JPH0466173B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0466173B2
JPH0466173B2 JP63150100A JP15010088A JPH0466173B2 JP H0466173 B2 JPH0466173 B2 JP H0466173B2 JP 63150100 A JP63150100 A JP 63150100A JP 15010088 A JP15010088 A JP 15010088A JP H0466173 B2 JPH0466173 B2 JP H0466173B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
plastic
metal
metal inner
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63150100A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01317747A (ja
Inventor
Mitsuo Takayanagi
Kazusane Hirota
Jinichi Yazaki
Kyoshi Kawaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP63150100A priority Critical patent/JPH01317747A/ja
Publication of JPH01317747A publication Critical patent/JPH01317747A/ja
Publication of JPH0466173B2 publication Critical patent/JPH0466173B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属−プラスチツク複合蓋の製造方
法に関し、特に注射用薬液や点滴用薬液等の薬液
を収納する容器用の密封蓋として適した、金属と
プラスチツクからなる複合蓋を、高生産性をもつ
て製造する方法に関する。
(従来の技術) 従来より注射用薬液や点滴用薬液等の薬液を収
納するための容器の密封用外装蓋が各種提案され
ている。
例えば、特開昭59−142949号公報には、孔部を
形成された天板と、該天板の周縁部から垂下する
スカート部とを有する金属シエルと、該孔部を閉
じるプラスチツク板状体よりなるキヤツプであつ
て、該プラスチツク板状体は、該孔部の内側に開
封のための可除部を画定する薄肉部が形成され、
且つ該可除部には外方に突出した摘み部が一体に
形成されており、該プラスチツク板状体は、その
周辺部が該天板の孔部辺縁部の外面及び内面を挟
むようにして押型成形によつて形成されていて、
該周辺部は該天板の孔部辺縁部に密接しているこ
とを特徴とするキヤツプが記載されている。
ここに開示されているキヤツプも、薬液用容器
の密封蓋を意図したものであつて、金属シエルの
天板に形成された孔部を閉じる状態でプラスチツ
ク板状体が配置されており、該プラスチツク板状
体は、その周辺部が、該天板の孔部辺縁部の外面
及び内面を挟むようにして形成されているため、
金属シエルとプラスチツク板状体は孔部辺縁部で
密接され、それらの間にガタツキや〓間がなく、
蒸気滅菌処理や冷却時、または保管時に埃や雑菌
が入りにくい構造を有している点で、薬液用容器
の密封蓋として評価されるものである。
しかしながら、上記キヤツプは、プラスチツク
板状体が金属シエルの孔部辺縁部においてのみそ
の外面及び内面を挟むように密接係合しているだ
けであつて、金属シエルとプラスチツク板状体が
接着している訳でもないので、通常の蒸気滅菌処
理や保管に際しては密封蓋として一応の機能を有
するものであるが、過酷な各種処理や、運搬等に
際しては、密封性の点で必ずしも十分に満足し得
るものとは言い難い。
また、実開昭54−128859号公報には、密閉ゴム
栓1と金属製口金2とプラスチツク製蓋体3とか
ら成り、蓋体3を指先で開封して金属製口金2の
頂面中央部に穴を開ける薬用瓶蓋において、プラ
スチツク蓋体3の裏面の突出部3Aを口金2の穴
2Aに差し込んで突出部3Aの下端周3Bを口金
2の裏面に熔着し、穴2Aと同心の環状剥切用筋
条2Bを穴2Aの外方において口金2に設け、蓋
体3の裾部3Cの内面に口金2の裾部2Cに圧着
する空気流通遮断用の環状リツプ3Dを備えた薬
用瓶蓋が記載されている。
上記薬用瓶蓋においては、予め成形されたプラ
スチツク製蓋体の裏面に設けられた突出部を、金
属製口金の穴に差し込んで、突出部の下端周を口
金の裏面に熔着し、金属製口金とプラスチツク製
蓋体とはその部分においてのみ密接係合し、更に
口金裾部に圧着するように形成した環状リツプで
補助的に空気の流通を遮断する構造を有してい
る。
しかしながら、この薬用瓶蓋も前記特開昭59−
142949号公報記載の発明と同様に、過酷な各種処
理や運搬等に際しては密封性に問題があり、薬液
収納容器の密封用外装蓋としては信頼性に欠ける
ものである。
このように、この種の容器の外蓋は、殆どがオ
レフイン系樹脂で形成されており、この樹脂は、
金属とは殆ど接着性を示さないため、従来の複合
蓋は、プラスチツク外蓋の中央下面に、金属製内
蓋の開口部に係合するための突起部を形成してお
き、両者を成形型内にセツトし、加熱されたポン
チによつてプラスチツク外蓋の突起部を溶融と同
時に金属製内蓋の開口部周縁に溶着させることに
よつて係合部を形成し、両者を密接させていたも
のである。オレフイン系樹脂と金属との接着性が
悪いという技術的認識が前提にある以上、複合蓋
におけるこのような係合は、使用時の開封作業の
容易さとも相俟つて、むしろ当然ということがで
きる。
しかるに、従来提起されている密封用外装蓋
は、いずれも金属蓋をプラスチツク蓋が物理的に
密接係合しているだけで、接着されているもので
はないため蓋周方向に回転したり、少しの外力が
加わると係合部に〓間ができてしまい雑菌の侵入
を許す結果を招き、密封用外装蓋としての機能を
失うに至る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来の密封用外装蓋における不十分
な密封信頼性を高め、過酷な各種処理や運搬等に
際しても十分な密封信頼性を保持するとともに、
開封に際しては易剥離性を示す程度の密着構造を
有する金属−プラスチツク複合蓋を提供しようと
するものであり、特にプラスチツク外蓋と金属内
蓋とが〓間や潜在的な〓間なしに接着され、その
結果として衛生的特性に優れている複合蓋を、高
生産性と高度の信頼性とをもつて製造し得る方法
を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、プラスチツク外蓋と金属内蓋
とから成り且つ両者が剥離可能に接着されている
複合蓋の製造方法において、金属内蓋の外面を型
面の一部としてプラスチツクを外蓋に成形し、プ
ラスチツク外蓋と金属内蓋とを仮接着して両者を
一体化する工程と、一体化された金属内蓋及びプ
ラスチツク外蓋を加圧下に高周波誘導加熱して両
者の界面で本接着を行う工程とから成ることを特
徴とする金属−プラスチツク複合蓋の製造方法が
提供される。
(作用) 本発明が対象とする金属−プラスチツク複合蓋
では、金属内蓋の外面とプラスチツク外蓋の内面
とが剥離可能に接着された構造を有するが、本発
明ではこの複合蓋を、 () 金属内蓋の外面を型面の一部としてプラ
スチツクを外蓋に成形し、プラスチツク外蓋と
金属内蓋とを仮接着して両者を一体化する工
程、及び () 一体化された金属内蓋及びプラスチツク
外蓋を高周波誘導加熱して両者の界面で本接着
を行う工程 の結合で製造する。
本発明の工程()は、プラスチツク外蓋の成
形工程であるが、金属内蓋の外面を型面の一部と
して成形を行うこと及び成形工程内でプラスチツ
ク外蓋と金属内蓋との一体化が行われることが一
つの特徴である。プラスチツク外蓋を金属内蓋と
独立に製造する場合には、プラスチツク外蓋を金
属内蓋に嵌合させ、両者を一体化のために固定す
るという煩らわしい操作が必要となるが、金属内
蓋の外面を型面の一部としてプラスチツク外蓋の
成形を行うことで、このような煩らわしい操作が
不必要となるばかりでなく、金属内蓋とプラスチ
ツク外蓋との接触面にわずかな〓間もなく十分な
密着が得られるので、一体化に際し極めて有利と
なる。この成形工程でプラスチツク外蓋と金属内
蓋とを一体化させるが、この一体化を、プラスチ
ツク外蓋と金属内蓋とが仮接着される範囲内に留
めることも重要である。プラスチツク外蓋の成形
においても、通常のプラスチツクの成形と同様
に、プラスチツクの溶融物を型内で所定の形状に
成形するや否や、プラスチツク溶融物を急冷却固
化することにより行なう。このため、金属−プラ
スチツクの界面は、金属の高熱伝導性によりあま
り高温にはならず、接着不良の状態になりやす
い。金属−プラスチツクの接着を良好にするため
には、金属を予じめ高温に予備加熱したり、プラ
スチツク溶融物の冷却を遅延させたりする必要を
生じ、これは型内の占有時間が長くなり、生産性
を低下させることになる。本発明では、金属−プ
ラスチツクの接着を仮接着に留めることにより、
型内の占有時間を短かくし、生産性を向上させる
ものである。
本発明の工程()は、工程()で形成され
るプラスチツク外蓋−金属内蓋の一体化物を本接
着させる行程であり、この本接着に際して高周波
誘導加熱を用いることが重要である。高周波誘導
加熱はもとより周知慣用の加熱手段であるが、本
発明では工程()との関連で予想外の利点をも
たらす。即ち、高周波誘導加熱では、コイルと金
属内蓋とが電磁結合されることにより、金属内蓋
のみが選択的に加熱されるため、極めて短時間の
内にしかも周囲への熱拡散が実質上ない状態で金
属内蓋が高温に加熱され、その結果としてプラス
チツクと金属との界面における熱接着が短時間の
内に確実に行われる。しかも、高周波誘導加熱コ
イルそのものはそれ自体低い温度に保持されてい
ることから、該コイルへの通電を遮断すれば、熱
接着部の冷却固定が直ちに行われることになる。
かくして、本発明によれば、プラスチツク外蓋
と金属内蓋とが〓間や潜在的な〓間なしに確実に
接着され、その結果として衛生的特性に優れてい
る複合蓋を、高生産性と高度の信頼性とをもつて
製造し得ることになる。
(発明の好適態様) 複合蓋 本発明による複合蓋の断面図の一例を示す第1
図において、本発明の複合蓋Aは、金属製内蓋1
とプラスチツク外蓋10から成つている。金属製
内蓋1は、アルミニウム薄板のような金属板から
形成され、頂板部2と、その周囲には薬瓶顎部に
固定するためのスカート部3と、頂板部中央には
開口部4が形成されており、外蓋10は該内蓋頂
板部の上面を覆う大径の頂板部11と、内蓋スカ
ート部3の上部外周に位置する短いスカート部1
2と、内蓋開口部4端縁を覆うように密着された
顎部13を有する。
内蓋1の頂板部2の上面には、凝集破壊性密着
剤含有塗膜5が設けられ、この塗膜5を介してプ
ラスチツク外蓋10が内蓋に密着している。この
塗膜5は頂板部2の上面にのみ設けてもよいし、
更にスカート部3の側面にも設けてもよい。又、
6図に示すように頂板部2の上面に6,7の如く
一重あるいは多重のリング状にしてもよい。この
リングは花びら状であつてもよい。
プラスチツク外蓋10は、好適には一定範囲の
成形収縮率と曲げ剛性率とを有するプラスチツク
で製造される。この外蓋10の成形及び接着は、
後に詳述する方法で行われる。
内蓋開口部4と外蓋10とは、前述した形状で
外蓋内面の一部が金属製内蓋の開口部端縁を覆
い、且つ、両者の接触部分が前記変性オレフイン
樹脂乃至樹脂組成物で軽接着されることによつて
密着構造を形成するのが最も一般的であるが、内
蓋開口端縁を越えて開口内面に係合部14を形成
するように外蓋を溶融成形させることもできる
(第2図)。
外蓋は、種々のプラスチツク、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン
共重合体、プロピレン−ブテン1共重合体等のオ
レフイン系樹脂;アクリロニトリル−スチレン−
ブタジエン(ABS)樹脂;耐衝撃性スチレン樹
脂;アクリル樹脂;ナイロン系樹脂;ポリエステ
ル樹脂;ポリカーボネート樹脂等の任意の樹脂か
ら形成される。
外蓋は、一般に5%未満、特に3%未満の成形
収縮率と、6000乃至13000Kg/cm2、特に7000乃至
11000Kg/cm2の曲げ合成率とを有するプラスチツ
クから成ることが好ましい。
これらの特性は、蓋の易開口性と密接に関連す
る。外蓋プラスチツクの成形収縮率が上記範囲よ
りも大きいと、内蓋スカート部と外蓋スカート部
との間にタガ締力が作用し、開口力が異常に大き
くなり、易開封性が低下する傾向がある。また外
蓋の曲げ剛性率が前記範囲を越えて大きくなる
と、内蓋頂板部上面と外蓋内面との接着剥離が全
面同時剥離となるため開口力は異常に大きくな
り、またこの曲げ剛性率が前記範囲よりも小さく
なると、外蓋押上げ力が外蓋頂板部に十分に伝達
されなく、いずれも易開封性が低下する傾向があ
る。成形収縮率が上記の小さい範囲にあるプラス
チツクで構成することにより、タガ締力を低減さ
せて、外蓋の上方へのズラシを有効に行うことが
可能となると共に、開口時に外蓋頂板部に押上げ
力を十分に伝達させながら、外蓋頂板部に適度な
反りを与えて、一端部からの剥離を進行させて易
開封性を達成することができる。
外蓋を構成するプラスチツクの成形収縮率及び
曲げ剛性率は、樹脂の種類と充填剤の配合量とに
関係する。樹脂の種類により成形収縮率はまちま
ちであり、例えば低密度ポリエチレンは大きく、
ポリプロピレンはこれより低く、ポリカーボネー
トは著しく小さい。したがつて、樹脂単味で成形
収縮率及び曲げ剛性率が上記範囲内にあればこれ
を用いることができる。また、樹脂中に充填剤を
含有させると、その配合量の増大に伴つて、成形
収縮率は減少し且つ曲げ剛性率は増大するように
なる。かくして、樹脂の種類を選び、或は更に充
填剤の配合量を選ぶことにより、所期の成形収縮
率と曲げ剛性率とを得ることができる。価格及び
成形性の点で好適な樹脂は高密度ポリエチレン及
びポリプロピレンである。
無機充填剤としては、ルチル型またはアナター
ゼ型の二酸化チタン、亜鉛華、グロスホワイト等
の無機白色顔料;バライト、沈降性硫酸バライ
ト、炭酸カルシウム、石膏、沈降性シリカ、エア
ロジル、タルク、焼成或は未焼成クレイ、炭酸バ
リウム、アルミナホワイト、合成乃至天然のマイ
カ、合成ケイ酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
炭酸バリウム等の白色体質顔料;カーボンブラツ
ク、マグネタイト等の黒色顔料;ベンガラ等の赤
色顔料;シエナ等の黄色顔料;群青、コバルト青
等の青色顔料を挙げることができるが。本発明に
使用し得る無機フイラーは上に例示したものに限
定されない。
これらの無機フイラーは、樹脂中への分散が容
易に且つ一様に行われるように、その平均粒径が
0.05乃至20μmの範囲にあるのが良く、また絞り
成形性の点では、比重が2.0乃至9.0の範囲にある
のが望ましい。更に、隠蔽性やバリヤー性の点で
は、JIS K−5101による隠蔽力が50cm2/g以上の
ものである。好適な無機フイラーはタルク、炭酸
カルシウムである。
無機フイラーの充填量は、樹脂基準で3乃至30
重量%、特に5乃至20重量%の範囲にあることが
望ましい。
内蓋を構成する金属板としては、純アルミニウ
ム或はアルミニウム合金から形成された軟質金属
板や、ブリキ、テインフリースチール、ニツケル
メツキ板等の表面処理鋼板が使用され、その厚み
は一般に0.15乃至0.3mm、特に0.2乃至0.25mmの範
囲内にあるのが良い。
必ずしも必要ではないが、金属とプラスチツク
との間に剥離性接着が得られない場合、金属内蓋
の外面に剥離性接着塗料を設けるのがよい。この
塗料としては凝集破壊性密着剤含有塗料が好適に
使用される。金属製内蓋頂板部上面に凝集破壊性
密着剤含有塗料を設けることは、外蓋と内蓋との
間に雑菌や水分の侵入を防止し、且つ両者の偶発
的な離脱を防止しながら、しかも開口力を低減さ
せて易開封性能を向上させるのに役立つ。凝集破
壊性密着剤とは、文言から明白な通り、塗膜とプ
ラスチツクの密着性(接着性)を高めるのには役
立つが、それ自体の凝集力が比較的小さく、剥離
に際して、それ自体容易に凝集破壊を生じる材料
を言う。
凝集破壊性密着剤としてはこれに限定されない
が、次のものが使用される。
1 脂肪族炭化水素系 合成パラフイン 石油系ワツクス ペトロラタム 2 脂肪酸、脂肪族アルコール 高級脂肪酸 動物または植物油脂から得られた脂肪酸及びそ
れらの脂肪酸を水素添加したもので、炭素数が8
〜22のもの ヒドロキシステアリン酸 直鎖脂肪族一価アルコール 動物または植物油脂またはそれらの脂肪酸エス
テルを還元または天然ロウを分解蒸留して得られ
る炭素数4以上のもの トリデシルアルコール 3 ポリグリコール ポリエチレングリコール 分子量200〜9500のもの ポリプロピレングリコ−ル 分子量1000以上のもの ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン−
ブロツク重合体 分子量1900〜9000のもの 4 アマイド、アミン 高級脂肪酸アマイド オレイルバルミトアマイド ステアリルエルカミド 2ステアロミドエチルステアレート エチレンビス脂肪酸アマイド NN′オレオイルステアリルエチレンジアミン NN′ビス(2ヒドロキシエチル)アルキル
(C12〜C18)アマイド NN′ビス(ヒドロキシエチル)ラウロアマイ
ド Nアルキル(C12〜C18)トリメチレンジアミン
と反応したオレイン酸 脂肪酸ジエタノールアミン ジ(ヒドロキシエチル)のジエチレントリアミ
ンモノアセテートのジステアリン酸エステル。
5 一価、多価アルコールの脂肪酸エステル ステアリン酸n−ブチル 水添ロジンメチルエステル セバチン酸ジブチル<n−ブチル> セバチン酸ジオクチル <2エチルヘキシル、N−オキチル共> グリセリン脂肪酸エステル グリセリンラクトステアリル ペンタエリスリトールステアリン酸エステル ペンタエリスリト−ルのテトラステアレー トソルビタン脂肪酸エステル ポリエチレングリコール脂肪酸エステル ポリエチレングリコールモノステアレート ポリエチレングリコールジラウレート ポリエチレングリコールモノオレエート ポリエチレングリコールジオレエート ポリエチレングリコールヤシ脂肪酸エステル ポリエチレングリコールトール油脂肪酸エステ
ル エタンジオールモンタン酸エステル 1,3ブタンジオールモンタン酸エステル ジエチレングリコールステアリン酸エステル プロピレングリコール脂肪酸エステル 6 トリグリセライド、ワツクス 水添食用油脂 12−ヒドロオキシステアリン酸のグリセリンエ
ステル セリンエステル 水添魚油 牛 脂 スパームアセチワツクス モンタンワツクス カルナバワツクス 密 蝋 木 蝋 一価脂肪族アルコールと脂肪族飽和酸エステル <例:硬化鯨油ラウリルステアレート、ステア
リルステアレート> 7 高級脂肪酸のアルカリ金属、アルカリ土類金
属、亜鉛及びアルミニウムの塩(金属石鹸) 8 低分子量オレフイン樹脂 低分子量ポリエチレン 低分子量ポリプロピレン 酸化ポリエチレン 低分子量酸変性オレフイン樹脂 9 その他 プロピレングリコールアルギネート ジアルキルケントアクリルコポリマー (例えばモンサント社製モダフロー等)。
凝集破壊性密着剤を配合する塗料は、金属との
密着性と耐腐食性とに優れたものが好ましい。こ
のような塗料は、熱硬化性樹脂塗料、例えば、フ
エノール−ホルムアルデヒド樹脂、フラン−ホル
ムアルデヒド樹脂、キシレン−ホルムアルデヒド
樹脂、ケトン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹脂、トリアリル
シアヌレート樹脂、熱硬化性アクリル樹脂、シリ
コーン樹脂、油性樹脂、或は熱可塑性樹脂塗料、
例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化
ボニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−マレ
イン酸−酢酸ビニル共重合体、アクリル重合体、
飽和ポリエステル樹脂等を挙げることができる。
これらの樹脂塗料は単独でも2種以上の組合わせ
でも使用される。
好適な塗料は、エポキシ−フエノール系塗料の
ように、エポキシ樹脂成分とこれに対する硬化剤
樹脂成分とから成る塗料である。
凝集破壊性密着剤は塗料樹脂固形分当たり0.5
乃至15重量%、特に1.0乃至10重量%の範囲で用
いるのがよい。また塗膜の厚みは、一般に1.0乃
至15μm、特に1.5乃至10μmの範囲にあるのがよ
い。塗料中に配合された凝集破壊性密着剤は、塗
料の焼付乃至乾燥時に塗膜表面に浮上し、塗膜と
プラスチツクとを凝集破壊可能に密着させる作用
を行う。
尚、プラスチツクがオレフイン系樹脂から成る
場合には、上記塗料中に変性オレフイン樹脂を配
合して、密着性の程度を調節することができる。
この目的に使用する変性オレフイン樹脂乃至樹
脂組成物としては、式 CH = | RCH 式中、Rは水素原子または炭素数4以下の
アルキル基である。
のオレフイン重合体または共重合体、例えば、低
密度、中密度、或は高密度のポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポ
リブテン−1、ポリペンテン−1等を幹ポリマー
とし、これにアクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等のカ
ルボン酸、上記カルボン酸の無水物、塩、エステ
ル及びアミドをグラフト変性したもの、或は、変
性オレフイン樹脂を未変性のオレフイン系樹脂と
ブレンドしたものを挙げることができる。
この変性樹脂の内、低分子量のものは、凝集破
壊性密着剤となるが、高分子量ものでも、凝集破
壊性密着剤と該変性オレフイン樹脂とを1:2乃
至1:100、特に1:4乃至1:80の重量比で用
いることができる。
製造工程 本発明においては、上記複合蓋を、金属内蓋の
外面を型面の一部としてプラスチツクを外蓋に成
形し、プラスチツク外蓋と金属内蓋とを仮接着し
て両者を一体化する工程と、一体化された金属内
蓋及びプラスチツク外蓋を加圧下に高周波誘導加
熱して両者の界面で本接着を行う工程とで製造す
る。
第一工程におけるプラスチツク外蓋の成形はコ
ンプレツシヨン・モールデイング(圧縮成形)や
インサート射出成形等の任意の手段で行い得る
が、成形速度や成形の容易さの点で前者のコンプ
レツシヨン・モールデイングが特に優れている。
第二工程における高周波誘導加熱は、強制冷却さ
れた高周波誘導加熱コイルをプラスチツク外蓋に
押圧させ、該コイルに通電するこにとにより行な
うのがよく、特に金属製内蓋を界面温度が170〜
230℃の温度となるように加熱し、加熱後直ちに
冷却するのがよい。
図面を参照して、本発明の各工程を説明する。
本発明方法の実施に用いる装置の全体の配置を
示す第3図において、この装置は大まかに言つ
て、成形ステーシヨン20と高周波接着ステーシ
ヨン21とから成る。成形ステーシヨン20に
は、多数のコンプレツシヨン・モールデイング用
金型22を備えたコンプレツシヨン・モールデイ
ングターレツト23が回転可能に設けられてい
る。このコンプレツシヨン・モールデイング・タ
ーレツト23の最上流位置には、金属製内蓋1を
各金型22に供給するための入口ターレツト24
が設けられており、金属内蓋フイーダー25から
入口シユート26を通して送られる金属内蓋を各
金型22に供給する。この入口ターレツト24よ
りも若干下流側に、外蓋形成用プラスチツクを各
金型22に供給するための押出機27が配置さ
れ、押出機27のダイヘツド28から押出される
プラスチツク溶融物は、ロータリカツター29で
所定量に切断され、各金型22に供給される。
コンプレツシヨン・モールデイング金型(圧縮
成形装置)22の詳細な構造及び成形操作を説明
するための第4−A,4−B及び4−C図におい
て、図示の圧縮成形装置は、全体として30で示
す雄型と、全体として31で示す雌型を具備して
いる。
雄型30は、開閉可能な外側部材32を含んで
いる。外側部材32の中央部には、金属製内蓋1
を予めインサートする把持部33が設けられてお
り、更に周方向に適宜の間隔を置いて配置され実
質上鉛直方向に延びる把持部上端面に達する複数
個の貫通孔34が設けられ、該貫通孔には、それ
ぞれ直立ピン35が挿入され、ピンの上端は、前
記把持部33の上端面に合致しており、成形後、
可動部材36によつて実質上鉛直方向へ押上げら
れることによつて、成形された複合蓋を金型から
外すエジエクターピンとしての作用をする。
雌型31は、略円筒形状の可動外側部材37と
外側部材37の中央部に形成された円形貫通開口
39内を昇降する可動内側部材38を含んでい
る。外側部材37の下部外側内周面40は雄型3
0における開閉部材32の凸部周面41と対応せ
しめられている。
雌型31の下部内周面42は、把持部33にイ
ンサートされた金属製内蓋1の側壁面を、プラス
チツク外蓋の肉厚に相当する間隔をもつて取巻
き、その下端43はプラスチツク外蓋のスカート
部の長さを規定する。
内側部材38の下端面(雄型キヤビテイ)44
は、プラスチツク外蓋の形状に応じて環状凹部
(或いは凹部)などの模様45が刻設される。
圧縮成形開始前においては、雌型30及び雄型
31は、第4−A図に示される状態に位置付けら
れている。
雄型30の把持部33面に、例えばアルミニウ
ムのような軟質金属から成形された内蓋1をイン
サートし、開閉可能な外側部材32を閉じて内蓋
を固定する。この上に、所要量のプラスチツク5
0を溶融状態で供給する。次いで、雄型30と雌
型31を第4−B図に示すような前型閉工程に付
す。即ち、雌型31における外側部材37を第4
−B図に示す下限位置まで下降せしめる。かかる
下限位置においては、外側部材37の下部内周面
下端43が開閉部材32の凸部上面47に当接
し、外側部材37は停止する。この前型閉工程を
遂行することにより、雌型31の外側部材37の
下部内周面42と、雄型30における開閉部材3
2の凸部上面47とでプラスチツク外蓋のスカー
ト部を規定する空間が形成される。
前記型閉行程において、雌型31における内側
部材38も下降せしめられるが、内側部材38
は、前記溶融状態のプラスチツク50に実質的な
圧縮作用を加える位置までは下降されないように
する。
次いで、圧縮工程を遂行する。即ち、第4−C
図に示すように、雌型31の内側部材38を所要
の圧縮力で下降せしめて、プラスチツク50を圧
縮成形する。かくして、雄型における開閉部材3
2、金属内蓋1及び把持部材33と、雌型31の
内側部材38との間に規定される型空間部分によ
つて複合蓋におけるプラスチツク外蓋の天面壁1
1及びスカート部12が、金属製内蓋1に仮接着
した状態で形成される。得られた一体化物は、金
型を開放した後、雄型30の開閉外側部材32を
開き、可動部材36を作動させることにより、ピ
ン35を鉛直方向に押上げ、金型から外される。
再び第3図に戻つて、コンプレツシヨン・モー
ルデイング・ターレツト23の最下流側には、成
形ステーシヨンで形成された金属内蓋−プラスチ
ツク外蓋一体化物を、高周波接着ステシヨン21
に移送するための乗替ターレツト51が設けられ
ている。
高周波接着ステーシヨン21にも、多数の高周
波加熱ヘツド52を備えた高周波接着ターレツト
53は回転可能に設けられている。
高周波加熱ヘツド52の詳細な構造を示す第5
図において、ターレツト53の周囲には高周波加
熱ヘツド52と昇降可動な蓋支持体54とが軸方
向に対となつて設けられている。高周波加熱ヘツ
ド52は、押圧用ブロツク55と、このブロツク
の押圧面56に埋込まれた高周波コイル57及び
効率を高めるためのフエライト中敷き58から成
つており、高周波コイル57内には、これを強制
冷却するための冷媒通路59も設けられている。
一方、蓋支持体54は、金属内蓋1内に挿入で
きる先端部60を有し、この先端部は、電気絶縁
性の耐熱性材料、例えばセラミツクで形成されて
おり、蓋支持体54にもこれを強制冷却するため
の冷媒通路61が設けられている。
蓋体Aの供給位置(乗替ターレツト51との接
続位置)においては、蓋支持体54は、第5図の
状態に比して下降位置にあり、蓋体Aは蓋支持体
54により、プラスチツク外蓋10が高周波加熱
ヘツド52と対面するような位置関係で保持され
る。次いで蓋支持体54が上昇して、プラスチツ
ク外蓋10を金属内蓋1に押圧する。これと同時
にコイル57に通電され、金属内蓋1に渦電流が
誘導され、金属内蓋1が選択的且つ急速に前述し
た温度に加熱される。これにより、金属内蓋1と
接触するプラスチツク外蓋10のごく表面部分が
溶融されて、本接着が行われる。必要な通電時間
は、電気的入力やプラスチツクの種類によつても
相違するが、一般に0.03乃至1.0秒、特に0.05乃至
0.6秒の極く短時間である。通電を遮断すると、
加熱ヘツド52及び蓋支持体54が常に強制冷却
されていることから、接合部の冷却による固定が
迅速に行われ、十分に固定されたあと、蓋支持体
54が下降し加圧がとかれる。
形成される複合蓋は、第3図に示す出口ターレ
ツト62の位置で蓋支持体54からノツクアウト
リング65によりノツクアウトされた後出口ター
レツト62に移され、出口シユート63を通し
て、製品ホツパー64へと排出される。
(発明の効果) 本発明によれば、金属内蓋の外面を型面の一部
としてプラスチツクを外蓋に成形し、プラスチツ
ク外蓋と金属内蓋とを仮接着して両者を一体化す
る工程と、一体化された金属内蓋及びプラスチツ
ク外蓋を加圧下に高周波誘導加熱して両者の界面
で本接着を行う工程とを結合することにより、成
形操作も接着操作も共に著しく短かい滞留時間で
高速の処理を行うことができ、プラスチツク外蓋
と金属内蓋とが〓間や潜在的な〓間なしに確実に
接着され、その結果として衛生的特性に優れてい
る複合蓋を、高生産性と高度の信頼性とをもつて
製造し得るという利点が達成される。
(実施例) 実施例 1 凝集破壊性密着剤としてマレイン酸変性ポリプ
ロピレンを1.0PHR、ジアクリルケトン−アクリ
ルコポリマー(モンサント社製モダフロー)を
0.2PHR(マレイン酸変性ポリプロピレン/モダ
フロー=5/1)を添加したエポキシフエノール塗
料を塗布した板厚0.23mmのアルミ板を打抜いて直
径20mm、開口部の穴径8mmの内蓋を作成した。
次に第4図に示す装置を用いてタルク10%を含
み、曲げ剛性率10000Kg/cm2、成形収縮率1.3%の
ポリプロピレン樹脂と前記内蓋との複合蓋を圧縮
成形、仮接着した。成形条件は以下の通りであ
る。
雄難温度 40℃ 雌型温度 30℃ 成形サイクル 1.8秒 次に第5図に示す装置を用いて、ポリプロピレ
ン外蓋とアルミ内蓋とを加圧下で高周波誘導加熱
して両者の界面で本接着した。
こうして得られた複合蓋をレトルト殺菌後、浸
透液により内蓋と外蓋堺界面の密封性評価を行つ
たところ、液の浸透は全くなく密封性は完全であ
つた。
次にこの複合蓋の開封性を評価するため内蓋と
外蓋の引剥力を測定したところ、0.8〜1.0Kgの値
を示し、良好な易開封性を有していた。
比較例 1 実施例1において、圧縮成形、仮接着しただけ
の複合蓋を実施例1と同様の浸透液テストをした
ところ、内蓋と外蓋の境界面に液の浸透が見ら
れ、密封性は不十分であつた。
比較例 2 実施例1におけるタルク10%含有ポリプロピレ
ン樹脂外蓋をそれ単独で射出成形により作成し、
実施例1におけるアルミ内蓋と組合わせ仮接着な
しに、高周波誘導加熱により接着した。こうして
得られた複合蓋について、実施例1と同様の浸透
液テストを実施したところ、内蓋と外蓋の境界面
に液の浸透が見られ、密封性が不十分であつた。
実施例 2 第6図に示すエポキシフエノール塗料8を全面
塗布した実施例1と同様のアルミ蓋1の頂板部中
央の開口部4の囲りに巾1.5mmのリング状に凝集
破壊性密着剤としてマレイン酸変性ポリプロピレ
ンを3.0PHR、ジアクリルケトン−アクリルコポ
リマー(モンサント社製モダフロー)を
0.05PHR(マレイン酸変性ポリプロピレン/モダ
フロー=60/1)を添加したエポキシフエノール塗
料を部分塗布した塗料6と、頂板部外周面に巾
1.5mmのリング状に凝集破壊性密着剤としてマレ
イン酸変性ポリプロピレンを1.0PHR、ジアクリ
ルケトン−アクリルコポリマー(モンサント社製
モダフロー)を0.2PHR(マレイン酸変性ポリプ
ロピレン/モダフロー=5/1)を添加したエポキ
シフエノール塗料を部分塗布した塗膜7と、即ち
頂板部に二重リング状に凝集破壊性密着剤を塗布
し、その内側リング部の密着力を外側リングより
強くしたアルミ内蓋を作成した。次に、実施例1
と同じタルク10%含有ポリプロピレン樹脂とで実
施例1と同条件にて圧縮成形、仮接着し、得られ
た複合蓋を実施例1と同条件にて高周波誘導加
熱、本接着した。
こうして得られた複合蓋をレトルト殺菌後、実
施例1と同様の浸透液により内蓋と外蓋境界面の
密封性評価を行つたところ、液の浸透は全くなく
密封性は完全であつた。
次にこの複合蓋の開封性を評価するため内蓋と
外蓋の引剥力を測定したところ、1.0〜1.2Kgの値
を示し、良好な易開封性を有していた。
比較例 3 実施例2において、圧縮成形、仮接着しただけ
の複合蓋を実施例1と同様の浸透液テストをした
ところ、内蓋と外蓋の境界面に液の浸透が見ら
れ、密封性が不十分であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合蓋の好適な一例を示す縦
断面図。第2図は本発明の複合蓋の他の好適な例
を示す縦断面図。第3図は本発明の製造装置全体
の配置図。第4−A図、第4−B図及び第4−C
図は本発明の複合蓋の圧縮成形方法を実施するた
めの圧縮成形装置の要部とその作動手順を示す。
第5図は高周波誘導加熱装置の要部を示す。第6
−1図は、凝集破壊性密着剤を2重リング状に部
分塗布したアルミ内蓋の平面図であり、第6−2
図はその縦断面図を示す。 1……軟質金属製内蓋、2……内蓋頂板部、3
……内蓋スカート部、4……内蓋中央開口部、5
……凝集破壊性密着剤含有塗膜、6……凝集破壊
性密着剤含有内側部分塗膜、7……凝集破壊性密
着剤含有外側部分塗膜、8……エポキシフエノー
ル樹脂塗膜、10……プラスチツク外蓋、11…
…プラスチツク外蓋頂板部、12……外蓋スカー
ト部、13……内蓋開口端縁を覆う外蓋の顎部、
14……内蓋と外蓋との係合部、20……圧縮成
形ステーシヨン、21……高周波接着ステーシヨ
ン、22……コンプレツシヨン・モールデイング
用金型、23……コンプレツシヨン・モールデイ
ング・ターレツト、24……入口ターレツト、2
5……金属内蓋フイーダ、26……入口シユー
ト、27……押出機、28……ダイヘツド、29
……ロータリーカツター、30……雄型、31…
…雌型、32……開閉可能な外側部材、33……
把持部、34……貫通孔、35……直立ピン、3
6……ピン可動部材、37……雌型可動外側部
材、38……雌型可動内側部材、39……円形貫
通開孔、40……外側部材の下部外側内周面、4
1……開閉部材の凸部周面、42……外側部材の
下部内周面、43……外側部材の下部内周面の下
端、44……雌型キヤビテイ、45……雌型キヤ
ビテイの刻設部、46……把持部の上表面、47
……開閉部材の凸部上面、50……溶融状態で供
給された合成樹脂材料、51……乗替ターレツ
ト、52……高周波加熱ヘツド、53……高周波
接着ターレツト、54……蓋支持体、55……押
圧用ブロツク、56……ブロツクの押圧面、57
……高周波コイル、58……フエライト、59…
…冷媒通路、60……蓋支持体先端部、61……
冷媒通路、62……出口ターレツト、63……出
口シユート、64……製品ホツパー、65……ノ
ツクアウトリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツク外蓋と金属内蓋とから成り且つ
    両者が剥離可能に接着されている複合蓋の製造方
    法において、 金属内蓋の外面を型面の一部としてプラスチツ
    クを外蓋に成形し、プラスチツク外蓋と金属内蓋
    とを仮接着して両者を一体化する工程と、 一体化された金属内蓋及びプラスチツク外蓋を
    加圧下に高周波誘導加熱して両者の界面で本接着
    を行う工程 とから成ることを特徴とする金属−プラスチツク
    複合蓋の製造方法。 2 金属内蓋が、頂板部と、その周囲の固定用ス
    カート部と、頂板部中央の開口部とから成り且つ
    外面の一部又は全体にプラスチツクに対し接着性
    の塗料を備えたものである請求項1記載の方法。 3 高周波誘導加熱を、強制冷却された高周波誘
    導加熱コイルをプラスチツク外蓋に押圧させ、該
    コイルに通電することにより行なう請求項1記載
    の方法。 4 金属製内蓋を界面温度が170〜230℃となるよ
    うに加熱し、加熱後直ちに冷却する請求項1記載
    の方法。 5 プラスチツクの外蓋への成形をコンプレツシ
    ヨンモールデイングで行う請求項1記載の方法。
JP63150100A 1988-06-20 1988-06-20 金属−プラスチック複合蓋の製造方法 Granted JPH01317747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63150100A JPH01317747A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 金属−プラスチック複合蓋の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63150100A JPH01317747A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 金属−プラスチック複合蓋の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01317747A JPH01317747A (ja) 1989-12-22
JPH0466173B2 true JPH0466173B2 (ja) 1992-10-22

Family

ID=15489509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63150100A Granted JPH01317747A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 金属−プラスチック複合蓋の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01317747A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103568317A (zh) * 2013-11-14 2014-02-12 台州迈得医疗工业设备股份有限公司 一种医用过滤器的焊接工艺

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106103033B (zh) * 2014-04-23 2019-02-15 萨克米伊莫拉机械合作社合作公司 用于形成具有杯状主体的物体的方法和设备
CN104527049A (zh) * 2014-12-18 2015-04-22 无锡华鹏瓶盖有限公司 转塔式瓶盖入垫机及成型制作方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103568317A (zh) * 2013-11-14 2014-02-12 台州迈得医疗工业设备股份有限公司 一种医用过滤器的焊接工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01317747A (ja) 1989-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4909411A (en) Container
EP0036763B1 (en) Method and apparatus for forming a closure of plastics material in an aperture in a metal substrate
US4965035A (en) Method of preforming a cover member of a can-shaped container
US4784284A (en) Cover for a can-shaped container
CA1284624C (en) Cover for a can-shaped container
JP3687133B2 (ja) 密封方法
JPH0466173B2 (ja)
JP6463058B2 (ja) 再封可能な密封容器
JPH0343151B2 (ja)
JPH04267761A (ja) 金属−プラスチック複合蓋
JPH01213167A (ja) 金属−プラスチック複合蓋及びその製造法
JPH021008B2 (ja)
JPH0233592B2 (ja)
JPS6326025B2 (ja)
JPH0530704B2 (ja)
JP3188315B2 (ja) 懸賞用樹脂製キャップ
JPH0649344B2 (ja) 易開封性蓋の製造方法
JPS6344441A (ja) 缶様容器蓋体
JPS6367251A (ja) 缶様容器蓋
JP3188314B2 (ja) 懸賞用樹脂キャップ
JPS6159216B2 (ja)
JPS6367241A (ja) 容器
JPH0446820B2 (ja)
JPH10338279A (ja) スパウト付液体食品用容器及びその製造方法
JPS61287540A (ja) 缶様容器の蓋

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees