JPH0470414A - 鋼管杭 - Google Patents

鋼管杭

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JPH0470414A
JPH0470414A JP18347590A JP18347590A JPH0470414A JP H0470414 A JPH0470414 A JP H0470414A JP 18347590 A JP18347590 A JP 18347590A JP 18347590 A JP18347590 A JP 18347590A JP H0470414 A JPH0470414 A JP H0470414A
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JP
Japan
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steel pipe
connecting member
pipe pile
steel pipes
steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP18347590A
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English (en)
Inventor
Osamu Eito
修 栄藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0470414A publication Critical patent/JPH0470414A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数本の鋼管をその端部で連結してなる鋼管
杭に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記の如き鋼管杭においては、第5図及び第6図
に示すように、前記隣接する端部(3°)、 (4’ 
)どうしの間に、それらの内面に取り付けるバックリン
グ(B)とストッパー(S)とを介して隙間を形成し、
その隙間に溶融金属(M)を充填させる形でそれら両端
部(3″)、 (4’ )をアーク溶接により連結して
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述の従来構成においては、前記両端部間の溶
接部に対して、鋼管の長手方向に沿った荷重による圧縮
応力と、その長手方向に対する曲げによる曲げ応力とか
共に直接的に作用する。したがって、前記両端部間を充
分に厚肉状に溶接する必要があり、その溶接作業に非常
に長時間を要する問題があった。又、厚肉の溶接は技術
的に難しくて、熟練工でなければその作業を充分に行う
ことができず、溶接部の品質管理に多くの手間をかけな
ければならなかった。
例えば、直径450ミリ、肉厚30ミリの鋼管をアーク
溶接で連結するには、300分以上もの長時間を要し、
鋼管杭の埋設作業上大きな支障となっていた。
本発明の目的は、鋼管の連結部の強度を充分に高く保ち
ながら、その連結作業を短時間で完了することの可能な
鋼管杭を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明にかかる鋼管杭の特徴
構成は、鋼管の隣接する端部の内面夫々に螺合してそれ
ら端部どうじを連結する連結部材を設け、前記隣接する
端部と前記連結部材との各螺合部を、前記隣接する端部
間で逆ねじの関係となる平行ねじに形成し、前記隣接す
る端部に対する前記連結部材の螺合によりそれら端部ど
うじの対向面夫々に接当するフランジを前記連結部材に
設け、前記連結部材を前記鋼管の外部から回動操作可能
な操作部を、前記連結部材に設けたことにある。
〔作 用〕
上記本発明の特徴構成によれば、前記隣接する端部と前
記連結部材との各螺合部を、前記隣接する端部間で逆ね
じの関係となるように形成しであるので、連結部材を回
転させることにより、その連結部材を隣接する端部の双
方に螺合させることができる。そして、この螺合部を平
行ねじに形成し、且つ、連結部材を鋼管の外部から回動
操作可能な操作部を連結部材に設けてあるので、連結部
材に設けたフランジを隣接する端部どうじの対向面夫々
に接当させるまで連結部材を各端部に対して締め付ける
ことができ、それによって、隣接する端部どうじを確実
に連結することができる。連結部材は、隣接する端部の
内面に螺合するので、鋼管杭の外面に突出部がなくなり
、鋼管杭の建て込みや打ち込みをスムースにすることが
できる。
前記連結部材によって連結された鋼管の連結部では、前
記フランジを介して鋼管杭長手方向に対する荷重を支持
するので、その連結部は、荷重による圧縮応力に対し強
度の高いものとなる。又、平行ねじに形成した螺合部に
より、前記隣接する端部どうしは鋼管杭長手方向に強力
に締め付けられるので、鋼管の連結部は鋼管杭の曲げに
より発生する曲げ応力に対しても強度の高いものとなる
(発明の効果〕 このように、本発明によれば、平行ねし及びフランジを
もった連結部材により、鋼管の連結部の強度を充分に高
く保つことか可能になった。
又、鋼管の連結作業を、溶接によらずに、比較的重量の
軽い連結部材の回動により短時間で完了することが可能
となり、鋼管杭の埋設作業の合理化に寄与することがで
きるようになった。
〔実施例〕
次に、図面を参照しながら本発明の実施例を示す。
第1図及び第2図は、鋼管杭(1)の埋設作業時におけ
る鋼管(2)、 (2)の隣接する端部(3)、 (4
)同士の連結部を示す。この鋼管杭(1)は、複数本の
鋼管(2)、 (2)を、それらの隣接する端部(3)
、 (4)の内面夫々に螺合する連結部材(5)を介し
て連結してなる。
前記隣接する端部(3)、 (4)と前記連結部材(5
)との各螺合部(6)、 (7)は、前記隣接する端部
(3)、 (4)間で逆ねじの関係となる平行ねじに形
成してあり、詳しくは、前記連結部材の外面に形成した
一対の雄ねじ(6a)、 (7a)と、前記各端部(3
)、 (4)の内面に鋼管(2)の中心軸方向に向かっ
て突出形成した雌ねじ(6b)、 (7b)とよりなる
。連結部材における一対の雄ねじ(6a)、 (7a)
間には、前記隣接する端部(3)、 (4)に対する前
記連結部材(5)の螺合によりそれら端部(3)、 (
4)とうしの対向面(3a)、 (4a)夫々に接当す
るフランジ(8)を設けてある。又、前記連結部材(5
)を前記鋼管(2)、 (2)の外部から回動操作可能
とするために、前記フランジ(8)の外周部から操作部
たる複数本の操作棒(9)を突出させである。
前記鋼管(2)、 (2)を連結して鋼管杭(1)を形
成しつつその杭(1)を土中に埋設するには、まず、鋼
管(2)の1本を土中に建て込むか打ち込み、その上端
部(4)と、他の1本の鋼管の下端部(3)との間に連
結部材を位置させる。そして、その連結部材の操作部を
回転して、隣接する端部(3)、 (4)の対向する端
面の双方が前記フランジ(8)に接当するまで、前記雄
ねじ(6a)、 (7a)と雌ねじ(6b)、 (7b
)を螺合させることにより、各鋼管(2)、 (2)を
連結して鋼管杭(1)を形成することができる。しかる
後、鋼管杭(1)を土中に建て込むか打ち込むと共に、
上述の作業を繰り返すことによって、順次鋼管杭(1)
が土中に埋設されることになる。
尚、前記操作棒(9)は、鋼管杭(1)の建て込みまた
は打ち込み前に除去してもよいか、土中に対する建て込
みまたは打ち込み時における土との接当によって離脱さ
せてもよい。又、前記連結部材に形成した各雄ねじ(6
a)、 (7a)先端からフランジ(8)に至るまでの
長さとそのねじのピッチとを、一対の雄ねじ(6a)、
 (7a)間て同一にしておけば、前記操作部の回動操
作により、前記各対向面(3a)、 (4a)に対して
フランジ(8)を同時に接当させることかできるので、
鋼管(2)を回すことなく連結作業を完了することがで
きる。
〔別実施例〕
(イ)上述の実施例においては、前記雌ねじ(6b)、
 (7b)を、前記各端部(3)、 (4)の内面に鋼
管(2)の中心軸方向に向かって突出形成したか、第3
図に示すように、前記各端部(3)。
(4)を外方に向かって若干厚内に形成し、その内面に
雌ねじ(6b)、 (7b)を形成することによって、
その雌ねじ(6b)、 (7b)を形成した部分の薄肉
化による強度低下を抑制してもよい。
(ロ)上述の実施例においては、前記端部(3)。
(4)を連結部材(5)との螺合のみによって連結した
が、第3図に示すように、前記フランジ(8)と前記各
端部(3)、 (4)との間に局所的に溶接部(10)
を設けて、これらの連結を補強してもよい。
(ハ)上述の実施例においては、前記フランジ(8)を
円盤状に形成したか、このフランジ(8)は、前記連結
部材(5)の外周に沿ってその一部を欠如するものであ
ってもよい。又、かかる場合、前記操作捧(9)は、連
結部材におけるフランジ(8)の欠如した部分から直接
延出させてもよい。
(ニ)上述の実施例においては、前記操作部を、前記連
結部材(5)から一体向に延出させた操作棒(9)によ
り形成したか、第4図に示すように、この操作部は、例
えば、操作棒(9a)を嵌合させるための穴(9b)を
フランジ(8)に形成したものであってもよく、種々の
改変か可能である。
尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照を便利にする
ために符号を記すが、該記号により本発明は、添付図面
の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明にかかる鋼管杭の実施例を示
し、第1図は鋼管杭の連結部の分解図、第2図は同連結
部の要部の拡大縦断面図である。 第3図及び第4図は別実施例を示し、第3図は第2図に
相当する図、第4図は連結部材の平面図である。 第5図及び第6図は鋼管杭の従来構造を示す図である。 (2)、 (2)・・・・・・鋼管、(3)、 (4)
・・・・・・端部、(5)・・・・・・連結部材、(6
)、 (7)・・・・・・螺合部、(3a)、 (4a
)・・・・・対向面、(8)・・・・・・フランジ、(
9)、 (9b)・・・・・・操作部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数本の鋼管(2)、(2)をその端部(3)、(4)
    で連結してなる鋼管杭であって、隣接する前記端部(3
    )、(4)の内面夫々に螺合してそれら端部どうしを連
    結する連結部材(5)を設け、前記隣接する端部(3)
    、(4)と前記連結部材(5)との各螺合部(6)、(
    7)を、前記隣接する端部(3)、(4)間で逆ねじの
    関係となる平行ねじに形成し、前記隣接する端部(3)
    、(4)に対する前記連結部材(5)の螺合によりそれ
    ら端部(3)、(4)どうしの対向面(3a)、(4a
    )夫々に接当するフランジ(8)を前記連結部材(5)
    に設け、前記連結部材(5)を前記鋼管(2)、(2)
    の外部から回動操作可能な操作部(9)、(9b)を、
    前記連結部材(5)に設けてある鋼管杭。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297833A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Daiwa House Ind Co Ltd 杭用鋼管等のパイプ材同士のジョイント構造及びジョイント部品
US7650699B2 (en) 2005-07-22 2010-01-26 Kazuhiro Yamamoto Electric drill
JP2015203266A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社フジタ マイクロパイル工法におけるケーシングセグメントの継ぎ足し方法および連結構造
JP2018115548A (ja) * 2018-03-20 2018-07-26 株式会社フジタ マイクロパイル工法におけるケーシングセグメントの継ぎ足し方法および連結構造

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