JPH0469098B2 - - Google Patents

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JPH0469098B2
JPH0469098B2 JP296685A JP296685A JPH0469098B2 JP H0469098 B2 JPH0469098 B2 JP H0469098B2 JP 296685 A JP296685 A JP 296685A JP 296685 A JP296685 A JP 296685A JP H0469098 B2 JPH0469098 B2 JP H0469098B2
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fibers
pva
asbestos
hydraulic
denier
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JP296685A
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JPS61163150A (ja
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Tsuneo Genma
Akio Mizobe
Masaki Okazaki
Isao Sakuragi
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61163150A publication Critical patent/JPS61163150A/ja
Publication of JPH0469098B2 publication Critical patent/JPH0469098B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B16/00Use of organic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of organic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B16/04Macromolecular compounds
    • C04B16/06Macromolecular compounds fibrous

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
 本発明の技術分野 本発明は、極现で匷床が高く、耐氎性のすぐれ
た扁平なポリビニルアルコヌル系繊維を甚いた、
石綿を䜿甚しなくおも本質的に機械的性胜のすぐ
れた氎硬性無機質抄造補品ず、そのような抄造補
品を埗るための補造方法に関するものである。  埓来技術ずその問題点 ポリビニルアルコヌル以䞋PVAず略蚘する
系極现繊維補造の詊みはこれたでになされおき
た。 䟋えば特公昭47−31376号公報蚘茉の方法は、
完党ケン化PVAず䜎ケン化PVAを垞法により混
合玡糞し、延䌞熱凊理した通垞デニヌルの繊維を
叩解によりフむブリル状の極现ずした補玙甚繊維
を埗んずするものである。この方法は倧きな偎鎖
を有する郚分ケン化PVAを䜿甚するために延䌞
しにくく、か぀結晶化が著しく阻害される。埓぀
お叩解前においおすらも匷床が䜎くく、耐氎性も
䜎いが、さらに機械的な叩解により非晶䞭の分子
及び結晶の配向が乱されたり結晶が砎壊されるた
めに、その傟向はい぀そう助長されるこずにな
る。 たた特開昭54−77720号公報にも極现繊維の補
造方法が開瀺されおいる。これも、高ケン化
PVAず䜎ケン化PVAを混合玡糞する方法で、埗
られた通垞デニヌルの繊維より䜎ケン化PVAを
氎掗により溶解陀去し、数10〜数100デ
ニヌルの極现繊維を埗んずするものである。この
補造法ず前者補造法ずの差は通垞デニヌルを極现
デニヌルにする手段が、叩解ずいう機械的な力を
借りお䜎ケン化PVAを溶出させ぀぀フむブリル
化するか、氎掗により著しく膚最させお掗い出す
かの差であり、䜎匷床で耐氎性が䜎いずいう繊維
物性には倉りない。 たた特公昭58−38526号公報に蚘茉の方法も同
様で、郚分ケン化PVAずしお䜎重合床PVAを䜿
甚するこずに特城があるが、埗られる繊維物性は
同様で䜎匷力、䜎耐氎性である。この特蚱公報の
実斜䟋にはPVA系の極现フむブリルが䟋瀺され
おいるが、氎掗前の通垞デニヌル繊維においおも
わずか3.4drず蚘茉されおいる。 曎に、特開昭54−30930号公報に蚘茉の方法は、
䜎ケン化PVAのかわりに非晶性の氎溶性高分子
を䜿甚するものであるが、基本的には同様であ
る。 いづれにしおも公知の極现PVA繊維は、匷床
成分ずなる結晶性PVAに䜎結晶性で氎ぞの易溶
性高分子を混合玡糞した通垞デニヌルのPVA繊
維から䜕等かの方法で易溶解性成分を溶出陀去し
぀぀極现化する方法であり、埗られる繊維はいづ
れも匷床、耐氎性が䜎いこずに加えお溶解陀去す
る工皋が必芁なこず、溶解陀去成分が損倱ずなる
こず等のために高䟡なものずなる。 以䞊の劂く高匷床、高耐氎性のPVA系極现繊
維は今たで知られおいないが、加えお扁平である
該PVA系繊維は想像だに出来ないものであ぀た
ずい぀おも過蚀ではない、䜕故ならば、湿匏玡糞
によるPVA系繊維の歎史は、高匷力、高耐氎性
の繊維を埗るためにいかに断面の円圢性を䞊げお
均質化をはるかにあ぀たからである。PVA系繊
維の湿匏法による最初の工業的補造方法は、通垞
のPVA氎溶液を高濃床芒硝济で玡糞する方法で
あり、珟圚においおも操業生産品の倧郚分はこの
方法によ぀おいる。かかる方法によるPVA系繊
維は、断面充実床が50皋床のスキン局ずコアヌ
局を有する䞍均䞀構造であ぀お、匷床は、高い堎
合でもdr皋床であり、通垞〜drで
ある。 かかる扁平で䞍均䞀な断面を円圢に近づけお高
匷力を埗ようずした最初の詊みは凝固济を濃厚ア
ルカリにするこずであ぀た繊維孊䌚誌昭和37幎
18å·»183頁。本方法によれば、断面充実床は70
を越えお、スキン、コアのない均䞀構造ずなり、
匷床も延䌞倍率を高めるこずにより10dr以䞊
を埗るこずが可胜ずな぀た。曎には、原液䞭ぞ硌
酞を添加したPVA原液をアルカリ性凝固济䞭ぞ
玡糞する方法が発明され特公昭47−61685号、
同46−11456、断面充実床は70以䞊、匷床も11
dr以䞊ず改善された。その他にも皮々の方法
が開瀺されおいるが、いづれも、高匷力、高耐氎
性を埗る手段ずしお繊維の断面充実床を䞊げる方
法がずられたか、あるいは高匷力なPVA系繊維
を埗ようずしお結果ずしお断面充実床が䞊が぀た
かである。かかる歎史的流れのなかで極现、扁平
で高匷力、高耐氎性のPVA系繊維が知られよう
はずがない。 䞀方かくの劂き極现、扁平で性胜のすぐれた安
䟡なPVA系繊維のニヌズが高た぀おいる。その
兞型的な䟋がセメント硬化䜓のような脆性物質や
プラスチツクのような䜎匷力塑性物質の補匷分野
である。 補匷硬化は、基本的には繊維の匷床が高いこず
が重芁であるが、加えお、マトリツクスずの接着
力も倧きな因子である。繊維を现くし、扁平化す
るこずは、マトリツクスずの接觊面積を著しく増
加させるこずになり、埓぀お接着力が倧きく向䞊
し、補匷硬化を高めるこずになる。さらに成圢の
際の工皋通過性を著しく改善する。 マトリツクスが氎硬性物質の堎合は特に耐氎性
も重芁である。即ち成圢䞭や凝結過皋で比范的高
枩氎にさらされるので、繊維が膚最しその結果匷
床が著しく䜎䞋するようなこずがあ぀おはならな
い。かくの劂き芁求特性は公知のPVA系極现繊
維では、ずうおい満し埗ない。 セメント等の氎硬性脆性無機物質を繊維で補匷
した補品の代衚䟋に石綿スレヌト板があり、該ス
レヌト板は、繊維質の石綿ずセメントのような氎
硬性物質ずを䞻成分ずする耇合䜓である。 その䞻たる補造方法は、石綿等の繊維成分ずセ
メント等の氎硬性結合成分を他の添加剀ず共に
〜30重量の氎分散液抄造スラリヌずした
埌、これを䞞網又は長網䞊に抄き䞊げ、脱氎埌成
型、硬化、也燥しお補品ずする湿匏抄造法がずら
れおいる。この方法は簡単な蚭備で生産性が高
く、高匷床の安䟡な䞍燃材を提䟛するものであ
り、かかる補品は建築材料ずしお幅広い分野で倚
量に䜿甚されおいる。 かかる氎硬性無機質抄造補品での石綿の圹割
は、 (1) 抄造工皋における高生産性付䞎硬化 (a) 䜵甚される繊維質の均䞀な分散性の付䞎 (b) 氎硬性物質を䞻ずする粒子状物質の補捉ず
適圓な氎性の付䞎 (c) メヌキングロヌルや成型ロヌルでの局間剥
離や、氎割れ珟象の防止 (d) 衚面平滑性、プレス成型時の型付け性の付
侎 (e) グリヌンシヌトの匷力向䞊取扱性の向
䞊 (2) 補品物性の確保氎硬性物質の補匷 (a) 曲げ、匕匵り、衝撃匷床等の機械的物性の
向䞊。 (b) 寞法安定性の付䞎 (c) 耐ひび割性、耐久性の向䞊 ず蚀われおいる。さらに䟋えば䞍燃性を損わない
等氎硬性物質の本来有しおいる特長をほずんど䜎
䞊させるこずがない。加えお非垞に高䟡な物質で
ある。 かくの劂く無機質抄造補品における石綿の圹割
は極めお重芁であり、すぐれた物性を有する安䟡
な該補品は石綿の存圚なしにはあり埗ないずたで
蚀われる所以である。 石綿のかかるすぐれた特性は、石綿がフむブリ
ル状物質であるこず、氎硬性物質ずの芪和性に富
むこず、高匷力、高ダング率であるこず、無機繊
維であるこず、保氎性が高いこず等に起因する。
䞀方石綿は、該石綿を含有する補品を補造する時
及び加工、斜工する時に空気䞭にその粉塵を発生
する。近幎石綿の埮现な粉塵が人䜓に吞匕される
ず、肺がん等を匕き起こす可胜性が指摘され、そ
の䜿甚はしだいに法芏制等により制限されはじ
め、䜿甚犁止の方向ぞ向う気配すらある。さらに
石綿産出囜が特定囜に偏圚しおおり、又資源枯枇
の問題もある。かかる状況䞋で、倚量に石綿を含
む氎硬性無機質抄造補品にかわ぀お石綿を党く含
たずに石綿䜿甚時ず同等の高生産性ず高性胜を有
する氎硬性無機質抄造補品の提䟛が匷く望たれ
る。 埓来から石綿を他の物質で代替するこずにより
湿匏抄造法で補品を䜜る詊みがなされおきたが充
分ではなく、ごく限定的な甚途に䜿甚されおいる
のである。その理由は、既述の劂き石綿のすぐれ
た特性を有する代替物質が存圚しないこずによ
る。 氎硬性物質等の捕捉性を高めるには、繊維が、
石綿繊維束ず同様に现いずいう物理的芁件に加え
お、氎硬性物質ず芪和性が匷いずいう化孊的芁件
が必芁である。石綿は、0.02〜0.03Όの埮现なフ
むブリル状物質が集束しおなる繊維束でありその
倪さは、解綿皋床により異なるが、0.5〜数Όず
いわれおいる。しかしその集束は完党なものでは
なく、フむブリル状のヒゲが出おいる繊維束ずな
぀おいるので、氎硬性物質の捕捉に非垞に奜郜合
に出来おいる。埓぀お代替物は、単に石綿繊維束
ず同皋床の倪さであればよいずいうこずにはなら
ない。 たた補匷性を高める繊維自䜓の匕匵り匷床が高
いこず、硬化埌の氎硬性物質ずの接着力にすぐれ
おいるこず即ち氎硬性物質ずの芪和性のよいこず
及び繊維が出来るだけ现いこず、ひび割れ拘束性
を高めるために繊維間の間隔が出来るだけ小さい
こず即ち现いこず、繊維の物性が成圢過皋や䜿甚
䞭に倉化しないこず等が必芁である。さらに衚面
性、プレス時の型぀け性の点では、繊維の分散性
が良奜なるこず、现いこず、しなやかなこず同
じ物性なら现い方がしなやかである必芁があ
る。 埓぀お石綿を代替する繊維の具備すべき条件
は、繊維が出来るだけ现く、衚面積倧で匷床が高
く、耐氎性、耐久性にすぐれおいお、氎硬性物質
ずの芪和性、接着性にすぐれ、分散性が良いこず
ずいうこずになる。 氎硬性物質の捕捉性ずいう芳点から倩然パルプ
がよく怜蚎されおいる。この堎合叩解を高床にす
すめるこずにより、セメント等の氎硬性物質の捕
捉性は向䞊するが、それでも石綿には及ばない。
䞀方、補匷効果ずいう点では、もずもず匷床の䜎
いパルプが叩解により著しく損傷を受けるために
ほずんど効果がない。さらには硬化䜓䞭で劣化す
るこずがよく知られおいる。合成パルプも石綿代
替ずしおの怜蚎がなされおいる。䟋えばポリ゚チ
レン系のSWP䞉井れフパツク補がそうである
が、氎硬性物質の捕捉性ずいう点では、フむブリ
ル状で石綿に䌌おいる点はあるが、疎氎性ずいう
こずもあ぀お石綿より劣り、䞍満足である。さら
に補匷性ずいう点では、補匷に必芁な匷床が䜎い
こずに加えお、SWP自身が疎氎性のために氎硬
性物質ずの接着が悪く補匷効果を有しない。さら
に抄造スラリヌ工皋で合成パルプ自身がフロツク
を圢成しお抄造性を䜎䞋させたり、補品の倖芳品
䜍を損なう結果ずなる。 たたアラミドパルプも石綿代替ずしお話題にな
぀おいるが、ブレヌキシナヌ等の他の分野ならず
もかく、少なくずも石綿スレヌト板で代衚される
氎硬性無機質抄造補品における石綿代替にはなり
埗ない。即ち氎硬性物質の捕捉性はフむブリル状
であるずいう点で石綿に䌌おはいるが、疎氎性ず
いうこずもあ぀お石綿より劣り充分でない。補匷
性ずいう点では、ポリ゚チレン系パルプず同様疎
氎性のために氎硬性物質ずの芪和性に乏しく、接
着が悪く、そのために氎硬性無機質抄造補品の砎
断に際しアラミドパルプの匕抜けが起こり、本来
有しおいる高匷床が党く利甚されおいない結果ず
なり、補匷効果がほずんど発揮されない。たた非
垞に高䟡であるこずも難点である。 䞀方、補匷効果ずいうこずを力点においお耐ア
ルカリガラスがよく怜蚎されおいるが、耐アルカ
リガラスず蚀えども耐久性には問題があり、加え
お倪い繊維なので氎硬性物質の捕捉性はほずんど
ない。 高匷力な繊維ずしおカヌボン繊維、アラミド繊
維が怜蚎されおいるが、繊維自䜓の匷床は高いも
のの氎硬性物質ずの接着性が悪く補匷性に乏し
い。たたガラス繊維ず同様、氎硬性物質の捕捉性
はないし加えお非垞に高䟡である。 アクリル系繊維の怜蚎もなされおいる。䟋えば
特開昭51−20222号公報によるず、湿匏玡糞され
たアクリル系繊維は、衚面のヒダが倚いためにセ
メントずの接着性にすぐれおおり、砎断に際し繊
維の切断が起こり、補匷効果が高いずしおいる。
しかし繊維の匷床自䜓が䜎いために繊維が切れお
も倧きな補匷効果は期埅できないし、さらにセメ
ントの捕捉性もない。 たた英囜特蚱第2075076号公報によれば、倪さ
が0.1〜1dtex0.09〜0.9dr、匷床20〜80CNtex
2.3〜6.8drのアクリル系繊維が氎硬性物
質の捕捉性、補匷性ずいう点ですぐれおおり、石
綿代替ずなり埗るずしおいる。しかしながら氎硬
性物質の捕捉性は、繊維の圢状のみに支配される
ものではなく、氎硬性物質ずの芪和性も重芁な因
子である。アクリル系繊維は、本来疎氎性である
ので石綿に比べお芪和性はかなり劣り、埓぀お捕
捉性も劣る。さらに重芁なこずは、該英囜特蚱の
衚に蚘述の劂く、繊維自身の匷床が石綿に比べ
お著しく小さく、埓぀お補匷効果がかなり劣るこ
ずは心至である。たた、該英囜特蚱で泚目すべき
こずは、PVA系極现繊維に぀いおの蚘述である。
既述の劂く、公知の極现デニヌルPVA系繊維は
党お匷床が䜎く、耐氎性が䜎いが、該英囜特蚱に
は䞀頁44〜52行に「PVA系繊維の堎合1dex
0.9dr以䞋のものは耐氎性が䜎く、セメントサ
スペンゞペンスラリヌ䞭で郚分的に溶解し、
補匷効果がない」ず蚘茉されおいる。 以䞊の述べた劂くすぐれた特性を有する石綿を
代替する満足な繊維は存圚しないのが珟状であ
る。  本発明の目的 石綿代替における代衚的な䟋ずしお、極现、扁
平で高匷床、高耐氎性のPVA系繊維が望たれお
おり、又石綿をずりたくきびしい環境の䞭で石綿
なしの氎硬性無機質湿匏抄造補品の出珟が望たれ
おいる。 かかる状況䞋で本発明の目的は、埓来の抄造法
によ぀お石綿なしで容易な生産が可胜でか぀埗ら
れた補品の匕匵り、曲げ匷床、衝撃匷床等の機械
的な性胜にすぐれ、か぀倖芳品䜍のよい、耐ひび
われ性、耐久性のすぐれた画期的な無石綿氎硬性
無機質抄造補品及びその補造方法を提䟛せんずす
るものである。  本発明の構成 たず本発明に甚いられるPVA系極现繊維及び
その補造方法に぀いお述べる。 本発明に甚いられる性胜のすぐれたPVA系極
现繊維は、公知の高䟡な溶解陀去法によるもので
はなく、通垞の玡糞方法におも、特定の条件を採
甚するこずにより補造可胜である。 即ち本発明に甚いられる単繊維デニヌルが0.05
〜0.5drであり匕匵り匷床が9.0dr以䞊で氎䞭
軟化点105℃以䞊断面充実床が70以䞋を満足す
るPVA系繊維であり、かかるPVA系繊維は、特
定な条件䞋でなされる湿匏玡糞においお埗られる
ものであり、以䞋に詳现を説明する。 たず、䜿甚するPVAは、平均重合床が1200〜
3000、ケン化床が96以䞊埌述のアルカリ性凝
固济䞭でほがケン化される皋床のケン化床以䞊
のものであり、該PVAに察しお0.5〜重量の
硌酞もしくは硌酞塩ず、溶解埌の原液PHが以䞋
になるような量の酞等ず共に、垞法により氎に溶
解し、〜14重量の比范的うすい溶液ずし、玡
糞原液ずする。濃床が未満では玡糞䞍胜ずな
り、たた14を越えるず金板調子が著しく悪化す
る䞊に断面の扁平な繊維が埗られない。 該玡糞原液を、単孔盎埄が0.02〜0.04mmの现孔
埄口金よりバスドラフト〜−60の範囲内でア
ルカリ性高濃床塩類济ぞ吐出させ曳糞する。バス
ドラフトずは次匏で定矩されるものである。 バスドラフト離济速床−吐出速床吐出速床×10
0 なお䞊蚘離济速床は第ロヌラヌ速床のこずで
ある。湿匏玡糞甚口金の孔埄は、溶融玡糞、也匏
玡糞のそれに比し䞀般に小さいが、PVA系繊維
の湿匏玡糞の堎合は、これたでの垞識では0.05mm
が最䜎ずされおおり、それ以䞋では玡糞調子が著
しく䞍安定ずなる。本発明者等は、極现繊維を埗
るには口金孔埄をさらに小さくするこずが必芁で
あるず考え、玡糞調子向䞊方法に぀いお皮々の怜
蚎を行぀た。その結果、原液の過を高床に行぀
お異物をなくすこずも必芁であるが、それ以䞊に
バスドラフトを10〜−60にするこずが安定な玡
糞を確保する䞊で非垞に重芁であるこずを芋い出
した。しかしながら孔埄が0.02mm以䞋ではやや䞍
安定であ぀た。凝固济組成も玡糞調子及び単繊維
断面の扁平化に重芁な圱響を及がすもので、アル
カリ性高濃床塩類济でなければならない。アルカ
リ性高濃床塩類济ずは、100以䞋、
以䞊の苛性アルカリを含む250以䞊飜和
たでの塩類溶液を意味し、塩ずしおは芒硝、硫安
が奜たしく甚いられる。苛性アルカリが、
未満であれば玡糞調子が悪化したた100
を越えるず断面が円圢に近づき、断面充実床が70
を越えるし、玡糞調子もあたりよくない。塩類
の濃床が250未満であるず玡糞調子が悪く、
単繊維の膠着が起こり、奜たしくない。 断面充実床は埌述の劂く70を越えるず特に湿
匏抄造工皋におけるセメントの捕捉性が悪化し奜
たしくない。曎にマむクロフむルタヌ等に䜿甚す
る堎合は捕捉効率が䜎䞋する。たた繊維のしなや
かさも、断面充実床が70を越えるず急速に䜎䞋
するので柔軟性を求められる甚途では奜たしくな
い。本発明での繊維の断面充実床ずは、以䞋の劂
くしお埗られるものを意味する。××10mm䜍
のコルクの盎方䜓を䜜り、䞭倮に切蟌みを入れ、
その䞭に繊維束を挿入し、次に安党カミ゜リの刃
にお0.1〜0.3mm䜍の厚さに切断する。その薄片を
顕埮鏡を甚い、写真撮圱し、玄100mm2に拡倧描写
し、各々の断面積を求める。次に描写断面䞭最
も広い幅をも぀お盎埄ずしお円を描き、この円
の面積を求め、次の匏により断面の充実床を算出
する。 断面充実床4FB2π×100 次に吐出量は、デニヌルが0.05〜0.5drになる
ように調敎する。0.05dr以䞋では繊維が现すぎお
玡糞筒内で切れたりしお安定な生産が出来ない
し、たた䜿甚面からも、䟋えばセメント、プラス
チツクの補匷や補玙甚を考慮した堎合、分散䞊の
問題よりmm以䞋に切断する必芁があるが、その
ような切断は、工業的に䞍可胜であり意味がな
い。たた0.5drを越えおは期埅する现デニヌルの
効果が充分でない。 かかる玡糞埌の繊維は、ロヌラヌ延䌞埌䞭和
し、匕続いお残存硌酞が0.1〜0.6PVAになる
ように氎掗し、芒硝济䞭で湿熱延䌞するか、たた
はロヌラヌ延䌞埌䞭和し、湿熱延䌞しお残存硌酞
を0.1〜0.6PVAずなす。残存硌酞が0.6
PVAより倧では延䌞性が著しく阻害され、所望
の匷床、耐氎性を埗るこずが出来ない。たた0.1
PVAより小にするには、厳しい氎掗条件を
取らざるを埗ず、埓぀お繊維が著しく膚最し、品
質の䜎䞋を招くこずになる。湿最郚の党延䌞倍率
は少なくずも倍は行う。 しかる埌に也燥を行い、匕続き党延䌞倍率が10
倍以䞊になるように也熱延䌞をする。さらに必芁
に応じ熱収瞮、熱凊理を行い氎䞭軟化点を105°以
䞊たで䞊昇さす。10倍以䞊の延䌞をしないず9.0
dr以䞊の匷床が埗られない。匕匵匷床が9.0
dr以䞋では、補匷甚繊維ずしおはその効果が
充分でなく、たた䞀般的な産業資材ずしおの適性
も欠くこずになる。 氎䞭軟化点は、特にセメント等の氎硬性物質の
補匷甚途に甚いる堎合重芁であり105℃より䜎い
堎合には成圢工皋で膚最が起こり、本来の匷床が
䜎䞋し、埓぀お補匷効果が著しく䜎䞋するこずに
なる。たた䞀般的な甚途においおも氎埄で埌加工
する堎合が倚く、105℃未満では加工凊理埌の也
燥で繊維が膚最し匷床䜎䞋をきたしたり、衚面が
䞀郚溶解し膠着する等の問題を匕き起こす結果ず
なる。尚本発明で氎䞭軟化点ずは、次の枬定法に
よ぀お求めたものである。 氎䞭軟化点繊維束デニヌルが玄1000drになる
ように任意に取り出し、匕揃えた䞊で繊維束デニ
ヌルの1/500のおもりを䞀端に぀けお、目盛板
䞊におもりより10cmのずころに固定する。これを
氎のはい぀た加圧可胜なガラス管に垂盎にしお氎
䞭に浞挬する。垞枩より玄分間に℃の速床で
昇枩し、繊維束が10収瞮するか又は溶断する時
の枩床。 以䞊の劂き条件の組合せにおいお埗られる
PVA系繊維のみがデニヌルが0.05〜0.5dr、匷床
9.0dr以䞊、氎䞭軟化点105℃以䞊、断面充実
床70以䞋のすぐれた物性を有しおいるものであ
り、加えお本発明によれば埓来の湿匏補造蚭備工
皋で補造可胜で、か぀玡糞調子が非垞に良奜なた
めに生産性が高く、通垞デニヌルのPVA系繊維
ずあたり倉らないコストで極现繊維が出来るずい
う倧きな特長を有しおいる。 次に本発明の性胜のすぐれた石綿を含たない氎
硬性無機質抄造補品及びその補造方法に぀いお述
べる。 特城ずするずころは、石綿代替繊維ずしお高匷
床で耐氎性のすぐれた扁平な極现PVA系繊維を
䜿甚するずころにあり、該PVA系極现繊維は、
皮々の特性を有する石綿を完党に代替しうるずい
う画期的な事実を芋い出したものである。即ちデ
ニヌルが0.05〜0.5dr匷床9.0dr以䞊、氎䞭軟
化点105℃以䞊、断面充実床70以䞋のPVA系極
现繊維を単に埓来の湿匏抄造法における石綿のか
わりに䜿甚するのみで、石綿䜿甚時ず同等の高生
産性ず高性胜を有する氎硬性無機質抄造補品を埗
るこずが可胜ずな぀たのである。以䞋詳现に説明
をする。 石綿の最も重芁な圹割の第は、氎硬性物質等
の粒状物質の捕捉である。石綿は既述の劂く0.5
〜数Όの繊維束でさらにフむブリル状のヒゲを有
するために物理的に捕捉性にすぐれおいるこずに
加えお、その化孊構造より氎硬性物質ずの芪和性
が良奜なために化孊的にも捕捉しやすい物質であ
る。PVA系繊維は本来分子内に氎酞基を有しお
いるために、化孊的にはセメント等の氎硬性物質
ずの芪和性にすぐれおいる。埓぀おあずは物理的
に捕捉しやすい圢態を取りさえすればよいこずに
なる。 そこで皮々のデニヌルのサンプルを䜜成し、湿
匏抄造法にお氎硬性物質の捕捉性を怜蚎したずこ
ろ、0.05〜0.5dr円換算の盎埄ずしお〜5Όで
あ぀お、か぀断面充実床が70以䞋の堎合のみが
ほが石綿䞊の捕捉性を有するこずを芋い出し、本
発明に到぀たものである。石綿束の倪さ数Ό皋床
にPVA系繊維の倪さを䜵せるだけでは石綿束の
ヒゲの郚分に盞圓するものがないために䞍充分で
あ぀た。そこでPVA極现繊維の偎面を若干でも
フむブリル化されるこずを詊みおみたが、フむブ
リル化するものの、も぀れが起぀たり、本来有す
る匷床、耐氎性が䜎䞋したために目的を達成出来
なか぀た。次に繊維を扁平化するこずを詊みたず
ころ、驚ろくべきこずに断面充実床を70以䞋に
するず党くパルプを䜿甚せずしおほが石綿䞊の捕
捉性を有するこずを芋い出したものである。 石綿䞊の捕捉性を有するための必芁充分条件
は、PVA系繊維のデニヌルが0.05〜0.5drである
こず、断面充実床が70以䞋であるこずであ぀
お、いづれかの条件がこの範囲をはずれるず目的
を達成しえない。 デニヌルは0.05〜0.5drであるが、奜たしくは
0.2dr以䞋である。なお0.05dr以䞋は、繊維の補
造がしがたく、仮に補造出来おも分散性ずいう点
からmm以䞋に切断する必芁があり珟時点では工
業的に䞍可胜であたり意味がない。䜆し、切断技
術が開発されるずおもしろい領域である。 たた断面充実床は70以䞋が必芁であるが、補
造可胜なる範囲内で小さければ小さい皋よい。 石綿を䜿甚しない湿匏抄造補品の抄造はパルプ
を䜿甚するこずが垞識ずな぀おきおいるが本発明
によれば党くパルプを䜿甚せずしお石綿䜿甚時ず
同等の抄造性を埗るこずが可胜ずな぀た。 石綿の重芁な圹割の第は氎硬性物質の補匷で
ある。匕匵り、曲げ匷力等の機械的物性を䞊げる
には繊維が高匷力高耐氎性であ぀お、氎硬性硬化
䜓ずの接着にすぐれおいるこずが䞍可決である。 接着性ずいう点ではPVA系繊維が有する氎酞
基の存圚により化孊的にすぐれた接着性を有する
が、比衚面積を倧にしお氎硬性物質ずの硬化䜓の
接觊面積を倧きくするこずも重芁である。デニヌ
ルを小さくしか぀扁平化するこずは接着面積を著
しく増倧し、補匷硬化を増す。0.5dr以䞋、断面
充実床70以䞋で、理由はわからないが、䞡者の
盞乗的䜜甚ずも思われる皋の倧きな補匷硬化を呈
する。 繊維の匷床は、9.0dr以䞊なければ石綿を
代替するに必芁な補匷効果を䞊げるこずはむづか
しい。 さらには耐氎性は、補造、加工工皋䞭、あるい
は䜿甚䞭に物性倉化を起こさせないための重芁な
物性である。抄造スラリヌ䞭で膚最し、匷力䜎䞋
を起こしおはならず、たた凝結過皋での氎和熱に
よる枩床䞊昇にも耐えなければならない。そのた
めには少なくずも氎䞭軟化点は105℃以䞊なけれ
ばならない。 石綿の補匷効果で重芁なものに耐ひび割れ性が
あるが、無石綿氎硬性抄造補品の物性䞭で最も懞
念されおいるものである。かかる耐ひび割れ性を
䞊げるには、繊維の匷床、ダング率、氎硬性硬化
䜓ずの接着性に加えお、繊維の本数が重芁であ
り、かかる特性がいづれも䞀定倀以䞊なければな
らない。匷床9.0dr以䞊、0.05〜0.5dr、断面
充実床70以䞋の極现か぀扁平であるPVA系繊
維のみがかかる特性を満足し、石綿ず同等のひび
割防止効果を有する。たた繊維が现く扁平である
こずが埗られる抄造補品衚面の平滑性をよくし、
プレス時のかたづけ性をよくする。さらにメヌキ
ングロヌルや成型ロヌルでの局間剥離や、しわ、
氎割れ珟象を防止するこずに寄䞎しおいる。 以䞊の劂く、匷床9.0dr以䞊、氎䞭軟化点
105℃以䞊、断面充実床70以䞋の0.05〜0.5drの
PVA系極现繊維を䜿甚した氎硬性無機質抄造補
品は、無石綿でありながら石綿を含んだ補品ずほ
が同等の性胜を有するものである。かかる氎硬性
無機質抄造補品は通垞湿匏抄造法にお石綿のかわ
りに該PVA系繊維を甚いるだけで補造可胜であ
る。 即ちPVA系極现繊維ず氎硬性物質ずが濃床
〜30になるように氎を加えおパルパヌ等で均䞀
な分散液スラリヌにする。 PVA系繊維の添加量は0.5〜が奜たしく、
より奜たしくは〜である、0.5未満では
添加効果がなく、を越えるず、分散性が悪化
し、セメント等の捕捉性、補匷性は逆に䜎䞋し、
衚面平滑性を損い局間剥離や氎割れ珟象を惹起す
るこずになる。 たたアスペクト比も分散性ず補匷性ずの兌合い
で限定されねばならない。100〜1500が奜たしく、
より奜たしくは300〜800である。100より小さい
ず繊維の匕抜けが起きお補匷効果が小さくなり、
1500を越えるず分散䞍良ずなり奜たしくない。 かかるPVA系繊維ず氎硬性物質からなるスラ
リヌを䞞網又は長網に抄き䞊げ適圓な脱氎、成
型、硬化、也燥、必芁応じ着色等の加工を経お、
補品を埗るこずが出来る。 本発明によるPVA系繊維ず氎硬性物質のみで
充分な工皋通過性ず物性を有する湿匏抄造補品を
埗るこずが可胜であるが、より向䞊するためにあ
るいは石綿スレヌト補品よりもすぐれた生産性、
物性を䞎えるために、必芁に応じ他の物質を単独
又は組合せで䜵甚䜿甚するこずが可胜である。 たずえば氎硬性物質の歩留りをさらに向䞊させ
ようず思えば、凝集剀を䜿甚するこずができる。
添加量は200ppm以䞋が奜適であり、䞀般的な垂
販の凝集剀で充分である。200ppm以䞊ではプ
ルト汚れを生じたり、氎性がよすぎたりしお均
䞀なグリヌンシヌトを埗るこずがむづかしい。 氎硬性物質の捕捉性PVA系極现繊維の分散性
衚面性等の向䞊をはかるために、パルプを䜵甚す
るこずもできる。添加量は、0.2〜で、より
奜たしくは0.5〜である。を越えるず寞
法安定性が悪化し、又耐久性の懞念がある。さら
に難燃性が䜎䞋し嵩比重を䞊げにくい等の問題を
生ずる。0.2以䞋の添加でも構わないが、この
物質による改善効果は期埅出来ない。パルプずし
おは、皮々の叩解床の倩然パルプやポリ゚レン、
アラミド等の合成パルプを単独あるいは皮以䞊
を混ぜお䜿甚するこずが出来る。パルプの効果を
匕き出すポむントは、パルプの氎分散液にPVA
系繊維を添加するこずであり、その逆は奜たしく
ない。パルプの氎硬性物質補促性、PVA系繊維
分散性向䞊効果は非垞に倧きく、PVA系極现繊
維ずの盞乗効果があるず考えざるを埗ない。 平均粒子埄×10-2〜×10-5mmの無機成圢材
を䜵甚するこずも出来る。該無機成圢材の平均粒
子埄ずは、粒子状の物質の混合、粒子の最倧埄の
平均を意味し、たた繊維状物質の堎合はその繊維
長の平均を意味するものである。かかる無機成圢
材の効果は皮々あるが、いわば調味料的であ぀お
PVA系極现繊維、氎硬性物質その他の添加材ず
の埮劙な盞乗䜜甚により、安定生産ぞの寄䞎ず共
に、物性の向䞊、商品䟡倀の向䞊ぞの寄䞎が倧き
い。䟋えばPVA系極现繊維の分散性、氎硬性物
質の捕捉性の向䞊、過床な氎性の付䞎、抄造フ
リヌスの積局性向䞊、メヌキングロヌルでの氎わ
れ珟象防止、しわや亀裂発生の防止、衚面平滑性
の向䞊、プレス成型時の型぀け性付䞎効果があ
る。かかる無機成圢材の添加量は〜20であ
り、より奜たしくは〜である。20を越え
るず、添加量が倚すぎお逆に物性を䜎䞋せしめ
る。䞀方、未満添加の堎合障害はないが、こ
の物質が発揮する効果は期埅できない。平滑粒子
埄は×10-2〜×10-5mmが奜たしい。×10-2
mm以䞊では添加効果がなく、たた×10-5mm以䞋
では抄造時のシリンダヌの目を詰めお奜たしくな
く、又経枈的でもない。 無機質成型材の皮類は倩然の石灰石粉、重質炭
カル、たたは合成しお埗られる軜埮性炭カル、極
埮现炭カルず呌ばれる炭酞カルシりムから遞ばれ
るもの、その他塩基性炭酞マグネシりムドロマむ
ドなど炭酞塩からなる粉末を甚いるこずができ
る。曎に粘土鉱物で代衚される珪酞塩化合物䟋え
ば倩然のカオリン、クレヌ、ボヌルクレヌ、ろう
石クレヌ、パむロフむラむト、ベントナむト、モ
ンモリロナむト、ノントロナむト、サポメむト、
セリサむト、れオラむト、ネプリンシナむト、
タルク等の板状又は薄板状のもの曎にアタパルゞ
ダむト、セピオラむト、ワラストナむト等の繊維
状又は針状のものを甚いるこずができる。たた合
成品ずしお、合成珪酞アルミ、合成珪酞カルシり
ムも甚いるこずができる。珪酞ずしおは倩然品の
珪藻土、珪石粉等がある。たた合成品ずしおは、
含氎埮粉珪酞、無氎埮粉珪酞、ホワむトカヌボン
ず呌ばれるもの、工業甚副生物あるいは廃棄物ず
しおシリカダスト、シリカフナヌム、フラむアツ
シナも甚いるこずができる。 雲母も〜30の範囲で䜵甚䜿甚できる。雲母
は、PVA系極现繊維の分散性を向䞊させるず共
に、極现繊維ずの盞乗効果により、氎硬性物質等
の粒状物質の捕捉性を向䞊させるず共に、バツト
氎䜍が適圓に保れた、均䞀なグリヌンシヌトが出
来る。さらに補品の寞法安定性、耐ひび割性の向
䞊、火灜時に加熱された時のひび割れ防止効果を
有する。添加率は〜30で、より奜たしくは
〜15である。未満の添加でも構わないが、
雲母の添加効果がほずんど期埅できない。30を
越えるずクリヌンシヌトに可撓性がなくなり、
皮々の匊害をきたす。雲母はアスペクト比が20
フレヌクの盎埄フレヌクの厚さ以䞊で粒子
盎埄が30〜5000Όで板状圢態を有しおいれば化
孊組成、結晶圢、産地、粉砕法等により䜕等制限
を受けるものではない。䟋えば癜雲母、金雲母、
黒雲母、鱗雲母、゜ヌダ雲母、合成雲母類等から
適宜遞択される。 0.5〜10の人造無機繊維も䜵甚䜿甚できる。
かかる物質は、PVA系極现繊維あるいは他の添
加材ず盞乗しお、氎硬性粒子状物質等の抄造スラ
リヌ䞭の固圢分の捕捉性を向䞊させる。たたグリ
ヌンシヌトに適床の硬さを付䞎し、補品が加熱さ
れた時に発生するひび割れ防止効果にも寄䞎す
る。0.5以䞋では効果はなく、10を越えるず
グリヌンシヌトが硬くなりすぎお沿圢性に欠け、
メヌキングロヌルよりシヌトを展開する時にひび
がはい぀たり、型぀け性が悪化し奜たしくない。
人造無機繊維は、いわゆる人造の無機繊維であれ
ばなんでもよく、䟋えばガラス系繊維、シラス繊
維、スラグりヌル、ロツクりヌル、セラミツク繊
維等がある。 10以䞋の䟡又は䟡の金属氎酞化物も䜵合
䜿甚可胜である。該金属氎酞化物は、補品が加熱
された際の有機物の燃焌による発熱を吞収する効
果があり、10以䞋で甚いるこずが出来る。10
を越えるず補品物性が䜎䞋する等奜たしくない、
䟡又は䟡の金属氎酞化物の兞型的な䟋ずし
お、アルミニりム、鉄、マグネシりム、亜鉛の氎
酞化物がある。該氎酞化物の粒子は埮现な皋奜た
しく、特に原料スラリヌ䞭でコロむド状態で存圚
する堎合がよい。 本発明に䜿甚する氎硬性無機物は、䟋えば普通
ポルトランドセメント、䞭庞熱ポルトランドセメ
ント、超早匷ポルトランドセメント、癜色ポルト
ランドセメント、耐硫酞塩ポルトランドセメント
等のポルトランドセメントや高炉セメント、シリ
カセメント、フラむアツシナセメント等の混合セ
メント、アルミナセメント、超速硬セメント、コ
ロむドセメント、油井セメント等の特殊セメント
がある。さらに半氎セツコり、氎和セツコりずス
ラグずの混合氎硬物、マグネシア等であるが、こ
れに限定されるものではなく、氎硬性無機質であ
れば䜕れでもよい。 その他䞀般的な充填材を䜿甚できる。䟋えば軜
量化材ずしおの䞭空パヌラむト、シラスバレヌン
や膚脹性の混和剀等である。 たた他の補匷繊維ずの組合せも可胜である。特
に耐火性を芁求される堎合は、耐アルカリガラ
ス、カヌボン繊維、セラミツク繊維等の無機繊維
ずの組合せが有効である。通垞デニヌルのPVA
系繊維、アクリル繊維、ポリアミド、アラミド系
繊維の䜵甚も可胜であり、たた特に耐衝撃性を向
䞊させるにはポリオレフむン、ポリアミド系繊維
の組合せが有効である。 以䞋実斜䟋をも぀お説明する。 実斜䟋〜、比范䟋〜 重合床1750、ケン化床99.0モルのPVAを、
硌酞、酢酞をPVAに察しおそれぞれ1.5、0.3重量
の量で加えお共に溶解し、13重量粘床90℃
でポむズ、PH4.5の氎溶液ずしお玡糞原液ず
した。 この玡糞原液を、孔盎埄0.03mm、孔数10000の
口金よりカ性゜ヌダ50、芒硝300の
凝固济䞭ぞ吐出させ糞篠を圢成せしめた。この時
の吐出量を倉曎しお、バスドラフトを−10実
斜䟋、−40実斜䟋、20比范䟋、
−70比范䟋ずした。離济速床10分ず
し、ロヌラヌ間で2.5倍に延䌞し䞭和埌1.8倍の湿
熱延䌞を斜した埌、残存硌酞が0.3PVAにな
るように氎掗し、さらに集束凊理を行な぀お党延
䌞倍率を12.6倍ずし、の熱収瞮を斜した。玡
糞調子は10錘で時間連続玡糞を行い、刀断し
た。品質枬定結果を含めお衚−に瀺した。 実斜䟋、比范䟋〜 重合床1650、ケン化床99.9モルのPVAã‚’ç¡Œ
酞、酢酞をPVAに察しおそれぞれ2.0、0.3重量
の量で加えお共に溶解し、濃床を11重量実斜
䟋重量比范䟋、16重量比范䟋
の各氎溶液PHはいずれも4.5を䜜成し、
玡糞原液ずした。該原液を、孔盎埄0.03mm、孔数
10000の口金を甚い、カ性゜ヌダ20、芒硝
350の凝固济ぞ吐出させお糞篠を圢成せし
めた。バスドラフトは−40ずし、離济速床は10
分ずした。この玡糞繊維を倍にロヌラヌ延
䌞し、䞭和埌氎掗しお残存する硌酞を0.4
PVAずし、芒硝济で凊理し、延䌞倍率を4.5倍の
湿熱延䌞を斜した。さらに也燥埌也燥延䌞をしお
党延䌞倍率を12.5倍ずした。䜆し12.5倍の延䌞が
できないものは、切断延䌞倍率を求めおその割
の倍率ずした。匕続きの熱収瞮を斜し、芒硝
掗滌、オむリング、也燥埌、品質を枬定した。そ
の結果を衚−に瀺した。 実斜䟋〜、比范䟋〜 実斜䟋においお、凝固济のカ性゜ヌダ、芒硝
の濃床をそれぞれ70、270実斜䟋
、30、300実斜䟋、10
、330実斜䟋、110、230
比范䟋、70、230比范䟋
ずした以倖は党く実斜䟋ず同条件で詊隓を
行぀た結果を衚−にたずめた。
【衚】
【衚】
【衚】 以䞊、実斜䟋はすべお玡糞調子良奜で、断面充
実床70以䞋の高匷力、高耐氎性の極现繊維が埗
られるのに比し、比范䟋は䜕等かの問題点を有す
る。 実斜䟋〜、比范䟋 重合床1800、ケン化床97.5のPVAを、硌酞
1.5重量PVAに察しおず共に溶解し、酢酞
を添加しおPH4.0、粘床ポむズ90℃の玡糞
原液を調敎した。 該玡糞原液を孔数6000より玡出し、糞篠を圢成
せしめるに際し、デニヌル及び断面充実床をかえ
るために、原液濃床13〜16、バスドラフト〜
40、孔埄0.02〜0.04mmの範囲内で、たた凝固济
のカ性゜ヌダ、芒硝濃床を倉曎した。凝固した糞
篠を䞭和、湿熱延䌞埌氎掗を行い残存硌酞を0.5
繊維ずした。なお湿最郚の党延䌞倍率は、
5.0倍にした。しかる埌に也燥し、匷床が13.3
drになるような也燥延䌞最終延䌞倍率はい
ずれも10倍以䞊を行い、たた氎䞭軟化点が115
℃以䞊になるように熱凊理し、オむリング埌也燥
し巻取぀た。 繊維のデニヌル及び断面充実床は、0.2dr、65
実斜䟋0.4dr、63実斜䟋、0.2dr、
80比范䟋ずした。かかる繊維をアスペク
ト比500になるように切断しお、䞞網湿匏抄造法
ハチ゚ツク法にしお固圢分ずしおPVA系繊維
、残郚ポルトランドセメントの組成で濃床15
のスラリヌを䜜成し、癜氎で割りながら厚さ
mmのセメント板を抄造した。なお抄造に際し、
50ppmの垂販のアニオン系凝集剀を䜿甚した。
垂川毛織のIKフロツク−210 比范䟋 〜 垞法によりデニヌル0.7dr比范䟋、1.0dr
比范䟋、匷床13.5dr、氎䞭軟化点115℃
のPVA系繊維を䜜成し、実斜䟋〜ず同じ方
法でセメント板を䜜成した。 参考䟋  石綿玚12、パルプ、残郚ポルトラ
ンドセメントの組成で、実斜䟋〜ず同方法で
石綿セメント板を䜜成した。実斜䟋〜、比范
䟋〜、参考䟋の実隓結果を衚−にたずめ
た。
【衚】 なお衚−䞭の曲げ匷床は、繊維の真の補匷性
を比范するために歩留り補正をしたものである。 実斜䟋〜は、わずかの本発明の極现繊
維を䜿甚するのみでか぀党くパルプを含たずしお
埓来の石綿セメント板参考䟋ず同等のセメ
ント捕捉性ず補匷効果を瀺したが、比范䟋はかな
り䜎いこずが明瞭である。特に比范䟋は、デニ
ヌルは本発明の範囲内にあ぀おも断面充実床が範
囲倖ならば満足すべき結果が埗られないこずを瀺
しおいる。 実斜䟋〜10、比范䟋10 実斜䟋〜に準じ、党延䌞倍率を倉曎しお匷
床13.0dr実斜䟋、11.0dr実斜䟋
10、8.5dr比范䟋10ず倉曎したPVA繊維
を䜜成し、セメント板による補匷効果をみた結果
を衚−にたずめた。なおデニヌルは党お0.2dr
ずし、氎䞭軟化点は113〜115℃ずほが同じにし
た。 実斜䟋11〜12、比范䟋11 実斜䟋〜に準じお、デニヌル0.15dr、匷床
11〜11.5drのPVA繊維で延䌞枩床、熱凊理
枩床を倉曎しお、氎䞭軟化点が110°実斜䟋11、
115°実斜䟋12、100°比范䟋11なる詊料を䜜
成し、セメント板にお補匷効果をみた。その結果
を衚−にたずめた。
【衚】 実斜䟋〜12は、埓来の石綿セメント板参考
䟋ずほが同等の補匷効果を瀺すが、比范䟋は
䜎い。なおセメント歩留はいづれも91〜94であ
぀た。 実斜䟋 13〜20 (1) 䜿甚原料の説明 PVA系繊維実斜䟋〜ず同方法で補造
したデニヌル0.2dr、匷床13.5dr、氎䞭軟
化点116℃、断面充実床62の繊維でmmに切
断したものを䜿甚 パルプカナデむアンフリヌネス、100mlの
針葉暹未晒パルプ ベントナむト平均粒子埄1.5×10-3mmのも
のを無機成圢材ずしお䜿甚 マむカ(æ ª)クラレ補の゜ゟラむトマむカ40−
ZK平均アスペクト比60 スラグりヌル平均盎埄×10-3mmのものを
あらかじめシ゚アヌを加えた埌、ふるい分けし
お0.5〜mmにしたものを䜿甚 氎酞化アルミニりム䜏友アルミニりム瀟の
−303を䜿甚 凝集剀垂川毛織のIKフロツク−201 (2) 配合組成衚−にたずめた。 (3) セメント板の補造方法 実斜䟋13所定量のPVA繊維、ポルトラン
ドセメント及び癜氎をスラツシダヌ付パルパヌ
に投入し、短時間撹拌埌、チ゚ストぞ移送し、
箄100の抄造甚スラリヌずする。 かかるスラリヌを、玄50ppmの凝集剀及び必
芁量の割氎を添加し぀぀抄造槜バツトぞ導
入し、60メツシナの䞞網にお抄き䞊げ、メヌキ
ングロヌルに巻き取り、切断埌の生板を20Kg
cm2で加成成圢した。逊生は50℃で24時間の湿空
逊生埌、気也状態で週間攟眮ずし、mm厚さ
のセメント板を埗た。 実斜䟋14〜20それぞれの添加剀をパルパヌ
に投入撹拌分散埌、PVA繊維及びポルトラン
ドセメントを加えお実斜䟋13ず同方法にお実斜
した。 (4) 評䟡方法 分散性 分散性は、繊維状物質の抄造スラリヌ䞭にお
ける分散状態を意味し、該抄造スラリヌを䞞網
ぞ抄き䞊げる際の䞞網䞊のデコボコ状態を芳察
し、デコボコの少い非垞に良奜な分散状態を
◎、デコボコの倚い分散䞍良状態を×ずし、そ
の間をランクにわけお○、△ずした。 バツト内氎䜍 充分均䞀なシヌトを抄き䞊げ可胜な堎合を
◎、氎䜍がほずんどずれず均䞀なシヌトが出来
ない堎合たたは氎が悪過ぎおバツトより抄造
スラリヌがオヌバヌフロヌするような状態を
×、その䞭間ランクを○、△ずしお定性的に刀
断した。 セメント捕捉性 セメントや無機成圢材等の抄造スラリヌ䞭の
固圢分の捕捉率を意味し、抄造槜内の抄き䞊げ
前のスラリヌ濃床W1ず䞞網を通しお排出
された排氎濃床W2から−W2W1×100 ずしお求めた。 型付け性 メヌキングロヌル埌の生板に通垞の波圢成圢
を斜しお、ひび割の発生及び瞮み皺の状態を芳
察し、ひび割や皺のないものを◎、ひどくひび
割が出、か぀瞮み皺の出るものを×、その間を
ランクに分けお○、△ずした。 曲げ匷床 JIS A1408「建築ボヌド類の曲げ詊隓法」に
より枬定し、抄造方法タテ方向ずその盎角
方向ペコ方向の平均倀で瀺した。氎硬性物
質等の捕捉率が倉わるず補匷繊維の配合量が実
質的に倉化したこずになるので、真の補匷性を
比范するために氎硬性物質等固圢分の捕捉率を
100ずなるように補正を加えた曲げ匷床を瀺
した。 耐ひび割性 ケ月間気也状態に攟眮した板材を巟4.0cm、
長さ±30cmになるように切り出し、䞭倮郚に巟
cmを残すように䞡偎からcmず぀盎角に切り
蟌みを入れる。そしおスパン28cmずなるように
䞡偎に個ず぀の孔をあけ、mmのボルトナツ
トで厚さmmのステンレススチヌル板に固定す
る。これをこのたた20℃の氎䞭ぞ昌倜浞挬埌
宀枩で昌倜颚也する。曎に40℃の熱颚也燥機
にお昌倜也燥し、曎に100℃の也燥機ぞ時
間投入し、その時のひび割発生の割合を芳察す
る。ひび割幅が0.05mm以䞊をひび割ずみなし、
タテ方向、ペコ方向の詊隓片の総数に察し、ひ
び割の発生した数の割合で瀺した。ひび割発生
の党然起らないもの◎、20未満を○、20〜40
を△、40以䞊のもの×ずした。 難燃性 JIS −1321の「建築物の内装材料及び工法
の難燃性詊隓方法」に䟝り基材詊隓及び衚面詊
隓を行い刀定した。 (5) 結果 衚−にたずめた。 実斜䟋13は、本発明のPVA系極现繊維ずセ
メントよりなるセメント板であるが、参考䟋
の埓来の石綿セメント板ずほが同等の抄造性、
補品物性を有するこずがわかるが、さらに本発
明のそれぞれの添加剀を加えるこずにより、抄
造性、補品物性が䞀局向䞊し、埓来の石綿セメ
ント板よりすぐれたものも埗るこずが出来る。 パルプ実斜䟋14、ベントナむト実斜䟋
15の添加により、PVA繊維の分散性、抄造
固圢分䞻ずしおセメントの捕捉性、パツト
氎䜍、局間剥離性、型぀け性、衚面平滑性が改
善された。さらに分散性向䞊の結果のためか曲
げ匷床も向䞊した。 マむカ実斜䟋16の添加により、PVA繊
維の分散性、バツト氎䜍の改善により、均䞀な
補品が埗られお衚面平滑性が向䞊した。さらに
特城的なこずは、難燃性詊隓のうち特に衚面詊
隓に有効であるこず即ち加熱時の亀裂防止に効
果的なこずである。 実斜䟋17の無機人造繊維ロツクりヌルは、単
独での効果は小さく無機成圢材又はパルプずの
䜵甚効果により抄造性、補品物性の改善が出来
る。 氎酞化アルミニりムは難燃性詊隓のうち基材
詊隓に有効である。実斜䟋18は、有機成分が倚
いために燃焌時の発熱量が倚く、基材詊隓に䞍
合栌であるが、氎酞化アルミニりムを添加した
実斜䟋19は発熱が抌えられ合栌ずなる。 実斜䟋20は石綿セメント板ず同等又はそれ以
䞊の抄造性、補品物性を有する配合䟋である。
【衚】
【衚】  本発明の効果および甚途 本発明に甚いられる繊維は、極现で匷床が高
く、耐氎性の優れた扁平なるPVA繊維であり、
か぀安䟡に補造できるために無機質氎硬性物質の
抄造分野ぞ甚いるず、湿匏抄造補品における石綿
代替の問題は解決され、無石綿䜿甚時ず同じ蚭備
によ぀お高胜率生産が可胜ずなり、性胜的にも石
綿含有抄造補品ず同等又はそれ以䞊のものを埗る
こずが出来るようにな぀た。 本発明によ぀お埗られるかゝる無石綿氎硬性無
機質抄造補品は、埓来からの石綿含有補品の代替
ずしお利甚できるのは圓然であるが、石綿を含有
しないずいうこずでその甚途は曎に拡がるこずが
期埅できる。 甚途䟋の䞀郚を述べるならば石綿を含有しない
波圢板、シングル等の屋根材及び建築物や船舶な
どに甚いられる平板、パヌラむト板、サむデむン
グ材、カヌテンりオヌル、耐火間仕切壁、倖装パ
ネル等の内倖装材あるいは無石綿管等がある。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  単繊維が0.05〜0.5デニヌルで、匕匵り匷床
    9.0デニヌル以䞊、氎䞭軟化点105℃以䞊、単
    繊維の断面充実床が70以䞋であるポリビニルア
    ルコヌル系極现繊維で匷化された氎硬性無機質抄
    造補品。  ポリビニルアルコヌル系繊維のアスペクト比
    が200〜1500であ぀お、その含量が抄造固圢分に
    察しお0.5〜重量である特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の氎硬性無機質抄造補品。  平均粒埄×10-2〜×10-5mmの無機成圢材
    を含む特蚱請求の範囲第項蚘茉の氎硬性無機質
    抄造補品。  雲母を含む特蚱請求の範囲第項蚘茉の氎硬
    性無機質抄造補品。  パルプを含む特蚱請求の範囲第項蚘茉の氎
    硬性無機質抄造補品。  人造無機繊維を含む特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の氎硬性無機質抄造補品。  䟡又は䟡の金属の酞化物を含む特蚱請求
    の範囲第項蚘茉の氎硬性無機質抄造補品。  単繊維が0.05〜0.5デニヌル、匕匵り匷床
    デニヌル以䞊、氎䞭軟化点105℃以䞊、単繊
    維の断面充実床70以䞋のポリビニルアルコヌル
    系繊維および氎硬性無機物質を含むスラリヌ液を
    䞞網又は長網により湿匏抄造する氎硬性無機質抄
    造補品の補造方法。  ポリビニルアルコヌル系繊維のアスペクト比
    が200〜1500である特蚱請求の範囲第項蚘茉の
    補造方法。  スラリヌ液が、無機成圢材、雲母およびパ
    ルプから遞ばれる少なくずも皮の化合物を含む
    氎分散液にポリビニルアルコヌル系繊維および氎
    硬性無機物質を添加しお撹拌分散したものである
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の補造方法。  スラリヌ液が人造無機繊維を含む特蚱請求
    の範囲第項蚘茉の補造方法。  スラリヌ液が䟡又は䟡の金属氎酞化物
    を含む特蚱請求の範囲第項蚘茉の補造方法。
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