JPH0470773A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、レーサプリンタなどの電子写真式プリンタ
、電子写真式複写機、転写形静電記録式プリンタ等の画
像形成装置に関する。

［従来の技術］ トナー像をコロナ放電により、転写紙に転写する画像形
成装置においては、環境変化、特に湿度変化によって、
コロナ放電の状態か変化し、転写効率が変化してしまう
という問題かある。

そこで、この問題を解決するために、湿度セッサを装置
内に設け、湿度センサの検出湿度に基ついて、転写効率
か一定となるように転写電圧を制御する画像形成装置か
開発されている（特開昭６３−８５７７２号公報参照）
。

さらに、上記問題を解決するために、安定した転写特性
が得られるように、コロナ放電の放電状態の変化に応し
て転写電圧を制御する画像形成装置か開発されている（
特開昭６３−１６３３７８号公報参照）。、 ［発明が解決しようとする課題］ 上記の湿度センサの検出湿度に基づいて転写電圧を制御
する従来装置では、湿度センサ、その信号処理回路等が
必要となり、コストが高くつくという問題かある。さら
に、湿度センサは装置内に設けられているため、トナー
飛散、ヒータ等による影響を受けるため、正確な湿度検
出か困難であるという問題がある。

また、コロナ放電の放電状態の変化に応して転写電圧を
制御する従来装置では、チャージャー線の劣化、チャー
ジャー線の汚れ等、湿度以外の要因によって、コロナ放
電の放電状態か変化するので、安定した転写特性を得に
くいという問題かある。

二の発明は、転写電圧等の環境変化によって記録画像に
影響を与える被制御ファクタを、部品の劣化等をも考慮
して好適値に制御することが可能で、しかもコストの低
廉化か図れる画像形成装置を提供することを目的とする
。

［課題を解決するための手段］ この発明による画像形成装置は、暦に関するデータを発
生する暦データ発生手段、時期による環境変化によって
記録画像に影響を与える被制御ファクタの時期に適した
値を、時期に関連してあらかじめ記憶する記憶手段、お
よび記憶手段から現在の時期に応じた被制御ファクタの
値を読み出し、この値を被制御ファクタの値として出力
する手段を備えていることを特徴とする。

時期による環境変化によって記録画像に影響を与える被
制御ファクタとしては、転写電圧、主帯電電圧、分離電
圧、分離バイアス等か挙げられる。

［発明の作用コ 時期による環境変化によって記録画像に影響を与える被
制御ファクタの時期に適した値が、時期に関連してあら
かじめ記憶手段に記憶される。

記録を行う際には、記憶手段から現在の時期に応じた被
制御ファクタの値が読み出され、この値が被制御ファク
タの値として出力される。

［実施例］ 以下、図面を参照して、この発明を電子写真式複写機に
適用した場合の実施例について説明する。

第１図は、電子写真式複写機の電気的構成を示している
。

電子写真式複写機は、ＣＰＵ　（中央処理装置）を含む
制御装置１によって制御される。制御装置１は、ＣＰＵ
の実行プログラム等を記憶するＲＯＭ２および必要なデ
ータを記憶するＲＡＭ３を備えている。

制御装Ｗ１には、暦データ算出部４が接続されている。

暦データ算出部４は、暦記憶部５に記憶されている暦お
よび時間計測部６がら出力されるクロック信号にもとづ
いて、現在の年月日を算出して年月日データを発生する
。

制御装置１には、転写電圧変更期間および各期間の環境
、たとえば湿度環境に対して好適な転写電圧を設定する
ための設定器７が接続されている。

制御装置１からは、複写機の各機器８に制御信号が出力
される。

転写電圧変更期間および各期間の環境に対して好適な転
写電圧は、たとえば、複写機が設置されるときに、サー
ビスマンによって設定される。設定器７によって設定さ
れた転写電圧変更期間および各期間に好適な転写電圧は
、ＲＡＭＢ内の期間転写電圧記憶エリアに記憶される。

この例では、３種類の期間Ｔ１、Ｔ２およびＴ３か設定
され、期間Ｔ１における好適な転写電圧がＶｌ、期間Ｔ
２における好適な転写電圧がＶ２、期間Ｔ１における好
適な転写電圧がＶ３として設定されて記憶されている。

また、上記期間Ｔ１、Ｔ２およびＴ３以外の期間におけ
る好適な転写電圧がノーマル値ＶＯとして設定されて記
憶されている。期間と転写電圧とは、湿度か高い期間は
ど転写電圧が高くなるように設定される。また、系時的
に変化する要因、たとえばチャージャー線の劣化、チャ
ージャー線の汚れ等をも考慮して、転写電圧を決定する
ことも可能である。

第２図は、制御装置１による記録処理手順を示している
。

複写機の電源がオンされ、複写機がレディ状態であると
きに（ステップＳ１）、コピー開始キーがオンされると
（ステップＳ２）、暦データ算出ｇ５４から発生する年
月日データが読み込まれ、たとえばバッファに記憶され
る（ステップＳ３）。

次に、ＲＡＭＢ内の期間−転写電圧記憶エリアを参照し
て、現在の日イ４かいずれかの設定期間Ｔ１〜Ｔ３内に
属するかが判別される（ステップ８４〜Ｓ６）。

現在の日付か設定期間Ｔ１に属する場合は（ステップＳ
４てＹ　Ｅ　Ｓ　）、設定期間Ｔ］に対応する転写電圧
■１かＲＡ　Ｍ　Ｂ内の期間−転写電圧記憶エリアから
読み出され、たとえばバッファに記憶される（ステップ
Ｓ７）。

現在の日付が設定期間Ｔ２に属する場合は（ステップＳ
５でＹＥＳ）　、設定期間Ｔ２に対応する転写電圧Ｖ２
がＲ，Ａ　Ｍ　３内の期間−転写電圧記憶エリアから読
み出され、たとえばバッファに記憶される（ステップＳ
８）。

現在の日付か設定期間Ｔ３に属する場合は（ステップＳ
６でＹＥＳ）　、設定期間Ｔ３に対応する転写電圧Ｖ３
がＲＡＭＢ内の期間−転写電圧記憶エリアから読み出さ
れ、たとえばバンファに記憶される（ステップＳ９）。

現在の日付が設定期間子１〜Ｔ３のいずれにも属さない
場合には（ステップ８４〜ｓ６てＮｏ）、転写電圧ＶＱ
かＲＡＭＢ内の期間−転写電圧記憶エリアから読み出さ
れ、たとえばバッファに記憶される（ステップ５１０）
。

この様にして、現在の日付に応じた転写電圧か読み出さ
れてバッファに記憶されると、感光体の帯電、露光、現
像、転写、定着といった一連の複写処理が実行される（
ステップ８１１）。

そして、複写処理において、転写時には、転写装置（図
示路）の転写電圧か上記ステップＳ４〜Ｓｌｌで選択さ
れた現在の日付に応じた転写電圧Ｖ１、ｖ２、Ｖ３また
はＶＯになるように、転写電圧データか転写装置駆動回
路（図示路）に送られる（ステップ５ｌｌａ）。これに
より、転写装置に現在の日付に応じた転写電圧Ｖ１、Ｖ
２、■３またはＶＯか印加される。したかって、転写電
圧は、現在の日付における環境に応じた値に自動的に制
御されるので、安定した転写特性を得ることができる。

転写紙−枚に対する複写処理か終了すると、設定された
枚数全ての複写か終了したか否かが判別され（ステップ
５１２）、設定された枚数全ての複写か終了していない
ときには、（ステップ５１１）の複写処理か繰り返され
る。

そして、設定された枚数全て・の複写か終了すると（ス
テップ５１２）、この処理は終了する。

上記実施例では、期間ごとにその期間の環境に適した転
写電圧値をＲＯＭ　３にあらかしめ記憶することによっ
て、転写電圧値か期間に応じた好適値になるように制御
しているが、環境変化によって記録画像に影響を与える
被制御ファクタであれば、転写電圧の他、感光体の主帯
電電圧、感光体から転写紙を分離するための分離電圧、
分離バイアス等を期間ごとに記憶して、これらの電圧を
期間に応じた好適値になるように制御してもよい。

［発明の効果］ この発明によれば、転写電圧等の環境変化によって記録
画像に影響を与える被制御ファクタを、部品の劣化等の
系時的に変化する要因をも考慮して好適値に制御でき、
しかもコストの低い画像形成装置を実現できる。

【図面の簡単な説明】

図面は二の発明の実施例を示すものであり、第１図は、
複写機の電気的構成を示す電気１０７２図、第２図は制
御装置による記録処理手順を示すフローチャートである
。 １・・制御装置、２・・・ＲＯＭ、３・・ＲＡＭ、４・
・暦データ算出部、７・・・設定器。 以上

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）暦に関するデータを発生する暦データ発生手段、 時期による環境変化によって記録画像に影響を与える被
   制御ファクタの時期に適した値を、時期に関連してあら
   かじめ記憶する記憶手段、および 記憶手段から現在の時期に応じた被制御ファクタの値を
   読み出し、この値を被制御ファクタの値として出力する
   手段、 を備えている画像形成装置。
2. （２）時期による環境変化によって記録画像に影響を与
   える被制御ファクタが、転写電圧であることを特徴とす
   る請求項１記載の画像形成装置。