JPH08145819A - 荷重センサー - Google Patents

荷重センサー

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Publication number
JPH08145819A
JPH08145819A JP6287843A JP28784394A JPH08145819A JP H08145819 A JPH08145819 A JP H08145819A JP 6287843 A JP6287843 A JP 6287843A JP 28784394 A JP28784394 A JP 28784394A JP H08145819 A JPH08145819 A JP H08145819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load sensor
housing
load
elastic plate
metal sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP6287843A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kamei
誠 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポインティングデバイスとして用いられる荷
重センサーに関するものであり、過大な操作力が加えら
れた場合においてもこれを規制できる信頼性に優れた荷
重センサーを提供することを目的とする。 【構成】 ハウジング5に高剛性の材料を用い、操作部
1の先端付近まで金属スリーブ8が一体に形成されてい
る。操作部1に過大な荷重が加えられた場合には金属ス
リーブ8に操作部1が接し、操作部1の変位を規制する
ことにより、さらに荷重を加えても弾性板4をそれ以上
たわませるようなことはないため、弾性板4に耐力の低
い材料を用いても安心して使用することができるという
特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次元の座標入力を行
うポインティングデバイスに使用する荷重センサーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷重センサーは、図4に
示すような構造をしており、歪抵抗素子41を搭載した
弾性板42はねじ43によって、ハウジング44とベー
ス板45との間で固定されていると同時に、ハウジング
44によって、弾性板42に直接外力が加えられること
を防止する役目を果たしている。力を与える操作部46
に加えられた荷重は、弾性板42を伸縮させることによ
り、弾性板42上に形成された歪抵抗素子41の抵抗値
を変化させ、2座標軸の方向と大きさを検知してCRT
上のポインターを動かす信号となるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のポインティングデバイスでは、操作部46へ加えら
れる荷重に対して規制するような構造を有さないため、
操作部46と一体に形成されている弾性板42へは無限
大に荷重が加えられ、たわみ(歪み)量も際限がない。
よって弾性板42の耐力が低い場合には、操作部46に
過大な荷重を加えると弾性板42が塑性変形してしま
い、荷重を取り除いた後も歪抵抗素子41に応力が残存
して、適正にポインターを操作することができなくなる
可能性があった。
【0004】本発明は、このような従来の荷重センサー
が有する問題点を解決し、過大な荷重に対する機能の保
証と高信頼性を確保することができる荷重センサーを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の荷重センサーは、ハウジング開口部に操作部の
変位規制機構として金属スリーブを一体に形成し、操作
部が変位できる範囲を規制することによって、弾性板の
たわみ量を制限し、過大な荷重に対するセンサーの信頼
性を確保したものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば操作部に過大な荷重がかかっ
た場合には、変位した操作部がハウジングと一体に形成
された金属スリーブと接することによって、荷重をハウ
ジング全体が受け、弾性板には耐力を越える応力は加わ
らず、塑性変形を起こさない。よって低い耐力を持つ弾
性板の使用に対しても信頼性を確保することが可能とな
るものである。
【0007】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例1の荷重センサーを
図面を参照して説明する。図1および図2(a)におい
て、操作部1は軸止め2と共に歪検出素子または圧電素
子などの歪抵抗素子3を搭載した弾性板4に固定されて
いる。弾性板4は、その端部をハウジング5と、ベース
板6上にあらかじめ形成されている受け部7によって挟
み込まれて、固定されている。ハウジング5には高剛性
の材料を用い、中央部の開口部には操作部1を取り巻く
ように、操作部1に加えられる過大な荷重の規制機構と
しての金属スリーブ8がたとえば圧入、インサート成型
などによってハウジング5と一体に形成されている。ま
た、組立時における操作部1または弾性板4に対する金
属スリーブ8の位置決めを容易にするため金属スリーブ
8とハウジング5とは別な材料で構成されている。
【0008】次に上記実施例の動作について図2
(a),(b)を用いて説明する。上記実施例におい
て、操作部1に荷重Pを加えると、操作部1と一体化さ
れている弾性板4がたわみ、操作部1自身も荷重の大き
さに応じて変位する。このとき、弾性板4に弾性板4の
有する耐力値に相当する応力を生じさせる荷重をPと
し、その時の操作部1の変位量をxとすると、仮に異常
荷重が操作部1に加えられても操作部1の変位量をx以
下に抑えることができれば、弾性板4は塑性変形するこ
となく使用することが可能である。本実施例では繰返し
荷重などによる影響を考慮し
【0009】
【外1】
【0010】のときの
【0011】
【外2】
【0012】を算出し、組立て時においてハウジング5
の金属スリーブ8部分と操作部1とのすきまとして設定
する。もし、過大な荷重が操作部1に加えられた場合に
は金属スリーブ8に操作部1が接し、さらに荷重を加え
ても弾性板4をそれ以上たわませるようなことはない。
【0013】(実施例2)図3は本発明の実施例2であ
り、上記実施例1と異なるところは、ハウジング5と金
属スリーブ8が同一の材料を用いており、たとえばダイ
カスト成型などによって一体に成型されている点であ
る。
【0014】この実施例でも過大な荷重に対する信頼性
については先の実施例1と同様であり、金属スリーブ8
が操作部1の変位を規制し、弾性板4の変形を防止す
る。
【0015】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明の荷重センサーは金属スリーブを用いた操作部に加え
られる過大な荷重の規制機構にて操作力を制限し、弾性
板のたわみ量を一定値以下に保つことによって、塑性変
形を防ぎ、耐力が低い材料でも安心して使用することが
できるという特徴を有する。よって、比較的入手し易い
安価な材料を用いた設計が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の荷重センサーの斜視図
【図2】(a)同側断面図 (b)荷重と操作部の変位の関係を示す略図
【図3】同実施例2の荷重センサーの斜視図
【図4】従来の荷重センサーの斜視図
【符号の説明】
1 操作部 2 軸止め 3 歪抵抗素子 4 弾性板 5 ハウジング 6 ベース板 7 受け部 8 金属スリーブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歪抵抗素子を搭載したほぼT字形または
    ほぼL字形の弾性板と、ベース板に当接した軸止め上に
    保持されるとともに端部が受け部に挟持されてハウジン
    グとベース板内に収容固定された前記弾性板上に、ハウ
    ジング中央部の開口部を貫通して立てられた操作部と、
    前記歪抵抗素子の抵抗値変化から前記操作部に加えられ
    た力と方向を検出する荷重センサーにおいて、前記操作
    部を取り巻くように前記ハウジング中央部の開口部に金
    属スリーブを一体に形成した荷重センサー。
  2. 【請求項2】 金属スリーブとハウジングとを同一材料
    とした請求項1記載の荷重センサー。
  3. 【請求項3】 金属スリーブとハウジングとを別な材料
    とした請求項1記載の荷重センサー。
  4. 【請求項4】 歪抵抗素子に、歪検出素子または圧電素
    子を用いた請求項1,2または3記載の荷重センサー。
JP6287843A 1994-11-22 1994-11-22 荷重センサー Pending JPH08145819A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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