JPH0468409A - 自走車およびそのステージならびに走行方法 - Google Patents

自走車およびそのステージならびに走行方法

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JPH0468409A
JPH0468409A JP2180670A JP18067090A JPH0468409A JP H0468409 A JPH0468409 A JP H0468409A JP 2180670 A JP2180670 A JP 2180670A JP 18067090 A JP18067090 A JP 18067090A JP H0468409 A JPH0468409 A JP H0468409A
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JP
Japan
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self
propelled vehicle
stage
route
mark
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JP2180670A
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Inventor
Toru Mita
三田 徹
Masato Uno
宇野 正人
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ロボットに対して部品を搬送する自走車およ
びそのステージならびに走行方法に係わり、特に、一定
の作業領域を形成したステージにおいて、自走車の待機
位置であるホームポジションから作業位置までの予め設
定された複数の走行経路を自動的に選択し、複数の自走
車を互いに干渉することなく走行させるのに好適な自走
車およびそのステージならびに走行方法に関する。
[従来の技術] 従来、無人の自走車の走行は、走路面の走行経路全域に
わたって白色塗料を塗布して形成した誘導帯を、自走車
の前後下面に設けた光学的手段からなる誘導帯検出装置
により連続的に検出し、前記誘導帯とのずれ量を連続検
出しながら誘導帯に沿って走行する構成のもの(例えば
、特開昭63−118810号公報)、また、表面にヘ
ヤーライン加工した誘導帯としての光反射テープを走行
経路全域の床面に、同じく情報伝達用としての光反射テ
ープを走行経路に沿った所定の位置の床面にそれぞれ敷
設し、自走車に設けた検出器により光反射テープのへヤ
ーライン方向を検出して走行する構成のもの(例えば、
特開昭61−283908号公報)、床に敷設した誘導
ラインに対する台車の横方向位置検出のサンプリングに
より台車の操向傾向を検出するとともに、該操向傾向検
出に基づいて台車の左右駆動輪の回転速度差を自動制御
し、台車の誘導ラインに対する横方向位置が一定になる
ように台車を自動操向して走行する構成のもの(例えば
、特開昭59−132008号公報)、マークを撮像し
た画像情報を解析し、解析した画像情報と記憶手段内の
マークの建屋的座標とを比較して無人走行車の現在位置
および方位を演算し、無人走行車を誘導走行させる構成
のもの(例えば、特開平1−197808号公報)があ
る。
一方、走行経路に交差点を有する場合の該交差点におけ
る誘導としては、走行路面の一部を、該走行路面とは異
なる色の塗料で所定幅に塗装して形成した移動車誘導用
のカラーラインを、移動車に設けた光センサでカラー検
出し、該検出情報に基づいて、交差点の通過中も前記カ
ラーラインからずれないように移動する構成のもの(例
えば、特開昭63−36409号公報)がある。
また、自走車を走行経路よりずれないように走行させる
マークとしては、走路面の走行経路全域にわたって磁性
を帯びた誘導帯を貼着し、走行経路の交差点、自走車の
現在位置、停止位置等の走行制御情報を自走車に指示す
るための制御用マークを前記誘導帯に沿って適宜配置し
、誘導帯および制御用マークを自走車下部に設けたセン
サによりそれぞれ検出しながら走行する構成のもの(例
えば、特開昭63−70308号公報)、走行ルート上
の適宜個所に、一定幅の長方形状と底辺幅および高さ比
一定の直角三角形状との2つのマークを組み合わせたマ
ークを配置し、該マークを通過する際のマーク上走行距
離から車両のマークへの進入角度およびマーク中心から
の位置ずれを演算し、該演算データに基づき走行ルート
からのずれを修正しなからっぎのマークまで自動走行す
る構成のもの(例えば、特開昭57−62423号公報
)、マークの外形を円形とし、がっマーク内にマークと
同心円であって他のマークと識別可能な円形コードを付
すことにより、無人車の傾きに関係なくどの方向からも
常にマークの中心位置およびコード内容を読み取れる構
成のもの(例えば、特開平1−197809号公報)が
ある。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の無人の自走車の走行は、床面の走行経路全域
に設けら九た誘導帯を連続的に検出し、該誘導帯からず
れないようにして走行する構成のものと、床面の走行経
路全域に設けられた誘導帯を連続的に検出しながら、該
誘導帯に沿って設けられている走行制御情報を自走車に
指示するためのテープやマーク等からなる情報伝達手段
からの情報を、自走車に設けた検出手段により検出して
走行する構成のものとがある。このように従来は、誘導
帯を連続的に検出する必要があることから、走行経路上
に複数台の自走車を走行させる場合には、走行経路が交
差点により分岐している場合を除き走行経路を共有せざ
るを得ない問題点を有していた。
前記問題点は、走行経路に交差点を設けることはできて
も、該走行経路を自由に横切るような走行経路が非共有
となる別の走行経路を設けることはできず、このため、
床面上に一定の作業領域を形成し該領域内に複数台の自
走車を走行させて作業させるような場合には、自走車が
互いに干渉しないように、また他の自走車の走行を妨害
しないで走行できるように、独立の走行経路を互いに離
して設けなければならない問題点があり、一方。
共有する走行経路は環状の閉じた構成であるため、走行
経路上に自走車が故障その他で停止している場合には、
後続の自走車も前進することができないため停止せざる
を得なくなり、作業システム全体を停止させることにな
る問題点を有していた。
また、同一走行経路上に複数台の自走車が作業する場合
、各自走車の位置や走行状態等を常に把握して制御する
ホストコントローラ等の#御管理手段がなく、すべて各
自走車をシリアルに制御していたため、制御管理の効率
が低いという問題点も有していた。
一方、前記従来の無人の自走車の走行を誘導するマーク
は、自走車下部に設けたセンサにより誘導帯および該誘
導帯に沿って適宜配置した制御用マークの両方をそれぞ
れ検出しながら誘導する構成のもの、走行ルートからの
ずれの修正を走行ルート上の適宜個所に配置した長方形
と直角三角形の2つのマークを組み合わせたマークを検
出して行うもの、所定幅のリング状のマーク内に他のマ
ークと識別可能な円形コードを付した同心円のマークを
設けたものなど、いずれもマークの構成およびその検出
が複雑になる問題点を有していた。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、一定の作業領
域のステージを形成し、該ステージ上に自走車の待機位
置であるホームポジションから作業位置までの複数の走
行経路を帯状の誘導帯を設けることなく設定し、設定し
た複数の走行経路を任意に迂回可能にして複数の自走車
が互いに干渉することなく自動的に選択して走行し、ロ
ボットに対する部品の搬送を、停滞させることなく効率
良く行うことができる自走車およびそのステージならび
に走行方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の自走車は、台車ベー
スの下面に複数の走行輪および該走行輪の駆動機構を設
けてステージ上を走行する台車と、該台車上に搭載され
た動力用電源、走行用側vRIa器および部品載置用の
パレットと、前記ステージ上の走行経路に設けた走行方
向指示用のマークを検出し、その検出信号を前記走行用
制御機器に送信して自動的に進路変更と走行経路との位
置ずれを補正させる前記台車下面に設けた複数のセンサ
と、前記ステージの外部に設置した自走車の走行管理用
のコントローラと送受信する通信手段とを備える構成に
し、一方、自走車のステージを、床面の上部に空間部を
介して複数の自走車の走行可能な平滑な走路面を形成し
、該走路面に自走車のホームポジションおよび作業位置
とを複数個所に設定し、設定した両ポジション間を結ぶ
途中に進路変更位置を設けた自走車の往復可能な走行経
路を複数路設定し、設定した各走行経路の進路変更位置
に進路変更指示用のマークを、そして各走行経路上の任
意個所に位置ずれ補正用のマークをそれぞれ配設する構
成にし、他方、自走車の走行方法を、ステージ上の自走
車のホームポジションと作業位置とを結ぶ走行経路に予
め設定されている走行経路指示用のマークを、台車下面
に設けた複数のセンサにより検出し、該マーク検出のう
ち、進路変更位置のマークの検出により自走車の進路を
変更し、位置ずれ補正用のマークの検出により走行経路
との位置ずれを補正して前記作業位置に到達し、該作業
位置にて所定の作業後、前記台車を180°旋回し、往
路と同一の経路を往路と同一の前記各マークを検出して
前記ホームポジションまで走行し、該ホームポジション
にて再び台車を180°旋回して走行待機するまでの走
行経路の往復走行と、前記走行経路の途中の進路変更位
置にて任意に迂回し、該迂回経路を前記各マークを検出
して行う往復走行とを任意に選択して走行可能な構成と
したものである。
そして、自走車は1台車ベース下面の中央部左右に、前
後進およびステアリング可能に既動輪およびその駆動機
構を設け、従動輪を台車ベース下面の進行方向の前部お
よび後部にそれぞれ配設し、いずれか一方の従動輪をば
ねを介して上下方向に移動可能に支持し、該ばねを介し
て支持された従動輪を除く他の3輪が走行時に常に接地
するように構成することが好ましく、さらに、従動輪の
転動体を球形にするとよい。また、台車下面の旋回中心
部と、該旋回中心より左右各45°方向にやや離れた位
置の計3個所にセンサを設けるとともに、ステージの外
部に設置した走行管理用の1台のコントローラと各自走
車とにそれぞれ無線通信装置を設け、該装置による無線
通信により複数台の自走車の走行中の位置を同時に制御
可能な無線通信手段と1台車下面に設けたセンサの出力
信号をステージに設置したセンサにより検出し、該検出
信号を信号通信ケーブルを介して接続された前記コント
ローラに自走車の起動停止信号として送信するようにし
た信号通信手段とを設ける構成にするとよい。そして、
自走車上に搭載された動力用電源への充電を、ステージ
に設けた電力供給用のコンセントと接触させて充電する
充電用ブラシを台車下面に設けるとよい。
また、自走車のステージは、自走車のホームポジション
と作業位置とを結ぶ走行経路の途中に迂回経路を並設す
るとともに、進路変更位置にて方向を90°変換する直
線の組み合わせからなる走行経路に設定するとよく、さ
らに、走路面と床面との間の空間部に、自走車の台車下
面に設けたセンサの出力信号を検出するセンサと、該セ
ンサの検出信号をステージの外部に設置したコントロー
ラに自走車の起動停止信号として送信する信号通信ケー
ブルとからなる信号通信手段を設ける構成にするとよい
、そして、台車下面に設けた自走車の動力用電源充電用
のブラシと接触させるコンセントを、自走車の待機位置
であるステージ上のホームポジションに設けるとよい。
一方、ステージ上の進路変更指示用のマークを、進路変
更位置における自走車の旋回中心部に設けたセンサによ
り検出されるマークと、旋回中心より左右各45°方向
の位置に設けたセンサのうちいずれか一方のセンサによ
り検出されるマークとにより形成することが望ましく、
また、位置ずれ補正用のマークが、直角三角形に形成さ
れ、該直角三角形の直角の一辺を走行経路に垂直に、か
つ該直角三角形の斜辺を走行経路に斜めに交わるように
配置するとともに、走行経路に斜めに交わる直角三角形
の斜辺の傾きを任意に変更可能に構成するとよい。
また、自走車の走行方法は、ステージの外部に設置した
コントローラおよび自走車に設けた無線通信手段を介し
て、走行経路上における複数台の自走車を互いに干渉す
ることなく同時に位!!制御するとともに、自走車の台
車下面に設けた複数のセンサの出力信号をステージに設
けたセンサにより検出し、該検出信号を信号通信手段を
介して前記コントローラに送信し、該信号を自走車の起
動停止信号として走行を管理するようにすることが望ま
しい。そして、進路変更位置にて進路方向を90’変換
する直線走行にするとよい。
さらに、自走車の進路変更を、自走車の旋回中心部に設
けたセンサに相対する進路変更位置におけるステージ上
のマークと、前記旋回中心より左右各45°方向の位置
に設けたセンサのうちいずれか一方のセンサに相対する
ステージ上のマークとを検出して行う方法にすることが
好ましく、他方、走行経路に対する自走車の位置ずれ補
正は、ステージの走行経路上に設けた直角三角形の位置
ずれ補正用のマークを、台車下面に設けたセンサが通過
した際、その通過した位置におけるマーク上の直線距離
を計測し、該計測値を基準値と比較してその比較値に応
じた位置ずれ補正方向へ自走車の向きを修正して行うよ
うにするとよい。
[作用コ ステージの走路面上に設定された自走車の待機位置であ
るホームポジションにおいて、自走車の台車下面に設け
た充電用のブラシとステージに設けたコンセントとを接
触させ、必要に応じて随時。
自走車に搭載されている動力用電源に充電を行い、ステ
ージの外部に設置した自走車の走行管理用のコントロー
ラからの指令があるまで待機する。
前記待機状態で、前記コントローラからの起動信号と走
行経路の指示とを自走車に設けた通信手段により受信す
ると、自走車に搭載された走行用制御機器を介して自走
車の走行輪の駆動機構が作動され、前記走行用制御機器
に予め組み込まれているプログラムにより、指示された
走行経路に沿って走行を開始する。この場合、走行経路
はステージの走路面に帯状の誘導帯を設けることなく形
成されており、複数の走行経路のうち走行すべき適切な
経路が前記通信手段を介して指示される。
走行経路の途中の進路変更位置には進路変更指示用のマ
ークが予め設けられており、該マーク位置に自走車が到
達すると、自走車は停止して台車下面に設けた複数のセ
ンサが前記マークを検出し、その検出信号を自走車に搭
載されている走行用制御機器に送信して自動的に進路を
90°変更する。
一方、走行経路上の任意の位置1例えば作業位置の僅か
手前には予め位置ずれ補正用のマークが設けられており
、自走車が該マークを通過することにより台車下面に設
けたセンサが前記マークを検出し、その検出信号を自走
車に搭載されている走行用制御機器に送信して自動的に
走行経路との位置ずれを補正する。このため、自走車は
前記プログラムによる所定の作業位置に到達する。
前記ホームポジションと作業位置とを結ぶ複数の走行経
路は、進路変更位置を介して迂回することにより任意に
選択して走行することが可能であるから、当初予定の走
行経路上に他の自走車が停止している場合や障害物が存
在しているような場合には、前記通信手段を介してコン
トローラの指示を受信し、迂回経路を前記と同様にマー
ク検出して進路変更および位置ずれ補正をしながら走行
して所定の作業位置に到達する。
作業位置に到達した自走車は、該作業位置周辺にいるロ
ボットに台車上のパレットに積載してきた部品を取りだ
してもらい、反対に、作業位置周辺にロボットの作業に
不要な部品がある場合には前記パレットに積み込んでも
らう。
ロボットの作業が完了すると、該ロボットから前記コン
トローラに作業完了の信号が送信され、該送信により自
走車の起動信号が前記通信手段を介してコントローラよ
り出力される。自走車は作業位置にて180″′旋回し
、往路と同一の走行経路を同一の各マークを検出してホ
ームポジションまで走行する。ただし、この場合にも予
定の走行経路上に他の自走車が停止しているような場合
には、前記通信手段を介してコントローラの指示を受信
し、迂回経路を走行する。
ホームポジションに到達した自走車は、180°旋回し
て前記待機状態になり、コントローラからの指令がある
まで待機する。そして、コントローラからの指令を受け
ることにより前記した作用を繰り返して作業することに
なる。
上記ホームポジションと作業位置とを結ぶ走行経路の走
行は、前記走行経路に設けた各マークの検出およびコン
トローラとの通信手段により、複数の自走車に対しても
前記と同様に、それぞれの自走車に複数の走行経路を任
意に選択して迂回可能に走行させることが可能で、複数
の自走車を互いに干渉させることなく、シかも、ロボッ
トに対して部品の搬送を停滞することなく行うことが可
能になる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第8図を参照し
て説明する。第1図は本発明の全体構成を示す斜視図、
第2図は自走車の側面図、第3図は第2図の■−■矢視
図、第4図は第1図のIV−■断面図、第5図は走路面
上の進路変更指示用のマークの拡大図で、往路および復
路における作用説明図、第6図は本発明のシステム構成
を示すブロック図、第7図は迂回経路を走行する場合の
説明図、第8図は位置ずれ補正用のマークによる位置ず
れ補正説明図である。
まず、第1図ないし第4図において、1は自走車、2は
ロボット、3は複数の自走車1およびロボット2が走行
する平滑な走路面3aを備えて一定の作業領域を形成し
たステージである。4は円形状の台車ベース、5は台車
ベース4の下面中央部左右に設置されている一対の走行
駆動用アクチュエータで、各アクチュエータ5はサーボ
モータ6、エンコーダ7および減速機8からなり、各減
速機8の出力軸には駆動@9が固設されており、一対の
アクチュエータ5の駆動によりステアリングが可能であ
る。10.11は台車ベース4の進行方向Mの前部およ
び後部にそれぞれ配設されて任意の方向に転動する従動
輪で、従動輪10は台車ベース4に固設された固定フレ
ーム12に支持されて固定輪13を形成しており、一方
、従動輪11は、従動輪11を支持する支持フレーム1
4の上方に突出させて設けた軸15を台車ベース4に設
けた軸受16に滑動可能に配設するとともに、支持フレ
ーム14と台車ベース4との間に圧縮ばね17を介設し
て上下移動可能な可動軸18を形成している。ここで従
動輪10.11はその転動体を鋼球のような球形にして
もよい。可動軸18は走路面3aが傾斜しているような
場合には圧縮ばね17が伸縮して上下に移動可能になっ
ており、走行中、走路面3aの傾斜により可動18が上
下移動しても、自走車1全体の重心が駆動輪9,9およ
び従動輪10の接地点を結ぶ三角形内に位置するように
なっている。前記符号4ないし18により台車を構成し
ている6また、台車ベース4の下面には、第3図に示す
ように自走車lの旋回中心に光センサ19を、そして光
センサ19を中心に進行方向左右45@方向に光センサ
20a、20bをそれぞれ配置している。
台車上面の4aは台車ベース4に固設されたコントロー
ラ等各種機器取付は用のフレームで、フレーム4aには
動力電源用のバッテリ21、各アクチュエータ5制御用
のコントローラ22,22、自走車1の入出力信号を制
御するコンピュータ23が順次上方に搭載されており、
フレーム4aの最上部にはロボット2の作業位置に搬送
する部品25を載置するパレット24が設けられている
26はパレット24の下面で、かつ自走車1の進行方向
Mの前部および後部にそれぞれ複数個配設されているセ
ンサで、自走車1の走行の障害となる進行方向の障害物
Wを検出する。27はステージ3に設けたコンセント3
6と接触させてバッテリ21に充電する充電用のブラシ
、28はフレーム4aに取り付けられている無線通信装
置である。
3oは走路面3aと床面3bとの間に形成されている空
間部、31は走路面3aの複数個所に予め設定されてい
る自走車1のホームポジション、32は同じく走路面3
aの複数個所に予め設定されている自走車1の作業位置
、33はホームポジション31と作業位置32とを結ぶ
プログラム上の走行経路で、直線状の屈折した経路が複
数路設定されており、後述する迂回経路33′が並設さ
れていて任意に選択して走行することが可能である。走
行経路33には途中に90’進路方向を変える進路変更
位置が1ないし複数個所設けられており、各進路変更位
置には往復とも使用される進路変更指示用のマーク34
が設けられている。35は各走行経路33上の作業位置
32に近接した位置および他の任意個所に配置されてい
る直角三角形の位置ずれ補正用のマークで、本マークも
往復とも使用される。
40はステージ3の外部に設置した自走車1の走行管理
用のコントローラで、各自走車1の無線通信装置28と
送受信可能な無線通信袋W41を備えるとともに、走路
面3aと床面3bとの間の空間部30に配設した信号通
信ケーブル42を介して空間部30に設けられた複数の
光センサ43に接続されている。そして、無線通信装置
28と41との無線通信により各自走車1の走行中の位
置を同時に制御可能になっており、また、前記台車ベー
ス4の下面に設けた光センサ19の出力信号を信号通信
ケーブル42を介して光センサ43により検出すること
により、該検出信号が自走車1の起動停止信号になるよ
うに構成されている。
44はホームポジション31における自走車1のパレッ
ト24に部品25を搭載する自動搭載機である。
前記進路変更指示用のマーク34は、第5図に示すよう
に自走車1の旋回中心に設けた光センサ19により検出
されるマーク34aと、旋回中心より左右各45°方向
の位置に設けた光センサ20aまたは20bのいずれか
一方の光センサにより検出されるマーク34bとの組み
合わせからなっており、一方、前記位置ずれ補正用のマ
ーク35は、第7,8図に示すように直角三角形の直角
の一辺を走行経路33に垂直に、かつ直角三角形の斜辺
を走行経路33に斜めに交わるように配置されている。
なお、直角三角形の斜辺の傾きは任意に変更可能である
つぎに上記構成の作用について説明する。自走車1の停
止時間はホームポジション31に位置している場合が最
も長く、このため該位置にてコンセント36と接触して
いる充電用のブラシ27を介して、必要に応じ随時バッ
テリ21に充電を行い、外部設置のコントローラ40か
らの起動指令があるまで待機する。
前記待機中の自走車1に対して、コントローラ40によ
り無線通信装置!41および光センサ43の通信手段を
介して起動信号と走行経路33とを指示すると、自走車
1には無線通信装置128および光センサ19を介して
前記指令信号がコンピュータ23に入力され、自走車1
に搭載しているコントローラ22を介して一対のアクチ
ュエータ5゜5を駆動し、コンピュータ23に予め組み
込まれているプログラムにより指示された走行経路33
に沿って走行を開始する。走行中、各サーボモータ6の
回転量はエンコーダ7によりフィードバック制御される
ため、指示された走行経路33を常に走行することが可
能である。
自走車1は予め設定されている走行経路33の途中の進
路変更位置に近付くと減速し、第5図(a)に示すよう
に矢印M1方向から走行してきた自走車lは、進路変更
指示用のマーク34上にて停止して光センサ19により
マーク34aを検出し、同時に右45°方向の光センサ
20aによりマーク34bを検出する。(この場合、光
センサ20bはなにも検出しない)この検出状態の場合
には自走車1は矢印M2方向へ90°進路変更(図では
左折)するようになっている。そしてこの場合、自走車
1の進行方向に走行の障害となる他の自走車1やロボッ
ト2等の障害物Wが存在しているときは、該障害物Wは
センサ26により検出され、障害物Wがセンサ26に検
出されなくなるまで自走車1を停止して互いの干渉を防
止する。
走行中、走路面3aに傾斜がある場合には、第2図に示
す可動輪1Bの圧縮ばね17が伸縮して可動輪18を上
または下に移動させ、輛動輪9゜9および固定輪13の
3輪を常に接地させて該接地範囲内に自走車上の全体重
心を位置させるから。
安定した走行をさせることができる。
また、走行経路33の途中には予め位置ずれ補正用のマ
ーク35が設けられているが、特に、作業位置32の僅
か手前には、自走車1を作業位置32に正確に到着させ
るために設けられている。
該マーク35を使用する位置ずれ補正要領を第8図によ
り説明する。任意の点Q(例えばホームポジション31
)より自走車1の中心が、指定された基準の走行経路3
3に対して角度θ8だけずれた走行経路33.を走行し
た場合、自走車1のセンサ19が直角二等辺三角形のマ
ーク35を通過した長さの計測値をla、基準の走行経
路33を通過した場合の長さをもとすると、う<軛で、
両者の差Δ立。は、 Δ立、=見。−i。
となる。そして1点Qからマーク35を通過後の停止ラ
インPまでの走行経路33上の距離をし0、停止ライン
Pから作業位1i32までの走行経路33上の距離をL
2、点Qからマーク35を通過した位置までの走行経路
33上の距離をり。とすると、停止ラインPへの投影倍
率には、 k=L工/(L0+Δ立a) 停止ラインP上のずれ量x j3は、 x′a=k・ΔQ。
ずれ量x18の作業位!32に対する角度φaは、φa
=tan1X ’ a/ L z また、前記角度θaは、 θB:tan1ΔQa/ (Lo+ΔILa)となる。
従って進路の修正角度δ3は、δ3=φ3+θよ となる。また、停止ラインPから作業位置32までの実
走行距離Laは、 LB=1/cosφa−L2 となる。A、 < Qaの場合、自走車1の向きはこれ
らの演算値によりコントローラ22を介して自動的に左
方向に修正され、走行経路33aを作業位置32の方向
へ向って走行するように位置ずれが補正される。そして
、作業位置32に到着後、自走車1を図示の矢印Ra方
向へ角度φaだけ旋回して修正し、自走車1の向きを基
準の走行経路33に一致させる。
同様に、自走車1の中心が、指定された基準の走行経路
33に対して角度θbだけずれた走行経路33bを走行
した場合、自走車1のセンサ19がマーク35を通過し
た長さQbと基準の走行経路33を通過した場合の長さ
症。は礼〉札で、両者の差へ誌しは、 Δ象り=見。−1b となる。そして停止ラインPへの投影倍率には、k=L
□/ (L、+Δjlb) 停止ラインP上のずれ量x lbは。
x’b:k・ΔQb ずれ量x′bの作業位置32に対する角度φbは、φb
= tanlx ’ b/ L zまた、前記角度θb
は、 θb==tan1ΔQb/ (Lo+ΔAb)となる。
従って進路の修正角度δbは、δb=φh+θb となる。また、停止ラインPから作業位置32までの実
走行比1m L bは、 Lb:1/cosφb ’ L z となる。ら〉札の場合は、前記11a < Qaの場合
と反対に自走車1の向きは自動的に右方向に修正され、
走行経路33bを作業位1f32の方向へ向って走行す
るように位置ずれが補正される。そして、作業位I!3
2に到着後、自走車1を図示の矢印Rb方向へ角度φb
だけ旋回して修正し、自走車1の向きを基準の走行経路
33に一致させる。なお、上記位置ずれ補正の場合、マ
ーク35を直角二等辺三角形とせず走行経路33と交わ
る斜辺の傾きのさらに大きい直角三角形のマークとして
もよく、この場合には前記Δ象。およびΔ札が一層大き
くなり検出精度を向上させることができる。
つぎに迂回経路33′の走行例を第7図を参照して説明
する。第7図は、当初予定の走行経路33上に他の自走
車1′が停止している場合の例で、かかる場合には、自
走車1の無線通信装置28を介して外部設置のコントロ
ーラ40の無線指示を受信し、進路変更位置における進
路変更指示用のマーク34を通過して迂回経路33′を
走行し、次の進路変更指示用のマーク34により90°
進路変更して、前述と同様に位置ずれ補正用のマーク3
5により位置ずれを補正しながら作業位置32に到達す
る。
作業位1i32に到達した自走車1は、該作業位I!3
2の周辺にいるロボット2にパレット24の積載部品を
取りだしてもらい、取りだし後、作業位!!32の周辺
にロボット2の作業に不要な部品がある場合にはパレッ
ト24に積み込んでもらう。
ロボット2の作業が完了すると、ロボット2より外部設
置のコントローラ40に作業完了の信号が送られ、該信
号により自走車1は、コントローラ4oより無線通信装
置41.28および信号通信ケーブル42.光センサ4
3等からなる通信手段を介して起動される。そして、作
業位置32において180°旋回して復路走行の方向に
向きを変え、再び走行を開始して往路と同一の経路を走
行し、同一のマーク35.34を前述と同様に検出しな
がらホームポジション31まで走行する。
自走車1は復路においても進路変更位置に近付くと減速
し、第5図(b)に示すように矢印Mよ方向から走行し
てきた自走車1は、進路変更指示用のマーク34上にて
停止して光センサ19によりマーク34aを検出し、同
時に左45°方向の光センサ20bによりマーク34b
を検出する。この検出状態の場合には自走車1は矢印M
2方向へ90°進路変更(図では右折)するようになっ
ている。ただし、この場合にも復路上に他の自走車が停
止しているような場合には、前記通信手段を介してコン
トローラ40の指示により図示しない他の迂回経路をホ
ームポジション31まで走行する。
ホームポジション31に到達した自走車1は、再び18
0”旋回して作業位置32に向けて走行可能な前記待機
状態になり、コンセント36と充電用のブラシ27との
接触を介して必要に応じ随時バッテリ21に充電を行い
、コントローラ40からの指令があるまで待機する。そ
して、該指令を受は次第、前記した作用を繰り返して作
業することになる。
前記ホームポジション31と作業位置32とを結ぶ走行
経路33および迂回経路33′の走行は、自走車1によ
るそれら各経路上に設けた各マーク34.35の検出お
よび各自走車1に設けたコントローラ40との通信手段
により、各自走車1の走行位置情報がコントローラ40
に送信されるから、複数の自走車1に対しても前述と同
様に、各自走車1に複数の走行経路33を任意に選択し
て迂回可能に走行させることが可能で、一定領域内の走
路面3aに複数の自走車1を互いに干渉させることなく
、シかもロボット2に対して部品の搬送を停滞すること
なく効率よく行うことが可能になる。
なお、前記構成から分かるように、走行経路33全域に
走行誘導帯を設ける必要がないこと、走行経路33の途
中適宜の位置に設けた位置ずれ補正用のマーク35によ
り自走車1が自動的に位置ずれ補正されること、さらに
、自走車1を検出する光センサ43や信号通信ケーブル
42等は走路面3aと床面3bとの間の空間部30に埋
設され走路面3aには走行経路33の妨害となるものが
ないこと等から、走行経路33および迂回経路33′は
、任意に他の走行経路33を横断して設定することも可
能であり、しかも、比較的長い経路であっても精度よく
走行することができる。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、一
定の作業領域のステージ上に帯状の誘導帯を設けること
なく設定した複数の走行経路を、複数の自走車が任意に
迂回可能に、かつ自動的に選択して互いに干渉すること
なく走行させ、ロボットに対する部品の供給を停滞させ
ることなく効率よく行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示す斜視図、第
2図は自走車の側面図、第3図は第2図の■−■矢視図
、第4図は第1図のrV−TV断面図、第5図は走路面
上の進路変更指示用のマークの拡大図で、往路および復
路における作用説明図、第6図は本発明のシステム構成
を示すブロック図、第7図は迂回経路を走行する場合の
説明図、第8図は位置ずれ補正用のマークによる位置ず
れ補正説明図である。 1・・・自走車、2・・・ロボット、3・・・ステージ
、3a・・・走路面、3b・・・床、4・・・台車ベー
ス、9・・・恥動輪、10,11・・・従動輪、19,
20a、20b・・・光センサ、21・・・バッテリ、
24・・・パレット、27・・・充電用のブラシ、28
・・・無線通信装置、30・・・空間部、31・・・ホ
ームポジション、32・・・作業位置、33・・・走行
経路、33′・・・迂回経路、34・・・進路変更指示
用のマーク、35・・・位置ずれ補正用のマーク、36
・・・コンセント、40・・・コントローラ(外部設置
)、41・・・無線通信装置、42・・・信号通信ケー
ブル、43・・・光センサ。 特許出願人 株式会社日立製作所 代理人弁理士 秋  本  正  実 第2図 w4−] 第3図 第4 図 一一一絶センサ 第6図 イ 第5図 第 ? 図 5′−一一辻回址浴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、誘導手段を介して床面上の所定の走行経路に沿って
    自動走行する自走車において、前記床面上に空間部を介
    して設けたステージ上を台車ベースの下面に複数の走行
    輪および該走行輪の駆動機構を設けて走行する台車と、
    該台車上に搭載された動力用電源、走行用制御機器およ
    び部品載置用のパレットと、前記ステージ上の走行経路
    に設けた走行方向指示用のマークを検出し、その検出信
    号を前記走行用制御機器に送信して自動的に進路変更と
    走行経路との位置ずれを補正させる前記台車下面に設け
    た複数のセンサと、前記ステージの外部に設置した自走
    車の走行管理用のコントローラと送受信する通信手段と
    を備えたことを特徴とする自走車。 2、前記台車ベース下面の中央部左右に、前後進および
    ステアリング可能に駆動輪およびその駆動機構を設け、
    一方、従動輪を台車ベース下面の進行方向の前部および
    後部にそれぞれ配設し、いずれか一方の従動輪をばねを
    介して上下方向に移動可能に支持し、該支持された従動
    輪を除く他の3輪が走行時に常に接地するように構成さ
    れた請求項1記載の自走車。 3、前記従動輪の転動体が、球形である請求項1または
    2記載の自走車。 4、前記台車下面に設けた複数のセンサが、旋回中心部
    と、該旋回中心より左右各45゜方向にやや離れた位置
    の計3個所に設けられている請求項1または2記載の自
    走車。 5、前記ステージの外部に設置した走行管理用のコント
    ローラと自走車との通信手段が、コントローラと自走車
    とにそれぞれ無線通信装置を設け、該装置による無線通
    信を介して前記コントローラにより複数台の自走車の走
    行中の位置を同時に制御可能な無線通信手段と、前記台
    車下面に設けたセンサの出力信号をステージに設置した
    センサにより検出し、該検出信号を信号通信ケーブルを
    介して接続された前記コントローラに自走車の起動停止
    信号として送信するようにした信号通信手段とからなる
    請求項1、2または4記載の自走車。 6、前記台車の下面に、前記ステージに設けた電力供給
    用のコンセントと接触させて台車上に搭載された動力用
    電源に充電する充電用のブラシを設けてなる請求項1、
    2、4または5記載の自走車。 7、床面の上部に空間部を介して複数の自走車の走行可
    能な平滑な走路面を形成し、該走路面に自走車のホーム
    ポジションおよび作業位置とを複数個所に設定し、設定
    した両ポジション間を結ぶ途中に進路変更位置を設けた
    自走車の往復可能な走行経路を複数路設定し、各走行経
    路の進路変更位置に進路変更指示用のマークを、走行経
    路上の任意個所に位置ずれ補正用のマークをそれぞれ配
    設したことを特徴とする自走車のステージ。 8、前記自走車のホームポジションと作業位置とを結ぶ
    走行経路が、該走行経路の途中に迂回路が並設されてな
    る請求項7記載の自走車のステージ。 9、前記自走車のホームポジションと作業位置とを結ぶ
    走行経路が、進路変更位置にて方向を90゜変換する直
    線の組み合わせからなる請求項7または8記載の自走車
    のステージ。 10、走路面と床面との間の空間部に、台車下面に設け
    たセンサの出力信号を検出するセンサと、該センサの検
    出信号をステージの外部に設置したコントローラに自走
    車の起動停止信号として送信する信号通信ケーブルとか
    らなる信号通信手段を設けた請求項7、8または9記載
    の自走車のステージ。 11、前記進路変更指示用のマークが、進路変更位置に
    おける自走車の旋回中心部に設けたセンサにより検出さ
    れるマークと、旋回中心より左右各45゜方向の位置に
    設けたセンサのうちいずれか一方のセンサにより検出さ
    れるマークとにより形成されてなる請求項7、8、9ま
    たは10記載の自走車のステージ。 12、前記位置ずれ補正用のマークが、直角三角形に形
    成され、該直角三角形の直角の一辺を走行経路に垂直に
    、かつ該直角三角形の斜辺を走行経路に斜めに交わるよ
    うに配置してなる請求項7、8、9または10記載の自
    走車のステージ。 13、前記位置ずれ補正用のマークが、走行経路に斜め
    に交わる直角三角形の斜辺の傾きを任意に変更可能に構
    成してなる請求項12記載の自走車のステージ。 14、台車下面に設けた自走車の動力用電源充電用のブ
    ラシと接触させるコンセントが、自走車の待機位置であ
    るステージ上のホームポジションに設けられている請求
    項7、8、9または10記載の自走車のステージ。 15、ステージ上の自走車のホームポジションと作業位
    置とを結ぶ走行経路に予め設定されている走行経路指示
    用のマークを、台車下面に設けた複数のセンサにより検
    出し、該マーク検出のうち、進路変更位置のマークの検
    出により自走車の進路を変更し、位置ずれ補正用のマー
    クの検出により走行経路との位置ずれを補正して前記作
    業位置に到達し、該作業位置にて所定の作業後前記台車
    を180゜旋回し、往路と同一の経路を往路と同一の前
    記各マークを検出して前記ホームポジションまで走行し
    、該ホームポジションにて再び台車を180゜旋回して
    走行待機するまでの走行経路の往復走行と、前記走行経
    路の途中の進路変更位置にて任意に迂回し、該迂回経路
    を前記各マークを検出して行う往復走行とを任意に選択
    して走行可能な自走車の走行方法。 16、前記自走車の走行が、ステージの外部に設置した
    コントローラおよび自走車に設けた無線通信手段を介し
    て、走行経路上における複数台の自走車を互いに干渉す
    ることなく同時に位置制御するとともに、前記自走車の
    台車下面に設けた複数のセンサの出力信号をステージに
    設けたセンサにより検出し、該検出信号を信号通信手段
    を介して前記コントローラに送信し、該信号を自走車の
    起動停止信号として走行を管理するようにした請求項1
    5記載の自走車の走行方法。 17、前記自走車の走行が、進路変更位置にて進路方向
    を90゜変換する直線走行である請求項15または16
    記載の自走車の走行方法。 18、前記自走車の進路変更が、自走車の旋回中心部に
    設けたセンサに相対する進路変更位置におけるステージ
    上のマークと、前記旋回中心より左右各45゜方向の位
    置に設けたセンサのうちいずれか一方のセンサに相対す
    るステージ上のマークとを検出して行われる請求項15
    、16または17記載の自走車の走行方法。 19、前記走行経路に対する自走車の位置ずれ補正が、
    ステージの走行経路上に設けた直角三角形の位置ずれ補
    正用のマークを、台車下面に設けたセンサが通過した際
    、その通過した位置におけるマーク上の直線距離を計測
    し、該計測値を基準値と比較してその比較値に応じた位
    置ずれ補正方向へ自走車の向きを修正して行われる請求
    項15、16または17記載の自走車の走行方法。
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