JP2002235381A - プレキャストコンクリート部材及びその接合法 - Google Patents
プレキャストコンクリート部材及びその接合法Info
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- JP2002235381A JP2002235381A JP2001030553A JP2001030553A JP2002235381A JP 2002235381 A JP2002235381 A JP 2002235381A JP 2001030553 A JP2001030553 A JP 2001030553A JP 2001030553 A JP2001030553 A JP 2001030553A JP 2002235381 A JP2002235381 A JP 2002235381A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ネジ鉄筋（９）とネジ鉄筋用継手（８）が埋設
された一方のプレキャストコンクリート部材（３）の端
面から突出させた接合鉄筋（７）と、ネジ鉄筋（６）と
非ネジ鉄筋用継手（５）が埋設された他方のプレキャス
トコンクリート部材（１）の非ネジ鉄筋用継手（５）の
接合の信頼性を高める。 【解決手段】接合鉄筋（７）は、一方のプレキャストコ
ンクリート部材（３）のネジ鉄筋（９）と同じネジ鉄筋
（１１）の一側に、他方のプレキャストコンクリート部
材（１）の非ネジ鉄筋（５）と同じ非ネジ鉄筋（１２）
の他側を圧接又は溶接して形成した。
された一方のプレキャストコンクリート部材（３）の端
面から突出させた接合鉄筋（７）と、ネジ鉄筋（６）と
非ネジ鉄筋用継手（５）が埋設された他方のプレキャス
トコンクリート部材（１）の非ネジ鉄筋用継手（５）の
接合の信頼性を高める。 【解決手段】接合鉄筋（７）は、一方のプレキャストコ
ンクリート部材（３）のネジ鉄筋（９）と同じネジ鉄筋
（１１）の一側に、他方のプレキャストコンクリート部
材（１）の非ネジ鉄筋（５）と同じ非ネジ鉄筋（１２）
の他側を圧接又は溶接して形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物を構築するネジ鉄筋埋設プレキャストコンクリート部
材と非ネジ鉄筋埋設プレキャストコンクリート部材の接
合に関する。
物を構築するネジ鉄筋埋設プレキャストコンクリート部
材と非ネジ鉄筋埋設プレキャストコンクリート部材の接
合に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の非ネジ鉄筋と非ネジ鉄筋用継手が
埋設されたプレキャストコンクリート部材同士を接合し
てコンクリート構造物を構築する接合法は、予め接合す
るプレキャストコンクリート部材の一方を、非ネジ鉄筋
端部が接合端面から突出する形態に、他方を、非ネジ鉄
筋用継手が接合端面に開口する形態にそれぞれ成形し、
施工現場において、一方のプレキャストコンクリート部
材の接合端面から突出する非ネジ鉄筋端部を、他方のプ
レキャストコンクリート部材の接合端面に開口する非ネ
ジ鉄筋用継手に挿入し、ついで、その非ネジ鉄筋用継手
にモルタル等のグラウト材を注入し、両方のプレキャス
トコンクリート部材を接合させていた。
埋設されたプレキャストコンクリート部材同士を接合し
てコンクリート構造物を構築する接合法は、予め接合す
るプレキャストコンクリート部材の一方を、非ネジ鉄筋
端部が接合端面から突出する形態に、他方を、非ネジ鉄
筋用継手が接合端面に開口する形態にそれぞれ成形し、
施工現場において、一方のプレキャストコンクリート部
材の接合端面から突出する非ネジ鉄筋端部を、他方のプ
レキャストコンクリート部材の接合端面に開口する非ネ
ジ鉄筋用継手に挿入し、ついで、その非ネジ鉄筋用継手
にモルタル等のグラウト材を注入し、両方のプレキャス
トコンクリート部材を接合させていた。
【０００３】重いプレキャストコンクリート部材を、接
合端面から非ネジ鉄筋端部が突出した形態のまま、施工
現場まで無事に運搬することは困難であるから、プレキ
ャストコンクリート部材の接合端面から突出する非ネジ
鉄筋端部を切断して施工現場まで運搬し、そこで再び非
ネジ鉄筋端部をプレキャストコンクリート部材の鉄筋に
溶接又は圧接していた。しかし、施工現場において、プ
レキャストコンクリート部材に非ネジ鉄筋端部を溶接又
は圧接する作業は、特別な技能者と設備を要するため、
作業に支障を生じることがある。
合端面から非ネジ鉄筋端部が突出した形態のまま、施工
現場まで無事に運搬することは困難であるから、プレキ
ャストコンクリート部材の接合端面から突出する非ネジ
鉄筋端部を切断して施工現場まで運搬し、そこで再び非
ネジ鉄筋端部をプレキャストコンクリート部材の鉄筋に
溶接又は圧接していた。しかし、施工現場において、プ
レキャストコンクリート部材に非ネジ鉄筋端部を溶接又
は圧接する作業は、特別な技能者と設備を要するため、
作業に支障を生じることがある。
【０００４】このため、一方のプレキャストコンクリー
ト部材にネジ鉄筋とネジ鉄筋用継手を埋設し、そのプレ
キャストコンクリート部材の端面に開口するそのネジ鉄
筋用継手に、接合鉄筋をねじ嵌めして接合端面から突出
させ、それを他方のプレキャストコンクリート部材の非
ネジ鉄筋用継手に抗してプレキャストコンクリート部材
同士を接合することもなされている。しかし、これは、
非ネジ鉄筋用継手にネジ鉄筋を接合することであるか
ら、接合は信頼性が低いという問題がある。
ト部材にネジ鉄筋とネジ鉄筋用継手を埋設し、そのプレ
キャストコンクリート部材の端面に開口するそのネジ鉄
筋用継手に、接合鉄筋をねじ嵌めして接合端面から突出
させ、それを他方のプレキャストコンクリート部材の非
ネジ鉄筋用継手に抗してプレキャストコンクリート部材
同士を接合することもなされている。しかし、これは、
非ネジ鉄筋用継手にネジ鉄筋を接合することであるか
ら、接合は信頼性が低いという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの問題を解
決するためになされたものであり、その課題は、ネジ鉄
筋とネジ鉄筋用継手が埋設されたプレキャストコンクリ
ート部材の接合端面から突出する接合鉄筋と非ネジ鉄筋
用継手の接合の信頼性を高めることにある。
決するためになされたものであり、その課題は、ネジ鉄
筋とネジ鉄筋用継手が埋設されたプレキャストコンクリ
ート部材の接合端面から突出する接合鉄筋と非ネジ鉄筋
用継手の接合の信頼性を高めることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明が採用する第１の手段は、ネジ鉄筋とネジ鉄
筋用継手を埋設した一方のプレキャストコンクリート部
材の接合端面に開口するネジ鉄筋用継手に、脱着自在に
ねじ嵌めする接合鉄筋の一側をねじ鉄筋とし、他側を非
ネジ鉄筋とし、一側を上記ネジ鉄筋用継手をねじ嵌め
し、他側を接合端面から突出させることにある。
め、本発明が採用する第１の手段は、ネジ鉄筋とネジ鉄
筋用継手を埋設した一方のプレキャストコンクリート部
材の接合端面に開口するネジ鉄筋用継手に、脱着自在に
ねじ嵌めする接合鉄筋の一側をねじ鉄筋とし、他側を非
ネジ鉄筋とし、一側を上記ネジ鉄筋用継手をねじ嵌め
し、他側を接合端面から突出させることにある。
【０００７】第２の手段は、一方のプレキャストコンク
リート部材の接合端面から突出する上記接合鉄筋の他側
を、非ネジ鉄筋と非ネジ鉄筋用継手を埋設した他方のプ
レキャストコンクリート部材の接合端面に開口する非ネ
ジ鉄筋用継手に挿入し、モルタル等のグラウト材を介し
て双方のプレキャストコンクリート部材を接合させるこ
とにある。
リート部材の接合端面から突出する上記接合鉄筋の他側
を、非ネジ鉄筋と非ネジ鉄筋用継手を埋設した他方のプ
レキャストコンクリート部材の接合端面に開口する非ネ
ジ鉄筋用継手に挿入し、モルタル等のグラウト材を介し
て双方のプレキャストコンクリート部材を接合させるこ
とにある。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明を図１及び図２に示す実施
例に基づいて説明する。図１はボックスカルパートを構
築するプレキャストコンクリート部材の一部を断面で示
す正面図、図２は接合の工程を示す断面図である。
例に基づいて説明する。図１はボックスカルパートを構
築するプレキャストコンクリート部材の一部を断面で示
す正面図、図２は接合の工程を示す断面図である。
【０００９】図１に示すように、ボックスカルパート
は、正面から見て上下左右に分割されたプレキャストコ
ンクリート部材１、２、３、４から構築される。上下の
プレキャストコンクリート部材１、２は、接合端面に開
口する非ネジ鉄筋用継手５を備え、非ネジ鉄筋用継手５
には埋設した非ネジ鉄筋６の端部が一体に固定されてい
る。
は、正面から見て上下左右に分割されたプレキャストコ
ンクリート部材１、２、３、４から構築される。上下の
プレキャストコンクリート部材１、２は、接合端面に開
口する非ネジ鉄筋用継手５を備え、非ネジ鉄筋用継手５
には埋設した非ネジ鉄筋６の端部が一体に固定されてい
る。
【００１０】左右のプレキャストコンクリート部材３、
４は接合端面から突出する接合鉄筋７を有する。接合鉄
筋７は、一側が非ネジ鉄筋であり、他側がネジ鉄筋であ
る。接合鉄筋７のネジ鉄筋の一側は左右のプレキャスト
コンクリート部材３、４の接合端面に開口するネジ鉄筋
用継手８の片側にねじ嵌めされる。ネジ鉄筋用継手８の
反対側にはネジ鉄筋９の端部がねじ嵌めされ、ネジ鉄筋
９はロックナット１０を介してネジ鉄筋用継手８に締め
付け固定される。
４は接合端面から突出する接合鉄筋７を有する。接合鉄
筋７は、一側が非ネジ鉄筋であり、他側がネジ鉄筋であ
る。接合鉄筋７のネジ鉄筋の一側は左右のプレキャスト
コンクリート部材３、４の接合端面に開口するネジ鉄筋
用継手８の片側にねじ嵌めされる。ネジ鉄筋用継手８の
反対側にはネジ鉄筋９の端部がねじ嵌めされ、ネジ鉄筋
９はロックナット１０を介してネジ鉄筋用継手８に締め
付け固定される。
【００１１】図２（ａ）に示すように、左右のプレキャ
ストコンクリート部材３と、接合鉄筋７は、分離して施
工現場へ運搬される。接合鉄筋７は、ネジ鉄筋９と同じ
ネジ鉄筋１１の一側に非ネジ鉄筋６と同じ非ネジ鉄筋１
２の他側を軸方向同軸に圧接又は溶接したものである。
ネジ鉄筋９は合成樹脂製のネジ鉄筋継手８の下半部にね
じ嵌めされ、ロックナット１０で締め付け固定されてい
る。
ストコンクリート部材３と、接合鉄筋７は、分離して施
工現場へ運搬される。接合鉄筋７は、ネジ鉄筋９と同じ
ネジ鉄筋１１の一側に非ネジ鉄筋６と同じ非ネジ鉄筋１
２の他側を軸方向同軸に圧接又は溶接したものである。
ネジ鉄筋９は合成樹脂製のネジ鉄筋継手８の下半部にね
じ嵌めされ、ロックナット１０で締め付け固定されてい
る。
【００１２】施工現場において、図２（ｂ）に示すよう
に、接合鉄筋７のネジ鉄筋１１をプレキャストコンクリ
ート部材３の合成樹脂製のネジ鉄筋用継手８の上半部に
ねじ込み、ネジ鉄筋９と一体に固定する。
に、接合鉄筋７のネジ鉄筋１１をプレキャストコンクリ
ート部材３の合成樹脂製のネジ鉄筋用継手８の上半部に
ねじ込み、ネジ鉄筋９と一体に固定する。
【００１３】次に、図２（ｃ）に示すように、左右のプ
レキャストコンクリート部材３にねじ込んだ接合鉄筋７
の非ネジ鉄筋１２を上下のプレキャストコンクリート１
の非ネジ鉄筋用継手５に挿入し、非ネジ鉄筋用継手５の
モルタル注入口から図外のモルタルを圧入して充填す
る。これにより、非ネジ鉄筋用継手５を介して、上下の
プレキャストコンクリート部材１と左右のプレキャスト
コンクリート部材３を接合してボックスカルパートを構
築する。
レキャストコンクリート部材３にねじ込んだ接合鉄筋７
の非ネジ鉄筋１２を上下のプレキャストコンクリート１
の非ネジ鉄筋用継手５に挿入し、非ネジ鉄筋用継手５の
モルタル注入口から図外のモルタルを圧入して充填す
る。これにより、非ネジ鉄筋用継手５を介して、上下の
プレキャストコンクリート部材１と左右のプレキャスト
コンクリート部材３を接合してボックスカルパートを構
築する。
【００１４】このように、ネジ鉄筋を埋設したプレキャ
ストコンクリート部材と非ネジ鉄筋を埋設したプレキャ
ストコンクリート部材は、非ネジ鉄筋用継手を介して接
合されるが、この継手内で接合される鉄筋端部は同じ非
ネジ鉄筋であるから、接合の信頼性は高い。
ストコンクリート部材と非ネジ鉄筋を埋設したプレキャ
ストコンクリート部材は、非ネジ鉄筋用継手を介して接
合されるが、この継手内で接合される鉄筋端部は同じ非
ネジ鉄筋であるから、接合の信頼性は高い。
【００１５】
【実施例】次に、図３に示す別の実施例について説明す
る。図３に示すネジ鉄筋用継手１４は金属製の異径継手
であり、上半部に接合鉄筋７の一側のネジ鉄筋１１が、
下半部にプレキャストコンクリート部材１３に埋設した
ネジ鉄筋１５がねじ嵌めされる。接合鉄筋７のネジ鉄筋
１１とプレキャストコンクリート部材１３のネジ鉄筋１
５は異径である。接合鉄筋７の他側は、ネジ鉄筋１１の
一側に溶接された非ネジ鉄筋１２である。
る。図３に示すネジ鉄筋用継手１４は金属製の異径継手
であり、上半部に接合鉄筋７の一側のネジ鉄筋１１が、
下半部にプレキャストコンクリート部材１３に埋設した
ネジ鉄筋１５がねじ嵌めされる。接合鉄筋７のネジ鉄筋
１１とプレキャストコンクリート部材１３のネジ鉄筋１
５は異径である。接合鉄筋７の他側は、ネジ鉄筋１１の
一側に溶接された非ネジ鉄筋１２である。
【００１６】上記以外の構成及び効果は、図１及び図２
に示した実施例のものと同じである。
に示した実施例のものと同じである。
【００１７】
【発明の効果】上記のとおり、本発明は、ネジ鉄筋を埋
設した一方のプレキャストコンクリート部材の接合端面
に開口するネジ鉄筋用継手に脱着自在にねじ嵌めする接
合鉄筋の他側を非ネジ鉄筋としたから、他側を、非ネジ
鉄筋を埋設した他方のプレキャストコンクリート部材の
接合端面に開口する非ネジ鉄筋用継手に接合しても、接
合の信頼性は高いという優れた効果を奏する。
設した一方のプレキャストコンクリート部材の接合端面
に開口するネジ鉄筋用継手に脱着自在にねじ嵌めする接
合鉄筋の他側を非ネジ鉄筋としたから、他側を、非ネジ
鉄筋を埋設した他方のプレキャストコンクリート部材の
接合端面に開口する非ネジ鉄筋用継手に接合しても、接
合の信頼性は高いという優れた効果を奏する。
【図１】本発明実施例のボックスカルパートを構築する
プレキャストコンクリート部材の部分断面正面図、
プレキャストコンクリート部材の部分断面正面図、
【図２】本発明実施例のプレキャストコンクリート部材
の接合工程を示す図、（ａ）は接合鉄筋をプレキャスト
コンクリート部材に取り付ける前の工程を、（ｂ）は接
合鉄筋をプレキャストコンクリート部材に取り付ける工
程を、（ｃ）はプレキャストコンクリート部材同士を接
合する工程を、それぞれ示す。
の接合工程を示す図、（ａ）は接合鉄筋をプレキャスト
コンクリート部材に取り付ける前の工程を、（ｂ）は接
合鉄筋をプレキャストコンクリート部材に取り付ける工
程を、（ｃ）はプレキャストコンクリート部材同士を接
合する工程を、それぞれ示す。
【図３】別の実施例のプレキャストコンクリート部材の
要部断面図、
要部断面図、
１、２：プレキャストコンクリート部材（上下） ３、４：プレキャストコンクリート部材（左右） ５：非ネジ鉄筋用継手 ６：非ネジ鉄筋 ７：接合鉄筋 ８：ネジ鉄筋用継手（合成樹脂製） ９：ネジ鉄筋 １０：ロックナット １１：ネジ鉄筋 １２：非ネジ鉄筋 １３：プレキャストコンクリート部材 １４：ネジ鉄筋用継手（金属製異径） １５：ネジ鉄筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2D063 BA06 BA23 2E125 AA76 AF01 AG20 AG28 BA42 BA44 BB08 BB17 BB24 BC07 BD01 BE01 BF03 CA82 EA01
Claims (4)
- 【請求項１】 ネジ鉄筋（９）が埋設されたプレキャス
トコンクリート部材（３、４）であって、前記プレキャ
ストコンクリート部材の接合端面から突出する接合鉄筋
（７）の一側は前記プレキャストコンクリート部材に埋
設されたネジ鉄筋用継手（８）に脱着自在にねじ嵌めさ
れるネジ鉄筋（１１）であり、他側は、前記一側に同軸
に圧接又は溶接された非ネジ鉄筋（１２）であり、前記
接合端面から突出して他方の非ネジ鉄筋（６）が埋設さ
れたプレキャストコンクリート部材（１、２）の非ネジ
鉄筋用継手（５）に挿入されることを特徴としてなるプ
レキャストコンクリート部材。 - 【請求項２】 前記他側の非ネジ鉄筋（１２）は他方の
プレキャストコンクリート部材（１、２）に埋設された
非ネジ鉄筋（６）と同じものであることを特徴とする請
求項１記載のプレキャストコンクリート部材。 - 【請求項３】 ネジ鉄筋（９）が埋設された一方のプレ
キャストコンクリート部材（３、４）の接合端面に開口
するネジ鉄筋用継手（８、１４）に接合鉄筋（７）の一
側をねじ嵌めし、ついで、前記接合鉄筋の他側を、非ネ
ジ鉄筋（６）が埋設された他方のプレキャストコンクリ
ート部材（１、２）の接合端面に開口する非ネジ鉄筋用
継手（５）に挿入し、前記非ネジ鉄筋用継手にグラウト
材を充填して前記双方のプレキャストコンクリート部材
を接合する方法において、前記接合鉄筋はネジ鉄筋の前
記一側に非ネジ鉄筋の前記他側を同軸に圧接又は溶接し
てなることを特徴とするプレキャストコンクリート部材
の接合法。 - 【請求項４】 前記他側の非ネジ鉄筋（１２）は前記他
方のプレキャストコンクリート部材（１、２）に埋設さ
れた非ネジ鉄筋（６）と同じものであることを特徴とす
る請求項３記載のプレキャストコンクリート部材の接合
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001030553A JP2002235381A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | プレキャストコンクリート部材及びその接合法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001030553A JP2002235381A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | プレキャストコンクリート部材及びその接合法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002235381A true JP2002235381A (ja) | 2002-08-23 |
Family
ID=18894755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001030553A Pending JP2002235381A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | プレキャストコンクリート部材及びその接合法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002235381A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009191523A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Haneda Concrete Industrial Co Ltd | コンクリート組立構造体 |
| JP2011080316A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Chiba Yohgyoh Co Ltd | コンクリート構造物の連結方法 |
| JP2015074886A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 清水建設株式会社 | ボックスカルバート、及びその施工方法 |
| CN107268801A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-10-20 | 能诚集团有限公司 | 一种预制混凝土结构连接件 |
| JP2020037791A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | トヨタＴ＆Ｓ建設株式会社 | プレキャスト製コンクリート部材の連結方法 |
| JP2020094391A (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 昭和コンクリート工業株式会社 | プレキャスト部材の接合構造及び接合方法 |
-
2001
- 2001-02-07 JP JP2001030553A patent/JP2002235381A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009191523A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Haneda Concrete Industrial Co Ltd | コンクリート組立構造体 |
| JP2011080316A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Chiba Yohgyoh Co Ltd | コンクリート構造物の連結方法 |
| JP2015074886A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 清水建設株式会社 | ボックスカルバート、及びその施工方法 |
| CN107268801A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-10-20 | 能诚集团有限公司 | 一种预制混凝土结构连接件 |
| JP2020037791A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | トヨタＴ＆Ｓ建設株式会社 | プレキャスト製コンクリート部材の連結方法 |
| JP2020094391A (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 昭和コンクリート工業株式会社 | プレキャスト部材の接合構造及び接合方法 |
| JP7162338B2 (ja) | 2018-12-12 | 2022-10-28 | 昭和コンクリート工業株式会社 | プレキャスト部材の接合構造及び接合方法 |
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