JPH0470117B2 - - Google Patents

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JPH0470117B2
JPH0470117B2 JP63210787A JP21078788A JPH0470117B2 JP H0470117 B2 JPH0470117 B2 JP H0470117B2 JP 63210787 A JP63210787 A JP 63210787A JP 21078788 A JP21078788 A JP 21078788A JP H0470117 B2 JPH0470117 B2 JP H0470117B2
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welding
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average value
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Yasuyoshi Kitazawa
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Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶接トーチを溶接継手の開先幅方向
へ揺動させながら溶接線方向に沿つて溶接進行す
る消耗電極(溶接ワイヤ)を用いたアーク溶接方
法に関し、特に溶接継手左右両側の開先面のアー
ク自体を用いその移動を前記継手部に倣わせるア
ーク溶接方法に関する。
[従来の技術] 従来、この種のアーク溶接方法としては例えば
特公昭61−17590号公報にて開示されたものがあ
る。この技術では、溶接線追従のために溶接トー
チを一定幅で開先幅方向へ平行往復動させ、揺動
中心からの左右半周期揺動におけるノイズ成分を
含む溶接電流もしくは溶接電圧をそれぞれ積分
し、その積分値を揺動時間で除算して求めた検出
値の時間平均値が左右同志で等しくなるように、
溶接トーチの揺動中心を開先幅方向へ移動制御す
るものである。
この技術を、開先面の傾斜角度が溶接線左右両
側で異なる溶接継手部のアーク溶接に適用した場
合、一定幅揺動を行なつているためにアーク倣い
の結果で揺動中心の変更制御を行なうと、揺動中
心と開先中心(溶接線位置)とが一致しなくな
る。従つて、平行往復動を行なうために開先中心
が揺動中心と一致せず、ワイヤ突出長が長くなつ
て溶け込み不足を招くなどの問題があつた。そこ
で、従来、特公昭57−3462号公報に示すような技
術も提案されている。この技術では、溶接トーチ
の揺動に合わせて溶接電流を検出し、これを所定
のワイヤ突出長時の電流設定値と比較して、その
差が零になるように溶接トーチ軸線方向へ上下動
させるワイヤ突出長一定化制御を行なうととも
に、溶接トーチが溶接継手部の溶接線から止端ま
での高さ寸法の設定値に到達したら揺動方向を反
転させて、揺動自体を溶接線に追従させるように
なつている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述した従来のアーク溶接方法で
は、開先に対してワイヤ突出長をほぼ一定に保つ
ために検出値に対して瞬時に制御を実行するの
で、検出する値のノイズ除去をフイルタで行なつ
ている。しかしながら、このような方法を用い高
速溶接にて高速揺動を行なうと、フイルタには検
出遅れが発生して、その制御に支障をきたすとと
もに、その結果、揺動方向の反転制御も正常に行
なえなくなるなどの問題を生じる。しかも、揺動
幅を決めるために別個の制御手段が必要であり、
制御が複雑になる問題もある。
本発明は、上述した課題を解決するためになさ
れたもので、開先形状が左右非対称であつても高
精度の倣い制御を実現できるとともに、高速溶接
に際しても正常な倣いを容易かつ正確に行なえる
ようにしたアーク溶接方法を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のアーク溶
接方法は、 開先形状に応じて溶接トーチの揺動パターン
を予め設定するとともに、 左右開先面に沿つて前記溶接トーチが揺動す
る際に検出される溶接電流もしくは溶接電圧の
時間平均値に対する揺動幅の基準値を予め設定
してから、溶接を開始し、 前記左右開先面に沿つて前記溶接トーチが揺
動する際に検出される溶接電流もしくは溶接電
圧を前記左右開先面のそれぞれ検出し、 検出された溶接電流もしくは溶接電圧の時間
積分値を揺動時間にて除算して溶接電流もしく
は溶接電圧の時間平均値を前記左右開先面のそ
れぞれ求めた後、 求められた溶接電流もしくは溶接電圧の時間
平均値を左右同志加算しその加算値と前記揺動
幅の基準値とを比較して時間平均値基準差を求
め、 その時間平均値基準差に応じて前記溶接トー
チの揺動幅設定値を変更制御する一方、 求められた前記の溶接電流もしくは溶接電圧
の時間平均値を左右同志で比較して時間平均値
左右差を求め、 その時間平均値左右差に応じて前記溶接トー
チの揺動位置設定値を変更制御する ことを特徴としている。
[作用] 上述した本発明のアーク溶接方法では、揺動幅
設定値および揺動位置設定値の変更に際して、左
右開先面の溶接電流もしくは溶接電圧の時間平均
値を比較対象として用いるので、時間積分値を用
いた従来のものと異なり開先形状が左右非対称で
あつても揺動中心と開先中心とを一致させること
ができるほか、高速溶接でアーク倣いを行なつて
も、揺動パターンが決まつており且つ高速揺動に
よる所定検出値の変動を前述の通り時間平均値と
して取り込むために、従来のようなフイルタが不
要でフイルタの時間遅れに伴う不具合がすべて解
消される。
[発明の実施例] 以下、図面により本発明の一実施例としてのア
ーク溶接方法を説明する。
まず、第2図により本発明の方法を適用するア
ーク溶接装置の概略構成を説明する。第2図にお
いて、1は溶接線L両側の左右開先面1a,1b
が開先幅方向へ傾斜した溶接継手部1Aを形成す
る母材、2は定速送給される消耗電極(以下ワイ
ヤという)、3はワイヤ2を支持しながら溶接継
手部1Aへ向けて送り出す溶接トーチ、4は溶接
継手部1A近傍に略平行敷設されたレール、5は
このレール4上を走行する台車、6はこの台車5
上に設けられ溶接トーチ3を上下駆動および左右
揺動するためのオシレータ、8は母材1と溶接ト
ーチ3との間に溶接電圧を印加する溶接電源、9
は溶接電流を検出する溶接電流検出器、10はオ
シレータ6を制御して溶接トーチ3の位置および
動作を駆動制御する制御装置であり、この制御装
置10は第3図に示すように構成されている。上
述のような構成のアーク溶接装置では、溶接トー
チ3を、オシレータ6により開先幅方向へ揺動さ
せながら台車5を走行駆動することで溶接線方向
へ移動させて、溶接継手部1Aに沿つてアーク溶
接が行なわれるようになつている。
次に、本発明の方法を実施するための制御装置
10の詳細な構成を第3図により説明する。第3
図において、11は溶接電流検出器9からの溶接
電流検出信号を増幅する増幅回路、12は増幅回
路11からの出力中に含まれ溶接電源8の商用周
波数に起因する高周波成分等のノイズ成分を遮
断、除去するためのローパスフイルタ、13は左
面時間平均値化回路、14は右面時間平均値化回
路、15は底部時間平均値化回路である。
そして、左面時間平均値化回路13は、ローパ
スフイルタ12を通過した溶接電流検出信号Iを
受け左開先面1aにおける溶接電流の時間積分値
TL 0ILdtを揺動時間TLにて除算して左開先面揺動
時の溶接電流の時間平均値を求めて対応する電圧
値VLを出力するもの、右面時間平均値化回路1
4は、ローパスフイルタ12を通過した溶接電流
検出信号Iを受け右開先面1bにおける溶接電流
の時間積分値∫TR 0IRdtを揺動時間TRにて除算して
右開先面揺動時の溶接電流の時間平均値を求めて
対応する電圧値VRを出力するものである。さら
に、底部時間平均値化回路15は、ローパスフイ
ルタ12を通過した溶接電流検出信号Iを受け溶
接継手部1Aの底面1c〔第7図b参照〕におけ
る溶接電流の時間積分値∫TB 0IBdtを揺動時間TB
て除算して開先底部の溶接電流の時間平均値を求
めて対応する電圧値VBを出力するものである。
ここで、各時間平均値化回路13〜15におけ
る積分時間つまり揺動時間TL,TR,TBは、後述
するオシレートパターン指令回路27から指令さ
れて設定されるほか、各時間平均値化回路13〜
15による時間平均値は、オシレートパターン指
令回路27からのサンプリング指令に応じて演算
された後、各時間平均値に対応する電圧値VL
VR,VBが、それぞれ左面時間平均値保持回路1
6、右面時間平均値保持回路17、底部時間平均
値保持回路18に記憶・保持されるようになつて
いる。
また、19は左面時間平均値保持回路16、右
面時間平均値保持回路17からの電圧値VL,VR
を受けこれらの電圧値VL,VRを比較し時間平均
値左右差ΔV0を求めて出力する比較回路、20は
左面時間平均値保持回路16、右面時間平均値保
持回路17からの電圧値VL,VRを受けこれらの
電圧値VL,VRを加算して出力する加算回路、2
3は後述のごとく求められる所定の基準値VC1
設定する基準信号回路、24は加算回路20から
の加算値(VL+VR)と基準信号回路23からの
基準値VC1とを比較し時間平均値基準差ΔV1を求
めて出力する比較回路である。
さらに、25は後述のごとく求められる所定の
基準値VC2を設定する基準信号回路、26は底部
時間平均値保持回路18からの電圧値VBと基準
信号回路25からの基準値VC2とを比較し時間平
均値基準値ΔV2を求めて出力する比較回路であ
る。
一方、27はオシレートパターン指令回路であ
り、このオシレートパターン指令回路27は、溶
接トーチ3のX軸方向(開先幅方向)の位置とY
軸方向(開先深さ方向)の位置とを、オシレート
パターン(揺動パターン)として時間関数で設定
し、設定位置X,YをX軸位置信号およびY軸位
置信号としてそれぞれX軸振幅調整回路28およ
びY軸振幅調整回路29へ出力すると同時に、左
面時間平均値化回路13、右面時間平均値化回路
14および底部時間平均値化回路15へ溶接トー
チ3が溶接継手部1Aのそれぞれの部位に沿つて
移動中に溶接電流Iのサンプリング指令を出力し
て積分期間を指令するものである。
また、X軸振幅調整回路28、Y軸振幅調整回
路29はそれぞれオシレートパターン指令回路2
7からのX軸位置信号、Y軸位置信号を受けてこ
の信号を所定幅に増幅・調整して出力するもの
で、その詳細な構成および動作は後述する。30
は比較回路19からの時間平均値左右差ΔV0を受
けこの左右差ΔV0に対応するオシレートパターン
のX軸方向位置の移動値を出力するX軸移動指令
回路、31はこのX軸移動指令回路30からの移
動値をX軸振幅調整回路28からの出力値に加算
する加算回路、32は比較回路26からの時間平
均値基準差ΔV2を受けこの基準差ΔV2に対応する
オシレートパターンのY軸方向位置の移動値を出
力するY軸移動指令回路、33はこのY軸移動指
令回路32からの移動値をY軸振幅調整回路29
からの出力値に加算する加算回路である。
さらに、34は比較回路、35はX軸ドライ
バ、36はX軸モータ、37はX軸ポテンシヨメ
ータで、比較回路34は、加算回路31からのX
軸方向の位置指令値とX軸ポテンシヨメータ37
からの溶接トーチ3のX軸方向についての現在位
置との差を求め、その差が零になるようにX軸ド
ライバ35へ指令を送る。そして、X軸ドライバ
35によりX軸モータ36を駆動制御すること
で、溶接トーチ3のX軸位置のフイールドバツク
制御が行なわれるようになつている。また、Y軸
方向についても同様に、比較回路38,Y軸ドラ
イバ39、Y軸モータ40、Y軸ポテンシヨメー
タ41がそなえられ、比較回路38が、加算回路
38からのY軸方向の位置指令値とY軸ポテンシ
ヨメータ41からの溶接トーチ3のY軸方向につ
いての現在位置との差を求め、その差が零になる
ようにY軸ドライバ39へ指令を送る。そして、
Y軸ドライバ39によりY軸モータ40を駆動制
御することで、溶接トーチ3のY軸位置のフイー
ドバツク制御が行なわれるようになつている。
ところで、X軸振幅調整回路28は、第4図に
示すように構成されていて、手動の振幅設定器2
8a、加算回路28bおよび除算回路28cから
構成されている。加算回路28bは、振幅設定器
28aにより設定された設定値V0と比較回路2
4からの時間平均値基準差ΔV1とを加算しV1(=
V0+ΔV1)として出力するものである。また、
除算回路28cは、オシレートパターン指令回路
27からの位置信号Xを加算回路28bからの値
V1により除算しV2(=X/V1)として出力する
ものである。
ここで、このX軸振幅調整回路28の動作を第
5,6図により簡単に説明しておく。例えば、第
5図aに示すようなポイントP1,P2,P3,P4
有する開先形状の溶接継手部を溶接するものとす
る。この開先形状に合わせP1→P2→P3→P4と揺
動する際、本装置では、各ポイントのX軸方向位
置が、第5図bおよび第6図に示すように、揺動
中心位置を電位0、図中左半部側を−電位、図中
右半部側を+電位として電圧値にて設定される。
そして、オシレート指令回路27は、第6図の破
線で示すように、各ポイントの最大振幅時のX軸
方向位置X1,X2,X3,X4に対応する電圧値をX
軸振幅調整回路28に入力する一方、振幅設定器
28aからは、実際の開先形状に合わせて調整し
た電圧値V0が加算回路28bに入力される。こ
れらの入力に対して、比較回路24からの時間平
均値基準差ΔV1が0であれば、除算回路28cか
らの出力値V2は、第6図の実線で示すようにな
り、この出力値V2に基づく設定オシレート幅に
てフイードバツク制御を行ないつつ、X軸モータ
36により溶接トーチ3を揺動駆動している。
このようにして溶接を実行しているうちに、実
際に溶接中の開先幅が上記設定オシレート幅より
も小さくなると、比較回路24からの時間平均値
基準差ΔV1が0から正の値に変化する。そして、
このΔV1は加算回路28bにて振幅設定器28a
からの電圧値V0と加算され、加算回路28bか
らの出力値V1はV0+ΔV1となる。この値V1を除
算回路28cに入力して、V1にてオシレートパ
ターン指令回路27からのX軸位置信号を除算す
ることで、各ポイントのX軸位置を変更し、対応
する電圧値V2として出力する。
つまり、各ポイントP1,P2,P3,P4のX軸位
置が、第6図の一点鎖線で示すように、X1/V0
X2/V0,X3/V0,X4/V0から、それぞれ、
P1′=X1/V0,P2′=X2/V0,P3′=X3/V0
P4′=X4/V0に変更され、除算回路28cから電
圧値V2として出力される。この変更された出力
電圧値に基づく設定オシレート幅にてフイードバ
ツク制御を行ない、X軸モータ36により溶接ト
ーチ3のオシレート幅が、第5図bに示すよう
に、開先幅に応じて小さくなる。
なお、上述の説明とは逆に、溶接中の開先幅が
設定オシレート幅よりも大きくなつた場合には、
比較回路24からの時間平均値基準差ΔV1が0か
ら負の値に変化するので、加算回路28bからの
出力値V1がV0よりも小さくなつて除算回路28
cからの出力値V2が大きくなり、溶接トーチ3
のオシレート幅は大きくなる。また、オシレート
パターン指令回路27からのX軸位置信号を各オ
シレートパターンの左右端最大値としたが、制御
回路上可能なP2,P3間の最小値を設定し、除算
回路28cに代えて乗算回路をそなえてもよい。
また、Y軸振幅調整回路29も、上述したX軸
振幅調整回路28とほぼ同様に構成されている。
次に、上述のごとく構成されたアーク溶接用の
制御装置により実施されるアーク溶接方法を、第
1図(フローチヤート)に沿つて説明する。
まず、溶接継手部1Aの開先形状に応じて溶接
トーチ3の揺動パターン(オシレートパターン)
を予め設定する(ステツプS1)。開先形状として
は第7図a,bにそれぞれ示すようなものがあ
る。第7図aに示す溶接継手部1Aは、1層盛溶
接時もしくは多層盛溶接の初層時であり、揺動パ
ターンとしては、P1→P2→P3→P2→P1とP1→P2
→P3→P1とがある。第7図bに示す溶接継手部
1Aは、多層盛溶接の2層目以降の溶接時であ
り、揺動パターンとしては、P1→P2→P2′→P3
P2′→P2→P1とP1→P2→P2′→P3→P1とがある。
これらの揺動パターンから開先形状に応じた適当
なものをオシレートパターン指令回路27にて設
定する。
また、設定された揺動パターンにて、溶接継手
部1Aの開先面に沿い溶接トーチ3が揺動する際
の溶接電流Iの時間平均値の基準値∫P2 P1IL0dt/
TL,∫P3 P2(P2)IR0dt/TR,∫P2 P2IB0dt/TB〔最後
の基準
値は開先形状が第7図bに示すものである場合に
設定する〕を設定する(ステツプS2)。この基準
値の設定方法としては、実際に溶接する開先の
一部を基準値の設定に用いる方法と、適用開先
の模擬開先にて溶接を行なつて基準値を設定する
方法との2種類の方法がある。
前者の方法では、溶接トーチ3の揺動パター
ン設定後に、溶接トーチ3からのワイヤ2の突出
長を所定長さに切断してから、オシレータ6によ
り溶接トーチ3を揺動させて、ワイヤ2の先端が
溶接継手部1Aの開先面1a,1bならびに1c
を所望の余盛りが得られる程度になぞるように溶
接トーチ3の駆動を手動で調整させた後、溶接を
行なう。第7図aの開先の場合にはP1−P2間お
よびP2−P3間を、第7図bの開先の場合にはP1
−P2間、P2−P2′間およびP2′−P3間を揺動中の
溶接電流Iを検出する。そして、その電流検出値
を積分し、得られた積分値を検出区間の揺動時間
TL,TR,TB(オシレートパターン指令回路27
にて設定される)で除算し時間平均値を求める。
そして、左右開先面1a,1bについての時間平
均値∫P2 P1IL0dt/TLと∫P3 P2(P2)IR0dt/TRとを加算
し、
その値を対応する電圧値VC1として基準信号回路
23に設定する。また、底面1cについての時間
平均値∫P2 P2IB0dt/TBに対応する電圧値VC2を基準
信号回路25に設定する。
また、後者の方法では、実際に溶接を行なう
開先と同じ模擬開先を試験板にて形成し、この模
擬開先に対して、上述したの方法と同様の手順
を行なうことで、基準値を設定する。なお、実際
の溶接時には、当然、設定した基準値を得たとき
の揺動パターンと同じパターンで溶接を行なう。
本実施例では、基準信号回路23,25は、基
準値を電圧で設定できる回路構成になつており、
例えば単にボリユーム設定方式として適用開先ご
とのボリユームを設けておく。これにより、各基
準信号回路23,25にて、基準値に対応する電
圧値VC1,VC2が設定される。
以上のようにして、揺動パターンおよび基準値
を設定してから、アーク溶接を開始する(ステツ
プS3)。溶接開始後、溶接動作を行ないながら、
溶接継手部1Aの左右開先面1a,1bおよび底
面1cに沿つて溶接トーチ3が揺動する際に溶接
電流Iを溶接電流検出器9により検出し(ステツ
プS4)、その検出信号を増幅回路11で増幅しロ
ーパスフイルタ12によりノイズ成分を除去す
る。このとき、第7図aに示す開先形状である場
合にはP1−P2間およびP2−P3間の溶接電流IL,IR
を検出する一方、第7図bに示す開先形状である
場合にはP1−P2間、P2−P2′間およびP2′−P3
の溶接電流IL,IR,IBを検出する。
そして、検出された溶接電流IL,IR,IBは、オ
シレートパターン指令回路27からの指令に従つ
て、それぞれ左面時間平均値化回路13、右面時
間平均値化回路14および底部時間平均値化回路
15に入力され、各回路13〜15において、各
区間に亘つて時間積分されその時間積分値をそれ
ぞれ揺動時間TL,TR,TBにて除算することによ
り、溶接電流の時間平均値∫P2 P1ILdt/TL,∫P3 P2(P
2)IR
dt/TR,∫P2 P2IBdt/TBをそれぞれ求める(ステツ
プS5)。求められた時間平均値は、それぞれ右面
時間平均値保持回路16、左面時間平均値保持回
路17および底部時間平均値保持回路18に保持
される。溶接を開始してから所定時間経過後、制
御装置は自動倣いモードに切り替わり、上述した
溶接電流Iの時間平均値は、オシレートの半周期
ごとに求められ、平均値保持回路16〜18から
比較回路19、加算回路20や比較回路26へ出
力される。
左右開先面1a,1bについての時間平均値
P2 P1ILdt/TLおよび∫P3 P2IRdt/TRは、各値に対応す
る電圧値VL,VRとして加算回路20へ入力され
加算されてVL+VRが求められる。この加算値VL
+VRは、比較回路24に入力され、この比較回
路24において、基準信号回路23からの基準値
VC1〔(∫P2 P1IL0dt/TL+∫P3 P2(P2)IR0dt/TR)に
対応す
る電圧値〕と比較され、時間平均値基準差ΔV1
演算する(ステツプS6)。そして、この時間平均
値基準差ΔV1はX軸振幅調整回路28へ入力さ
れ、第4〜6図により説明した動作によつて、時
間平均値基準差ΔV1に応じて揺動幅設定値が変更
され電圧値V2として出力される(ステツプS7)。
このとき、時間平均値基準差ΔV1が0であれば変
更制御は行なわれず、ΔV1が負の値であれば、第
8図aに示すように揺動幅を小さくする一方、
ΔV1が正の値であれば、第8図bに示すように揺
動幅を大きくする。
また、左右開先面1a,1bについての時間平
均値∫P2 P1ILdt/Lおよび∫P3 P2(P2)IRdt/TRは、各
値に対
応する電圧値VL,VRとして比較回路19にも入
力され時間平均値左右差VL−VR=ΔV0が求めら
れる(ステツプS8)。そして、この時間平均値左
右差ΔV0はX軸移動指令回路30へ入力され、時
間平均値左右差ΔV0に応じて揺動位置設定値を変
更すべく、加算回路31へ時間平均値左右差ΔV0
に対応する所定の電圧値(X軸方向の移動値)を
出力して、X軸振幅調整回路28からの電圧値
V2に加算する(ステツプS9)。このとき、時間平
均値左右差ΔV0が0であれば変更制御は行なわれ
ず、ΔV0が負の値であれば、第9図aに示すよう
に揺動位置を左方へ移動させる一方、ΔV0が正の
値であれば、第9図bに示すように揺動位置を右
方へ移動させる。
そして、揺動パターンが第7図aに示すもので
あればポイントP2=P2′であるので(ステツプ
S10)、以降、ステツプS4〜S9をオシレートの半
周期ごとに繰り返して行なう。一方、揺動パター
ンが第7図bに示すものであればP2≠P2′である
ので(ステツプS10)、ステツプS11およびS12を
実施した後、ステツプS4に戻る。つまり、底面
1cについての時間平均値∫P2P2IBdt/TBが、この
値に対応する電圧値VBとして比較回路26に入
力され、この比較回路26において、基準信号回
路25からの基準値VC2(∫P2P2IB0dt/TB)と比較さ
れ、時間平均値基準差ΔV2を演算する(ステツプ
S11)。そして、この時間平均値基準差ΔV2はY
軸移動指令回路32へ入力され、時間平均値基準
差ΔV2に応じて開先深さ方向の揺動位置設定値を
変更すべく、加算回路33へ時間平均値基準差
ΔV2に対応する所定の電圧値(Y軸方向の移動
値)を出力して、Y軸振幅調整回路29からの電
圧値に加算する(ステツプS12)。このとき、時
間平均値基準差ΔV2が0であれば変更制御は行な
われず、ΔV2が負の値であれば、第10図aに示
すように揺動位置を下方へ移動させる一方、ΔV2
が正の値であれば、第10図bに示すように揺動
位置を上方へ移動させる。
ついで、以上のように行なわれるアーク溶接方
法による具体的な動作例を第11〜15図により
説明する。各図aは溶接継手部1Aに対する溶接
トーチ3の揺動状態を示し、各図bは各図aに示
す動作に対応して得られる溶接電流波形を示して
おり、この溶接電流波形は、検出した溶接電流を
ローパスフイルタを通過させた後に電磁オシログ
ラフにて測定記録したものである。
第11図a,bはオシレートパターンと開先形
状とが一致した状態で溶接トーチ3が揺動する場
合を示しており、溶接トーチ3はR→B1→B2
L→B2→B1→Rの順で揺動する。このとき、溶
接電流値は常時ほぼ一定で、ΔV0=ΔV1=ΔV2
0であり、揺動設定値は変更されることなくアー
ク溶接が実行される。
第12図a,bはオシレートパターンが開先に
対して右方にずれた状態で溶接トーチ3が揺動す
る場合を示しており、このとき、∫TL 0I1dt/TL
TR 0I1dt/TRとなり、ΔV0は負の値になる。従つ
て、X軸移動指令回路30から揺動位置を左方へ
移動するように指令が出力される。
第13図a,bは開先幅に対して揺動幅が小さ
い状態で溶接トーチ3が揺動する場合を示してお
り、このとき、∫TL 0I2dt/TL+∫TR 0I2dt/TR<∫TL 0I
0
dt/TL+∫TR 0I0dt/TR(=VC1)となり、ΔV1は負
の値になる。従つて、このΔV1に応じて、X軸振
幅調整回路28により揺動幅設定値を広げるよう
に指令が出力される。
第14図a,bは揺動中心が開先深さ方向(開
先の底面1c方向)にずれた状態で溶接トーチ3
が揺動する場合を示しており、このとき、∫TB 0I3
dt/TB>∫TB 0I0dt/TB(=VC2)となり、ΔV2は正
の値になる。従つて、Y軸移動指令回路32から
揺動位置を上方へ移動するように指令が出力され
る。
第15図a,bは溶接トーチ3がR→B1→B2
→L→R→B1→B2→Lの順で開先幅方向の一方
向についてのみ揺動し且つオシレートパターンと
開先形状とが一致している場合を示している。こ
のパターンでは、1パスで大溶着断面積を得るこ
とができ、パス数を少なくできるが、溶接トーチ
3がL→Rと移動するときの期間TUにおける溶
接電流値は、溶接金属の盛り高さつまり溶接速度
との相関で変化し、開先とオシレートパターンと
が一致していても一定とはならない。しかし、左
右開先面1a,1bについての時間平均値は∫TL 0
I4dt/TL=∫TR 0I4dt/TRとなり、ΔV0=0で、開
先形状とオシレートパターンとが一致しているこ
とが分かる。このように本実施例では、第15図
a,bに示すように一方向について溶接揺動する
オシレートパターンでも良好な倣い制御を行なえ
る。
このように、本実施例のアーク溶接方法によれ
ば、時間積分値を用いた従来のものと異なり溶接
継手部1Aの開先形状が左右非対称であつても揺
動中心と開先中心とを一致させることができ、高
精度の倣い制御を実現できる。また、高速溶接で
アーク倣いを行なつても、揺動パターンが決まつ
ており且つ高速揺動による所定検出値の変動を溶
接電流の時間平均値∫TL 0ILdt/TL,∫TR 0IRdt/TR
TBK 0IBdt/TBとして取り込むために、従来のよう
なフイルタが不要でフイルタの時間遅れに伴う不
具合をすべて解消できる。
なお、上記実施例では、理想的状態の場合につ
いて説明しているが、実際にはワイヤ2の曲がり
くせ等があるために、開先中心と揺動中心とが一
致している場合でも、左右開先面1a,1bにつ
いての溶接電流Iの時間積分値に差が生じる場合
がある。従つて、この左右偏差を打ち消すため
に、比較回路19の出力側に、所定のオフセツト
値を設定する基準信号回路と、この基準信号回路
からの所定のオフセツト値と比較回路19からの
ΔV0とを比較しその差をX軸振幅調整回路28へ
出力する比較回路とそなえてもよい。ここで、上
記所定のオフセツト値の設定方法の一例を説明す
ると、溶接前に揺動パターンを適用開先に合わせ
た後、溶接を行ないその溶接状態を見ながら、目
視にて揺動パターンが開先形状に合つている場合
にΔV0が0となるように、基準信号回路を構成す
るボリユーム等の調整を行なう。また、第15図
aに示す揺動パターンの時にR→B1とB2→Lと
の溶接電流値を別々に設定することになり、この
ときにもオフセツトを設定する必要があり、上述
のような回路を設ける。
また、上記実施例では、溶接電流Iの時間平均
値を、オシレートの半周期または一周期ごとに求
める場合について説明したが、ノイズ等の外乱の
影響を少なくするために、数回分の平均値を用い
るようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、溶接電流を用いてい
るが、溶接電圧を用いてその時間平均値を求める
ようにしても上記実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明のアーク溶接方法
によれば、揺動幅設定値および揺動位置設定値の
変更に際して、左右開先面の溶接電流もしくは溶
接電圧の時間平均値を比較対象として用いるの
で、開先形状が左右非対称であつても揺動中心と
開先中心とを一致させることができ高精度の倣い
制御を実現できるとともに、小電流域でも欠陥の
ない溶接部が得られ1パスで大溶着量が得られる
ため、パス数が少なくパス間で発生する欠陥を大
幅に減少できて、アーク溶接の高品質な自動化を
実現できる。また、揺動パターンが決まつており
且つ高速揺動による所定検出値の変動を時間平均
値として取り込むために、高速溶接に際しても正
常な倣いを容易かつ正確に行なえる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1〜15図は本発明の一実施例としてのアー
ク溶接方法を示すもので、第1図はそのフローチ
ヤート、第2図は本方法を適用するアーク溶接装
置の概略構成を示すブロツク図、第3図は本方法
を実施するための制御装置を示すブロツク図、第
4図は本実施例におけるX軸振幅調整回路の構成
を示すブロツク図、第5図a,bおよび第6図は
いずれも上記X軸振幅調整回路の動作を説明する
ための図、第7図a,bは開先形状および揺動パ
ターンを説明するための模式図、第8図a,bは
本実施例による開先幅設定値の変更動作を説明す
るための模式図、第9図a,bは本実施例による
開先位置設定値の変更動作を説明するための模式
図、第10図a,bは本実施例による開先深さ方
向の設定値の変更動作を説明するための模式図、
第11〜15図は本実施例の具体的な動作例を説
明するためのもので、各図aは開先に対する溶接
トーチの揺動パターンを示す模式図、各図bは各
図aに示す動作に対応して得られる溶接電流波形
を示すグラフである。 図において、1……母材、1A……溶接継手
部、1a……左開先面、1b……右開先面、1c
……底面、2……ワイヤ(消耗電極)、3……溶
接トーチ、4……レール、5……台車、6……オ
シレータ、8……溶接電源、9……溶接電流検出
器、10……制御装置、11……増幅回路、12
……ローパスフイルタ、13……左面時間平均値
化回路、14……右面時間平均値化回路、15…
…底部時間平均値化回路、16……左面時間平均
値保持回路、17……右面時間平均値保持回路、
18……底部時間平均値保持回路、19……比較
回路、20……加算回路、23……基準信号回
路、24……比較回路、25……基準信号回路、
26……比較回路、27……オシレートパターン
指令回路、28……X軸振幅調整回路、29……
Y軸振幅調整回路、30……X軸移動指令回路、
31……加算回路、32……Y軸移動指令回路、
33……加算回路、34……比較回路、35……
X軸ドライバ、36……X軸モータ、37……X
軸ポテンシヨメータ、38……比較回路、39…
…Y軸ドライバ、40……Y軸モータ、41……
Y軸ポテンシヨメータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 消耗電極を支持する溶接トーチを開先幅方向
    へ揺動させながら溶接線方向へ移動させて自動的
    に溶接線に沿つて溶接を行なうアーク溶接方法に
    おいて、前記溶接継手部の開先形状に応じて前記
    溶接トーチの揺動パターンを予め設定するととも
    に、溶接継手部の左右開先面に沿つて前記溶接ト
    ーチが揺動する際に検出される溶接電流もしくは
    溶接電圧の時間平均値に対する揺動幅の基準値を
    予め設定してから、溶接を開始し、前記溶接継手
    部の左右開先面に沿つて前記溶接トーチが揺動す
    る際に検出される溶接電流もしくは溶接電圧を前
    記左右開先面のそれぞれ検出し、検出された溶接
    電流もしくは溶接電圧の時間積分値を揺動時間に
    て除算して溶接電流もしくは溶接電圧の時間平均
    値を前記左右開先面のそれぞれ求めた後、求めら
    れた溶接電流もしくは溶接電圧の時間平均値を左
    右同志加算しその加算値と前記揺動幅の基準値と
    を比較して時間平均値基準差を求め、その時間平
    均値基準差に応じて前記溶接トーチの揺動幅設定
    値を変更制御する一方、求められた前記の溶接電
    流もしくは溶接電圧の時間平均値を左右同志で比
    較して時間平均値左右差を求め、その時間平均値
    左右差に応じて前記溶接トーチの揺動位置設定値
    を変更制御することを特徴とするアーク溶接方
    法。
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