JPH0469483A - 管継手およびその製造方法 - Google Patents

管継手およびその製造方法

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JPH0469483A
JPH0469483A JP2183295A JP18329590A JPH0469483A JP H0469483 A JPH0469483 A JP H0469483A JP 2183295 A JP2183295 A JP 2183295A JP 18329590 A JP18329590 A JP 18329590A JP H0469483 A JPH0469483 A JP H0469483A
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JP
Japan
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pipe joint
pipe
threaded
electrically insulating
insulating resin
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JP2183295A
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English (en)
Inventor
Atsuo Suehiro
末広 篤夫
Norio Kogashiwa
小柏 典夫
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Kowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kowa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、管体を電気的に絶縁して接続する」−で有用
な管継手に関する。
[従来の技術と発明か解決しようとする課題]従来、地
中には鉄系材料で形成されたガス配管などの管体が埋設
されている。この地中埋設管体は、通常、機械的強度な
どに優れる鉄系管継手を介して接続され、地中に埋設さ
れたり、建物内に導かれている。一方、地中なとには、
迷走電流か流れているので、管体と管継手とが導通して
いる場合には、管体及び管継手か電気化学的に腐蝕する
。そして、管継手なとが腐蝕すると、ガス洩れ事故など
が生しる虞がある。従って、迷走電流による腐蝕を防止
するためには、前記管継手を電気絶縁性とし、迷走電流
を管継手により遮断するのか有用である。
しかしながら、管継手はネジ部を利用して管体と螺合す
るため、管継手のネジ部を電気絶縁性樹脂被膜で被覆し
Cも、電気絶縁性を確保てきない。
すなわち、電気絶縁性樹脂被膜で被覆したネジ部に管体
のネジ部を螺合する場合には、螺合に伴ない、ネジ部の
樹脂被膜に傷か発生し、管体と管継手が導通する。一方
、電気絶縁性を高めるために、厚膜の電気絶縁性樹脂被
膜でネジ部を被覆する場合には、ネジ部か漬れ、ネジ精
度か低下するので、管体と螺合するのが困難である。し
かも、この場合、管継手に管体を強い力で螺合すると、
前記と同様に、電気絶縁性樹脂被膜に傷が発生し、管体
と管継手が導通する。
従って、本発明の目的は、管体を電気的に確実に絶縁し
て接続できる管継手を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記の如き優れた特性を有
する管継手の製造方法を提供することにある。
[発明の構成] 上記目的を達成するため、本発明は、ネジ部と接続部と
を有する中空筒状の第1の管継手部材、および前記第1
の管継手部材のネジ部に螺合されたネジ部と接続部とを
有する第2の管継手部材とて構成された管継手であって
、前記第1の管継手部材のネジ部と、前記第2の管継手
部材のネジ部とか、少なくとも一方のネジ部を被覆する
電着被膜層と、電気絶縁性樹脂とにより接合している管
継手を提供する。
また、本発明は、ネジ部と接続部とを有する中空筒状の
第1の管継手部材、およびネジ部と接続部とを有する中
空筒状の第2の管継手部材の少なくとも一方のネジ部を
、電着被膜で被覆し、少なくとも一方のネジ部に電気絶
縁性樹脂を付着した後、ネジ部を螺合し、接着させる管
継手の製造方法を提供する。
以下に、添付図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する
第1図は本発明の管継手の一例を示す概略断面図、第2
図は第1図に示す管継手のネジ部の拡大断面図である。
管継手は、ソケットとしての中空筒状の第1の管継手部
材(1)と、この第1の管継手部材(1)に螺合した中
空筒状の第2の管継手部材(4)とを有している。第1
の管継手部材(1)および第2の管継手部材(4)は、
機械的強度の大きな鉄系材料で形成されている。
前記第1の管継手部材(1)の一方の端部に位置する径
大部の内面には内ネジ部(2a)か形成され、他方の端
部の内面には、一方の管体(8a)との接続部として機
能する内ネジ部(2b)が形成されている。
また、第1の管継手部材(1)の内外面全体は、略均−
な厚みの電着被膜層(3)で被覆されている。
前記第2の管継手部材(4)の一方の端部の外面には、
前記第1の管継手部材(1)の径大部の内ネジ部(2a
)に螺合した外ネジ部(5a)が形成されていると共に
、他方の端部の内面には、他方の管体(8b)との接続
部として機能する内ネジ部(5b)が形成されている。
また、第2の管継手部材(4)の内外面全体は、前記第
1の管継手部材(1)と同じく、略均−な厚みの電着被
膜層(6)で被覆されている。
なお、この例では、接続部としての前記第1の管継手部
材(1)の内ネジ部(2b)の内径と、接続部としての
第2の管継手部材(4)の内ネジ部(5b)の内径は同
じ径に形成されている。
そして、第2図に示されるように、前記第1の管継手部
材(1)の径大部の内ネジ部(2a)の電着被膜層(3
)と、第2の管継手部材(4)の内ネジ部(5a)の電
着被膜層(6)とは、電気絶縁性樹脂層g)により接合
一体化している。
このような構造の管継手では、ネジ部(2a) (5b
)が複数の電着被膜層(3) (6)および電気絶縁性
樹脂層(7)を介して接合されているので、第1の管継
手部材(1)と第2の管継手部材(4)とを電気的に確
実に絶縁できる。すなわち、第1及び第2の管継手部材
(1) (4)の内外面全体が、略均−な厚みの電着被
膜層(31−(6)で被覆されているので、接合される
ネジ部(2a) (5a)の接触を電着被膜層(3) 
(6)で防止できると共に、これらの電着被膜層(3)
 (6)を接合する電気絶縁性樹脂層(′7)により、
電気絶縁性を確保できる。
従って、接続部として機能する前記内ネジ部(2b)(
5b)に、管体(8a) (8b)の外ネジ部(9a)
 (9b)を螺合して接続すると、管体(8a)と管体
(8b)は導通せず、迷走電流を前記管継手で遮断てき
、各管体(8a) (8b)および管継手の腐蝕を防止
できる。
また、第1の管継手部材(1)と第2の管継手部材(4
)か、表面積か大きく、凹凸状のネジ部(2a) (5
a)で接合しているので、電着被膜層(3) (6)お
よび電気絶縁性樹脂層(7)による接合強度が極めて大
きく、第1の管継手部材(1)と第2の管継手部材(4
)との−体性が高い。しかも、接続部として機能するネ
ジ部(2b) (5b)が電着被膜層(3) (6)て
被覆されているので、管体(8a) (8b)の外ネジ
部(9a) (9b)との密着性がよく、管継手と管体
(8a) (8b)とを緊密かつ強固に接続できる。
さらに、各ネジ部(2a) (2b) (5a) (5
b)か、凹凸形状に対応して略均−な膜厚の電着被膜層
(3) (6)て被覆されているので、ネジ精度、ひい
ては螺合性が損われない。
なお、前記電着被膜層(3) (6)は、電着可能な電
気絶縁性樹脂、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、
ウレタン樹脂、ポリアミド、ポリブタジェンなどて形成
てきる。上記材料のうち、熱硬化性樹脂、特に密着性に
優れるエポキシ樹脂などが好ましい。また、電気絶縁性
樹脂層(7)は、前記電気絶縁性樹脂や、シアノアクリ
レートなどの各種の接着剤で形成できる。
電着被膜層および電気絶縁性樹脂は、電気絶縁性に悪影
響を及はさない範囲で、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、熱安定剤、可塑剤、帯電防止剤、着色剤などの種
々の添加剤を含有していてもよい。
また、前記ネジ部(2a) (5a)の少なくとも一方
が電着被膜層(3) (6)で被覆されていればよいが
、電気絶縁性を高めるためには、ネジ部(2a) (5
a)の双方か電着被膜層(3) (6)で被覆されてい
るのが好ましい。
さらに、第1の管継手部材(1)及び第2の管継手部材
(4)の少なくともネジ部(2a) (5a)が、電着
被膜層(3) (6)と電気絶縁性樹脂層(7)とによ
り接合されていればよく、前記ネジ部(2a) (5a
)以外の部位は、電着被膜層(3) (6)で被覆され
ている必要はない。
接合されるネジ部(2a) (5a)を被覆する電着被
膜層(3) (6)は、螺合性を損わず、しかもネジ部
(2a)(5a)の接触を防止できる限り、不均一であ
ってもよいか、ネジ部(2a) (5a)の凹凸形状に
対応させて略均−であるのが好ましい。
前記ネジ部(2a) (5a)を接合する電気絶縁性樹
脂層(7)内には、空隙部が形成されていてもよい。こ
の場合、空隙部も電気絶縁性が高いので、第1の管継手
部材(1)と第2の管継手部材(4)とが導通すること
がない。
ネジ部(2a) (5a)を接合する電着被膜層(3)
 (6)および電気絶縁性樹脂層(7)全体の厚みは、
電気絶縁性を確保できる範囲、例えば、約10〜300
μm、特に20〜200μm程度が好ましい。また、電
着被膜層(3) (6)の厚みは、ネジ精度を損わない
範囲、例えば、5〜150μm1好ましくは10〜1゜
Oμm程度の範囲内で選択できる。
本発明の管継手は、前記第1の管継手部材と、1つの第
2の管継手部材とて構成されている必要はない。第3図
は本発明の管継手の他の例を示す概略分解断面図である
この例では、管継手は、少なくとも内面両端部に雌ネジ
としての内ネジ部(12a) (12b)が形成された
中空円筒状の第1の管継手部材(11)を有している。
該第1の管継手部材(11)は、内ネジ部(12a)(
+2b)を含めて全体が電着被膜層(13)で被覆され
て−いる。
また、前記各内ネジ部(12a) (12b)には、第
2の管継手部材(14a) (14b)がそれぞれ螺合
されている。
この第2の管継手部材(14a) (14b)は、それ
ぞれ、外面全体に雄ネジとしての外ネジ部(15a) 
(15c)が形成され、内面全体に内ネジ部(15b)
 (15d)が形成され、かつ全体か電着被膜層(1B
)で被覆されている。なお、各第2の管継手部材(14
a) (14b)の内面に形成された内ネジ部(15b
) (15d)は、管体との接続部として機能する。
そして、前記第1の管継手部材(11)の電着被膜層(
13)と、各第2の管継手部材(14a) (14b)
の電着被膜層(16)は、前記ネジ部(12a) (1
2b) (15a) (15c)において、電気絶縁性
樹脂層(17)で接合し一体化している。
このような構造の管継手であっても、前記実施例の管継
手と同様に、電着被膜層(13)(1B)および電気絶
縁性樹脂層(17)により、第1の管継手部材(11)
と第2の管継手部材(14a)(14b)とを強固に接
合一体化できると共に、電気絶縁性を確実に確保できる
本発明の管継手は、例えば、次のようにして製造できる
。第4図は本発明の管継手の製造]:程を示す概略断面
図である。なお、前記第1図に示す要素と同一の要素に
は、同一の符号を付して説明する。
本発明の製造方法は、中空筒状の第1の管継手部材(1
)の内ネジ部(2a)、および中空筒状の第2の管継手
部材(4)の外ネジ部(5a)の少なくとも一方のネジ
部を電着被膜(23> (28>で被覆する被覆工程と
、前記内ネジ部(2a)および外ネジ部(5a)の少な
くとも一方に電気絶縁性樹脂(27)を付着する付着工
程と、前記ネジgf5 (2a) (5a)を螺合する
螺合工程とを経ることにより製造できる。なお、前記第
1および第2の管継手部材(1) (4)には、前記と
同様に、接続部としての内ネジ(2b) (5b)が形
成されている。
前記被覆工程では、少なくとも一方のネジ部(2a) 
(5a)を電着被膜(23)(2B)で被覆すればよい
なお、この例では、接合されるネジ部(2a) (5a
)の双方を電着被膜(23) (26)で被覆している
電着塗装により、ネジ部(2a) (5a)を電着被膜
(23) (26)で被覆すると、ネジ部(2a) (
5a)の凹凸形状に対応して略均−な膜厚の電気絶縁性
被膜を形成できるので、螺合工程での螺合性が損われず
、ネジ部(2a) (5a)か接触するのを防止できる
。また、各ネジ部(2a) (2b) (5a) (5
b)を電着被膜(23)(2B)で被覆する場合には、
前記管体(8a) (8b)の外ネジ部(9a) (9
b)との螺合性も損われない。
なお、電着塗装によりネジ部(2a) (5a)を被覆
するので、ネジ部(2a) (5a)の凹凸形状に対応
して均一な電気絶縁被膜を形成できる。また、電着被膜
(23) (2B)の膜厚が大きくても、管体(8a)
 (8b)との螺合性が損われない。厚膜の電着被膜(
23) (2B)を形成する場合、例えば、特開昭61
−145264号公報に開示されている電着塗料なとを
用いればよい。
この電着塗料は、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタ
ン樹脂、ポリアミド、ポリブタジェンなどからなるカチ
オン性バインダー樹脂と、水と、有機溶媒とを含み、上
記有機溶媒が、エチレングリコールモノヘキシルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル及び2−
エチルヘキシルアルコールから選択された少なくとも一
種の溶媒と、エチレングリコールモノブチルエーテルと
の混合溶媒で構成されている。上記バインダー樹脂は、
酢酸、ギ酸、プロピオン酸、乳酸などの酸で中和され、
水に分散又は溶解する。バインダー樹脂の含有量は、通
常15〜20重量%程度である。
また上記有機溶媒の含有量は、通常、5〜15重量%で
あり、上記混合溶媒は、通常、エチレングリコールモノ
ヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル及び2−エチルヘキシルアルコールから選択され
た少なくとも一種の溶媒40〜60重量%、好ましくは
約50重量%と、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル60〜40重量%、好ましくは約50重量%で構成さ
れる。
前記被覆工程で形成された電着被膜(23) (2B)
は、螺合工程でのネジ部(2a)(5a)の接触を防止
するため、エポキシ樹脂などのように耐引掻性か高いの
が好ましい。
なお、管継手の耐蝕性を高めるため、第1の管継手部材
(1)および第2の管継手部材(4)の内外面全体を電
着被膜(23)(26)で被覆するのが好ましい。
この場合、各ネジ部(2a) (2b) (5a) (
5b)を除く部位は、粉体塗装などにより厚膜の樹脂被
膜で被覆してもよい。
付着工程では、互いに接合される前記ネジ部(2a) 
(5a)を被覆する電着被膜(23)(26)の少なく
とも一方に電気絶縁性樹脂(27)をイ;1着する。
この電気絶縁性樹脂(27)は、液状であってもよく、
粉体状であってもよい。粉体状の電気絶縁性樹脂(27
)を用いる場合、エポキシ樹脂などの電気絶縁性材料か
らなるブライマーを電着被III (23)(26)に
塗布した。後、付着させてもよい。
過剰の電気絶縁性樹脂(27)は、螺合工程での螺合に
伴なってネジ部(2a) (5a)から排除されるので
、電気絶縁性樹脂(27)の付着量は、前記電着被膜(
23)(26)に略均−に付着する量であればよい。
なお、前記ネジ部(2a) (5a)の一方のみが電着
被膜(23)で被覆されている場合には、電気絶縁性樹
脂(27)は、ネジ部(2a)を被覆する電着被膜(2
3)に付着させてもよく、電着被膜で被覆されていない
ネジ部(5a)に付着させてもよい。
螺合工程で、電気絶縁性樹脂(27)か付着したネジ部
(5a)を第1の管継手部材(1)の内ネジ部(2a)
に螺合して仮締めすると、電気絶縁性樹脂(27)によ
り、ネジ部(2a) (5a)の締め込みが固定される
。なお、螺合工程での締付は力か過剰である場合には、
前記ネジ部(2a)(5a)を被覆する電着被膜(23
) (2B)に傷が発生し、第1の管継手部材(1)と
第2の管継手部材(4)とが導通する虞がある。従って
、螺合工程では、ネジ部(2a) (5a)を被覆する
電着被膜(23)(26)が損傷しない程度、例えば、
JIs  B2301に規定する継手の場合、例えば5
〜501f・CII+程度の締付はトルクで螺合するの
か好ましい。
この螺合工程の後、電気絶縁性樹脂(27)を乾燥又は
硬化させることにより、表面積が大きく、しかも凹凸状
であるネジ部(2a) (5a)か、電気絶縁状態を保
ちなから、電気絶縁性樹脂(27)により強固に接合す
る。
なお、電気絶縁性樹脂(27)が熱硬化性樹脂である場
合、螺合工程の後、少なくとも螺合部を加熱する加熱工
程に供してもよい。この加熱工程で加熱することにより
、前記電気絶縁性樹脂(27)の流動性を高め、電着被
膜(23)(26)間への浸透・充填を促進することが
できる。また、この加熱工程において、電気絶縁性樹脂
(27)を硬化させ、第1の管継手部材(1)と第2の
管継手部材(4)とを強固に接合できる。なお、前記の
ように、電着被膜(23)(26)を接合する電気絶縁
性樹脂(27)により形成された電気絶縁性樹脂層(7
)に空隙部が生じても、電気絶縁性は損われない。
電気絶縁性樹脂(27)の硬化は、樹脂の種類や硬化温
度に応じて、通常、室温〜250℃程度で行なうことが
できる。
なお、図示する例では、内ネジ部(2b) (5b)を
管体(8a) (8b)との接続部として利用している
が、接続部は、配管用管体の種類に応じて構成できる。
例えば、配管用管体との接続部は、第1の管継手部材(
1)及び第2の管継手部材(4)の両端部外面に形成さ
れた外ネジで構成してもよく、フランジ、エルボなどで
構成することもてきる。また、接続部の内外径は配管用
管体に応して異なっていてもよい。
[発明の効果コ 本発明の管継手は、少なくとも一方のネジ部が電着被膜
層で被覆され、かつ電気絶縁性樹脂とにより接合してい
るので、管体を電気的に確実に絶縁して接続できる。
本発明の管継手の製造方法は、上記の如き優れた特性を
有する管継手を容易に製造できる。
[実施例] 以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する
実施例I JIS  B  2301(ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継
手ンによる焦心可鍛鋳鉄製ソケット(呼び3/4)と、
同様なブッシング(3/4xl/2)にそれぞれエポキ
シ系カチオン電着塗装を施し、膜厚40μmの電着被膜
を形成した。ブッシングの外ネジ部にシアノアクリレー
ト系接着剤を塗布した後、このブッシングとソケットと
を締付はトルク1.0 kcIf −cmで螺合させた
接着剤が完全に硬化した後、ブッシングの内ネジ部に、
R1/2のテーパーネジを切ったパイプを螺合させ、ト
ルク50 kg f−cm、100に9f−cn+、5
00klf−cm、1000に’jf・cm+、および
2000 ’q f−cmの条件で締付け、前記ソケッ
トとパイプとの導通性をテスターにて調べた。
実施例2 ブッシングの外ネジ部に、シアノアクリレート系接着剤
を塗布することなく、エポキシ系ブライマーを塗布した
後、エポキシ系粉体塗料を付着させ、このブッシングと
ソケットとを締付はトルク10kI3f−cmで螺合さ
せ、温度2oo℃で20分間加熱硬化させる以外、実施
例1と同様にして、前記ソケットとパイプとの導通性を
テスターにて調べた。
比較例1 実施例1のソケットおよびブッシングに電着塗装を施す
ことなく、実施例1と同様にして、ソケットとパイプと
の導通性をテスターにて調べた。
比較例2 実施例1のソケットおよびブッシングに電着塗装を施し
たのち、ブッシングに実施例1の接着剤を塗布すること
なく、実施例1と同様にして、ソケットとパイプとの導
通性をテスターにて調べた。
ブッシングとパイプとの締付はトルクと共に、ソケット
とパイプとの導通性の結果を表に示す。
なお、表中、ソケットとパイプとか導通しないものを優
、導通するものを不可として表す。
(以下、余白) 表より、実施例の管継手は、大きなトルクでパイプを締
付けても、いずれも電気絶縁性を確保てきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の管継手の一例を示す概略断面図、 第2図は第1図に示す管継手のネジ部の拡大断面図、 第3図は本発明の管継手の他の例を示す概略分解断面図
、 第4図は本発明の管継手の製造工程を示す概略断面図で
ある。 (1)(4) (lI)(14a)(14b)−管継手
部材、(2a) (5a) (12a) (12b) 
(15a) (15c)=−ネジ部、(3)(6) (
13) (16)・・・電着被膜層、(7)(17)・
・・電気絶縁性樹脂層、(23)(26)・・・電着被
膜、 (27)・・・電気絶縁性樹脂 第1図 特許出願人 株式会社興和工業所 代  理  人   弁理士  鍬   1)  充 
  生a ネジ部 第2図 電着被膜層3 2aネジ部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ネジ部と接続部とを有する中空筒状の第1の管継手
    部材、および前記第1の管継手部材のネジ部に螺合され
    たネジ部と接続部とを有する第2の管継手部材とで構成
    された管継手であって、前記第1の管継手部材のネジ部
    と、前記第2の管継手部材のネジ部とが、少なくとも一
    方のネジ部を被覆する電着被膜層と、電気絶縁性樹脂と
    により接合している管継手。 2、ネジ部と接続部とを有する中空筒状の第1の管継手
    部材、およびネジ部と接続部とを有する中空筒状の第2
    の管継手部材の少なくとも一方のネジ部を、電着被膜で
    被覆し、少なくとも一方のネジ部に電気絶縁性樹脂を付
    着した後、ネジ部を螺合し、接着させる管継手の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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