JPH046976Y2 - - Google Patents

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JPH046976Y2
JPH046976Y2 JP11127584U JP11127584U JPH046976Y2 JP H046976 Y2 JPH046976 Y2 JP H046976Y2 JP 11127584 U JP11127584 U JP 11127584U JP 11127584 U JP11127584 U JP 11127584U JP H046976 Y2 JPH046976 Y2 JP H046976Y2
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JP
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heat
low
thermal conductivity
low temperature
heat shielding
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JP11127584U
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JPS6126628U (ja
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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両特に自動車のエンジンルーム内
に使用されて有益な車両の遮熱装置に関するもの
である。
自動車のエンジンルーム内には、エンジンの他
に各種の補機、電気部品が配設されているが、ガ
ソリン等の燃料輸送管、パワーステアリング用作
動油のパイプ、各種電装品等は、高温による種々
の機能障害、熱損を防止するために、高熱源であ
るエンジンの排気マニホールド等からなるべく離
隔して配置されるのが通常である。しかしなが
ら、限られたスペース内に多くの補機や電装品が
混雑して配置されるために必ずしも低温の好まし
い設置位置を選択し得ないことと、近年排気ガス
浄化用触媒やターボチヤージヤ等が多用されてエ
ンジンルーム内の発熱量自体が著しく増加する傾
向にあることとのために、低温を確保する必要が
ある部材と排気マニホールド等の高熱源との間に
屡々遮熱装置が配置される。そして従来の遮熱装
置は、一般に高温熱源からの輻射熱を遮ることに
主眼を置き、多くは鋼板等の単一材料によつて作
られている。従つて、高熱源からの輻射熱により
自体が或る高温度(高温熱源の温度よりは低いの
であるが)に達した後は、自らが有力な熱輻射源
となつて低温部材を加熱し、このために遮熱効果
が低い不具合があつた。
本考案は、上記に鑑み創案されたもので、エン
ジンの排気マニホールド等の熱源と、同熱源に近
接して配置される低温部材との間に介装される遮
熱装置が、低熱伝導率の材料により板状に形成さ
れその一方の面が上記熱源に面して配置された第
1遮熱部材と、同第1遮熱部材の上記低温部材側
の面に被着され上記低温部材を囲繞して配設され
た高熱伝導率の材料からなる放熱部材と、同放熱
部材と上記低温部材との間に同低温部材を囲繞し
て介装された低熱伝導率の材料からなる第2遮熱
部材とから構成されていることを特徴とする車両
の遮熱装置を要旨とするものである。
以下本考案の一実施例を添付図面について具体
的に説明する。図中一点鎖線で示した10はエン
ジンのシリンダヘツド、12はクランクケースで
あつて、14は上記シリンダヘツド10の側面に
固着される排気マニホールド、16は同排気マニ
ホールド14に連結された排気管、18は遮熱装
置、20は同遮熱装置18によつて保護さるべき
低温部材例えばパワーステアリング装置用オイル
配管のようなものである。そして、上記遮熱装置
18は、上記低温部材20上に直接クリツプ等に
より固定され、又はエンジンのクランクケース1
2やシリンダヘツド10、更には車台フレーム
(図示せず)等の車体構造物から突設されたブラ
ケツト等により適宜に支持される。
又、上記遮熱装置18は、排気マニホールド1
4に面する側に配置された低熱伝導率の材料例え
ばアスベスト、ガラスウール、ロツクウール、そ
の他のセラミツク材等を主材とする半円筒状の第
1遮熱層18aと、同遮熱層18aの外側即ち排
気マニホールド14とは反対側の表面に、適宜の
手法(例えば接着剤による固着、ねじやリベツト
による固着、周縁部で折曲げピンチする等)によ
つて被着され高熱伝導率の材料例えばアルミニウ
ム、銅系合金等で円筒状をなすように作られかつ
その遮熱層18aとは反対側の半円筒外周面に多
数のフイン18cを突設した放熱部材18bと、
更に同放熱部材18bの内部に複数の半径方向突
部18dにより支持され上記第1遮熱層と同様の
低熱伝導率の材料で作られた円筒状の第2遮熱層
18eとから構成されている。
上記構成を有する遮熱装置18は、熱源である
排気マニホールド14に面して低熱伝導率の第1
遮熱層18aが配置されているので、熱源からの
輻射による同遮熱層18aの温度が低く、更に同
遮熱層18aに吸収された熱量が、その外側に被
着された高熱伝導率の放熱部材18bに素早く伝
達され、多数のフイン18cからエンジンルーム
内を流れる冷却風に伝達放散される。その上更
に、上記放熱部材18bの輻射による低温材料2
0への熱伝達が、低熱伝導率材料で作られた第2
の遮熱層18eによつて効果的に遮断されるの
で、低温部材20の温度上昇を極めて効果的に抑
制することができる利点がある。特にこの実施例
では、放熱部材18bと第2遮熱層18eとが、
後者に設けられた半径方向の突部18dによつて
接し、両者間に冷却風の通路が形成されるので、
第2遮熱層18eを効果的に低温に保持し、ひい
ては第2遮熱層18e内の低温部材を一層確実に
保護することができるものである。なお、上記遮
熱装置は、排気マニホールド以外の任意の熱源例
えばターボチヤージヤ、排気ガス浄化用触媒装置
とこれらに隣接する低温部材との間に配設するこ
とができ、又全体の形状、放熱部材の形状(例え
ばフイン形状など)も適宜に変更し又は修正を加
えて実施することができるものである。
叙上のように本考案に係る車両の遮熱装置は、
エンジンの排気マニホールド等の熱源と、同熱源
に近接して配置される低温部材との間に介装され
る遮熱装置が、低熱伝導率の材料により板状に形
成されその一方の面が上記熱源に面して配置され
た第1遮熱部材と、同第1遮熱部材の上記低温部
材側の面に被着され上記低温部材を囲繞して配設
された高熱伝導率の材料からなる放熱部材と、同
放熱部材と上記低温部材との間に同低温部材を囲
繞して介装された低熱伝導率の材料からなる第2
遮熱部材とから構成されていることを特徴とし、
簡素な構成によつて優れた遮熱効果を奏するの
で、熱損を起し易い部品を確実に保護することが
でき極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図中の遮熱装置18の側面図である。 14……排気マニホールド、20……低温部
材、18……遮熱装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの排気マニホールド等の熱源と、同熱
    源に近接して配置される低温部材との間に介装さ
    れる遮熱装置が、低熱伝導率の材料により板状に
    形成されその一方の面が上記熱源に面して配置さ
    れた第1遮熱部材と、同第1遮熱部材の上記低温
    部材側の面に被着され上記低温部材を囲繞して配
    設された高熱伝導率の材料からなる放熱部材と、
    同放熱部材と上記低温部材との間に同低温部材を
    囲繞して介装された低熱伝導率の材料からなる第
    2遮熱部材とから構成されていることを特徴とす
    る車両の遮熱装置。
JP11127584U 1984-07-23 1984-07-23 車両の遮熱装置 Granted JPS6126628U (ja)

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JP11127584U JPS6126628U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 車両の遮熱装置

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JP11127584U JPS6126628U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 車両の遮熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS6126628U JPS6126628U (ja) 1986-02-17
JPH046976Y2 true JPH046976Y2 (ja) 1992-02-25

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ID=30670374

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JPS6126628U (ja) 1986-02-17

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