JPH0468821B2 - - Google Patents
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- JPH0468821B2 JPH0468821B2 JP58003961A JP396183A JPH0468821B2 JP H0468821 B2 JPH0468821 B2 JP H0468821B2 JP 58003961 A JP58003961 A JP 58003961A JP 396183 A JP396183 A JP 396183A JP H0468821 B2 JPH0468821 B2 JP H0468821B2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 13
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/407—Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、光ビーム発生器からの光ビームの強
度を光強度制御手段によつて制御し、強度が制御
された光ビームで感光部材を走査露光することに
より階調画像を記録する階調画像記録装置に関す
る。
度を光強度制御手段によつて制御し、強度が制御
された光ビームで感光部材を走査露光することに
より階調画像を記録する階調画像記録装置に関す
る。
(従来技術)
近年、コンピユータの小形化、低価格化、高性
能化に伴い、画像をコンピユータで処理すること
が盛んに行われるようになつてきている。特に、
画像信号をデイジタルデータに変換して取り扱う
ことにより、階調処理、空間周波数処理及び網か
ら処理等がソフトウエアの変更で容易に行えるよ
うになつてきている。第1図はこの種の画像処理
システムの一構成例を示す図である。原稿1に記
録されている情報は、画像読取装置2によつてサ
ンプリングと量子化が行われデイジタル信号に変
換された後、画像処理装置3に送られる。該画像
処理装置は、磁気テープや磁気デイスク等で構成
される記憶装置4が接続され、該記憶装置には前
記デイジタル信号の階調処理等が行われた画像デ
ータが記憶される他、他の各種データが記憶され
る。又、画像処理装置3には、各種制御指令を与
えるターミナル5が接続されている。該ターミナ
ルは、キーボードと入力情報の確認や各種データ
を表示する表示部とから構成される。表示部とし
ては、例えば螢光表示管、LED或いは液晶等が
用いられる。画像処理装置3で処理された画像デ
ータは、必要に応じて画像記録装置6で記録紙7
にハードコピーすることができ、或いはCRT等
の画像表示装置8上に表示させることもできるよ
うになつている。
能化に伴い、画像をコンピユータで処理すること
が盛んに行われるようになつてきている。特に、
画像信号をデイジタルデータに変換して取り扱う
ことにより、階調処理、空間周波数処理及び網か
ら処理等がソフトウエアの変更で容易に行えるよ
うになつてきている。第1図はこの種の画像処理
システムの一構成例を示す図である。原稿1に記
録されている情報は、画像読取装置2によつてサ
ンプリングと量子化が行われデイジタル信号に変
換された後、画像処理装置3に送られる。該画像
処理装置は、磁気テープや磁気デイスク等で構成
される記憶装置4が接続され、該記憶装置には前
記デイジタル信号の階調処理等が行われた画像デ
ータが記憶される他、他の各種データが記憶され
る。又、画像処理装置3には、各種制御指令を与
えるターミナル5が接続されている。該ターミナ
ルは、キーボードと入力情報の確認や各種データ
を表示する表示部とから構成される。表示部とし
ては、例えば螢光表示管、LED或いは液晶等が
用いられる。画像処理装置3で処理された画像デ
ータは、必要に応じて画像記録装置6で記録紙7
にハードコピーすることができ、或いはCRT等
の画像表示装置8上に表示させることもできるよ
うになつている。
このようなシステムにおいては、制御の中心と
なる画像処理装置3の果たす役割は大きいが、そ
れにも増して画像読取装置2と画像記録装置6の
安定性と精度がこのシステム全体の性能を左右す
る。
なる画像処理装置3の果たす役割は大きいが、そ
れにも増して画像読取装置2と画像記録装置6の
安定性と精度がこのシステム全体の性能を左右す
る。
画像記録装置には、種々の方式があるが、光ビ
ーム特にレーザを用いる記録装置はその高速性と
精度において比肩するものが無い。しかしなが
ら、従来のレーザ記録装置は、画像を白黒2値で
表現することが多く、網点表示はその代表的なも
のである。この種の装置で、階調性を十分もたせ
ようとすると、網の再現性を高くする必要があ
り、このためレーザビームを十分細く絞ることに
なり、高速性を損つていた。又、精度の安定性も
厳しく要求されるため、いきおい高価な装置にな
らざるを得なかつた。
ーム特にレーザを用いる記録装置はその高速性と
精度において比肩するものが無い。しかしなが
ら、従来のレーザ記録装置は、画像を白黒2値で
表現することが多く、網点表示はその代表的なも
のである。この種の装置で、階調性を十分もたせ
ようとすると、網の再現性を高くする必要があ
り、このためレーザビームを十分細く絞ることに
なり、高速性を損つていた。又、精度の安定性も
厳しく要求されるため、いきおい高価な装置にな
らざるを得なかつた。
そこで、レーザビームの感光部材への照射時間
を制御して感光部材への光量を調節して階調を再
現する方法が提案されている。しかし、この方法
では照射時間を高速に制御しなければならず、制
御し得る階調レベル数も低くならざるを得なかつ
た。この分解能の悪さを克服するため、複数の光
強度の異なるレーザを設けて、各レーザごとに照
射時間を制御する方法が考えられ、この方法によ
り、制御し得る階調レベル数は増加した。しか
し、この方法では、光強度の調整が各レーザごと
に必要となるので、安定性を維持することは困難
である。又、各レーザ光の光強度を一定に保つこ
とが必要であり、そのための制御機構も備えなけ
ればならず高価な装置にならざるを得ないことは
前述の場合と同様であつた。
を制御して感光部材への光量を調節して階調を再
現する方法が提案されている。しかし、この方法
では照射時間を高速に制御しなければならず、制
御し得る階調レベル数も低くならざるを得なかつ
た。この分解能の悪さを克服するため、複数の光
強度の異なるレーザを設けて、各レーザごとに照
射時間を制御する方法が考えられ、この方法によ
り、制御し得る階調レベル数は増加した。しか
し、この方法では、光強度の調整が各レーザごと
に必要となるので、安定性を維持することは困難
である。又、各レーザ光の光強度を一定に保つこ
とが必要であり、そのための制御機構も備えなけ
ればならず高価な装置にならざるを得ないことは
前述の場合と同様であつた。
(発明の目的)
本発明は、このような点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、レーザ光源の光強度を制御せ
ず、しかも常に適切な階調性を表現できるような
露光量を感光体に与えて正確な階調画像を得るこ
とができる階調記録装置を実現することにある。
で、その目的は、レーザ光源の光強度を制御せ
ず、しかも常に適切な階調性を表現できるような
露光量を感光体に与えて正確な階調画像を得るこ
とができる階調記録装置を実現することにある。
(発明の構成)
この目的を達成する本発明は、階調レベルを再
現するのに必要な露光量を指示する必要露光量指
示手段と、光ビームの強度を検出する光電変換器
と、該光電変換器の出力を積分する積分器と、該
積分器の出力を前記必要露光量指示手段の出力と
比較する比較器とを具備し、該比較器の出力信号
によつて前記光強度制御手段を制御して光ビーム
の強度を調整するようにしたことを特徴とするも
のである。
現するのに必要な露光量を指示する必要露光量指
示手段と、光ビームの強度を検出する光電変換器
と、該光電変換器の出力を積分する積分器と、該
積分器の出力を前記必要露光量指示手段の出力と
比較する比較器とを具備し、該比較器の出力信号
によつて前記光強度制御手段を制御して光ビーム
の強度を調整するようにしたことを特徴とするも
のである。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、レーザ10から発せられたレー
ザビームは、音響光学変調素子11に入つてその
ビーム強度が調整された後、ハーフミラー12に
入り、ここでレーザビームの一部は反射して第1
の光検出器13に入り、残りは透過して回転多面
鏡14に入射する構成になつている。上記回転多
面鏡14は、矢印の向きに一定速度で回転してお
り、その回転トルクはこれに直結したモータ15
から与えられている。回転多面鏡14に入射した
レーザビームは、図に示すように反射方向が変化
し、いわゆる走査(偏向)が行われる。この偏向
ビームは、続く結像レンズ16を経て感光体17
上に結像するようになつている。結像レンズ16
には、f・θ特性をもつものが主に使用される。
る。図において、レーザ10から発せられたレー
ザビームは、音響光学変調素子11に入つてその
ビーム強度が調整された後、ハーフミラー12に
入り、ここでレーザビームの一部は反射して第1
の光検出器13に入り、残りは透過して回転多面
鏡14に入射する構成になつている。上記回転多
面鏡14は、矢印の向きに一定速度で回転してお
り、その回転トルクはこれに直結したモータ15
から与えられている。回転多面鏡14に入射した
レーザビームは、図に示すように反射方向が変化
し、いわゆる走査(偏向)が行われる。この偏向
ビームは、続く結像レンズ16を経て感光体17
上に結像するようになつている。結像レンズ16
には、f・θ特性をもつものが主に使用される。
感光体17の一方の側面に配された第2の光検
出器18は、走査ビームを受けると電気信号を発
生するもので、その出力は、増幅器19で増幅さ
れた後、波形整形回路20でパルス信号に変換さ
れ、同期検出信号として制御回路21に入力され
る。一方、画像処理装置(第1図参照)を経てつ
くられた諧調信号は、必要露光量指示手段22に
入力される。制御回路21より出力されるラツチ
信号は、階調信号を必要露光量指示手段22の内
部に取り込む、タイミングを定めるものである。
この必要露光量指示手段22からは、レーザビー
ムの強度を制御する強度制御信号Vaと、必要露
光量信号Vbを発生する。Va信号は音響光学変調
素子(以下AOMと略す)11は駆動するAOM
制御回路23に入力され、Vb信号は比較器24
の一方の入力端子に入力されている。
出器18は、走査ビームを受けると電気信号を発
生するもので、その出力は、増幅器19で増幅さ
れた後、波形整形回路20でパルス信号に変換さ
れ、同期検出信号として制御回路21に入力され
る。一方、画像処理装置(第1図参照)を経てつ
くられた諧調信号は、必要露光量指示手段22に
入力される。制御回路21より出力されるラツチ
信号は、階調信号を必要露光量指示手段22の内
部に取り込む、タイミングを定めるものである。
この必要露光量指示手段22からは、レーザビー
ムの強度を制御する強度制御信号Vaと、必要露
光量信号Vbを発生する。Va信号は音響光学変調
素子(以下AOMと略す)11は駆動するAOM
制御回路23に入力され、Vb信号は比較器24
の一方の入力端子に入力されている。
第1の光検出器13の出力は、増幅器25で増
幅された後、積分器26に入力する。この積分器
26には、制御回路21からリセツト信号が入力
するようになつている。又、その出力は、バツフ
ア27を介して、前記比較器24の他方の入力端
子に入つている。そして、比較器24の出力は制
御回路21に入力されている。又、制御回路21
からは、AOM制御回路23にAOMのオン信号
が出力されている。尚、光検出器13,18とし
ては、例えばフオトダイオードやフオトマルチプ
ライヤが用いられ、波形整形回路20としては、
例えばシユミツト回路が用いられる。
幅された後、積分器26に入力する。この積分器
26には、制御回路21からリセツト信号が入力
するようになつている。又、その出力は、バツフ
ア27を介して、前記比較器24の他方の入力端
子に入つている。そして、比較器24の出力は制
御回路21に入力されている。又、制御回路21
からは、AOM制御回路23にAOMのオン信号
が出力されている。尚、光検出器13,18とし
ては、例えばフオトダイオードやフオトマルチプ
ライヤが用いられ、波形整形回路20としては、
例えばシユミツト回路が用いられる。
このように構成された装置の動作は次の通りで
ある。
ある。
レーザ10で発せられたレーザビームは、
AOM11に入つてそのビーム強度が調整され
る。AOMは、第3図に示すような回折光強度特
性をもつており、印加電圧(交流)によつてその
強度が変化する。AOM11を通過したレーザビ
ームは、ハーフミラー12を経た後、回転多面鏡
14で偏向を受け、結像レンズ16を通つて感光
体17上に到達する。この走査ビームが光検出器
18を照射すると、該検出器はパルス状の信号を
発生する。このパルス状信号は、増幅器14で適
当な振幅まで増幅された後波形整形回路20で波
形整形される。第4図は各部の動作波形を示すタ
イミングチヤートであり、図中のaが波形整形回
路20の出力であり、該パルス出力は同期検出信
号として制御回路21に入力する。
AOM11に入つてそのビーム強度が調整され
る。AOMは、第3図に示すような回折光強度特
性をもつており、印加電圧(交流)によつてその
強度が変化する。AOM11を通過したレーザビ
ームは、ハーフミラー12を経た後、回転多面鏡
14で偏向を受け、結像レンズ16を通つて感光
体17上に到達する。この走査ビームが光検出器
18を照射すると、該検出器はパルス状の信号を
発生する。このパルス状信号は、増幅器14で適
当な振幅まで増幅された後波形整形回路20で波
形整形される。第4図は各部の動作波形を示すタ
イミングチヤートであり、図中のaが波形整形回
路20の出力であり、該パルス出力は同期検出信
号として制御回路21に入力する。
制御回路21は、この同期検出信号を受けると
第4図eに示すようにAOMオン信号を一定時間
だけオフする。AOM制御回路23は、AOMオ
ン信号がオフされると、AOM11への出力(第
4図f)を0にしてレーザビームの光が回折光と
して出射しないように遮断する。これにより、走
査線上でのレーザビームはほとんど無くなる。第
4図gはレーザビーム強度を示し、AOM11の
駆動信号(第4図f)が0になるとその強度も0
になつていることを示す。AOM11を閉じてか
ら一定時間経過後、必要露光量指示手段22に入
力される第1画素の階調信号が制御回路21から
出力されるラツチ信号により、その内部に取り込
まれる。
第4図eに示すようにAOMオン信号を一定時間
だけオフする。AOM制御回路23は、AOMオ
ン信号がオフされると、AOM11への出力(第
4図f)を0にしてレーザビームの光が回折光と
して出射しないように遮断する。これにより、走
査線上でのレーザビームはほとんど無くなる。第
4図gはレーザビーム強度を示し、AOM11の
駆動信号(第4図f)が0になるとその強度も0
になつていることを示す。AOM11を閉じてか
ら一定時間経過後、必要露光量指示手段22に入
力される第1画素の階調信号が制御回路21から
出力されるラツチ信号により、その内部に取り込
まれる。
必要露光量指示手段22は、第1画素の入力階
調信号を取り込んだ後、該階調信号に応じた必要
露光量信号Vb及び強度制御信号Vaを出力する。
Va,Vbは、それぞれAOM制御回路23と比較
器24に入力される。第4図dは必要露光量信号
Vbの波形を示し、Vb1は第1画素の必要露光量
を示している。又、Va,Vbが出力されると同時
に、制御回路21は、第4図eに示すような
AOMオン信号を発生する。AOM制御回路23
は、該AOMオン信号を受けて、Vb1に応じた第
4図fのイに示すような駆動信号をAOM11に
印加する。この強度制御信号に応じた強さのレー
ザビームが、第4図gのロに示すようにAOM1
1から出力される。
調信号を取り込んだ後、該階調信号に応じた必要
露光量信号Vb及び強度制御信号Vaを出力する。
Va,Vbは、それぞれAOM制御回路23と比較
器24に入力される。第4図dは必要露光量信号
Vbの波形を示し、Vb1は第1画素の必要露光量
を示している。又、Va,Vbが出力されると同時
に、制御回路21は、第4図eに示すような
AOMオン信号を発生する。AOM制御回路23
は、該AOMオン信号を受けて、Vb1に応じた第
4図fのイに示すような駆動信号をAOM11に
印加する。この強度制御信号に応じた強さのレー
ザビームが、第4図gのロに示すようにAOM1
1から出力される。
出力されたレーザビームは、偏向器14に入射
する前に、その一部がハーフミラー12で反射し
て光検出器13に入る。本装置は高速動作を行う
ので、この光検出器13としては、例えばフオト
マルやピンフオトダイオード等の高速応答可能な
ものを用いる。このことは、前記した第2の光検
出器18についても同様である。光検出器13の
出力は、増幅器25で増幅された後、積分器26
に入つて積分される。光検出器13の出力は、光
強度に比例するから、その出力を積分した積分器
26の出力(第4図c)もレーザビーム強度に比
例する。積分動作を制御するために、制御回路2
1から第4図bに示すようなリセツト信号が入力
されている。
する前に、その一部がハーフミラー12で反射し
て光検出器13に入る。本装置は高速動作を行う
ので、この光検出器13としては、例えばフオト
マルやピンフオトダイオード等の高速応答可能な
ものを用いる。このことは、前記した第2の光検
出器18についても同様である。光検出器13の
出力は、増幅器25で増幅された後、積分器26
に入つて積分される。光検出器13の出力は、光
強度に比例するから、その出力を積分した積分器
26の出力(第4図c)もレーザビーム強度に比
例する。積分動作を制御するために、制御回路2
1から第4図bに示すようなリセツト信号が入力
されている。
増幅器27で増幅された積分出力と、入力階調
信号に応じた必要露光量信号Vbとが比較器24
で比較される。積分器26は、その出力が第1画
素の必要露光量Vb1に達するまで、光検出信号を
積分する。そして、積分出力がVb1に達した時点
で比較器24は一致信号を出力する。制御回路2
1は、この一致信号を受けるとAOMオン信号の
出力を止め、AOM11での回折は生じなくな
り、AOM11からはレーザビームが出力されな
くなり、光検出器13の出力は0になる。従つ
て、積分器の出力は第4図cのハに示すように一
定値にホールドされる。本実施例では、レーザ1
0の出力光の強度が変動してその強度が小さくな
つた場合、積分器26の積分出力が必要露光量
Vb1に一致するまでの時間も長くなる。従つて、
レーザビームが感光体17上を照射している時間
も長くなるので、感光体17上に照射される露光
量は、出力光の強度が変動しても変わらない。逆
に、レーザ10の出力光が強くなつたときには、
感光体17への照射時間は短くなり、この場合も
露光量は変わらない。このようにして、階調を再
現するために必要な露光量を、レーザビームの出
力強度が変動しても一定に保つことができるの
で、正確な階調画像を得ることができる。
信号に応じた必要露光量信号Vbとが比較器24
で比較される。積分器26は、その出力が第1画
素の必要露光量Vb1に達するまで、光検出信号を
積分する。そして、積分出力がVb1に達した時点
で比較器24は一致信号を出力する。制御回路2
1は、この一致信号を受けるとAOMオン信号の
出力を止め、AOM11での回折は生じなくな
り、AOM11からはレーザビームが出力されな
くなり、光検出器13の出力は0になる。従つ
て、積分器の出力は第4図cのハに示すように一
定値にホールドされる。本実施例では、レーザ1
0の出力光の強度が変動してその強度が小さくな
つた場合、積分器26の積分出力が必要露光量
Vb1に一致するまでの時間も長くなる。従つて、
レーザビームが感光体17上を照射している時間
も長くなるので、感光体17上に照射される露光
量は、出力光の強度が変動しても変わらない。逆
に、レーザ10の出力光が強くなつたときには、
感光体17への照射時間は短くなり、この場合も
露光量は変わらない。このようにして、階調を再
現するために必要な露光量を、レーザビームの出
力強度が変動しても一定に保つことができるの
で、正確な階調画像を得ることができる。
第5図は、光強度と積分器出力との関係を説明
するための図である。図中、aは光強度をbは積
分器出力を示している。又、イは光強度が大きい
場合をロは小さい場合をそれぞれ示している。図
より明らかなように、積分器出力が必要露光量
Vb1に達するまでに要する時間Δtは、光強度が小
さい場合の方が長くなる。この結果、露光量(図
aの斜線部)は、光強度が大きい場合も小さい場
合も等しくなる。以上のようにして、第1番目の
画素の処理が終了すると、制御回路21はリセツ
ト信号を発生して積分器26をリセツトして初期
状態に戻し、次の画素の階調制御動作を開始す
る。このような操作を繰り返して、全ての画素の
階調制御を行い、感光体17上にはレーザの光強
度の変動の影響を受けない正確な画像が再現され
ることになる。
するための図である。図中、aは光強度をbは積
分器出力を示している。又、イは光強度が大きい
場合をロは小さい場合をそれぞれ示している。図
より明らかなように、積分器出力が必要露光量
Vb1に達するまでに要する時間Δtは、光強度が小
さい場合の方が長くなる。この結果、露光量(図
aの斜線部)は、光強度が大きい場合も小さい場
合も等しくなる。以上のようにして、第1番目の
画素の処理が終了すると、制御回路21はリセツ
ト信号を発生して積分器26をリセツトして初期
状態に戻し、次の画素の階調制御動作を開始す
る。このような操作を繰り返して、全ての画素の
階調制御を行い、感光体17上にはレーザの光強
度の変動の影響を受けない正確な画像が再現され
ることになる。
第6図は、必要露光量指示手段22の具体的構
成の一例を示す電気回路図である。入力階調信号
は、画像処理装置3(第1図参照)内のバツフア
メモリ(図示せず)に格納されており、格納され
たデータは1画素毎に読み出されて第1のメモリ
30及び第2のメモリ31に共通に入力する。第
1のメモリ30には、入力階調信号の濃度を露光
量に変換する変換データが格納されており、入力
された階調信号に応じて必要な露光量データが出
力されるようになつている。第2のメモリ31に
は、入力階調信号を受けて必要な露光量をAOM
11で制御するためのAOMの特性に合わせたデ
ータが書き込まれており、入力された階調信号に
応じて必要な光強度制御データが出力されるよう
になつている。第7図は、入力階調信号と第1、
第2のメモリの出力との関係を示す図である。第
1象限は感光体の特性曲線を示し、縦軸に記録濃
度D、横軸に露光量の対数(logE)を示す。第
4象限は露光量の対数軸をリニアな軸に変換する
曲線を示す。第3象限はAOM制御電圧とそのと
き制御される回折光強度を示す。入力階調信号は
記録濃度Dに対応しており、記録濃度が定まる
と、曲線f1上の点を下に延ばして曲線f2と交わつ
た点が第1のメモリの必要露光量を示す変換デー
タとなり、その点を左に延ばして曲線f3と交わつ
た点が第2のメモリのAOM制御電圧を示す変換
データとなつている。
成の一例を示す電気回路図である。入力階調信号
は、画像処理装置3(第1図参照)内のバツフア
メモリ(図示せず)に格納されており、格納され
たデータは1画素毎に読み出されて第1のメモリ
30及び第2のメモリ31に共通に入力する。第
1のメモリ30には、入力階調信号の濃度を露光
量に変換する変換データが格納されており、入力
された階調信号に応じて必要な露光量データが出
力されるようになつている。第2のメモリ31に
は、入力階調信号を受けて必要な露光量をAOM
11で制御するためのAOMの特性に合わせたデ
ータが書き込まれており、入力された階調信号に
応じて必要な光強度制御データが出力されるよう
になつている。第7図は、入力階調信号と第1、
第2のメモリの出力との関係を示す図である。第
1象限は感光体の特性曲線を示し、縦軸に記録濃
度D、横軸に露光量の対数(logE)を示す。第
4象限は露光量の対数軸をリニアな軸に変換する
曲線を示す。第3象限はAOM制御電圧とそのと
き制御される回折光強度を示す。入力階調信号は
記録濃度Dに対応しており、記録濃度が定まる
と、曲線f1上の点を下に延ばして曲線f2と交わつ
た点が第1のメモリの必要露光量を示す変換デー
タとなり、その点を左に延ばして曲線f3と交わつ
た点が第2のメモリのAOM制御電圧を示す変換
データとなつている。
第1及び第2のメモリ30,31の出力データ
は制御回路21(第2図参照)から出力されるラ
ツチ信号により1画素分毎にラツチ回路32,3
3にラツチされる。各ラツチ回路の出力は、それ
ぞれD/A変換器34,35でアナログ電圧に変
換された後、増幅器36,37で増幅され、必要
露光量信号Vb、強度制御信号Vaとして出力され
る。入力階調信号のビツト数は例えば8ビツト、
メモリ30,31で変換後の出力は10ビツト程度
である。
は制御回路21(第2図参照)から出力されるラ
ツチ信号により1画素分毎にラツチ回路32,3
3にラツチされる。各ラツチ回路の出力は、それ
ぞれD/A変換器34,35でアナログ電圧に変
換された後、増幅器36,37で増幅され、必要
露光量信号Vb、強度制御信号Vaとして出力され
る。入力階調信号のビツト数は例えば8ビツト、
メモリ30,31で変換後の出力は10ビツト程度
である。
上述の説明では、レーザビーム変調器として
AOMを用いたがEOMでもよく、レーザ10
(第2図参照)として半導体レーザを用いれば電
流を制御することによつて光強度を制御すること
ができるのでAOM(又はEOM)は不要となる。
又、偏向器として回転多面鏡14を用いている
が、代わりにガルバノミラーのような振動型偏向
器を用いるようにしてもよい。又、第2図に示す
実施例では偏向器を用いて平面走査を行つたがド
ラム走査を行つてもよい。更に、階調記録するの
に光ビームの強度を制御しているが、低速走査が
可能な場合は、強度制御信号は一定値でもよい。
AOMを用いたがEOMでもよく、レーザ10
(第2図参照)として半導体レーザを用いれば電
流を制御することによつて光強度を制御すること
ができるのでAOM(又はEOM)は不要となる。
又、偏向器として回転多面鏡14を用いている
が、代わりにガルバノミラーのような振動型偏向
器を用いるようにしてもよい。又、第2図に示す
実施例では偏向器を用いて平面走査を行つたがド
ラム走査を行つてもよい。更に、階調記録するの
に光ビームの強度を制御しているが、低速走査が
可能な場合は、強度制御信号は一定値でもよい。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明では、感光体へ照
射する光量の変化を検出し、その積分値が入力階
調信号に応じて定められた必要露光量と等しくな
るように、レーザビームの強度を光強度制御手段
によつて制御しているため、光量が変化しても常
に等しい露光量を感光体に与えることができ、正
確な階調画像を得ることができる。
射する光量の変化を検出し、その積分値が入力階
調信号に応じて定められた必要露光量と等しくな
るように、レーザビームの強度を光強度制御手段
によつて制御しているため、光量が変化しても常
に等しい露光量を感光体に与えることができ、正
確な階調画像を得ることができる。
第1図は従来の画像処理システムの一構成例を
示す説明図、第2図は本発明の一実施例を示す構
成図、第3図はAOMの回折光強度特性を示す説
明図、第4図は各部の動作波形を示す波形図、第
5図は光強度と積分器出力との関係を示す説明
図、第6図は必要露光量指示手段の具体的構成例
を示す電気回路図、第7図な入力階調信号とメモ
リ出力との関係を示す説明図である。 1……原稿、2……画像読取装置、3……画像
処理装置、4……記憶装置、5……ターミナル、
6……画像記録装置、7……記録紙、8……画像
表示装置、10……レーザ、11……AOM、1
2……ハーフミラー、13,18……光検出器、
14……回転多面鏡、15……モータ、16……
結像レンズ、17……感光体、19,25……増
幅器、20……波形整形回路、21……制御回
路、22……必要露光量指示手段、23……
AOM制御回路、24……比較器、26……積分
器、27……バツフア、30,31……メモリ、
32,33……ラツチ、34,35……D/A変
換器、36,37……増幅器。
示す説明図、第2図は本発明の一実施例を示す構
成図、第3図はAOMの回折光強度特性を示す説
明図、第4図は各部の動作波形を示す波形図、第
5図は光強度と積分器出力との関係を示す説明
図、第6図は必要露光量指示手段の具体的構成例
を示す電気回路図、第7図な入力階調信号とメモ
リ出力との関係を示す説明図である。 1……原稿、2……画像読取装置、3……画像
処理装置、4……記憶装置、5……ターミナル、
6……画像記録装置、7……記録紙、8……画像
表示装置、10……レーザ、11……AOM、1
2……ハーフミラー、13,18……光検出器、
14……回転多面鏡、15……モータ、16……
結像レンズ、17……感光体、19,25……増
幅器、20……波形整形回路、21……制御回
路、22……必要露光量指示手段、23……
AOM制御回路、24……比較器、26……積分
器、27……バツフア、30,31……メモリ、
32,33……ラツチ、34,35……D/A変
換器、36,37……増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光ビーム発生器からの光ビームの強度を光強
度制御手段によつて制御し、強度が制御された光
ビームで感光部材を走査露光することにより階調
画像を記録する階調画像記録装置において、階調
レベルを再現するのに必要な露光量を指示する必
要露光量指示手段と、光ビームの強度を検出する
光電変換器と、該光電変換器の出力を積分する積
分器と、該積分器の出力を前記必要露光量指示手
段の出力と比較する比較器とを具備し、該比較器
の出力信号によつて前記光強度制御手段を制御し
て光ビームの強度を調整するようにしたことを特
徴とする階調記録装置。 2 前記光強度制御手段として音響光学変調素子
又は電気光学変調素子と、該変調素子の通過光を
受けて偏向する光偏向器を用いたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の階調記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58003961A JPS59128865A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 階調記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58003961A JPS59128865A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 階調記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128865A JPS59128865A (ja) | 1984-07-25 |
JPH0468821B2 true JPH0468821B2 (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=11571684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58003961A Granted JPS59128865A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 階調記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128865A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4583128A (en) * | 1984-08-27 | 1986-04-15 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Continuous tone recording system incorporating feedback control circuit |
US5021978A (en) * | 1989-04-21 | 1991-06-04 | Camtronics, Ltd. | Apparatus and method for controlling film density for an apparatus for exposing photographic film with image data |
-
1983
- 1983-01-12 JP JP58003961A patent/JPS59128865A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59128865A (ja) | 1984-07-25 |
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