JPH0466510B2 - - Google Patents

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JPH0466510B2
JPH0466510B2 JP61242224A JP24222486A JPH0466510B2 JP H0466510 B2 JPH0466510 B2 JP H0466510B2 JP 61242224 A JP61242224 A JP 61242224A JP 24222486 A JP24222486 A JP 24222486A JP H0466510 B2 JPH0466510 B2 JP H0466510B2
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Changu Fuiritsupu
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Publication of JPH0466510B2 publication Critical patent/JPH0466510B2/ja
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
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    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0921Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は潜像形成面上に静電潜像を現像するた
めの磁気ブラシ現像装置及びそのような現像装置
を組み込んだ電子写真装置に関する。
B 従来の技術及びその問題点 電子写真装置において、光電導体面は均一な状
態に荷電され、その後、複写されるべき原文書か
ら反射された光に晒される。その光が光電導体材
料を多様に放電し、光電導体面上に原文書の静電
潜像を与える。この潜像は、潜像の非放電領域に
電気的に付着する通常は黒色の粉末体物質である
トナーを添加することによつて現像される。現像
後、そのイメージは一枚の紙に転写され、紙面に
融着される。
磁気ブラシ現像装置は潜像の現像を高品質に行
う。これらの現像装置は、通常、多数の永久磁石
を内部に配列した非磁性体材料で作られた回転す
る空洞の殻を含んでいる。このような装置に使わ
れる現像剤は単一の成分か2種類の成分で構成さ
れている。2種類の材料の現像剤混合物は、通
常、キヤリヤと呼ばれる鉄粉、即ちビーズと、上
述したトナーとを含み、キヤリヤ、即ちビーズは
上述したローラ内に配列した永久磁石によつて回
転ローラの表面に磁気的に吸着される。細い鉄粉
のビーズは、摩擦帯電によつてビーズに付着する
黒色粉体のトナーで被われ、そして、トナーが鉄
粉ビーズから潜像へ電気的に付着される現像ゾー
ンへ、磁気ブラシローラの表面に沿つてトナーを
運ぶ。磁気ブラシ現像装置に使われる単一成分の
現像剤は電気的に導電体で磁気に吸着される粉体
である。
代表的な磁気ブラシ現像装置は米国特許第
3999514号及び同第4161923号に開示されている。
上記の米国特許に開示された現像装置は単一の現
像ロールの現像器を持つているが、このようなシ
ステムの現像性能を改良するために、2個以上の
磁気ブラシローラが光電導体に沿つて配列されて
いる複数ローラ現像システムが提案されて来た。
米国特許第4439034号は現像剤が一つの現像ロー
ラから、潜像面と接触する次の現像ローラへ運ば
れる複数ローラシステムが開示されている。
上述の特許を参照して理解されるように、磁気
ブラシローラは現像剤を現像ゾーンへ運ぶため
に、ピツクアツプ磁石と転送磁石を含んでいる。
現像ゾーンにおいて、現像マグネツトは磁気ブラ
シローラと光電導体面との係合部、即ち、ニツプ
に対向して置かれる。磁気ブラシ現像装置におい
て、ピツクアツプ領域から現像ゾーンへ安定し且
つ均一なキヤリヤビーズの流れを達成することは
重要なことである。上述の配列では、潜像を現像
するためのトナーが過剰に供給されることがあ
る。従来の代表的な装置では、現像ゾーンへの現
像剤の流れを制御するために、いわゆるドクタロ
ツド、或はドクタブレードが磁気ブラシローラ上
の現像剤の高さを制御するよう配置され、上述し
た米国特許第3999514号及び同第4161923号にこの
例が示されている。
ドクタロツドを使つた磁気ブラシ現像装置の他
の例は以下の通りである。
1972年9月のIBMテクニカル・デイスクロジ
ヤ・ブレテン(IBM Technical Disclosure
Bulletin)の1251頁は転送磁石の直後の遷移領域
に置かれたドクタロツドを有する現像装置が示さ
れている。
1972年2月のIBMテクニカル・デイスクロジ
ヤ・ブレテンの2787頁はまた、転送磁石の直後に
置かれたドクタロツドを示している。
米国特許第4377334号は現像磁石と転送磁石の
間に置かれているドクタロツドを有する現像ロー
ラに関連している。ドクタブレードは、現像剤が
現像ゾーンへ入つたとき、所定の厚さの現像剤を
与えることが記載されている。
米国特許第4354454号は上記の米国特許第
4377334号とドクタロツドと同じ位置にドクタロ
ツドによつて現像剤の逆流を生ずることに関して
いる。
米国特許第4347299号はトナーの濃度を制御す
る方法に関している。その説明のなかで、ドクタ
ブレードが、通常の態様で、現像ニツプの前に位
置付けられていることが示されている。
米国特許第4334772号は非常に狭いニツプの空
隙を有する現像装置に関連している。ドクタブレ
ードはニツプの空隙の前に通常の態様で位置付け
られている。
米国特許第4257348号は、ドクタロツトが現像
剤の中に実質的に埋め込まれている磁気ブラシ現
像装置に関連している。このドクタブレードはブ
ラシの厚さを限定するためにデザインされてい
る。
米国特許第4200665号は、ドクタロツドが現像
剤中に殆ど埋め込まれているが、通常の態様で位
置付けられているドクタロツドを示しているトナ
ー濃度の制御に関連している。
米国特許第4030447号はブレードによつて除か
れる任意の材料が混合物中に埋められるような態
様で配置されたドクタブレードに関連している。
ドクタブレードが現像ブラシを予定された高さ
に調節する、上述のシステムで例示されたような
ドクタブレードを使つた従来の磁気ブラシシステ
ムにおいて、現像ローラと光電導体との間のニツ
プ空隙の大きさに従つてドクタロツドが設定され
る必要があつた。この理由は、ドクタロツドの設
定に従つて、ニツプの空隙中の圧力が変化するこ
とが知られているからである。このことは、過去
において、実際問題として、ニツプ空隙とドクタ
ロツドとを厳密に整合して設定するために、ドク
タロツドを調節可能にする必要があるとされてい
たことを意味する。
C 問題点を解決するための手段 本発明は、現像磁石と極性は同じだが磁力がそ
れよりも弱いプレニツプ磁石を現像磁石の直前に
配置することによつて前述の問題点を解決する。
本発明のプレニツプ磁石は、それ自身と転送磁石
との間で接線方向の磁界を発生させる。更に本発
明は、ドクタロツドと同じような作用をするの
で、混合物障壁と称するのが適当な機構を与え、
混合物障壁はプレニツプ磁石と転送磁石との間の
接線磁界の領域中に配置される。混合物障壁は接
線領域の中央部に直接に置かれるのではなく、転
送磁石の方に近づけて置かれるのが好ましい。そ
の結果として、現像剤混合物は相当堅い棒のよう
な態様で接線方向の磁界により磁気ブラシの表面
に保持され、それ以上の過剰の現像剤材料は混合
物障壁によつて取り払われる。プレニツプ磁石は
現像剤のプレニツプの充填を事前に条件付けるの
に役立つ。混合物障壁の設定を変化すると、ニツ
プに差し向けられる混合物の量は混合物障壁によ
り取り払われる混合物よりも接線磁界領域に詰め
込まれた混合物の量によつて、より大きく決めら
れるので、ニツプにおける圧力は一定にとどま
る。若しニツプ空隙が変化すれば、ニツプの圧力
は変化するが、然し、ニツプの間隙ないし圧力
は、混合物障壁の設定とは独立して、いる。
従つて、本発明は、ニツプの空隙の大きさとは
関係なく、ニツプ空隙に比較的均一な圧力を与え
る現像装置の構成を提供する。また、本発明の配
列は、ドクタロツドの設定をニツプ空隙の大きさ
とは無関係で行うことを可能とする。換言すれ
ば、本発明の構成はニツプ空隙を設定する微妙な
調節と、ドクタロツドを設定する微妙な調節とを
省略することが可能である。このようにして、現
像剤の流量を安定化することによつて、複写機毎
の複写の質を良質で均一な品質に保持することが
出来、そして、複写機の製造に際して、調節や調
整を最小限にすることが出来る。
要約すると、本発明は、一個以上の転送磁石と
一個の現像磁石とを使つて、現像剤供給源から光
電導体へ現像剤を転送する磁気ブラシローラを有
する磁気ブラシ現像装置を提供する。プレニツプ
磁石が現像磁石と転送磁石との間の位置で現像磁
石の付近に設けられ、且つ現像磁石と同じ極性を
有している。ニツプ磁石は転送磁石とそれ自身と
の間で接線磁界を生ずるように、転送磁石からの
距離を取つて置かれる。更に、混合物障壁(ドク
タロツド)が接線磁界の領域に置かれる。この組
み合せによつて、ドクタロツドを精密に調節する
ことなく、現像剤の均一な流量を維持することが
可能となる。
本発明は、標準の形を持つ被覆されたキヤリヤ
を使つた小さな現像剤ニツプ空隙を有する複数ロ
ーラで現像剤を並列に流す現像装置に対して特に
有用である。そのような場合、上述した現像ロー
ルは現像ロールアレーの最初のロールを形成す
る。
D 実施例 第2図を参照すると、転送型の代表的な電子複
写機が模式的に示されている。複写紙はペーパビ
ン10または11の何れかから、転送コロナ13
の直上に位置している転送ステーシヨン13Aに
送られる。このステーシヨンにおいて、イメージ
が複写紙上に置かれる。複写紙は、イメージが複
写紙に固着される融着ローラ15及び16を通つ
て移動する。次に、複写紙は通路17を経て可動
デフレクタ18に移動され、それから丁合ビン1
9の一つへ送られる。
光電導体面26上にイメージを生ずるために、
複写されるべき文書がガラスプラテン50上に置
かれる。その文書のイメージは光学モジユール2
5を介して光電導体面26に転送され、露光ステ
ーシヨン27の光電導体面26上にそのイメージ
を発生する。光電導体面26は、光電導体面の全
面にわたつて通常数百ボルトで相対的に均一な静
電荷を置くために、充電コロナ21によつて充電
されている。この具体例において、光電導体面は
ドラム20の表面として示されているが、無端ベ
ルトの表面であつてもよい。
矢印Aの方向にドラム20が回転すると、現像
装置23は、複写紙面上にあとで転写されるイメ
ージを作る。光電導体ドラムが更に回転すると、
光電導体表面は、光電導体の残りの荷電領域のす
べてを放電する準備清掃コロナ22及び消去ラン
プ24の影響下に入る。光電導体26が露光ステ
ーシヨン27において他のイメージを受け取る前
に再度荷電されるまで、光電導体は回転し、そし
て現像ステーシヨン23を通過する。
多くの適当な光学システムのデザインがある
が、上述した米国特許第4466731号の光学システ
ムがその一例であり、そこに開示されたものを本
明細書で参照している。
第1図を参照すると、本発明の現像装置23の
良好な実施例が示されている。これは、光電導体
26上の静電潜像を現像するために、4個の磁気
ブラシローラ60,62,64及び66を有する
装置であつて、複数ローラにより現像剤を並行し
て流す複数ローラ現像装置である。そのために、
ローラ60乃至66は光電導体ドラムの表面に沿
つた例に配列され、且つ光電導体ドラムからほぼ
同じ間隔で置かれている。上述の特許に示された
複写機は、本発明の単一ローラ現像システムと特
に適合しうるダウンヒル(downhill)現像構成
を形成していることは注意を要する。他方、第1
図に示された複数ローラ現像装置は、現像される
べきイメージが現像ローラ60に最初に当接する
ように、光電導体が現像装置を上方に(矢印A)
回転するアツプヒル構成に一層適している。
ローラ60乃至66は現像剤材料を供給するた
めの貯蔵室70を画定するハウジング68中に設
けられている。この実施例において、摩擦電気に
よりキヤリヤ粒子に付着する黒色粉体のトナー粒
子を有する磁気キヤリヤ粒子を含む2種類の成分
の混合現像剤が使われる。特定の形式として、キ
ヤリヤ粒子は細いテフロン(デユポン社の商標
名)被覆、或は他の適当な重合体被覆を施した通
常の形の鉄粉ビーズを含んでいる。
代案として、本発明は単一成分の現像剤を使う
ことが出来る。この場合、トナーは磁性体で且つ
約60ミクロンよりも小さくないのが好ましい。
貯蔵室70の中に供給オーガ72及び帰還オー
ガ74が配置され、それらのオーガはトナーが被
せられたキヤリヤを磁気ブラシロール60に供給
するよう設計されている。第1図を参照すると、
これらのオーガは、ほぼ水平面に置かれた平行軸
73及び75の囲りを時計方向に回転する。供給
オーガ72は磁気ブラシローラ60の真下に置か
れている。
トナー材料の適当な供給貯蔵庫(図示せず)
が、トナーが消費されると、トナー材料を補充す
るために設けられている。そのようなトナーの補
充は上述の米国特許第4466731号に開示されたよ
うなトナー濃度制御装置に応答して自動的に行わ
れるのが好ましい。
磁気ブラシローラ60乃至66の各々は、固定
磁石アセンブリ78を取り巻いて回転するように
設けられた例えばアルミニウムの如き磁気的に透
明な材料の円筒状殻76を含んでいる。円筒状殻
76は、磁石で発生される磁界内で回転するよう
配置されており、筆の穂先に似た状態でキヤリヤ
粒子を磁気的に吸着する。円筒状殻76が回転す
ると、円筒状殻は上述の穂先を崩壊させ、そし
て、円筒状殻を通る磁界に従つて穂先を再生す
る。
磁気ブラシ現像ローラ60の磁石の列78は、
ブラシローラと光電導体表面26との間のニツプ
80により限定されるブラシローラの現像ゾーン
と、貯蔵室70との間の弧状の列中に配列されて
いる複数個の磁石を含む。ピツクアツプ磁石82
は現像剤供給貯蔵室70から現像剤を集めるよう
に配列されている。ピツクアツプ磁石82と反対
極性の転送磁石84がピツクアツプ磁石82のつ
ぎで且つ現像ニツプ80の方向に置かれている。
転送磁石84は現像磁石86の方へ現像剤を運搬
するよう配列されている。転送磁石84と反対極
性を有する現像磁石86は、現像ローラ60と光
電導体ドラム面との間のニツプ80に対向する現
像ゾーンに配置されている。現像磁石86の直前
で、且つ現像磁石と同じ極性を有するプレ
(Pre)ニツプ磁石88が設けられている。この
磁石は現像磁石86よりも弱く、且つ第3図に示
された夫々の磁石の磁界分布図に示されているよ
うに、転送磁石との間で接線方向の磁界を発生す
るように、転送磁石84に相関して配置される。
混合物障壁、即ち、ドクタロツド90は転送磁
石84とプレニツプ磁石88との間で、且つ磁気
現像ローラ60と関連付けられた間隔で配置され
る。混合物障壁90は接線方向の磁界の中央でな
く、むしろ転送磁石84に近い遷移点に置かれる
のが好ましい。プレニツプ磁石88と、混合物障
壁90と、転送磁石84に関連した上述の配置と
の組み合せは接線方向の磁界の領域を形成し、こ
れにより、現像剤混合物は可成り堅い棒のように
接線方向の磁界により磁気ブラシ・ローラ60の
表面にとどめられ、そして、それ以上の材料は混
合物障壁90によつて容易に取り払われる。
この配列は、ニツプ空隙の大きさに無関係で、
且つニツプの空隙の大きさに関連して、ドクタロ
ツド、即ち混合物障壁90の設定に無関係に、ニ
ツプ空隙80に比較的均一な圧力を生ずる。従つ
て、混合物障壁の設定が変化した時、ニツプに差
し向けられる現像剤の混合物の量は混合物障壁に
よつて取り払われる余分な現像剤よりも接線磁界
中に詰め込まれる現像剤の量によつて、より多く
決められるので、ニツプの圧力は一定にとどま
る。換言すれば、プレニツプ磁石及び転送磁石の
相互作用は現像剤の流れ及び圧力を制御するよう
に、自己調節フイードバツクを遂行する。本発明
に基く混合物障壁90は、現像剤を予定の高さに
制御することはもはや必要がなく、混合物障壁は
過剰なトナーを取り払い、過剰なトナーを貯蔵室
へ返還する。ニツプの空隙の大きさがどうであろ
うとも、ニツプに取つて必要なことは、混合物障
壁90を低めるようフイードバツクして、現像剤
のその上の流れがプレニツプゾーンに流入するの
を阻止することである。プレニツプ磁石88はプ
レニツプの充填を事前に条件付ける役目を有して
おり、そして、ニツプ80の圧力は調節機構90
とは独立したものである。
この配列の特性によつて、現像ゾーンにおける
安定した流量度と圧力の維持がドクタロツド、即
ち混合物障壁の微妙な設定限界調整を行うことな
く可能となる。従つて、従来は、ステンレス鋼の
ドクタブレードが現像ハウジング68に調節して
取り付けられ、使用されていたけれども、本発明
に従つたドクタブレードはアルミニウムのような
他の材料のドクタロツド90で作ることが可能で
あり、しかもドクタロツドはハウジング68に固
定することが可能である。事実、微妙な位置付け
は最早や不必要なので、混合物障壁90は突出し
たアルミニウムである現像室ボデー、又は現像ハ
ウジング68の一部分とすることが可能である。
この流量制御現象のためのピボツト点を一方で与
える混合物障壁は、混合剤成分をかきまぜること
によつて発生する自由トナーを、混合物障壁の上
に移動し、そして、現像剤ハウジングからの飛散
するのを阻止して、複写機内の汚染を防止する。
第3図は現像ローラ60の一実施例の磁気アレ
ー中の磁気コアの磁界をプロツトしたグラフであ
る。
曲線Rは半径方向磁界の強さを示し、種々の磁
石の相対的なピーク値を示している。各ピーク
は、左から右への順序で夫々、ピツクアツプ磁石
82のピーク値、転送磁石84のピーク値、プレ
ニツプ磁石88のピーク値、現像磁石86のピー
ク値を表わしている。曲線Tは接線方向の磁界の
強さを示している。プレニツプ磁石と転送磁石と
の間の磁界の構成は、現像剤が現像ローラ上でね
ている、即ち、基本的に平担である。この領域の
合成磁界の強さが、混合物障壁を越えようとする
すべての材料を貯蔵室70へ実際上押し戻すの
で、混合物障壁の頂上の部分に過剰に現像剤が登
ることはない。
現像ニツプ空隙の大きさに従う現像用の材料が
多すぎる場合、混合物障壁が現像剤の材料を貯蔵
室中に押し戻すため、システムによつて発生され
る信号がある。プレニツプ磁石と転送磁石の配置
関係がこれに対しての責任を持つている。この配
置関係は、従来のシステムに比べてこれらの磁石
間の間隔が相対的に非常に大きく離れていること
である。若しニツプ空隙80が小さいとすれば、
混合物障壁の磁界によつて、それ以上の現像剤の
材料を給送させないという指令をシステムにフイ
ードバツクする。従つて、フイードバツクはプレ
ニツプ磁石88と転送磁石84とによつて発生さ
れる磁界の磁束の結果で生ずる。プレニツプ磁石
の磁束はニツプ空隙80に従つて制限を生ずる。
本発明において、プレニツプ磁石と転送磁石と
の相対的配置はプレニツプ磁石と現像磁石との相
対的配置よりも遥かに重要な要素である。
また、プレニツプ磁石88は、現像磁石86の
ように、半径方向について厳密に位置付けられて
いないことも注意を喚起する必要がある。むし
ろ、プレニツプ磁石は、効果的な磁界効果を得る
ために、磁気ブラシローラの中心線を通る半径方
向の基準中心線に対して約5°乃至約15°の間の角
度だけ傾けられている。転送磁石84の位置は以
下に説明するように重要である。転送磁石の他の
特徴はその形が矩形(正方形ではない)であるこ
とである。
転送磁石は高さ/幅の比が0.50乃至0.75の間の
比率を持つことが好ましい。過剰な現像材が混合
物障壁を通過しようとすると、現像領域中に過密
な現像剤を生ずるほど混合物障壁を通過させるこ
となく、過剰な現像剤は障壁の地点で貯蔵室内に
落下して、それ以上送られることはない。
プレニツプ磁石88は現像磁石86に比べて相
対的に弱いことは注意を要する。この特定の実施
例において、プレニツプ磁石は、現像磁石が460
ガウスの強さを有するのに対して、300ガウスの
強さであり、従つて、プレニツプ磁石の強さは現
像磁石の強さの約65%に当る。実際上、プレニツ
プ磁石88は約150ガウス乃至約300ガウスの範囲
の強さを有するのに反して、現像磁石は約450ガ
ウス乃至550ガウスの間の強さで変化する。両者
を比較した観点から言えば、プレニツプ磁石の強
さは、約30%の間で変化し、現像磁石の強さの約
60%である。プレニツプ磁石の強さは現像磁石の
強さの約半分の大きさを持つのが好ましい。
本発明の配列について説明して来たように、混
合物障壁の設定はニツプ空隙80の設定に関して
微妙ではない。第1図に示した配列のニツプ空隙
は現像剤混合物に使われるキヤリヤビーズの直径
の約6倍の大きさであることが好ましいので、約
0.2032ミリメートル(0.008インチ)の直径のキ
ヤリヤビーズに対して、ニツプ空隙の設定は1.27
ミリメートル(0.050インチ)の程度が好ましい
が、但し、キヤリヤビーズによつては、ニツプ空
隙の大きさは約1.016ミリメータ(0.040インチ)
乃至1.27ミリメータ(0.06インチ)の間で変化す
る。
混合物障壁の設定は約2.29ミリメートル(0.09
インチ)から2.54ミリメートル(0.100インチ)
の範囲にあるのが好ましい。然しながら、それは
約2.29ミリメートルから約5.08ミリメートルの範
囲で変化する。従つて、混合物障壁は、現像ニツ
プにおいてほぼ同じ圧力と同じ流量を維持するこ
との出来る現象に悪影響を与えることなく、その
通常の設定のプラス・マイナス約1.35ミリメート
ル(0.055インチ)に置くことが出来る。
本発明の配列によつて、現像磁石と転送磁石と
の間を、より大きい角度にすることが可能であ
る。使用されるローラの寸法に対して充分なので
ただ1個の転送磁石を示して説明して来たが、よ
り大きな直径のローラを使う場合は2個以上の転
送磁石を使うのが好ましいことは注意を要する。
そのような実施例において、ピツクアツプ磁石8
2と現像磁石86との間の距離が大きい場合、磁
極を交互に交代させた複数個の転送磁石を使用す
ることが出来る。そのような場合、上述した角度
は現像磁石とそれに最も近い転送磁石との間の角
度である。従つて、この角度は約90°乃至115°の
間にあることが見出された。
プレニツプ磁石88及び転送磁石86の強さ
と、これらの磁石の間の角度とを変化することに
よつて、任意の与えられたシステムの流量及び圧
力を変化させることが出来る。プレニツプ磁石の
適当な強さは既に述べた。転送磁石の強さは約
500ガウス乃至約600ガウスの範囲を有する。この
特定の実施例では、転送磁石の強さは約560ガウ
スである。
プレニツプ磁石88と転送磁石84との間の角
度は約60°乃至約75°の間にあり、約65°が好ましい
角度である。また、現像磁石86に関するプレニ
ツプ磁石88の位置は変更することが出来るが、
然し、転送磁石とプレニツプ磁石間の円弧上での
距離と、プレニツプ磁石と現像磁石間の円弧上で
の距離との両方は2:1より小さくないことが望
ましい。
トナーの一部のみがローラ60からニツプ80
の表面26へ通常、転送されるので、残りの現像
剤混合物がローラ60によつてニツプ80を通つ
てローラ62の近くに転送される。ローラ62,
64及び66の各々の磁石アセンブリは光電導体
表面と接触する現像剤の薄層を運び且つその薄層
を一つのローラから次のローラへ転送するため、
通常の態様で配列される。最後のローラ66の磁
石アセンブリは、消耗した現像剤混合物がローラ
の列の最上部を越えて運ばれて、貯蔵室へ落下し
戻すようにするために設けられている。ローラが
充分に大きければ、現像剤の良い転送を助成する
ために、例えばローラ62中に示した磁石92の
ような付加的な磁石を設けることが出来る。
E 発明の効果 本発明の現像装置は、設計の柔軟性と、機械的
な製造許容誤差に大きな余祐と、現像剤混合物の
転送を変化する能力と、現像剤の流量の安定性及
び単純化によつて、良質で均一な複写品質とを与
える。また、ドクタロツドの精密な調節とか精密
な部品が省略出来るし、混合物障壁は現像装置の
ハウシングの一部にすることが出来るので、製造
コストの低下が可能である。更に、現像装置及び
複写機のテストや、出荷前に通常必要とする調整
作業を省略著しくは軽減することにより、コスト
を減少することが出来、また、現場で現像剤とか
光電導体を取り換えるときにもコストを減少する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ブラシ現像装置の実施例
を説明するための断面図、第2図は本発明の現像
装置が用いられる静電複写装置の模式図、第3図
は第2図の磁気ブラシ現像装置に使われる最初の
磁気ブラシローラの磁気コアのデザインの磁界を
プロツトした図である。 60,62,64,66……磁気ブラシロー
ラ、70……現像剤、72……現像剤供給オー
ガ、74……現像剤帰還オーガ、76……円筒状
殻、78……磁石の列、80……ニツプ、82…
…ピツクアツプ磁石、84……転送磁石、86…
…現像磁石、88……プレニツプ磁石、90……
混合物障壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジングと、該ハウジングに装着され、光
    電導体表面との間のニツプを限定するため上記光
    電導体表面に近接した間隔で配列される磁気ブラ
    シローラを備え、該磁気ブラシローラは磁石アセ
    ンブリを取り巻く円筒体を含み、さらに上記磁気
    ブラシローラへ現像剤を供給するための現像剤供
    給源と、該供給源から運ばれる現像剤が上記光電
    導体表面を擦るように、上記円筒体とそれに関連
    する磁石アセンブリとの間で回転運動を起させる
    手段と、上記供給源から上記光電導体表面への現
    像剤の流量を制限するための混合物障壁とを備え
    てなる磁気ブラシ現像装置において、 上記磁石アセンブリは、 上記磁気ブラシローラと上記光電導体表面との
    間の上記ニツプのところで使うよう配置された現
    像磁石と、 上記現像剤供給源から上記ニツプへ上記現像剤
    を転送するための少なくとも1個の転送磁石と、 上記現像磁石と同じ極性を有し、上記現像磁石
    と上記少なくとも1個の転送磁石との間に配置さ
    れたプレニツプ磁石とから成り、 該ニツプ磁石は転送磁石とそれ自身との間で接
    線方向の磁界を生ずるように、上記転送磁石から
    離隔されており、上記混合物障壁は上記転送磁石
    と上記プレニツプ磁石との間に配置されているこ
    とを特徴とする磁気ブラシ現像装置。 2 上記プレニツプ磁石の強さは上記現像磁石の
    強さよりも弱いことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の磁気ブラシ現像装置。
JP61242224A 1985-12-27 1986-10-14 複写機用磁気ブラシ現像装置 Granted JPS62160474A (ja)

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JPS62160474A JPS62160474A (ja) 1987-07-16
JPH0466510B2 true JPH0466510B2 (ja) 1992-10-23

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