JPH0467885A - 刺繍ミシンのためのデータ処理装置 - Google Patents

刺繍ミシンのためのデータ処理装置

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JPH0467885A
JPH0467885A JP18017490A JP18017490A JPH0467885A JP H0467885 A JPH0467885 A JP H0467885A JP 18017490 A JP18017490 A JP 18017490A JP 18017490 A JP18017490 A JP 18017490A JP H0467885 A JPH0467885 A JP H0467885A
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JP
Japan
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crossing
data
leg
trapezoidal
trapezoidal block
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Application number
JP18017490A
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English (en)
Inventor
Atsuya Hayakawa
敦也 早川
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は刺繍ミシンのためのデータ処理装置に関するも
のであり、特に、文字や図形の形状を規定する形状規定
線に沿って一定幅の千鳥縫いを行うことにより文字や図
形を刺繍するための刺繍データを処理する装置に関する
ものである。
従来の技術 形状規定線に沿って一定の幅で千鳥縫いを行うことによ
り、文字や図形の刺繍を行うことは既に知られている。
そして、本出願人は、先にこの千鳥縫い刺繍を行うため
の刺繍データを自動的に作成するデータ作成装置を開発
し、特許出願した。
特願平1−276700号として出願中のものがそれで
ある。
この装置は、形状規定線が折れ線である場合にはその折
れ線の各折れ点、形状規定線が曲線である場合にはそれ
を折れ線で近似した場合の各折れ点を表す点列データと
、形状規定線に沿って行うべき千鳥縫いの幅を表す千鳥
縫い輻データとから刺繍データを作成する装置である。
千鳥縫いで埋められるべき帯状の刺繍領域を複数の台形
ブロックに分割して刺繍データを作成するのであり、詳
しくは、形状規定線上の隣接2折れ点を結ぶ各線分に平
行でかつ互いの距離が千鳥縫い幅データにより表される
千鳥縫い幅に等しい第1および第2の仮想線を仮想し、
それら両仮想線のうち形状規定線の片側に位置するもの
同士の交点を求め、形状規定線の各線分の両端に対応す
る2個ずつ計4個の交点で決まる台形のブロックを1単
位の刺繍ブロックとして刺繍データを作成するのである
実際に刺繍を行うためには針落ち位置データ、すなわち
縫針が加工布を貫通する位置を表すデータが必要である
が、刺繍データ作成装置においては上記台形ブロックを
表す台形ブロックデータを刺繍データとして作成し、針
落ち位置データは刺繍の実行と並行して刺繍ミシンにお
いて作成されるようにすることも可能である。
このように帯状の刺繍領域を複数の台形ブロックに分割
し、それら台形ブロックの各々を千鳥縫いで埋めること
とすれば、刺繍データを自動で作成することができる。
しかし、この開発装置には、千鳥縫い幅の大きさの割に
隣接2折れ点の間の距離が小さい場合には、縫目が厚く
重なり合って美しい刺繍が得られなくなるという問題が
あることが判明した。第2図に示すように、千鳥縫い幅
の割に隣接2折れ点間距離が大きい場合には台形ブロッ
クABCDは脚が互に交差しない通常の台形を呈するた
め、殆どの場合、その台形の2つの底の間を千鳥縫いで
埋めることによって糸同士が厚く重なり合わない美しい
刺繍が得られるのであるが、第3図に示すように、千鳥
縫い幅の割に隣接2折れ点間距離が小さい場合には、台
形ブロックABCDの2つの脚同士が交差して、2個の
三角形が頂点でつながった形状の特殊な脚交差台形とな
り、それの2つの底の間を千鳥縫いで埋める場合には、
図から明らかなように糸同士が厚く重なり合い美しい刺
繍が得られないのである。
そこで、本出願人は、特願平2−120877号におい
て、1個以上の脚交差台形ブロックから成る脚交差台形
ブロック群を、脚が交差しない通常台形ブロックに変更
するデータ処理装置を提案した。この装置によれば、脚
交差台形ブロンクを含む千鳥縫い領域が脚交差台形ブロ
ックを含まない千鳥縫い領域に変更され、美しい千鳥縫
い刺繍が得られる。
発明が解決しようとする課題 しかし、その後、上記提案装置により千鳥縫い領域が変
更された場合に、千鳥縫い領域の形状が変更の前後で大
きく変化し、実際に得られた千鳥縫い刺繍が予定のもの
とは明瞭に巽なってしまう場合があることが判明した。
例えば、第4図に示すように、形状規定線が一部におい
て比較的小さい閉ループを描く場合には、多数(第4図
においては6個)の脚交差台形ブロックから成る脚交差
台形ブロック群が生じるが、この脚交差台形ブロック群
が上記提案装置により通常台形ブロックに変更された場
合には、第5図に実線で示す2つの通常台形ブロックと
なり、本来、二点鎖線で示されている領域にも刺繍が施
されるべきであるのに施されず、得られる刺繍の形状は
予定とは明瞭に異なったものとなってしまうのである。
本発明は、このように、千鳥縫い刺繍が予定のものとは
明瞭に異なってしまう事態の発生を回避し得るデータ処
理装置を得ることを課題として為されたものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本発明に係るデータ処理装
置は、第1図に示すように、(a)千鳥縫いを所定の千
鳥縫い幅で行うべき刺繍領域の形状を規定する形状規定
線上の点列のうち互いに隣接する2点をそれぞれ結ぶ線
分の各々に平行で相互の距離が前記千鳥縫い幅と一致す
る第1仮想線と第2仮想線とを仮想した場合に、相互に
隣接する第1仮想線同士の2つの交点と相互に隣接する
第2仮想線同士の2つの交点とを4つの頂点として定ま
る台形ブロックのデータを記憶する台形ブロンクデータ
記憶手段1と、(b)その台形ブロックデータ記憶手段
に記憶されたデータが表す複数の台形ブロックが、脚が
互いに交差する脚交差台形ブロックが1つ以上連続した
脚交差台形ブロック群を含む場合に、その脚交差台形ブ
ロック群を脚が交差しない2つの通常台形ブロックに変
更する台形ブロック群変更手段2と、(C)脚交差台形
ブロック群が前記台形ブロック群変更手段2により一括
して通常台形ブロックに変更されるに通したものである
か否かを判定する一括変更適否判定手段3と、(d)そ
の一括変更適否判定手段により一括変更に適さないと判
定された脚交差台形ブロンク群を一括変更に通した複数
の脚交差台形ブロック群に分割する脚交差台形ブロンク
群分割手段4とを含むように構成される。
作用 本発明に係るデータ処理装置においては、千鳥縫目で埋
められるべき複数の台形ブロックを表すデータが、台形
ブロックデータ記憶手段1に記憶されており、その複数
の台形ブロック中に脚が交差する脚交差台形ブロックの
群が存在する場合に、一括変更適否判定手段3がその脚
交差台形ブロック群が台形ブロック群変更手段2により
一括して通常台形ブロックに変更されるのに適したもの
であるか否かを判定する。適したものであれば、そのま
ま脚交差台形ブロック群が通常台形ブロック群に変更さ
れるのであるが、適さないものである場合には、脚交差
台形ブロック群分割手段4がその脚交差台形ブロック群
を一括変更に適した脚交差台形ブロック群に分割する。
そして、その分割された脚交差台形ブロック群を台形ブ
ロック群変更手段2が通常台形ブロックに変更する。
一括変更適否判定手段3は、例えば、形状規定線が脚交
差台形ブロック群内において180°より大きく向きが
変わっている場合に、−柄変更に適さないと判定するも
のとすることができる。このような場合に、−柄変更が
行われると実際得られる千鳥縫い刺繍が予定のものから
明瞭に異なったものとなり易いからである。
発明の効果 このように、本発明に係るデータ処理装置によれば、千
鳥縫い刺繍領域を規定する複数の台形ブロック群中に一
括変更に適さない脚交差台形ブロック群がある場合には
、脚交差台形ブロック群分割手段4により一括変更に適
した脚交差台形ブロック群に分割された後、台形ブロッ
ク群変更手段2により通常台形ブロックに変更されるた
め、その変更の前後で千鳥縫い領域の形状が大きく変わ
ってしまうことがなく、実際の千鳥縫い刺繍が予定とは
明瞭に異なったものとなってしまう事態の発生を回避す
ることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第6図は本発明に係るデータ作成装置により作成された
刺繍データに基づいて刺繍を行う自動ミシンの斜視図で
ある。テーブル10上にミシンアーム12が配設され、
その前端部に針棒支持ケース14が左右方向に移動可能
に取り付けられている。針棒支持ケース14は5本の針
棒16を上下動可能に支持しており、各針棒16の下端
には針18が取り付けられている。各針18にはそれぞ
れ、図示しない糸供給源から針棒支持ケース14上の糸
調子器20および天秤22を経て種類の異なる糸が供給
される。針棒支持ケース14はミシンアーム12に取り
付けられた針選択モータ24により駆動されて移動し、
5本の針棒】6および針18のいずれかを使用位置に位
置決めする。
使用位置に位置決めされた針棒16は図示しない動力伝
達機構を介してミシンモータ26に連結され、上下動さ
せられる。使用位置にある針棒16に対向する位置にミ
シンテーブル10からミシンベッド28が突設されてお
り、そのミシンベット28に針18と共同して加工布W
に縫目を形成するための糸輪捕捉器(図示省略)が設け
られている。
ミシンテーブル100両側方には2個のY方向移動枠3
0(第6図には一方のみ図示)が矢印Yの方向に移動可
能に設けられており、図示しないX軸駆動モータにより
正逆両方向に任意の距離だけ移動させられる。両Y方向
移動枠30間には支持枠32が張り渡されており、その
支持枠32によりX方向移動枠34が矢印Xの方向に移
動可能に支持されており、図示しないX軸駆動モータに
より正逆両方向に任意の距離だけ移動させられる。
X方向移動枠34には、加工布Wを着脱可能に保持する
加工布保持枠36が取り付けられており、結局、加工布
保持枠36はX=Y平面上の任意の位置へ移動可能であ
る。以上、Y方向移動枠30Y軸駆動モータ、X方向移
動枠34.X軸駆動モータ、加工布保持枠36等が加工
布送り装置38を構成している。
本自動ミシンの制御部を第7図に示す。この制御部はC
PU40.ROM42.RAM44を備えたコンピュー
タを主体とするものであり、CPU40には入出力ポー
ト46.駆動回路48.50.52を介して前記針選択
モータ24.ミシンモータ26および加工布送り装置3
8が接続されている。CPU40にはさらに磁気ディス
ク、磁気テープ等にデータを記録する外部記憶装置54
が接続されるとともに、入力制御回路56を介して入力
装置58が、また、表示制御回路60を介して表示装置
62がそれぞれ接続されている。入力装置58は作業者
が千鳥縫いデータ作成や刺繍の開始を指示したり、千鳥
縫いを規定する形状規定線上の点列データを選択する等
の入力操作を行うものであり、キーボードとマウス等の
ポインティングデハイスとを含んでいる。表示装置62
は、千鳥縫いを規定する形状規定線上の点列のデータや
作成された千鳥縫いのための台形ブロンクのデータ等を
作業者が目視できるように表示する手段であり、ブラウ
ン管等により構成される。
RAM44には第8図に示すように、点列データを記憶
する点列データエリア64を始めとする各種データの記
憶領域がワーキングエリアと共に設けられている。また
、ROM42にはミシンの作動を制御するための種々の
プログラムと共に、第9図ないし第14図のフローチャ
ートで表される刺繍データ作成プログラムが格納されて
いる。
以下、各フローチャートを参照しつつ、刺繍データの作
成について説明する。
刺繍データの作成に当たっては、まず、ステップSl(
以下、単にSlで表す。他のステップについても同様)
において、外部記憶装置54から点列データが読み込ま
れ、RAM44の点列データエリア64に格納されると
ともに、点の数が計数されて点数エリア66に格納され
る。点列データは前記入力装置58から作業者により入
力され、外部記憶装置54に格納されたものである。
続いて、S2において千鳥縫い幅データ、縫目密度デー
タおよび千鳥縫いデータの作成形式指定データが外部記
憶装置54から読み込まれ、それぞれRAM44の千鳥
縫い幅エリア68.縫目密度エリア70およびデータ形
式エリア84に格納される。この格納されたデータに基
づいて千鳥縫い幅等が表示装置62に表示され、作業者
がそれらを変更することを希望する場合には、入力装置
58から別のデータを入力すれば、千鳥縫い幅エリア6
8等のデータが変更される。なお、縫目密度データは各
台形ブロックの中線(2つの脚の中点同士を結ぶ線分)
の単位長さ当たりに形成されるべき縫目の数を表すもの
であり、データ形式指定データは、刺繍データが台形ブ
ロックデータのままで良いのか、実際の針落ち位置を表
す一針データ形式で作成すべきかを指定するデータであ
る。
上記点列データおよび千鳥縫い幅データに基づいてS3
において千鳥縫い領域を設定する処理が行われ、S4に
おいてその領域に千鳥縫い刺繍を行うための千鳥縫いデ
ータが作成され、S5において千鳥縫いデータが外部記
憶装置54に格納される。
上記S3の千鳥縫い領域設定処理は第10図の各ステッ
プから成っている。
まず、5101において、互いに隣接する2つの折点、
すなわち点PJとPl。1とを接続して線分子Jが作成
される。形状規定線りが第15図に一点鎖線で示す折線
である場合には、形状規定線りはその折線の各折点、す
なわち点P、ないしP、。
(P、はPoと、P、、。1はP、とそれぞれ同一)で
規定され、点列データは点PlないしP、、の各X、Y
座標値を表すデータである。したがって、互いに隣接す
る折点である点P、とP、。1とを結ぶ線分i4を作成
することができるのである。
続いて、5102において、第16図に示すように、線
分lJムこ平行で線分!、からそれぞれ千鳥縫い幅りの
1/2ずつ離れた2つの仮想線U、とd、とが引かれ、
5103において隣接する仮想線uj−+ とu、i 
との交点○、と、仮想線d j−1とd、との交点Qj
 とが求められ、線分!、の両端にそれぞれ対応する交
点0.、QJおよび0、。1゜Q j + 1 により
規定される台形ブロック(71:] −チャート中にお
いては台形と略記する)tlが作成される。作成された
台形ブロックtJのデータおよび数が3104において
それぞれ台形ブロックデータエリア72および台形数エ
リア74に格納される。
そして、5I05において、作成された台形ブロックt
、の中から2本の脚、すなわち線分的QJと線分O4゜
I QJ4. とが互いに交差する脚交差台形ブロック
が検索される。線分れの長さ、すなわち互いに隣接する
2点PJ、P、、間の距離に対して、千鳥縫い幅りが比
較的小さい場合には、第16図に示す台形ブロック1J
のように2つの脚は交差しない。それに対して、形状規
定線りが第17図に示すように、互いの距離が比較的小
さい隣接折点、すなわち点PJ、PJ、、や点P、。2
.P、。3.P、。6等により規定されるものである場
合には、上述の場合と同様にして求められる台形ブロッ
クが第18図に示すように2つの脚が互いに交差する脚
交差台形ブロンクとなる。脚交差台形ブロックは、第1
8図の左側に示すように、1個のみ独立して生しる場合
も、また、同図の右側に示すように、複数個(図示の例
では2個)が連続して生じる場合もある。これら連続し
て生じる脚交差台形の最初のものをtsで表し、最後の
ものをt8で表すこととすれば、第18図の左側に生し
る独立した1個の脚交差台形は1sであると同時にt、
であり、右側の2個の脚交差台形ブロックはそれぞれ1
..1.であることとなる。そして、これら1個以上の
脚交差台形ブロックから成る脚交差台形ブロック群の両
側に隣接する、脚が交差しない通常台形ブロックはそれ
ぞれt$−1+ te++  となる。
5105O脚交差台形ブロック群の検索終了後、510
6において脚交差台形ブロック群が有るが否かが判定さ
れ、有れば5107および108が実行されるが、無け
れば5107および108がスキップされる。
5107においては脚交差台形ブロックが一括して通常
台形ブロックに変更するに通したものであるか否かの判
定が行われ、適さない場合には適する複数個の脚交差台
形ブロック群に分割される。
そして、脚交差台形ブロック群の分割終了後、あるいは
分割の必要がなかった場合に、5108において脚交差
台形ブロック群を通常ブロックに変更する処理が行われ
る。
上記3105における脚交差台形ブロック群の検索は、
第11図のフローチャートに基づいて行われる。
まず、5201において台形ブロックの番号3脚交差台
形ブロック群の最初のものの番号S(スタート番号と略
称する)、同じく最後のものの番号e(エンド番号と略
称する)1脚交差台形ブロック群数mの初期化が行われ
る。台形ブロック番号jが1に、他のs、eおよびmは
全て0に設定されるのである。続いて5202において
、j番目の台形ブロックしJのデータが取り出され、5
203においてその台形ブロックの脚が交差するか否か
が判定される。
脚が交差する場合には、5204においてスタート番号
Sが0であるが否かの判定が行われ、0であれば、現に
取り出されている台形ブロックが1つの脚交差台形ブロ
ンク群の最初のものであることとなるので、5205に
おいて脚交差台形プロ・7り群数mが1増加させられ、
5206において台形ブロック番号jがスタート番号S
として設定される。一方、脚が交差しない場合には、5
203の判定結果がNOとなり、5207においてスタ
ート番号SがOであるか否かが判定され、0であれば5
208〜5210がスキップされるが、Oでなければ、
現に取り出されている台形ブロックが1つの脚交差台形
ブロック群の最後の脚交差台形ブロックに続く通常台形
ブロックであることとなるので、3208において台形
ブロック番号j−1がエンド番号eとしで設定され、5
209においてスタート番号Sとエンド番号eとが対に
してRAM44の脚交差台形ブロック群データエリア7
6のm番目の記憶領域に格納され、5210においてそ
れらスタート番号Sとエンド番号eとが初期化される。
これらの値がOに戻されるのである。
上記5206または5210の実行後、5211におい
て、台形ブロックデータエリア72に次の台形ブロック
があるか否かが判定され、あれば5212において台形
ブロック番号jがインクリメントされた上で再び520
2以降が実行される。
この実行の繰返しにより、脚交差台形ブロックが1個以
上連続する脚交差台形ブロック群が捜され、各脚交差台
形ブロック群の最初の台形ブロック番号がスタート番号
Sとして、また、最後の脚交差台形ブロックの番号がエ
ンド番号eとして、対にして脚交差台形ブロック群デー
タエリア76に格納される。
そして、すべての台形ブロックが取り出され、5211
の判定結果がNOとなった場合には、5213において
スタート番号SがOであるか否かが判定され、Oであれ
ば脚交差台形検索処理が終了し、0てなければ5214
において台形ブロック番号j−1がエンド番号eに設定
され、5215においてスタート番号とエンド番号eと
が脚交差台形ブロンク群データエリア76に格納されて
、脚交差台形検索処理が終了する。5214および52
15は一つの刺繍領域が脚交差台形プロ、7り群で終わ
る場合に必要なステップである。
前記5107における脚交差台形ブロック群分割処理は
、第12図の各ステップの実行により行われる。
まず、5301において、脚交差台形ブロック群データ
エリア76と台形ブロックデータエリア72とのデータ
に基づいて、全ての脚交差台形ブロック群のデータが分
割未済スタック78に積み込まれる。脚交差台形ブロッ
ク群データエリア76には、各脚交差台形ブロック群の
最初と最後の台形ブロック番号が対にして格納されてお
り、これら各対の番号に基づいて台形ブロックデータエ
リア72から各脚交差台形ブロンク群に属する台形ブロ
ックデータが分割未済スタック78に転送されるのであ
る。
次に、5302において、最初の脚交差台形ブロック群
のデータが取り出され、5303において、領域■、■
の設定が行われる。すなわち、第19図に示すように、
脚交差台形ブロック群の最初の脚交差台形ブロックts
に対応する線分18の端点P Solを通り、線分子5
に直角な直線Vの両側の領域がそれぞれ領域1.IIと
して設定されるのである。続いて、5304において、
次の台形ブロック1.が取り出される。最初は第19図
の台形ブロックしs。、が取り出されるのである。
そして、5305においてこの台形ブロックt58の線
分子X (台形ブロックも、、。、においては線分p、
、、)を含む直線と、線分!5を含む直線との交点Rヶ
が求められ、5306においてこの交点R7が線分β5
の端点P5と同一領域に属するが否かが判定される。台
形ブロックし5.1についてはこの判定の結果がNOと
なるため、5307において台形ブロックtXは脚交差
台形ブロンク群の最後の脚交差台形ブロックt、である
が否かの判定が行われ、判定の結果がNoであれば再び
5304以降が実行される。
この実行が繰り返されるうち、5305において求めら
れる交点R,が第19図の左上隅に示す交点R,となっ
たとき、5306の判定結果がYESとなり、3308
において台形ブロック1゜からtx−+までの台形ブロ
ックデータが分割済みスタック80の一記憶領域に積み
込まれ、3309において台形ブロック1Xから台形ブ
ロックt8までの台形ブロックデータが分割済みスタッ
ク80の次の記憶領域に積み込まれる。第19図に示す
脚交差台形ブロック群は、その内部で形状規定線が18
0度以上向きを変えるため、−括して変更処理するには
不適当なものであるとして、第20図および第21図に
示す2つの脚交差台形ブロック群に分割されるのである
一方、分割未済スタック78から取り出された脚交差台
形ブロック群が、第18図の左側あるいは右側に示すよ
うなものである場合には、5306の判定結果がYES
となる前に、5307の判定結果がYESとなり、53
10において脚交差台形ブロックtsからt8までの台
形ブロックデータが分割済みスタック80に積み込まれ
る。これら脚交差台形ブロック群は分割されないのであ
る。
5309または5310の実行後、5311において分
割未済スタック78に脚交差台形ブロック群のデータが
無くなったか否かの判定が行われ、判定の結果がNoで
あれば、5312において次の脚交差台形ブロック群の
ブロックデータが取り出されて再び5303以降が実行
されるが、判定の結果がYESとなれば、脚交差台形ブ
ロック群の分割処理が終了する。
前記5108における脚交差台形ブロック群の変更処理
は、第13図のステップの実行により行われる。
まず、5401において、分割済みスタック80から最
初の脚交差台形ブロック群のデータが取り出される。こ
の脚交差台形ブロンク群が第18図の左側に示す1個の
脚交差台形ブロック1.  (t8でもある)であると
すれば、脚交差台形ブロンクし、、と第22図に示すよ
うにその両側に隣接する2個の通常台形ブロックj s
−1,L ear とが2個の通常台形ブロックに変更
される。すなわち、5402において仮想線us−++
 u l”l+ d S−1+ d l!”1が引かれ
、5403において仮想線u5−1と仮想線u3゜、と
の交差角度αが演算される。そして、5404において
交差角度αが設定角度β(例えば90°)以上であるか
否かの判定が行われ、第22図に示すように、交差角度
αが設定角度β以上である場合には、5405において
、仮想線Us−1と仮想線U、。1の交点08゜と仮想
線d S−1と仮想線d、Iの交点Q□が求められる。
そして、5406において、1つの脚交差台形ブロック
t。
とその両側に隣接する2つの通常台形ブロックを雰−1
とt、、。1とが、第24図に示すように台形ブロック
○% −I Q $ −10S @ Q S eと台形
ブロックOseQ S e Oe 41 Q 1141
 との2つの通常台形ブロックに変更されるのである。
変更後の台形ブロックのデータは、台形ブロックデータ
エリア72の1つの脚交差台形ブロックts とその両
側に隣接する2つの通常台形ブロンクt8−5とt、。
、とのデータが格納されていた記憶領域に格納される。
ただし、変更前は3個であった台形ブロックが変更後は
2個に減るため、記憶領域が1つ過剰となる。したかっ
て、変更後の通常台形ブロックLs−1とt2゜とのデ
ータは、前に詰めて格納され、残った1つの記憶領域に
はデータが無い旨を表すデータが格納される。
5405,406の実行後、5407において分割済み
スタック80にもう脚交差台形ブロック群のデータがな
いか否かが判定され、判定の結果がNoであれば、54
08において次の脚交差台形ブロック群のデータが取り
出される。それによって第18図の右側に示す2個の脚
交差台形ブロック1s、1..から成る脚交差台形ブロ
ック群が取り出されたとする。この場合には、交差角度
αが設定角度βより小さいため、5404の判定に続い
て5409が実行され、USS側板綿線d8側板想線と
の交点Oseと、dSS側板綿線u8側板想線と交点Q
 s eとが求められる。第23図において次の順序で
各交点OS @ + Q 、、*が求められ、それら各
交点により脚交差台形ブロック群が脚交差台形ブロック
を含まない通常台形ブロックのみの群に変更され得るか
否かが調べられて、通常台形ブロックのみの群に変更さ
れ得る交点OS、、Q、。
が得られたならば、それら交点OSe+  QSeが台
形ブロック変更用の交点として採用されるのである。
(1)仮想線u5と仮想線d、との交点Oseと、仮想
線d5と仮想線u8との交点Q、、8(2)仮想線u5
〜1と仮想線d8との交点0.8と、仮想線ds−1と
仮想線U、との交点Q、、8(3)仮想線u5と仮想線
d8゜1との交点Oseと、仮想線d5と仮想線U、。
1との交点Q s e(4)仮想線us−+ と仮想線
d8.1との交点0.、、と、仮想線d s−1と仮想
線u8゜、との交点Q s eなお、第23図の例では
、台形ブロック0S−IQs−+ Oso Q seは
、先の変更処理で求められた第24図の台形ブロック○
5eQseO□IQe。1である。
第23図の脚交差台形ブロック群の変更が行われる際に
、台形ブロックデータエリア72においてその脚交差台
形プロ、7り群の直前の記憶領域に格納されているデー
タはデータ無しを表すデータであるため、そのデータが
無視されてその前のデータが読み出されるのである。
第23図の例においては、上記(1)の場合に第25図
に示すように脚交差台形ブロックO,Q、0seQs*
とQ、、O,、O,Q、とを含み、(2)の場合には第
26図に示すように脚交差台形ブロックQ8゜0□O,
Q、を含み、(3)の場合には第27図に示すように脚
交差台形ブロックO,Q、OS、Q、、を含むため、こ
れらの場合の交点0.、、Q□は採用されない。そして
(4)の場合に始めて第28図に示すように脚交差台形
ブロックを含まなくなるため、第28図の交点○Sl!
+  QSeが採用され、5410において、第23図
の脚交差台形ブロック群t@乞いとその両側に隣接する
2つの通常台形ブロックt、、−1、t、。1とが第2
8図の2つの通常台形ブロックOS −I  Q s 
−103eQSl!+  QSeO5@O1!4Q1゜
1に変更される。
それに対して、第19図に示す脚交差台形ブロック群が
分割された第20図に示す脚交差台形ブロック群につい
ては、第29図に示すように、仮想線uSが仮想線d8
と点Osoにおいて交わり、仮想線dSが仮想線U、と
点Q58において交わるため、5409において交点O
Se+  QSeが採用され、5410において第29
図の脚交差台形ブロック群1S、1.。+、tQ々(第
30図に示す台形ブロックO,QsO,,Qs、と台形
ブロックQ、、0seoe Qeとに変更される。第2
1図に示す脚交差台形ブロック群についても同様の変更
が行われる。
このように、5402ないし5410が繰り返し実行さ
れ、分割済みスタック80にもはや脚交差台形ブロック
群がない状態となれば、5407の判定結果がYESと
なり、1つの刺繍領域の脚交差台形ブロック群の通常台
形ブロックへの変更処理が終了する。
以上の実行により、第18図および第19図の脚交差台
形ブロックを含む刺、fJi SI域はそれぞれ、第3
1図および第32図に示す通常台形ブロックのみから成
る刺繍領域に変更される。
前記S4における千鳥縫いデータの作成処理は第14図
のステップの実行により行われる。
まず、5501において、現在の針落ち位置フラグが1
に設定される。このフラグはlと2とのいずれかに設定
され、lの場合は現在の針落ち位置が仮想線U側にある
ことを意味し、2の場合には仮想線d側にあることを意
味する。
次に、5502において台形プロ・ンクデータユリア7
2から最初の台形ブロックのデータが取り出され、55
03においてそのデータがデータ無しを示すものである
か否がか判定され、そうでなければ5504において、
データ形式エリア84に格納されているデータ形式指定
データに基づいて、千鳥縫い刺繍のデータがブロックデ
ータ形式で求められているのが、あるいは−針データ形
式で求められているのがが判定される。ブロックデータ
形式で求められている場合ムこは、取り出されたデータ
がデータ無しを表すデータではない限り、そのまま千鳥
縫いデータエリア82に格納される。
それに対して、取り出されたデータがデータ無しを表す
ものである場合には、5504,505がスキップされ
るため、データ無しを表すデータは千鳥縫いデータエリ
ア82には格納されない。続いて、5506において、
台形数エリア74に格納されている台形数が1減じられ
、5507において台形数エリア74の値が0か否か、
すなわち全ての台形プコックについての千鳥縫いデータ
の作成が終了したか否かが判定され、終了していなけれ
ば8508において次の台形ブロックのデータが取り出
される。
以上の繰り返しの結果、台形ブロックデータエリア72
のデータがすべて取り出され、台形数エリア74の値が
0になれば、5507の判定結果がYESとなり、ブロ
ックデータ形式の千鳥縫いデータの作成が終了する。
一方、求められている千鳥縫いデータの形式が一針デー
タ形式である場合には、5509において、取り出され
た台形ブロックの2つの脚の中点が求められ、5510
においてそれら中点間の距離が求められる。そして、5
511においてその距離が縫目密度エリア70の縫目密
度によって割られることにより、縫目本数aが演算され
、5512において2つの底(仮想線u、d)上の針落
ち点数す、cが求められる。針落ち点数す、  cには
各台形ブロックの頂点は含められず、次のように演算さ
れる。
縫目本数aが奇数の場合 b = a / 2 c = a / 2 縫目本数aが偶数の場合 現在の針落ち位置フラグが1の場合 b = a / 2−1 c = a / 2 現在の針落ち位置フラグが2の場合 b = a / 2 c = a / 2−1 続いて、5513において、2つの底上における各針落
ち位置のX、Y座標が求められ、現在の針落ち位置から
それらの座標データが交互に千鳥縫いデータエリア82
に格納される。これによって、1個の台形ブロックを千
鳥縫目で埋めるための針落ち位置のデータの作成が終了
する。その後、5514において縫目本数aが偶数であ
るか否かが判定され、偶数である場合には5515にお
いて現在の針落ち位置フラグが変更される。それまでの
値が1であった場合には2に、2であった場合には1に
それぞれ変更されるのである。縫目本数aが奇数である
場合には5515はスキップされる。
以後、同様に各台形ブロックについて針落ち位置のデー
タが求められ、千鳥縫いデータエリア82に格納される
が、取り出されたデータがデータ無しを表すものである
場合には、5504,505.509〜515がスキッ
プされ、次の台形ブロンクのデータが取り出される。そ
して、全ての台形ブロックデータが取り出された後に、
5507の判定結果がYESとなり、−針データ形式の
千鳥縫いデータの作成が終了する。
作成された千鳥縫いデータは前記S5において外部記憶
装置54の磁気テープ、磁気ディスク等に格納される。
そして、実際の刺繍実行時には、これら磁気テープ等か
ら千鳥縫いデータがRAM44に読み込まれて使用され
る。その結果、第18図に示す刺繍領域については第3
3図に示す千鳥縫い刺繍が行われ、第19図に示す刺繍
領域については第34図に示す千鳥縫い刺繍が行われる
これら千鳥縫い刺繍はそれぞれ予定の刺繍領域をほぼ正
確に埋めるものであり、かつ、糸が厚く重なり合う部分
がないため美しいものとなる。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
RAM440台台形ブロックデータエリアフ2台形ブロ
ックデータ記憶手段1を構成し、CPU40  ROM
42およびRAM44の5401〜5410を実行する
部分が台形ブロック群変更手段2を構成している。また
、CPtJ40ROM42およびRAM44の5301
−S307 5311および5312を実行する部分が
、一括変更適否判定手段3を構成し、5308および5
309を実行する部分が脚交差台形ブロック群分側手段
4を構成している。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、これは文
字通り例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形
、改良を施した態様で、本発明を実施することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示すブロック図である
。第2図および第3図は脚交差台形ブロックが生じた場
合の不都合を説明するための図であり、第4図および第
5図は形状規定線が比較的小さいループを描く場合に、
先に提案した装置によりデータ処理を行った際に生じる
不都合を説明するための図である。第6図は本発明の一
実施例であるデータ処理装置を含むデータ作成装置によ
り作成されたデータによって千鳥縫い刺繍を行う自動ミ
シンを示す斜視図であり、第7図はそれの制′4B”J
置を示すブロック図、第8図はその制御装置のRAMの
構成を概念的に示す図である。第9図〜第14図は上記
制御装置のROMに格納されている制御プログラムのう
ち、本発明に関連の深い部分のみを取り出して示すフロ
ーチャートである。第15図〜第32図は上記制御装置
の作動を説明するための図であり、特に、第19図は上
記制御装置による一括変更適否の判定を説明するための
図、第20図および第21図は第19図の脚交差台形ブ
ロック群が2つの脚交差台形ブロック群に分割された状
態を示す図、第29図および第30図はその分割された
脚交差台形ブロック群の通常台形ブロックへの変更を示
す図である。第33図および第34図は前記制御装置に
よって作成された千鳥縫いデータの実行により得られる
千鳥縫い刺繍を概念的に示す図である。 12:ミシンアーム  14:針棒支持ケース16:針
棒      18二針

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 千鳥縫いを所定の千鳥縫い幅で行うべき刺繍領域の形状
    を規定する形状規定線上の点列のうち互いに隣接する2
    点をそれぞれ結ぶ線分の各々に平行で相互の距離が前記
    千鳥縫い幅と一致する第1仮想線と第2仮想線とを仮想
    した場合に、相互に隣接する第1仮想線同士の2つの交
    点と相互に隣接する第2仮想線同士の2つの交点とを4
    つの頂点として定まる台形ブロックのデータを記憶する
    台形ブロックデータ記憶手段と、 その台形ブロックデータ記憶手段に記憶されたデータが
    表す複数の台形ブロックが、脚が互いに交差する脚交差
    台形ブロックが1つ以上連続した脚交差台形ブロック群
    を含む場合に、その脚交差台形ブロック群を脚が交差し
    ない2つの通常台形ブロックに変更する台形ブロック群
    変更手段と、前記脚交差台形ブロック群が前記台形ブロ
    ック群変更手段により一括して通常台形ブロックに変更
    されるに適したものであるか否かを判定する一括変更適
    否判定手段と、 その一括変更適否判定手段により一括変更に適さないと
    判定された脚交差台形ブロック群を一括変更に適した複
    数の脚交差台形ブロック群に分割する脚交差台形ブロッ
    ク群分割手段と を含むことを特徴とする刺繍ミシンのためのデータ処理
    装置。
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