JPH046680Y2 - - Google Patents
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- JPH046680Y2 JPH046680Y2 JP1985200934U JP20093485U JPH046680Y2 JP H046680 Y2 JPH046680 Y2 JP H046680Y2 JP 1985200934 U JP1985200934 U JP 1985200934U JP 20093485 U JP20093485 U JP 20093485U JP H046680 Y2 JPH046680 Y2 JP H046680Y2
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Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、台所で使用する網しやくし風こし
器に関するものである。
器に関するものである。
従来の技術
従来、金網や布のこししやくしが使用されてい
るが、金網のしやくしは、どんなに目の細かいも
のでも、油やだし、スープなどの微粒子はこすこ
とができず、布製のこししやくしだと油をこすと
後始末が大変で不便であつた。
るが、金網のしやくしは、どんなに目の細かいも
のでも、油やだし、スープなどの微粒子はこすこ
とができず、布製のこししやくしだと油をこすと
後始末が大変で不便であつた。
そこで、油こし器などにこし紙を敷き、そこへ
油を流し入れてこしていた。だし、スープはざる
にこし紙や布を敷き、別の鍋に移し変えなければ
ならず、大変な手間を要した。
油を流し入れてこしていた。だし、スープはざる
にこし紙や布を敷き、別の鍋に移し変えなければ
ならず、大変な手間を要した。
また、実願昭57−77352(実開昭58−179076号)
及び実公昭52−33021号公報所載のもののように、
濾過材を挟みさ込み、濾過を行つた後濾過材を捨
てるようにしたものがあるが、いずれもこす面が
平らなので鍋の底のかすを取り除こうとすると、
湯や油とともにかすが流れ落ちてしまい、かすを
ためておくことができなかつた。
及び実公昭52−33021号公報所載のもののように、
濾過材を挟みさ込み、濾過を行つた後濾過材を捨
てるようにしたものがあるが、いずれもこす面が
平らなので鍋の底のかすを取り除こうとすると、
湯や油とともにかすが流れ落ちてしまい、かすを
ためておくことができなかつた。
考案が解決しようとする問題点
この考案は、上記の欠点を克服するためにされ
たもので、すくつたかすをためておくことのでき
る高さのある開閉自在な一対の枠に濾過材を着脱
できるように保持して、上記の欠点を除去した、
網しやくし風こし器の提供を目的とするものであ
る。
たもので、すくつたかすをためておくことのでき
る高さのある開閉自在な一対の枠に濾過材を着脱
できるように保持して、上記の欠点を除去した、
網しやくし風こし器の提供を目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段
この考案は、網しやくし風こし器であつて、本
体1の基枠2に対して上方から基枠2の内側には
まる上下方向に幅のある内枠3を設け、基枠2の
一端部と内枠3の一端部とをヒンジ部4を介して
連結し、内枠3と基枠2との他端部に止め具5,
6を設けて閉じた状態で濾過材を保持可能として
内枠3の幅によるかすだまり部を形成するととも
に、本体1に柄8を設けたことを特徴とするもの
である。
体1の基枠2に対して上方から基枠2の内側には
まる上下方向に幅のある内枠3を設け、基枠2の
一端部と内枠3の一端部とをヒンジ部4を介して
連結し、内枠3と基枠2との他端部に止め具5,
6を設けて閉じた状態で濾過材を保持可能として
内枠3の幅によるかすだまり部を形成するととも
に、本体1に柄8を設けたことを特徴とするもの
である。
そして、かすをすくいやすくするために基枠2
又は内枠3を上方が開いたテーパー状とし、さら
に基枠2又は内枠3の先端にこれらと一体に水平
部材を設ける。
又は内枠3を上方が開いたテーパー状とし、さら
に基枠2又は内枠3の先端にこれらと一体に水平
部材を設ける。
また、開閉自在とするヒンジ部として蝶番を使
用したり、リングで形成したり、あるいは水平部
材を折り曲げて形成したりする。
用したり、リングで形成したり、あるいは水平部
材を折り曲げて形成したりする。
作 用
この考案は、上記の手段を講じたので、止め具
を外して内枠を上方に開き、円形又は方形の平ら
な使い捨てこし紙、又は布片のような濾過材を基
枠の内側上方からはめて軽くその中央を押し込
み、内枠を閉じて止め具を止めると内枠3の幅に
相当する深さのかすだまり部を有する網しやくし
状となり、揚物の油かすをすくい取つたり、揚物
後の油が熱い内に通常の網しやくしを使用する要
領で鍋の底のかすをすくいとつたりすることがで
きるようになる。
を外して内枠を上方に開き、円形又は方形の平ら
な使い捨てこし紙、又は布片のような濾過材を基
枠の内側上方からはめて軽くその中央を押し込
み、内枠を閉じて止め具を止めると内枠3の幅に
相当する深さのかすだまり部を有する網しやくし
状となり、揚物の油かすをすくい取つたり、揚物
後の油が熱い内に通常の網しやくしを使用する要
領で鍋の底のかすをすくいとつたりすることがで
きるようになる。
また、こし紙、又は布片で基枠2の内面より広
い開口部を上面に有する袋を形成しておき、この
袋を基枠2の上方から内側にはめ、袋の上端縁を
外側に折り返して内枠を閉じ、止め具を止めて前
述のように使用することもできる。
い開口部を上面に有する袋を形成しておき、この
袋を基枠2の上方から内側にはめ、袋の上端縁を
外側に折り返して内枠を閉じ、止め具を止めて前
述のように使用することもできる。
別の容器に移し変えるときは、本案品の先端を
容器の向う縁に掛け、柄を容器の手前の縁に掛け
て水平とし、上からこそうとするものを流し込め
ばよく、日本茶、コーヒー、紅茶等もこすことが
できる。
容器の向う縁に掛け、柄を容器の手前の縁に掛け
て水平とし、上からこそうとするものを流し込め
ばよく、日本茶、コーヒー、紅茶等もこすことが
できる。
油には熱に強い和紙、麻製のこし紙を使用し、
だし、スープ等には布片、日本茶、コーヒー、紅
茶等には市販のコーヒー用のフイルターを使用す
るなど、用途に応じた濾過材を選択して使用す
る。
だし、スープ等には布片、日本茶、コーヒー、紅
茶等には市販のコーヒー用のフイルターを使用す
るなど、用途に応じた濾過材を選択して使用す
る。
使用後は、止め具を外して内枠を開き、使い捨
てこし紙ごと中にはいつたかすを捨てればよく、
布片は取り外して洗えばよいので、後始末が極め
て簡単であり、手数がかからない。
てこし紙ごと中にはいつたかすを捨てればよく、
布片は取り外して洗えばよいので、後始末が極め
て簡単であり、手数がかからない。
実施例
以下図面に示す実施例に基づいてさらに詳細に
説明する。
説明する。
第1図および第2図に示すものは、第1の実施
例であつて、本体1の円環状の基枠2に対し、上
方からその内面に当接するほぼ同形状の内枠3を
形成し、基枠2と内枠3の先端部を針金の環で繋
着してヒンジ部4を形成して開閉自在とし、内枠
3の基端部に外方に延出する舌片5を設け、この
舌片5に係合する止め金6を基枠2の基端部7か
ら延出する柄8に摺動係止自在に装着して、基枠
2と内枠3とを閉じた状態で保持可能とするとと
もに、前記柄8の終端に適宜形状の握り9を設け
ている。
例であつて、本体1の円環状の基枠2に対し、上
方からその内面に当接するほぼ同形状の内枠3を
形成し、基枠2と内枠3の先端部を針金の環で繋
着してヒンジ部4を形成して開閉自在とし、内枠
3の基端部に外方に延出する舌片5を設け、この
舌片5に係合する止め金6を基枠2の基端部7か
ら延出する柄8に摺動係止自在に装着して、基枠
2と内枠3とを閉じた状態で保持可能とするとと
もに、前記柄8の終端に適宜形状の握り9を設け
ている。
図中10は握り9に設けた任意形状の透孔であ
つて、使用しないときに釘などに掛けておく場合
に使用する。
つて、使用しないときに釘などに掛けておく場合
に使用する。
基枠2は、図面に示すように上方が拡開したテ
ーパー状とし、内枠3も同様に拡開した同勾配の
テーパー状に形成している。
ーパー状とし、内枠3も同様に拡開した同勾配の
テーパー状に形成している。
この実施例のものでは、止め具6は本体1の基
端から延設した柄8に摺動自在に装着しているが
この止め具6は舌片5に長孔を設け、該長孔には
まる長頭を有する回動自在のピンを柄8に植立し
たものでもよく、ばねを柄8に設け、このばねに
よつて止め具6を弾圧係止させるものでもよい。
端から延設した柄8に摺動自在に装着しているが
この止め具6は舌片5に長孔を設け、該長孔には
まる長頭を有する回動自在のピンを柄8に植立し
たものでもよく、ばねを柄8に設け、このばねに
よつて止め具6を弾圧係止させるものでもよい。
この実施例のものは、上記のように構成したの
で、第1図に示すように、内枠3を上方に開き基
枠2の上に第3図に示す円形のこし紙または布片
11、または第4図に示す方形のこし紙または布
片11を基枠2の上面に当接して広げ、その中央
部に指頭を入れて若干押し下げて中央部に凹所を
形成して内枠3を閉じ、止め金6を摺動して舌片
5に係止させると第2図に示すようになる。
で、第1図に示すように、内枠3を上方に開き基
枠2の上に第3図に示す円形のこし紙または布片
11、または第4図に示す方形のこし紙または布
片11を基枠2の上面に当接して広げ、その中央
部に指頭を入れて若干押し下げて中央部に凹所を
形成して内枠3を閉じ、止め金6を摺動して舌片
5に係止させると第2図に示すようになる。
この状態とすると、基枠2、内枠3が重なつて
布片またはこし紙の周縁部を挟持し、布片または
こし紙は袋状になつて、袋状のこし部を形成する
ので、この状態で鍋の中から揚物のかすをすくい
とつたり、油をこしたりすることができることに
なる。
布片またはこし紙の周縁部を挟持し、布片または
こし紙は袋状になつて、袋状のこし部を形成する
ので、この状態で鍋の中から揚物のかすをすくい
とつたり、油をこしたりすることができることに
なる。
第2図に示すように、方形のこし紙または布片
を使用すると隅角部が上方に若干突出するが、実
用上は支障なく使用できるが、第3図に示すよう
な円形のものとすると、いつそう好適である。
を使用すると隅角部が上方に若干突出するが、実
用上は支障なく使用できるが、第3図に示すよう
な円形のものとすると、いつそう好適である。
もちろん、基枠2の開口の内面より広い開口部
を上面に形成した袋を、こし紙、又は布片で形成
し、これを同様にしてはめて使用すると、こし部
の容積が増えるので、カスの多い場合に好適であ
る。
を上面に形成した袋を、こし紙、又は布片で形成
し、これを同様にしてはめて使用すると、こし部
の容積が増えるので、カスの多い場合に好適であ
る。
この実施例のものでは、濾過材は平面のもので
よく、わざわざ袋状に形成した濾過材を使用しな
くてよいので、はなはだ便利である。
よく、わざわざ袋状に形成した濾過材を使用しな
くてよいので、はなはだ便利である。
特に、基枠2として上方に拡開したテーパー状
としたものは、すくう面をテーパー状に傾けた角
度まで傾けても基枠2の下端は鍋の底に当たり、
また浮いたあくをすくうときでもすくう面を水平
に保つように気を配らなくてもよいので、使いや
すい。
としたものは、すくう面をテーパー状に傾けた角
度まで傾けても基枠2の下端は鍋の底に当たり、
また浮いたあくをすくうときでもすくう面を水平
に保つように気を配らなくてもよいので、使いや
すい。
テーパー状に拡開するのは、基枠2のみでもよ
く基枠2と内枠3の両方を拡開してもよく、また
基枠2として丸い棒状のものを使用するときは内
枠3のみをテーパー状に拡開して基枠2より外側
になるようにすることもできる。
く基枠2と内枠3の両方を拡開してもよく、また
基枠2として丸い棒状のものを使用するときは内
枠3のみをテーパー状に拡開して基枠2より外側
になるようにすることもできる。
使用後は止め金5を後方に移動させて外し、内
枠3を開いて開け、使い捨てこし紙、又は布片1
1を取り外して捨て、あるいは洗つて始末するこ
とができるので、後始末が極めて簡単である。
枠3を開いて開け、使い捨てこし紙、又は布片1
1を取り外して捨て、あるいは洗つて始末するこ
とができるので、後始末が極めて簡単である。
第5図ないし第7図に示すものは、第2の実施
例であつて、第1の実施例のものと同一の部分に
は同一の符号を付してある。
例であつて、第1の実施例のものと同一の部分に
は同一の符号を付してある。
この実施例のものは基枠2と内枠3の先端部に
水平部片14,15を基枠2及び内枠3とそれぞ
れ一体に設け、その先端部に蝶番16を固着して
ヒンジ部を形成したものである。
水平部片14,15を基枠2及び内枠3とそれぞ
れ一体に設け、その先端部に蝶番16を固着して
ヒンジ部を形成したものである。
この実施例のものは、第1、第2の実施例のも
のと同様に第7図に示すように内枠3を上方に開
き、こし紙、又は布片を挟持させて使用するので
あるが、第6図に示すように先端に水平部片1
4,15が水平に凸出しているので、この水平部
片を別の容器の縁に掛けて上方から油やだし等を
そそいでこすことができるので、いつそう便利で
ある。
のと同様に第7図に示すように内枠3を上方に開
き、こし紙、又は布片を挟持させて使用するので
あるが、第6図に示すように先端に水平部片1
4,15が水平に凸出しているので、この水平部
片を別の容器の縁に掛けて上方から油やだし等を
そそいでこすことができるので、いつそう便利で
ある。
第8図に示すものは、第3の実施例であつて、
第1の実施例のものと同一の部分には同一の符号
を付してある。
第1の実施例のものと同一の部分には同一の符号
を付してある。
この実施例のものは、ヒンジ部を形成するに際
し、内枠3の前端に水平部片15を一体に形成
し、その先端部を屈曲16して折り返し片17を
形成し、その間〓に基枠2の前端に一体に形成し
た水平部片14の先端を挟持せしめることによつ
てヒンジ部を形成したものである。したがつて本
体1と内枠3は二つの部分に分かれるので、清掃
が容易であるとともに製造が容易である。
し、内枠3の前端に水平部片15を一体に形成
し、その先端部を屈曲16して折り返し片17を
形成し、その間〓に基枠2の前端に一体に形成し
た水平部片14の先端を挟持せしめることによつ
てヒンジ部を形成したものである。したがつて本
体1と内枠3は二つの部分に分かれるので、清掃
が容易であるとともに製造が容易である。
第9図に示すものは、第4の実施例であつて、
第1の実施例のものと同一の部分には同一の符号
を付してある。
第1の実施例のものと同一の部分には同一の符号
を付してある。
この実施例のものは、ヒンジ部を形成するに際
し、内枠3の前端に水平部片15を一体に形成
し、基枠2の先端に水平部片4を一体に形成し、
その先端部を屈曲16して折り返し片17を形成
したもので、その間〓に内枠3の水平部片15を
挟持せしめることによつてヒンジ部を形成したも
のである。したがつて、第3の実施例のものと同
様に本体1と内枠3は二つの部分に分かれるの
で、清掃が容易であるとともに、製造も容易であ
る。
し、内枠3の前端に水平部片15を一体に形成
し、基枠2の先端に水平部片4を一体に形成し、
その先端部を屈曲16して折り返し片17を形成
したもので、その間〓に内枠3の水平部片15を
挟持せしめることによつてヒンジ部を形成したも
のである。したがつて、第3の実施例のものと同
様に本体1と内枠3は二つの部分に分かれるの
で、清掃が容易であるとともに、製造も容易であ
る。
第10図および第11図に示すものは、第5の
実施例であつて、第1の実施例のものと同一の部
分には同一の符号を付してある。
実施例であつて、第1の実施例のものと同一の部
分には同一の符号を付してある。
この実施例のものは、基枠2および内枠3は図
示のように円形状に形成し、内枠3の先端上面に
水平部片15をスポツト溶接等によつて固着して
一体としたもので、水平部片15の裏面にリング
18を固着し、このリング18の中に基枠2の先
端部分を緩着してヒンジ部を形成したものであ
る。
示のように円形状に形成し、内枠3の先端上面に
水平部片15をスポツト溶接等によつて固着して
一体としたもので、水平部片15の裏面にリング
18を固着し、このリング18の中に基枠2の先
端部分を緩着してヒンジ部を形成したものであ
る。
この実施例のものは、第1の実施例のものと同
様に二つの部分に分けることはできないが、材料
が節約でき、特にヒンジ部の形成が容易であるの
で、安価に供給できるものである。
様に二つの部分に分けることはできないが、材料
が節約でき、特にヒンジ部の形成が容易であるの
で、安価に供給できるものである。
なお、実施例としてはヒンジ部を先端に設けた
もののみを例示したが、これを一側端に設け、そ
の反対側に止め具6を設けてもよく、止め具6は
移動するものでなく回動するもの、ばねで弾圧係
止するもの等とすることができることは明らかで
あろう。
もののみを例示したが、これを一側端に設け、そ
の反対側に止め具6を設けてもよく、止め具6は
移動するものでなく回動するもの、ばねで弾圧係
止するもの等とすることができることは明らかで
あろう。
また、いずれの実施例においても、基枠2、内
枠3とも上方が拡開したテーパー状としたものを
例示したが、少なくとも基枠2がテーパー状であ
れば、内枠3の断面形状は任意のものとしても閉
じやすく、また内枠3の下側を少し内側に曲げた
ものでも同様の効果を奏し得ることは自明であろ
う。
枠3とも上方が拡開したテーパー状としたものを
例示したが、少なくとも基枠2がテーパー状であ
れば、内枠3の断面形状は任意のものとしても閉
じやすく、また内枠3の下側を少し内側に曲げた
ものでも同様の効果を奏し得ることは自明であろ
う。
さらに、基枠2、内枠3とも平板で形成した円
形状のものを例示したが、基枠2と内枠3とを異
なつた断面形状とでき、その断面形状は断面倒L
字形状、C字形状とし、あるいは角棒、丸棒、異
形棒のような中実体、パイプや角パイプのような
中空体とし、ないしは補強のためにリブを設ける
など、任意に選択することができ、基枠2、内枠
3の平面形状として円形状のもののみを例示した
が、方形状、三角形状、五角形状等、任意の形状
のものとすることができることも当然である。
形状のものを例示したが、基枠2と内枠3とを異
なつた断面形状とでき、その断面形状は断面倒L
字形状、C字形状とし、あるいは角棒、丸棒、異
形棒のような中実体、パイプや角パイプのような
中空体とし、ないしは補強のためにリブを設ける
など、任意に選択することができ、基枠2、内枠
3の平面形状として円形状のもののみを例示した
が、方形状、三角形状、五角形状等、任意の形状
のものとすることができることも当然である。
また、基枠2と内枠3を薄い板材で形成し、断
面倒L字状として上縁に水平面を設ける場合、濾
過材保持のために一方に針、凸部又は凸隆部を形
成し、他方に透孔、凸部又は凹溝を形成すること
もある。
面倒L字状として上縁に水平面を設ける場合、濾
過材保持のために一方に針、凸部又は凸隆部を形
成し、他方に透孔、凸部又は凹溝を形成すること
もある。
考案の効果
以上に述べたようにこの考案は、内枠3に上下
方向に幅を持たせたので、濾過材であるこし紙、
又は布片を取り付けたとき内枠3の幅によるかす
だまり部が形成されるので、こそうとするものを
ためておくことができ、また、こした後にたまつ
たかすをためておけるので、せつかくすくつたか
すを流すおそれがない。
方向に幅を持たせたので、濾過材であるこし紙、
又は布片を取り付けたとき内枠3の幅によるかす
だまり部が形成されるので、こそうとするものを
ためておくことができ、また、こした後にたまつ
たかすをためておけるので、せつかくすくつたか
すを流すおそれがない。
また、すくい面が多少傾いていてもかすがこぼ
れるおそれがないので使い勝手がよい。
れるおそれがないので使い勝手がよい。
さらに、濾過材の着脱が極めて容易であるた
め、使用目的に応じた濾過材を任意に選ぶことが
でき、こし紙や布片は平らなものはもちろん袋状
としたものも使用できるので多目的に使用できる
とともに、使用後はこし紙、布片等をとり外して
捨てればよいので、後始末が容易である等の効果
をも奏するものである。
め、使用目的に応じた濾過材を任意に選ぶことが
でき、こし紙や布片は平らなものはもちろん袋状
としたものも使用できるので多目的に使用できる
とともに、使用後はこし紙、布片等をとり外して
捨てればよいので、後始末が容易である等の効果
をも奏するものである。
したがつて、本案品を使用することにより、揚
物用の油をいつも清潔に保つことができ、だし、
スープ等も従来のような面倒なこし方をする必要
がなく簡単にきれいに、こすことができる。
物用の油をいつも清潔に保つことができ、だし、
スープ等も従来のような面倒なこし方をする必要
がなく簡単にきれいに、こすことができる。
第1図および第2図に示すものは第1の実施例
であつて第1図は内枠を開いたときの斜視図、第
2図は使用状態としたときの斜視図、第3図は円
形のこし紙または布片の平面図、第4図は方形の
こし紙または布片の平面図、第5図ないし第9図
に示すものは、第2の実施例であつて、第5図は
斜視図、第6図は使用状態としたときの斜視図、
第7図は内枠を開いたときの斜視図、第8図は第
3の実施例の分解斜視図、第9図は第4の実施例
の分解斜視図、第10図および第11図は第5の
実施例であつて、第10図は閉じたときの平面
図、第11図は内枠3を開いたときの平面図であ
る。 1……本体、2……基枠、3……内枠、4……
ヒンジ部、5……舌片、6……止め金、7……基
枠の基端部、8……柄、9……握り、10……任
意形状の透孔、11……こし紙又は布片、14,
15……水平部材、16……屈曲、17……折り
返し片、18……リング。
であつて第1図は内枠を開いたときの斜視図、第
2図は使用状態としたときの斜視図、第3図は円
形のこし紙または布片の平面図、第4図は方形の
こし紙または布片の平面図、第5図ないし第9図
に示すものは、第2の実施例であつて、第5図は
斜視図、第6図は使用状態としたときの斜視図、
第7図は内枠を開いたときの斜視図、第8図は第
3の実施例の分解斜視図、第9図は第4の実施例
の分解斜視図、第10図および第11図は第5の
実施例であつて、第10図は閉じたときの平面
図、第11図は内枠3を開いたときの平面図であ
る。 1……本体、2……基枠、3……内枠、4……
ヒンジ部、5……舌片、6……止め金、7……基
枠の基端部、8……柄、9……握り、10……任
意形状の透孔、11……こし紙又は布片、14,
15……水平部材、16……屈曲、17……折り
返し片、18……リング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体1の基枠2に対して上方から基枠2の内
側にはまる上下方向に幅のある内枠3を設け、
基枠2の一端部と内枠3の一端部とをヒンジ部
4を介して連結し、内枠3と基枠2との他端部
に止め具5,6を設けて基枠2と内枠3とを閉
じた状態で濾過材を保持可能とするとともに内
枠3の幅によるかすだまり部を形成し、かつ、
本体1に柄8を設けたことを特徴とする、網し
やくし風こし器。 2 基枠2が上方に拡開したテーパー状である実
用新案登録請求の範囲第1項記載の網しやくし
風こし器。 3 内枠3が上方に拡開したテーパー状である実
用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の
網しやくし風こし器。 4 基枠2の先端に水平部材を基枠2と一体に設
けた実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3
項いずれか記載の網しやくし風こし器。 5 内枠3の先端に水平部材を内枠3と一体に設
けた実用新案登録請求の範囲第1項ないし第4
項いずれか記載の網しやくし風こし器。 6 ヒンジ部が蝶番である実用新案登録請求の範
囲第1項ないし第5項いずれか記載の網しやく
し風こし器。 7 ヒンジ部がリングである実用新案登録請求の
範囲範囲第1項ないし第6項いずれか記載の網
しやくし風こし器。 8 ヒンジ部が1の水平部材の先端と、他の水平
部材の先端を屈曲して折り返し片を設けたもの
である実用新案登録請求の範囲第4項又は第5
項記載の網しやくし風こし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985200934U JPH046680Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1985-12-25 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19980584 | 1984-12-27 | ||
JP13536085 | 1985-09-04 | ||
JP1985200934U JPH046680Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1985-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62120940U JPS62120940U (ja) | 1987-07-31 |
JPH046680Y2 true JPH046680Y2 (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=33458258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985200934U Expired JPH046680Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1985-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046680Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233021U (ja) * | 1975-08-30 | 1977-03-08 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179076U (ja) * | 1982-05-26 | 1983-11-30 | 三浦 与七 | あくすくい用具 |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP1985200934U patent/JPH046680Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233021U (ja) * | 1975-08-30 | 1977-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62120940U (ja) | 1987-07-31 |
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