JPH0466415B2 - - Google Patents

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JPH0466415B2
JPH0466415B2 JP62078824A JP7882487A JPH0466415B2 JP H0466415 B2 JPH0466415 B2 JP H0466415B2 JP 62078824 A JP62078824 A JP 62078824A JP 7882487 A JP7882487 A JP 7882487A JP H0466415 B2 JPH0466415 B2 JP H0466415B2
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JP
Japan
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signal
output
frequency
hopping
signals
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JP62078824A
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JPS63245146A (ja
Inventor
Kazuo Okada
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は周波数ホツピングによるスペクトラ
ム拡散伝送装置の改良に関するものである。
[実施例] 従来、周波数ホツピング装置は、例えば第2図
に示す構成をしている。図において、S1、S2
…、Soはスペクトラム拡散通信方式に用いられる
周波数の基準波を発振する発振器であり、これら
発振器S1、S2、…、Soはそれぞれ異なる周波数の
基準波を発振する。そして、スペクトラム拡散通
信においては、これら発振器S1、S2、…、Soは、
例えば高速スイツチング素子のトランジスタから
なる切り換え回路Tにて切り換えられ、その切り
換えにて上記基準波の周波数がホツピングされ
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記周波数ホツピング装置による周
波数ホツピングと搬送波FMとを組合せてスペク
トラム拡散通信を行おうとした場合、上記複数の
発振器S1、S2、…、Soを切り換え回路Tにて切り
換えているため、周波数ホツピング時に位相が不
連続になり、これが原因で搬送された信号を復調
する際に雑音が生じる。そのために、上記周波数
ホツピング装置による周波数ホツピングと搬送
FMとの組合せによるスペクトラム拡散通信はそ
の実用化に困難が伴つていた。
この発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は周波数ホツピングおよびFM変調
をデジタル的に行うことにより、位相連続なスペ
クトラム拡散波を発生することができ、また正確
なホツピング周波数を得ることができ、スペクト
ラム拡散通信を可能とするスペクトラム拡散伝送
装置を提供することにある。
[問題点を解決しようとする手段] 上記目的を達成するために、この発明のスペク
トラム拡散伝送装置は、基準とする周波数の余弦
波信号を発振する発振器と、この発振した信号の
位相をπ/2遅延するπ/2移相器と、上記周波
数をホツピングするために、少なくとも高安定発
振の周波数信号によつてホツピング周波数の指令
信号をサンプリングし、このサンプリングに応じ
て内部メモリから所定周波数の余弦波および正弦
波信号のデジタル値を読み出してアナログ変換
し、このアナログ変換した余弦波および正弦波信
号を出力するホツピング周波数発生手段と、この
ホツピング周波数発生手段の出力余弦波および正
弦波信号の周波数指令を出すホツピング指令器
と、上記発振器の出力余弦波信号と上記ホツピン
グ周波数発生手段の出力余弦波および正弦波信号
とを乗算する第1および第2の乗算器と、上記
π/2移相器の出力正弦波信号と前記ホツピング
周波数発生手段の出力余弦波および正弦波信号と
を乗算する第3および第4の乗算器と、入力音声
信号をデジタル値に変換するA/D変換器と、こ
のA/D変換器の出力値に応じて内部メモリから
所定周波数の余弦波および正弦波信号のデジタル
値を読み出してアナログ変換し、このアナログ変
換した余弦波および正弦波信号を出力する音声周
波数発生手段と、上記第1および第3の乗算器の
出力信号と上記音声周波数発生手段の出力余弦波
信号とをそれぞれ乗算する第5および第7の乗算
器と、上記第2および第4の乗算器の出力信号と
上記音声周波数発生手段の出力正弦波信号とをそ
れぞれ乗算する第6および第8の乗算器と、この
第6の乗算器の出力信号を−1倍する係数器と、
上記第5、第7および第8の乗算器の出力信号と
上記係数器の出力信号とを加算する加算器とを備
え、上記ホツピング指令によりホツピングした周
波数の信号と上記入力音声信号をFM変調した信
号とを組み合わせてスペクトラム拡散通信を行う
際、上記ホツピング周波数発生手段および音声周
波数発生手段からの出力余弦信号および正弦波信
号を位相連続とし、位相連続のスペクトラム拡散
波の発生を可能としたことを要旨とする。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は周波数ホツピングと搬送波FMとの組
み合わせてスペクトラム拡散通信を行うためのス
ペクトラム拡散伝送装置の概略的ブロツク図であ
る。図において、1は基準波となる所定周波数を
発振する発振器であり、この発振器1はホツピン
グする周波数のうちの中心周波数で、例えば余弦
波信号を発振する。この周波数をホツピングする
ためのホツピング周波数発生手段2はホツピング
指令器3からの指令にて所定周波数の余弦波およ
び正弦波信号を発生する。このホツピング周波数
発生手段2は、一定周波数を高安定で発振する高
安定発振回路2aと、高安定発振回路2aにて発
振された信号でホツピング指令器3からの指令を
サンプリングし、そのサンプリングに応じて内部
メモリより所定周波数の余弦波および正弦波信号
のデジタル値を出力するデジタル式波形発生器2
bと、その余弦波および正弦波信号のデジタル値
をアナログ値の余弦波および正弦波とするD/A
変換器2c,2bと、この余弦波および正弦波信
号の高調成分を除去するフイルタ部2e,2fと
からなつている。一方、搬送波FMを得るため、
マイクロフオン4に入力され、A/D変換器5に
てデジタルに変換された音声信号が音声周波数発
生手段6に入力される。このFM変調器に該当す
る音声周波数発生手段6は、一定の周波数を発振
する発振回路6aと、発振回路6aにて発振され
た信号でそのデジタルの音声信号をサンプリング
し、そのサンプリングに応じて内部メモリより所
定周波数の余弦波および正弦波信号のデジタル値
を出力するデジタル式波形発生器6bと、その余
弦波および正弦波信号のデジタル値をアナログ値
の余弦波および正弦波とするD/A変換器6c,
6dと、この余弦波および正弦波信号の高調成分
を除去するフイルタ部6e,6fとからなつてい
る。
上記発振器1にて発振された余弦波信号とホツ
ピング指令によりホツピング周波数発生手段2か
ら発生された余弦波および正弦波信号とは、第1
の乗算器7および第2の乗算器8にてそれぞれ乗
算される。また、その発振器1にて発振された余
弦波信号は遅延手段であるπ/2移位相器9にて
π/2位相がずらされて正弦波信号に変換され
る。このπ/2移相器9から出力された正弦波信
号と上記ホツピング指令にてホツピング周波数発
生手段2から発生された正弦波および余弦波信号
とは、第3の乗算器10および第4の乗算器11
にてそれぞれ乗算される。第1の乗算器7および
第3の乗算器10にて乗算された信号と音声周波
数発生手段6から発生された余弦波信号とはそれ
ぞれ第5の乗算器12および第7の乗算器13に
て乗算される。第2の乗算器8および第4の乗算
器11にて乗算された信号と音声周波数発生手段
6から発生された正弦波信号とはそれぞれ第6の
乗算器14および第8の乗算器15にて乗算され
る。これら第5から第8の乗算器12,13,1
4,15にて乗算された信号はアナログ加算器1
6にて加算される。ただし、乗算器14の出力は
係数器17により−1倍されて加算される。すな
わち、この加算器16の出力が周波数ホツピング
と搬送波FMとを組合せたものになつている。
次に、上記構成としたスペクトラク拡散伝送装
置の動作を説明する。
まず、発振器1からは周波数fc=2π/ωcの余
弦波信号(cos ω ct)が出力され、ホツピング
指令器3からの指令により周波数発生手段2から
は周波数fH=2π/ωHの余弦波(cos ω Ht)お
よび正弦波(sin ω Ht)信号が出力され、マ
イクロフオン4から入力した音声に基づき音声周
波数発生手段6からは周波数fs=2π/ωsの余弦
波(cos ω st)および正弦波(sin ω st)信
号が出力されているものとする。
この場合、第1の乗算器7の出力には(cos ω
ct)×(cos ω Ht)の信号、第2の乗算器8
には(cos ω ct)×(sin ω Ht)の信号、第
3の乗算器10には(−sin ω ct)×(sin ω H
t)の信号、第4の乗算器11には(−sin ω
ct)×(cos ω Ht)の信号がそれぞれ出力され
る。そして、第5の乗算器12の出力には(cos
ω ct)×(cos ω Ht)×(cos ω st)の信号

第7の乗算器13には(−sin ω ct)×(sin ω
Ht)×(cos ω st)の信号、第6の乗算器1
4には(−cos ω ct)×(sin ω Ht)×(sin ω
st)の信号、第8の乗算器15には(−sin ω
ct)×(cos ω Ht)×(sin ω st)の信号がそ
れぞれ出力される。
すると、アナログ加算器16の出力は上記信号
を加算した(cos ω ct)×(cos ω Ht)×(cos
ω st)+(−sin ω ct)×(sin ω Ht)×(c
os
ω st)−(cos ω ct)×(sin ω Ht)×(sin
ω
st)+(−sin ω ct)×(cos ω Ht)×(sin
ω
st)の信号となる。そして、これは、cos ω
ctcos ω Htcos ω st−sin ω ctsin ω H
tcon ω st−sin ω ctsin ω Htsin ω st−
cos ω ctsin ω Htsin ω st=cos(ωc+ωH
ωs)tに置き換えられる。すなわち、cos(ωc+
ωH+ωs)tの波形信号は、ホツピング指令器3
にてωHを任意に変えることにより、種々に変化
させられる。つまり、基準周波数を中心に、周波
数のホツピングを行うことができる。また、FM
変調信号のωsはマイクロフオン4から入力する
音声等により変化する。
ここで、デジタル的に余弦波および正弦波信号
を出力するデジタル式波形発生器2bおよび6b
はそれぞれωH、ωsの周波数で位相連続の波を発
生する。また、発振器1もωcの周波数で連続波
である。したがつて、上記式cos(ωc+ωH+ωs)
tの信号は位相が連続に変化するコヒーレントな
波である。すなわち、周波数ホツピングと搬送
FMとを組合せてスペクトラム拡散通信を行つた
場合、それを受信する受信側に上記同様の方法に
て復調する装置を設けれは、雑音の少ない通信を
行うことができる。
なお、上記実施例の発振器1は正弦波信号を発
振するようにしてもよい。この場合、上記乗算器
に入力される信号は上記実施例と異なる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のスペクトラム
拡散伝送装置によれば、周波数ホツピングと搬送
波FMとを組み合わせてスペクトラム拡散通信を
行う際、周波数ホツピングおよびFM変調をデジ
タル的に行うようにしたので、位相連続なスペク
トラム拡散波を得ることができ、またこの位相連
続としたことにより、受信側にあつては雑音の発
生が少なくて済むという効果がある。また、この
発明のスペクトラム拡散伝送装置は、ホツピング
を高安定発振回路で行つていることから、ホツピ
ング周波数が正確であり、上記位相連続なスペク
トラム拡散波をより正確に伝送することができ、
スペクトラム拡散通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すスペクトラ
ム拡散伝送装置の概略的ブロツク図、第2図は従
来の周波数ホツピング装置の概略的ブロツク図で
ある。 図中、1は発振器、2はホツピング周波数発生
手段、2aは高安定発振回路、2bはデジタル式
波形発生器、2c,2dはD/A変換器、2e,
2fはフイルタ部、3はホツピング指令器、4は
マイクロフオン、5はA/D変換器、6は音声周
波波発生手段、6aは発振回路、6bはデジタル
式波形発生手段、6c,6dはD/A変換器、6
e,6fはフイルタ部、7は第1の乗算器、8は
第2の乗算器、9は遅延手段(π/2移相器)、
10は第3の乗算器、11は第4の乗算器、12
は第5の乗算器、13は第7の乗算器、14は第
6の乗算器、15は第8の乗算器、16はアナロ
グ加算器、17は係数器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基準とする周波数の余弦波信号を発振する発
    振手段と、 該発振した信号の位相をπ/2遅延する遅延手
    段と、 前記周波数をホツピングするために、少なくと
    も高安定発振の周波数信号によつてホツピング周
    波数の指令信号をサンプリングし、このサンプリ
    ングに応じて内部メモリから所定周波数の余弦波
    および正弦波信号のデジタル値を読み出してアナ
    ログ変換し、該アナログ変換した余弦波および正
    弦波信号を出力するホツピング周波数発生手段
    と、 該ホツピング周波数発生手段の出力余弦波およ
    び正弦波信号の周波数指令を出すホツピング指令
    手段と、 前記発振手段の出力余弦波信号と前記ホツピン
    グ周波数発生手段の出力余弦波および正弦波信号
    とを乗算する第1および第2の乗算手段と、 前記遅延手段の出力正弦波信号と前記ホツピン
    グ周波数発生手段の出力余弦波および正弦波信号
    とを乗算する第3および第4の乗算手段と、 入力音声信号をデジタル値に変換するA/D変
    換手段と、 該A/D変換手段の出力値に応じて内部メモリ
    から所定周波数の余弦波および正弦波信号のデジ
    タル値を読み出してアナログ変換し、該アナログ
    変換した余弦波および正弦波信号を出力する音声
    周波数発生手段と、 前記第1および第3の乗算手段の出力信号と前
    記音声周波数発生手段の出力余弦波信号とをそれ
    ぞれ乗算する第5および第7の乗算手段と、 前記第2および第4の乗算手段の出力信号と前
    記音声周波数発生手段の出力正弦波信号とをそれ
    ぞれ乗算する第6および第8の乗算手段と、 該第6の乗算手段の出力信号を−1倍する係数
    手段と、 前記第5、第7および第8の乗算手段の出力信
    号と前記係数手段の出力信号とを加算する加算手
    段とを備え、 前記ホツピング指令によりホツピングした周波
    数の信号と前記入力音声信号をFM変調した信号
    とを組み合わせてスペクトラム拡散通信を行う
    際、前記ホツピング周波数発生手段および音声周
    波数発生手段からの出力余弦信号および正弦波信
    号を位相連続とし、位相連続のスペクトラム拡散
    波の発生を可能としたことを特徴とするをスペク
    トラム拡散伝送装置。
JP62078824A 1987-03-31 1987-03-31 スペクトラム拡散伝送装置 Granted JPS63245146A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59219045A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Nec Corp 広帯域信号と狭帯域信号の同時伝送方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59219045A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Nec Corp 広帯域信号と狭帯域信号の同時伝送方式

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JPS63245146A (ja) 1988-10-12

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