JPH0470464B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0470464B2 JPH0470464B2 JP58218130A JP21813083A JPH0470464B2 JP H0470464 B2 JPH0470464 B2 JP H0470464B2 JP 58218130 A JP58218130 A JP 58218130A JP 21813083 A JP21813083 A JP 21813083A JP H0470464 B2 JPH0470464 B2 JP H0470464B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing rod
- formwork
- prestress
- threaded portion
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 17
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 12
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims description 12
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はプレキヤストコンクリート梁、柱、床
版等プレキヤストコンクリート体における補強棒
へプレストレスを導入する導入方法及び導入装置
に関するものである。
版等プレキヤストコンクリート体における補強棒
へプレストレスを導入する導入方法及び導入装置
に関するものである。
（従来の技術）
従来においてプレキヤストコンクリート体の補
強棒へプレストレスを導入する方法として特公昭
27−1931号が公知である。
強棒へプレストレスを導入する方法として特公昭
27−1931号が公知である。
すなわち該公報に示される方法は複数の補強棒
をまとめて金具により引張ることによりプレスト
レスを与えるものである。
をまとめて金具により引張ることによりプレスト
レスを与えるものである。
しかしこの方法では複数の補強棒に均等にプレ
ストレスを与えられないのみならず装置が大型に
なり現場施工に不向きである。
ストレスを与えられないのみならず装置が大型に
なり現場施工に不向きである。
更に油圧ジヤツキを用いることも考えられるが
この方法では一層大型化する結果になる。
この方法では一層大型化する結果になる。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は以上の従来の課題を解決し現場施工す
る場合においても極めて容易に正確なしかも均等
なプレストレスを導入出来る補強棒へのプレスト
レス導入装置の提供を目的とする。
る場合においても極めて容易に正確なしかも均等
なプレストレスを導入出来る補強棒へのプレスト
レス導入装置の提供を目的とする。
（実施例）
以下本発明のプレキヤストコンクリート体の補
強棒へのプレストレス導入方法及び導入装置（以
下本発明の導入方法及び導入装置という）を図面
に示す実施例に従い説明する。
強棒へのプレストレス導入方法及び導入装置（以
下本発明の導入方法及び導入装置という）を図面
に示す実施例に従い説明する。
第１図及び第２図は本発明の導入方法及びそれ
を具体化する導入装置を示し、該導入装置は例え
ば現場組みされた型枠１と、該型枠１内を貫通し
型枠１外にその両端が突出し鋼棒等から作られた
複数の補強棒３，３…とを有する。
を具体化する導入装置を示し、該導入装置は例え
ば現場組みされた型枠１と、該型枠１内を貫通し
型枠１外にその両端が突出し鋼棒等から作られた
複数の補強棒３，３…とを有する。
又型枠１外には対向する１対の支持体２，２が
設けられる。
設けられる。
各々の補強棒３は両端にねじ部を有し、一端の
ねじ部はロードセル等の荷重センサー６及びナツ
ト５を介して一方の支持体２に引張り支持され
る。
ねじ部はロードセル等の荷重センサー６及びナツ
ト５を介して一方の支持体２に引張り支持され
る。
一方各々の補強棒３の他端のねじ部はカツプラ
ー８を介してハイテンシヨンボルト９に接合され
る。
ー８を介してハイテンシヨンボルト９に接合され
る。
該ハイテンシヨンボルト９は他方の支持体２に
より引張り支持されている。
より引張り支持されている。
以上の実施例に示した導入方法及び導入装置の
使用方法を次に説明する。
使用方法を次に説明する。
まず使用者はナツト５を回して補強棒３を予備
締付けし、その予備締付け力は荷重センサー６に
より測定される（例えば予備締付け力は必要とす
るプレストレス値の50〜70％程度のストレスを与
えるものとする）。
締付けし、その予備締付け力は荷重センサー６に
より測定される（例えば予備締付け力は必要とす
るプレストレス値の50〜70％程度のストレスを与
えるものとする）。
予備締付けによつて補強棒３のリラクゼーシヨ
ン現象（初期引張力に対する経時変化として緩み
（例えば３〜５％）を生じる現象）は吸収される
ことになる。
ン現象（初期引張力に対する経時変化として緩み
（例えば３〜５％）を生じる現象）は吸収される
ことになる。
次に使用者はハイテンシヨンボルト９をトルク
レンチで締付ける。
レンチで締付ける。
これにより補強棒３はカツプラー８を介してハ
イテンシヨンボルト９により引張られる。
イテンシヨンボルト９により引張られる。
トルクレンチによる締付け力は荷重センサー６
により測定され必要とするプレストレス値になる
様調整される。
により測定され必要とするプレストレス値になる
様調整される。
第３図は本発明の他の導入装置を示し、該導入
装置は第１図及び第２図のものと比較して次の特
徴を有する。
装置は第１図及び第２図のものと比較して次の特
徴を有する。
すなわちハンテンシヨンボルト９の代りにトル
シヤーボルト１１が用いられ、該トルシヤーボル
ト１１はナツト１４により支持体２に引張り支持
される。
シヤーボルト１１が用いられ、該トルシヤーボル
ト１１はナツト１４により支持体２に引張り支持
される。
トルシヤーボルト１１は一般市販されているが
一端に溝部１２を介して頭１３を有し、該溝部１
２は所定値以上のトルクが作用することによりね
じ切られるものである。
一端に溝部１２を介して頭１３を有し、該溝部１
２は所定値以上のトルクが作用することによりね
じ切られるものである。
トルシヤーボルト１１を用いるため、その締付
けは特殊なトルクレンチであるトルシヤーレンチ
１６を用いることになる。
けは特殊なトルクレンチであるトルシヤーレンチ
１６を用いることになる。
すなわちトルシヤーレンチ１６の固定ソケツト
１８をトルシヤーボルト１１の頭１３に嵌着する
一方回転ソケツト１７をナツト１４に嵌着する。
１８をトルシヤーボルト１１の頭１３に嵌着する
一方回転ソケツト１７をナツト１４に嵌着する。
トルシヤーレンチ１６の回転ソケツト１７を回
転させてトルシヤーボルト１１を締付けることに
なるが、トルシヤーボルト１１が締付けられてそ
の溝部１２がねじ切られる際に補強棒３に必要と
するプレストレス値が与えられる様にその溝部１
２の断面は予め調整される。
転させてトルシヤーボルト１１を締付けることに
なるが、トルシヤーボルト１１が締付けられてそ
の溝部１２がねじ切られる際に補強棒３に必要と
するプレストレス値が与えられる様にその溝部１
２の断面は予め調整される。
（発明の効果）
本発明の導入方法及び導入装置は以上の実施例
に示した構成及び使用方法において次の効果を有
する。
に示した構成及び使用方法において次の効果を有
する。
(1) 本発明のプレキヤストコンクリート体の補強
棒へのプレストレス導入方法は特に複数の補強
棒の各々についてねじ結合を介してプレストレ
スを与えるため均等なプレストレスを与えられ
るのみならずねじ結合であるため小型化が可能
となる。
棒へのプレストレス導入方法は特に複数の補強
棒の各々についてねじ結合を介してプレストレ
スを与えるため均等なプレストレスを与えられ
るのみならずねじ結合であるため小型化が可能
となる。
(2) 本発明のプレキヤストコンクリート体の補強
棒へのプレストレス導入方法は特に所定のプレ
ストレス値より低いストレスを与える予備締付
けを行つた後本締付けを行うため均等なプレス
トレスの導入が可能となる。
棒へのプレストレス導入方法は特に所定のプレ
ストレス値より低いストレスを与える予備締付
けを行つた後本締付けを行うため均等なプレス
トレスの導入が可能となる。
(3) 本発明のプレキヤストコンクリート体の補強
棒へのプレストレス導入装置は特に補強棒の一
端のねじ部はナツトを介して一方の支持体に引
張り支持されるため予備締付けが可能になり、
その結果複数の補強棒につき予めリラクゼーシ
ヨン現象を生じさせこれを吸収させることによ
り均等にプレストレスを与えることが可能にな
る。
棒へのプレストレス導入装置は特に補強棒の一
端のねじ部はナツトを介して一方の支持体に引
張り支持されるため予備締付けが可能になり、
その結果複数の補強棒につき予めリラクゼーシ
ヨン現象を生じさせこれを吸収させることによ
り均等にプレストレスを与えることが可能にな
る。
(4) 本発明のプレキヤストコンクリート体の補強
棒へのプレストレス導入装置は特に補強棒の他
端のねじ部が接合され他方の支持体により引張
り支持されたハイテンシヨンボルト又はトルシ
ヤーボルトを有するためこれらの締付けトルク
を調整するだけで現場施工する場合においても
極めて容易に正確なプレストレスを導入出来
る。
棒へのプレストレス導入装置は特に補強棒の他
端のねじ部が接合され他方の支持体により引張
り支持されたハイテンシヨンボルト又はトルシ
ヤーボルトを有するためこれらの締付けトルク
を調整するだけで現場施工する場合においても
極めて容易に正確なプレストレスを導入出来
る。
(5) 本発明のプレキヤストコンクリート体の補強
棒へのプレストレス導入装置は特にハイテンシ
ヨンボルト又はトルシヤーボルトを用いるため
十分に品質管理されたボルトによる正確な軸
力、従つて正確なプレストレスを与えることが
出来る。
棒へのプレストレス導入装置は特にハイテンシ
ヨンボルト又はトルシヤーボルトを用いるため
十分に品質管理されたボルトによる正確な軸
力、従つて正確なプレストレスを与えることが
出来る。
第１図は本発明の導入方法及び導入装置の平面
図、第２図は第１図−断面図、第３図は本発
明の他の導入装置のトルシヤーボルト部分の軸方
向断面図。 １：型枠、２：支持体、３：補強棒、５：ナツ
ト、６：荷重センサー、８：カツプラー、９：ハ
イテンシヨンボルト、１１：トルシヤーボルト、
１２：溝部、１３：頭、１４：ナツト、１６：ト
ルシヤーレンチ、１７：回転ソケツト、１８：固
定ソケツト。
図、第２図は第１図−断面図、第３図は本発
明の他の導入装置のトルシヤーボルト部分の軸方
向断面図。 １：型枠、２：支持体、３：補強棒、５：ナツ
ト、６：荷重センサー、８：カツプラー、９：ハ
イテンシヨンボルト、１１：トルシヤーボルト、
１２：溝部、１３：頭、１４：ナツト、１６：ト
ルシヤーレンチ、１７：回転ソケツト、１８：固
定ソケツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 型枠内を貫通し型枠外にねじ部を有する両端
が突出する複数の補強棒を１対の支持体により支
持し、各々の補強棒毎に荷重センサーを設け、ま
ず各々の補強棒について所定のプレストレス値よ
り低いストレスを前記ねじ部のねじ結合を介して
与える予備締付けを行い、その後所定のプレスト
レスをねじ結合を介して与える本締付けを各々の
補強棒について行うプレキヤストコンクリート体
の補強棒へのプレストレス導入方法。 ２ 型枠内を貫通し型枠外にねじ部を有する両端
が突出する補強棒と、該補強棒の一端のねじ部を
荷重センサー及びナツトを介して引張り支持する
一方の支持体と、補強棒の他端のねじ部がカツプ
ラーを介して接合され他方の支持体により引張り
支持されたハイテンシヨンボルトとからなるプレ
キヤストコンクリート体の補強棒へのプレストレ
ス導入装置。 ３ 型枠内を貫通し型枠外にねじ部を有する両端
が突出する補強棒と、該補強棒の一端のねじ部を
荷重センサー及びナツトを介して引張り支持する
一方の支持体と、補強棒の他端のねじ部がカツプ
ラーを介して接合され他方の支持体により引張り
支持されたトルシヤーボルトとからなるプレキヤ
ストコンクリート体の補強棒へのプレストレス導
入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21813083A JPS60112965A (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | プレキヤストコンクリ−ト体の補強棒へのプレストレス導入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21813083A JPS60112965A (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | プレキヤストコンクリ−ト体の補強棒へのプレストレス導入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60112965A JPS60112965A (ja) | 1985-06-19 |
| JPH0470464B2 true JPH0470464B2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=16715103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21813083A Granted JPS60112965A (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | プレキヤストコンクリ−ト体の補強棒へのプレストレス導入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60112965A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4746721B1 (ja) * | 2011-03-08 | 2011-08-10 | 伸一 高山 | 壁掛具および壁掛展示具 |
-
1983
- 1983-11-19 JP JP21813083A patent/JPS60112965A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60112965A (ja) | 1985-06-19 |
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