JPH0237486B2 - Kanjobuzainotsugitekoho - Google Patents

Kanjobuzainotsugitekoho

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Publication number
JPH0237486B2
JPH0237486B2 JP8251082A JP8251082A JPH0237486B2 JP H0237486 B2 JPH0237486 B2 JP H0237486B2 JP 8251082 A JP8251082 A JP 8251082A JP 8251082 A JP8251082 A JP 8251082A JP H0237486 B2 JPH0237486 B2 JP H0237486B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting bolt
steel
composite pipe
unit
bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8251082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58200806A (ja
Inventor
Tomio Mori
Yasuo Fujisawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は梁や柱等に使用される管状部材の継
手工法に関し、より具体的には比較的長スパンの
梁や橋梁等の構築に使用される管状部材の継手工
法に関するものである。
従来より梁や柱等の鋼管部材の継手工法として
は、鋼管部材を突き合わせて溶接等により接合す
る工法が良く知られているところである。
しかしながら従来の工法にあつては、梁成に対
してスパンの大きい梁・橋梁及び海洋に敷施され
る柱・橋脚等は、外力の印加によつて生ずる応力
の他に部材自身の伸縮に伴い発生するたわみによ
り、過大な断面形状の鋼管等が要求され、省資源
の観点や経済上においても問題のあるところであ
つた。
更には橋梁等のように車輌の進入後退の度に、
振動が繰り返えし加えられる場合にあつては、上
記の応力、たわみに加えて振動も重畳されるため
更に過大な断面形状の鋼管等が要求されるもので
あつた。
この発明はこのような問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、管状部材の継
手工法において、鋼等の鋼材よりなる軸部の一端
に雄ねじを周設し他端を拡大頭部となしその端面
側に雌ねじを内設した凹部を形成してなる所定長
の連結ボルトを、上記軸部より大径で前記拡大頭
部より小径でされに前記連結ボルトより短軸な鋼
製パイプ内に挿入して複合パイプユニツトを形成
し、この複合パイプユニツトを複数本直列に配列
し、第1の複合パイプユニツトの連結ボルトの前
記雄ねじをこれに隣接する第2の複合パイプユニ
ツトの連結ボルトの前記凹部に螺合して前記第
1、第2の複合パイプユニツトの前記拡大頭部間
に前記鋼製パイプを挾持し、前記連結ボルトを締
め付けることにより前記鋼製パイプを圧縮すると
ともにその反力によつて上記連結ボルトを張設し
てなるという構成を採用することにより、比較的
長スパンの梁等においても、予め主要な部材に圧
縮力と引張力とを加えておくことにより、部材自
体の伸縮を小さくすることが可能となり、従来の
ように過大な断面積が梁に要求されず、極めて経
済性に優れる管状部材の継手工法を提供するとこ
ろにある。
以下にこの発明の好適な実施例について図面を
参照し説明する。この実施例はこの発明に係る管
状部材の継手工法を使用して、橋梁を構築する場
合を示すものであり、第1図は橋梁ユニツトを示
すもので同図aは正面図、同図bは縦断面図、同
図cは連結ボルトと鋼製パイプとからなる複合パ
イプユニツトの内部状態を示す断面図である。こ
の実施例においては、鋼等の鋼材よりなる軸部1
の一端に雄ねじ2を周設し、他端を拡大頭部3と
なしその端面側に雌ねじ4を内設した断面凹部を
形成した連結ボルト5を、鋼製のパイプ6内に挿
入して複合パイプユニツト7が形成されている。
前記鋼製パイプ6は、後述するように連結ボルト
の拡大頭部間に圧縮挾持されるため、その径は前
記連結ボルト5の軸部1より大径でかつ連結ボル
ト5の拡大頭部3より小径でさらに連結ボルト5
より短軸に形成されている。この実施例において
は、上記複合パイプユニツト7を橋梁に適用する
ため、第1図bにその断面を示すように、複合パ
イプユニツトを略正三角形状の頂点に配置し、複
合パイプユニツト7間を細棒状のラチス材8を三
角形の辺を形成するように、3本配置し、ラチス
材8と上記鋼製パイプ6とを各々溶接等により固
着することにより橋梁ユニツト9が形成されてい
る。
次に第2図に示すように上記橋梁ユニツト9を
用いて橋梁を構築する場合について説明する。ま
ず予め形成された第1の橋梁ユニツト9を、橋梁
を構築すべく所定の個所に、橋梁ユニツト9の三
角形の一辺が水平をなしかつ橋梁ユニツト9内の
連結ボルト5の雄ねじが他の橋梁ユニツトの連結
方向に位置するよう固定する。そして前記第1の
橋梁ユニツト9と同一構成を有する第2の橋梁ユ
ニツト9′をクレーン等で同一方向に吊り込み、
第1の橋梁ユニツト9の水平部分と一致させ、第
1の橋梁ユニツト9内の連結ボルト5の雄ねじ2
と第2の橋梁ユニツト9′内の連結ボルト5′の雌
ねじ4′とを螺合させ、第1の橋梁ユニツト9内
の連結ボルト5の拡大頭部3と第2の橋梁ユニツ
ト9′内の連結ボルト5′の拡大頭部3′間に鋼製
パイプ6を挾持し、連結ボルト5,5′を相対的
に回転させ鋼製パイプ6を圧縮しながら締め付け
る。この状態は第2図cに断面図で示すものであ
る。この場合鋼製パイプ6の圧縮による反力は、
連結ボルト5を軸方向に拡張する作用をなし連結
ボルト5は外方向に引張られた状態で張設され
る。このように主要部材である、鋼製パイプ6と
連結ボルト5を、それぞれ圧縮力あるいは引張力
をもたせて構築するため、これらの部材を過大な
断面積となす必要性が排除されるものである。こ
のようにして順次3本の連結ボルトを張設し、前
記第1の橋梁ユニツト9と第2の橋梁ユニツト
9′間を複数の連結ラチス材10を橋梁ユニツト
9,9′間を掛け渡すように配置し溶接等により
固着せしめることによつて橋梁ユニツト間を補強
する。
そしてこの後に第3、第4の橋梁ユニツトを軸
方向に連結ボルトを螺合させながら連結し、所望
長の橋梁の構築がなされることになる。ここにお
いては、この発明に係る管状部材の継手工法を橋
梁の構築に応用した場合について説明したが、こ
の発明の実施がこれに限られるものでなはく、例
えば比較的長スパン間の梁材等としても、複合パ
イプユニツトをユニツト内に配設されている鋼製
パイプを連結ボルトで圧縮し、この圧縮に対する
反力により連結ボルトが引張られた状態で順次連
結されるため適するものである。
以上のようにこの発明に係る管状部材の継手工
法は、鋼等の鋼材よりなる軸部の一端に雄ねじを
周設し他端を拡大頭部となしその端面側に雌ねじ
を内設した凹部を形成してなる所定長の連結ボル
トを、上記軸部より大径で前記拡大頭部より小径
でさらに前記連結ボルトより短軸な鋼製パイプ内
に挿入して複合パイプユニツトを形成し、この複
合パイプユニツトを複数本直列に配列し、第1の
複合パイプユニツトの連結ボルトの前記雄ねじを
これに隣接する第2の複合パイプユニツトの連結
ボルトの前記凹部に螺合して第1、第2の複合パ
イプユニツトの前記拡大頭部間に前記鋼製パイプ
を挾持し、前記連結ボルトを締め付けることによ
り前記鋼製パイプを圧縮するとともにその反力に
よつて前記連結ボルトを張設してなるという構成
を採用することによつて、従来工法では比較的長
スパン間あるいは振動や加重が繰り返えされる個
所の梁や橋梁等において、極めて大きな断面積を
有する梁材等の使用が要請されていたが、予め主
要な部材に圧縮力と引張力を印加しながら梁等を
形成することにより、比較的小さい断面積でこの
要請に応じることが可能となるばかりでなく、連
結ボルトを締め付けるという極めて簡単な手段に
より所望長の梁等が形成される非常に経済的効果
の大きい管状部材の継手工法を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である橋梁の構築
に使用される橋梁ユニツトを示すものであり、同
図aはその正面図、同図bはその縦断面図であ
り、同図cは連結ボルトとパイプよりなる複合パ
イプユニツトを示す断面図である。第2図は橋梁
ユニツトを所定数連結し、橋梁を構築する場合を
示すものであり、同図aは上面図、同図bは側面
図であり、同図cはユニツト間の連結状態を示す
断面図である。 図中1……軸部、2……雄ねじ、3,3′……
拡大頭部、4,4′……雌ねじ、5,5′……連結
ボルト、6……鋼製パイプ、8……ラチス材、
9,9′……橋梁ユニツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋼等の鋼材よりなる軸部の一端に雄ねじを周
    設し他端を拡大頭部となしその端面側に雌ねじを
    内設した凹部を形成してなる所定長の連結ボルト
    を、該軸部より大径で該拡大頭部より小径でさら
    に該連結ボルトより短軸な鋼製パイプ内に挿入し
    て複合パイプユニツトを形成し、該複合パイプユ
    ニツトを複数本直列に配列し、第1の複合パイプ
    ユニツトの連結ボルトの該雄ねじをこれに隣接す
    る第2の複合パイプユニツトの連結ボルトの該凹
    部に螺合して該第1、第2の複合パイプユニツト
    の該拡大頭部間に該鋼製パイプを挾持し、該連結
    ボルトを締め付けることにより該鋼製パイプを圧
    縮するとともにその反力によつて該連結ボルトを
    張設してなることを特徴とする管状部材の継手工
    法。
JP8251082A 1982-05-18 1982-05-18 Kanjobuzainotsugitekoho Expired - Lifetime JPH0237486B2 (ja)

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JPS58200806A JPS58200806A (ja) 1983-11-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263228A (ja) * 2001-03-12 2002-09-17 Kankido Corp 組立分解式球技用ゴール枠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747869B2 (ja) * 1986-03-31 1995-05-24 川崎製鉄株式会社 Pc鋼材と複合化されたトラス弦材
JPS6329710U (ja) * 1986-08-11 1988-02-26

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JP2002263228A (ja) * 2001-03-12 2002-09-17 Kankido Corp 組立分解式球技用ゴール枠

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