JPH0465111A - X線マスク - Google Patents

X線マスク

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Publication number
JPH0465111A
JPH0465111A JP2178304A JP17830490A JPH0465111A JP H0465111 A JPH0465111 A JP H0465111A JP 2178304 A JP2178304 A JP 2178304A JP 17830490 A JP17830490 A JP 17830490A JP H0465111 A JPH0465111 A JP H0465111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
ray
exposure
substrate
ray mask
Prior art date
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Pending
Application number
JP2178304A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Kumasaka
文明 熊坂
Yoshimi Yamashita
良美 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0465111A publication Critical patent/JPH0465111A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 X線露光に使用するX線マスクの構造に関し、ウェーハ
に充分に接近して露光することが可能なX線マスクを提
供することを目的とし、[11中央部にマスクパターン
12を搭載したマスク基板11の周辺部を中央部に露光
窓13Aを有する支持枠13が支持する構造のX線マス
クにおいて、被露光基板1に対向する面からその背面に
貫通する通気孔13Bを有しているように構成する。
[2]前記[11において前記通気孔13Bは前記支持
枠13に設けられているように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、X線露光に使用するX線マスクの構造に関す
る。
近年、半導体装置の高集積化に伴ってパターンの微細化
が進んでおり、この傾向は今後も続くことが確実である
。そのため超微細パターン形成技術としてX線リソグラ
フィが有望視され、その実用化の研究が盛んに行われて
いるが、現時点では未解決の問題点が残されている。X
線リソグラフィは、X線透過性材料の薄膜からなるマス
ク基板上にX線吸収体からなるマスクパターンを搭載し
たX線マスクを用い、ウェーハ上のレジストを軟X線で
露光してパターンを転写する技術であるが、このX線マ
スクは、軟X線に対して充分に透明な固体材料がないた
め、吸収損失を減らす必要上マスク基板の薄膜化が避け
られず(例えば2μm)、マスク基板の薄膜化に起因し
た問題があって使用上の制約が生じている。従って、こ
のような問題の解決が望まれている。
〔従来の技術〕
従来のX線マスクの構造を第4図により説明する。第4
図は従来のX線マスクの露光状態を示す模式図である。
図中、1は被露光体のウェーハであり、表面にX線レジ
ストが塗布されている。40はX線マスクであり、中央
部にマスクパターン42を搭載したマスク基板41の周
辺部を支持枠43が支持する構造をなしている。マスク
基板41はSiN、BN、 SiC等の2μm程度の薄
膜(メンブレン)である。マスクパターン42はTa 
、 W 、 Au等、もしくはそれらのシリサイドで形
成され、厚さは0.5〜1.θμm程度である。支持枠
43は径が75〜100mm程度のSiウェーハの中央
部に25X25mm程度の露光窓43Aを設けたもので
ある。前述のマスクパタ。
−ン42はこの露光窓43Aに対応する位置に設けられ
ているから、マスクパターン42が設けられている領域
は20X20mm程度である。
このX線マスク40を用いたX線露光は次のように行わ
れる。前述のようにマスクパターン42の領域が狭いた
め、露光はステップ・アンド・リピート方式で行われる
。通常、ウェーハ1をX線マスク40から充分に離して
移動し、所定の位置で所望の露光間隙Gまで接近させ、
約1気圧のHeガス中で露光する。
〔発明が解決しようとする課題〕
X線露光にあっては、高精度のパターン転写のためには
前記の露光間隙Gは小さい方がよい。ところが、X線マ
スクのマスク基板が極めて薄くて脆弱であるため、ウェ
ーハを接近させる際にウェーハとX線マスクとの間の雰
囲気ガスの気圧が一時的に上昇してマスク基板が破れる
虞があり、露光間隙Gが小さい程その危険性が高い。従
って露光間隙Gを充分に小さく出来ない、という問題が
あった。本発明は、このような問題を解決して、ウェー
ハに充分に接近して露光することが可能なX線マスクを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、本発明によれば、[13中央部にマスクパ
ターン12を搭載したマスク基板11の周辺部を中央部
に露光窓13Aを有する支持枠13が支持する構造のX
線マスクにおいて、被露光基板lに対向する面からその
背面に貫通する通気孔13Bを有していることを特徴と
するX線マスクとすることで、[2]前記[11におい
て前記通気孔13Bは前記支持枠13に設けられている
ことを特徴とするX線マスクとすることで、達成される
〔作用〕
従来のX線マスクをウェーハに接近させた際、対向面内
の余分の雰囲気ガスは対向面の周辺から排除されるため
排除に時間を要し、−時的に気圧が上昇する。これに対
して本発明のX線マスクでは中間部に排出口を設けたた
め、中央部(マスクパターン搭載領域)の余分の雰囲気
ガスも速やかに排除され、気圧の上昇は僅かで済む。従
ってマスク基板破壊の危険性は減り、充分に露光間隙を
小さくすることが可能となる。
〔実施例〕
本発明に基づくX線マスクの実施例を第1図乃至第3図
により説明する。
第1図は本発明の実施例のX線マスクの露光状態を示す
模式図であり、又、第2図は本発明のX線マスクの支持
枠の模式平面図である。両図中、1は被露光体のウェー
ハであり、表面にX線レジストが塗布されている。10
は本実施例のX線マスクであり、中央部にマスクパター
ン12を搭載したマスク基板11の周辺部を支持枠13
が支持する構造をなしている。マスク基板11はSiN
、 BN、 SiC等の2μm程度のメンブレン(薄膜
)である。マスクパターン12はTa、 W 、 Au
等、もしくはそれらのシリサイドで形成され、厚さは0
.5〜1.0μm程度である。支持枠13は径が75〜
100mm程度、厚さか0.5〜0.6mm程度のSi
基板の中央部に25x25mm程度の露光窓13Aを設
けたものであるが、この露光窓13Aの近傍には複数個
の通気孔13Bが貫通している。前述のマスクパターン
12はこの露光窓13Aに対応する位置に設けられてい
るから、マスクパターン12が設けられている領域は2
0 X 20mm程度である。
発明者は本発明のX線マスクlOを次の方法で製造した
。これを第3図により説明する。先ずSi基板33の表
面にCVD、エピタキシアル成長、スパッタリング等に
よりSiN等の薄膜31を形成する(同図(a)参照)
。次に薄膜31の周辺部をウェット・エツチング(弗酸
等による)又はドライ・エツチング(CF4・02の混
合ガス等による)により除去する(同図(b)参照)。
次に薄膜31上にX線吸収体の金属膜(Ta等)をスパ
ッタリング等により被着し、これを電子ビーム露光等と
ドライ・エツチング等によりパターニングしてマスクパ
ターン32を形成する(同図(C)参照)。その後Si
基板33の裏面からウェット・エツチング(弗酸・硝酸
の混合液等による)して露光窓33Aと通気孔33Bと
を同時に形成する(同図(d)参照)。この状態が第1
図におけるX線マスクlOに相当する。
このX線マスク10を用いたX線露光は次のように行わ
れる。前述のようにマスクパターン12の領域が狭いた
め、露光はステップ・アンド・リピート方式で行われる
。通常、ウェーハlをX線マスク10から充分に離して
移動し、所定の位置で所望の露光間隙Gまで接近させ、
約1気圧のHeガス中で露光する。この所望の露光間隙
Gまで接近させる際にマスク基板11の破壊の危険性が
ある訳であるが、本実施例のX線マスク10の場合、数
百μmから15μmまで200μm/sの速度で接近さ
せても破損しなかった。尚、使用したX線マスク10は
、支持枠13の径が100mm、厚さが0 、6mm、
露光窓13Aの寸法が25X25mm、通気孔13Bの
径が3mm、個数が12、マスク基板11が厚さ2μm
のSjNメンブレン(耐圧は10’ Pa)、雰囲気は
1気圧のHeであった。従来の通気孔のないX線マスク
40 (第4図)において同様の実験を行った結果、G
=50〜30μmで破損した。従って、本発明により露
光間隙Gを大幅に縮小することが可能となったことにな
る。
本発明は以上の実施例に限定されることなく、更に種々
変形して実施出来る。例えば、露光窓13Aは角形では
なく、円形であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ウェーハに充分
に接近して露光することが可能なX線マスクを提供する
ことが出来、X線露光技術の実用化に寄与するところが
大である。
第2図は本発明のX線マスクの支持枠の模式平面図、 第3図は本発明のX線マスクの製造方法の一例を示す模
式図、 第4図は従来のX線マスクの露光状態を示す模式図、で
ある。
図中、1はウェーハ、 10、40はX線マスク、 11、41はマスク基板、 12、42はマスクパターン、 13、43は支持枠、 13A、 43Aは露光窓、 13Bは通気孔、 Gは露光間隙、である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のX線マスクの露光状態を示す
模式側断面図、 本発明のX線マスフの霊を状態Σボ1横入助1断面図莱
 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]中央部にマスクパターン(12)を搭載したマス
    ク基板(11)の周辺部を中央部に露光窓(13A)を
    有する支持枠(13)が支持する構造のX線マスクにお
    いて、 被露光基板(1)に対向する面からその背面に貫通する
    通気孔(13B)を有していることを特徴とするX線マ
    スク。 [2]前記通気孔(13B)は前記支持枠(13)に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のX線マス
    ク。
JP2178304A 1990-07-05 1990-07-05 X線マスク Pending JPH0465111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2178304A JPH0465111A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 X線マスク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2178304A JPH0465111A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 X線マスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0465111A true JPH0465111A (ja) 1992-03-02

Family

ID=16046134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2178304A Pending JPH0465111A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 X線マスク

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JP (1) JPH0465111A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5784132A (en) * 1994-10-19 1998-07-21 Sony Corporation Display device

Cited By (1)

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