JPH047137Y2 - - Google Patents

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JPH047137Y2
JPH047137Y2 JP14530588U JP14530588U JPH047137Y2 JP H047137 Y2 JPH047137 Y2 JP H047137Y2 JP 14530588 U JP14530588 U JP 14530588U JP 14530588 U JP14530588 U JP 14530588U JP H047137 Y2 JPH047137 Y2 JP H047137Y2
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Japan
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drum
obi
hand
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attach
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JP14530588U
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JPH0266629U (ja
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、太鼓部と半幅の胴巻部とからなる二
部式の帯に関するものである。
(従来技術とその問題点) この種の帯としては、実公昭53−335号のもの
が知られている。
この公知の帯は、半幅に仕立てた胴巻部に長さ
の調節を可能にして留め具を取り付けると共に、
太鼓部の先端に紐を取り付けた構成の和装帯であ
る。
この構成の帯では、胴巻部を体に二重巻して留
め具で固定する方式を採用しているため、図柄の
中心を体の中心に一致させるためには、従来通り
の帯締め手順を踏まなければならないことにな
る。
また、太鼓部はその先端に固定した紐を使用し
て胴に固定する方式を採用しているため、胴巻部
と太鼓部とを別個に装着することとなり、着用中
に太鼓部と胴巻部とにずれが生じる恐れがある。
そのため、別個に締め紐を使用する等してずれを
防止する必要が生じ、結局帯の装着に多数の紐を
使用しなければならなくなる。
その上、太鼓部の装着に際しては、従来の太鼓
部の形式と全く同じ方法によつて装着する必要が
あり、初心者にとつては結び辛いものとなつてい
る。
(技術的課題) 本考案は、太鼓部と半幅の胴巻部とからなる二
部式の帯において、帯の装着がワンタツチで行え
るようにすることを課題としたものである。
(技術的手段) この技術的課題を解決するための技術的手段
は、 (イ) 太鼓部には先端部裏面に胴巻部固定用の係止
具を取り付け、 (ロ) たれ先側表面に太鼓結び姿を維持する係止具
を取り付け、 (ハ) 胴巻部には手先部手前と他端部の裏面に係止
具を取り付けて手先部を残した二つ折状態で係
止できるようにし、 (ニ) 二つ折部及び手先部の手前に長さを調節でき
るようにした係止具を取り付け、 (ホ) 二つ折部を介して反対側上縁に太鼓帯固定用
の係止具を取り付けること、 である。
(技術的手段の作用) 太鼓部は、たれ先側表面に太鼓結び姿を維持す
る係止具が取り付けられているために、装着前に
太鼓結び状態を形成でき、しかも太鼓部の先端部
に取り付けた係止具によつて、装着前に太鼓結び
のままで胴巻部に固定できることになる。
胴巻部は、手先部手前と他端部の裏面に取り付
けた係止具によつて、予め手先部を残して二重に
形成することができる。
予め二重にした胴巻部を体に巻付けると、二つ
折部及び手先部の手前に長さを調節できるように
した係止具が取り付けられているために、胴回り
に対応して胴巻部を固定することができることに
なる。
帯を装着した後、まくら、帯締めを使用して帯
の装着は完了できる。
従つて、帯は、対応する係止具で固定するだけ
でワンタツチで装着できることになる。
(本考案の効果) 帯をワンタツチで装着できる結果、帯の装着に
不慣な女性であつても、容易に和服を着用できる
ことになり、帯装着の煩わしさから開放され、和
服を普段着としても着用できる利点がある。
本願考案においては、帯の装着に帯絞め以外の
絞め紐を使用しないため、帯の装着における窮屈
感が全くなく、長時間着用していても和服を楽に
着用でき、体が疲れない利点もある。
和服を簡便に着用できるために二部式の長着が
開発されて久しいが、この二部式の長着であつて
も帯の装着がネツクとなつており、本願考案のよ
うに、帯自体をワンタツチで装着できる結果、女
性の和服アレルギーを解消できることになる。
(実施例) 次に、上記技術的手段を具体例について、図面
を参酌しながら説明する。
第1図は、半幅に仕立てた胴巻部1の正面図で
ある。
胴巻部1は、第2図に示したように、折部2で
二つ折し、先端部3及び手先部4の手前でそれぞ
れ裏面に縫着した面フアスナ5,6によつて固定
し、二重に構成する。
二つ折部2の先端部側(第1図では左側)表面
に縫着した縦長の面フアスナ7は、胴に巻いた段
階で手先部4手前の表面に縫着した横長の面フア
スナ8,8に係止させ、胴に胴巻部1を装着す
る。
これらの面フアスナ7,8の取り付け形態は、
長さの調節できる形態で有ればよく、双方を横長
にしても良いし、幅の有る面フアスナを縫着する
ようにしても良い。
尚、符号9は腹紋である。
第3図は太鼓部11の正面図であり、先端部1
2裏面に縫着した面フアスナ13は、胴巻部の二
つ折部2の手先側(第1図では右側)に縫着した
面フアスナ14に係止させるようになつている。
太鼓部16と垂れ先15との間には間隔を設け
て二つの面フアスナ17,18が縫着してあつ
て、太鼓絞16の裏側で折込む際に、折込み部分
を予め係止させて太鼓結びを形成できるようにし
てある。
従つて、太鼓結びを形成した太鼓部を胴巻部の
面フアスナ14に係止させた状態で帯の装着がで
きることになる。勿論胴巻部1を装着した後で太
鼓部11を固定するようにしても良い。
尚、第3図における符号10は、面フアスナ1
7,18によつて折込んだ部分の上方で使用する
まくら固定用の面フアスナである。
上記の実施例では、帯の係止具として面フアス
ナを使用しているが、これはホツク、ボタン等を
使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、上記技術的手段の具体例を説明するた
めのもので、第1図は胴巻部の正面図、第2図は
二つ折した胴巻部の正面図、第3図は太鼓部の正
面図である。 1……胴巻部、2……二つ折部、4……手先
部、5,6,7,8,10,13,17,18…
…面フアスナ、11……太鼓部、15……垂れ
先。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 太鼓部と半幅の胴巻部とからなる二部式の帯に
    おいて、太鼓部には先端部裏面に胴巻部固定用の
    係止具を取り付けると共にたれ先側表面に太鼓結
    び姿を維持する係止具を取り付け、胴巻部には手
    先部手前と他端部の裏面に係止具を取り付けて手
    先部を残した二つ折状態で係止できるようにし、
    前記二つ折部及び手先部の手前に長さを調節でき
    るようにした係止具を取り付けると共に二つ折部
    を介して反対側上縁に太鼓帯固定用の係止具を取
    り付けた和装帯。
JP14530588U 1988-11-07 1988-11-07 Expired JPH047137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14530588U JPH047137Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

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JP14530588U JPH047137Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0266629U JPH0266629U (ja) 1990-05-21
JPH047137Y2 true JPH047137Y2 (ja) 1992-02-26

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ID=31413775

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JP14530588U Expired JPH047137Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275311A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Miyoko Okouchi 帯及びその装着方法
JP2014111856A (ja) * 2014-02-05 2014-06-19 Miyoko Okouchi 帯の装着方法

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Publication number Publication date
JPH0266629U (ja) 1990-05-21

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