JPH0468654B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0468654B2
JPH0468654B2 JP58183278A JP18327883A JPH0468654B2 JP H0468654 B2 JPH0468654 B2 JP H0468654B2 JP 58183278 A JP58183278 A JP 58183278A JP 18327883 A JP18327883 A JP 18327883A JP H0468654 B2 JPH0468654 B2 JP H0468654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
conductors
conductor
time
detection electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58183278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6075923A (ja
Inventor
Akio Sakano
Eiji Tamaru
Kimyoshi Yoshida
Nobuo Kitamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP58183278A priority Critical patent/JPS6075923A/ja
Publication of JPS6075923A publication Critical patent/JPS6075923A/ja
Publication of JPH0468654B2 publication Critical patent/JPH0468654B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、タブレツト板上でスタイラスにより
図形などが画かれたとき、そのスタイラスのタブ
レツト板上の位置が遂次検出されることによつて
画かれた図形などのデータが得られ、このデータ
により、陰極線管表示装置に図形などが表示され
たり、陰極線管表示装置に表示される画面が変更
されたり、所要の図形などが作成されたりする、
広義の図形表示装置ないし図形作成装置におけ
る、位置検出装置に関する。
背景技術とその問題点 かような位置検出装置は、タブレツト板を構成
する位置検出板と、この位置検出板上で図形など
を画くスタイラスを有するが、その1つのタイプ
として静電的に位置検出がなされるものがある。
第1図及び第2図はこのような位置検出装置の
一例で、タブレツト板を構成する位置検出板10
は、絶縁層11上に複数の導体Y1,Y2……Yn
一定の間隔で平行に配列されて形成されるととも
に、絶縁層11上に被着された絶縁層12に導体
Y1,Y2……Ynと直交する複数の導体X1,X2
…Xoが導体Y1,Y2……Ynの間隔と同じ間隔で平
行に配列されて形成され、さらに絶縁層12上に
絶縁層13が被着された構造になつている。スタ
イラスは位置検出板10の絶縁層13上に配され
る検出電極31で構成され、検出電極31と接地
の間に固定容量CLのコンデンサ32が接続され
る。実際上、絶縁層11,12及び13はそれぞ
れ透明にされ、導体X1,X2……Xo及びY1,Y2
…Ynもそれぞれネサ膜により透明電極として形
成される。
そして、ある一定の期間内において、シフトレ
ジスタ24の出力端子N1,N2……Noからスイツ
チ回路22のスイツチ221,222……22o
パルス信号が一定の時間間隔で順次与えられて、
スイツチ221,222……22oが端子A側から
端子B側に一定の時間間隔で順次切換えられ、こ
れにより導体X1,X2……Xoにそれぞれの一端か
ら電源端子21よりの電圧Vccが一定の時間間隔
で順次与えられる。また、これと別の一定の期間
内において、同様に、シフトレジスタ25の出力
端子M1,M2……Mnからスイツチ回路23のス
イツチ231,232……23nにパルス信号が一
定の時間間隔で順次与えられて、スイツチ231
232……23nが端子A側から端子B側に一定の
時間間隔で順次切換えられ、これにより導体Y1
Y2……Ynにそれぞれの一端から電源端子21よ
りの電圧VCCが一定の時間間隔で順次与えられ
る。
ここで、電圧VCCが与えられた導体と検出電極
31との間に形成される静電容量をCPとすると、
そのときの検出電極31に得られる電圧VSは VS=CP/CP+CLVCC で表わされ、容量CPが大きいほど、従つて電圧
VCCが与えられた導体と検出電極31との距離が
小さいほど、電圧VSが大きくなる。従つて、導
体X1,X2……XoないしY1,Y2……Ynに電圧VCC
が一定の時間間隔で順次与えられて、第3図に示
すように電圧VCCが与えられた導体と検出電極3
1との間に形成される容量CPが一定の時間間隔
で順次変化するに伴なつて、検出電極31に得ら
れる電圧VSは第4図に示すように一定の時間間
隔TSで階段状に変化し、導体X1,X2……Xoない
しY1,Y2……Ynのうちの検出電極31の位置に
最も近い導体に電圧VCCが与えられるときに最大
値VPになる。そして、この電圧VSにもとづいて、
検出電極31の位置検出板10上の導体X1,X2
……Xoの配列方向であるX方向と導体Y1,Y2
…Ynの配列方向であるY方向の位置が検出され
る。
具体的には、検出電極31に得られる電圧VS
がバンドパスフイルタに供給されて、第4図に示
すように電圧VSが最大値VPになる時点より一定
時間遅れて最大振幅になる一定周波数の信号SB
得られ、この信号SBがシユミツト・トリガー回路
に供給されて、信号SBが所定の正の電位VRを負
から正の向きによぎる時点で高レベルから低レベ
ルに立ち下がり、その後の接地電位を逆に正から
負の向きによぎる時点で低レベルから高レベルに
立ち上がる信号SZが得られる。そして、導体X1
X2……XoないしY1,Y2……Ynのうちの一番は
しの導体X1ないしY1に電圧VCCが与えられる時点
tSから、その後の信号SZが最初に立ち上がる時点
tDまでの期間において、周期が前述の時間間隔TS
よりも充分短かいクロツクパルスがカウンタでカ
ウントされることにより、時点tSから時点tDまで
の時間TDが検出され、この時点tDにおけるカウン
タの出力のデータが検出電極31の位置検出板1
0上の前述のX方向ないしY方向の位置の検出出
力として取り出される。
なお、電圧VCCが与えられた導体と検出電極3
1との間に形成される容量CPは、その導体と検
出電極31との距離が大きいほど小さくなるとと
もに、その導体の幅が大きいほど大きくなる。そ
こで、導体X1,X2……Xoに電圧VCCが順次与え
られるX方向の位置の検出のときと、導体Y1
Y2……Ynに電圧VCCが順次与えられるY方向の
位置の検出のときとで、電圧VSの最大値VPがあ
まり変わらないように、第1図及び第2図に示す
ように、位置検出板10の面に垂直な方向におい
て検出電極31との距離が大きい下側の導体Y1
Y2……Ynの幅が、位置検出板10の面に垂直な
方向において検出電極31との距離が小さい上側
の導体X1,X2……Xoのそれより大きくされる。
ところで、導体X1,X2……Xo及びY1,Y2……
Ynは抵抗を有し、特にこれが前述のようにネサ
膜により透明電極として形成される場合には抵抗
が比較的大きく、また隣り合う導体の間や上側の
導体と下側の導体の間には浮遊容量が存在する。
そのため、導体X1,X2……XoないしY1,Y2……
Ynには、その駆動回路を構成するスイツチ回路
22ないし23のスイツチ221,222……22
ないし231,232……23nに接続された側の
一端から離れるにつれて、電圧VCCが遅れて与え
られる。第5図はこれをX方向の位置を検出する
ためのある導体Xjに代表させて示したもので、
導体Xjの長手方向のある点Pと導体Xjのスイツ
チ22jに接続された側の一端aとの間に抵抗RV
が存在し、また導体Xjと他の導体との間に浮遊
容量CSが存在し、スイツチ22jが端子A側から
端子B側に切換えられて導体Xjの一端aに電圧
VCCが与えられると、この電圧VCCは点Pには抵
抗RVと容量CSで構成されるローパスフイルタに
よつて遅延されて与えられる。しかも、点Pの一
端aに対する距離が大きいほど抵抗RVが大きく、
ローパスフイルタの遅延時間が大きいので、点P
が他端b寄りであるほど電圧VCCが遅れて与えら
れることになる。
このため、検出電極31が絶縁層13を介して
導体Xj上にあるときについてみると、検出電極
31が導体Xjの一端a上にあれば、検出電極3
1に得られる電圧VSは第6図Aに示すように一
端aに電圧VCC画与えられた時点taでただちに最
大値VPに立ち上がるのに対して、検出電極31
が図のように導体Xjの一端aから離れた点上に
あると、電圧VSは第6図Bに示すように時点ta
りも遅れて最大値VPに立ち上がり、しかも検出
電極31が他端b寄りの点上にあるときほど最大
値VPに立ち上がるのが遅れる。そのため、前述
の第4図で説明した検出時点tDも、検出電極31
が他端b寄りの点上にあるときほど遅れる。
従つて、前述の位置検出装置では、X方向の位
置を検出するための導体Xjが第7図Aに示すよ
うにX軸の原点(X方向の零点)上のX軸に垂直
な基準線LXに平行に形成されていて、即ちY軸
に平行に形成されていて、検出電極31が導体
Xj上にあるときは、その長手方向であるY方向
のどの位置にあつてもX方向の位置の検出のとき
の前述の検出時間TDが一定になるべきものが、
一定にはならず、第7図Bの実線1で示すように
検出電極31が導体Xjの他端b寄りの位置にあ
るときほど検出時間TDが大きくなる。即ち、検
出時間TDは、X方向の位置の検出のときは、検
出電極31のX方向の位置に応じた分TXに対し
てY方向の位置に応じた分が誤差として足された
ものになつしまう。
Y方向の位置の検出についても同様で、Y方向
の位置を検出するための導体Yjが第8図Aに示
すようにY軸の原点(Y方向の零点)上のY軸に
垂直な基準線LYに平行に形成されていて、即ち
X軸に平行に形成されていて、検出電極31が導
体Yj上にあるときは、その長手方向であるX方
向のどの位置にあつてもY方向の位置の検出のと
きの検出時間TDが一定になるべきものが、一定
にはならず、第8図Bの実線2で示すように検出
電極31が導体Yjの駆動回路に接続された側の
一端cとは反対側の他端d寄りの位置にあるとき
ほど検出時間TDが大きくなる。即ち、検出時間
TDは、Y方向の位置の検出のときは、検出電極
31のY方向の位置に応じた分TYに対してX方
向の位置に応じた分が誤差として足されたものに
なつてしまう。
導体の抵抗は導体の幅が小さいほど大きいの
で、この検出時間TDにおける誤差分は位置を検
出するための導体の幅が小さいほど大きく、前述
のように導体X1,X2……Xoの幅が導体Y1,Y2
…Ynのそれにより小さくされる場合には、第7
図Bの実線1と第8図Bの実線2で対比して示す
ようにX方向の位置の検出のときの方がY方向の
位置の検出のときよりも大きくなる。また、この
誤差分は前述の時間間隔TSが小さくされる場合
ほど相対的に大きくなる。
発明の目的 本発明は、以上の点に鑑み、位置を検出するた
めの導体が抵抗を有していても位置検出出力に誤
差を生じないようにすることができ、位置を検出
するための導体が抵抗の比較的大きいネサ膜によ
り透明電極として形成される場合にも誤差のない
位置検出出力を得ることができるようにしたもの
である。
発明の概要 本発明は、検出時間TDにおける、位置検出板
が第1図のように構成される場合には前述のよう
に誤差分となる成分が、そもそも誤差分とならな
ように、位置を検出するための導体の、検出電極
の位置検出板上の検出されるべき位置の座標軸に
対する位置関係を工夫したものである。
即ち、第7図Cに示すように、X方向の位置を
検出するための導体Xjを、その駆動回路に接続
される側の一端aに対して他端bが前述の基準線
LXより遠ざかるように、基準線LXに対して傾斜
させる。同様に、第8図Cに示すように、Y方向
の位置を検出するための導体Yjを、その駆動回
路に接続される側の一端cに対して他端dが前述
の基準線LYより遠ざかるように、基準線LYに対
して傾斜させる。この場合、導体XjないしYj
基準線LXないしLYに対する傾きは、第7図Bな
いし第8図Bで説明した、X方向ないしY方向の
位置の検出のときの検出時間TDにおける前述の
導体XjないしYjが有する抵抗に起因する誤差分
に相当する分の大きさに対応させる。従つて、前
述のように導体Xjの幅が導体Yjのそれより小さ
くされて、X方向の位置の検出のときの方がY方
向の位置の検出のときよりも前述の誤差分に相当
する分が大きくなる場合には、第7図Cと第8図
Cで対比して示すように導体Xjの基準線LXに対
する傾きの方を導体Yjの基準線LYに対するそれ
よりも大きくする。
このようにすると、検出時間TDは、前述の誤
差分に相当する分を含めて、X方向の位置の検出
のときは検出電極のX方向の位置に応じたものと
なり、Y方向の位置の検出のときは検出電極のY
方向の位置に応じたものとなつて、検出時間TD
にはそもそも誤差分が生じないようになる。
実施例 第9図は本発明の位置検出装置の一例で、位置
検出板10は、絶縁層11上に導体Y1,Y2……
Ynが並行して配列されるとともに、絶縁層11
上に被着された絶縁層12上に導体X1,X2……
Xoが並行して配列され、さらに図示しないが絶
縁層12上に絶縁層が被着された構造のものであ
るが、特に、導体X1,X2……Xoが、それぞれ、
そのスイツチ221,222……22oに接続され
る側の一端aに対して他端bが前述の基準線LX
より遠ざかるように、基準線LXに対して傾いて
形成され、同様に、導体Y1,Y2……Ynが、それ
ぞれ、そのスイツチ231,232……23nに接
続される側の一端cに対して他端dが前述の基準
線LYより遠ざかるように、基準線LYに対して傾
いて形成される。この場合も下側の導体Y1,Y2
……Ynの幅が上側の導体X1,X2……Xoのそれよ
り大きくされ、従つて前述のように導体X1,X2
……Xoの基準線LXに対する傾きの方が導体Y1
Y2……Ynの基準線LYに対するそれよりも大きく
される。従つて、導体X1,X2……Xoと導体Y1
Y2……Ynは直交しない。なお、絶縁層11及び
12と絶縁層12上に被着される絶縁層はそれぞ
れ透明にされ、導体X1,X2……Xo及びY1,Y2
…Ynもそれぞれネサ膜により透明電極として形
成される。
一方、クロツクパルス発生回路41から例えば
4MHzの周波数のクロツクパルスCOが得られ、こ
れが分周回路42に供給されて例えばクロツクパ
ルスCOの1/40の100kHzの周波数のクロツクパル
スCSが得られ、これが分周回路などからなる信号
発生回路43に供給されて、回路43より、第1
0図に示すように、単位検出期間分の周期を有
し、クロツクパルスCSの一周期分のパルス幅を有
する検出開始信号SPと、信号SPに対してクロツク
パルスCSの一周期分の時間遅延した駆動開始信号
STと、信号SPの一周期ごとにレベルが反転する検
出期間識別信号SXYと、信号STのうちの信号SXY
高レベルになる期間PXにおけるパルスからなる
信号STXと、信号STのうちの信号SXYが低レベルに
なる期間PYにおけるパルスからなる信号STYが得
られる。
そして、クロツクパルスCSがシフトレジスタ2
4にシフトパルスとして供給され、信号STXがシ
フトレジスタ24にスタートパルスとして供給さ
れて、期間PX内の信号STXの前縁の時点からこれ
より一定時間経た時点までの期間PXDにおいて、
シフトレジスタ24の出力端子N1,N2……No
各々クロツクパルスCSの一周期分のパルス幅を有
するパルス信号がクロツクパルスCSの一周期分の
時間間隔TSで順次得られ、このパルス信号がス
イツチ回路22のスイツチ221,222……22
に供給されて、スイツチ221,222……22o
が端子A側から端子B側にクロツクパルスCSの一
周期分の時間間隔TSで順次切換えられ、これに
より導体X1,X2……Xoにそれぞれの一端aから
電源端子21よりの電圧VCCがクロツクパルスCS
の一周期分の時間間隔TSで順次与えられる。
同様に、クロツクパルスCSがシフトレジスタ2
5にシフトパルスとして供給され、信号STYがシ
フトレジスタ25にスタートパルスとして供給さ
れて、期間PY内の信号STYの前縁の時点からこれ
により一定時間経た時点までの期間PYDにおいて、
シフトレジスタ25の出力端子M1,M2……Mn
に各々クロツクパルスCSの一周期分のパルス幅を
有するパルス信号がクロツクパルスCSの一周期分
の時間間隔TSで順次得られ、このパルス信号が
スイツチ回路23のスイツチ231,232……2
nに供給されて、スイツチ231,232……2
nが端子A側から端子B側にクロツクパルスCS
の一周期分の時間間隔TSで順次切換えられ、こ
れにより導体Y1,Y2……Ynにそれぞれの一端c
から電源端子21よりの電圧VCCがクロツクパル
スCSの一周期分の時間間隔TSで順次与えられる。
検出電極31は頭部がシールドケース33の外
部に臨まされて位置検出板10上に置かれるとと
もに、シールドケース33の内部において前述の
コンデンサ32を介して接地される。さらに、検
出電極31はシールドケース33の内部において
電界効果トランジスタ34のゲートに接続され、
トランジスタ34のゲートと接地の間にバイアス
抵抗35が接続される。従つて、検出電極31に
得られる電圧VSは、抵抗35を通じる放電が生
じることによつて完全な階段状にならない点は第
4図に示したものと異なるが、第10図に示すよ
うに、期間PX内の期間PXDでは導体X1,X2……
Xoのうちの検出電極31の位置に最も近い導体
に電圧VCCが与えられたときに最大になり、期間
PY内の期間PYDでは導体Y1,Y2……Ynのうちの
検出電極31の位置に最も近い導体に電圧VCC
与えられたときに最大になる。
この検出電極31に得られる電圧VSが電界効
果トランジスタ34を通じてバンドパスフイルタ
51に供給されて、第10図に示すように電圧
VSが最大になる時点より一定時間遅れて最大振
幅になる一定周波数の信号SBが得られ、この信号
SBがシユミツト・トリガー回路52に供給され
て、信号SBが所定の正の電位VRを負から正の向
きによぎる時点で高レベルから低レベルに立ち下
がり、その後の接地電位を逆に正から負の向きに
よぎる時点で低レベルから高レベルに立ち上がる
信号SZが得られる。
そして、信号発生回路43より得られる駆動開
始信号STがRSフリツプフロツプ回路53のセツ
ト端子Sに供給され、ジユミツト・トリガー回路
52の出力の信号SZが回路53のリセツト端子R
に供給されて、回路53より、期間PXないしPY
の駆動期間PXDないしPYDの始めの導体X1ないし
Y1に電圧VCCが与えられる時点tSである、信号ST
の前縁で立ち上がり、その後にバンドパスフイル
タ51の出力の信号SBが最初に接地電位を正から
負の向きによぎる時点tDである、その後の信号SZ
の上向きの矢印で示す最初の立ち上がりで立ち下
がる信号GCが得られる。さらに、信号発生回路
43より得られる検出開始信号SPがカウンタ54
のクリア端子CLRに供給されて、期間PXないし
PYの始めの信号SPの前縁でカウンタ54がクリ
アされ、クロツクパルス発生回路41より得られ
るクロツクパルスCOとRSフリツプフロツプ回路
53の出力の信号GCがアンドゲート回路55に
供給されて、信号GCの高レベルの期間において
クロツクパルスCOが抜き取られ、このカウンタ
54がクリアされた後の期間PXないしPY内の信
号GCの高レベルの期間においてアンドゲート回
路55より得られるクロツクパルスがカウンタ5
4のクロツク端子CKに供給されて、カウントさ
れる。即ち、カウンタ54によつて期間PXない
しPYにおける信号GCの高レベルの期間の時間TD
が、そのときの検出電極31の位置検出板10上
の基準線LXに垂直なX方向ないし基準線LYに垂
直なY方向の位置として、検出される。
なお、シユミツト・トリガー回路52の出力の
信号SZがRSフリツプフロツプ回路56のセツト
端子Sに供給され、信号発生回路43より得られ
る検出開始信号SPが回路56のリセツト端子Rに
供給されて、回路56よりカウンタ54の出力の
データが時間TDを示す内容になつている期間で
高レベルとなる信号DAが得られ、この信号DAと、
カウンタ54の出力のデータと、信号発生回路4
3より得られる検出期間識別信号SXYがデータ処
理回路57に供給されて、回路57より検出電極
31の位置検出板10上の基準線LXに垂直なX
方向及び基準線LYに垂直なY方向の位置の検出
出力としてのデータが得られる。
この本発明の位置検出装置においても、導体
X1,X2……XoないしY1,Y2……Ynには、その
駆動回路を構成するスイツチ回路22にないし2
3のスイツチ221,222……22oないし23
,232……23nに接続された側の一端aない
しcから離れるについて、電圧VCCが遅れて与え
られる。従つて、検出電極31が導体X1,X2
…Xoのうちのある導体Xj上にあるときについて
みると、検出電極31が導体Xjの他端b寄りの
位置にあるときほど、期間PXにおける検出時点tD
が遅れ、期間PXにおける検出時間TDが大きくな
り、期間PXにおける検出時間TDは、導体Xjの一
端aのX方向の位置に応じた分に対して検出電極
31のY方向の位置に応じた分が足されたものに
なる。しかし、本発明では、そもそも導体Xjが、
その一端aに対して他端bが基準線LXより遠ざ
かるように、基準線LXに対して傾いて形成され
ているので、この検出電極31のY方向の位置に
応じた分は検出電極31の導体Xjの一端aに対
するX方向の位置に応じたものになり、この分の
大きさ、即ち、検出時間TDにおける導体Xjが有
する抵抗に起因する誤差分に相当する分の大きさ
に対応して導体Xjの基準線LXに対する傾きが選
定されることにより、期間PXにおける検出時間
TDは、結局、検出電極31のX方向の位置に応
じたものになる。
Y方向の位置の検出についても同様で、検出電
極31が導体Y1,Y2……Ynのうちのある導体Yj
上にあるときについてみると、検出電極31が導
体Yjの他端d寄りの位置にあるときほど、期間
PYにおける検出時点tDが遅れ、期間PYにおける検
出時間TDが大きくなり、期間PYにおける検出時
間TDは、導体Yjの一端cのY方向の位置に応じ
た分に対して検出電極31のX方向の位置に応じ
た分が足されたものになる。しかし、本発明で
は、そもそも導体Yjが、その一端cに対して他
端dが基準線LYより遠ざかるように、基準線LY
に対して傾いて形成されているので、この検出電
極31のX方向の位置に応じた分は検出電極31
の導体Yjの一端cに対するY方向の位置に応じ
たものになり、この分の大きさ、即ち、検出時間
TDにおける導体Yjが有する抵抗に起因する誤差
分に相当する分の大きさに対応して導体Yjの基
準線LYに対する傾きが選定されることにより、
期間PYにおける検出時間TDは、結局、検出電極
31のY方向の位置に応じたものになる。
発明の効果 本発明によれば、位置検出板10の並行して配
列される複数の導体X1,X2……XoないしY1,Y2
……Ynを、それぞれ、その駆動回路から所定の
電圧が与えられる一端aないしcに対して他端b
ないしdが、位置検出板10上に配される検出電
極31の位置検出板10上の検出されるべき位置
の座標軸に対して垂直な座標原点上の基準線LX
ないしLYより遠ざかるように、この基準線LX
いしLYに対して傾け、その傾きを検出時間TD
おける導体X1,X2……Xoないし導体Y1,Y2……
Ynのそれぞれが有する抵抗に起因する誤差分に
相当する分の大きさに対応させて形成するので、
導体X1,X2……XoないしY1,Y2……Ynが抵抗
を有していても位置検出出力に誤差を生じないよ
うにすることができ、導体X1,X2……Xoないし
Y1,Y2……Ynが抵抗の比較的大きいネサ膜によ
り透明電極として形成される場合にも誤差のない
位置検出出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の位置検出装置の一例の要部の構
成を示す図、第2図はその位置検出板の断面図、
第3図及び第4図はその動作の説明のための図、
第5図及び第6図は導体の抵抗による影響を説明
するための図、第7図及び第8図は導体の傾きと
位置検出出力の関係を説明するための図、第9図
は本発明の位置検出装置の一例の構成を示す図、
第10図はその動作の説明のための波形図であ
る。 図中、10は位置検出板、11〜13は絶縁
層、X1,X2……Xo及びY1,Y2……Ynは導体、
a及びcはその一端、b及びdはその他端、LX
及びLYは基準線、22,23及び24,25は
駆動回路を構成するスイツチ回路及びシフトレジ
スタ、31は検出電極である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁層上に複数の導体が並行して配列された
    位置検出板と、上記複数の導体にそれぞれの一端
    から所定の電圧を順次与える駆動回路と、上記位
    置検出板上に配される検出電極とを有し、 上記複数の導体が、それぞれ、上記一端に対し
    て他端が、上記検出電極の上記位置検出板上の検
    出されるべき位置の座標軸に対して垂直な座標原
    点上の基準線より遠ざかるように、該基準線に対
    する傾きをもつて形成されて、該傾きが基準時点
    から上記検出電極よる上記複数の導体にそれぞれ
    の一端から与えられた上記所定の電圧の検出に関
    わる時点までの検出時間における、上記複数の導
    体のそれぞれが有する抵抗に起因する誤差分に相
    当する分の大きさに対応するものに選定され、 上記検出時間に基づいて、上記検出電極の上記
    位置検出板上の上記座標軸の方向の位置が検出さ
    れる位置検出装置。 2 絶縁層が透明で、複数の導体がそれぞれネサ
    膜により透明電極として形成された特許請求の範
    囲第1項記載の位置検出装置。
JP58183278A 1983-09-30 1983-09-30 位置検出装置 Granted JPS6075923A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58183278A JPS6075923A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58183278A JPS6075923A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075923A JPS6075923A (ja) 1985-04-30
JPH0468654B2 true JPH0468654B2 (ja) 1992-11-04

Family

ID=16132856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58183278A Granted JPS6075923A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6075923A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7382139B2 (en) * 2004-06-03 2008-06-03 Synaptics Incorporated One layer capacitive sensing apparatus having varying width sensing elements
US7737953B2 (en) * 2004-08-19 2010-06-15 Synaptics Incorporated Capacitive sensing apparatus having varying depth sensing elements
JP5397979B2 (ja) * 2008-09-10 2014-01-22 株式会社ジャパンディスプレイ 抵抗膜型入力装置、入力機能付き表示装置および電子機器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5384420A (en) * 1976-12-29 1978-07-25 Ibm Capacitive tabulation

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5384420A (en) * 1976-12-29 1978-07-25 Ibm Capacitive tabulation

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6075923A (ja) 1985-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4571454A (en) Coordinate position digitizing system
EP0464908B1 (en) Touch sensor array systems and display systems
EP2564296B1 (en) Capacitive touch system using both self and mutual capacitance
KR101446221B1 (ko) 투사 정전용량식 터치 패널 스캐닝 방법, 기억 매체, 및 투사 정전용량식 터치 패널 스캐닝 장치
TWI528422B (zh) 位置感測器之面板
US10108063B2 (en) In-cell touch liquid crystal panel and array substrate thereof
CA1277741C (en) Coordinate position digitizing system
CA2006038A1 (en) Tablet integrated with display
WO2017020344A1 (zh) 互电容触控单元、触控液晶面板及驱动方法
EP3951566A1 (en) Touch control substrate, touch control device, and touch-control detection method
TW201248475A (en) Capacitance sensing devices and control methods
US20200142520A1 (en) Touch sensor and electronic paper display panel
JPH0468654B2 (ja)
WO2016095385A1 (zh) 触摸屏的驱动方法、触摸屏及显示装置
US10642398B2 (en) Driver apparatus
JPH04337824A (ja) 表示一体型タブレット
JPH0443293B2 (ja)
JPS6232490B2 (ja)
JPH0475535B2 (ja)
JPS6218929B2 (ja)
CN114564122B (zh) 触控显示面板的驱动方法、驱动电路、触控显示装置
CN107463292A (zh) 显示面板、显示装置及显示面板的驱动方法
JPH0820927B2 (ja) マトリツクススイツチ回路
JPH0429466Y2 (ja)
CA1228905A (en) Interactive display system