JPH0468317A - 高密着型電極 - Google Patents
高密着型電極Info
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- JPH0468317A JPH0468317A JP18127190A JP18127190A JPH0468317A JP H0468317 A JPH0468317 A JP H0468317A JP 18127190 A JP18127190 A JP 18127190A JP 18127190 A JP18127190 A JP 18127190A JP H0468317 A JPH0468317 A JP H0468317A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液晶表示装置やイメージセンサ装置において
必要とされる微細配線技術に関するものである。
必要とされる微細配線技術に関するものである。
従来においては、第1図に示すようにa=125μmb
=250μmとして、配線電極であるTABのOLB
(Ou ter Lead Bonding)部(1)
(ピッチb=250μm)と基板上に設けられた電極で
あるTTO電極(2)を導電性の接着剤で接着させてい
た。
=250μmとして、配線電極であるTABのOLB
(Ou ter Lead Bonding)部(1)
(ピッチb=250μm)と基板上に設けられた電極で
あるTTO電極(2)を導電性の接着剤で接着させてい
た。
上記従来の技術においては、TABのフィルムの材質が
カーブトン(有機材料)であるため製造の過程において
どうしてもTABの0LB(Outer Lead B
onding)部(1)の精度が出す電極が100以上
にもなる液晶表示装置になると、第1図に示すように端
のほうでOLB部の配線電極(1)とrTo電極(2)
が重ならずずれてきてしまう。このように電気的接触面
積が小さくなるとその部分で電気抵抗が増加してしまう
という問題が生してしまった。
カーブトン(有機材料)であるため製造の過程において
どうしてもTABの0LB(Outer Lead B
onding)部(1)の精度が出す電極が100以上
にもなる液晶表示装置になると、第1図に示すように端
のほうでOLB部の配線電極(1)とrTo電極(2)
が重ならずずれてきてしまう。このように電気的接触面
積が小さくなるとその部分で電気抵抗が増加してしまう
という問題が生してしまった。
また第1図に示すような従来の電極構造では、接触部分
が平面的であるので接着後の機械的強度が十分でないと
いう問題があった。これは、ITO電極と導電性の接着
剤との密着力が十分でないのが原因である。
が平面的であるので接着後の機械的強度が十分でないと
いう問題があった。これは、ITO電極と導電性の接着
剤との密着力が十分でないのが原因である。
このような微細配線においては、各電極の配線部分の抵
抗を均一にすることが重要であり、しかもその歩留まり
を向上させるためにも機械的強度を十分にとる必要があ
るので、上記のような問題は、液晶表示装置などを安価
に大量生産する場合大きな問題となる。
抗を均一にすることが重要であり、しかもその歩留まり
を向上させるためにも機械的強度を十分にとる必要があ
るので、上記のような問題は、液晶表示装置などを安価
に大量生産する場合大きな問題となる。
〔発明の目的〕
本発明は、製造工程でどうしても生じてしまう配線電極
であるOL8部などの精度不足を、前記配置JIAt極
が接続される基板上に設けられた電極(例えばITO電
極)の形状を工夫することで補正し、電極配線部分の高
密着性、高信顛性を得ることをその目的とする。
であるOL8部などの精度不足を、前記配置JIAt極
が接続される基板上に設けられた電極(例えばITO電
極)の形状を工夫することで補正し、電極配線部分の高
密着性、高信顛性を得ることをその目的とする。
第1の発明は、基板上に設けられた一つの電極において
、該電極に少なくとも一つの非電極部分を設けることに
よって、前記基板上に設けられた一つの電極の電気的実
効面積より電気的有効面積を大きくしたことを特徴とす
る電極である。
、該電極に少なくとも一つの非電極部分を設けることに
よって、前記基板上に設けられた一つの電極の電気的実
効面積より電気的有効面積を大きくしたことを特徴とす
る電極である。
基板上に設けられた電極に少なくとも一つの非電極部分
を設けるというのは、その部分の電極を構成するS電体
がエツチングによって除かれた部分を設けることにより
、基板上に設けられた一つの電極に凹部分を少なくとも
一つ形成させ、この基板上に接続される配線電極との接
着の際この凹部分に導電性の接着剤を流入させて機械的
密着性並びに信頼性を高めるためである。なぜ基板上に
設けられた電極部分に非電極部分を設け、その凹部分に
導電性の接着剤を流入させると密着性が高まるかという
と、ITO導電膜と導電性の接着剤との密着性があまり
良くないのに対して基板として用いられるガラス基板な
どと接着剤との密着性は、かなり高いためである。
を設けるというのは、その部分の電極を構成するS電体
がエツチングによって除かれた部分を設けることにより
、基板上に設けられた一つの電極に凹部分を少なくとも
一つ形成させ、この基板上に接続される配線電極との接
着の際この凹部分に導電性の接着剤を流入させて機械的
密着性並びに信頼性を高めるためである。なぜ基板上に
設けられた電極部分に非電極部分を設け、その凹部分に
導電性の接着剤を流入させると密着性が高まるかという
と、ITO導電膜と導電性の接着剤との密着性があまり
良くないのに対して基板として用いられるガラス基板な
どと接着剤との密着性は、かなり高いためである。
電気的実効面積というのは、基板上に電極として設けら
れるTTO導電膜などの導電体の表面積であり実際に電
気信号をやりとりする部分の面積である。
れるTTO導電膜などの導電体の表面積であり実際に電
気信号をやりとりする部分の面積である。
電気的有効面積というのは、基板上に電極として設けら
れるITO導電膜などの導電物の表面積すなわち電気的
実効面積とITO導電膜などの導電物がエツチングされ
た非電気的実効面積との合計を示している。
れるITO導電膜などの導電物の表面積すなわち電気的
実効面積とITO導電膜などの導電物がエツチングされ
た非電気的実効面積との合計を示している。
この非電気的実効部分というのは、電極を構成してはい
るが、導電体はエツチングなどによってのぞかれており
実際には電気信号のやりとりは行わない部分のことであ
る。
るが、導電体はエツチングなどによってのぞかれており
実際には電気信号のやりとりは行わない部分のことであ
る。
一つの電極における一つの非電気的実効部分というのは
、電極面上において導電体が除かれた部分が電気的実効
部分によって囲まれる部分あるいは、離れた位置にある
電気的実効部分同士を結ぶ〜本の直線と電気的実効部分
によって囲まれる最大面積部分のことを示す。
、電極面上において導電体が除かれた部分が電気的実効
部分によって囲まれる部分あるいは、離れた位置にある
電気的実効部分同士を結ぶ〜本の直線と電気的実効部分
によって囲まれる最大面積部分のことを示す。
例えば第2図(イ)に示す非電気的実効部分を設けた従
来電極の改良例において、電極の電気的実効部分は、導
電体である白抜き(I゛)の部分のみであるが、電気的
有効面積は、前記導電体がエツチングによって除かれた
斜線部(2′)の部分(非電気的実効部分)が白抜き(
1′)の部分に加ねねったものになるのである。
来電極の改良例において、電極の電気的実効部分は、導
電体である白抜き(I゛)の部分のみであるが、電気的
有効面積は、前記導電体がエツチングによって除かれた
斜線部(2′)の部分(非電気的実効部分)が白抜き(
1′)の部分に加ねねったものになるのである。
第2図(ロ)に示すのは、リング状の導電体(3)より
成る電気的実効部分と、このリングによって囲まれた非
電気的実効部分(4)によって構成される電極である。
成る電気的実効部分と、このリングによって囲まれた非
電気的実効部分(4)によって構成される電極である。
この第2図(ロ)に示す電極における電気的実効面積は
2πrdr (drは微少量)であるが、電気的有効面
積はπ(r+dr)”となる。
2πrdr (drは微少量)であるが、電気的有効面
積はπ(r+dr)”となる。
第2の発明は、一本の配線電極が接続される基板上に設
けられた一つの電極において、該電極の電気的有効面積
は、前記基板上に設けられた一つの電極に接続される一
つの配線電極の電気的有効面積よりも大きく、かつ前記
基板上に設けられた電極の電極面に少なくとも一つの非
電気的実効部分を設けたことを特徴とする電極である。
けられた一つの電極において、該電極の電気的有効面積
は、前記基板上に設けられた一つの電極に接続される一
つの配線電極の電気的有効面積よりも大きく、かつ前記
基板上に設けられた電極の電極面に少なくとも一つの非
電気的実効部分を設けたことを特徴とする電極である。
一本の配線電極が接続される基板上に設けられた一つの
電極というのは、電気的に接続される配線電極と基板上
に設けられた電極とが一対一に対応していることを意味
する。
電極というのは、電気的に接続される配線電極と基板上
に設けられた電極とが一対一に対応していることを意味
する。
基板上に設けられた電極の電気的有効面積をこの電極に
接続される配線電極の電気的有効面積よりも大きくする
のは、従来技術の問題点において指摘した液晶装置など
の製造工程において不可避に発生する配線電極位置の誤
差をキャンセルするためである。
接続される配線電極の電気的有効面積よりも大きくする
のは、従来技術の問題点において指摘した液晶装置など
の製造工程において不可避に発生する配線電極位置の誤
差をキャンセルするためである。
また、基板上に設けられた電極の電極面に少なくとも一
つの非電気的実効部分を設けるのは、その部分の電極を
構成する導電体がエツチングによって除かれた部分を設
けることにより、基板上に設けられた一つの電極に凹部
分を少なくとも一つ形成させ、この基板上に接続される
配線電極との接着の際この凹部分に導電性の接着剤を流
入させて機械的密着性並びに信転性を高めるためである
。
つの非電気的実効部分を設けるのは、その部分の電極を
構成する導電体がエツチングによって除かれた部分を設
けることにより、基板上に設けられた一つの電極に凹部
分を少なくとも一つ形成させ、この基板上に接続される
配線電極との接着の際この凹部分に導電性の接着剤を流
入させて機械的密着性並びに信転性を高めるためである
。
第3の発明は、一本の配線電極が接続される基板上に設
けられた一つの電極において、該電極の電気的有効面積
は、前記基板上に設けられた一つの電極に接続される一
つの配線電極の電気的有効面積よりも大きく、かつ前記
基板上に設けられた電極と該電極に接続される一本の配
線電極との電気的接触面積を配線電極の位置の誤差にか
かわらず、一定にするように、前記基板上に設けられた
電極の電極面に少なくとも一つの非電気的実効部分を設
けたことを特徴とする電極である。
けられた一つの電極において、該電極の電気的有効面積
は、前記基板上に設けられた一つの電極に接続される一
つの配線電極の電気的有効面積よりも大きく、かつ前記
基板上に設けられた電極と該電極に接続される一本の配
線電極との電気的接触面積を配線電極の位置の誤差にか
かわらず、一定にするように、前記基板上に設けられた
電極の電極面に少なくとも一つの非電気的実効部分を設
けたことを特徴とする電極である。
基板状に設けられた電極と該電極に接続される一本の配
線電極との電気的接触面積を一定にするように、前記基
板上に設けられた電極の電極面に少なくとも一つの非電
気的実効部分を設けるというのは、配線電極の精度が何
らかの理由で出ない場合でも、基板上に設けられた電極
において、配線電極の誤差がある許容範囲ならば、基板
上に設けられた電極と配線電極との電気的接触面積が一
定になるように非電気的実効部分を基板上に設けたもの
である。
線電極との電気的接触面積を一定にするように、前記基
板上に設けられた電極の電極面に少なくとも一つの非電
気的実効部分を設けるというのは、配線電極の精度が何
らかの理由で出ない場合でも、基板上に設けられた電極
において、配線電極の誤差がある許容範囲ならば、基板
上に設けられた電極と配線電極との電気的接触面積が一
定になるように非電気的実効部分を基板上に設けたもの
である。
また電気的接触面積というのは、実際に電気信号が流れ
る部分の面積である。
る部分の面積である。
許容範囲というのは個々の電極の大きさや、アレイ状に
配置された場合の電極間隔によって決まるものである。
配置された場合の電極間隔によって決まるものである。
本実施例は、第1の発明を液晶表示装置に応用したもの
である。
である。
第3図に本実施例である高密着型電極の概要を示す。
本実施例は、第3図に示す電極を青板硝子上に形成した
ものであって、配線電極としては、従来用いられている
TABの0LB(Outer Lead Bondin
g)部(配線部160個所)を用いて、導電性の接着剤
を用いて接続した。
ものであって、配線電極としては、従来用いられている
TABの0LB(Outer Lead Bondin
g)部(配線部160個所)を用いて、導電性の接着剤
を用いて接続した。
本実施例においては、基板(この場合青板硝子)上に設
けられた電極と配線電極の幅は、同じである(’C=2
00μm)。
けられた電極と配線電極の幅は、同じである(’C=2
00μm)。
このような電極構造をとると、TABの0LB(Out
er Lead Bonding)部が中央に凹には
まりこむ形になり配線電極と基板(この場合青板硝子)
上に設けられた電極との密着力が増大し好ましい結果が
得られた。
er Lead Bonding)部が中央に凹には
まりこむ形になり配線電極と基板(この場合青板硝子)
上に設けられた電極との密着力が増大し好ましい結果が
得られた。
すなわち従来においては、サンプル100個の内電気的
接触不良品が常に3個以上あったものが、まったく無く
なったのである。
接触不良品が常に3個以上あったものが、まったく無く
なったのである。
〔実施例2〕
本実施例は、第2の発明を液晶表示装置に応用したもの
である。
である。
第4図に本実施例である高密着型電極の概要を示す。
本実施例は、第4図に示す電極を青板硝子上に形成した
ものであって、配線電極としては、従来用いられている
TABの0LB(Outer Lead Bondin
g)部(配線部160個所)を用いて、導電性の接着剤
を用いて接続した。本実施例では、d=180μ―e=
2500μmである。
ものであって、配線電極としては、従来用いられている
TABの0LB(Outer Lead Bondin
g)部(配線部160個所)を用いて、導電性の接着剤
を用いて接続した。本実施例では、d=180μ―e=
2500μmである。
また本実施例における基板上に設けられた電極の電気的
有効面積は、(dxe)である。
有効面積は、(dxe)である。
本発明の構成をとることによって、配線電極であるTA
Bの0LB(Outer Lead Bonding)
部(ピッチ250μm)に誤差が30μ曙程度生じても
許容することができ、しかも導電性の接着剤と青板硝子
との密着力が大変よいので出来上がったサンプルの信転
性は高いものになった。
Bの0LB(Outer Lead Bonding)
部(ピッチ250μm)に誤差が30μ曙程度生じても
許容することができ、しかも導電性の接着剤と青板硝子
との密着力が大変よいので出来上がったサンプルの信転
性は高いものになった。
例えば、ベタな電極と本実施例に温度耐久試験(−30
〜70℃を10サイクル)並びに振動試験を行った結果
、本実施例の電極によって接続処理された100個のサ
ンプルにおいては、7個の不良品が出たが、ベタの電極
を用いたサンプルにおいては17個の不良品が出てしま
った。
〜70℃を10サイクル)並びに振動試験を行った結果
、本実施例の電極によって接続処理された100個のサ
ンプルにおいては、7個の不良品が出たが、ベタの電極
を用いたサンプルにおいては17個の不良品が出てしま
った。
〔実施例3〕
本実施例は、第3の発明を液晶表示装置に応用したもの
である。
である。
第5図に本実施例である高密着型電極の概要を示す。
本実施例では、使用する基板として青板硝子を使用した
。この青板硝子は液晶表示装置のセルも兼ねるので高平
坦性の硝子を使用した。
。この青板硝子は液晶表示装置のセルも兼ねるので高平
坦性の硝子を使用した。
このガラス基板上に公知のスパッタ法、蒸着法等により
ITO”4導膜を形成し、さらにフォトリソグラフィー
工程によりこのITO電導膜をくし型に形成し電極(6
)とした。
ITO”4導膜を形成し、さらにフォトリソグラフィー
工程によりこのITO電導膜をくし型に形成し電極(6
)とした。
尚本実施例では、f =30μm g=30μm h=
40am 1−210μmである。またTABの0L
B(Outer Lead Bonding)において
は、j =125μm k =125μmであり従来用
いられているものを使用した。
40am 1−210μmである。またTABの0L
B(Outer Lead Bonding)において
は、j =125μm k =125μmであり従来用
いられているものを使用した。
ここで、fはくし型になったITO電極の幅であり、g
はエツチングによってITO電極が除かれた非電気的実
効部分の幅であり、hは基板上に設けられたITO電極
とITO電極の間の寸法であり、iは基板上に設けられ
たITO電極の幅であり、jは配線電極であるTABの
0LB(Outer Lead Bonding)部の
電極間の幅であり、kはTABの0LB(Outer
Lead Bonding)部の幅である。
はエツチングによってITO電極が除かれた非電気的実
効部分の幅であり、hは基板上に設けられたITO電極
とITO電極の間の寸法であり、iは基板上に設けられ
たITO電極の幅であり、jは配線電極であるTABの
0LB(Outer Lead Bonding)部の
電極間の幅であり、kはTABの0LB(Outer
Lead Bonding)部の幅である。
第5図には二つの電極部分しか示されていないが、実際
にはこの電極が多数並んで、基板上に電極群を形成する
のである。
にはこの電極が多数並んで、基板上に電極群を形成する
のである。
このようにITO電導膜をくし型に形成した電極(6)
をTABの0LB(Outer 1ead Bondi
ng)部(7)よりも幅広にすることによりTABの0
LB(Outer 1ead Bonding)部(7
)の精度不足を補正し、TABのOLB部(7)に±5
0μ単程度0誤差が現れても電極(6)との電気的接触
面積が変化しないようにでき、さらにくし状の非電極部
分(8)を設けることによってTABの0LB(7)と
電極(6)の密着性を向上させ信転性を高めることがで
きた。
をTABの0LB(Outer 1ead Bondi
ng)部(7)よりも幅広にすることによりTABの0
LB(Outer 1ead Bonding)部(7
)の精度不足を補正し、TABのOLB部(7)に±5
0μ単程度0誤差が現れても電極(6)との電気的接触
面積が変化しないようにでき、さらにくし状の非電極部
分(8)を設けることによってTABの0LB(7)と
電極(6)の密着性を向上させ信転性を高めることがで
きた。
このくし型電極(6)とTABの0LB(Outer
1ead Bonding)部(7)とを導電性の接着
剤である導電膜(商品名アニソルム(日立化成))によ
り、275°Cの温度、 25kg/dの圧力で20s
ecの時間をかけて密着させ配線を完成させた。
1ead Bonding)部(7)とを導電性の接着
剤である導電膜(商品名アニソルム(日立化成))によ
り、275°Cの温度、 25kg/dの圧力で20s
ecの時間をかけて密着させ配線を完成させた。
本発明の実施例の構成をとることによって、TABの0
LB(Outer 1ead Bonding)(7)
に精度がです、±50μ−程度のずれが生じても、電極
(6)との接触抵抗が上がることもなく機械的にも強度
のある配線構造を実現することができた。
LB(Outer 1ead Bonding)(7)
に精度がです、±50μ−程度のずれが生じても、電極
(6)との接触抵抗が上がることもなく機械的にも強度
のある配線構造を実現することができた。
また本発明の特徴の一つである非電極部分(8)の効果
すなわち本実施例でいえば、(6)と(7)の密着強度
の向上にはなす役割を確かめるため、第2図に示した電
極(6)において、くし状の部分の無いベタな電極にT
ABの0LB(Outer 1ead Bonding
)を実施例と同様な方法で接着したものと本実施例を比
較した。
すなわち本実施例でいえば、(6)と(7)の密着強度
の向上にはなす役割を確かめるため、第2図に示した電
極(6)において、くし状の部分の無いベタな電極にT
ABの0LB(Outer 1ead Bonding
)を実施例と同様な方法で接着したものと本実施例を比
較した。
この両者に、温度耐久試験(−30〜70°Cを10サ
イクル)、振動試験を行った結果、くし状の電極によっ
て接続処理された100個のサンプルの内では、2個の
不良品が出たが、ベタの電極を用いたサンプルにおいて
は17個の不良品が出てしまった。
イクル)、振動試験を行った結果、くし状の電極によっ
て接続処理された100個のサンプルの内では、2個の
不良品が出たが、ベタの電極を用いたサンプルにおいて
は17個の不良品が出てしまった。
これは、電極をくし状にしたことによりTABの0LB
(Outer 1ead Bonding)との密着性
がよくなり信顧性が向上したためであると考えられる。
(Outer 1ead Bonding)との密着性
がよくなり信顧性が向上したためであると考えられる。
尚このサンプルは、TABの0LB(Outer 1e
ad Bonding)が160本すなわち160個所
の電気的接続部分があるものを用いた。
ad Bonding)が160本すなわち160個所
の電気的接続部分があるものを用いた。
本実施例においては、電極の構造をくし状にしたが、そ
の他第6図に示すような構造も可能である。
の他第6図に示すような構造も可能である。
第6図の(ハ)は、レーザーを用いることによって第5
図に示したくし型の電極をさらに微細に形成したもので
ある。このような微細な電極構造とすることによってT
ABの0LB(Outer 1ead Bonding
)との密着性をさらに向上させることができる。
図に示したくし型の電極をさらに微細に形成したもので
ある。このような微細な電極構造とすることによってT
ABの0LB(Outer 1ead Bonding
)との密着性をさらに向上させることができる。
このレーザーを用いる工程は、昭和61年特許願第22
9252号で示されている400nm以下の波長のパル
スレーザ−光を用いた線状の開溝を形成する方法を用い
ればレジスト工程を経ることなく、−回の工程で電極パ
ターンを得ることができ、低コスト、高生産性を図るこ
とができる。
9252号で示されている400nm以下の波長のパル
スレーザ−光を用いた線状の開溝を形成する方法を用い
ればレジスト工程を経ることなく、−回の工程で電極パ
ターンを得ることができ、低コスト、高生産性を図るこ
とができる。
また(二)は、レーザーを用いることによって穴を無数
にあけこの穴を非電極部分とするものであり、高い密着
性が期待できる。
にあけこの穴を非電極部分とするものであり、高い密着
性が期待できる。
本実施例においては、基板上に形成されるITO電極の
形を変形させたが、逆に配線電極の方の形を上記実施例
のように変形させる方法や、接続される両方の電極を実
施例のように変形させるのも効果がある。
形を変形させたが、逆に配線電極の方の形を上記実施例
のように変形させる方法や、接続される両方の電極を実
施例のように変形させるのも効果がある。
本発明の構成をとることによって、従来の電極構造にお
いて問題であった電極位置の誤差許容の問題、並びに電
極同士の密着力の弱さを改善することができた。
いて問題であった電極位置の誤差許容の問題、並びに電
極同士の密着力の弱さを改善することができた。
第1図は従来の電極構造を示したものである。
第2図は非電気的実効部分を設けた従来の電極の改良例
である。 第3図は本発明である高密着型電極の実施例1の構造を
示したものである。 第4図は本発明である高密着型電極の実施例2の構造を
示したものである。 第5図は本発明である高密着型電極の実施例3の構造を
示したものである。 (1) 、 (7)・・・TABのOLB部(配線電極
)(2・)+ (4) 、 (8) ・・・非電気的
実効部分(6)・・・ITO電極(基板上に設けられた
電極)第6区1よ本発明のえ用脅゛lて”あ)。 ヒーーb−一← 第2図 第 図 ←C→ 第 図 1d−→ 第 図
である。 第3図は本発明である高密着型電極の実施例1の構造を
示したものである。 第4図は本発明である高密着型電極の実施例2の構造を
示したものである。 第5図は本発明である高密着型電極の実施例3の構造を
示したものである。 (1) 、 (7)・・・TABのOLB部(配線電極
)(2・)+ (4) 、 (8) ・・・非電気的
実効部分(6)・・・ITO電極(基板上に設けられた
電極)第6区1よ本発明のえ用脅゛lて”あ)。 ヒーーb−一← 第2図 第 図 ←C→ 第 図 1d−→ 第 図
Claims (3)
- (1)基板上に設けられた電極において、該電極に少な
くとも一つの非電気的実効部分を設けることによって、
前記基板上に設けられた電極の電気的実効面積より電気
的有効面積を大きくしたことを特徴とする電極。 - (2)一本の配線電極が接続される基板上に設けられた
一つの電極において、該電極の電気的有効面積は、前記
基板上に設けられた一つの電極に接続される一つの配線
電極の電気的有効面積よりも大きく、かつ前記基板上に
設けられた電極の電極面に少なくとも一つの非電気的実
効部分を設けたことを特徴とする電極。 - (3)一本の配線電極が接続される基板上に設けられた
一つの電極において、該電極の電気的有効面積は、前記
基板上に設けられた一つの電極に接続される一つの配線
電極の電気的有効面積よりも大きく、かつ前記基板上に
設けられた電極と該電極に接続される一本の配線電極と
の電気的接触面積を一定にするように、前記基板上に設
けられた電極の電極面に少なくとも一つの非電気的実効
部分を設けたことを特徴とする電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18127190A JPH0468317A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 高密着型電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18127190A JPH0468317A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 高密着型電極 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000130473A Division JP2001007470A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-28 | 表示装置及びイメージセンサー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0468317A true JPH0468317A (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=16097779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18127190A Pending JPH0468317A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 高密着型電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0468317A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006303176A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路基板の接続部および回路基板の接続構造 |
JP2008244474A (ja) * | 2000-02-24 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の実装構造、フレキシブル配線基板の接続構造、電気光学装置、液晶装置及び電子機器 |
EP1630592B1 (en) * | 2004-08-23 | 2019-06-26 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device with a tape circuit substrate having a signal line with a slit |
JP2021185436A (ja) * | 2018-04-05 | 2021-12-09 | 凸版印刷株式会社 | 調光ユニット、および、調光ユニットの製造方法 |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP18127190A patent/JPH0468317A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008244474A (ja) * | 2000-02-24 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の実装構造、フレキシブル配線基板の接続構造、電気光学装置、液晶装置及び電子機器 |
JP4697248B2 (ja) * | 2000-02-24 | 2011-06-08 | セイコーエプソン株式会社 | フレキシブル基板の接続構造、電気光学装置及び電子機器 |
EP1630592B1 (en) * | 2004-08-23 | 2019-06-26 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device with a tape circuit substrate having a signal line with a slit |
JP2006303176A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路基板の接続部および回路基板の接続構造 |
JP2021185436A (ja) * | 2018-04-05 | 2021-12-09 | 凸版印刷株式会社 | 調光ユニット、および、調光ユニットの製造方法 |
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