JPH0465039A - 真空インタラプタの製造方法 - Google Patents

真空インタラプタの製造方法

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JPH0465039A
JPH0465039A JP17539890A JP17539890A JPH0465039A JP H0465039 A JPH0465039 A JP H0465039A JP 17539890 A JP17539890 A JP 17539890A JP 17539890 A JP17539890 A JP 17539890A JP H0465039 A JPH0465039 A JP H0465039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
melting point
electrode
low melting
point metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP17539890A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Suzuki
伸尚 鈴木
Yutaka Kashimoto
樫本 裕
Masayuki Kano
狩野 正幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP17539890A priority Critical patent/JPH0465039A/ja
Publication of JPH0465039A publication Critical patent/JPH0465039A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、 産業上の利用分野 本発明は、電極がビスマス(Bi)等の低融点金属を含
有する真空インタラプタの製造方法に関する。
B8発明の概要 本発明に係る真空インタラプタの製造方法では、Biな
どの低融点金属を含有する電極と銅(Culなとの導電
性材料製のアダプタとのろう付けを密閉小容器内で行う
ようにして、1所からの低融点金属の蒸発を抑制し、そ
の後アダプタとり−ド棒及びその他の構成部品をろう付
けするので、最終的に得られる真空インクラブタの電極
の低融点金、藁含有量として所期のものを維持すること
ができろ。
C6従来の技術 真空インタラプタの一例の構造を第4図に示す。
第4図において、1はセラミックス等で形成された絶縁
筒で、その両端には金属*1&P1bが取付けである。
金属[1a、lbの鳩には固定フランジ2、可S側フラ
ンジ3が取付けである。固定側フランジ2の中央部には
固定リード棒5が貫通している。固定リード棒5は固定
側フランジ2と一体となっている。
絶縁筒1内において固定リード棒5の先端には固定電極
6が取付けである。
可動側フランジ3の中央部には孔7があけてあり、そこ
より絶縁筒1内に可動リード棒8が挿入しである。この
可動リード棒8の先端にば前記固定t4極6と対向する
可To電極9が取付けである。
可動リード棒8と可動側フランジ3との間はベローズ1
0で結合してあり1可動リード捧8は軸方向に移動可能
となっている。可動リード棒8には図示されていない操
作4m1llが連結し、操作機構によって可動リード棒
8が軸方向に動かされることによって電[6,9はRw
I!される。
このような真空インタラプタの電極6,9においては、
ペースとなるCu又はCu合命中にBi等の低融点金属
を含有させることが耐溶着性能を向上させる上で有効で
あることが知られている。そのため、約1重量%a下の
Bi等を添加している。
D、 発明が解決しようとする課題 ところで、上記のような真空インタラプタは、真空炉で
加熱することにより、リード棒5.8と電極6,9とを
ろう付けし、これらと他の構成部品とを組み合わせて同
様にろう付けし、その後真空排気等をすることにより製
造される。
しかしながら、上記のような製造過程における加熱の際
、電極6,9に含まれているBi等の低融点金属が蒸発
飛散し、本来必要としている低融点金属含有量を確保で
きないという開運が生じる。
そのため、真空炉内通過回数を極力少なくする方法とし
て、電極6,9とリード棒5゜8との結合をかしめ等の
機械的結合により行う方法がとられている。
しかし、機械的結合によるものは低圧小容量の真空イン
タラプタでは十分に足りるが、大容量の真空インタラプ
タでは接合強度が不十分となってしまう。
E、 課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明では、低融点金属を含
有する電極と導電性材料製のアダプタとを、低融点金属
と反応しない材料製の密閉容器内でろう付けし、得られ
たアダプタ付きの電極のアダプタとり−ド棒とをろう付
けして真空インタラプタを構成するようにしたのである
18作 用 低融点金属と反応しない密閉容蕃中でろう付けがなされ
るので、低融点金属の蒸発は容器の容積で決まる蒸気圧
で抑制される。したがって、電極の低融点金属含有量の
減少は抑えられる。
この後、得られたアダプタ付きの電極のアダプタとり−
ド捧とを通常の工程によしろう付けしたとしても、電極
には必要量の低融点金属が残る。
G、実施例 次に、本発明に係る真空インタラプタの製造方法の一実
施例を図面1こ基づいて説明する。
本実施例では、低融点金、真としてB1を微量含有する
Cr −Cu−Bi電極を備える真空インタラプタを例
に挙げる。
先ず、第1図(alに示すように、−100メツシュ粒
度のCr粉末21をアルミナセラミックス製の容器22
に入れ、これを真空炉内で、温度1200℃、圧力5 
X 10−’Torr下で脱ガスしつつ加熱処理し、多
孔質のCr焼結母材21aを得る。
次に、第1図(b)に示すように、得られたCr焼結母
材21a上にCu−0,5重量%B1のインゴット23
とCuのインゴット24とを載せ、真空炉内で、温度1
100℃、圧力5x10Torr下で脱ガスしつつ加熱
処理する。
Cu−B1インゴット23、Cuインゴ、ト24が溶融
し、Cu焼結母材21aのCr粒子間隙に溶浸する。
この後、第1図(clに示すように、得られたCr −
Cu−Bi金合金電極材料21bを容器22から取口出
し、所定の寸法形状に機械加工する。図中、破線で示す
部分が機械加工された後の電極21eである。なお、電
極21eの底面となる面の中央部には嵌合穴25が形成
される。
一方、この電極2 ]、 c中のBi量をプラズマ発光
分光分析装置(ICP)+ζて分析したところ、0.2
5重量%のBiが含有されていることがii1認された
次に、第2図に示す↓うに、得られた電極21eをアル
ミナセラミックス製の容器26の内底面にアルミナセラ
ミックス製のリング27を介して設置し、電極21cの
嵌合穴25に、Cu、 Cr合金などの導電性の良い材
料製のアダプタ28をろう材29を介して嵌合し、さら
にその上にアルミナセラミックス製のリング30を介し
て重し31を載せる。重し31は、電極嵌合穴25どア
ダプタ28とのろう付は性を向上させるためのものであ
り、リング30はアダプタ28と重し31との接合を防
ぐためのものである。容器26の口はアルミナセラミッ
クス製の132で塞ぎ、密閉状態とする。なお、ろう材
29としては、例えばCu−マンガン(M n、)−ニ
ッケル(N1)ろう材などが使用される。
この後、上記容器26.32ごと真空炉中に入れ、真空
中で、960℃、15分の加熱処理を施し、ろう付け(
第1ろう付け)を行う。ろう材29は溶融し、かつアダ
プタ28と電極21cとは重し31により加圧されてい
るので、両者は確実かつ強固にろう付けされる。この加
熱の際、電極21e中のBiはW、発するが、その蒸発
量は、客間26,32内の容積によって決まる′S気圧
で抑制される。
したがって、容@26の容積は作業に支障がない程度に
小さいものであることが望ましい。
次に、上記ろう付は工程により得られた、Ha N52
1 Cとアダプタ28との組立体を他の真空インタラプ
タ構成部品と共にろう付けする。その様子を第3図;こ
示す。
図に示すように、固定側及び可動側の電極組立体が上述
のようにして得られ、各アダプタ28にはリード捧5,
8がろう材を介して突き合わせられる。そして、他の構
成部品であるフランジ2,3、ベローズ10なども接合
部にろう材を介在させて組み合わせられ、従前と同様に
してろう付け(第2ろう付け)がなされる。第2ろう付
けは、Biの蒸発飛散を防ぐため、なるべく低温でなさ
れることが望ましく、第1ろう何は温度よりは低くする
。例えば、真空中あるいは不活性ガス中において、76
0℃下で15分加熱する。なお、各接合部に介在される
ろう材としては、例えば、I! (Ag) −Cu−イ
ンジウム(In)系ろう材などが使用される。図中、構
成部品のうち第4図に示したものと同じものには同一符
号を付して示しである。
上記のようにして得られる真空インタラプタにおける電
極と、第1ろう付けの際に蓋32を開放してろう付けを
行った場合(他は同条件)の電極のBi含有量の違いを
第1表に示す。
第1表 この表から、第ゴろう付けの際に、容器2Gを密閉する
ことにより、Biの蒸発が確実に抑制されていることが
わかり、最終的に0.1重量%以上のBi含有量が維持
できていることが確認できる。
なお、電極21eのBiの含有量は、0.1〜0.5重
量%の範囲に収まるように調整することが必要である。
Biの含有量が0.1重量%以下では電極としての性能
に効果がな(,0,5重量%以上ではろう付は性が低下
し、0.1重量%以上では一般にしゃ断性能が低下して
しまう。
上記実施例では、Cu−Crをベースとする電極材料に
低融点金属として微少量のBiを含有させたものを例と
して挙げたが、導電性金属としては、Cuのほかに、A
g5Cu合金、Ag合金などを用いることもでき、また
導電性金属と合金させる金属としてもCrに限らず、コ
バルト(Co)  Ni、鉄(Fa)。
モリブデン(Mo)jタングステン(W)、チタ:/ 
(’r i m ニオブ(Nb) 、タンタル(Ta)
などのほか、Mo化合物、W化合物、ステンレス鋼等を
使用することもできる。
また、低融点金属としてもBiに限らず、鉛(pb) 
、テk /L、 (To) p 7 :/チモン(Sb
)などを採用することもできる。
また、第1ろう付けの際に用いる容置としても、フルξ
ナセラミックス製のものに限らず、耐熱性を有し、かつ
含有させる低融点金属と反応しないものであればよい。
■0発明の効果 本発明に係る真空インタラプタの製造方法によれば、低
融点金属を含有する電場と導電性材料製のアダプタとを
、低融点金属と反応しない材料製の密閉容器内でろう付
けし、得られたアダプタ付きの電場のアダプタとり−ド
捧とをろう付けするようにしたので、電極とアダプタと
のろう付けの際の低融点金属の飛散は低く抑えることが
でき、最終的に得られる真空インタラプタの電極中の低
融点金属含有量を所期のものとすることができる。また
、電極とアダプタとのろう付けの際の炉内の汚損も軽減
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る製造方法の電極製造ま
での工程図、第2図は電極とアダプタとのろう付は工程
図、第3図は真空インタラプタ全体のろう付は工程図で
あり、第4図は真空インタラプタの一例の断面図である
。 図 面 中、 1は絶縁筒、 2.3フランジ、 5.8はリード捧、 21はCr粉末、 21cは電極、 23はCu−B1インゴット、 24はCuインゴット、 26はアルミナセラミックス製の容晋、2Bはアダプタ
、 31ば重しである。 第1図 製造方法の工程図 特許出願 株式会社  明 代    理

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低融点金属を含有する電極と導電性材料製のアダプタと
    を、低融点金属と反応しない材料製の密閉容器内でろう
    付けし、得られたアダプタ付きの電極のアダプタとリー
    ド棒とをろう付けすることを特徴とする真空インタラプ
    タの製造方法。
JP17539890A 1990-07-04 1990-07-04 真空インタラプタの製造方法 Pending JPH0465039A (ja)

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JPH0465039A true JPH0465039A (ja) 1992-03-02

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