JPH0470516A - 半導体流量センサ - Google Patents

半導体流量センサ

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JPH0470516A
JPH0470516A JP18274390A JP18274390A JPH0470516A JP H0470516 A JPH0470516 A JP H0470516A JP 18274390 A JP18274390 A JP 18274390A JP 18274390 A JP18274390 A JP 18274390A JP H0470516 A JPH0470516 A JP H0470516A
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JP
Japan
Prior art keywords
sensor
pressure receiving
receiving plate
flow rate
resistance element
Prior art date
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Pending
Application number
JP18274390A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Watanabe
渡辺 正恭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH0470516A publication Critical patent/JPH0470516A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は半導体流量センサに係り、特に配管の内部を流
れる流体の流量を測定するための半導体流量センサに関
する。
〔従来の技術〕
一般に、配管の内部を流れる流体の流量を測定するため
の流量センサが多く用いられている。
第5図はこのような従来の流量センサを示したもので、
所定の配管1の内部に受圧体2を配設し、この受圧体2
の上方には、上方に延在するカンチレバー3が一体に固
着されている。このカンチレバー3の上端部には、上記
カンチレバー3の歪みを測定する歪みゲージ4が取り付
けられており、この歪みゲージ4には、図示しない演算
回路に接続されるリード線5が接続されている。
このような従来の流量センサにおいては、上記配管1の
内部を流れる流体が上記受圧体2に当たって、上記受圧
体2をその流体の流れ方向に押圧し、この押圧力により
、カンチサハ−3に加わる歪み量を上記歪みゲージ4に
より測定する。そして、この歪み量の測定値を上記リー
ド線5を介して上記演算回路に出力し、上記演算回路に
より所定の計算式から、所定の配管1内の流量を算出す
るようになっている。
しかし、上記従来の流量センサにおいては、受圧体2及
びカンチレバー3を機械的に取り付け、このカンチレバ
ー3部分に歪みゲージ4等の接続を行なう構造であるた
め、部品点数が極めて多く、構造が複雑となり、製造が
困難で、装置が大型化してしまうという問題があった。
そのため、従来から特開昭57−37214号公報に開
示されているような半導体式の流量センサが開発されて
いる。
第6図はこのような半導体流量をセンサを示したもので
、配管1の内部に中央部に開口6を有する絞り機構7を
配設し、この開口6部分には、流体の流れにより変位す
る図示しない半導体薄膜片及びこの半導体薄膜片の変位
を測定する歪みゲージが取り付けられたシリコン半導体
基板8が取り付けられている。さらに、上記シリコン半
導体基板8には、上記歪みゲージによる歪み量測定値を
配管1の外部に配設された図示しない演算回路に出力す
るリード線5が接続されている。
上記半導体流量センサにおいては、上記絞り機構7の開
口6を通過する流体が、シリコン半導体基板8部分を通
過することにより、上記半導体薄膜片が変位され、この
変位を上記歪みゲージで測定する。そして、この測定値
を上記リード線5を介して上記演算回路に出力し、この
演算回路により、所定の計算式に従って、上記配管1内
の流量を算出するようになされている。
〔発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来の半導体流量センサにおいては、配管
1の内部に絞り機構7を設け、この絞り機構7の開口6
を通過する流体により、シリコン半導体基板8の半導体
薄膜片を変位させて流量を測定するものであるため、シ
リコン半導体基板8部分により液体圧力を適正に受ける
ことが困難であり、配管1内の液体の流速が遅い場合に
、流量の検出感度が極めて低下してしまうという問題を
有している。しかも、絞り機構7が必要であるため、構
成部材の増加を招き、構造が複雑となり、容易に製造す
ることができないという問題を有している。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、検出感度
を著しく高めることができ、しかも、容易に製造するこ
とのできる半導体流量センサを提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明に係る半導体流量センサ
は、配管の内部を流れる流体の流量を測定するための半
導体流量センサにおいて、所定の回路が一体に形成され
たシリコンからなるセンサ本体を設け、このセンサ本体
の端部に歪みゲージが一体に形成された薄肉のカンチレ
バーを介して上記配管の内部に位置する円形状の受圧板
を一体に取り付けたことをその特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明によれば、シリコン基板の表面に歪みゲージ及び
所定の回路を所定の位置に作成した後、異方性エツチン
グによりシリコン基板の3次元加工を行なうことにより
、所定の回路が形成されたセンサ本体、歪みゲージが形
成されたカンチレノ\−及び受圧板を一体に形成するも
のであるため、極めて容易に製造することができ、しか
も、上記受圧板を配管内に配置してこの受圧板により直
接流体の流量を測定するものであるため、流体の流量が
少ない場合でも、検出感度を著しく向上させることがで
きるものである。
(実施例] 以下、本発明の実施を第1図乃至第4図を参照して説明
し、従来と同一部分には同一符号を付す。
第1図は本発明に係る半導体流量センサの一実施例を示
したもので、四角形状を有するソリコンからなるセンサ
本体9を設け、このセンサ本体9の下端中央部には、下
方に延在する薄肉のカンチレバー3を介して円形状の受
圧板10が一体に形成されている。上記センサ本体9と
カンチレバー3との連結部分の上記カンチレバー3の両
側部及び後面部は、第4図に示すように、円弧状に形成
されており、これにより、上記カンチレバー3の基部に
対する応力集中を除去するようになされている。
また、上記カンチレバー3の一面側には、歪みゲージと
して機能するピエゾ抵抗素子11が配設されており、上
記センサ本体9の一面側には、温度補償用抵抗素子12
が配設されている。さらに、上記センサ本体9の一面側
には上記ピエゾ抵抗素子11及びこの温度補償用抵抗素
子12からの信号を入力して所定の演算処理を行なう演
算回路等のその他の周辺回路13が配設されている。
そして、第2図に示すように、上記構成の流量センサは
、上記受圧板10が配管1の内部はぼ中央部に位置する
ように配置されるものであり、この受圧板10の配管1
の下流側近傍には、上記受圧板10の下流側への変位を
制限するストッパ14が立設されている。
なお、第3図に示すように、上記流量センサを配管1か
ら分岐されたバイパス管15の内部に配設するようにし
てもよい。
また、上記流量センサを作成する場合は、まず、シリコ
ン基板の表面にピエゾ抵抗素子11、温度補償用抵抗素
子12及びその他の周辺回路13を所定の位置に作成し
、その後、上記シリコン基板の表面に保護膜を形成した
後、KOH等を用いた異方性エツチングによりシリコン
基板の3次元加工を行なう。これにより、温度補償用抵
抗素子12及び周辺回路13が形成されたセンサ本体9
、ピエゾ抵抗素子11が形成されたカンチレバー3及び
受圧板10を一体に形成するようになされている。
次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例においては、上記配管lの内部を流れる流体が
上記受圧板10に当たることにより、上記受圧板10が
流体の下流側に移動される。この受圧板10の移動によ
り、上記カンチレバー3に生しる歪み量を上記ピエゾ抵
抗素子11により測定し、上記周辺回路13に出力する
。そして、この周辺回路13により、所定の計算式に基
づいて演算することにより、上記配管1内の流量を算出
するようになっている。なお、この流量は、流体の温度
によりその値が変化するため、本実施例においては、上
記温度補償用抵抗素子12から出力される温度測定値に
応じて流量算出値の温度補正が行なわれる。
このとき、配管1内の流量が多く受圧板10に大きな圧
力が加わった場合に、ストッパ14により受圧板10の
移動量を制限することができ、しかも、上記カンチレバ
ー3のセンサ本体9への連結部分を円弧状に形成して応
力集中を除去するようにしているので、受圧板10及び
カンチレバー3を損傷してしまうことを確実に防止する
ことができる。
また、上記第3図に示すように、バイパス管15の内部
にセンサ本体9を配置した場合は、配管1とバイパス管
15との流量の関係式をあらかしめ定めておくことによ
り、バイパス管15の内部流量を測定することにより、
上記配管1の流量を容易に算出することが可能となる。
従って、本実施例においては、ピエゾ抵抗素子11、周
辺回路13等が形成されたシリコン基板を異方性エツチ
ングにより3次元加工することにより、所定の回路が形
成されたセンサ本体9、カンチレバー3及び受圧板10
を一体に形成するものであるため、構造が簡単で、装置
の小型化を図ることができ、極めて容易に製造すること
ができる。しかも、上記受圧板10を配管1内に配置し
てこの受圧板10により直接流体の流量を測定するもの
であるため、流体の流量が少ない場合でも、検出感度を
著しく向上させることが可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
必要に応して種々変更することができるものである。
〔発明の効果] 以上述べたように本発明に係る半導体流量センサは、所
定の回路が形成されたセンサ本体、カンチレバー及び受
圧板を一体に形成するものであるため、構造が簡単で、
装置の小型化を図ることができ、極めて容易に製造する
ことができる。しかも、受圧板を配管内に配置してこの
受圧板により直接流体の流量を測定するものであるため
、流体の流量が少ない場合でも、検出感度を著しく向上
させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半導体流量センサの一実施例を示
す斜視図、 第2図(a)は第1図の流量センサを配管内に配置した
状態を示す正面断面図、 第2図(b)は第2図(a)の側面断面図、第3図は第
1図の流量センサをバイパス管に配置した状態を示す説
明図、 第4図(a)及び(b)はカンチレバーとセンサ本体と
の連結部の両側部及び後面部を示す一部の拡大図、 第5図は従来の流量センサを示す一部を断面とした側面
図、 第6図は従来の他の流量センサを示す側面断面図である
。 1・・・配管、3・・・カンチレバ−19・・・センサ
本体、10・・・受圧板、11・・・ピエゾ抵抗素子、
12・・・温度補償用抵抗素子、13・・・周辺回路、
工4・・・ストッパ、15・・・バイパス管。 (b) 第 図 スl−1八〇 pF=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  配管の内部を流れる流体の流量を測定するための半導
    体流量センサにおいて、 所定の回路が一体に形成されたシリコンからなるセンサ
    本体を設け、このセンサ本体の端部に歪みゲージが一体
    に形成された薄肉のカンチレバーを介して上記配管の内
    部に位置する円形状の受圧板を一体に取り付けたことを
    特徴とする半導体流量センサ。
JP18274390A 1990-07-12 1990-07-12 半導体流量センサ Pending JPH0470516A (ja)

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