JPH046862Y2 - - Google Patents

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JPH046862Y2
JPH046862Y2 JP13463486U JP13463486U JPH046862Y2 JP H046862 Y2 JPH046862 Y2 JP H046862Y2 JP 13463486 U JP13463486 U JP 13463486U JP 13463486 U JP13463486 U JP 13463486U JP H046862 Y2 JPH046862 Y2 JP H046862Y2
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JP
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tatami
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tatami mat
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本考案は畳を集塵機と接続された室内に収容し
て、付着塵を自動的に叩き出して清浄にする装置
に関する。
考案の背景: 一般家屋における和室に敷いた畳は、従来夏季
などに屋外に持ち出して日干しし、付着吸収した
塵をちり叩きで叩き出して清浄にするような方法
がとられていた。
ところが、近時真空式の電気掃除機の普及によ
つて、畳を取り出して清掃するような作業が行わ
れなくなり、衛生的にも多少の問題点を有する。
特に高層集合住宅や住宅密集地では、従前のよう
な開放的な畳の清掃は困難である。
考案の目的: 本考案は車輌等に搭載して密閉室を形成し得る
箱体内に配置して、1枚づつ受入れた畳を直立状
態に保つて両面から細幅の剛性を有する帯体で叩
き付けて、塵を叩き出し、集塵機によつて除塵す
る操作を、自動的に行える畳清浄装置を目的とす
る。
考案の構成: 本考案は、集塵装置と繁がる吸気口及び畳出し
入れ口を備えた密閉室内に、長手中央部で被処理
畳を1枚受入れ得るスペースを有したフレーム
と、該フレームの下部長手中心線に沿い配列した
複数個の被処理畳受支ローラ及びその支持体と、
フレームの長手方向両端部にて前記畳受支ローラ
配設部の両脇及びこれに対向するフレーム上部位
置とに、平行して架設した叩き条操作軸にて基部
を支持され上下交互に多数本配列する叩き条と、
該叩き条を所要角度両外側へ拡開して後急激に被
処理畳側面に叩きつけるように操作軸を駆動する
駆動機構と、からなる叩打装置を配置した構成の
ものである。
本考案にては、叩打装置としての叩き条は鋼製
帯体、もしくは機械的強度の高い合成樹脂帯体を
用いる。この叩き条は上側操作軸に取り付く取り
付け片を介して所要の間隔で垂設したものと、下
側操作軸に取り付く取り付け片を介して前記垂下
叩き条間に位置するように配したものとからな
る。そして上側の叩き条と下側の叩き条とは、交
互に作動するように関係づける。
上記叩打用の上下両操作軸は、フレーム下側部
に設置の減速電動機から、動力伝達機構を介して
伝達駆動されるカムフオロア付き円板により、各
軸端に付した操作片を間欠的に跳上げて叩き条で
畳を両側から叩打するように構成する。
実施例: 以下本考案装置を一実施例について図面により
詳述すれば、第1図に示すのは正面図であつて、
たとえばパネルパンのように後部にのみ扉を備え
た密閉構造の箱体1内に、叩打装置10を搭載設
置して、移動自在にした具体例について説明す
る。
フレーム11は長手寸法が、少くとも畳1枚の
長さよりやや長くして、内部に1枚分収まるスペ
ースをもつている。このフレーム11は側面から
みると、第2図に示すように縦長台形をした枠組
面板12と、枠体13とを、ベースプレート14
上に立設して、下部では長手中心線上でH形断面
の縦基材15で繋ぎ、上部は頂部で繋ぎ部材1
5′により繋いで、一体に形成してある。
縦基材15の上面には、所要のピツチで複数の
畳受支ローラ16を、ブラケツト16′により回
転自在にピン16″支持して配設してある。
この畳受支ローラ16列の両脇には、縦基材1
5上に軸受17にて支持されて操作軸18,18
が平行に架設してあり、この両操作軸18,18
には所要の間隔で叩き条取り付け片19を複数個
固着し、該取り付け片19の腕部内側に、たとえ
ば帯鋼製の叩き条20(必要に応じ機械的強度が
高くて可撓性と剛性を有する合成樹脂製の帯状板
を用いる。なおガラス繊維等で補強したものが好
ましい)を基端でそれぞれ取り付けて対向配置す
る。
これに対して上部にも上側操作軸18′,1
8′を平行して軸受17′により支持架設し、この
操作軸18′,18′には、前記下側操作軸18,
18に付設した各叩き条20間に位置するよう取
り付け片19を介して叩き条20を複数取り付け
てある。
而して上下両操作軸18,18,18′,1
8′は、各軸端を枠体13より外側部に突き出し、
この軸端部にそれぞれ叩き条操作レバー21,2
2が固着してある。その下側叩き条操作レバー2
1,21はボス部より上側に突き出したアーム部
21′間に引きばね23を張架し、また上側叩き
条操作レバー22,22は外側に付したアーム2
2′間に引きばね23を張架して、いずれも叩き
条20が内側へ引き寄せられるように連結されて
いる(第3図参照)。
このようにした上下両叩き条操作レバー21,
21および22,22は、第1図及び第3図にて
示すように、粋体13の下部に組込んだ軸受2
5,25にて支持される軸26,26′端に付設
の回転操作板27,27、および27′,27′に
て交互に操作されるようになつている。その回転
操作板27,27′はいずれも複数個のカムフオ
ロア28が片面に等配分して付してあり、このカ
ムフオロア28と操作レバー21また22端とが
係合すると操作レバーが引きばね23力に抗して
引き伸ばす方向に作動し、レバーとカムフオロア
28との係合が解かれると引きばね23力によつ
て急激に操作軸の回動を元の方向に戻すように作
動させるようにしてある。
而して下側の両回転操作板27はそれぞれの取
り付け軸26他端に歯車29を付し、両歯車29
間に介在させた同歯数の中間歯車30,30の一
方にモータMからの動力が伝達されて、回転操作
板27,27が等速で相反する方向に回転するよ
うにしてある。これに対する上側の回転操作板2
7′,27′は、各各下側の回転操作板27,27
取り付け軸26,26に付した鎖車31と、該回
転操作板27′,27′取り付け軸26′,26′の
鎖車32とに各各チエーン33を巻き掛けて叩き
条20,20の作動が交互に行われるタイミング
で回転するようにしたのである。
なお図中符号35は畳出入口、Aは畳を示す。
また、前記した密閉構造の箱体1内に形成された
密閉室2の適所に、1または複数の吸塵用開口部
(図示省略)を設け、箱体1に併設もしくは別設
した集塵装置と前記吸塵開口部とをダクトで接続
し、叩き出された塵を集塵できるようにしてお
く。
このように構成された本考案装置は、自動車等
に搭載して所要場所に移動し、清掃しようとする
畳Aは、箱体1の扉3を開いて、密閉室2内に設
置されている叩打装置10の畳出入口35に、短
辺方向に立てた状態で挿入すれば、下側をフレー
ム11内の畳受支ローラ16列に案内されて容易
に挿入できる。フレーム11内に挿入した畳Aは
長手両端がフレーム11の面板12および枠体1
3にて仮保持される。そこで密閉室2の扉を閉
じ、集塵装置を起動した後、モータMを起動すれ
ば、歯車29,29により下側操作回転板27,
27を内側方向に回転させ、同時にチエーン33
巻掛け駆動で上側操作回転板27′,27′も内側
方向に回転され、各回転操作板のカムフオロア2
8と操作レバー21,22が係合すると、操作レ
バー21,22が引きばね23,23力に抗して
内側に寄せられ、各操作軸26,26と26′,
26′とは作動時間がずれるも、その軸にそれぞ
れ取り付いている叩き条20を、下側のものは上
拡がりに、そして上側のものは下拡がりになるよ
う所要角回動させる。そしてカムフオロア28の
回動変位で操作レバー21また22との係合が断
たれると、引きばね23力で下側または上側の操
作レバーが、反転して、該レバーに繋がる操作軸
付設のしなやかな叩き条20が拡開状態から急激
に内側へ引き寄せられ、畳Aを両側から一斉に叩
きつける。
この操作を上下両叩き条20,20が交互に繰
返し行うことにより、畳Aは短時間で前面にわた
り叩打され、吸着していた塵を叩き出されること
になる。この叩打時、叩き条20は前記したよう
に適度な剛性と可撓性を有し、第2図に示される
ように叩打時の最終状態では、畳の叩打面に取り
付け基部以外の殆んどの部分が接触状態を呈する
ことになるので、むらができず、効果的な叩打操
作が行われる。
叩き出されて密閉室2内に浮遊する粉塵は、吸
塵開口部からダクトを通つて集塵装置に集めら
れ、再び畳に付着することなく清掃される。
この叩打操作を予め設定した所要時間(テスト
によつて予知しておくことが好ましく、この予知
した時間に応じて定めるようにすればよい)経過
すると、叩打操作を停止し、密閉室2の扉3を開
いて畳Aを外部に引き出せば、清浄なものが得ら
れる。
このようにして清浄にした畳は、そのまま元の
床上に敷き使用してもよいが、殺菌することが好
ましくは、この殺菌処理手段としては、たとえば
第4図に示すように、前記装置を収容した箱体1
内を仕切り壁で区切つて、隣接位置に別の閉鎖室
5を設け、この内部に上下で同調循環するコンベ
ア41,41′により畳Aの上下縁を支持する樋
状の受支片42と43により、畳Aを外部から挿
入支持させ、柴外線を照射して殺菌するようにし
た殺菌室で、所要時間収容して処理すれば、天日
干ししたような処理が行なえる。なお、この殺菌
処理としては畳表を傷めない程度で熱風により乾
燥する操作や薬剤の噴霧などを併用するようにし
てもよい。
以上は自動車に搭載した状態のもので説明した
が、畳をまとめて運搬できる場合には適当場所に
仮設置して作業するようにしてもよい。
考案の効果: 本考案によれば、密閉状態にした室内に畳を送
り込んで集塵しつつ機械的に叩打して、吸着して
いる塵を叩き出し、清浄にすることが、被処理畳
の出し入れだけ人手により行うことで処理できる
から、殺菌処理と併用することで、従来のように
天日干しして、畳の清掃を行つていたような長い
時間と作業場所とを要せずに、短時間で合理的
に、かつ衛生的に処理でき、実用的に便利なもの
であるといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一部切欠き正面図、第2
図は第1図の−視断面図、第3図は第1図の
左側面図、第4図は殺菌処理装置の概要図であ
る。 1……箱体、2……密閉室、3……扉、10…
…叩打装置、11……フレーム、12……面板、
13……枠体、14……ベースプレート、15…
…縦基材、16……畳受支ローラ、18,18′
……操作軸、19……叩き条取り付け片、20…
…叩き条、21,22……叩き条操作レバー、2
3……引きばね、25,25′……軸受、26,
26′……回転操作板取り付け軸、27,27′…
…回転操作板、28……カムフオロア、29……
歯車、30……中間歯車、31,32……鎖車、
33……チエーン、41,41′……コンベア、
42,43……受支片、A……畳、M……モー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集塵装置と繁いだ吸気口および畳出し入れ口を
    備えた密閉室内に、長手中央部で被処理畳を1枚
    受入れ得るスペースを有したフレームと、該フレ
    ームの下部長手中心線に沿い配列した複数個の被
    処理畳受支ローラおよびその支持体と、フレーム
    の長手方向両端部にて前記受支ローラ配設部の両
    脇およびこれに対向するフレーム上部位置とで各
    各平行して架設した操作軸にて、基部を支持され
    上下交互に多数本対称に配列した叩き条と、該叩
    き条を所要角度両外側へ拡開して後急激に被処理
    畳側面に叩きつけるように操作する駆動手段と、
    からなる叩打装置を配置したことを特徴とする畳
    清掃装置。
JP13463486U 1986-09-01 1986-09-01 Expired JPH046862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13463486U JPH046862Y2 (ja) 1986-09-01 1986-09-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13463486U JPH046862Y2 (ja) 1986-09-01 1986-09-01

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Publication Number Publication Date
JPS6339488U JPS6339488U (ja) 1988-03-14
JPH046862Y2 true JPH046862Y2 (ja) 1992-02-25

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ID=31036059

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JP13463486U Expired JPH046862Y2 (ja) 1986-09-01 1986-09-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0714703Y2 (ja) * 1989-03-20 1995-04-10 株式会社キッツ バルブ用静電気帯電防止装置

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JPS6339488U (ja) 1988-03-14

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