エーカー(750l/ヘ
クタール)に相当する散布率で2〜6ポンド/エーカー
(2.2〜6.7kg/ヘクタール)の活性成分適用率に
相当するように溶液を用い、リニアスプレーテーブルで
土壌表面に散布する。
いのを12インチ(30.5cm)巾、14インチ(3
5.6cm)長、4インチ(10.2cm)深さのプラスチ
ック容器に入れる。ウォーターグラス、イエローナット
セッヂ、M−9ライスを別々の列に植え、土壌表面にか
るく散水する。界面活性剤を含みかつ、50mlあたり1
50〜450mgの活性成分を含む試験化合物のアセトン
溶液を調製する。80ガロン/エーカー(750l/ヘ
クタール)に相当する散布率で2〜6ポンド/エーカー
(2.2〜6.7kg/ヘクタール)の活性成分適用率に
相当するように溶液を用い、リニアスプレーテーブルで
土壌表面に散布する。
【0038】2週間後、さらに1列ウォーターグラスの
種子を植える。さらに2週間後、さらに第3列目も植え
る。これら2つの後から植えた列は、試験化合物の残留
効果を試験するためのものである。容器は定期的に散水
する。
種子を植える。さらに2週間後、さらに第3列目も植え
る。これら2つの後から植えた列は、試験化合物の残留
効果を試験するためのものである。容器は定期的に散水
する。
【0039】最後にウォーターグラスを植えてから3週
間後、実施例7と同様にしてそれぞれの植物の被害率を
評価した。結果を表IIIに示す。
間後、実施例7と同様にしてそれぞれの植物の被害率を
評価した。結果を表IIIに示す。
【0040】
【表3】
【0041】(実施例9) 屋外試験−発芽後、灌水後適用 この試験においては、実施例7に記述の方法に準じて、
屋外容器において4種類の化合物について試験した。
屋外容器において4種類の化合物について試験した。
【0042】直径16.0インチ(40.6cm)、深さ
8.5インチ(21.6cm)のプラスチック容器に、実
施例と同じ殺菌剤、肥料をそれぞれ50ppm含んだ砂状
ローム土壌を3.0インチ(7.6cm)の深さに入れ
た。種子の植え付けは次のとおりにした。
8.5インチ(21.6cm)のプラスチック容器に、実
施例と同じ殺菌剤、肥料をそれぞれ50ppm含んだ砂状
ローム土壌を3.0インチ(7.6cm)の深さに入れ
た。種子の植え付けは次のとおりにした。
【0043】第1日:イエローナットセッヂ(yellow n
utsedge)およびスプラングルトップ(sprangle top)
の種子を植える。 第5日:レッドライス(red rice.雑草)およびM−9
ライスの種子を植える。別の容器にもM−9ライスを植
えた後で移植用に用いる。 第7日:デイフラワー(dayflower)の切り芽を植え
る。 第12日:ウォーターグラスおよびM−9ライスの種子
を植える。 第16日:セスバニア(sesbania)、ウォーターグラ
ス、M−9ライスを植える。 第19日:ウォーターグラス、M−9ライスの種子を植
える。 第25日:別に生育されていた稲が主容器に移植され
た。 第27日目に、容器に灌水し、5.0インチ(12.7
cm)の深さとする。表面活性剤を含んだアセトンに試験
化合物を溶かした溶液を、0.5〜4.0ポンド活性成
分/エーカー(0.56〜4.48kg/ヘクタール)
(18.4mg/容器が1ポンド/エーカーに相当)と
なるように灌水中に加える。この時点で、デイフラワー
は約90%浸されており、セスバニアは初期葉(primar
y leaves)をつけ2インチ(5.1cm)の高さあり、2
次生長(secondary growth)が始まろうとしている。ス
プラングルトップはまばらの生長を見せ、平均6インチ
(15.2cm)の高さである。レッドライスは7〜8イ
ンチ(17.8〜20.3cm)の高さであり、ナットセ
ッヂは水面よりやっと上である。寒い気候のため、いく
つかの容器ではスプラングルトップは発芽しなかった。
ウォーターグラスはいくつかの別々の生育では2葉段階
(two-leaf stage)で1〜2インチ(2.5〜5.1c
m)の高さから4葉段階(four-leaf stage)で7〜9イ
ンチ(17.8〜22.9cm)の高さの範囲であった。
M−9ライスは、1葉段階で1〜2インチ(2.5〜
5.1cm)から3葉段階で5〜7インチ(12.7〜1
7.8cm)の高さの範囲まであった。結果を表IVに示
す。
utsedge)およびスプラングルトップ(sprangle top)
の種子を植える。 第5日:レッドライス(red rice.雑草)およびM−9
ライスの種子を植える。別の容器にもM−9ライスを植
えた後で移植用に用いる。 第7日:デイフラワー(dayflower)の切り芽を植え
る。 第12日:ウォーターグラスおよびM−9ライスの種子
を植える。 第16日:セスバニア(sesbania)、ウォーターグラ
ス、M−9ライスを植える。 第19日:ウォーターグラス、M−9ライスの種子を植
える。 第25日:別に生育されていた稲が主容器に移植され
た。 第27日目に、容器に灌水し、5.0インチ(12.7
cm)の深さとする。表面活性剤を含んだアセトンに試験
化合物を溶かした溶液を、0.5〜4.0ポンド活性成
分/エーカー(0.56〜4.48kg/ヘクタール)
(18.4mg/容器が1ポンド/エーカーに相当)と
なるように灌水中に加える。この時点で、デイフラワー
は約90%浸されており、セスバニアは初期葉(primar
y leaves)をつけ2インチ(5.1cm)の高さあり、2
次生長(secondary growth)が始まろうとしている。ス
プラングルトップはまばらの生長を見せ、平均6インチ
(15.2cm)の高さである。レッドライスは7〜8イ
ンチ(17.8〜20.3cm)の高さであり、ナットセ
ッヂは水面よりやっと上である。寒い気候のため、いく
つかの容器ではスプラングルトップは発芽しなかった。
ウォーターグラスはいくつかの別々の生育では2葉段階
(two-leaf stage)で1〜2インチ(2.5〜5.1c
m)の高さから4葉段階(four-leaf stage)で7〜9イ
ンチ(17.8〜22.9cm)の高さの範囲であった。
M−9ライスは、1葉段階で1〜2インチ(2.5〜
5.1cm)から3葉段階で5〜7インチ(12.7〜1
7.8cm)の高さの範囲まであった。結果を表IVに示
す。
【0044】
【表4】
【0045】(実施例10) 屋外試験−発芽後、灌水後適用 実施例9の方法に準じ、表Iに記載した6種の化合物全
部について試験した。播種は次のように行った。
部について試験した。播種は次のように行った。
【0046】第1日:イエローナットセッヂの種子を植
える。 第2日:デイフラワーの切り芽を植える。 第14日:セスバニアの種子を植える。 第19日:レッドライスとM−9ライスの種子を植え
る。別の容器にもM−9ライスを植えて、後に移植用と
する。 第22日:ウォーターグラスおよびM−9ライスの種子
を植える。 第24日:ウォーターグラスの種子を植える。 第26日:ウォーターグラスの種子を植える。 第28日:ウォーターグラスの種子を植える。 第33日:別に生育されていた稲を主容器に移植する。
灌水および試験化合物による処理を第37日に行い、4
週間後に被害率を評価する。結果を表Vに示す。
える。 第2日:デイフラワーの切り芽を植える。 第14日:セスバニアの種子を植える。 第19日:レッドライスとM−9ライスの種子を植え
る。別の容器にもM−9ライスを植えて、後に移植用と
する。 第22日:ウォーターグラスおよびM−9ライスの種子
を植える。 第24日:ウォーターグラスの種子を植える。 第26日:ウォーターグラスの種子を植える。 第28日:ウォーターグラスの種子を植える。 第33日:別に生育されていた稲を主容器に移植する。
灌水および試験化合物による処理を第37日に行い、4
週間後に被害率を評価する。結果を表Vに示す。
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】(実施例11) 温室試験−発芽後、灌水後適用 この試験はウォーターグラスのみについて行い、水中に
おける試験化合物の1ケ月後の残留効果について焦点を
あてたものである。
おける試験化合物の1ケ月後の残留効果について焦点を
あてたものである。
【0050】実施例7で用いたのと同じ容器にウォータ
ーグラスの種子を植える。1週間後、この容器を、実施
例9の屋外容器から採った処理液で灌水する。3週間後
被害率を評価する。結果を表VIに示す。
ーグラスの種子を植える。1週間後、この容器を、実施
例9の屋外容器から採った処理液で灌水する。3週間後
被害率を評価する。結果を表VIに示す。
【0051】
【表7】
【0052】(実施例12) 稲に対する屋外試験 (1)稲に対する薬害 本願物質の稲に対する薬害試験を実施し以下の結果をえ
た。使用した稲は日本晴とササニシキである。試験には
いずれも10苗を使用した。発芽後灌水後試験は灌水3
日後に適応し、発芽後灌水前試験は薬液噴霧5日後に灌
水した。
た。使用した稲は日本晴とササニシキである。試験には
いずれも10苗を使用した。発芽後灌水後試験は灌水3
日後に適応し、発芽後灌水前試験は薬液噴霧5日後に灌
水した。
【0053】
【表8】
【0054】I:発芽後灌水後試験 II:発芽後灌水前試験 III:発芽前試験 (1):S−ベンジルエチル−1,2−ジメチルプロピ
ルチオカーバメート(本願物質) C:S−ベンジル−N−エチル−N−イソブチルチオカ
ーバメート D:S−ベンジル−N−エチル−N−ターシャルブチル
チオカーバメート 0 害なし 数値は% この結果より、本願物質が屋外での発芽前、灌水前、灌
水後適用に対し、S−ベンジル−N−エチル−イソブチ
ルチオカーバメートに比し稲に対し薬害が少ないことが
判明する。温室試験結果と比べると、太陽、気温の変動
により薬害の発生が抑えられ実際の圃場使用に適してい
ることを示している。
ルチオカーバメート(本願物質) C:S−ベンジル−N−エチル−N−イソブチルチオカ
ーバメート D:S−ベンジル−N−エチル−N−ターシャルブチル
チオカーバメート 0 害なし 数値は% この結果より、本願物質が屋外での発芽前、灌水前、灌
水後適用に対し、S−ベンジル−N−エチル−イソブチ
ルチオカーバメートに比し稲に対し薬害が少ないことが
判明する。温室試験結果と比べると、太陽、気温の変動
により薬害の発生が抑えられ実際の圃場使用に適してい
ることを示している。
【0055】(2)還元条件下における稲生育試験 チオールカーバメート系除草剤は未熟有機物多用田、透
水不良田などで土壌が強還元状態になると、稲のわい化
を起こし収量低下を生じさせることがある。この薬害を
避けるため、種々の注意が撒布に際して払われている。
従って還元条件下においても薬害の発生しない除草剤が
望まれる。このため還元条件下における稲のわい化試験
を行った。試験は生わら1500kg/10aを3〜2
年施用した還元条件圃場を使用した。
水不良田などで土壌が強還元状態になると、稲のわい化
を起こし収量低下を生じさせることがある。この薬害を
避けるため、種々の注意が撒布に際して払われている。
従って還元条件下においても薬害の発生しない除草剤が
望まれる。このため還元条件下における稲のわい化試験
を行った。試験は生わら1500kg/10aを3〜2
年施用した還元条件圃場を使用した。
【0056】
【表9】
【0057】この結果より、本願物質が還元条件下でも
稲のわい化を生じにくいことが判明する。
稲のわい化を生じにくいことが判明する。
【0058】(実施例13) 魚毒試験 魚類に害を及ぼすかどうかを10での鯉を使用し、0.
5ppm濃度で、物質(1)、ベンチオカーブ、モリネ
ートの28日間の亜急性毒性試験を実施した。モリネー
トは9で死亡したが、他の2物質は死亡鯉はなかった。
但し物質(1)はベンチオカーブに比し鯉の成長が良好
であった。
5ppm濃度で、物質(1)、ベンチオカーブ、モリネ
ートの28日間の亜急性毒性試験を実施した。モリネー
トは9で死亡したが、他の2物質は死亡鯉はなかった。
但し物質(1)はベンチオカーブに比し鯉の成長が良好
であった。
【0059】これらの結果は物質(1)の魚毒がベンチ
オカーブ、モリネートに比しより低く、安全であること
を示している。
オカーブ、モリネートに比しより低く、安全であること
を示している。
【0060】
【表10】
【0061】(実施例14) 発芽後、灌水後適用試験 この例は、稲作に、通常付随するいくつかの広葉および
雑草種の抑制における下記4化合物の除草活性を説明す
るものである。雑草に近接して育成する稲作に及ぼすこ
れらの化合物の影響もまた観察された。試験の方法は、
実施例7に準じ、試験は灌水3日後に適用した。試験は
30.5cm×20cm×12.5cmのプラスチック容器を
用いて行い、各種子は6cm×5cm×6cmのカップに植え
た。活性成分適用率が0.5−2.0ポンド/エーカー
になるようにして試験を行った。被害率の評価は目視観
察により、処理植物と別の容器でその他の点では同様の
条件で生育した植物と比較して行った。各々の化合物の
評価を3回繰り返した。評価は0−100%まであり、
0は全く被害のないもの、100は完全死滅を示す。被
害率は全ての要因による全植物被害を示す。試験化合物
を表VIIに、各植物種とその試験化合物で処理された
時の生育段階を表VIIIに、適用11日後に評価した
結果を表IXに示す。
雑草種の抑制における下記4化合物の除草活性を説明す
るものである。雑草に近接して育成する稲作に及ぼすこ
れらの化合物の影響もまた観察された。試験の方法は、
実施例7に準じ、試験は灌水3日後に適用した。試験は
30.5cm×20cm×12.5cmのプラスチック容器を
用いて行い、各種子は6cm×5cm×6cmのカップに植え
た。活性成分適用率が0.5−2.0ポンド/エーカー
になるようにして試験を行った。被害率の評価は目視観
察により、処理植物と別の容器でその他の点では同様の
条件で生育した植物と比較して行った。各々の化合物の
評価を3回繰り返した。評価は0−100%まであり、
0は全く被害のないもの、100は完全死滅を示す。被
害率は全ての要因による全植物被害を示す。試験化合物
を表VIIに、各植物種とその試験化合物で処理された
時の生育段階を表VIIIに、適用11日後に評価した
結果を表IXに示す。
【0062】
【表11】
【0063】
【表12】
【0064】
【表13】
【0065】
【表14】
【0066】(実施例15) 発芽後、灌水前適用試験 この試験では、実施例14と同じ4種類の化合物を雑草
及び稲を植えた乾燥土壌に適用して試験した。
及び稲を植えた乾燥土壌に適用して試験した。
【0067】試験は30.5cm×20cm×12.5cmの
プラスチック容器を用いて行い、各種子は6cm×5cm×
6cmのカップに植えた。
プラスチック容器を用いて行い、各種子は6cm×5cm×
6cmのカップに植えた。
【0068】25ガロン/エーカーに相当する散布率で
1-3ポンド/エーカーの活性成分適用率に溶液を用
い、適用5日後に灌水した。
1-3ポンド/エーカーの活性成分適用率に溶液を用
い、適用5日後に灌水した。
【0069】被害率の評価は実施例14と同様の方法で
行い、各化合物の評価を3回繰り返した。適用11日後
に評価した結果を表Xに示す。
行い、各化合物の評価を3回繰り返した。適用11日後
に評価した結果を表Xに示す。
【0070】
【表15】
【0071】
【表16】
【0072】(実施例16) 発芽前適用試験 この試験は、実施例14と同じ4種類の化合物を実施例
8に準じて行った試験である。
8に準じて行った試験である。
【0073】各種子をアルミニウム容器(25cm×18
cm×8cm)に入れたスーパー土壌の上層1/2インチの
ところに直播きした。
cm×8cm)に入れたスーパー土壌の上層1/2インチの
ところに直播きした。
【0074】25ガロン/エーカーに相当する散布率で
1-3ポンド/エーカーの活性成分適用率に相当するよ
うに溶液を用いて、土壌表面に散布した。
1-3ポンド/エーカーの活性成分適用率に相当するよ
うに溶液を用いて、土壌表面に散布した。
【0075】被害率の評価は、実施例14と同様の方法
で行い、各化合物の評価を3回繰り返した。
で行い、各化合物の評価を3回繰り返した。
【0076】適用11日後に評価した結果を表XIに示
す。
す。
【0077】
【表17】
【0078】
【表18】
【0079】
【適用の方法】本発明による化合物は、雑草抑制が望ま
れる場所に発芽前または発芽後に適用することにより、
望ましくない植物生育を抑制するのに有用なものであ
る。この化合物は、通常、組成物の分散をよくするため
添加成分または稀釈担体を含んだ使用の便に適した配合
物として用いられる。それらの成分または担体の例とし
ては、水、有機溶媒、粒子、表面活性剤、水−油エマル
ジョン、湿潤剤、分散剤、および乳化前等である。配合
組成物は一般に乳化可能な濃厚物、粒状物、あるいはマ
イクロカプセル状をなしている。
れる場所に発芽前または発芽後に適用することにより、
望ましくない植物生育を抑制するのに有用なものであ
る。この化合物は、通常、組成物の分散をよくするため
添加成分または稀釈担体を含んだ使用の便に適した配合
物として用いられる。それらの成分または担体の例とし
ては、水、有機溶媒、粒子、表面活性剤、水−油エマル
ジョン、湿潤剤、分散剤、および乳化前等である。配合
組成物は一般に乳化可能な濃厚物、粒状物、あるいはマ
イクロカプセル状をなしている。
【0080】A.乳化可能濃厚物 乳化可能濃厚物は、水に相溶性でない溶媒中に活性物質
と乳化剤を溶解したものである。使用に先立って、この
濃厚物を水で稀釈し、溶媒の細粒の懸濁したエマルジョ
ンを作る。これに使用される代表的な溶媒は、ウイード
オイル(weed oil)、塩素化炭化水素、水と非相溶のエ
ーテル、エステル、ケトン等である。
と乳化剤を溶解したものである。使用に先立って、この
濃厚物を水で稀釈し、溶媒の細粒の懸濁したエマルジョ
ンを作る。これに使用される代表的な溶媒は、ウイード
オイル(weed oil)、塩素化炭化水素、水と非相溶のエ
ーテル、エステル、ケトン等である。
【0081】代表的な乳化剤は、アニオン系または非イ
オン系界面活性剤あるいは両者の混合物である。例えば
次のようなものがある。長鎖メルカプタンポリエポキシ
アルコール、アルキルアリルポリエトキシアルコール、
ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル
とのポリオキシエチレンエーテル、脂肪酸またはロジン
酸とのポリオキシエチレングリコールエステル、脂肪ア
ルキロールアミドの縮合物、脂肪アルコール硫酸のカル
シウム塩およびアミン塩、油溶性石油系スルホネートあ
るいは好ましくはこれらの乳化剤の混合物。これらの乳
化剤は通常全組成物の1〜10重量%である。
オン系界面活性剤あるいは両者の混合物である。例えば
次のようなものがある。長鎖メルカプタンポリエポキシ
アルコール、アルキルアリルポリエトキシアルコール、
ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル
とのポリオキシエチレンエーテル、脂肪酸またはロジン
酸とのポリオキシエチレングリコールエステル、脂肪ア
ルキロールアミドの縮合物、脂肪アルコール硫酸のカル
シウム塩およびアミン塩、油溶性石油系スルホネートあ
るいは好ましくはこれらの乳化剤の混合物。これらの乳
化剤は通常全組成物の1〜10重量%である。
【0082】代表的な乳化可能濃厚物は、約15〜50
重量%の活性物質、約40〜82重量%の溶媒および約
1〜10重量%の乳化剤を含有する。他の添加物たとえ
ば拡散剤、粘着剤等もまた包含され得る。
重量%の活性物質、約40〜82重量%の溶媒および約
1〜10重量%の乳化剤を含有する。他の添加物たとえ
ば拡散剤、粘着剤等もまた包含され得る。
【0083】B.粒状物 粒状物は、微細粒径の不活性担体の基体に活性成分が付
着しあるいは分散している物理的に安定な粒子状組成物
である。活性成分が粒状物から他の周辺媒体へ移行する
のをしやすくするため、表面活性剤もしばしば用いられ
る。
着しあるいは分散している物理的に安定な粒子状組成物
である。活性成分が粒状物から他の周辺媒体へ移行する
のをしやすくするため、表面活性剤もしばしば用いられ
る。
【0084】担体は好ましくは鉱物質のもので、一般に
は次の2つの型のいずれかである。第1の型は、多孔
質、吸着性の予め粒状になったものであり、アタパルジ
ャイトや熱膨張したバーミキユライトなどである。25
重量%までの濃度で活性成分の溶液が粒子に散布され
る。第2の型は、粉末状のもので、粒子状に成形する前
に活性成分を加える。これらには、カオリンクレイ、水
和アタパルジャイト、ナトリウム、カルシウム、マグネ
シウムベントナイトの様な形のベントナイトクレイがあ
る。粒状物が水中で崩壊し易いように、水溶性の塩もま
た含有されていてよい。これらの諸成分を活性成分と配
合し、粒子状またはペレット状にして乾燥する。最終組
成物では、活性成分は全体に均質に分布している。粒状
物での活性成分の濃度は25から30重量%にもできる
が、最も多く望まれるのは約10重量%である。粒径は
15〜30メッシュが最も有用である。
は次の2つの型のいずれかである。第1の型は、多孔
質、吸着性の予め粒状になったものであり、アタパルジ
ャイトや熱膨張したバーミキユライトなどである。25
重量%までの濃度で活性成分の溶液が粒子に散布され
る。第2の型は、粉末状のもので、粒子状に成形する前
に活性成分を加える。これらには、カオリンクレイ、水
和アタパルジャイト、ナトリウム、カルシウム、マグネ
シウムベントナイトの様な形のベントナイトクレイがあ
る。粒状物が水中で崩壊し易いように、水溶性の塩もま
た含有されていてよい。これらの諸成分を活性成分と配
合し、粒子状またはペレット状にして乾燥する。最終組
成物では、活性成分は全体に均質に分布している。粒状
物での活性成分の濃度は25から30重量%にもできる
が、最も多く望まれるのは約10重量%である。粒径は
15〜30メッシュが最も有用である。
【0085】表面活性剤は、一般に通常のアニオン系、
非イオン系の湿潤剤である。何が最も適した湿潤剤かは
使用される粒状物のタイプによる。予め粒状化したもの
に活性成分の溶液をスプレーする場合は、溶媒と混合で
きる非イオン系の液状湿潤剤が最適である。これらは一
般に乳化剤として知られているもので、アルキルアリル
ポリエーテルアルコール、アルキルポリエーテルアルコ
ール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
脂肪酸またはロジン酸のポリエチレングリコールエステ
ル、脂肪アルキロールアミド縮合物、石油系または植物
系油のスルホネートあるいはこれらの混合物である。こ
れらは、通常全組成物の約5重量%まで含まれる。
非イオン系の湿潤剤である。何が最も適した湿潤剤かは
使用される粒状物のタイプによる。予め粒状化したもの
に活性成分の溶液をスプレーする場合は、溶媒と混合で
きる非イオン系の液状湿潤剤が最適である。これらは一
般に乳化剤として知られているもので、アルキルアリル
ポリエーテルアルコール、アルキルポリエーテルアルコ
ール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
脂肪酸またはロジン酸のポリエチレングリコールエステ
ル、脂肪アルキロールアミド縮合物、石油系または植物
系油のスルホネートあるいはこれらの混合物である。こ
れらは、通常全組成物の約5重量%まで含まれる。
【0086】活性成分を先ず粉末状担体に混合し、次い
で粒状化する場合、液状非イオン系湿潤剤も同様に用い
られる。しかし通常は、固状、粉末状の非イオン系湿潤
剤を全体の約2重量%まで混合段階で配合するのが好ま
しい。
で粒状化する場合、液状非イオン系湿潤剤も同様に用い
られる。しかし通常は、固状、粉末状の非イオン系湿潤
剤を全体の約2重量%まで混合段階で配合するのが好ま
しい。
【0087】代表的な粒状物は、活性物質を約5〜30
重量%、湿潤剤を約0〜5重量%、担体を約65〜95
重量%包含している。
重量%、湿潤剤を約0〜5重量%、担体を約65〜95
重量%包含している。
【0088】C.マイクロカプセル マイクロカプセルは、活性物質が不活性の多孔質の膜の
中に封入され、所定割合で外周部へ透過していくように
された完全閉鎖型の小滴あるいは粒子状物である。
中に封入され、所定割合で外周部へ透過していくように
された完全閉鎖型の小滴あるいは粒子状物である。
【0089】カプセル化した小滴は、典型的には1〜5
0ミクロン径である。封入された液は典型的にはカプセ
ル重量の50〜95%を占め、少量の溶媒を含有してい
てもよい。
0ミクロン径である。封入された液は典型的にはカプセ
ル重量の50〜95%を占め、少量の溶媒を含有してい
てもよい。
【0090】カプセル粒は、粒子担体の孔の開口部をシ
ールする多孔質膜を有し、その中に活性成分を有する液
体を封止し、放出量を調節するようにしたものである。
粒子径は1mm〜1cmの範囲である。押出し法や凝集
法で形成された粒子もまた有用である。これら担体の例
としては、バーミキュライト、焼結クレイ粒、カオリ
ン、アタパルジャイトクレイ、鋸屑、および粒状カーボ
ン等がある。
ールする多孔質膜を有し、その中に活性成分を有する液
体を封止し、放出量を調節するようにしたものである。
粒子径は1mm〜1cmの範囲である。押出し法や凝集
法で形成された粒子もまた有用である。これら担体の例
としては、バーミキュライト、焼結クレイ粒、カオリ
ン、アタパルジャイトクレイ、鋸屑、および粒状カーボ
ン等がある。
【0091】有用な封止剤としては、天然および合成の
ゴム、セルロース系物質、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリウレタン、およびデンプンキ
サントゲン酸塩である。
ゴム、セルロース系物質、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリウレタン、およびデンプンキ
サントゲン酸塩である。
【0092】D.一般 一般に、適用の方法としては通常のどの様なものでも用
いられ得る。適用される場所としては、土壌、種子、
苗、植物本体、灌漑畑地等である。液状組成物は杆状ま
たは手動噴霧機で適用できる。液状、固状組成物は飛行
機からも適用できる。この組成物はまた、灌漑用水に適
用して、水が土壌中に浸透するときに随伴したり、稲作
時の水に添加したりすることもできる。
いられ得る。適用される場所としては、土壌、種子、
苗、植物本体、灌漑畑地等である。液状組成物は杆状ま
たは手動噴霧機で適用できる。液状、固状組成物は飛行
機からも適用できる。この組成物はまた、灌漑用水に適
用して、水が土壌中に浸透するときに随伴したり、稲作
時の水に添加したりすることもできる。
【0093】除草効果を発揮するために必要とされる活
性成分の量は、種子または植物の特性にもより、その他
の支配条件にもよる。通常、約0.01〜50ポンド/
エーカー、好ましくは約0.1〜25ポンド/エーカー
の適用率で除草効果が得られる。低い除草活性を示す化
合物は、より高い活性を示す化合物と同様の効果を出す
ためにはより多くの量を用いるべきであるということは
当業者に自明のことである。
性成分の量は、種子または植物の特性にもより、その他
の支配条件にもよる。通常、約0.01〜50ポンド/
エーカー、好ましくは約0.1〜25ポンド/エーカー
の適用率で除草効果が得られる。低い除草活性を示す化
合物は、より高い活性を示す化合物と同様の効果を出す
ためにはより多くの量を用いるべきであるということは
当業者に自明のことである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 タイルス,ハーリー アメリカ合衆国,カリフオルニア 94530 エル セリツト バルラ ドライブ 703 (72)発明者 テイーチ,オイゲン ゴールド アメリカ合衆国,カリフオルニア 94530 エル セリツト ダウニイ プレイス 1929 (72)発明者 ブーレン,ローレンス ラモント アメリカ合衆国,カリフオルニア 95014 クペルチノ ウエストクレス ドライブ 10415 (72)発明者 ランドルフ,バーネイ ジユリアス アメリカ合衆国,カリフオルニア 95111 サン ホセ シネラリア コート 5077 (72)発明者 ジエームス,ドナルド リチヤード アメリカ合衆国,カリフオルニア 94803 エル ソブランテ エル セリオ 614
Claims (1)
- 【請求項1】 雑草抑制が望まれる場所に、次の構造式
を有する化合物の除草有効量と不活性希釈担体を含有す
る除草組成物を適用することからなる稲作中の望ましく
ない植物生育を選択的に抑制する方法。 【化1】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20426692A JPH08127507A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | S−ベンジルチオールカーバメートおよびその稲田における雑草抑制剤としての適用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20426692A JPH08127507A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | S−ベンジルチオールカーバメートおよびその稲田における雑草抑制剤としての適用方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50257882A Division JPS58501177A (ja) | 1981-07-27 | 1982-07-19 | S−ベンジルチオ−ルカ−バメ−トおよびその稲田における雑草抑制剤としての使用 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08127507A true JPH08127507A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=16487626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20426692A Pending JPH08127507A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | S−ベンジルチオールカーバメートおよびその稲田における雑草抑制剤としての適用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08127507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007238513A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Nissan Chem Ind Ltd | 除草剤組成物 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP20426692A patent/JPH08127507A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007238513A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Nissan Chem Ind Ltd | 除草剤組成物 |
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