JPH0470889B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0470889B2
JPH0470889B2 JP63266763A JP26676388A JPH0470889B2 JP H0470889 B2 JPH0470889 B2 JP H0470889B2 JP 63266763 A JP63266763 A JP 63266763A JP 26676388 A JP26676388 A JP 26676388A JP H0470889 B2 JPH0470889 B2 JP H0470889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
molding
mold cavity
rubber
uneven design
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63266763A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02114903A (ja
Inventor
Fumihiko Nakano
Makoto Aramaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Corp
Original Assignee
Asahi Corp
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Publication date
Application filed by Asahi Corp filed Critical Asahi Corp
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Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は発泡靴底の成形法に関するものであ
る。 (従来の技術) 従来、昭和55年2月、日本合成ゴム株式会社か
ら発行されたカタログ「JSRRBスポンジへの応
用」に示すように1.2ポリブタジエンとジエン系
ゴムとの混合ポリマーを主成分とする架橋発泡性
の靴底成形材を成形型キヤビテイに導入して、こ
れを加熱加圧して靴底を架橋塑形した後、成形型
キヤビテイを開放して塑形された靴底を発泡させ
る発泡靴底の成形法が提案されている。 しかしながら、このようにして成形された発泡
靴底は、成形型キヤビテイで架橋塑形された後、
発泡されているため靴底の接地面の意匠が不鮮明
で防滑性が低下する欠点があつた。特に発泡倍率
が1.5倍を越えると、これらの欠点が顕著となり
軽量発泡靴底としては不適であつた。従つて発明
者は、このような発泡靴底の欠点を除去するため
に、予め発泡架橋成形された1.2ポリブタジエン
とジエン系ゴムの混合物を主成分とする平板状の
発泡体を靴底形状に裁断し、これを成形面に凹凸
意匠を備えた成形型キヤビテイに導入して、これ
を120℃〜130℃で加熱圧縮してその表面を軟化さ
せ緻密化するとともに、その表面、即ち接地面に
鮮明な凹凸な滑り止め意匠を圧縮成形(コンプレ
ツシヨン成形)する方法を検討したが、このよう
にして成形された発泡靴底は、靴加工の際の靴底
接着作業における接着剤乾燥時の加熱(50℃〜80
℃,10〜15分)によつて大きく収縮され、寸法安
定性が悪く靴底として不適であつた。 (発明の解決しようとする問題点) この発明は成形後の寸法安定性が良好で、しか
も接地面に緻密化された鮮明な凹凸意匠を備えた
発泡靴底を提供しようとするものである。 (問題点を解決するための手段) この発明は結晶化度が10〜40%の1.2ポリブタ
ジエン50〜90重量部とジエン系ゴム10〜50重量部
との混合ポリマーを主成分とし、これに架橋剤と
発泡剤を添加し、1.3〜2.0倍に架橋発泡成形した
発泡シートを110℃〜150℃で加熱して縮み取りし
た後、これをモールドキヤビテイの形状に対応し
て裁断して、成形面に凹凸意匠を備えたモールド
キヤビテイに導入して、110℃〜150℃で加熱加圧
して接地面に凹凸意匠を圧縮成形することを特徴
とする発泡靴底の成形法を発明の要旨とするもの
である。 この発明において、結晶化度が10〜40%の1.2
ポリブタジエンとしては、例えば日本合成ゴム株
式会社よりJSRRB810,RB820,RB830,RB840
の商品名で市販されているものが使用される。こ
れらの1.2ポリブタジエンを使用した発泡体は架
橋発泡成形後においても熱可塑性を残存してお
り、成形型での加熱加圧によつて圧縮成形するこ
とによつて、その表面を緻密化して鮮明な凹凸意
匠を型付することが可能であるが、圧縮成形後の
発泡体の収縮が大きく、寸法安定性が悪く、しか
も引つ張り強度、引裂強度等に問題がある。機械
的強度に関しては、これらの1.2ポリブタジエン
に上記の範囲でジエン系ゴムの一種または二種以
上を混合することによつて、その改善を図ること
ができる。ジエン系ゴムとしては、天然ゴム、ス
チレンブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、ポ
リブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエン
ゴム、クロロプレンゴム等が使用されるが天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、
スチレンブタジエンゴムが好適である。 この発明において、1.2ポリブタジエンとジエ
ン系ゴムとの混合重量比を50〜90:10〜50とした
のは、ジエン系ゴムの混合重量比がそれ以下とな
れば機械的強度が低下し、またジエン系ゴムの混
合重量比がそれ以上となれば発泡シートの熱可塑
性が低下し、圧縮成形が不可能となるからであ
る。 この発明において、上記混合ポリマーに添加さ
れる架橋剤としては、硫黄、ジクミルパーオキサ
イド、2.5−ジメチル−2.5ジ(第3−ブチルペル
オキシ)ヘキサン、ベンゾイルパーオキサイド、
第3−ブチルパーオキサイド等の通常ゴムの架橋
に使用される架橋剤が使用される。発泡剤として
は、アゾジカルボンアミド等のアゾ系の化合物、
ジニトロソペンダメチレンテトラミン等のニトロ
ソ化合物、P.P′オキシビスベンゼンスルフオニル
ヒドラジツド等の発泡剤が使用される。その他必
要に応じて上記混合ポリマーに架橋助剤、架橋促
進剤、ホワイトカーボン、カーボンブラツク、炭
酸カルシユウム、炭酸マグネシユウム等の充填
剤、顔料、安定剤を添加し、これをバンバリーミ
キサー、ヘンシエルミキサー、ミキシングロー
ル、ニーダー等の混合機によつて均一に混合して
シーテングし、これをプレス金型で140℃〜180℃
で650Kg〜250Kg/cm2(プレスゲージ圧)で加熱加
圧して1.3〜2.0倍に架橋発泡した後、この発泡シ
ートをオーブン等で110℃〜150℃で1〜3時間加
熱すれば、発泡シートが5〜10%収縮されて、発
泡シートの縮み取りが終了する。 この発明において、縮み取り時の加熱温度を
110℃〜150℃に限定したのは、加熱温度がそれ以
下となれば縮み取りが不充分で、また加熱温度が
それ以上となれば発泡シートが熱劣化して物性が
低下するからである。 このようにして縮み取りした後、この発泡シー
トをモールドキヤビテイの形状に対応して裁断
し、これを成形面に凹凸な意匠を彫刻したモール
ドキヤビテイに導入して、これを110℃〜150℃、
100Kg〜150Kg/cm2(プレスゲージ圧)で発泡シー
トを60〜80%に圧縮成形して接地面に凹凸意匠を
型付成形して発泡靴底を完成する。 実施例 第1表、実施例1,2,3に示す配合で、常法
によつて発泡倍率1.6倍で肉厚15mmの架橋発泡シ
−トを形成した後、これをオーブンで125℃、3
時間加熱して6〜8.4%収縮させて縮み取りした
後、これをモールドキヤビテイの形状に裁断し、
これを底面に凹凸意匠を彫刻した靴底成形キヤビ
テイに導入し、130℃で100Kg/cm2(プレスゲージ
圧)で70%に圧縮するとともに接地面に凹凸意匠
を型付けして発泡靴底を完成した。これを比較例
1.2に示す配合で圧縮成形された発泡靴底と圧縮
成形後の70℃の加熱雰囲気での経時的な収縮率を
比較して第2表に示す。
【表】
【表】
【表】 (発明の効果) 以上のように、本発明によつて得られた発泡靴
底は、成形後の収縮が小さく寸法安定性に優れた
ものであつた。これは発泡靴底の圧縮成形に先立
つて、圧縮成形時に適用される加熱温度に対応し
た加熱範囲で縮み取りされているため、圧縮成形
後の加熱による収縮が回避されるものと考えられ
る。 しかも発泡シートを成形した後、加熱加圧によ
つてその表面を緻密化して接地面に凹凸意匠を型
付成形するので凹凸意匠が鮮明である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 結晶化度が10〜40%の1.2ポリブタジエン50
    〜90重量部とジエン系ゴム10〜50重量部との混合
    ポリマーを主成分とし、これに架橋剤と発泡剤を
    添加し、1.3〜2.0倍に架橋発泡成形した発泡シー
    トを110℃〜150℃で加熱して縮み取りした後、こ
    れをモールドキヤビテイの形状に対応して裁断し
    て、成形面に凹凸意匠を備えたモールドキヤビテ
    イに導入して、110℃〜150℃で加熱加圧して接地
    面に凹凸意匠を圧縮成形することを特徴とする発
    泡靴底の成形法。
JP63266763A 1988-10-22 1988-10-22 発泡靴底の成形法 Granted JPH02114903A (ja)

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JPH02114903A JPH02114903A (ja) 1990-04-27
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KR100468431B1 (ko) * 2001-10-25 2005-01-27 한국신발피혁연구소 신발용 겉창과 중창의 제조방법
JP2006028360A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Jsr Corp 発泡成形体の製造方法
WO2006004036A1 (ja) * 2004-07-02 2006-01-12 Jsr Corporation 発泡体用組成物、その製造方法および発泡成形体

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