JPH0466289A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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Publication number
JPH0466289A
JPH0466289A JP2178263A JP17826390A JPH0466289A JP H0466289 A JPH0466289 A JP H0466289A JP 2178263 A JP2178263 A JP 2178263A JP 17826390 A JP17826390 A JP 17826390A JP H0466289 A JPH0466289 A JP H0466289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
rotation
arms
plane
accuracy
Prior art date
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Pending
Application number
JP2178263A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Kajikawa
敏和 梶川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2178263A priority Critical patent/JPH0466289A/ja
Publication of JPH0466289A publication Critical patent/JPH0466289A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はレーザ加工装置に関し、特にボードカッタや大
型LCD基板加工用のレーザ加工装置に関するものであ
る。
従来技術 従来、1rrr程度の大型基板面上にレーザ光を集光照
射して所定形状の切断、トリミング、溶接などの処理を
行うためのレーザ加工装置では、大型XYステージと加
工光学系とを組合せる構成が一般的となっている。この
組合せ方には次の2通りがあり、1つは加工光学系を固
定し、レーザスポット光の位置は空間的に固定されてい
るものとし、この集光スポットに対して基板をXYステ
ージ上に搭載し、XY駆動する方式である。他の1つは
、基板を固定台上に搭載し、加工光学系をXYステージ
で駆動する方式である。
前者の方式で用いられているXYステージの1例の平面
図を第6図に示している。本図のXYステージはボール
ネジとガイドと回転モータとを組合せた標準的なXYス
テージの例である。
図において、X、Yステージベース71.72には夫々
X、Y軸ガイド73.74が設けられており、これ等X
、Y軸ガイド73.74に沿って載物台75が摺動自在
に構成されている。
駆動モータとして、X、Yモータ76.77が用いられ
ており、X、Y軸上−タ76.77に一体に取付けられ
たX、Y軸ボールネジ78.79により、載物台75の
X、Y方向の摺動駆動が夫々可能となっている。
この方式では、ガイドの長さは可動範囲の2倍強必要で
あり、lmX1m程度の基板を加工するためには、2m
以上の長さが必要となる。この様なガイドを固定し、そ
の精度を保証するには、X。
Y軸の各ベース71.72を堅固に製造することが要求
される。そのために、ステージ全体の重量は500 k
g〜1を程度にもなる。
また、ステージ精度のうち直線性及び両軸の直交度はガ
イド自体の精度と組立精度とに依存するために、精度を
上げるには、高価な高精度ガイドを時間をかけて組立調
整する必要がある。
後者の方式では、前者の方式と同様の構成のXYステー
ジ上に加工光学系を載せてレーザ光を基板上に集光走査
するものであるが、ステージの搭載物が加工光学系だけ
で軽量、小型であるのて、ガイド類を小型化でき、軽量
化も図れるという利点がある。しかしながらガイドに要
求される精度は前者の方式と同しである。
以上述べたXYステージ方式の他にも、リニアステッピ
ングモータによるXYステージ等が大型基板用に適用可
能であり、装置全体の小型化を図ることができるが、高
価なものとなるという欠点がある。
発明の目的 本発明の目的は、軽量かつ高精度で、信頼性も高い安価
なレーザ加工装置を提供することである。
発明の構成 本発明によるレーザ加工装置は、一端が互いに連結され
た第1及び第2の可動アームと、これら可動アームを所
定平面内で夫々長手方向に摺動自在に支持する支持手段
と、前記第1及び第2の可動アームを前記平面に垂直な
第1及び第2の回転軸で夫々回動自在に軸支する軸支手
段と、前記第1及び第2の可動アームの連結端に取付け
られたレーザ集光手段とを含み、前記第1及び第2の可
動アームの長さ及び回動方向を前記平面内で夫々制御す
ることにより前記レーザ集光手段の前記平面内での位置
決めをなすようにしたことを特徴どする。
実施例 次に、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
第1図は本発明の実施例の平面図であり、第2図はその
側面図である。2本のアーム1.2の先端部は互いにリ
ンク構造で連結されており、その連結部には加工光学部
3が取付けられている。
これ等アーム1.2は同一平面内にあり、この平面内で
その長手方向に摺動自在な様に支持されると共に、当該
平面に垂直な回転軸を中心に回動自在に軸支されている
そのために、アーム1の駆動用モータ4が設けられてお
り、このモータ4の回転力により、回転支持軸5を中心
にアーム1は上記平面内に回動可能であり、またプーリ
6により当該平面内で長手方向の摺動移動が可能である
アーム2についてもアーム1の例と同様の構造であり、
7がアーム2の回転支持軸、8がアーム2の摺動用プー
リを示している。
アーム1にはその長手方向の移動量を計測するためのリ
ニアスケール9が固定されており、このリニアスケール
9と対向してセンサ1oが設けられている。
尚、アーム2についても同様であることは勿論である。
これ等アーム1,2の回動平面(摺動平面でもある)に
は光学系ベース12が装置ベース11上に取付けられて
設けられており、この光学系ベース12上をアーム先端
に取付けられた加工光学部3がスライドするようになっ
ている。
本例では、被加工基板13は加工光学部3の上方に、当
該平面と平行に固定されているので、加工面は下面とな
り、加工光学部3と対向している。
この加工光学部3には光ファイバ14により外部よりレ
ーザ光が供給されており、アーム1又は2に沿ってレー
ザ光を供給する構造としても良い。
尚、加工光学部3の集光レンズの焦点距離が短い場合、
被加工基板13のたわみ等による焦点位置ズレが加工特
性に影響を与えるために、加工光学部3にはオートフォ
ーカスユニットを取付けることは従来と同様である。
加工光学部3はアーム1,2の駆動に応して光学系ベー
ス12上をスライドするものであるが、その方法として
は、エアースライド方式と接触スライド方式とがある。
前者は抵抗が少なく動きがスムーズであるが、位置決め
時に、残留振動が残り易いので、位置決め時間が大きく
なることがある。後者の場合は、光学系ベース12を鏡
面とし、オイルを塗布して滑りを良好とする方法が採用
される。
第1図から明らかな如く、アーム1,2の各アーム駆動
プーリ6.8によって各アームの長さを可変制御し、ま
た回転支持軸5,7を中心に回動制御すると、アーム支
持軸5.7と加工光学部3とを接続して得られる三角形
の形状が変化するが、両支持軸5.7が固定されている
ために、加工光学部3の位置は、第1図の紙面に平行な
市内で移動する。
加工光学部3の位置決め誤差要因は、加工光学部3、ア
ーム1.2の各回転軸の編心と、両アーム1.2の長さ
Ll、、L2の計測誤差とが主たるものである。従って
、通常のXYステージの様に、精度の基準となるガイド
が不要である。
また、本実施例では、アーム先端の加工光学部3は光学
系ベース12の上に載っているために、アームにかかる
負荷はアーム自重のみであるので、全体に軽量化が可能
となる。
加工光学部3の中心位置(X、Y)はアーム長さLL、
L2により次式で表わされる。尚、各回転支持軸の位置
を(Xl、O)、(X2,0)とする。
X−(Ll 2−L22−Xi 2+X22)/2 (
X2−Xl ) Y霞    1−−■ 次に、Ll、L2の長さ方向の位置誤差(△L■、△L
2)が加工位置(X、Y)に及はす位置誤差(△X、△
Y)は上式を用いて次式となる。
X+△X−((Ll+△Ll) (L2+△L2 )−XI 2+X22+/2 (X2
−Xl ) Y+△Y− (l +△Ll  )  2−  (X+△X−Xl 
 )  2第1図の装置を大型基板のレーザ加工装置と
した場合の位置誤差を試算すると次の如くなる。第1図
において、走査範囲(Ax、AY)を100On+mx
 1000m■とし、アーム回転支持軸5,7の位置を
(−500、0) 、  (500、0)として、走査
範囲シフト量を5y−soollとする。
LL、L2の移動距離の計測はアームに固定されたリニ
アスケールで計測可能であるため、高精度である。たと
えば、ハイデンノ\イン社製のミニリーダ190/40
型を使えば、最小読取り21が可能である。この試算で
は、リニアスケールの最小読取りを5jmとし、最小読
取り量だけ位置計測誤差が発生した場合(△L−△Ll
−△L2−5jm)を想定している。第4図にこれ等条
件例を示し、その試算結果を第5図に示す。
A、B、C,Dの各位置は走査範囲の外周上の位置であ
り、これらの位置においてLL、L2各々の長さが△L
だけ変化した時の加工光学部位置変化を求めである。第
5図を見てわかるように、最大位置ズレ量(変化量)は
15μm程度であり、移動範囲lmX1m程度の通常の
XYステージに比べて同等以上の精度を示すことになり
、実用上全く問題は無い。
またアームの長さは本配置では1.8m程度必要である
が、他の機構を支持する必要が無いため、軽量化が可能
である。したがって駆動モータも小型のもので良く、ま
た回転支持軸への負荷も小さいため、全体を軽量化でき
る。
次に、本発明の他の実施例の側面図を第3図に示す。本
実施例は第1図の実施例とアーム駆動機構は同じである
が、光学ベース12を被加工基板13の上方に設置し、
加工光学部3は、下方より光学ベース12に接しながら
移動する。
加工光学部3を光学ベース12に接しながら移動可能と
する方法はいくつかある。1つは光学ペース内部に鉄板
を設け、加工光学系側面に電磁石を設けて吸着させる方
法である。他には、エアーによる吸着や、加工光学部下
部より被加工基板13の面側に、ガス(エアー、N2な
ど)を噴射して浮上させる方式などがある。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、レーザ光集光手段
を2次元に移動する方式として、被加工基板面に平行な
光学ベースと、同ベースに接しながら上記レーザ光集光
手段を移動させる手段として、被加工基板面を含む平面
に垂直な回転軸を持ち同回転軸を基準として同平面内で
その長さを可変制御できる2組のアームとを用いる構成
としているので、位置精度を保証するために必要な高精
度のガイドレールが不用であり、同ガイドレールを固定
するための堅固なベースが不用となって、コスト低減と
全体重量の低減が図れる。
また、従来位置精度を保証するためには、組立時にガイ
ドレールの直線性、X7両ガイドの直交度の調整・検査
が不可欠であり、多くの工数と熟練技術が必要であった
が、本発明の場合位置精度に影響する要因は、アーム長
の計測誤差と、アーム支持回転軸の偏心量とが主なもの
であるため、組立時の調整工数は少なく、また熟練も必
要としない。
本発明の場合アーム長は、走査範囲の1.5〜2倍程度
の長さが必要であるが、自重以外負荷かほとんどかから
ないため、軽量構造が可能となる。
また、可動部はアーム支持回転軸とアームの長さ方向駆
動機構だけであり、このうちアーム長さ方向の移動はリ
ニアスケールで常に計測されているため、精度の不安定
要因となりうる機構部はアーム支持回転軸のみである。
従って、走査機構としての信頼性も高く、メンテナンス
も簡単である。
このように、本発明によれば、軽量かつ高精度で信頼性
も高い、レーザ光走査機構を低価格で実現することがで
きることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の平面図、第2図はその側面図、第3図
は本発明の実施例の側面図、第4図は位置誤差算出のた
めの各種条件を示す図、第5図は位置誤差算出例を示す
図、第6図は従来技術を示すレーザ加工装置の平面図で
ある。 主要部分の符号の説明 1.2・・・・・・アーム 3・・・・・・加工光学部 5.7・・・・・・回転支持軸 6.8・・・・・・プーリ 13・・・・・・被加工基板 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端が互いに連結された第1及び第2の可動アー
    ムと、これら可動アームを所定平面内で夫々長手方向に
    摺動自在に支持する支持手段と、前記第1及び第2の可
    動アームを前記平面に垂直な第1及び第2の回転軸で夫
    々回動自在に軸支する軸支手段と、前記第1及び第2の
    可動アームの連結端に取付けられたレーザ集光手段とを
    含み、前記第1及び第2の可動アームの長さ及び回動方
    向を前記平面内で夫々制御することにより前記レーザ集
    光手段の前記平面内での位置決めをなすようにしたこと
    を特徴とするレーザ加工装置。
JP2178263A 1990-07-05 1990-07-05 レーザ加工装置 Pending JPH0466289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2178263A JPH0466289A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 レーザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2178263A JPH0466289A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 レーザ加工装置

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Publication Number Publication Date
JPH0466289A true JPH0466289A (ja) 1992-03-02

Family

ID=16045435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2178263A Pending JPH0466289A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 レーザ加工装置

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JP (1) JPH0466289A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5900171A (en) * 1996-01-24 1999-05-04 Fanuc, Ltd Laser machining apparatus with head support by angularly movable expandable arms

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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