JPH0466875A - 交流電気量の振幅値演算装置 - Google Patents

交流電気量の振幅値演算装置

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JPH0466875A
JPH0466875A JP17945990A JP17945990A JPH0466875A JP H0466875 A JPH0466875 A JP H0466875A JP 17945990 A JP17945990 A JP 17945990A JP 17945990 A JP17945990 A JP 17945990A JP H0466875 A JPH0466875 A JP H0466875A
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JP
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JP17945990A
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Masanobu Kijihana
雉鼻 昌信
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は交流電気量の振幅値演算装置、特にディジタ
ル装置による交流電気量の振幅値演算装置の周波数特性
の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の交流電気量の振幅値演算装置として、系
統電流を90°間隔でサンプリングし、連続する2つの
サンプリング値をそれぞれ2乗し、加算し、これによっ
て得た値を整定値と比較して過電流の検出を行うものが
あった。
図を用いて説明すると、第3図に示すように、系統電流
をi−I。sinωtとし、これを一定の周期りでサン
プリングすると5時刻t。において、i (to) =
Io sinωt o(1)となる。サンプリング周期
りを電気角で90°とすると、時刻t。−h において
、 i<to−h)  =  1  osinω (to−
h)=−I 、cosωt o      (Z >と
なる。上記(1)及び(2)式から。
12(toEi2(to−h)=  Io”5in2ω
to今(−1o)2cos2ω 10=In”<5in
2ωt、+eos2ωto)−■。′(3) が得られる。上記(3)式は、i (to)と1(to
−h)を夫々2乗して加算した値が、系統電流iの最大
値I。
の2乗に等しくなることを表わす6 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の交流電気量の振幅値演算装置は以
上のように構成されているので、系統電流iの周波数が
変化してしまい、サンプリング周期が第4図に示すよう
に、その電気角が90”に対応しなくなると、上記(3
)式の関係はもはや成立しなくなる問題点がある。
今、系統電流iの定格周波数をf、とじ、この定格周波
数f、に対して電気角90°毎にサンプリングするよう
に、サンプリング周期りを選んでおく。系統電流iの任
意の周波数をfとし、fo/f−nなる変数nを定義す
る。そして、i(t。)と1(to−h)の2乗の和を
F(n)とすると、次式が得られる。
F(n)= 12(to)”12(to−h)2n  
    2n        n2    n    
     n 第5図は、変数nを変化させた場合の上記(4)式の演
算結果の一例を図示したしのである。この図からも分か
るように、n=1以外は、Io2を中心として周期的に
大きさが変化することになる。
つまり、周波数が変化した場合は、上記(3)式による
判定は不正確なものとかる。
従って、従来の交流電気量の振幅値演算装置は、周波数
が変化すると演算誤差が増大する欠点があった。
この発明は、上記のような従来の欠点を解消するために
なされたもので、比較的単純な演算方法て検出対象の周
波数が変化しても、M算誤差の少ない交流電気量の振幅
値演算装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための、手段] この発明に係る交流電気量の振幅値演算装置は、保護対
象から検出された交流電気量を定格周波数における周期
の所定周期毎にサンプリングして保持するサンプル・ホ
ールド回路と、このサンプル・ホールド回路の出力信号
から得た連続する3個のデータ1(to)、1(to−
h)、1(to−2h)により(但し、iは系統電流、
toは時刻、hはサンプリング周期)を演算し、演算し
た結果を所定の整流値と比較して保護のための動作出力
を得る演算処理回路と、を備えたものである。
[作 用コ この発明においては、サンプル ホールド回路で保護対
象から検出された電気量を所定の周期でサンプリングし
、そのサンプリングした値より得たサンプリング間隔9
0°の3個のデータを用いて演算処理回路で誤差の少な
い振幅値演算を行う。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例のブロック図を示すもので、第
1図において、保護対象より検出された系統電流iは、
折り返し誤差対策用のアナログ フィルタ(1)を通っ
た後、サンプル ホルト回1 (2)に入力され、ここ
で所定の周期例えば1/4周期でサンプリングされる。
サンプル ホルト回路(2)の出力は、アナログ テイ
ジタル変換回路(3)に入力され、ディジタル信号に変
換された後、入力回路(4)に供給される。入力回路(
4)は、入力されたディジタル信号のレベル変換を行っ
て演算処理口i1’8 (5)に供給する。演算処理回
路(5)は、後述の(10)式の右辺の演算を行い、次
いで(10)式の左辺を整定値より大きいか否かの比較
をし、その結果大ならば、出力回路(6)を経て外部に
動作出力を供給し、保護対象に保護動作を実行する。な
お、サンプル・ホールド回路(2)〜出力回路〈6)の
動作を制御するために、制御回路(7)が設けられてい
る。
次に式を用いて動作を説明する。系統電流1は、正常状
態においてi = rosinωtと変化し、アナログ
・フィルタ(1)を介してサンプル・ホールド回路(2
)に入力されてサンプリングされる。サンプル・ホール
ド回路(2)の出力は、アナログ・ディジタル変換回路
(3)によりディジタル信号に変換され、入力回路(4
)を介して演算処理回路(5)に入力される。
いま、サンプリング周期りを電気角90°としたとき、
時刻to、to−h、to−2hにおいてサンプリング
された3個の系統電流1(to)、1(to−h)、1
(to−2h)は、次の(5)弐〜(7)式のように表
される。
1(to)  = rosinωto       (
5)i(to−h) = Iosinω(to−h) 
    (6)i (t o−2h ) = I o 
s + n ω(t o −2h )     (7)
ここで、上記(5)式及び(6)式、ならびに上記(6
)式及び(7)式を用いて、従来と同様にF(n)to
  = i 2(to)”12(to−h)   (8
)F(n)to−n= +2(to−h)→i 2(t
o−2h)   (9)を計算する。
次に、上記(8)式及び(9)式の演算結果よりそれぞ
れの平方根を算出し、その後平均値G(n)を求める。
すなわち、 2       (]、 O) を計算する。なお、−旦平方根を算出しているのは、前
述のように従来方式の演算結果は■。2を中心として周
期的に大きさが変化するので、上記(8)式及び(9)
式の演算結果を直接加算し、2て割っても、真の平均値
とはならないからである。
上記(10)式の展開は省略するが、第2図は上記(8
)式及び(9)式の演算結果の平方根、ならびに上記(
10)式の演算結果を図示したものである。この図から
も分かるように、上記(10)弐ピ従来の場合に比し、
周波数変化による影響は軽減されていることがわかる。
演算処理回路<5)は、連続した3個のサンプリング値
である1(to)、1(to−h)、i(t、−2h)
により上記(10)式の演算をし、更に予め定めた整定
値Iより大きいか否かの比較をし、大きいとする結果が
得られたときは、出力回路(6)を経て外部に動作出力
を供給し、保護対象に保護動作を実行する。
なお、上記実施例では、整定値として系統電流のものを
用い、過電流を検出する場合について説明したが、整定
値は系統電圧のものてあってもよく、これにより過電圧
の検出ができ、また検出を反転させることにより不足電
圧の検出にも適用でき、上記実施例の効果を奏する。ま
た、複数の入力の保護継電器、例えば差動保護継電器や
距離継電器を備え、各入力につき上記(10)式の処理
をしてその大きさを求め、差動演算やインピーダンス演
算させてもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、保護対象から検出さ
れた交流電気量を定格周波数における周期の所定周期毎
にサンプリングして保持するサンプル ホールド回路と
、このサンプル・ホールド回路の出力信号から得た連続
する3個のデータ1(to)、1(to−h)、1(t
o−2h)により(但し、iは系統電流、toは時刻、
hはサンプリング周期)を演算し、演算した結果を所定
の整流値と比較して保護のための動作出力を得る演算処
理回路と、を備えたので、検出対象の周波数が変化して
も誤差の少ない保護機能が、比較的華純に得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1区はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の詳細な説明するための図、第3図は系統電
流が定格周波数のときの波形とサンプリングの関係を示
す図、第4図は系統電流が定格周波数から変化した場合
の波形とサンプリングの関係を示す図、第5図は系統周
波数が変化してもサンプリング周期を一定としたときの
演算結果を示す図である。 図において、(2)はサンプル ホールド回路、(5)
は演算処理回路である。 扇3図 島4図 但( n−1,2p噂合

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 保護対象から検出された交流電気量を定格周波数におけ
    る周期の所定周期毎にサンプリングして保持するサンプ
    ル・ホールド回路と、 このサンプル・ホールド回路の出力信号から得た連続す
    る3個のデータi(t_o)、i(t_o−h)、i(
    t_o−2h)により(但し、iは系統電流、t_oは
    時刻、hはサンプリング周期) √i^2(t_o)+i^2(t_o−h)+√i^2
    (t_o−h)+i^2(t_o−2h)/2を演算し
    、演算した結果を所定の整流値と比較して保護のための
    動作出力を得る演算処理回路と、を備えたことを特徴と
    する交流電気量の振幅値演算装置。
JP17945990A 1990-07-09 1990-07-09 交流電気量の振幅値演算装置 Pending JPH0466875A (ja)

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