JPH0464701B2 - - Google Patents

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JPH0464701B2
JPH0464701B2 JP59053361A JP5336184A JPH0464701B2 JP H0464701 B2 JPH0464701 B2 JP H0464701B2 JP 59053361 A JP59053361 A JP 59053361A JP 5336184 A JP5336184 A JP 5336184A JP H0464701 B2 JPH0464701 B2 JP H0464701B2
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JP
Japan
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web
elastomeric material
interconnected
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article
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JP59053361A
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JPS6017102A (ja
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Richaado Chapuman Resurii
Aabin Fuanta Uein
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Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPS6017102A publication Critical patent/JPS6017102A/ja
Publication of JPH0464701B2 publication Critical patent/JPH0464701B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/15577Apparatus or processes for manufacturing
    • A61F13/15585Apparatus or processes for manufacturing of babies' napkins, e.g. diapers
    • A61F13/15593Apparatus or processes for manufacturing of babies' napkins, e.g. diapers having elastic ribbons fixed thereto; Devices for applying the ribbons

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 〔発明の分野〕 本発明は、弾性収縮性エレメントを物品の移動
相互連結ウエブに固着させることによつて[前記
弾性収縮性エレメントは、ウエブから切断された
個々別々の(discrete)物品をウエブ移動方向に
実質上垂直の方向にシヤーリングさせる
(shirr)]、物品、例えば使い捨ておむつ、失禁ブ
リーフ等を弾性化する連続高速法に関する。前記
弾性収縮性エレメントは、好ましくは実質上無張
力の分子配向された寸法的に熱不安定な状態にあ
る間に前記移動ウエブが適用される。その後、ウ
エブから切断された個々別々の物品は、外部刺
激、例えば熱に付されて、弾性収縮性エレメント
を収縮させかつ寸法的に熱安定かつ弾性とし、そ
れによつてシヤーリング(shirring)をウエブ移
動方向に実質上垂直の方向に付与する。
〔背景技術〕
幼児(および他の失禁者)は、尿、糞および他
の体液を受容しかつ収容する使い捨ておむつを着
用する。使い捨ておむつは、排泄物を収容すると
ともにこれらの物質を着用者の体および着用者の
周囲から隔てるように機能する。使い捨ておむつ
の現代の具体例は、しばしばこれらの仕事を伝統
的布おむつの方式よりも優れた方式ではたす。
使い捨ておむつは、通常、3種のエレメント、
即ち着用者の皮膚の次に置かれようとする液体透
過性トツプシート、使用時におむつの外面を形成
する液体不透過性バツクシートおよびトツプシー
トとバツクシートとの間に介在される吸収性エレ
メントからなる。
トツプシートは、しばしば液体に対して容易に
透過性である疎水性不織布である。その疎水性
は、着用者の皮膚と接触している表面を乾燥さ
せ、 そして皮膚を吸収性エレメント内に吸収された
液体から保護させる傾向がある。
吸収性エレメントは、トツプシートを通過する
液体を受容しかつ保持する。それは、通常、空気
抄造木材パルプ繊維のバツト(batt)からなる。
バツクシートは、液体を吸収性エレメント内に
収容するように機能に、それによつて着用者の外
方衣服および他の表面がこれらの液体によつて汚
れないようにする。バツクシートは、通常、ポリ
エチレンフイルムのような液体不透過性物質から
形成される。
多くの異なる基本デザインを有する使い捨てお
むつが、技術上既知である。例えば、米国特許
Re第26152号明細書は、広い許容性および商業的
成功を達成している使い捨ておむつを記載しかつ
請求している。米国特許第3860003号明細書は、
また広い許容性および商業的成功を達成している
別の使い捨ておむつを記載しかつ請求している。
前記米国特許第3860003号明細書に教示のおむつ
は、前記米国特許Re第26152号明細書に教示のも
のとは多くの点で異なる。米国特許Re第26152号
明細書には、米国特許第3860003号明細書の弾性
化(収縮性)脚カフス(cuffs)のあるおむつの
規定が少しもない。使い捨ておむつの別の具体例
は、1982年6月29日出願の欧州特許出願第
82200801.7号明細書に記載されかつ請求されてい
る。この欧州特許出願のおむつも、弾性化(また
は収縮性)脚カフスを与えるが、前記米国特許第
3860003号明細書に記載のデザインとは若干異な
るデザインを有する。
米国特許第4324245号明細書、米国特許第
4337771号明細書、および米国特許第4352355号明
細書は、弾性化カフスおよび弾性化(または収縮
性)腰バンド(waistbands)を有する使い捨て
おむつを記載している。
米国特許第4253461号明細書は、成人によつて
着用されようとする時々失禁ブリーフと称される
別の形態の使い捨ておむつを記載しかつ請求して
いる。
弾性化を個々別々の形態に付与することは、各
種の形態をとる。物品、特に1回使用後捨てよう
とするものの経済的生産を可能にさせるために
は、結合法が物品の生産に関連する労働コストま
たは前記物品が生産され得る生産速度および効率
のいずれかに著しく影響を与えないことが臨界的
である。個々別々の延伸弾性ストランドを使い捨
て吸収性製品の所定の隔てられた部分に連続的に
結合する1つの特に好ましい方法は、米国特許第
4081301号明細書に開示されている。この特許に
開示の発明概念は、広い意味で、延伸弾性体の
個々別々の長物を連続的に移動するウエブの所定
位置に比較的速い操作速度で連続的に接着し、そ
の後弾性体を非接着領域において切断して、それ
らの長さに沿つて所定位置で接着された弾性体の
個々別々のストランドを有する弾性化構造物を製
造することに関する。特に好ましい具体例におい
ては、前記方法は、個々別々の弾性脚バンドを使
い捨ておむつ構造物に適用するのに利用されて、
改善された収容およびフイツトを与える。
弾性脚使い捨ておむつの製造時に弾性ストリツ
プを結合する別の装置および方法は、米国特許第
4261782号明細書に開示されている。この特許に
開示の方法によれば、弾性ストリツプは、ウエブ
移動方向に給送され、そして結合プロセス時に交
互に延伸され、かつ緩和される。
シヤーリングされた弾性可撓性物品を与えるな
お他のアプローチは、配向弾性材料を無張力状態
で被弾性化物品に適用し、その後配向弾性材料を
熱に付して収縮させ、その結果材料をその未配向
弾性状態に戻すことによつてシヤーリングを生じ
させることを包含する。このような例示の方法
は、米国特許第3912565号明細書、米国特許第
3639917号明細書および米国特許第3819401号明細
書に示されたものである。
米国特許第3912565号明細書は、以下の方法を
開示している。物品シヤーリングの所望の方向に
熱収縮性である可撓性ポリウレタン材料の薄い層
が可撓性シート材料の少なくとも一面と直接接触
して配置され、そしてこのような層の著しい収縮
または他のゆがみなしに、それに結合される。そ
の後、ポリウレタン材料の層は、加熱されて収縮
を生じ、それによつて、それに結合されたシート
材料はシヤーリングされる。この特許に使用され
る熱可塑性ポリウレタン樹脂は、常法により、例
えば溶融状態で連続流として押し出した後この連
続流をチルロール上または冷水または他の液体の
浴中で迅速に急冷する方法により、所望の層に形
成され得る。このようにして形成されたポリウレ
タン材料の層は、後段階における更に他の加工用
に捕集されるか、連続操作でその形成直後に一軸
延伸され得る。このことは、ポリウレタン材料の
このような層を差速ロールの離間対間で縦方向に
延伸することによつて達成され得る。即ち、この
ような一対のロールは、他のこのような一対のロ
ールよりも速い速度で回転される。ポリウレタン
材料の一軸配向層は、好ましくは、その二次相転
移温度よりも若干高い温度にさせ、限定された緩
和を生じさせ、次いで周囲雰囲気の温度に冷却さ
せることによつて熱固定される。一旦冷却される
と、層は寸法的に安定である。前記米国特許第
3912565号明細書に開示の例においては、前記方
法によつて製造された熱収縮性熱固定テープの長
物は、供給ロールから取り外され、そして弾性化
すべき開口部に隣接する衣服本体に直接接触して
置かれる。次いで、結合されたテープ長物は、加
熱されて前記のものを収縮し、かつそれらが結合
されている物品本体の部分をシヤーリングさせ、
またはギヤザーをつける。
他のエラストマー材料
(elastomericmaterials)を利用する同様のアプ
ローチは、前記米国特許第3639917号明細書およ
び第3819401号明細書に開示されている。
物品、例えば使い捨ておむつ、失禁ブリーフ等
の経済的生産、従つて使い捨て性を容易にするた
めには、これらの物品を弾性化する手段は、高速
および大きい信頼性を有することができることが
必須である。使い捨ておむつのような物品は、典
型的にはそれらの隣接腰バンド部分において互い
に相互連結した物品の連続ウエブを形成すること
によつて製造されるので、方法、例えば前記米国
特許第4081301号明細書に開示のものは、延伸弾
性バンドをウエブ移動方向に一般に平行な方向に
適用して弾性化脚カフスを形成する際には良く機
能している。しかし、ウエブが移動している際に
最終物品のシヤーリングを高速にウエブ移動方向
に一般に垂直の方向に生じさせようとする弾性エ
レメントを適用することが望ましい場合には、本
明細書の背景技術部分に引用された従来技術の特
許に一般に記載の方法は、良くは適していない。
従つて、本発明の目的は、弾性収縮性エレメン
トを物品の移動相互連結ウエブに固着することに
よつて(前記弾性収縮性エレメントは、ウエブか
ら切断された個々別々の物品をウエブ移動方向に
実質上垂直の方向にシヤーリングさせる)、物品、
例えば使い捨ておむつ、失禁ブリーフ等を連続的
に弾性化する高速法を提供することにある。前記
弾性収縮エレメントは、好ましくは実質上無張力
の分子配向させた熱不安定な状態にある間に前記
移動ウエブに適用され、その後外部刺激、例えば
熱に付される。熱の適用は、好ましくは個々別々
の物品がウエブから切断されかつ実質上無張力状
態にあるようにされた後になされて、シヤーリン
グを付与する。
本発明の更に他の目的は、ウエブから切断すべ
き弾性収縮性エレメントの長さに対応する幅を有
する熱不安定な弾性収縮性材料のウエブを製造す
ることによつて前記方法を実施することにある
(前記ウエブは、外部刺激、たとえば熱の適用が
前記弾性収縮性エレメントの収縮をそれらの長さ
に平行な方向、即ち前記エレメントを与えるウエ
ブの幅寸法に平行に生じさせるように、その熱不
安定な状態に分子配向されている)。
本発明の更に他の目的は、前記エレメントが固
着されている物品が実質上無張力状態にある場合
に収縮を前記弾性収縮性エレメントの長さに沿つ
て生じさせる外部刺激、例えば熱を適用すること
にある。
本発明な更に他の目的は、前記物品が所定の断
面に折りたたまれている間に前記外部刺激を前記
弾性収縮エレメントに適用して、物品に付与され
るシヤーリング度を弾性収縮性エレメントの長さ
に沿つて所定の方式で変えることにある。
〔発明の開示〕
本発明は、特に好ましい具体例においては、弾
性収縮性エレメントを物品の移動相互連結ウエブ
に固着させることによつて(前記弾性収縮性エレ
メントは、ウエブから切断された個々別々の物品
をウエブ移動方向に実質上垂直の方向にシヤーリ
ングさせる)。物品、例えば使い捨ておむつ、失
禁ブリーフ等を弾性化する連続高速法に関する。
弾性収縮性エレメントは、好ましくは、実質上無
張力の分子配向された熱不安定な状態にある間に
移動ウエブに適用され、その後外部刺激、例えば
熱に付されてシヤーリングを付与する。このこと
は、好ましくは個々別々の物品がウエブから切断
された後に実施される。特に好ましい具体例にお
いては、本発明の方法は、その分子非配向の熱安
定な状態に戻つた時に造形(shaped)配置をお
むつの腰バンド部分に付与する弾性収縮性腰バン
ドを包含する使い捨ておむつを製造するのに使用
される。
特に好ましい具体例においては、本発明の方法
は、造形弾性収縮性腰バンドによつて、その造形
配置に少なくとも一部分保持されて使い捨ておむ
つを製造するのに使用される。弾性収縮性腰バン
ドは、それ自体特に形成され、そして寸法的に熱
不安定な状態および寸法的に熱安定な弾性状態の
両方を有するエラストマー材料からなる(以下、
便宜上、単に「エラストマー材料」と称される)。
本明細書で使用する「弾性」は、張力の適用時に
実際的程度伸びることができ、かつ張力が解除さ
れた後にその元の位置に実質上戻る材料を記載す
る。本明細書においては、熱安定な状態は、熱不
安定な状態よりも寸法的に短い。
寸法的に熱不安定な弾性材料は、ウエブ移動方
向に垂直の方向に幅出しするような技術によつて
製造され得る。その後、熱不安定なエラストマー
材料のウエブは、相互連結おむつのウエブと同一
の方向に連続的に給送され、そして熱不安定なエ
ラストマーウエブの個々別々のセグメントは切断
され、そしてエラストマー材料がその熱不安定な
状態にある間に各使い捨ておむつに適用される。
おむつ中の各腰バンドエラストマーエレメントの
長さは、切断されたエレメントを与えるエラスト
マーウエブの幅に対応するので、加熱時のエラス
トマーエレメントの収縮方向は、ウエブ移動方向
に実質上垂直である。
使い捨ておむつは、好ましくは所定の断面に折
りたたまれ、ウエブから切断されて実質上無張力
状態を生じ、そしてその配向にある間に弾性エレ
メントをそれらの長さに平行な方向に収縮させ、
かつ熱安定な弾性状態を取るような程度加熱され
る。得られる弾性収縮性腰バンドは、折りたたま
れた配置に関連した本質上永久ひずみを取り、こ
の本質上永久ひずみは使い捨ておむつを着用者の
胴回りに更に近くフイツトさせかつ造形させる傾
向がある。得られる腰バンドは、腰バンドのロー
ルオーバー(rollover)に抵抗する傾向もある。
〔発明の具体的説明〕
説明の目的で、本発明の方法は、その利益が容
易に明らかである弾性化腰バンドを有する使い捨
ておむつ構造物の連続製造法に関して記載される
であろう。勿論、本発明は、添付特許請求の範囲
によつて規定される多くの異なる形態において有
利に実施できることが認識される。
使い捨ておむつは、典型的には3種の主要エレ
メント、即ちトツプシート、バツクシートおよび
吸収性エレメントからなる。トツプシートは、使
い捨ておむつの内側(即ち、着用者の皮膚の次に
置かれようとする部分)を構成する。バツクシー
トは、一般に使い捨ておむつの外面を構成する。
吸収性エレメントは、トツプシートとバツクシー
トとの間に介在される。
使い捨ておむつは、幼児の脚間に置きかつ一般
に中心づけられ、そしておむつの前方部分を幼児
の前方腰領域に隣接させかつおむつの後方部分を
幼児の後方領域に隣接させ、かつおむつをその位
置で固着させることによつて幼児の回りに固着さ
れるように一般に設計されている。
場合によつて、使い捨ておむつは、おむつを幼
児の回りに固着させる締結テープを具備する。そ
れらは、場合によつて弾性部材も縦方向延出縁に
具備して弾性収縮性脚カフスまたは側方フラツプ
(flap)を形成する。例えば、米国特許第3860003
号明細書参照。それらは、場合によつて弾性エレ
メントを横方向延出縁にも具備して弾性収縮性腰
バンドを形成する。
使い捨ておむつの腰バンドは、着用者の腰に隣
接して置かれようとするおむつの部分である。腰
バンドは、使い捨ておむつの本体に貼着された別
個のエレメントからなることができるが、更にし
ばしば使い捨ておむつの他のエレメント、例えば
バツクシートまたはトツプシートまたはバツクシ
ートとトツプシートの両方の延長部である。更
に、腰バンドは、一般におむつの横方向延出縁か
ら大体吸収性エレメントの横方向延出縁まで延出
するおむつの部分であると考えられる。使い捨て
おむつは、通常、2つの腰バンド、即ち前方腰バ
ンドおよび後方腰バンドを有するように製作され
る。
説明の目的で本明細書に開示されるおむつの具
体例においては、弾性収縮腰バンドは、熱不安定
な状態および熱安定な弾性状態の両方をするエラ
ストマー材料からなる。エラストマー材料は、そ
の熱不安定な状態にある時に使い捨ておむつに結
合され、その後後述の条件下でその熱安定な弾性
状態を取るような方式で加熱に付される。
米国特許第3819401号明細書および米国特許第
3912565号明細書は、シヤーリングされるかギヤ
ザーがつけられた弾性衣服を製造する低速技術で
あるらしいものを教示している。この技術におい
ては、熱収縮性材料がその伸びた熱不安定な状態
にある時に、熱収縮性材料は衣服に貼着される。
次いで、全系は、加熱され、熱収縮性材料を収縮
させて、その熱安定であるが弾性の状態にし、そ
れによつて衣服をシヤーリングするかギヤザーを
つける。本発明は、物品の移動相互連結ウエブか
ら切断された個々別々の物品をウエブ移動方向に
実質上垂直の方向に弾性化する連続高速法を与え
る点において、前記米国特許第3819401号明細書
および第3912565号明細書に記載の方法とは異な
る。このことは、前記物品のコストが1回使用後
の使い捨てを可能にさせるのに十分なほど低くな
ければならないならば臨界的重要さを有する。
ほとんど如何なる従来技術の使い捨ておむつ、
例えばトツプシートとバツクシートとの間に介在
された吸収性芯を具備する前記米国特許Re第
26152号明細書および前記米国特許第3860003号明
細書および前記欧州特許出願第82200801.7号明細
書に教示のものは、その腰領域の一方または両方
において使い捨ておむつの幅にわたつて横方向に
適用されたエラストマー材料のストリツプ(後
述)を組み込むことができる。典型的には、吸収
性芯は、典型的には同延であるトツプシートある
いはバツクシートの横方向(腰)エツジには十分
には延出しない。エラストマー材料は、好都合に
は吸収性芯の末端と、本質上同延のトツプシート
およびバツクシートの末端との間の領域において
トツプシートとバツクシートとの間に介在され
る。単純な使い捨ておむつの具体例は、第10図
で部分切取平面図で示される。
第10図においては、単純な使い捨ておむつ1
00は、トツプシート102とバツクシート10
4との間に介在された吸収性芯101からなる。
おむつ100は、縦方向側縁113および114
を有する。それは、横方向腰領域111(後方)
および112(前方)も有する。エラストマー材
料のストリツプ103は、トツプシート102と
バツクシート104との間に介在され、そして吸
収性芯101の末端とおむつ100の横方向エツ
ジとの間の領域においておむつを横方向にわたつ
て延出する。エラストマー材料ストリツプ103
は、技術上既知である故図示されていない固着手
段によつて、それらの長さに沿つて離間位置にお
いてトツプシート102およびバツクシート10
4の両方に貼着される。
参照番号はすべての図面全体にわたつて首尾一
貫して使用されること、および図中の或る材料の
厚さは明確化のために誇張されていることに留意
しなければならない。
第6図、第10図の6−6線に沿つてとられた
おむつ100の端面図である。この図において
は、3種のエレメントの厚さは、明確化のために
誇張されている。
第7図は、第6図に示されるようにおむつ10
0の端面図であるが、エラストマー材料ストリツ
プ103がその長さに沿つて主として一軸的に吸
収させるのに十分な加熱に付された後のおむつ1
00を示す。エラストマー材料ストリツプ103
の収縮は、トツプシート102およびバツクシー
ト104をそれらの共通の全長にわたつて多少均
一にギヤザーをつけるか、シヤーリングすること
が容易にわかる。これは、おむつが実質上平らな
状態にある際におむつを加熱するならば得られる
ことである。
エラストマー材料が結合されている衣服が、吸
収性芯を具備する使い捨ておむつであるならば、
そしてエラストマー材料がその熱不安定な形態で
ある際におむつがC字状断面に折りたたまれるな
らば、エラストマー材料は、加熱時に不均一に収
縮するであろう。不均一な収縮は、(1)エラストマ
ー材料に結合された材料の不均一なギヤザー付
け、(2)その折りたたみ配置に類似の配置を保持し
ようとするおむつの傾向、および(3)おむつが着用
された場合に、腰バンドのロールオーバーの傾向
の減少を生じ、それによつてより良好なフイツト
を与え、かつ腰バンドの回りの漏れを減少する。
おむつ100がC折りたたみ配置に折りたたま
れておりかつ図示しない保持手段によつて前記配
置に保持されている以外は、第8図は第6図に示
されるようなおむつ100の端面図である。おむ
つ100は、図示のように、4つの折り目領域8
1を有する。この図に示されるC折りたたみは、
開放C折りたたみである。トツプシート102が
実際に「C」の内面上でそれ自体接触する密閉折
りたたみは、可能であるだけでなく、多くの場合
に好ましい。
第9図は、エラストマー材料ストリツプ103
がその熱安定な弾性状態に実質上収縮させるのに
十分な加熱に付された後にとられた以外は、第8
図に示されたおむつ100の図である。第9図に
おいては、関連するが第8図には図示されていな
い保持手段は、取り外されている。使い捨ておむ
つ100は、第8図に示されるC折りたたみ配置
ほど鋭くは規定されていないが一般的「C」配置
を保持することに留意すべきである。更に、トツ
プシート102、バツクシート104はいずれも
第7図に示されるように均一にはギヤザーがつけ
られないことに留意すべきである。それらは、事
実、折り目領域81外の領域においてよりも折り
目領域81において更にギヤザーがつけられる
か、シヤーリングされる。
以下の注釈によつては限定されないが、第7図
のおむつ構造物と第9図のおむつ構造物との間の
差は、吸収性芯が元のままである領域内のエラス
トマー材料の収縮に抵抗する吸収性芯の傾向から
生じると理論化され得る。折り目におけるような
吸収性芯の折曲げは、芯が生ずる抵抗量を減少す
る傾向があり、それによつてエラストマー材料を
折り目に関連する領域においてさらに十分に収縮
させる。
本発明で有用なエラストマー材料は、当業者に
周知の多数の材料を包含する。例えば、前記米国
特許第3912565号明細書に記載のポリウレタンお
よび前記米国特許第3819401号明細書に記載の可
塑化塩化ビニルが、使用できる。更に、米国特許
Re第28688号明細書に記載のようなエラストマー
材料中の熱可塑性樹脂材料(または他の有機、通
常固体熱流動性材料)の混合物からなる組成物
も、使用できる。
本発明で有用な1つの特に好ましいエラストマ
ー材料は、エチレンプロピレンゴムとエチレン酢
酸ビニルとの配合物からなるフイルム、例えばニ
ユージヤージー州フロルハム・パークのエキソ
ン・ケミカル・カンパニーから入手できるもので
ある。熱安定な状態および熱不安定な状態を示す
ことができるウエブを形成するのに好適であると
記載されている特定のフイルム形成性熱可塑性エ
ラストマー重合体組成物は、米国特許第4303571
号明細書に開示されている。フイルムは、好まし
くは、その結晶溶融温度よりも低い高温にある間
に横方向に延伸し、そして冷却させることによつ
ては分子配向を経て寸法的に熱不安定な状態に転
化される。このことは、一般に幅出装置、即ちフ
イルムを第12図に一般に示されるようにウエブ
移動方向に垂直な方向に延伸しようとする装置に
よつてなされる。
典型的な幅出操作は、第12図に概略的に示さ
れる。熱安定なエラストマー材料のウエブ600
は、ロール610から加熱幅出装置620内に供
給される。幅出装置の温度は、材料の結晶溶融温
度よりも低い。前記のエチレンプロピレンゴムと
エチレン酢酸ビニルとの配合物のような材料の場
合には、幅出装置は、好ましくは約65℃の温度に
維持される。軟化後、ウエブ600は、初期幅
W1から、その移動方向に垂直の方向に垂直の方
向に測定して、即ち機械交差方向に測定して初期
幅の約4倍に延伸される。次いで、延伸フイルム
は、拘束下または拘束なしに室温に冷却させられ
る。冷却時に、重合体は、主として一軸的に機械
交差方向配向され、そしてフイルムは、再び高温
に付されるような時まで、その新しい寸法を本質
上保持する。フイルムは、このように熱不安定な
状態にある(材料は、その熱不安定な状態におい
てさえ、依然として弾性であり得ることに留意す
べきである)。ウエブ600の最外縁621,6
22は、横方向延伸操作時に締結されるので、延
伸されるようにはならない。従つて、熱不安定な
ウエブ600の最外縁621,622は、好まし
くは幅出装置620からの排出時にナイフ62
5,626によつてウエブからトリミングされ
る。このことは、ロール640上への巻き取り前
に熱不安定なウエブを幅W2から最終W3に減少す
る。後述のように、熱不安定なエラストマー材料
のロールの最終幅W3は、ウエブから切断される
個々別々の弾性収縮性セグメントの全長に好まし
くは対応する。勿論、単一エラストマーエレメン
ト用に必要な幅よりも著しい大きい幅のウエブ
が、製造され、その後所望の幅の多数のロールに
裂かれることができたことが認識される。弾性収
縮性セグメントは、好ましくは実質上無張力状態
で適用され、それらの長さは第13図に一般に示
される方式でウエブ移動方向に実質上垂直の方向
に配合されている。ウエブから切断された個々
別々の物品を約68℃の熱風で後処理することは、
通常、弾性収縮性エレメントをそれらの長さに平
行な方向に収縮させ、かつ寸法的に熱安定な弾性
状態を再び取るのに十分である。
第13図は、第11図に一般に示された種類の
使い捨ておむつ110を製造する本発明を実施す
る特に好ましい方法を概略的に示す。方法は、一
般に前記米国特許第4081301号明細書の教示に従
う。特に、プラスチツクバツクシート材料のウエ
ブ14は、速度V1で供給ロール580から59
0の概略的に示される接着剤アプリケーターに給
送され、そこで多数の接着剤ストライプ595が
ウエブの最外面に適用される。第12図に一般に
従つて製造されかつ全幅W3を有する熱不安定な
エラストマー材料600のロール640は、バツ
クシートウエブ14の速度V1よりも遅い第二速
度V2で給送される。真空ロール642およびト
ランスフアーロール644は、バツクシートウエ
ブ14の速度V1に対応する周速で作動する。従
つて、真空ロール642の外周と接触している熱
不安定なエラストマーウエブ600の部分と真空
ロール642との間には滑りがある。
シリンダー629によつて作動される切断ナイ
フ628は、移動ウエブ600から寸法的に熱不
安定なエラストマーセグメント650を切断する
ように時間調整される。第13図からわかるよう
に、エラストマーセグメント650は、より速く
移動するサクシヨンロール642およびトランス
フアーロール644によつて互いに離間される。
個々別々のセグメント650は、ロールの内面に
かけられた真空によつてサクシヨンロール642
の外周に沿つて接触して保持され、そしてロール
間の接点における正圧送風によつてトランスフア
ーロール644に移送される。移送されたセグメ
ント650は、移動バツクシートウエブ14との
接点に近づくまで真空によつてトランスフアーロ
ール644の外周の囲りに固着される。
接点において、正圧送風は、熱不安定なエラス
トマーセグメントをトランスフアーロール644
と移動バツクシートウエブ14との間の小さいギ
ヤツプにわたつて移送させるのに使用される。お
むつの各種の部材を組み立てるのに利用された接
着剤のビーズ595は、エラストマーセグメント
650を保持するのに役立ち、それ故それらの全
長は、セグメントがそれらの長さに沿つて離間位
置において結合装置700によつてトツプシート
15およびバツクシート14に結合されるような
時までウエブ移動方向に実質上垂直に配向され
る。結合装置700は、好ましくは超音波結合法
を使用して、それらの長さに沿つて離間位置にお
けるセグメント650とトツプシート15、バツ
クシート14との間の固着領域25を与える。
サクシヨンロール642およびトランスフアー
ロール644の所定直径の場合、移動方向に平行
な方向で測定したセグメント650の幅およびバ
ツクシートウエブ14の長さに沿つてのそれらの
間隔は、熱不安定なエラストマーウエブ600の
速度V2をバツクシートウエブ14の速度V1に関
連して調整することによつて制御される。典型的
な具体例においては、エラストマーウエブ600
の速度V2は、バツクシートウエブ14の速度V1
の約1/8である。
第13図からわかるように、トツプシート材料
のウエブ15は、供給ロール570から、それに
結合された離間エラストマーセグメント650を
有するバツクシートウエブ14に沿つて一対のは
り合わせロール657および658の間に形成さ
れたニツプに給送される。造形吸収性パツドエレ
メント21は、離間エラストマーセグメント65
0との時間調整関連でニツプ内に給送される。弾
性化脚カフスを与えるのに利用された4つ弾性バ
ンド22は、前記米国特許第4081301号明細書に
一般に開示のような好適な張力付与装置500を
通して給送され、そして接着剤520は、接着剤
アプリケーター510によつて吸収性パツド21
およびエラストマーセグメント650との離間関
係で延伸バンドに適用される。ロール657と6
58との間のニツプへの通過時に、積層おむつウ
エブが形成される。
ロール657および658の後の部分的切欠ウ
エブセグメントからわかるように、各々の熱不安
定なエラストマーセグメント650は、隣接吸収
性パツドエレメント21間に位置決めされる。そ
の後、積層ウエブは、好ましくは超音波結合装置
からなる好適な固着装置700に通過させ、そこ
で熱不安定なエラストマーセグメント650は、
おむつウエブのバツクシート14およびトツプシ
ート15に結合されて固着領域25を形成する。
このことは、固着装置700の下流方向に配置さ
れたウエブの部分的切欠セグメントに最良に示さ
れる。
エラストマーセグメント650をバツクシート
14およびトツプシート15に固着させた後、お
むつウエブは、側部切欠装置710に通過され、
そこで側部切欠は各吸収性パツドエレメント21
の狭い部分に隣接して組立ウエブから切断されて
相互連結使い捨ておむつの各々における股部分1
3を与える。その後、ウエブは、好ましくはC折
りたたみ装置720に通過され、そこでその断面
は第8図に一般に示されるものに近似させるよう
にされる。その後、C折りたたみウエブは、好ま
しくはシリンダー732によつて作動されるナイ
フ730によつて、個々別々のおむつ110に切
断される。切断操作は、各エラストマーセグメン
ト650が本質上半分に切断されるようにウエブ
の移動に関連して時間調整される。切断された熱
不安定なエラストマーセグメント650の一方の
半割れは、第一おむつの後方腰バンドを構成し、
一方熱不安定なエラストマーセグメントの他方の
半割れは、隣接おむつの前方腰バンドを構成す
る。
その後、個々別々のおむつ110は、好ましく
は第13図に示されるように、それらの中点の回
りで折りたたまれ、カートン詰め用に互いに積み
重ねられ、その後実質上無張力状態で加熱トンネ
ル740内に通過される。トンネル内で適用され
た熱は、おむつに含まれる寸法的に熱不安定なエ
ラストマーセグメントの温度をエラストマーセグ
メントの結晶溶融温度よりも低い点に上げ、そし
てセグメントを寸法的に熱安定な弾性状態に戻
し、それによつて第11図に一般に示される種類
のシヤーリングまたはギヤザーがつけられた腰バ
ンドを製造する。
本発明の実施においては、相互連結おむつを互
いに切断する前に、最終加熱工程を連結ウエブ上
に実行することができるが、エラストマーセグメ
ントの最大収縮は、それらが特に収縮方向に無張
力、即ち非拘束状態にある際に生ずることが一般
に見い出されている。おむつをウエブから切断す
ることは、ウエブ移動方向にかけられる可能な張
力を除去する。収縮の方向に垂直にかけられた引
張力が、少なくとも多少はエラストマーセグメン
トの収縮を抑制することがあるので、後者のアプ
ローチが使用されるならば、ウエブは、最終加熱
工程においてほとんどまたは全く何もない張力下
にあることが一般に好ましい。
第12図および第13図に概略的に示された方
法を利用して製造された別のおむつの具体例は、
第1図〜第5図に示される。
第1図に示されるおむつの具体例は、前記米国
特許第3860003号明細書に一般に教示の使い捨て
おむつのデザインに基づく。使い捨ておむつ10
は、幼児の回りに適用されているかのような配置
の斜視図で示される。使い捨ておむつ10は、前
方部分11および後方部分12を具備し、股部分
13はそれらの間に介在させる。使用時に、股部
分13は、幼児の脚間に置かれ、そし前方部分1
1および後方部分12は、それぞれ着用者の胴の
前方低部および後方下部に沿つて置かれる。トツ
プシート15は使い捨ておむつの内面を構成し、
一方バツクシート14はその外面を構成する。側
部フラツプ(または脚カフス)16は、着用者の
腿の回りにフイツトする。使用時に、前方腰バン
ド17および後方腰バンド18は、着用者の腰領
域に隣接してそれぞれ着用者の胴の前方部分およ
び後方部分上に置かれる。使い捨ておむつ10
は、締結テープ19によつて着用者の回りで所定
位置に保持される。腰バンドの外縁29は、使い
捨ておむつ10の上縁として第1図に示される。
腰バンド内の横断方向固着領域25および横断方
向非固着領域26は、後に詳述される。
第2図は、平らな配置に開かれた使い捨ておむ
つ10の部分切取平面図である。トツプシート1
5は、この図においては、おむつの上面であり、
一方バツクシート14は下面である。吸収性エレ
メント21は、トツプシート15とバツクシート
14との間に介在される。
図示のように、使い捨ておむつ10は、一般に
縦方向中心線27および横方向中心線28で対称
である。これは好ましい配置であるが、使い捨て
おむつ10は対称であることは必要ではない。股
部分13が前方腰バンド17に向けて位置で変え
られた場合には、横方向中心線28で非対称の配
向が、極めて有用である。
使い捨ておむつ10は、縦方向中心線27に一
般に平行に走行する側縁内に弾性部材22を備え
ている。図示の具体例においては、2個の弾性部
材22が使い捨ておむつ10の両側に置かれる。
1または多数の弾性部材が使用できる。これらの
弾性部材は、所望ならば、米国特許第4081301号
明細書の教示に従つて延伸状態にある間にウエブ
移動方向に適用され得る。
締結テープ19は、後方腰バンド18に隣接し
て使い捨ておむつ10に固着される。
前方腰エラストマーエレメント23および後方
腰エラストマーエレメント24は、それぞれ腰バ
ンド29の外縁に隣接して前方腰バンド17およ
び後方腰バンド18に位置決めされる。第1図お
よび第2図に示される具体例においては、使い捨
ておむつ10は、前方腰バンドおよび後方腰バン
ドの両方における弾性腰エレメントからなる。
横断方向固着領域25および横断方向非固着領
域26も、第2図に示される。
バツクシート14の1つの主要機能は、体液が
使い捨ておむつ10から逃げず、かつ使い捨てお
むつと接触する着用者の外方衣服および他の表面
を汚さないようにすることである。体液に対して
不透過性である如何なる適応性、非刺激性の実質
上平らな材料も、バツクシート14として使用で
きる。好適な材料は、前記特許に詳述されてい
る。好ましいバツクシートは、厚さ約0.012mm〜
約0.051mmを有するポリエチレンフイルムから形
成される。
本発明で有用な通気性バツクシート(即ち、蒸
気および空気の通過を許す一方、液体の通過を遅
延するバツクシート)は、技術上既知である。そ
れらは、典型的には開口化フイルムからなる。
バツクシート14の大きさは、選択される正確
なおむつのデザインおよび着用者であることを意
図する幼児の大きさによつて決められる。
トツプシート15は、如何なる適応性、柔軟感
の非刺激性(着用者の皮膚に対して)の実質上平
らな材料でもあることができる。それは、着用者
の皮膚と接触し、液体は排泄物を受容し、排泄物
をそれを通して吸収性エメレントに容易に通過さ
せ、かつ着用者の皮膚を吸収性エレメント内の液
体から隔てるように機能する。最後の機能の有効
な性能を助長するために、トツプシートは好まし
くは疏水性である。
トツプシート15は、天然繊維、合成繊維また
はそれらの混合物から作られた多孔紙、天然繊
維、合成繊維またはそれらの混合物から作られた
不織布、開口化プラスチツクフイルム、多孔発泡
体等であることができる。好適なトツプシートの
例は、前記特許に記載されている。
好ましいトツプシートは、秤量約17g/m2を有
する約2.2〜約2.5デニールの繊維から作られたス
パンボンドポリエステル不織布である。別の好ま
しいトツプシート材料は、秤量22g/m2を有し、
そしてステープル長の1.5デニールのポリエステ
ル繊維〔例えば、テネシー州キンギスポートのテ
ネシー・イーストマン・コーポレーシヨンによつ
て販売されているようなコーデル(kodel)型
411ポリエステル繊維〕約65%(重量%)、捲縮ス
テープル長の1.5デニールのレーヨン繊維約15%
およびアクリル系重合体結合剤〔例えば、ノース
カロライナ州シヤルロツトのセラニーズ・コーポ
レーシヨンによつて販売されているようなセラニ
ーズ(Celanese)CPE8335〕約20%からなる。
本明細書で使用する「ステープル長」は、少なく
とも約15mmの長さを有する繊維を意味する。
なお別の好ましいトツプシートは、カード化さ
れかつ離間パターンで熱結合されているポリプロ
ピレン繊維から製造される。長さ約3.8cm、約1.5
〜約3.0デニールの繊維が、好適である。この種
の好ましいトツプシートは、秤量約24g/m2を有
する。
好適なトツプシートは、巨視的に膨脹された三
次元開口化プラスチツクフイルム、例えば米国特
許第4342314号明細書、米国特許第4341217号明細
書および米国特許第3929135号明細書に記載のも
のからも製造され得る。
バツクシート14の場合のように、トツプシー
ト15の大きさは、選択される正確なおむつのデ
ザインによつて決められる。
吸収性エレメント21は、一般に圧縮性、形通
り性であり、かつ液体を吸収しかつ保持すること
ができる如何なる材料からもなることができる。
吸収性エレメント21は、使い捨て吸収性物品
に通常使用されかつ前記特許に記載されている各
種の材料から製造され得る。好適な吸収性材料の
例は、紙綿、吸収性発泡体、吸収性スポンジ、超
吸収性重合体、および好ましくは、通常吸収性毛
羽またはエアフエルトと称される粉砕空気抄造木
材パルプ繊維である。密度約0.05〜約0.175g/
cm3を有する吸収性毛羽が、一般に許容できる。
バツクシート14およびトツプシート15の場
合のように、吸収性エレメント21の大きさは、
選択される正確なおむつのデザインによつて決め
られる。
場合によつて、吸収性エレメント21は、平ら
な一面または両面に関連して、当業者に周知の透
過性材料からなるエンベロープテイシユ
(envelope tissue;図示せ)。例えば、湿潤強度
テツシユペーパーを有することができる。使用さ
れる場合、エンベロープテイシユは、一般に吸収
性エレメント21と同延であり、そしてそれと同
一延長であるか横方向延出縁上およびその回りに
折りたたまれる。エンベロープテイシユは、場合
によつて、当業者に周知の手段によつて吸収性芯
21に固着され得る。
吸収性エレメント21は、バツクシート14と
トツプシート15との間に介在される。選択され
るおむつのデザインは、3種のエレメントが同一
延長であるか否かを決定するが、一般にバツクシ
ート14またはトツプシート15のいずれか、ま
たは両方が吸収性エレメント21の縁を超えて延
出する。第1図〜第5図に示されるおむつの具体
例においては、バツクシート14およびトツプシ
ート15の両方が好ましくは吸収性エレメント2
1の横方向延出縁を超えて延出し、そしてそれら
の横方向延出縁に沿つて本質上同一延長である。
場合によつて、バツクシート14は、当業者に
周知の好都合な手段(図示せず)によつて吸収性
エレメント21に固着され得る。好適な手段の例
は、接着剤(例えば、ホツトメルト接着剤)の平
行ビーズおよび両面粘着テープであり、各々は本
質上吸収性エレメント21の縦方向の全長に延出
する。
弾性部材22は、使い捨ておむつ10のカフス
(縦方向延出縁)を収縮するかギヤザーをつけ、
かつそれらを着用者の脚と接触させて維持し、そ
れによつて改善されたフイツトを与え、かつおむ
つからの液漏れを減少するのに役立つ。弾性エレ
メント22用に使用できる1つの材料は、断面約
0.18mm×約1.5mm〜約6.4mmを有し、かつバージニ
ア集スチユアートのイースト・ハンプトン・ラバ
ー・カンパニーから商標L−1900ラバーコンパウ
ンドで入手できるような天然ゴムから作られる弾
性テープである。他の好適な弾性部材は、ノース
カロライナ州スコツトランドのフルフレツクス・
カンパニによつて商標フルフレツクス(Fulflex)
9211およびフルフレツクス9111で販売されている
天然ゴム弾性テープから作ることができる。
弾性エレメント22の長さは、選択される正確
なおむつのデザインによつて決められる。第1図
および第2図に示されたデザインにおいては、弾
性エレメント22は、使い捨ておむつ10の縦方
向長さの主要部に延出するが、使い捨ておむつ1
0の腰領域の外側で終る。
弾性部材22は、操作上、図示されていない弾
性結合手段によつて、その縦方向延出縁に隣接し
ておむつに固着することによつて使い捨ておむつ
と関連される。弾性結合手段は、可撓性であり、
かつ弾性部材22をそれらの延伸状態で実質上無
期限に保持するのに十分な接着性を有しているべ
きである。1つの好適な手段は、ホツトメルト接
着剤である。おむつを構成する部材の大部分、例
えば弾性部材22が位置決めされかつ固着されて
一般に図示の種類の使い捨ておむつを製造する方
法の更に詳細な説明は、前記米国特許第4081301
号明細書に与えられている。
弾性部材22は、通常の非拘束配置において弾
性部材22が弾性部材22に隣接するおむつ材料
を有効に収縮するかギヤザーをつけるような弾性
収縮性状態において使い捨ておむつ10に貼着さ
れる。弾性部材22は、少なくとも2種の方法で
弾性収縮性状態において使い捨ておむつ10に貼
着され得る。例えば、弾性部材22は、伸びた配
向に延伸され、そして使い捨ておむつ10が非拘
束状態にある間に使い捨ておむつ10に貼着され
得る。或いは、使い捨ておむつ10は、収縮でき
(股部分において;例えばプリーツをつけること
によつて)、そして弾性部材22は、弾性部材が
それらの緩和または非延伸状態にある間に収縮使
い捨ておむつ10に貼着され得る。
前方腰エラストマーエレメント23および後方
腰エラストマーエレメント24は、各々前記のよ
うなエラストマー材料から作られる。腰エラスト
マーエレメント23および24は、好ましくは幅
少なくとも約0.6cm、最も好ましくは幅少なくと
も約1.6cmである。第13図に概略的に示される
加工操作時にウエブ移動方向に平行の方向に測定
して腰エラストマーエレメント23および24の
最大幅は、おむつのデザインおよび経済事項によ
つて決められるが、一般に約3.8cm以下の幅であ
る。
第1図および第2図に示されるおむつの具体例
においては、腰エラストマーエレメント23およ
び24は、各々本質上使い捨ておむつ10の横方
向前幅にわたつて延出する。それらは、好ましく
は第13図に一般に開示の連続ウエブ組立操作に
従つて適用される。これは好ましい構造物である
が、本発明は、腰エレメント23および24がお
むつの横方向幅の一部分だけにわたつて延出する
おむつ構造ものを製造するのに使用され得る。
トツプシート、バツクシートおよび各腰エラス
トマーエレメントは、腰エラストマーエレメント
がそれらの熱不安定な状態にありかつすべての3
エレメントが本質上十分に(弾性的にはないが)
延出されている間に、横断方向固着領域によつて
一緒に貼着される。系は、後に加熱され(例え
ば、熱風で)、そして腰エラストマーエレメント
は、その熱安定な弾性状態に戻される。
横断方向固着領域25は、第1図および第2図
の一般図で示される。横断方向固着領域25の更
に特定の具体例は、第2図で参照番号3によつて
示される後方腰バンド18の一部分の拡大図であ
る第3図および第4図に示される。これらの図に
おいて、エラストマー材料は、その熱安定な弾性
状態にある。
第3図および第4図の説明においては、後方腰
バンド18およびその部品が言及されている。同
一の注釈が、前方腰バンド17およびその部品に
ついてなされ得る。
横断方向固着領域25は、本質上腰エラストマ
ーエレメント24の全幅にわたつて延出する。本
明細書で使用する「横断方向」なる用語は、腰バ
ンド18の主要横方向延出寸法に一般に垂直の配
向を意味し、即ちそれは第12図および第13図
の両方に一般に示されるウエブ移動方向に対応す
る。即ち、後方腰バンド18は、使い捨ておむつ
10の幅にわたつて横方向に延出し、かつ一般に
横方向中心線28に一般に平行であるので、横断
方向固着領域25は、縦方向中心線27に本質上
平行な配向で後方腰バンドにわたつて延出し;そ
れらは腰バンドの外縁29から使い捨ておむつ1
0の中心に一般に向けられる。横断方向固着領域
25は、好ましくはバンドが第13図に一般に示
されるように連続延伸状態にある場合に弾性バン
ド22を妨害しないように離間され、かつ位置決
めされることに留意すべきである。このことは、
ウエブからのおむつの切断時に延伸バンド22の
非固着部分、即ち腰バンドと一般に一致する部分
を第2図に一般に示される位置にひつこめさせ
る。また、図示のように、横断方向固着領域25
は、横方向中心線28および腰バンド18の横方
向延長部に本質上直角であると示される。これ
は、好ましい配向である。
「本質上わたつて」なる用語は、横断方向固着
領域25が腰エラストマーエレメント24の全幅
に絶対的にわたつて延出する必要がないことを指
摘するのに本明細書で使用されている。しかし、
それらは、その幅にわたつて十分にはるかに延出
して後述のチヤンネル(channel)を与えること
が好ましい。
第3図においては、横断方向固着領域25は、
腰エラストマーエレメント24をトツプシート1
5および第3図または第4図では見えないバツク
シート14にシール結合する本質上規則的離間単
一(unitary)帯として示される。シーリング帯
を与える正確な手段は、当業者によつて容易に選
択され得る。例は、接着剤、結合、溶媒シーリン
グ等である。好ましくは、超音波溶接が使用され
る。
第3図、第4図および第5図に示されるよう
に、トツプシート15およびバツクシート14の
両方の腰エラストマーエレメント24への結合点
は、見当が合つている(即ち、同延である)。こ
れは好ましい配向であるが、トツプシート15の
腰エラストマーエレメント24への結合点は、バ
ツクシート14の腰エラストマーエレメント24
への隣接結合点からオフセツト(offset)され得
る。このような場合には、横断方向固着領域が腰
エラストマーエレメントの両側上にオフセツトさ
れるであろう。
第4図は、横断方向固着領域の別の具体例2
5′を示す。この具体例においては、横断方向固
着領域は、材料を一緒に結合しかつ後述のチヤン
ネルを形成するシーリング、好ましくは超音波溶
接部のばらばらの離間帯からなる。好ましくは、
ばらばらの離間帯は、円形または楕円形である。
横断方向固着領域25は、好ましくは幅(即
ち、横方向中心線28に一般に平行な寸法)約
0.15〜約1.0cmである。また、それらは好ましく
は規則的に離間されるが、不均一に離間され得
る。それらは、最も好ましくは中心から中心まで
で測定して約0.3〜1.5cm離間している。
第5図は、横断方向固着領域の機能を示す。第
5図は、後方腰エラストマーエレメント24がそ
の熱安定な弾性状態にある。第3図および第4図
に示される別の具体例に特有の後方腰バンド18
の端面図である。第5図においては、横断方向固
着領域25は、強調のため、濃くした部分として
示される。トツプシート15およびバツクシート
14は、ギヤザーをつけて示されている。これら
のギヤザーは、バツクシート14と後方腰エラス
トマーエレメント24との間の横断方向非固着領
域26bおよびトツプシート15と後方腰エラス
トマーエレメント24との間の横断方向非固着領
域26tを構成しかつ規定する。これらの横断方
向非固着領域26bおよび26tは、おむつの内
部に延出しかつ吸収性エレメント21の横方向延
出縁に隣接する領域で終る。おむつ縁から開口ギ
ヤザーまたはチヤンネルを形成する。これらの開
口チヤンネルは、おむつが幼児の回りにつけられ
た場合でさえ、おむつの内部と周囲雰囲気との間
での空気/蒸気の交換をさせることによつておむ
つを通気させる。
横断方向非固着領域26bおよび26tが形成
されるのと同時に、トツプシート15およびバツ
クシート14は、波形の構造物を形成する。後方
腰バンド18の幅にわたつて横断方向に延出する
これらの波は、腰バンドを剛化する傾向があり、
それによつて腰バンドのロールオーバー(即ち、
それ自体の回りでの腰バンドの折曲)を防止する
傾向がある。
ウエブからの切断後、第1図に示されるおむつ
は、加熱されて腰バンドエラストマーエレメント
23および24をそれらの熱不安定な状態から熱
安定な状態に変化させる。第1図に示された具体
例においては、おむつが無張力の一般に平らな配
置にある間に、加熱が施される。第1図に示され
るように、比較的均一な波およびチヤンネルが形
成された。
対照的に、おむつ110は、第1図のおむつの
ように製造されるが、無張力のC折りたたみ配置
にある間に熱処理される。得られた結果は、第1
1図に示される。特に、前記米国特許第4081301
号明細書に一般に教示のように、おむつを加熱し
て腰エラストマーエレメントをそれらの熱不安定
な状態から熱安定な弾性状態に変化させる前に、
前方腰領域17および後方腰領域18は、第8図
に示されるように密封C折りたたみ配置に折りた
たまれ、そしてウエブから切断された。C折りた
たみ配置での加熱操作後(腰エラストマーエレメ
ントをそれらの熱安定な弾性状態に変えた)、前
方腰バンド17、後方腰バンド18およびおむつ
110は、粘着テープ19での固着の不存在下に
おいてさえ、一般に造形された配置を示した。波
およびチヤンネルの大きさは、均一ではなく、波
およびチヤンネルは折り目81の領域において小
さかつた。
前記のように、本法と一緒に詳述されたおむつ
の具体例は、本発明が特定の応用を有する物品を
説明しようとしている。シヤーリングをウエブ移
動方向に実質上垂直の方向に生じさせる傾向があ
る。連続ウエブ形態で製造されかつ弾性収縮性エ
レメントを具体化する他の弾性化物品は、本明細
書に含まれる教示を適用することによつて同等の
容易さで製造できる。
前記説明においては、熱不安定な状態において
おむつに貼着され、次いで処理されて熱安定な弾
性状態に変化させた腰エラストマー材料は、「熱
不安定な」エラストマーの用語で説明されてい
る。さらに広くは、本発明で有用なエラストマー
材料は、若干の他の寸法的な安定な弾性状態に比
較して寸法的に不安定な状態を有し、かつエネル
ギーの適用または他の好都合な処理により本安定
な状態から安定な状態に変化させることができる
ものである。最も好都合で最も実際的形態のエネ
ルギーは、熱であり、そして材料はこのような用
語で記載されている。
なお更に、本発明は、その不安定な状態におい
ておむつに貼着され、かつ後にその安定な弾性状
態に変化されるエラストマー材料の用語で記載さ
れている。一般に、安定な状態は、絶対状態であ
るが、そうである必要はない。処理後の状態が処
理前の状態よりも比較的安定であること、および
処理後の状態が実用に十分に適することだけが必
要とされる。勿論、材料がその安定な状態で弾性
であることが必要である。
〔例〕
本発明の方法に従つて製造される例示のおむつ
は、前記米国特許第3860003号明細書に記載の基
本デザインに従つて製造される。後述のおむつの
デザインは、弾性化前方腰バンドおよび弾性化後
方腰バンドの両方を与える。
吸収性エレメントは、密度約0.09g/cm3および
股部分における秤量約1100g/m2および腰部分付
近における秤量約350g/m2を有する吸収性毛羽
からなる。それは、一般に砂時計形であり、そし
て長さ約38.7cm、各横方向延出縁における幅約
25.4cmおよび股部分における幅約9.6cmである。
それは、その縦方向中心線で対称であるが、股部
分における横方向中心線での非対称は後方横方向
縁から約21.6のところに中心に置く。
トツプシートは前記熱結合ポリプロピレン材料
からなり、そしてバツクシートは厚さ0.04mmのポ
リエチレンフイルムである両方とも砂時計形であ
り、そして長さ約43.8cmおよびそれらの横方向延
出縁における幅約30.5cmである。
製造時に、吸収性エレメントは、本質上同延で
ありかつ同一延長であるトツプシートとバツクシ
ートとの間に介在される。縦方向中心線に平行に
走行するホツトメルト接着剤ビーズは、バツクシ
ートを吸収性エレメントに固着する。それらは、
カフス領域においてバツクシートをトツプシート
にも固着する。
おむつのカフス部分は、2つの弾性部材を股部
分におけるおむつの各縦方向延出縁において組み
込むことによつて弾性化される。各々は、フルフ
レツクス9211から作られ、そして幅2.4mmおよび
厚さ0.18mmである。それらの緩和長さは約19.6cm
である。それらは、一般に前記米国特許第
4081301号明細書の教示に従つて結合時に元の長
さの約220%に延長される。これらの弾性部材は、
股部分に中心を置く。部材の対によつて規定され
るパターンは、おむつの縦方向中心線から約9.4
cmのところに中心を置き、そしてそれに平行であ
る。各おむつ縁内の2つの弾性部材は、約1.6cm
離間して平行線上に中心を置く。
各おむつ腰バンドは、おむつの横方向幅を延出
し、そして長さ約30.5cmである。連続ウエブから
の切断後、各腰バンドは横断方向、即ちウエブ移
動方向に平行の方向で測定して幅約2.5cmである。
各腰バンド内に使用された腰エラストマー材料
は、前記のエチレン酢酸ビニルを配合したエチレ
ンプロピレンゴムである。エラストマーエレメン
トの各々は、第12図に一般に示される方法でウ
エブ移動方向に実質上垂直の方向に幅出されてい
る熱不安定な材料の移動ウエブから切断された材
料の個々別々のセグメントからなる。エレメント
は、エラストマー材料600のウエブの最終幅W3
対応する寸法がウエブ移動方向に実質上垂直に整
列されるように、第13図に一般に開示の方法で
無張力状態にある間に相互連結おむつの移動ウエ
ブに適用される。
第12図に一般に開示の方法に従つての幅出前
に、エラストマーウエブ600は、初期幅W1
8インチ、即ち600は、初期幅W1約8インチ、即
ち約20.3cmおよび初期厚さ約6ミル、即ち0.15mm
を有する。ウエブの横方向延伸は、ロードアイラ
ンド州プロビデンスのマーシヤル・エンド・ウイ
リアムズ・カンパニーから入手できる種類の幅出
装置620を使用して実行された。問題の幅出装
置は3つの温度帯を有し、各々は全長約10フイー
ト(約305cm)を有していた。ウエブ600は、
熱安定な状態においてロール610から室温で横
方向延伸のない長さ10フイート(約305cm)の第
一帯に給送された。ウエブの最外縁621,62
2約1インチ、即ち2.54cmが、幅出装置によつて
把持された。幅約6インチ、即ち約15cmを有する
ウエブ600の中央部が、装置620の最後の2
つの長さ10フイート(約305cm)のセクシヨンに
わたつて横方向延伸に付された。最後の2つの長
さ10フイート(約305cm)のセクシヨンは、約140
〜約155〓即ち約60℃〜約68℃の温度に維持され、
そして装置の最後の2つの長さ10フイート(約
305cm)の帯域に通過する際に、ウエブの中央部
は初期幅約6インチ、即ち約15cmから幅約24イン
チ、即ち約60cmに延伸された。幅出装置の長さ10
フイート(約305cm)の第三帯からの排出後、ウ
エブは拘束なしに冷却されて最外縁621,62
2の把持部分1インチ(2.54cm)を包含する約19
インチの最終幅W2への収縮度を生じた。冷却後、
エラストマーウエブ600は、熱不安定な状態に
ある。中心に配置されたセクシヨンにおけるウエ
ブ600の全厚は、平均約1.5ミル、即ち0.0038
mmであつた。第13図に一般に開示の方法で使用
する前に、幅出装置によつて把持される部分を包
含する最外縁621,622は、好ましくは、例
えばナイフ625,626によつて裂くことによ
つて除去されて、おむつに貼着すべき腰バンドセ
グメントの全長に対応する最終幅W3を生ずる。
例示の具体例においては、熱不安定なエラストマ
ーウエブ600の幅W3は約30.5cmである。
前記例において、幅出装置620を通してのウ
エブ移動速度は、約20〜約26フイート/分であ
る。
第13図に一般に示される方法で結合する場
合、ロール640から切断された熱不安定なエラ
ストマー材料の個々別々の各セグメントは、長さ
(ウエブ移動方向に垂直に測定)約30.5cmおよび
幅(ウエブ移動方向に平行に測定)約5.0cmであ
る。熱不安定なエラストマー材料の個々別々の各
セグメントは、第13図に概略的に示される方法
で、その長さに沿つて離間位置において(ウエブ
移動方向に垂直に測定)トツプシートおよびバツ
クシートの両方に固着される。固着時に、トツプ
シートおよびバツクシートは、十分に延長した配
置である。延伸弾性脚バンドと一致する領域にお
ける熱不安定なエラストマー腰バンドエレメント
のシーリングは、実施されず、個々のおむつが連
続ウエブから切断された場合に、腰バンドがそれ
らの非接着領域において非延伸状態に自由に引つ
込むのを保証する。
また、第13図からもわかるように、各々の熱
不安定なエラストマーセグメントは、移動ウエブ
内の隣接相互連結おむつの腰バンド部分を架橋す
る。従つて、おむつが第13図に一般に示される
ようにウエブから切断される場合に、幅約5cmの
エラストマーセグメントが、大体その中点で切断
される。ストリツプの半割れは、一方のおむつの
後方腰バンドを構成し、一方ストリツプの他の半
割れは隣接おむつの前方腰バンドを構成する。
記載の例示のおむつの具体例においては、超音
波溶接部のばらばらの帯域からなる横断方向固着
領域は、各腰エラストマーエレメントをトツプシ
ートおよびバツクシートの両方に貼着するのに使
用される。横断方向固着領域は、各々超音波溶接
部の7個のばらばらの楕円帯からなり、各々は長
軸約1.9mmおよび短軸約1.0mmを有し、個々の各楕
円は横断方向に約45°の角度で長軸を有するよう
に設定される。横断方向固着領域は、一般に各腰
バンドに沿つて規則的に離間され、そしてそれら
の中心は約6.4cm離間している。
締結粘着テープが、おむつに接着的に貼着され
た。
各組立おむつが、前記のような密閉C折りたた
み折りたたまれ、ウエブから切断され、大体その
中心線28の回りで折りたたまれ、カートン詰め
用に多ユニツト積み重ねに捕集され、そして約68
℃の空気で加熱され、それ故腰バンド23および
24を構成するエラストマー材料はその熱安定な
弾性状態に収縮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は幼児に適用された通りの配置で示され
る弾性収縮性腰バンドを包含する使い捨ておむつ
の斜視図、第2図は第1図および第11図に一般
に示された種類であるが広げた熱不安定な配置に
ある使い捨ておむつの部分平面図、第3図は寸法
的に熱安定な状態の弾性収縮性腰バンドの1つの
好ましい具体例を示す第2図のおむつの腰バンド
の拡大部分図、第4図は寸法的に熱安定な状態の
弾性収縮性腰バンドの別の好ましい具体例を示す
第2図のおむつの腰バンドの拡大部分図、第5図
は第3図および第4図に示された腰バンドの部分
に特有な端面図、第6図は6−6線に沿つてとら
れた第10図の使い捨ておむつの端面図の単純化
略図(前記おむつは熱不安定な状態で示される弾
性腰バンド材料を有する)。第7図は弾性腰バン
ド材料が実質上平らな状態にある間にその熱安定
な弾性状態を取るようにさせられた後の第6図に
示された使い捨ておむつの単純化概略端面図、第
8図は第10図の使い捨ておむつの端面の単純化
略図(前記おむつは熱不安定な状態で示される腰
バンドエラストマー材料を有し、前記おむつはC
折りたたみ配置に折りたたまれる)。第9図はエ
ラストマー材料がC折りたたみ配置にある間にそ
の熱安定な弾性状態を取るようにさせられた後の
第8図に示される使い捨ておむつの単純化略図、
第10図は単純な使い捨ておむつの部分平面図、
第11図はC折りたたみ配置にある間に熱安定な
状態に戻された後の第1図に示されたもののよう
なおむつの斜視図(前記おむつは幼児に適用され
た通りの状態で示される)、第12図は熱の適用
時にロールの幅に実質上平行な方向に収縮するで
あろう熱不安定なエラストマー材料の連続ロール
を形成する好ましい方法単純化略図、第13図は
第12図に示されるもののようなエラストマー材
料の熱不安定なロールから切断された個々別々の
弾性収縮性エレメントを、物品がウエブから切断
されかつ実質上無張力状態で熱に付された時にウ
エブ移動方向に実質上垂直の方向にシヤーリング
するであろう多数の相互連結弾性化物品を形成す
るのに使用される連続的に移動するウエブに結合
する好ましい方法の単純化略図である。 10……使い捨ておむつ、14……バツクシー
トウエブ、15……トツプシート、17……前方
腰バンド、18……後方腰バンド、21……吸収
性エレメント、110……使い捨ておむつ、60
0……ウエブ、620……幅出装置、650……
熱不安定なエラストマーセグメント、700……
固着装置、720……C折りたたみ装置、740
……加熱トンネル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弾性収縮性エレメントを物品の移動相互連絡
    ウエブに固着することによつて実質上非弾性の物
    品を連続的に弾性化するにあたり(前記弾性収縮
    性エレメントは、前記ウエブから切断された個々
    別々の物品をウエブ移動方向に実質上垂直の方向
    にシヤーリングさせる)、 (a) 前記ウエブがその結晶溶融温度よりも低い高
    温にある間に、寸法的に熱安定な状態および寸
    法的に熱不安定な状態を示すことができるエラ
    ストマー材料のウエブを横方向延伸に付し、 (b) 横方向に延伸した状態にある間に前記エラス
    トマーウエブを室温に冷却させて、前記ウエブ
    を構成する材料内に熱不安定な状態を確立し、 (c) 熱不安定なエラストマー材料の前記ウエブを
    相互連結物品の前記移動ウエブに実質上平行な
    方向に給送し、 (d) 前記の熱不安定なエラストマー材料の個々
    別々のセグメントを前記エラストマーウエブか
    らウエブ移動方向に実質上垂直な方向に切断
    し、それによつてエラストマー材料の前記の
    個々別々のセグメントの各々は、前記横方向延
    伸の方向に平行に配向された長さおよびウエブ
    移動方向に実質上平行の方向に延出する幅を有
    し、 (e) 実質上無張力の状態にあり、かつそれらの長
    さがウエブ移動方向に実質上垂直に配向されな
    がら、エラストマー材料の前記個々別々の切断
    セグメントを前記ウエブの長さに沿つて隔てら
    れた所定位置において相互連結物品の前記移動
    ウエブに移送し、 (f) 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材料
    の前記の個々別々のセグメントを、ウエブ移動
    方向に実質上垂直な方向で測定して前記セグメ
    ントの長さに沿つて所定離間位置において相互
    連結物品の前記ウエブに固着し、 (g) 相互連結物品の各々を互いに切断し、それに
    よつて多数の個々別々の物品を製造し(各々は
    それに固着された熱不安定状態にある実質上無
    張力のエラストマー材料の少なくとも1つのセ
    グメントを有する)、そして (h) 前記の個々別々の物品を、実質上無張力のエ
    ラストマー材料の前記熱不安定なセグメントの
    結晶溶融温度よりも低い高温に加熱し、それに
    よつて前記エラストマー材料をその全長に実質
    上平行の方向に収縮させ、熱安定かつ弾性と
    し、そして前記物品を前記ウエブ移動方向に実
    質上垂直な方向にシヤーリングさせる ことを特徴とする実質上非弾性の物品を弾性化す
    る連続法。 2 熱不安定なエラストマー材料の前記ウエブの
    幅が、エラストマー材料の前記の個々別々のセグ
    メントの長さに対応する特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 3 相互連結物品の前記ウエブが、前記相互物品
    を互いに切断する前に、ウエブ移動方向に実質上
    平行に整列された折りたたみ操作に付され、その
    後前記の個々別々の物品が、前記の折りたたみ配
    置にある間に前記加熱に付されて不均一なシヤー
    リングを得られる弾性化物品内に与える特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。 4 相互連結物品の前記ウエブが、加熱前に折り
    たたみ操作に付されてC字状断面を形成する特許
    請求の範囲第3項に記載の方法。 5 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材料
    の前記の個々別々のセグメントが、前記セグメン
    トの長さに沿つて所定の規則的離間位置において
    相互連結物品の前記ウエブに固着される特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。 6 熱不安定な実質上無張力のエラストマー材料
    の前記ウエブが、相互連結物品の前記ウエブの移
    動方向に平行な方向に相互連結物品の前記ウエブ
    の速度よりも遅い速度で給送され、それによつて
    前記ウエブから切断された個々別々のセグメント
    が、相互連結物品の前記ウエブの長さに沿つて隔
    てられた所定位置において相互連結物品の前記ウ
    エブに移送される特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 7 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材料
    の前記の個々別々のセグメントが、超音波結合に
    よつて相互連結物品の前記ウエブに固着される特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 8 前記エラストマー材料が、エチレンプロピレ
    ンゴムとエチレン酢酸ビニルとの配合物からなる
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 9 熱不安定なエラストマー材料の前記の個々
    別々の切断セグメントが、相互連結物品の前記移
    動ウエブに間接的に移送される特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 10 前記間接移送が、熱不安定なエラストマー
    材料の前記の個々別々の切断セグメントを相互連
    結物品の前記ウエブの1エレメントを構成する連
    続ウエブに沿つて隔てられた所定位置において固
    着することによつて実施される特許請求の範囲第
    9項に記載の方法。 11 前記エラストマーウエブが、拘束なしに横
    方向延伸後、室温に冷却させられる特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 12 弾性収縮性エレメントを物品の移動相互連
    結ウエブに固着することによつて、実質上非弾性
    の物品を連続的に弾性化するにあたり(前記弾性
    収縮性エレメントは、前記ウエブから切断された
    個々別々の物品をウエブの移動方向に実質上垂直
    の方向にシヤーリングさせる)、 (a) 前記ウエブがその結晶溶融温度よりも低い高
    温にある間に、寸法的に熱安定な状態および寸
    法的に熱不安定な状態を示すことができるエラ
    ストマー材料のウエブを横方向延伸に付し、 (b) 前記エラストマーウエブを、横方向延伸状態
    にある間に室温に冷却させて前記ウエブを構成
    する材料中に熱不安定な状態を確立し、 (c) 熱不安定なエラストマー材料の前記ウエブを
    相互連結物品の前記移動ウエブに実質上平行な
    方向に給送し、 (d) 前記の熱不安定なエラストマー材料の個々
    別々のセグメントを前記エラストマーウエブか
    らウエブ移動方向に実質上垂直な方向に切断
    し、それによつてエラストマー材料の前記の
    個々別々のセグメントの各々は、前記横方向延
    伸の方向に平行に配向された長さおよびウエブ
    移動方向に実質上平行の方向に延出する幅を有
    し、 (e) 実質上無張力状態にあり、かつそれらの長さ
    がウエブ移動方向に実質上垂直に配向されなが
    ら、エラストマー材料の前記の個々別々の切断
    セグメントを前記ウエブの長さに沿つて隔てら
    れた所定の位置において相互連結物品の前記移
    動ウエブに移送し、 (f) 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材料
    の前記の個々別々のセグメントを、ウエブ移動
    方向に実質上垂直の方向で測定して前記セグメ
    ントの長さに沿つて所定離間位置において相互
    連結物品の前記ウエブに固着させ、 (g) 前記ウエブが実質上無張力の状態にある間
    に、相互連結物品の前記ウエブを実質上無張力
    のエラストマー材料の前記の熱不安定なセグメ
    ントの結晶溶融温度よりも低い高温に加熱し、
    それによつて前記エラストマー材料をその全長
    に実質上平行な方向に収縮させ、熱安定かつ弾
    性とし、そして前記相互連結物品を前記ウエブ
    移動方向に実質上垂直の方向にシヤーリングさ
    せ、そして (h) 前記相互連結物品の各々を前記ウエブから切
    断する ことを特徴とする実質上非弾性の物品を弾性化す
    る連続法。 13 熱不転移なエラストマー材料の前記ウエブ
    の幅が、エラストマー材料の前記の個々別々のセ
    グメントの長さに対応する特許請求の範囲第12
    項に記載の方法。 14 相互連結物品の前記ウエブが、前記加熱前
    にウエブ移動方向に実質上平行に整列された折り
    たたみ操作に付されて、不均一シヤーリングを得
    られた弾性化物品に与える特許請求の範囲第12
    項に記載の方法。 15 相互連結物品の前記ウエブが、折りたたみ
    操作に付されてC字状断面を形成する特許請求の
    範囲第14項に記載の方法。 16 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材
    料の前記の個々別々のセグメントが、前記セグメ
    ントの長さに沿つて所定の規則的離間位置におい
    て相互連結物品の前記ウエブに固着される特許請
    求の範囲第12項に記載の方法。 17 熱不安定な実質上無張力のエラストマー材
    料の前記ウエブが、相互連結物品の前記ウエブの
    移動方向に平行な方向に相互連結物品の前記ウエ
    ブの速度よりも遅い速度で給送され、それによつ
    て前記ウエブから切断された個々別々のセグメン
    トが、相互連結物品の前記ウエブの長さに沿つて
    隔てられた所定位置において相互連結物品の前記
    ウエブに移送される特許請求の範囲第12項に記
    載の方法。 18 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材
    料の前記の個々別々のセグメントが、超音波結合
    によつて相互連結物品の前記ウエブに固着される
    特許請求の範囲第12項に記載の方法。 19 前記エラストマー材料が、エチレンプロピ
    レンゴムとエチレン酢酸ビニルとの配合物からな
    る特許請求の範囲第12項に記載の方法。 20 熱不安定なエラストマー材料の前記の個々
    別々の切断セグメントが、相互連結物品の前記移
    動ウエブに間接的に移送される特許請求の範囲第
    12項に記載の方法。 21 前記間接移送が、熱不安定なエラストマー
    材料の前記の個々別々の切断セグメントを相互連
    結物品の前記ウエブの1エレメントを構成する連
    続ウエブに沿つて隔てられた所定位置において固
    着することによつて実施される特許請求の範囲第
    20項に記載の方法。 22 前記エラストマーウエブが、拘束なしに横
    方向延伸後、室温に冷却させられる特許請求の範
    囲第12項に記載の方法。 23 弾性収縮性エレメントを使い捨ておむつの
    移動相互連結ウエブに固着させることによつて、
    バツクシート、吸収性エレメントおよびトツプシ
    ートからなる実質上非弾性の使い捨ておむつの腰
    バンドを連続的に弾性化するにあたり(前記弾性
    収縮性エレメントは、前記ウエブから切断された
    個々別々の使い捨ておむつをウエブ移動方向に実
    質上垂直の方向にシヤーリングさせる)、 (a) 前記ウエブがその結晶溶融温度よりも低い高
    温にある間に、寸法的に熱安定な状態および寸
    法的に熱不安定な状態を示すことができるエラ
    ストマー材料のウエブを横方向延伸に付し、 (b) 横方向延伸状態にある間に、前記エラストマ
    ーウエブを室温に冷却させて、前記ウエブを構
    成する材料内に熱不安定な状態を確立し、 (c) 熱不安定なエラストマー材料の前記ウエブを
    相互連結使い捨ておむつの前記移動ウエブに実
    質上平行な方向に給送し、 (d) 前記の熱不安定なエラストマー材料の個々
    別々のセグメントを前記エラストマーウエブか
    らウエブ移動方向に実質上垂直な方向に切断
    し、それによつてエラストマー材料の前記の
    個々別々のセグメントの各々は、熱不安定なエ
    ラストマー材料の前記ウエブの前記横方向延伸
    の方向に平行に配向された長さおよびウエブ移
    動方向に実質上平行の方向に延出する幅を有
    し、 (e) 実質上無張力の状態にあり、かつそれらの長
    さがウエブ移動方向に実質上垂直に配向されな
    がら、エラストマー材料の前記の個々別々の切
    断セグメントをバツクシート材料の移動ウエブ
    の長さに沿つて隔てられた所定位置においてバ
    ツクシート材料の移動ウエブに移送させ、その
    後バツクシートの前記ウエブを吸収性エレメン
    トおよびトツプシート材料のウエブと組み合わ
    して相互連結使い捨ておむつの前記移動ウエブ
    を製造し、 (f) 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材料
    の前記の個々別々のセグメントを、ウエブ移動
    方向に実質上垂直の方向で測定して前記セグメ
    ントの長さに沿つて所定離間位置において相互
    連結使い捨ておむつの前記ウエブに固着し、 (g) 相互連結使い捨ておむつの各々を互いにそれ
    らの腰バンドにおいて切断し、それによつて多
    数の個々別々の使い捨ておむつを製造し(各お
    むつの各腰バンド部分は、それに固着された熱
    不安定な状態にある実質上無張力のエラストマ
    ー材料の各セグメントの大体半分を有する)、
    そして (h) 前記の個々別々の使い捨ておむつを、実質上
    無張力の熱不安定なエラストマー材料の前記セ
    グメントの結晶溶融温度よりも低い高温に加熱
    し、それによつて前記エラストマー材料をその
    長さに実質上平行な方向に収縮させ、熱安定か
    つ弾性とし、そして前記使い捨ておむつをそれ
    らの腰バンド部分に沿つてシヤーリングさせる ことを特徴とする実質上非弾性の使い捨ておむつ
    の腰バンドを弾性化する連続法。 24 熱不安定なエラストマー材料の前記ウエブ
    の幅が、エラストマー材料の前記の個々別々のセ
    グメントの長さに対応する特許請求の範囲第23
    項に記載の方法。 25 相互連結使い捨ておむつの前記ウエブが、
    前記相互連結おむつを互いに切断する前に、ウエ
    ブ移動方向に実質上平行に整列された折りたたみ
    操作に付され、その後前記の個々別々のおむつ
    が、前記折りたたみ配置にある間に前記加熱に付
    されて、不均一シヤーリングを前記おむつの弾性
    化腰バンド内に与える特許請求の範囲第23項に
    記載の方法。 26 相互連結使い捨ておむつの前記ウエブが、
    加熱前に折りたたみ操作に付されてC字状断面を
    形成する特許請求の範囲第23項に記載の方法。 27 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材
    料の前記の個々別々のセグメントが、前記セグメ
    ントの長さに沿つて所定の規則的離間位置におい
    て相互連結使い捨ておむつの前記ウエブに固着さ
    れる特許請求の範囲第23項に記載の方法。 28 実質上無張力の熱不安定なエラストマー材
    料の前記の個々別々のセグメントが、超音波結合
    によつて相互連結使い捨ておむつの前記ウエブに
    固着される特許請求の範囲第23項に記載の方
    法。 29 前記エラストマー材料が、エチレンプロピ
    レンゴムとエチレン酢酸ビニルとの配合物からな
    る特許請求の範囲第23項に記載の方法。 30 前記エラストマーウエブが、拘束なしに横
    方向延伸後、室温に冷却される特許請求の範囲第
    23項に記載の方法。
JP59053361A 1983-03-18 1984-03-19 移動ウエブから切断された個々別々の物品をウエブ移動に垂直の方向に弾性化する連続法 Granted JPS6017102A (ja)

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