JPH0466454B2 - - Google Patents

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JPH0466454B2
JPH0466454B2 JP50151985A JP50151985A JPH0466454B2 JP H0466454 B2 JPH0466454 B2 JP H0466454B2 JP 50151985 A JP50151985 A JP 50151985A JP 50151985 A JP50151985 A JP 50151985A JP H0466454 B2 JPH0466454 B2 JP H0466454B2
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recombinant
protein
sds
hplc
solution
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JP50151985A
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Piitaa Fuerunandesu
Teransu Tafuoro
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Cetus Corp
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Publication date
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Publication of JPH0466454B2 publication Critical patent/JPH0466454B2/ja
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    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/55IL-2
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Description

請求の範囲 1 インターロイキン−2(IL−2)の治療をも
たらすために患者に非経腸投与される医薬を製造
するための、医薬として許容される水性ビヒクル
中に再構成される組換IL−2組成物であつて、 (a) 58位のシステイン及び105位のシステインが
選択的に酸化されてシスチンが形成されること
により活性化された微生物的に生産された組換
IL−2の医療的有効量: (b) 前記酸化された微生物的に生産されたIL−
2の安定性に不都合な影響を与えない医薬とし
て許容される水溶性担体:及び (c) 前記酸化された微生物的に生産されたIL−
2の水溶性を確保するために十分な量の界面活
性剤: を含んで成る無菌凍結乾燥混合物であることを特
徴とする組成物。
2 前記酸化された微生物的に生産されたIL−
2中の非−IL−2蛋白質の含量が5重量%未満
であり、そして前記界面活性剤がドデシル硫酸ナ
トリウム(SDS)又はデオキシコール酸ナトリウ
ムであることを特徴とする請求の範囲第1項記載
の組成物。
3 前記ドデシル硫酸ナトリウムが1mgのIL−
2当り100〜250μg存在することを特徴とする請
求の範囲第2項記載の組成物。
4 前記選択的に酸化された微生物的に生産され
た組換IL−2が混合物の0.02重量%〜3.85重量%
を占めることを特徴とする請求の範囲第1項〜第
3項のいずれか1項に記載の組成物。
5 前記組織IL−2がdes−alalL−2ser125であ
り、そして前記水溶性担体がマンニトールである
ことを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項のい
ずれか1項に記載の組成物。
明細書 この発明は医薬の分野に関する。さらに詳しく
は、これは微生物的に製造されたインターロイキ
ン−2の医薬製剤に関する。
インターロイキン−2、すならち正常な末梢血
リンパ球により生産され、そして植物レクチン、
抗原、又は他の刺激物質に暴露された後抗原又は
マイトジエンで刺激されたT細胞の増殖を誘導す
るリンホカインは、Morgan、D.A等、Sciense
(1976)193:1007−1008により最初に記載され
た。そして、刺激されたTリンパ球の増殖を誘導
するその能力のためにT細胞増殖因子と呼ばれる
が、今やその増殖因子性に加えて、このものはイ
ン−ビトロ及びイン−ビボで免疫系細胞の種々の
機能を調節することが認識され、そしてインター
ロイキン−2(IL−2)と称されている。IL−2
は、免疫細胞の相互作用及び機能を中介する、リ
ンパ球により生産される幾つかのメツセンジヤー
−制御分子の1つである。
IL−2は最初ヒト末梢血リンパ球(PBL)又
は他のIL−2生産性セルラインを培養すること
により作られた。例えば、米国特許No.4401756を
参照のこと。組換DNA技法はPBL及びIL−2生
産セルラインの代替物を提供した。タニグチ、
T.等、Nature(1983)302:305−310、及び
Devos、R.、Nucleic Acids Research(1983)
11:4307−4323はヒトIL−2遺伝子のクローニ
ング及び微生物中でのその発現を報告した。
1983年11月14日に許可されたベルギー特許No.
898016は、野生型又は天然分子の125位に通常存
在するシステインが除去され又はセリンのごとき
中性アミノ酸により置き変えらえているIL−2
のムテインを記載している。これらのムテインは
IL−2生物活性を有する。このベルギー特許は、
該組換ムテインがこれらを水性ビヒクルと混合
し、そして静脈内、皮下等に注射することにより
天然IL−2と同様に製剤化されそして投与され
得ることを記載している。
この発明の1つの観点は、IL−2療法をもた
らすために患者に非経腸的に投与するために医薬
として許容される水性ビヒクル中に再構成
(reconstitute)することができるIL−2組成物
に関し、この組成物は: (a) 非−IL−2蛋白質を実質的に含有しない酸
化された微生物内に生産された組換IL−2の
医療的に有効な量: (b) 該微生物に生産されたIL−2の安定性に不
都合な影響を与えない医薬として許要された水
溶性担体:及び、 (c) 前記微生物的に生産された組換IL−2の水
溶性を確保するのに十分な量の界面活性剤、例
えばアルカリ金属硫酸塩、例えばドデシル硫酸
ナトリウム(SDS)、アルカリ金属サルコシネ
ート、又はデオキシコール酸ナトリウム: を含んで成る。
好ましくは、組換IL−2が選択的に酸化され、
分子が生物的に活性であるように58位及び105位
のシステインがジスルフイド結合を形成する。
この発明の他の観点は患者に治療をもたらす医
薬組成物であり、この組成物は: (a) 上記の混合物と: (b) 該混合物が溶解している医薬として許容され
る水性非径腸ビヒクル: を含んで成り、この溶液はml当り約0.01mg〜約2
mgの範囲の微生物的に生産された組換IL−2を
含有する。
第1図は、微生物的に生産された組換IL−2
を処理しそして精製するための好ましい方法の流
れ図である。
ここで、使用する場合、“IL−2”なる語は、
(a)58位及び105位のシステインのジスルフイド結
合を含む天然ヒトインターロイキン−2のアミノ
酸配列と少なくとも実質的に同一なアミノ酸配列
を有し、そして(b)天然ヒト−インターロイキン−
2と共通の生物学的活性を有する蛋白質をコード
するヒトインターロイキン−2DNA配列又は該ヒ
ト−インターロイキン−2DNA配列の変形物によ
り形質転換された微生物により生産される非グリ
コシル化蛋白質を意味する。アミノ酸配列の実質
上同一とは、配列が同一であるか、あるいは合成
蛋白質と天然ヒト−インターロイキン−2との間
の不都合な機能的非類似性を惹起しない1個又は
それより多くのアミノ酸の変化(欠失、付加、置
換)により異なることを意味する。このような蛋
白質の例は、1983年2月3日に出願されたヨーロ
ツパ特許出願No.83101035.0(1983年10月19日公開
No.91539)、及び1982年12月22日に出願されたヨー
ロツパ特許出願No.82307036.2(1983年9月14日公
開No.88195)に記載されている組換IL−2;ベル
ギー特許No.893.016に対応する1983年10月13日に
出願されたヨーロツパ特許出願No.83306221.9
(1984年5月30日公開No.109748)に記載されてい
る組組IL−2ムテイン;並びにこの出願に記載
されている組換IL−2である。
ここで使用する場合、“形質転換された微生物”
なる語は、天然ヒト−インターロイキン−2活性
を有する蛋白質を生産するために遺伝子操作され
ている微生物を意味する。形質転換された微生物
の例は前記ヨーロツパ特許出願公開No.88198、No.
91539、及びNo.109748に記載されている。IL−2
を生産するために細菌が好ましい。この発明にお
いて有用な典型的な形質転換された微生物は、プ
ラスミドpLWIにより形質転換されたE.コリ(E.
coli)K−12株MM294(1983年8月4日にシス
タ・コーポレーシヨンによりブタペスト条約の規
定のもとにアメリカン・タイプ・カルチユアー・
コレクシヨンに寄託されており、そして受託番号
39405を有する)である。合成組換IL−2はま
た、適切に形質転換された酵母及び哺乳動物細胞
によつても生産され得る。E.コリが特に好ましい
宿主生物である。
形質転換された微生物を、適当な増殖培地中
で、典型的には680nmにて少なくとも約30、そ
して好ましくは680nmにおいて約20〜約40の光
学濃度に増殖せしめる。増殖培地の組成は関与す
る特定の微生物に依存するであろう。培地は、微
生物の栄養的要求を満たす化合物を含有する水性
培地である。増殖培地は典型的には資化性の炭素
及び窒素源、エネルギー源、マグネシウム、カリ
ウム及びナトリウムイオン、並びに場合によつて
はアミノ酸、及びプリン及びピリミジン塩基を含
有するであろう。〔Prview of Medical
Biology、Lange Medical Publications、第14
版80〜95頁(1980)を参照のこと。〕trpプローモ
ーターを用いる発現ベクターにおいては、培地中
のトリプトフアン濃度が、IL−2発現が望まれ
る時点で制限されるように注意深く調節される。
E.コリのための増殖培地は当業者においてよく知
られている。好ましい増殖培地は1985年2月12日
に許可された米国特許No.4499188に記載されてい
る。
培養物から細胞を収得した後、これらを必要で
あれば約20〜500mg/ml、好ましくは80〜100mg/
ml(680nmにおいて、OD40〜200、好ましくは
160〜200)に、濾過、遠心分離、又は他の常法に
より濃縮する。
濃縮に続き、微生物の細胞膜を破壊する。この
破壊の主たる目的は次の抽出及び可溶化段階を促
進することである。この方法のこの段階において
は、常用の細胞破砕技法、例えばホモジナイズ、
超音波処理、又は加圧循環を使用することができ
る。好ましい方法はマントン−ガウリン
(Manton−Gaulin)ホモジナイザーを用いる超
音波処理又はホモジナイズである。破砕段階の終
点は光学濃度によりモニターすることができ、懸
濁液の光学濃度が典型的には約65%〜85%低下す
る。いずれにしても、無傷の細胞が可溶化段階に
持ち込まれないように実質上すべての細胞を破壊
すべきである。所望により、破砕の前に濃縮物の
液相のPHを、次の段階において、組換IL−2蛋
白質を細胞破片中に不溶性複合体として残しなが
らE.コリ蛋白質の除去を促進するレベルに調整す
る。PHは適当な緩衝液を添加することによつてそ
のように調整することができる。ほとんどの場
合、約8〜約8.5の範囲のPHが使用されよう。
第1図に示すように、破砕段階に続く回収工程
の段階は、IL−2の還元状態に維持しながら良
好な収率で、高レベルの純度(好ましくは約95%
以上、そしてさらに好ましくは約98%以上)に、
E.コリ蛋白質からIL−2を分離するために主とし
て設計される。同時に、これらの精製工程はさら
に、相まつて、最終生成物中に発熱物質を、患者
に非径腸的に投与するために許容されると信じら
れるレベルに低下せしめる。
細胞を破砕した後、破砕物の液相から粒状物を
分離し、そして抽出のための最適PHに緩衝化され
た水性媒体中に再懸濁することができる。場合に
よつては粒状物をこの段階で緩衝液により洗浄し
てその中の水曜性E.コリ蛋白質を除去することが
できる。ともかく、抽出にかけられる細胞懸濁中
の蛋白質濃度は通常約5〜約60mg/ml、好ましく
は20〜40mg/mlの範囲である。
粒状細胞材料からのE.コリ蛋白質の抽出は、破
砕と交互に、又は破砕後にそれに続いて行うこと
ができる。これは、好ましくは破砕に続く段階と
して行われる。抽出剤はチヤオトロピツタ剤
(chaotropic agent)(すなわち、水素結合を解離
せしめ、そして蛋白質の3次構造に影響を与える
緩和な蛋白質変性剤)の水溶液である。抽出剤は
細胞破片から多量のE.コリ蛋白質を選択的に除去
し、細胞破片と会合している(含有されているか
又は結合している)組換IL−2の少なくとも実
質的な部分を残す。この選択性は、組換IL−2
の疎水性、及びこの蛋白質はその電点に近いPHに
おいて還元された不溶性の状態にあるという事実
により促進される。さらに、組換IL−2の実質
的な部分は、E.コリ中で高レベルで発現される他
のクローン化蛋白質の場合と同様に、有意な大き
さの封入体(inclusion body)としてイン−ビボ
に存在するであろう。抽出剤の例は、尿素及び塩
酸グアニジンである(可溶化剤としてSDSを使用
する場合、塩酸グアニジンを使用すべきでない。
尿素が好ましい。抽出混合物中のチヤオトロピツ
ク剤の濃度は使用される特定の薬剤及び抽出混合
物中の細胞性材料の量に依存するであろう。尿素
の場合、約3.5M〜4.5M、好ましくは約4Mの濃
度(最終)が25℃における回分法において使用さ
れるであろう。抽出が長時間にわたつて連続的に
行われる場合、一層低い濃度を用いるのが好まし
いであろう。抽出においては通常20℃〜25℃の範
囲の温度が使用され、便宜上室温が使用されるで
あろう。溶液と粒状物との間の接触を増強し、そ
してそうすることによつて細胞破片から非−IL
−2蛋白質を抽出するために必要な時間を短縮す
るために、混合が典型的に用いられるであろう。
SDS−PAGEを用いて、上清について抽出工程の
速度分析が行われ、そして15〜30分間までに抽出
が本質上完結することが見出された。
抽出に続き、混合物を固相と液相に分離する。
次に、固相を、還元剤及び可溶化剤を含有する中
性水性緩衝液と接触せしせむことにより固相中の
組換IL−2を可溶化する。疎水性組換IL−2を
可溶化するために適切な疎水性−親水性バランス
を有する生理的に許容される界面活性剤(洗剤)
を用いることができる。0〜14個の炭素原子を含
有するアルカリ金属硫酸塩及びアルカリ金属アル
キルサルコシネートが好ましい可溶化剤であり、
SDS及びサルコシルが特に好ましい。
可溶化において使用される化溶化剤の量は特定
の薬剤に依存するであろう。SDS又はサイコシル
を使用する場合、SDS/サルコシルと固相蛋白質
との好ましい比率(W/W)は約0.5:1〜1.4:
1である。可溶化剤にまた、可溶化されたIL−
2が有意な程度に酸化されるのを防止するために
十分な量の還元剤を含有する。蛋白質還元剤、例
えばジチオスレイトール(DTT)及び2−メル
カプトエタノールを使用することができる。
DTTのごとき還元剤の媒体中での濃度は通常約
5〜20mMの範囲であろう。可溶化は典型的には
20℃〜25℃の範囲の温度において、固相と可溶化
媒体との間の接触を促進するために混合しながら
行う。一層高い温度は不所望のE.コリ蛋白質を可
溶化するであろう。サンプルが15分間置かれ又は
溶液が半透明になつた時に可溶化が完了したと考
えられる。可溶化の完了後不要物を分離する。
IL−2が可溶化された後、場合によつてはLI
−2を水性溶液から還元条件下で2−ブタノール
又は2−メチル−2−ブタノールにより抽出し
て、IL−2と非常に近い分子量を有する幾らか
の汚染物を著しく含有する追加のE.コリ蛋白質を
除去する。水性溶液及びブタノールが実質上不混
和性である条件(例えば、0.05〜0.15の範囲のイ
オン強度)を用いる。有機抽出の実施において、
必要であれば、水性溶液の蛋白質濃度を好ましく
は約6mg/ml未満、好ましくは約0.5〜4mg/ml
に調整する。還元剤(例えばDTT)の存在下で
抽出を行うことによつて還元条件を維持する。ブ
タノールは一般に可溶化されたIL−2の水性溶
液に約1:1〜約3:1(抽出剤:水溶液)の範
囲の、好ましくは約1:1の容量比において添加
されるであろう。温度は一般に20℃〜100℃の範
囲であり、そしてPHは一般に約4〜9、好ましく
は約5〜6であろう。溶液とブタノールとの間の
接触時間は臨界的ではなく、そして数分間のオー
ダーの比較的短い時間を用いることができる。抽
出が完了した後、水相及びブタノール相を分離
し、そしてブタノール相からIL−2を分離する。
ブタノール相からIL−2を分離するための好ま
しい方法は酸沈澱である。これは、有機相が溶解
するまで(有機相の容量に対して約2〜3容量の
緩衝液)ブタノール相を水性緩衝液(PH7.5)に
加え、そして次にPHを約5.5〜7.0、好ましくは6.0
〜6.2に低下せしめてIL−2を沈澱せしめること
により行われる。
この方法の次の段階は、組換IL−2を抽出の
後に残留するE.コリ汚染物から分離し、そして最
適には可溶化剤からも分離することである。ゲル
濾過クロマトグラフイー、RP−HPLC、又はゲ
ル濾過クロマトグラフイーとRP−HPLCとの組
合わせが使用される。ゲル濾過クロマトグラフイ
ーは好ましくは、発熱成分、及び組換IL−2よ
り高いか又は低い分子量を有する蛋白質汚染物を
除去する2段階において行われる。(組換IL−2
は約15.5Kダルトンの分子量を有する。)これら
の汚染物からのIL−2分離を可能にするために
溶液を画分することができるゲルは商業的に入手
可能である。セフアクリルS−200は高い分子量
の成分を除去するために好ましいゲルであり、そ
してセフアデツクスG−25、G−75又はG−100
ゲルは低分子量汚染物を除去するために好まし
い。ゲル濾過な典型的には、約0.1〜10%の可溶
化剤及び約1〜10mM還元剤を含有する緩衝化溶
液(PH5.5〜7.0)中で行われる。カラムは、所望
の成分を適切に分けることができるような大きさ
にされるであろう。
RP−HPLCはゲル濾過に代るものである。さ
らに、RP−HPLCは、組換IL−2に近い分子量
を有しそしてそれ故にゲル濾過によつては完全に
除去され得ない分子を除去することができる。さ
らに、RP−HPLCによつて細菌エンドトキシン
のごとき汚染物を効果的に除去される。従つて、
RP−HPLCはゲル濾過後の最終精製段階として
も使用され得る。蛋白質の良好な分離をもたらす
支持体(固定相)がまたゲル濾過後の最終精製段
階として使用され得る。蛋白質の良好な分離をも
たらす支持体(固定相)をRP−HPLCにおいて
使用することができる。C−4、C−8又はC−
18の300オングストローム孔径支持体が好ましい
支持体の例である。IL−2を溶液状に維持する
ため、分離は約2.5以下、通常は2.1〜2.3の酸性PH
において行われる。これに関し、可溶化(ゲル濾
過)からの溶液のPHは好ましくはこの範囲に調整
されるであろう。溶液をRP−HPLCカラムに負
荷し、そして固定相に吸着せしめる。酢酸又はト
リフルオロ酢酸のごとき有機酸とプロパノール又
はアセトニトリルのごとき有機溶剤とを含んで成
るグラジエント溶剤形を用いてカラムから組換
IL−2を溶出する。酢酸−プロパノール、トリ
フルオロ酢酸−プロパノール、及びトリフルオロ
酢酸−アセトニトリルが好ましい溶剤系である。
組換IL−2は酢酸−プロパノール系において約
40%プロパノールで、トリフルオロ酢酸−プロパ
ノール系において約50%プロパノールで、そして
トリフルオロ酢酸−アセトニトリル系において約
62%アセトニトリルで溶出する。便宜上、溶離液
の有機溶剤含量は、組換体IL−2が溶出する溶
剤濃度より幾分低いレベルまで急速に上昇せし
め、次に約0.1:〜1.0%/分の範囲のゆるやかな
グラジエント変化により溶出する。
組換IL−2がクロマトグラフイー段階から回
収されるとすぐ、これを凍結乾し、そして還元剤
(組換IL−2を還元状態に保つため)及び可溶化
剤(それを溶液状に保つため)を含有する中性水
性緩衝液中に再懸濁せしめる。組換体IL−2は
この形で安定であり、そしてさらに処理するた
め、及び使用前に製剤化するために貯蔵すること
ができる。
その他のそして好ましい方法は、組換IL−2
を、それがゲル濾過により分離された後に制御さ
れた条件下で選択的に酸化し、そして酸化された
生成物をRP−HPCLにより又はRP−HPLCに続
くゲル濾過により精製することである。これは、
ゲル濾過にもかかわらず存在し続ける汚染物、及
び不所望の酸化生成物の効果的な除去をもたら
す。好ましい酸化方法は、組換IL−2蛋白質と
実質上のアミノ酸配列を有する十分に還元された
微生物的に生産された合成組換IL−2蛋白質
(該配列は、有用な蛋白質中では58位及び105位に
おいて分子内結合してシスチンを構成するシステ
インを含有する)を、制御された態様において選
択的に酸化することによつて該システインを選択
的に酸化して58位及び105位にシスチンを形成す
ることである。ベルギー特許No.898016中に記載さ
れそしてクレームされているような組換IL−2
が使用される場合、制御されたそして選択的な酸
化の効率が改良される。この場合、125位のシス
テインが除去され、又は中性アミノ酸により置き
換えられており、従つてIL−2のダイマー又は
ポリマーを形成することができる酸化の間の125
位のシステインによる正しくない分子内結合及
び/又は分子間結合が回避される。この方法にお
いては、十分に還元された微生物的に生産された
合成組換IL−2蛋白質を好ましくはo−ヨード
ソベンゾエートを反応せしめる。この酸化剤はシ
ステインを水性媒体中で、該システインのpKaよ
り少なくとも約0.5PHユニツト低いPHにおいて酸
化し、この場合、反応混合物中の合成蛋白質の濃
度は約5mg/mlより低く、そしてo−ヨードソン
ベンゾエートと蛋白質とのモル比は少なくとも化
学量論的であり、但し、o−ヨードソンベンゾエ
ートは反応の末期において過剰に存在する。この
選択的酸化は生物学的に活性な分子を生成せしめ
る。選択的に酸化された生成物のRP−HPLC精
製は上記の条件下で、還元剤の不存在下、及び上
記のゲル濾過において使用したのと同じ濃度又は
それより低い濃度での洗剤の存在下で行われる。
クロマトグラフ段階後の組換IL−2の純度は
95%以上、そして通常約98%以上である。この高
度に純粋な物質は、100000ユニツトのIL−2活
性剤当り約5ng未満のエンドトキシン、通常約
0.01ng未満のエンドトキシンを含有する。
この発明に従う組換IL−2の製剤化は、精製
され選択的に酸化されたIL−2を用いる別個の
操作として、又は選択的に酸化されたIL−2の
精製と一体化された操作において行うことができ
る。後者の場合、製剤化のための出発材料は、選
択的に酸化された生成物の逆相高速液体クロマト
グラフイー(RP−HPLC)処理からの組換IL−
2含有生成物であり、好ましくは選択的に酸化さ
れた組換IL−2を含むRP−HPLC生成物(プー
ル物とも称する)は水−有機溶剤混合物中組換
IL−2の溶液を含んで成るであろう。有機溶剤
の種類はRP−HPLCにおいて使用される溶剤系
に依存するであろう。使用され得る系の列は酢酸
又はトリフルオロ酢酸のごとき有機酸とプロパノ
ール又はアセトニトリルのごとき有機溶剤との組
合わせである。
このようなRP−HPLCプール物から組換体IL
−2を製剤化する第1段階は、組換IL−2の水
中への溶解性を増強するSDS又はサルコシルのご
とき洗剤を含有する水性緩衝液中にプール物を再
懸濁(希釈)することにより混合物を水性するこ
とである。この希釈の後、有機相を組換体IL−
2含有水性相から除去し、そして適当な緩衝液を
用いる透析濾過(dia−filtration)により洗剤濃
度を低下せしめる。SDSを使用する場合、SDSを
約100〜250、好ましくは約200μg/mgIL−2の
レベルに低下せしめる。透析濾過の後、IL−2
濃度を約0.01〜2mg/mlの範囲の濃度に調整し、
そして水溶性担体を所望のレベルに加える。この
担体は典型的には、それが溶液中に約1〜10重量
%、好ましくは約5重量%で存在するように添加
されるであろう。添加される担体の正確な量は臨
界的ではない。医薬錠剤の製造において使用され
る常用の固体増量剤を担体として使用することが
できる。これらの材料は水溶性であり、IL−2
と反応せず、そしてそれ自体安定である。これら
は好ましくは水に対して非−感受性(すなわち、
非吸湿性)である。添加され得る担体の例はラク
トース、マンニトール、及び他の還元糖例えばソ
ルビトール、小麦、トウモロコシ、米、及びバイ
レシヨに由来する澱粉及び澱粉加水分解物、ミク
ロクリスタリンセルロース、並びにアルブミン、
例えばヒト血清アルブミンである。マンニトール
が好ましい。
担体は製剤に嵩を加え、単位投与量の溶液が容
器、例えば無菌バイアル中で凍結乾燥された場合
に凍結乾燥された残渣が肉眼により明瞭に識別で
きるようにする。これに関し、好ましい担体であ
るマンニトールは、水に感受性でない美的に許容
される(白色、結晶性)残渣をもたらす。水に対
するマンニトールの非感受性は製剤の安定性を増
強するであろう。
担体を添加した後、単位投与量(すなわち、投
与当り0.01〜2mg、好ましくは0.2〜0.3mgのIL−
2をもたらす容量)の溶液を容器に分配し、此の
容器にスロツト栓をかぶせ、そして常用な凍結乾
燥条件及び用いて凍結乾燥する。
凍結乾燥された無菌性成分物は(1)組換IL−2、
(2)担体(マンニトール)、(3)洗剤(SDS)、及び(4)
混合物が再構成(reconstitute)された場合に生
理的PHをもたらす少量の緩衝剤の混合物から成
る。組換IL−2は典型的には混合物の約0.015重
量%〜3.85重量%を占め、さらに好ましくは混合
物の約0.4%〜0.6%を占めるであろう。この生成
物の貯蔵試験は、IL−2がこの形態中で2℃〜
8℃において3箇月より長期間安定であることを
示す。
凍結乾燥された混合物は、常用の非経腸的水性
注射剤、例えば注射用水、リンゲル注射剤、グル
コース注射剤、グルコース及び塩注射剤等をバイ
アルに注入することによつて再構成することがで
きる。過剰の発泡を防止するため注射剤はバイア
ルの側壁に対して与えられうるべきである。バイ
アルに添加される注射剤の量は典型的には1〜5
ml、好ましくは1〜2mlの範囲である。
再構成された製剤は、ヒト又は他の哺乳動物に
対して、それらにIL−2療法をもたらすために
非経腸投与するのに適当である。このような療法
は種々の免疫調節微候、例えばT細胞変異誘発、
細胞毒性T細胞の誘導、ナチユラルキラー細胞活
性の増大、IFN−rの誘導、細胞性免疫の回復又
は増強(例えば、免疫不全状態の治療)、及び細
胞性(cell mediafed)抗腫瘍活性の増大のため
に適当である。
次の例はこの発明をさらに説明する。この例
は、いかなる態様においても発明を限定すること
を意図しない。
例 この例において使用する組換IL−2はdes−ala
IL−2ser125である。このIL−2のアミノ酸配列
は、天然分子の最初のアラニンを欠き、そして
125位のシステインガセリンに変えられている点
において天然ヒトIL−2のアミノ酸配列と異る。
このIL−2を生産するE.コリのサンプルは、シタ
ス・コーポレーシヨンにより、アメリカン・タイ
プ・カルチユアー・コレクシヨン、12301パーク
ラウンドライブ、ロツクビル、メリーランド、米
国、に1983年9月26日に受託番号No.39452として、
そしてブタペスト条約の規定のもとに1984年3月
6日に受託番号No.39626として寄託されている。
60%2−プロパノール、6%酢酸中329mgのRP
−HPLC精製された酸化されたIL−2生成物(蛋
白質濃度0.94mg/mlを、50mM酢酸ナトリウム、
1mMエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、0.1%
ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)(PH5.5)中に10
倍に希釈した。
次にIL−2溶液を、10平方フイートの中空繊
維カートリツジ(各目分子量カツトオフ10000ダ
ルトン)を用いて600mlの容量に濃縮し、そして
次に、50mM酢酸ナトリウム、1mM EDTA、
0.1%SDS(PH5.5)に対して3容量透析濾過した。
次にこの材料を5μgSDS/mlを含有する10mMリ
ン酸ナトリウムに対して、残留SDSが131μg
SDS/mg蛋白質の値に達するまでさらに透析濾過
した。約255mgのIL−2が0.6mg/mlの濃度で回収
された(425ml)。
222mgのみを、次のように行つた製剤化のため
に用いた:370mlのIL−2溶液(222mg、0.6mg/
ml)を10mMリン酸ナトリウム(PH7.5)及び20
%マンニトールにより希釈して最終濃度を次のよ
うにした: 0.25mg/mlIL−2 5%マンニトール10mMリン酸ナトリウム(PH7.5)中 次に、この溶液を0.2ミクロンフイルターを通
して無菌濾過し、無菌バイアル(1.2ml充填容量)
に充填し、そして凍結乾燥した。
こうして製造された製剤はヒトにおいて臨床的
に使用され、そして連続静脈内注入として投与さ
れた場合2百万ユニツト/m2までの投与において
許用され、又は静脈内もしくは筋肉内ボルス
(bolus)として投与された場合百万ユニツト/Kg
まで許容された。組換IL−2の使用についての
適当な指標には次のものが含まれる: (1) 後天的な、先天的な、又は化学的療法、免疫
療法もしくは照射により誘導された免疫不全状
態の治療: (2) ウイルス性、寄生性、癌性、真菌性、原生動
物性、又はミコバクテリウム性もしくはその他
の感染性疾患の療法におけり細胞性免疫応答の
増強: (3) 感染性、癌性、リウマチ性又は自己免疫性疾
患の治療におけるエキソービボ(ex vivo)で
の細胞の増強された応答の誘導: (4) リウマトイド又は他の炎症性関節炎症の治
療: (5) 異常免疫応答の疾患、例えば多発性硬化症、
全身性紅斑性狼瘡、糸球体腎炎、又は肝炎の治
療: (6) 造血系腫瘍、又は造血組織の前癌性もしくは
再生不良性異常の抑制: (7) 天然に存在する、投与された天然の、化学的
に合成もしくは修飾された、又は組織操作によ
るワクチン、あるいは医療目的に投与される他
のい抗原に対する細胞性又は液性応答の誘導に
おけるアシユバントとしての使用: (8) 神経伝達調整剤としてのもしくは精神活性剤
としての、医療目的のエンケフアリンとして
の、又は中枢神経系機能の調節剤としての使
用: (9) 上記の疾患状態の治療のための局所適用にお
いて: (10) 細胞毒性化学治療又は直接療法もしくはアジ
ユバント環境における癌性もしくは前癌性疾患
の治療における照射もしくは手術と組合わせ
て: (11) 直接抗ウイルス性、抗真菌性、抗細菌性、
もしくは抗原性動物活性を有する薬剤と組合わ
せて、又は典型及び非典型m.ツベルクロシス
の薬剤治療と組合わせて: (12) 他の免疫調節剤、リンホカイン(例えばIL
−1、IL−3、CSF−1、α−インターフエ
ロン、及びr−インターフエロン)、天然のも
しくは誘導性の抗細胞性毒素、癌性、感染性、
自己免疫性又はリウマチ性疾患の治療における
悪性細胞の溶解又は静止を中介する分子と組合
わせて:そして (13) 感染性疾患に対する予防。
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