JPH0467410B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0467410B2
JPH0467410B2 JP60202053A JP20205385A JPH0467410B2 JP H0467410 B2 JPH0467410 B2 JP H0467410B2 JP 60202053 A JP60202053 A JP 60202053A JP 20205385 A JP20205385 A JP 20205385A JP H0467410 B2 JPH0467410 B2 JP H0467410B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
power
intermediate circuit
value
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60202053A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6264201A (ja
Inventor
Masaaki Wakao
Shigenori Kinoshita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP60202053A priority Critical patent/JPS6264201A/ja
Publication of JPS6264201A publication Critical patent/JPS6264201A/ja
Publication of JPH0467410B2 publication Critical patent/JPH0467410B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内燃機関と発電機と半導体電力変
換器とを搭載して誘導電動機で駆動している内燃
機間駆動電気式車両を減速させる際の制動装置に
関する。
〔従来の技術〕
大形のダンプトラツクや自走式クレーン車等の
大形建設機械用車両などの駆動装置は機械式であ
つて、原動機としての内燃機関と、この内燃機関
からの動力を車輪へ伝達するためのクラツチ、減
速歯車、差動歯車等が必要であるが、内燃機関で
交流発電機を駆動し、この交流発電機の出力を半
導体電力変換器で可変電圧・可変周波数の交流電
力に変換し、この交流電力を誘導電動機に与えて
車両を走行させる電気式にすれば、この車両に搭
載する駆動装置が機械式の場合よりも小形・軽量
になり、保守・点検も容易になる利点がある。更
に長い坂を発電制動等の非機械式抑速制動で下る
ことが出来る利点も有しているので、電気式の駆
動装置が多用されるようになつてきている。
第5図は3相誘導電動機で車輪を駆動する構成
の内燃機関駆動電気式車両の従来例を示した主回
路接続図である。この第5図において、デイーゼ
ルエンジンなどの内燃機関1に同期発電機2を結
合し、この同期発電機2が出力する交流電力を第
1電力変換器としてのダイオード整流器3で直流
電力に変換する。ゲートターンオフサイリスタで
構成している第2電力変換器としてのGTOイン
バータ8の直流側と、ダイオード整流器3の直流
側とを結合している直流中間回路4にはフイルタ
コンデンサ4Cとフイルタリアクトル4Lとで構
成したフイルタを設けて、ダイオード整流器3が
出力する直流電力に含まれているリツプル分を吸
収・除去し、平滑された直流電力をGTOインバ
ータ8へ与える。尚、GTOインバータ8は左車
輪用GTOインバータ8Lと右車輪用GTOインバ
ータ8Rとで構成していて、例えばパルス幅変調
制御により入力する直流電力を所望の電圧と周波
数の交流電力に変換する。
誘導電動機9(左車輪用誘導電動機9Lと右車
輪用誘導電動機9Rとで構成)はGTOインバー
タ8からの交流電力により車輪を駆動するので、
当該内燃機関駆動電気式車両は所望の速度で走行
することが出来る。ここで、左車輪用誘導電動機
9Lは左車輪用GTOインバータ8Lから交流電
力の供給を受け、右車輪用誘導電動機9Rは右車
輪用GTOインバータ8Rから交流電力の供給を
受けてそれぞれが別個に制御されるので、差動歯
車無しで曲線を円滑に走行出来るし、車輪と地面
との間に滑りを生じてもこの滑りを素早く解消さ
せることも出来る。
直流中間回路4の正負極間には制動抵抗器6と
チヨツパ7との直列回路を接続している。内燃機
関駆動電気式車両が減速する際には誘導電動機9
は発電機運転となるので、当該車両の運動エネル
ギーは交流電力に変換されてこの誘導電動機9か
ら出力する。GTOインバータ8はこの交流電力
を直流電力に変換して直流中間回路4へ返還す
る。チヨツパ7はその通流率を変化させて、変換
された時流電力をこの制動抵抗器6で消費する際
の電力量を制御しており、これによりこの車両の
制動力を加減している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらチヨツパ7は電動機2台分(左車
輪用誘導電動機9Lと右車輪用誘導電動機9R)
の制動エネルギーを制御せねばならないので大電
力をオン・オフ出来る能力を必要とする。従つて
このチヨツパ7は大形になつて当該車両の本来の
目的に使用する載貨重量とスペースが減少してし
まう不都合があるし、装置が高価になる不都合も
併せて有する。
この発明は、発電制動用主回路機器が大形化・
高価格化するのを回避しつつ制動エネルギーを制
御することが出来る内燃機関駆動電気式車両の制
動装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明において
は、内燃機関1と、内燃機関1に結合した交流発
電機2と、交流発電機2の出力を直流電力に変換
して直流中間回路4へ出力する第1電力変換器3
と、直流中間回路4の直流電力を所望の電圧と周
波数の交流電力に変換して車輪に結合した誘導電
動機9L,9Rを駆動する第2電力変換器8L,
8Rと、からなる内燃機関駆動電気式車両がその
速度を低下させる制動時には、誘導電動機9L,
9Rが当該車両が保有している運動エネルギーを
交流電力に変換して出力し、第2電力変換器8
L,8Rはこの交流電力を直流電力に変換して直
流中間回路4へ返還し、この返還された直流電力
を直流中間回路4に設置した抵抗器6で消費する
構成の内燃機関駆動電気式車両の制動装置に対し
て、 誘導電動機9L,9Rの回転速度を検出する速
度検出器12L,12Rからの電動機速度検出値
NL,NRと直流中間回路4の電圧検出値VDとを入
力して制動時の電動機速度NL,NRの平均値Nが
零から基底速度までの範囲では直流中間回路電圧
VDを平均電動機速度Nの平方根に比例させ、且
つ基底速度よりも高い速度範囲では直流中間回路
電圧VDを一定値に維持する制御信号を第2電力
変換器8L,8Rへ出力する制動制御回路10を
設けた。
そうしてこの制動制御回路10は、制動時の平
均電動機速度Nが零から基底速度までの範囲では
平均電動機速度Nの平方根に比例し且つ基底速度
よりも高い速度範囲では一定値となる直流中間回
路電圧指令値VDを出力する直流中間回路電圧指
令手段21、この直流中間回路電圧指令値V* D
直流中間回路電圧検出値VDとの偏差を零に制御
する滑り周波数値FSを出力する滑り周波数調節手
段(加算器105)と、滑り周波数値FSから第2
電力変換器周波数値F1を演算する周波数演算手
段(加算器111)と、制動時の平均電動機速度
が零から基底速度までの範囲では電動機速度Nに
比例し、且つ基底速度よりも高い速度範囲では一
定値となる電動機電圧指令値V* Mを出力する電動
機電圧指令手段23と、電動機電圧の指令値V* M
と直流中間回路電圧検出値VDとから変調率αを
演算する変調率演算手(除算器110)と、この
変調率演算値αと第2電力変換器周波数値F1
を入力して、これに対応した制御信号を前記第2
電力変換器8L,8Rへ与える第2電力変変換器
制御手段(パルス幅変調回路106)と、を備え
るものとした。
〔作用〕
内燃機関1と交流発電機2とを結合し、交流発
電機2の出力を第1電力変換器3と第2電力変換
器8L,8Rとを介して車輪駆動用誘導電動機9
L,9Rへ供給し、この車両の牽引力と走行速度
を制御すると共に、制動時には第1電力変換器3
の直流側と第2電力変換器8L,8Rの直流側と
を結合している直流中間回路4へ制動エネルギー
を直流電力の形で返還し、この直流中間回路4に
接続した抵抗器でこの直流電力を消費して制動力
を得るのであるが、この制動時に、制動制御回路
10は、電動機速度検出値NL,NRと直流中間回
路4の電圧検出値VDとを入力して、制動時の平
均電動機速度Nが零から基底速度までの範囲では
直流中間回路電圧VDを平均電動機速度Nの平方
根に比例させ、且つ基底速度よりも高い速度範囲
では直流中間回路電圧VDを一定値に維持する制
御信号を第2電力変換器8L,8Rへ出力して第
2電力変換器を制御し、直流中間回路電圧VD
変化させて抵抗器6での消費電力を制御すること
により、大容量チヨツパを使用することなく、制
動力の調整を行う。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を表した回路図である
が、この第1図に図示の内燃機関1、同期発電機
2、第1電力変換器としてのダイオード整流器
3、フイルタコンデンサ4C、フイルタリアクト
ル4L、制動抵抗器6、第2電力変換器としての
GTOインバータ8(左車輪用GTOインバータ8
Lと右車輪用GTOインバータ8R)、及び誘導電
動機9(左車輪用誘導電動機9Lと右車輪用誘導
電動機9R)の名称・用途・機能は第5図で既述
の従来例回路の場合と同じであるから、これらの
説明は省略する。
この第1図に図示の実施例回路では、制動抵抗
器6はスイツチ素子11を介して直流中間回路4
の正負極間に接続している。更にこの制動抵抗器
6での消費電力即ち内燃機関駆動電気式車両の制
動力を制御するために、速度検出器12L,12
R及び制動制御回路10を設けている。この制動
制御回路10は前述の速度検出器12L,12R
が検出する電動機速度NL,NRと、直流中間回路
電圧VDとを入力し、検出電動機速度NL,NRの平
均値Nと直流中間回路電圧VDとにより得られる
出力信号をGTOインバータ8に与えてこれを制
御するのであるが、その制御動作は第2図と第3
図とを使つて以下に説明する。
第2図は誘導電動機が力行運動しているときの
速度特性を表したグラフである。横軸は電動機速
度であつてN1は当該電動機の基底速度を、N2
最高速度を表している。電動機速度零から基底速
度N1迄の速度範囲では、この誘導電動機は定ト
ルク特性で運転し、基底速度N1から最高速度N2
までの速度範囲では、定出力特性で運転するもの
とするが、このときの電動機トルクT、電動機出
力P、電動機電圧VM、及び直流中間回路電圧VD
の変化が図示されている。
この第2図で明らかなように、力行時には直流
中間回路電圧VDは全速度範囲で一定であり、電
動機電圧VMは定トルク領域ではGTOインバータ
8を制御することにより平均電動機速度に比例
し、且つ定出力領域では直流中間回路電圧VD
定まる一定値である。
第3図は誘導電動機を制動運転している場合の
速度特性を表したグラフであるが、第2図の場合
と同様に横軸は電動機速度であつてN1は当該電
動機の基底速度を、N2は最高速度を表している。
この第3図に図示のように、制動運転の場合は誘
導電動機9の滑り周波数値を負にすることで電動
機からのエネルギーを直流中間回路へ返還する
が、この際の電動機トルクT、直流中間回路電力
P、電動機電圧VM、及び直流中間回路電圧VD
変化が図示されている。
ここで基底速度N1から最高速度N2までの定出
力領域では、直流中間回路電力Pは一定であるか
ら、直流中間回路電圧VDも一定である。一方、
速度零から基底速度N1までの定トルク領域では、
直流中間回路電力Pは(1)式に示すように電動機速
度Nに比例した変化となる。
P∝N ………(1) 制動抵抗器6の抵抗値をRとすると直流中間回
路電力Pは(2)式に示す如くになる。
P=(VD2/R ………(2) それ故定トルク領域においては、下記の(3)式に
示すように直流中間回路電圧VDは電動機速度N
の平方根に比例するように変化させればよい。
VD∝(N)1/2 ………(3) 実際に検出される電動機速度は、各誘導電動機
9L,9Rに対応してNL,NRの2個であるが、
制御に際してはこれらNL,NRの平均値を電動機
速度Nとすればよい。
又、この定トルク領域では電動機電圧VMを速
度に比例させるのであるが、これはGTOインバ
ータ8を制御することで達成出来る。
制動抵抗器6の抵抗値Rは一定値であるから、
直流中間回路電圧VDを下記の(4)式に従つて変化
させれば所要の制動力を得ることが出来る。この
(4)式は前述の(3)式か導かれ、直流中間回路電圧
VDは電動機の滑り周波数を制御することで得ら
れる。
VD=(R・P)1/2 ………(4) 第4図は第1図の制動制御回路10の構成を示
すブロツク回路図である。即ち制動制御回路10
は制動力指令器103、関数発生器101と乗算
器102と演算回路104とで構成された直流中
間回路電圧指令手段としての直流中間回路電圧指
令回路21、滑り周波数調節手段としての周波数
調節器105、周波数演算手段としての加算器1
11、関数発生器107と平方根演算器108と
乗算器109とで構成している電動機電圧指令手
段としての電動機電圧指令回路23、変調率演算
手段としての除算器110、及び第2電力変換器
制御手段としてのパルス幅変調回路106と、に
より構成されている。
この第4図において、関数発生器101は、制
動制御回路10に入力される電動機速度検出値
NL,NRから図外の平均値演算器でこれらNL
NRの平均値を演算して得られた、平均電動機速
度Nを入力してその速度に対応する制動電力の上
限値を出力する関数発生器であつて、この関数発
生器101の出力と制動力指令器103の出力と
の乗算演算を乗算器102で行つて制動電力P*
を得る。演算回路104はこの制動電力P*を入
力して(4)式の演算により直流中間回路電圧指令値
V* Dを出力する。直流中間回路電圧VDとこの演算
回路104が出力する直流中間回路電圧指令値
V* Dとを滑り周波数調節器105へ入力すると、
この滑り周波数調節器105は両入力の偏差を零
にする滑り周波数値FSを出力する。そこで誘導電
動機9の回転速度に対応した同期周波数値Frから
この滑り周波数値FSを減算する演算を加算器11
1で行えば、GTOインバータ周波数値F1が得ら
れるのでこのGTOインバータ周波数値F1をパル
ス幅変調回路106へ与える。
一方、関数発生器107は平均電動機速度Nを
入力してこの速度に対応した電動機電圧の上限値
を出力するので、平方根演算器108が出力する
制動力指令器103の出力の平方根演算値と前述
した関数発生器107の出力とを乗算器109に
おいて掛け合わせることにより、電動機電圧指令
値V* Mを得る。この電動機電圧指令値V* Mを直流
中間回路電圧V* Dで割り算する演算を除算機11
0で行うことにより、除算器110は変調率αを
パルス幅変調回路106へ出力する。
パルス幅変調回路106はこの変調率αと前述
のGTOインバータ周波数値F1とを入力して、
GTOインバータ8が出力する交流の電圧と周波
数をこの値に制御するするので、直流中間回路電
圧VDが直流中間回路電圧指令値V* Dに一致するよ
うに誘導電動機9が出力する制動エネルギーを制
御するので、所望の制動力が得られることにな
る。
〔発明の効果〕
この発明によれば、内燃機関で交流発電機を駆
動し、この交流発電機の出力を第1電力変換器と
第2電力変換器とを介して誘導電動機に与え、こ
の誘導電動機で車両を走行させている内燃機関駆
動電気式車両を減速させる際は、誘導電動機が発
生する電力を第2電力変換器を介して直流中間回
路へ返還し、この直流中間回路に接続している制
動抵抗器で返還電力を消費することで制動力を発
生させるのであるが、このとき第2電力変換器を
制御して直流中間回路電圧を変化させて制動抵抗
器の消費電力を加減しているので、これにより所
望の制動力を得ることが出来る。それ故制動抵抗
器の抵抗値は一定値でよいので、従来のようなタ
ツプ付制動抵抗器とする必要は無い。又制動抵抗
器を使用する際に直流中間回路へ接続するスイツ
チ素子を備えておけば、制動力の制御は第2電力
変換器が行うので、この制動抵抗器に流れる電流
をオン・オフ制御するためのチヨツパを不要に出
来るので、直流中間回路に設置する発電制動用主
回路機器の構成が簡素になり、容積・重量が軽減
されるばかりでなく、価格も低下出来る効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を表した回路図、第2
図は誘導電動機が力行運転しているときの速度特
性を表したグラフ、第3図は誘導電動機を制動運
転している場合の速度特性を表したグラフ、第4
図は第1図の制動制御回路の構成を表したブロツ
ク回路図、第5図は3相誘導電動機で車輪を駆動
する構成の内燃機関駆動電気式車両の従来例を示
した主回路接続図である。 1:内燃機関、2:同期発電機、3:第1電力
変換器としてのダイオード整流器、4:直流中間
回路、6:制動抵抗器、7:チヨツパ、8:第2
電力変換器としてのGTOインバータ、8L:第
2電力変換器としての左車輪用GTOインバータ、
8R:第2電力変換器としての右車輪用GTOイ
ンバータ、9:誘導電動機、9L:左車輪用誘導
電動機、9R:右車輪用誘導電動機、10:制動
制御回路、11:スイツチ素子、12L:左電動
機速度検出器、12R:右電動機速度検出器、2
1:直流中間回路電圧指令手段としての直流中間
回路電圧指令回路、23:電動機電圧指令手段と
しての電動機電圧指令回路、101:関数発生
器、102:乗算器、103:制動力指令器、1
04:演算回路、105:滑り周波数調節手段と
しての滑り周波数調節器、106:第2電力変換
器制御手段としてのパルス幅変調回路、107:
関数発生器、108:平方根演算器、109:乗
算器、110:変調率演算手段としての除算器、
111:周波数演算手段としての加算器、VD
直流中間回路電圧、V*D:直流中間回路電圧指令
値、NL:左電動機速度検出値、NR:右電動機速
度検出値、N:平均電動機回転速度、FS:滑り周
波数値、F1:第2電力変換器周波数値としての
インバータ周波数値、V* M:電動機電圧指令値、
α:変調率。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関1と、この内燃機関1に結合した交
    流発電機2と、この交流発電機2の出力を直流電
    力に変換して直流中間回路4へ出力する第1電力
    変換器3と、前記直流中間回路4の直流電力を所
    望の電圧と周波数の交流電力に変換して車輪に結
    合した誘導電動機9L,9Rを駆動する第2電力
    変換器8L,8Rと、からなる内燃機関駆動電気
    式車両がその速度を低下させる制動時には、前記
    誘導電動機9L,9Rは当該車両が保有している
    運動エネルギーを交流電力に変換して出力し、前
    記第2電力変換器8L,8Rはこの交流電力を直
    流電力に変換して前記直流中間回路4へ返還し、
    この返還された直流電力を直流中間回路4に設置
    した抵抗器6で消費する構成の内燃機関駆動電気
    式車両の制動装置において、 前記誘導電動機9L,9Rの回転速度を検出す
    る速度検出器12L,12Rからの各電動機速度
    検出値NL,NRと直流中間回路4の電圧検出値VD
    とを入力して、制動時の各電動機速度NL,NR
    平均値Nが零から基底速度までの範囲では直流中
    間回路電圧VDを前記平均電動機速度Nの平方根
    に比例させ、且つ基底速度よりも高い速度範囲で
    は直流中間回路電圧VDを一定値に維持する制御
    信号を前記第2電力変換器8L,8Rへ出力する
    制動制御回路10を備えたことを特徴とする内燃
    機関駆動電気式車両の制動装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の内燃機関駆動電
    気式車両の制動装置において、 制動制御回路10は、制動時の平均電動機速度
    が零から基底速度までの範囲では前記平均電動機
    速度Nの平方根に比例し且つ基底速度よりも高い
    速度範囲では一定値となる直流中間回路電圧指令
    値V* Dを出力する直流中間回路電圧指令手段21
    と、前記直流中間回路電圧指令値V* Dと直流中間
    回路電圧検出値VDとの偏差を零に制御する滑り
    周波数値FSを出力する滑り周波数調節手段105
    と、この滑り周波数値FSから前記第2電力変換器
    周波数値F1を演算する周波数演算手段111と、
    制動時の平均電動機速度が零から基底速度までの
    範囲では平均電動機速度Nに比例し、且つ基底速
    度よりも高い速度範囲では一定値となる電動機電
    圧指令値V* Mを出力する電動機電圧指令手段23
    と、前記電動機電圧指令値V* Mと前記直流中間回
    路電圧検出値VDとから変調率αを演算する変調
    率演算手110と、この変調率演算値αと前記第
    2電力変換器周波数値F1とを入力して、これに
    対応した制御信号を前記第2電力変換器8L,8
    Rへ与える第2電力変換器制御手段106と、を
    備えたことを特徴とする内燃機関駆動電気式車両
    の制動装置。
JP60202053A 1985-09-12 1985-09-12 内燃機関駆動電気式車両の制動装置 Granted JPS6264201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60202053A JPS6264201A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 内燃機関駆動電気式車両の制動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60202053A JPS6264201A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 内燃機関駆動電気式車両の制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6264201A JPS6264201A (ja) 1987-03-23
JPH0467410B2 true JPH0467410B2 (ja) 1992-10-28

Family

ID=16451155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60202053A Granted JPS6264201A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 内燃機関駆動電気式車両の制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6264201A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02158102A (ja) * 1988-12-12 1990-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガラス封入形サーミスタ
JPH05111109A (ja) * 1991-10-08 1993-04-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 内燃機関駆動電気式車両の制御方法
JP3178503B2 (ja) * 1994-07-01 2001-06-18 株式会社デンソー ハイブリッド自動車の制御装置
FR2722738B1 (fr) * 1994-07-01 1997-12-05 Nippon Denso Co Dispositif de commande pour emploi dans une automobile hybride de serie
JPH08205312A (ja) * 1995-01-19 1996-08-09 Nippondenso Co Ltd シリーズハイブリッド車の制御方法及びその制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6264201A (ja) 1987-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7888894B2 (en) Electric motor control system, series hybrid vehicle, electric motor control apparatus, and electric motor control method
US7937194B2 (en) System and method for reducing wheel slip and wheel locking in an electric vehicle
US5368116A (en) Method of controlling electric vehicle driven by an internal combustion engine
JP2555038B2 (ja) 誘導電動機式電気車の制御装置
KR100396801B1 (ko) 엘리베이터의 제어장치
EP0022267B1 (en) Control system for induction motor-driven car
JP5029914B2 (ja) 回転電機制御システム及び車両駆動システム
EP3594701B1 (en) Electric work vehicle
US8836256B2 (en) Switched reluctance motor torque estimation
Plunkett et al. Inverter-induction motor drive for transit cars
US4818890A (en) Turbine helper drive apparatus
JPH0467410B2 (ja)
RU2451389C1 (ru) Способ управления асинхронным тяговым двигателем
KR980010046A (ko) 무단변속장치 및 이를 이용한 자동차
JPH1118214A (ja) 電気自動車の制御装置
JPH088722B2 (ja) 電気式差動駆動装置
JP3554798B2 (ja) 電気車の制御装置
JPH0447528B2 (ja)
JPH0274420A (ja) 特殊車両の動力装置
JP2998007B2 (ja) 車両駆動装置
JP2592536B2 (ja) 電力変換装置の制御装置
RU2250552C2 (ru) Способ управления тяговым синхронным электродвигателем, устройство для реализации этого способа и блок формирования заданных значений тока возбуждения и составляющих вектора тока статора по продольной и поперечной осям
JPS6268004A (ja) 内燃機関駆動電気式車両
JPS61161974A (ja) 交流モ−タの回生制動装置
JP3503202B2 (ja) 誘導電動機駆動用インバータ