JPH047155A - インクジェット用ノズルプレートの製造方法 - Google Patents

インクジェット用ノズルプレートの製造方法

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JPH047155A
JPH047155A JP10919990A JP10919990A JPH047155A JP H047155 A JPH047155 A JP H047155A JP 10919990 A JP10919990 A JP 10919990A JP 10919990 A JP10919990 A JP 10919990A JP H047155 A JPH047155 A JP H047155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
nozzle plate
coat
monitor
electroless plating
Prior art date
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Pending
Application number
JP10919990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Miyasaka
宮坂 善之
Mitsuaki Atobe
光朗 跡部
Toshinao Shinpo
俊尚 新保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH047155A publication Critical patent/JPH047155A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] [発明が解決しようとする課題] しかし、かかる従来のインクジェット用ノズルプレート
の製造方法は、無電解メッキのメッキ被膜の成長量を正
確に規制することが難しく、無電解メッキの組成の濃度
変動や温度変化、pH変化、ターン数等によりたえずメ
ッキ成長速度が変化し続け、メッキ液管理とメッキ時間
の補正をしてもインクジェット用ノズルプレート33の
ノズル六34の穴径寸法りを精度良く形成することが難
しい0通常、メッキ被膜の厚みは、バッチ間で±3〜5
%前後ばらついてしまう、この時、ノズル六34におい
てのメッキ被膜の成長は、高さ方向と横方向の両方−向
にそれぞれ同時に成長するので、インクジェット用ノズ
ルプレート33のメッキ被膜の厚みのばらつきが、ノズ
ル六34の両側から影響するために、穴径寸法りのばら
つき量は、厚みのばらつき量±3%の2倍の精度となっ
て現われて来るために実際の穴径精度は±6〜10%前
後となる。ノズル六34の穴径寸法りのばらつきは、吐
出するインク粒35の粒径をばらつかせ、体積に大きな
差となって現われ、ドツトサイズのばらつき、飛翔速度
、距離、方向のばらつき等の問題を発生させていた。
そこで、本発明は、従来のこのような問題点を解決する
ために、ノズル六34の径を高精度に形成し、吐出した
インク粒の径が安定することにより高品質の印字が得ら
れるインクジェット用ノズルプレートを提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明のインクジェット用ノ
ズルプレートの製造方法は、無電解メッキにより形成さ
れ、インクジェットプリンター等に使用されるインクジ
ェット用ノズルプレートの製造において、前記、インク
ジェット用ノズルプレートの無電解メッキ形成時に、対
になった電極を有したモニターを無電解メッキ液中に同
時に投入し、前記、モニターの電極にも無電解メッキを
施しながら無電解メッキ液中の抵抗値を測定することに
より、インクジェット用ノズルプレートのメッキ皮膜の
厚みを正確に管理したことを特徴とする。
[実施例コ 以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。第
1図(a)〜第1図(f)は本発明の対になった電極を
有したモニターの製造工程を示す縦断面図であり、第1
図(g)は本発明のモニターの形状を示す斜視図である
。第1図(a)において、ガラスやセラミックス等の不
導体材料から成る基板11上に、スパッタあるいは蒸着
によりCr皮膜12を0.01μm、次いで、Cu皮膜
13を0.1μmその上に形成する。その後、第1図(
b)に示すように、フォトレジスト14をスピンコータ
ーやロールコータ−により塗布してから、フォトリソ法
により電極形状にフォトレジスト14をパターニングし
第1図(c)のような形状とする。この時、パターニン
グされたフォトレジスト14の間隔Bが、所望のインク
ジェット用ノズルプレートのメッキ皮膜厚み寸法の二倍
の寸法と成るようにパターニング設計する0例えば、所
望するインクジェット用ノズルプレートのメッキ皮膜厚
みを100μmとするら、フォトレジスト14の間隔B
は200μmとなる6次に、第1図(d)のように、C
u皮II!L3を過硫酸アンモニウム溶液により、又、
Cr皮膜12をフェリシアン化カリウムのアルカリ溶液
により順次エツチングし、その後、フォトレジスト14
を剥離すると、第1図(e)に示すような、不導体材料
からなる基板11上に、所望するインクジェット用ノズ
ルプレートトのメッキ皮膜厚み寸法の、二倍の寸法の間
隔Bを有したCu皮膜13から成る対になった電極構造
が得られる。この時、Cr皮M12は、基板11とCu
皮膜13からなる電極の密着強度を向上させるための物
である0次いで、第1図(f>のように、対の電極であ
るCu皮膜13へ、テスター15のリードvA16をそ
れぞれ結線し、モニター17を得る。第1図(g>は、
第1図(f)のモニター17を斜め上から見た斜視図で
あり、対になった電極であるCu皮膜13がリード線1
6を通してテスター15と結ばれている。
次に、以上の説明により得られたモニター17を使用し
た本発明のインクジェット用ノズルプレ−トの製造方法
を図面に基づいて説明する。第2図(a)〜第2図(j
)は本発明のインクジェット用ノズルプレートの製造方
法を示す縦断面図であり、第2図(a)において、ガラ
スやセラミ・ンクス等の不導体材料から成る基板21上
にスパッタあるいは蒸着によりCr皮膜22を0,01
μm、次いで、Cu皮膜23を0.1μm、その上に形
成する。その後、第2図(b)に示すように、フォトレ
ジスト24をスピンコーターやロールコータ−により塗
布し、フォトリソ法によりインクジェット用ノズルプレ
ートのノズル穴形状にフォトレジスト24をパターニン
グすると第2図(C)のような形状となる。この時、パ
ターニングされたフォトレジスト24のノズル穴形状の
寸法Aが、所望のメッキ厚み寸法の二倍の寸法へ所望の
インクジェット用ノズルプレートのノズル穴径寸法をプ
ラスした寸法と成るようにパターニング設計する0例え
ば、100μmのメッキ厚みで、ノズル穴径を50μm
とするならフォトレジスト24のノズル穴形状の寸法A
は250μmとなる0次に、第2図(d)のように、C
u皮膜23を過硫酸アンモニウム溶液により、又、Cr
皮wA22をフェリジアン化カリウムのアルカリ溶液に
より順次エツチングし、その後、フォトレジスト24を
剥離すると第2図(e)に示すような不導体材料から成
る基板21上にCr皮wA22とCu皮膜23によりイ
ンクジェット用ノズルプレートの形状を有したメッキ用
母型25が得られる。この時、Cr皮膜22は、基板2
1とCu皮膜23の密着強度を向上させるための物であ
る。次に、第2図(f)のように、上記、第2図(e)
で説明したメッキ用母型25と、前記、第1図(f>の
説明で得られたモニター17を次亜リン酸系の無電解メ
ッキ液27中に同時に投入し無電解メッキを行なった。
この時、モニター17に結線されたテスター15により
抵抗値を測定する。メッキが進むにしたがい第2図(g
)のように、モニター17の対になった電極であるCu
皮膜13上へメッキ皮膜18が成長し、やがて第2図(
h)のように、対になった電極であるCu皮膜13上の
メッキ皮II!18が11001iに達するとお互いに
接触する。メッキ皮膜18がお互いに接触した時にテス
ター15の抵抗値が大きく変化するので、その時点を無
電解メッキの終点とすると、第2図(i)に示すように
、メッキ用母型25のCu皮膜23上にも、前記、第2
図(h)で説明したメッキ皮膜18と同一厚みである1
00μmのメッキ皮膜が得られるが、このメッキ皮膜が
インクジェット用ノズルプレート26となる。この時、
毎回、バッチ毎にモニター17によりインクジェット用
ノズルプレート26のメッキ皮膜の厚みが管理されてい
るので、どれも同一の100μmの寸法となる。又、無
電解メッキ前のノズル穴形状の寸法Aは250μmに形
成されているので、ノズル穴径Cの寸法は均一に50μ
mとなる0次に、メッキ用母型25のCu皮wA23上
よりインクジェット用ノズルプレート26のメッキ皮膜
を離型すると第2図(j)に示したようなインクジェッ
ト用ノズルプレート26が得られる。
以上の実施例において得られたインクジェット用ノズル
プレート26は、モニター17によりメッキ皮膜を希望
の厚みとすることが可能となり、安定したノズル穴径C
を得られる。
[発明の効果コ 本発明のインクジェット用ノズルプレートの製造方法は
、以上説明したように、非常に簡単な構造のモニターを
使用することにより、無電解メッキの終点を管理する事
が可能となる。その結果、無電解メッキ液の組成の濃度
変動や温度変化、PH変化、ターン数等の影響によるメ
ッキ皮膜の成長速度の変動があっても、インクジェット
用ノズルプレートのメッキ厚みを正確に管理することが
できる。そのために、ノズル穴の穴径寸法が均一に精度
よく形成でき、安定したインク粒径が得られることによ
り、ドツトサイズのばらつき、飛翔速度、距離、方向の
ばらつき等の間離を解決し、印字品質が大幅に向上する
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜第1図(f)は、本発明のインクジェッ
ト用ノズルプレートを形成する時に使用するモニターの
製造方法を示す縦断面図。 第1図(g)は、本発明のモニターの形状を示す斜視図
。 第2図(a)〜第2図(j)は、本発明のインクジェッ
ト用ノズルプレートの製造方法を示す縦24 ・ 25 ・ 26 ・ 27 ・ フォトレジスト ・メッキ用母型 ・インクジェット用ノズルプレート 無電解メッキ液 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理土鈴本塁三部(他1名) −トの製造方法を示す縦断面図。 11・・・基板 12・・・Cr皮膜 13・・・Cu皮膜 14・・・フォトレジスト 15・・・テスター 16・ ・ ・リード線 17・・・モニター 21・・・基板 22・・・Cr皮膜 23・・・Cu皮膜 第1図(a) 第1図(d) 第1図(e) 第1図(b) 第1図(C) 第1図(f) 第1図(g〉 第2図(d) 第2図(e) 第2図(a) 簗2図(b) 第2図(C) 第2図(f) 第2図(i) C 第2図(j) 第3図(a) し 第3図(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無電解メッキにより形成され、インクジェットプリンタ
    ー等に使用されるインクジェット用ノズルプレートの製
    造において、前記、インクジェット用ノズルプレートの
    無電解メッキ形成時に、対になった電極を有したモニタ
    ーを無電解メッキ液中に同時に投入し、前記、モニター
    の電極にも無電解メッキを施しながら無電解メッキ液中
    の抵抗値を測定することにより、インクジェット用ノズ
    ルプレートのメッキ皮膜の厚みを正確に管理したことを
    特徴とするインクジェット用ノズルプレートの製造方法
JP10919990A 1990-04-25 1990-04-25 インクジェット用ノズルプレートの製造方法 Pending JPH047155A (ja)

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JP (1) JPH047155A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5215012A (en) * 1991-12-30 1993-06-01 Lexmark International, Inc. Ribbon cartridge for printers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5215012A (en) * 1991-12-30 1993-06-01 Lexmark International, Inc. Ribbon cartridge for printers

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