JPH0471121A - Sf↓6ガス絶縁機器の操作絶縁ロッド - Google Patents
Sf↓6ガス絶縁機器の操作絶縁ロッドInfo
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- JPH0471121A JPH0471121A JP18126890A JP18126890A JPH0471121A JP H0471121 A JPH0471121 A JP H0471121A JP 18126890 A JP18126890 A JP 18126890A JP 18126890 A JP18126890 A JP 18126890A JP H0471121 A JPH0471121 A JP H0471121A
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- Japan
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- polybutadiene rubber
- insulating layer
- main body
- surface protection
- heat resistance
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
この発明は、高電圧機器のSF、ガラス絶縁機ロッドに
関する。
関する。
80発明の概要
この発明は、ポリブタジエン・ゴムからなる表面保護絶
縁層を本体の表面に形成することにより、ガラス繊維強
化エポキシ樹脂の難点であるS F s分解ガスに対す
る耐性の低さを改善し、さらにポリブタジエン・ゴムと
して平均分子量の小さなものを使用することにより、絶
縁表面保護層の引張りり強度を確保し、さらにポリブタ
ジエン・ゴムに酸化防止剤を添加することにより、表面
保護絶縁層の耐熱性を確保するものである。
縁層を本体の表面に形成することにより、ガラス繊維強
化エポキシ樹脂の難点であるS F s分解ガスに対す
る耐性の低さを改善し、さらにポリブタジエン・ゴムと
して平均分子量の小さなものを使用することにより、絶
縁表面保護層の引張りり強度を確保し、さらにポリブタ
ジエン・ゴムに酸化防止剤を添加することにより、表面
保護絶縁層の耐熱性を確保するものである。
C1従来の技術
回路遮断器等の超高電圧機器の絶縁には、SF。
ガスが使用される。SF、ガス絶縁システム(GI S
) 、 5FIIガス遮断器(GCB)の遮断部は、操
作絶縁ロッドを備えている。
) 、 5FIIガス遮断器(GCB)の遮断部は、操
作絶縁ロッドを備えている。
この操作絶縁ロッドは、現状投入・遮断時の機械力に耐
えるように、ガラス繊維強度エポキシ成形品が使用され
る。
えるように、ガラス繊維強度エポキシ成形品が使用され
る。
D8発明が解決しようとする課題
S F sガスは、極めて安定したガスであるが、遮断
時の大電流アークによる高エネルギーによって分解され
、反応性の強い各種ガスを生成してしまう(rspaガ
ス絶縁機器用低誘電率エポキシ絶縁体の特性」日立化成
工業(株)(佐久間、北側)、88講演予稿集参照)。
時の大電流アークによる高エネルギーによって分解され
、反応性の強い各種ガスを生成してしまう(rspaガ
ス絶縁機器用低誘電率エポキシ絶縁体の特性」日立化成
工業(株)(佐久間、北側)、88講演予稿集参照)。
このSP、分解ガスは、気中および絶縁物中の水分と化
学反応し、腐食性の強いフッ酸を生成する。
学反応し、腐食性の強いフッ酸を生成する。
操作絶縁ロッドとしてガラス繊維強化エポキシ成形品を
使用した場合、ガラスの生成分である酸化ケイ素がフッ
酸と反応して絶縁抵抗値の低い強電解物質に変化するた
め、絶縁性が劣化する問題があった。
使用した場合、ガラスの生成分である酸化ケイ素がフッ
酸と反応して絶縁抵抗値の低い強電解物質に変化するた
め、絶縁性が劣化する問題があった。
この発明は、このような事情に鑑み、機械強度に優れ、
しかもSF、分解ガスに対する耐性に優れた操作絶縁ロ
ッドを提供することを目的とする。
しかもSF、分解ガスに対する耐性に優れた操作絶縁ロ
ッドを提供することを目的とする。
E1課題を解決するための手段
この発明は、上記の目的を達成するために、次の手段を
備えた操作絶縁ロッドを提供するものである。
備えた操作絶縁ロッドを提供するものである。
(a) ガラス繊維強化エポキシ樹脂製の本体と、こ
の本体の表面に形成された表面保護絶縁層とを有するこ
と。
の本体の表面に形成された表面保護絶縁層とを有するこ
と。
(b) 表面保護絶縁層は、主剤として平均分子量の
小さなポリブタジエン・ゴムがらなり、しがち、酸化防
止剤を添加してなるものであること。
小さなポリブタジエン・ゴムがらなり、しがち、酸化防
止剤を添加してなるものであること。
F1作用
この発明では、操作絶縁ロッドの本体をガラス絶縁強化
エポキシ樹脂製とすることにより、機械強度を確保する
と共に、この本体の表面に表面保護絶縁層を形成するこ
とにより、ガラス繊維強化エポキシ樹脂の難点であるS
F、分解ガスに対する耐性の低さを改善している。
エポキシ樹脂製とすることにより、機械強度を確保する
と共に、この本体の表面に表面保護絶縁層を形成するこ
とにより、ガラス繊維強化エポキシ樹脂の難点であるS
F、分解ガスに対する耐性の低さを改善している。
また、表面保護絶縁層をポリブタジエン・ゴムにて形成
し、特にポリブタジエン・ゴムとして平均分子量の小さ
なものを使用することにより、表面保護絶縁層の引張っ
り強度を高めている。
し、特にポリブタジエン・ゴムとして平均分子量の小さ
なものを使用することにより、表面保護絶縁層の引張っ
り強度を高めている。
さらに、ポリブタジエン・ゴムに酸化防止剤を添加する
ことにより、表面保護絶縁層の耐熱性を高めている。
ことにより、表面保護絶縁層の耐熱性を高めている。
G、実施例
以下、図面を用いて、この発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明の一実施例に係る操作絶縁ロッドを
示す。
示す。
操作絶縁ロッドは、本体1と表面保護絶縁層2からなる
。3は、操作絶縁ロッドに取り付けられる固定治具であ
る。
。3は、操作絶縁ロッドに取り付けられる固定治具であ
る。
本体lは、ガラス繊維強化エポキシ(Gロッド(日東電
工製))からなる丸棒である。
工製))からなる丸棒である。
表面保護絶縁層2は、柔軟性や、SF、分解ガスに対す
る耐性2本体lとの接着性、耐熱性、製造の作業性を考
慮して、ポリブタジエン・ゴムにより形成することとし
ている。ポリブタジエン・ゴムは、主剤としてR−15
HT(出光石油化学製)を使用し、硬化剤として芳香族
イソシアネート系硬化剤MDI(日本ポリウレタン社製
)を使用した。
る耐性2本体lとの接着性、耐熱性、製造の作業性を考
慮して、ポリブタジエン・ゴムにより形成することとし
ている。ポリブタジエン・ゴムは、主剤としてR−15
HT(出光石油化学製)を使用し、硬化剤として芳香族
イソシアネート系硬化剤MDI(日本ポリウレタン社製
)を使用した。
また、ポリブタジエン・ゴムには、耐熱性を高めるため
に酸化防止剤を添加している。酸化防止剤は、イルガノ
ックス565(チバ・ガキー社製)を使用した。酸化防
止剤の添加量は、機械強度の低下がないように、1〜3
phr程度とした。
に酸化防止剤を添加している。酸化防止剤は、イルガノ
ックス565(チバ・ガキー社製)を使用した。酸化防
止剤の添加量は、機械強度の低下がないように、1〜3
phr程度とした。
次に、この操作絶縁ロッドの製造方法を説明する。
まず、接着力を出すために、本体!の表面に面荒しを行
ったうえで、充分な脱脂を行う。
ったうえで、充分な脱脂を行う。
この後、表面保護絶縁層2を形成するための専用金型を
組む。
組む。
また、ポリブタジエン・ゴムの主剤と硬化剤を等モルと
なるように秤量して混合する。酸化防止剤も所定量添加
して混合する。
なるように秤量して混合する。酸化防止剤も所定量添加
して混合する。
この後、表面保護絶縁層2の内部に電気的な欠陥が発生
しないように、上記の液剤に真空脱泡を行ったうえで、
専用金型に注型する。
しないように、上記の液剤に真空脱泡を行ったうえで、
専用金型に注型する。
そして、注型時に巻き込んだ気泡を液剤から抜くために
、温度25℃、大気圧中で5時間以上放置する。
、温度25℃、大気圧中で5時間以上放置する。
この後、架橋反応を高めるために温度100℃に加熱し
、この加熱を16時間以上継続して硬化させる。
、この加熱を16時間以上継続して硬化させる。
加熱工程が終了すると、室温程度まで放冷したうえで、
金型を外す。
金型を外す。
以上の工程により、第1図に示す構造の操作絶縁ロッド
を製造することができる。
を製造することができる。
このようにして得られた操作絶縁ロッドのSF。
ガスに対する耐性を検証した。この試験では、比較例1
.2を用意し、各比較例および実施例の操作絶縁ロッド
をSF6分解ガスにさらし、その前後の絶縁抵抗値およ
び引張っりせん断強度を測定−比較した。
.2を用意し、各比較例および実施例の操作絶縁ロッド
をSF6分解ガスにさらし、その前後の絶縁抵抗値およ
び引張っりせん断強度を測定−比較した。
ここで、比較例1は、ガラス繊維強化エポキシ樹脂によ
る成形品(単構造)である。
る成形品(単構造)である。
比較例2はポリブタジエン・ゴムの主剤としてR−45
HT(出光石油化学製)を使用したものである。実施例
で使用したポリブタジエン・ゴムR−15HTは平均分
子量が1.00程度であるのに対し、比較例で使用した
R−45HTは平均分子量が2800程度と大きめであ
る。
HT(出光石油化学製)を使用したものである。実施例
で使用したポリブタジエン・ゴムR−15HTは平均分
子量が1.00程度であるのに対し、比較例で使用した
R−45HTは平均分子量が2800程度と大きめであ
る。
この検証結果を、次の表に示す。
この表から判るように、実施例の操作絶縁ロッドは、S
F m分解ガスにさらした後の絶縁抵抗値の低下が極
めて小さく、SF、分解ガスに対する耐性が大幅に改善
された。
F m分解ガスにさらした後の絶縁抵抗値の低下が極
めて小さく、SF、分解ガスに対する耐性が大幅に改善
された。
しかも、引張っりせん断強度(Kg/cm2)も高いこ
とが確認された。
とが確認された。
H0発明の詳細
な説明したように、この発明によれば、ボリブタジ、エ
ン・ゴムからなる表面保護絶縁層をガラス繊維強化エポ
キシ樹脂製の本体の表面に形成することにより、ガラス
繊維強化エポキシ樹脂の難点であったSF、分解ガスに
対する耐性を改善している。
ン・ゴムからなる表面保護絶縁層をガラス繊維強化エポ
キシ樹脂製の本体の表面に形成することにより、ガラス
繊維強化エポキシ樹脂の難点であったSF、分解ガスに
対する耐性を改善している。
また、ポリブタジエン・ゴムのとして平均分子量の小さ
なものを使用しているので、表面保護絶縁層の引張りり
強度が向上する。
なものを使用しているので、表面保護絶縁層の引張りり
強度が向上する。
さらに、ポリブタジエン・ゴムに酸化防止剤を添加して
いるので、表面保護絶縁層の耐熱性が向上する。
いるので、表面保護絶縁層の耐熱性が向上する。
このように、この発明によれば、極めて信頼性の高い操
作絶縁ロッドを提供することができる。
作絶縁ロッドを提供することができる。
さらに、ポリブタジエン・ゴムからなる表面保護絶縁層
の成形は簡単な工程により行うことができるので、製造
作業性、低廉性に優れている。
の成形は簡単な工程により行うことができるので、製造
作業性、低廉性に優れている。
第1図は、この発明の一実施例に係る操作絶縁ロッドの
断面図である。 1・・・本体、2・・・表面保護絶縁層。
断面図である。 1・・・本体、2・・・表面保護絶縁層。
Claims (1)
- (1)ガラス繊維強化エポキシ樹脂製の本体と、この本
体の表面に形成された表面保護絶縁層とを有し、 表面保護絶縁層は、平均分子量の小さなポリブタジエン
・ゴムからなり、しかも酸化防止剤を添加してなるもの
であること を特徴とするSF_6ガス絶縁機器の操作絶縁ロッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18126890A JPH0471121A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | Sf↓6ガス絶縁機器の操作絶縁ロッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18126890A JPH0471121A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | Sf↓6ガス絶縁機器の操作絶縁ロッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471121A true JPH0471121A (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=16097726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18126890A Pending JPH0471121A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | Sf↓6ガス絶縁機器の操作絶縁ロッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0471121A (ja) |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP18126890A patent/JPH0471121A/ja active Pending
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