JPH0471684A - 酸廃液の処理方法 - Google Patents
酸廃液の処理方法Info
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- JPH0471684A JPH0471684A JP18271390A JP18271390A JPH0471684A JP H0471684 A JPH0471684 A JP H0471684A JP 18271390 A JP18271390 A JP 18271390A JP 18271390 A JP18271390 A JP 18271390A JP H0471684 A JPH0471684 A JP H0471684A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は酸廃液の処理方法に関するものである。
（従来の技術）
例えば、電気亜鉛メツキ鋼板等を製造する際、その工程
で酸廃液が排出する。その酸廃液は従来より放流する前
に中和処理を行っていた。
で酸廃液が排出する。その酸廃液は従来より放流する前
に中和処理を行っていた。
従来方法を第１図を用いて説明すると酸廃液１を調整槽
２に溜め込み、該酸廃液ｌを中和槽３に送り込む。中和
槽３ではｐ １４測定治具４を液中に浸漬し、Ｃａ系物
質７を添加しｐＨ値を測定しつつ中和処理を行っている
。例えば、硫酸の廃液を例えにとって説明すると８２Ｓ
Ｏ４＋Ｃａ （ＯＨ）？−”２ＨｔＯ＋Ｃ２ＬＳＯ＜の
如く、Ｃａ系物質に消石灰を用いて中和処理すると石膏
（ＣａＳ０４） が発生する。この石膏がｐＨ測定治
具に付着し、ｐＨ測定精度を悪くしいている。中和処理
した酸廃液Ｉは沈澱槽５へ送られ、沈澱物６を除去した
酸廃液ｌを放流している。又、特開昭６３−８４６９１
号公報には硝弗酸廃液にＣａ系薬剤を添加して中和処理
することが記載されているが、中和処理する状態を制御
するために用いるｐＨ測定治具に付着する塩等の除去に
ついての記載はされていない。
２に溜め込み、該酸廃液ｌを中和槽３に送り込む。中和
槽３ではｐ １４測定治具４を液中に浸漬し、Ｃａ系物
質７を添加しｐＨ値を測定しつつ中和処理を行っている
。例えば、硫酸の廃液を例えにとって説明すると８２Ｓ
Ｏ４＋Ｃａ （ＯＨ）？−”２ＨｔＯ＋Ｃ２ＬＳＯ＜の
如く、Ｃａ系物質に消石灰を用いて中和処理すると石膏
（ＣａＳ０４） が発生する。この石膏がｐＨ測定治
具に付着し、ｐＨ測定精度を悪くしいている。中和処理
した酸廃液Ｉは沈澱槽５へ送られ、沈澱物６を除去した
酸廃液ｌを放流している。又、特開昭６３−８４６９１
号公報には硝弗酸廃液にＣａ系薬剤を添加して中和処理
することが記載されているが、中和処理する状態を制御
するために用いるｐＨ測定治具に付着する塩等の除去に
ついての記載はされていない。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は酸廃液を中和処理する際、生成する石膏等がｐ
Ｈ測定治具に付着することを防止し、適切な酸廃液の処
理方法を提供することにある。
Ｈ測定治具に付着することを防止し、適切な酸廃液の処
理方法を提供することにある。
（課題を解決するための手段）
本発明の要旨は酸廃液にＣａ系物質を添加し、中相処理
する酸廃液の処理方法において、酸廃液にＣａ系物質を
添加し、その酸廃液の一部をｐＨ測定槽に取り出し、ｐ
ｌ（測定槽内の酸廃液に水を添加して酸廃液とｐＨ測定
治具との接触域を希釈してｐＨを測定し、中和処理する
ことを特徴とする酸廃液の処理方法である。
する酸廃液の処理方法において、酸廃液にＣａ系物質を
添加し、その酸廃液の一部をｐＨ測定槽に取り出し、ｐ
ｌ（測定槽内の酸廃液に水を添加して酸廃液とｐＨ測定
治具との接触域を希釈してｐＨを測定し、中和処理する
ことを特徴とする酸廃液の処理方法である。
即ち、本発明は酸廃液を中和処理する際、ｐＨ測定を行
いつつ、Ｃａ系物質を添加する量を調整しているが、ｐ
Ｈ値を測定する時、水を添加して酸廃液を、ある程度希
釈してもｐＨ値が操業上支障がない知見を得、この知見
により酸廃液とｐＨ測定治具との接触域を希釈してｐＨ
値を測定し、同時に測定治具に石膏等が付着しないよう
にした酸廃液の処理方法である。
いつつ、Ｃａ系物質を添加する量を調整しているが、ｐ
Ｈ値を測定する時、水を添加して酸廃液を、ある程度希
釈してもｐＨ値が操業上支障がない知見を得、この知見
により酸廃液とｐＨ測定治具との接触域を希釈してｐＨ
値を測定し、同時に測定治具に石膏等が付着しないよう
にした酸廃液の処理方法である。
酸廃液の原水に対してｐＨ測定時、どの程度迄希釈して
も支障がないかについて第３図を用いて詳細に説明する
。
も支障がないかについて第３図を用いて詳細に説明する
。
この図は酸廃液を消石灰でｐＨ９及びｐＨ１４に中和調
整後、１０００倍迄順次水で希釈した場合におけるｐＨ
値突変化状態を示した。操業域であるｐＨ８，５付近で
は希釈してもｐＨ値突変化極めて小さい。即ち、希釈し
てｐＨを測定し、中和処理しても支障がないといえる。
整後、１０００倍迄順次水で希釈した場合におけるｐＨ
値突変化状態を示した。操業域であるｐＨ８，５付近で
は希釈してもｐＨ値突変化極めて小さい。即ち、希釈し
てｐＨを測定し、中和処理しても支障がないといえる。
又、石膏等の付着防止を図る上では希釈倍率を上げる程
良いといえるが、誤差が僅かに生じることと、水の供給
能力、応答性等からｌＯ倍程度が適切である。更に、付
着物がなければ、より少ない希釈倍率に定めるのが望ま
しい。
良いといえるが、誤差が僅かに生じることと、水の供給
能力、応答性等からｌＯ倍程度が適切である。更に、付
着物がなければ、より少ない希釈倍率に定めるのが望ま
しい。
次に本発明の酸廃液の処理方法について、第２図を用い
て説明する。
て説明する。
本発明では中和槽３にＣａ系物質７を添加して中和処理
を行うが、その際、中和槽３の酸廃液１の一部をｐ ）
］測定槽８に取り出し、該ｐＨ測定槽８内の酸廃液に水
を添加する。ｐＨ値の測定は、このｐＨ測定槽８にｐＨ
測定治具４を浸漬させ測定するものである。従って、ｐ
Ｈ測定治具４は希釈した酸廃液と接触することになり、
ｐＨ値の測定と同時に石膏等の付着物がｐＨ測定治具に
付着しないようにしたものである。
を行うが、その際、中和槽３の酸廃液１の一部をｐ ）
］測定槽８に取り出し、該ｐＨ測定槽８内の酸廃液に水
を添加する。ｐＨ値の測定は、このｐＨ測定槽８にｐＨ
測定治具４を浸漬させ測定するものである。従って、ｐ
Ｈ測定治具４は希釈した酸廃液と接触することになり、
ｐＨ値の測定と同時に石膏等の付着物がｐＨ測定治具に
付着しないようにしたものである。
尚、本発明の酸廃液は硫酸、塩酸、硝酸等どの酸廃液に
もちいてもよい。又、中和剤に用いるＣａ系物質には炭
酸カルシウム（ＣａＣＯ−）、酸化カルシウム（Ｃａｂ
）、水酸化カルシウム（Ｃａ（ＯＨ）２）等が好ましい
か、Ｃａ系物質であれば特に特定するものではない。
もちいてもよい。又、中和剤に用いるＣａ系物質には炭
酸カルシウム（ＣａＣＯ−）、酸化カルシウム（Ｃａｂ
）、水酸化カルシウム（Ｃａ（ＯＨ）２）等が好ましい
か、Ｃａ系物質であれば特に特定するものではない。
（実施例）
次に本発明の実施例について述べる。
中和槽の硫酸廃液に、ｐＨ値８．５を目標に消石灰を毎
分０．１Ｋｇ添加し、その後、中和槽の硫酸廃液をｐＨ
測定槽へ毎分１ａ導き、次いで、ｐａｌ測定槽に水を毎
分４Ｑ入れ、１１５濃度に硫酸廃液を希釈した。
分０．１Ｋｇ添加し、その後、中和槽の硫酸廃液をｐＨ
測定槽へ毎分１ａ導き、次いで、ｐａｌ測定槽に水を毎
分４Ｑ入れ、１１５濃度に硫酸廃液を希釈した。
この状態でｐＨ測定槽内のｐ）ｌ測定を行ったら、その
値はＰＨ８，５であったので消石灰を中和槽へ投入する
のを停止した。
値はＰＨ８，５であったので消石灰を中和槽へ投入する
のを停止した。
このように、ｐＨ測定槽内を１１５濃度に希釈して一ケ
月操業を続け、ｐＨ測定槽に浸漬しているｐＨ測定治具
を取り出し、ｐＨ測定治具の付着物を測定したら付着物
は皆無であった。
月操業を続け、ｐＨ測定槽に浸漬しているｐＨ測定治具
を取り出し、ｐＨ測定治具の付着物を測定したら付着物
は皆無であった。
比較例として、同条件でｐＨ測定槽を希釈しないでｐＨ
測定治具の付着物を測定したら、４時間操業した状態で
石膏がｐＨ測定治具に付着、ｐＨ測定槽からｐＨ測定治
具を取り出し、洗浄を行った。
測定治具の付着物を測定したら、４時間操業した状態で
石膏がｐＨ測定治具に付着、ｐＨ測定槽からｐＨ測定治
具を取り出し、洗浄を行った。
（発明の効果）
本発明によれば、ｐＨ測定治具に石膏等の付着物が皆無
となり、ｐＨ測定治具の洗浄を行う必要がなくなり、且
つ、ｐＨ測定値も希釈した状態での測定値でも支障がな
く、極めて有利な酸廃液の処理方法である。
となり、ｐＨ測定治具の洗浄を行う必要がなくなり、且
つ、ｐＨ測定値も希釈した状態での測定値でも支障がな
く、極めて有利な酸廃液の処理方法である。
第１図は従来の酸廃液の処理方法を示す説明図、第２図
は本発明の酸廃液の処理方法を示す説明図、第３図は酸
廃液を水である希釈した倍率とｐＨ値値化化状態を示す
図面である。 ■ ・ ２ ・ ３ ・ ４ ・ ５ ・ ６ ・ ７ ・ ８ ・ ９ ・ ・酸廃液 ・調整槽 ・中和槽 ・ｐＨ計 ・沈澱槽 ・沈澱物 ・Ｃａ系物質 ・ｐＨ測定槽 ・タイマー ・電磁弁 第１！！１
は本発明の酸廃液の処理方法を示す説明図、第３図は酸
廃液を水である希釈した倍率とｐＨ値値化化状態を示す
図面である。 ■ ・ ２ ・ ３ ・ ４ ・ ５ ・ ６ ・ ７ ・ ８ ・ ９ ・ ・酸廃液 ・調整槽 ・中和槽 ・ｐＨ計 ・沈澱槽 ・沈澱物 ・Ｃａ系物質 ・ｐＨ測定槽 ・タイマー ・電磁弁 第１！！１
Claims (1)
- 酸廃液にＣａ系物質を添加し、中和処理する酸廃液の処
理方法において、酸廃液にＣａ系物質を添加し、その酸
廃液の一部をｐＨ測定槽に取り出し、ｐＨ測定槽内の酸
廃液に水を添加して酸廃液とｐＨ測定治具との接触域を
希釈してｐＨを測定し、中和処理することを特徴とする
酸廃液の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18271390A JPH0471684A (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 酸廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18271390A JPH0471684A (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 酸廃液の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0471684A true JPH0471684A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16123137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18271390A Pending JPH0471684A (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 酸廃液の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0471684A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102225818A (zh) * | 2011-04-15 | 2011-10-26 | 四川省环保科技工程有限责任公司 | 高浓酸性萃取废水的毒性去除工艺方法 |
| CN110818159A (zh) * | 2019-10-17 | 2020-02-21 | 浙江瀚光环保科技有限公司 | 一种工业用废水处理装置 |
-
1990
- 1990-07-12 JP JP18271390A patent/JPH0471684A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102225818A (zh) * | 2011-04-15 | 2011-10-26 | 四川省环保科技工程有限责任公司 | 高浓酸性萃取废水的毒性去除工艺方法 |
| CN110818159A (zh) * | 2019-10-17 | 2020-02-21 | 浙江瀚光环保科技有限公司 | 一种工业用废水处理装置 |
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