JPH0694188B2 - 微細組織スキン層を有するエラストマー積層体 - Google Patents
微細組織スキン層を有するエラストマー積層体Info
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Description
しくは積層体に関する。これらの積層体は特に衣類用に
有用である。
して外部スキン層が非弾性である3層複合材料を記載し
ている。このフィルムは同時押出し、得られたフィルム
の延伸、及び延伸されたフィルムの緩和により製造され
る。エラストマーコアーの収縮によりスキンがコアーか
ら分離してスキン上に波うった表面を形成する。延伸後
のフィルムは約10〜15分以内に十分に緩和した状態に達
すると記載されている。
えば幼児のおむつ又は成人用失禁用品におけるそれらの
用途に関して使用されそして文献中で検討されてきた。
これらのエラストマーウェブ又はフィルムは主として衣
類の体を締める部分に使用される。例えばおむつにおい
ては、例えばReising らの米国特許No.4,681,580及びLa
shの米国特許No.4,710,189に記載されているように、腰
バンド部分に典型的に使用される。これらの特許の両者
は熱安定形及び熱不安定形のエラストマー材料の使用を
記載している。熱不安定形は、その結晶又は第二相転移
温度附近で加熱された時に延伸し、そして次に急速に冷
却して熱に不安定な延伸された形に凝固させることによ
り形成される。次に、熱不安定エラストマーフィルムは
例えばおむつに適用しそして次にその熱安定エラストマ
ー形に加熱することができる。次にこれはおむつの腰バ
ンドの所望のシャーリング又はギャザリングをもたらす
であろう。これらの材料に関するコスト以外の問題点
は、熱不安定形を解放するために材料が加熱されなけれ
ばならない温度が使用される材料の本来な且つ本質的に
変えることができない性質だということである。この極
端な非柔軟性が問題を惹起する。まず、腰バンドが関連
する他の材料を処理して、熱不安定形を解放するために
エラストマー部材が加熱されなければならない温度にそ
れらを適合させることが一層困難である。しばしばこの
温度は、おむつの腰バンド、又は例えば保護バックシー
トもしくはトップシートを取り付けるために使用される
接着剤に重大な問題を生じさせる可能性のある温度より
むしろ高い。さらに、一旦選択されれば、エラストマー
材料の選択が製造工程に拘束することがあり、それをロ
ットの変更、市場の利用性、原料(特にエラストマー材
料)のコスト、需要者の要求に対して柔軟でないものに
する。
ために適当なエラストマー材料には、Massengaleらの米
国特許No.3,819,401、Kochらの米国特許No.3,912,565及
びCookの米国再発行特許No.28,688により詳細に記載さ
れているもの、並びにExxon Chemical Patents Incに発
行されたHodgson らの米国特許No.4,820,590に記載され
ているものに対応すると信じられる商業的材料が含まれ
る。
国特許No.3,694,815は常用のエラストマーリボンを延伸
しそしてすぐに比較的極端な低温(例えば、周囲温度よ
り十分に低い)においてエラストマー材料を凝固させる
ことにより、延伸され緩和されたエラストマーリボンを
衣料に取り付けるための方法を報告している。この方法
は、エラストマーストランドを背部に取付ける場合に使
用され得る材料及び工程条件を明らかに深刻に拘束する
であろう。英国特許出願No.2190406A は、取付け工程の
後に除去されそして破壊されるであろう硬化部材によ
り、シャーリングされるべき部材(例えばおむつ)に取
り付ける間に延伸条件下に常用のエラストマー材料を維
持することを提案している。記載されているように、エ
ラストマーはまず延伸され、そしてその延伸された状態
で硬化部材に適用される。最後に、Matrayら英国特許N
o.2,160,473 は、上昇した温度(例えば175°F又は79.
4℃あるてはそれより高温)において収縮れするエラス
トマー材料を提案している。上に検討した熱収縮材料と
比べて、この材料の主張されている新規な特徴は、それ
が延伸操作の過程で予備加熱を必要とせず、むしろ差ス
ピードロール工程又は「冷ロール処理」により周囲温度
において延伸され得ることである。提案されているポリ
マーは、商品名Pebax、特にPebax Extrusionグレード25
33及び3533のもとに商業的に入手可能な、ポリアミドポ
リエーテルブロックポリマーの交互セグメントを有する
コポリマーであった。これに代るものとして、この特許
出願は例えば同時押出しによりエラストマー上に薄いEU
A(エチレン−酢酸ビニル)層を置くことを提案した。
このスキン層は後で適用される接着剤と適合性であるか
又はブロッキングを防止するように選択される。この層
はまた、快い手を形成するが熱収縮性を妨害しない。
された弾性部材を使い捨ておむつのごとき柔軟性基材に
適用する場合に内在する困難を含む。提案されたエラス
トマーの幾つかは、それらが周囲条件において熱延伸さ
れた不安定な形で適用され得るという利点を有するが、
次にしばしば、この熱不安定形を形成された熱安定形に
解放するために極端な加熱が要求される。この熱解放の
温度はエラストマーの分子レベルにおいて決定されるた
め一般に柔軟性がない。エラストマーに適用される他の
材料、及びエラストマーが使用される工程条件は、この
加熱段階に適合するように注意深く選択されなければな
らない。
得ない比較的柔軟性のない応力−歪関係を示す。高い弾
性モジュラスを有する材料は着用者にとって不快であ
る。比較的剛性の又は高い弾性モジュラスを有する材料
が有する問題は、材料が着用者をかむ又はとらえること
を生じさせ得るエラストマーの摩擦係数及びネッキング
により誇張され得る。
d)多層エラストマー積層体に関する。本発明の積層体
は、該積層体に弾性を提供するエラストマーポリマーコ
アー層、及び微細組織を形成することができる1又は複
数のポリマースキン層(skin layer)の両者から構成さ
れる。この微細組織形成が、積層体の摩擦係数及びモジ
ュラスの有意な低下により補完されるエラストマー材料
の快適レベルを上昇させる。本発明の好ましい態様にお
いては、スキン層はさらに、延伸されたエラストマーの
制御された解放又は回復を可能にし、エラストマー積層
体の弾性モジュラスを変更し、そして/又はエラストマ
ー積層体の形状を安定化する(すなわち、さらなるネッ
キングを制御することによる)ために機能することがで
きる。積層体は選択されたポリマーの同時押出しによ
り、又は1もしくは複数のすでに形成されたスキン層に
1もしくは複数のエラストマー層を適用することにより
製造することができる。同時押出しが好ましい。この新
規な非粘着性微細組織を有する積層体は外部スキン層の
弾性限度を超えて積層体を延伸することにより得られ
る。次に積層体は回復し、これは瞬間的であることがで
き、スキン層制御可能な延長された時間にわたり、ある
いはやはりスキン層制御可能熱の適用であることができ
る。
き、あるいは同時に二軸延伸であるとができる。延伸の
方法及び程度が、生ずる微細組織表面に対する有意な制
御を可能にし、新規な表面の形成を可能にすることが見
出された。従って本発明はさらに、種々の新規な表面及
びこれらの表面の制御された形成のための方法を提供す
る。
1の断面図である。
成された微細組織を有する図1の積層体の断面図であ
る。
本発明の積層体の走査電子顕微鏡写真(200×)であ
る。
れる方法及び装置の模式的表示である。
示すダイアグラムである。
微鏡写真(1000×)を示す。
する本発明のサンプルの電子顕微鏡写真(1000×)であ
る。
写真である。
層体の写真である。
及びコアー/スキン比及び延伸比の間の関連を示すダイ
アグラムである。
力/歪曲線である。
本発明の一連の積層体についての、それぞれ、微細な中
程度の及び粗い組織の走査電子顕微鏡写真(100×)を
示す。
電子顕微鏡写真(100×)である。
0×)である。
れた本発明の積層体の走査電子顕微鏡写真(100×)で
ある。
れていない積層体の走査電子顕微鏡写真(100×)であ
る。
及びコアー/スキン比及び延伸比の間の関連を示すダイ
アグラムである。
間の関連を示すダイアグラムである。
積層体の走査電子顕微鏡写真(400×)である。
る一軸延伸積層体の走査電子顕微鏡写真(1000×)であ
る。
を有しない一軸延伸積層体の走査電子顕微鏡写真(400
×)である。
なくとも1つの比較的非弾性のスキン層を含んで成る新
規な非−粘着性の多層エラストマー積層体に関する。ス
キン層はその弾性限界を越えて延伸され、そしてコアー
により緩和されて、微細組織を有する表面が形成され
る。微細組織とは、表面が山及び谷の不規則性又は折り
たたみを有し、これらが、微細組織の形成の前の積層体
の不透明性に比べて増加した不透明性を生じさせるもの
としてヒトの肉眼により知覚される程十分に大きく、且
つ前記不規則性がヒトの皮膚になめらかに又はやわらか
く感じられる程十分に細かいことを意味する。微細組織
の詳細を見るためには不規則性の拡大が必要である。
き、そして周囲温度において弾性を示すあらゆる材料を
広く包含する。弾性とは、材料が延伸された後そのもと
の形状に実質的に回復することを意味する。さらに、好
ましくは、変形及び緩和の後に少比率のみの永久歪を残
し、この歪は中程度の伸び、例えば400〜500%の伸びに
おいて20%未満、そしてより好ましくは10%未満であろ
う。一般に、比較的非弾性のスキン層において比較的一
貫した永久変形を生じさせる程度に延伸され得るあらゆ
るエラストマーが許容される。これは50%伸びと低くて
もよい。好ましくは、エラストマーは室温において300
〜1200%までの伸びを経験することができ、そして最も
好ましくは室温において600〜800%までの伸びを経験す
ることができる。エラストマーは純粋なエラストマーで
あることもでき、また室温において実質的な弾性をなお
示す成分又はエラストマー層とのブレンドであってもよ
い。
想されるが、しかしながら、熱収縮過程を実質的に制御
する可能性の付加された重要性を伴って、熱収縮性の利
点を保持しながら、非−熱収縮性であるエラストマーを
使用することができる。非−熱収縮性とは、エラストマ
ーが延伸された場合に前記のように小さい永久歪のみを
残して実質的に回復することを意味する。従って、エラ
ストマー層は非−熱収縮性ポリマー、例えばA−B又は
A−B−Aブロックコポリマーとして当業者に知られて
いるものから形成することができる。これらのコポリマ
ーは例えば米国特許No.3,265,765、No.3,562,356、No.
3,700,633、No.4,116,917、及びNo.4,156,673に記載さ
れている。スチレン/イソプレン、ブタジエン、又はエ
チレン−ブタジエン−スチレン(SIS,SBS,又はSEBS)ブ
ロックコポリマーが特に有用である。他の有用なエラス
トマー組成物はエラストマーポリウレタン、エチレンコ
ポリノー、例えば、エチレンビニルアセテート、エチレ
ン/プロピレンコポリマーエラストマー、又はエチレン
/プロピレン/ジエンターポリマーエラストマーを包含
し得る。これらのエラストマー相互の又は変性非エラス
トマーとのブレンドも予想される。例えば、硬化助剤
(stiffening aids)として50重量%以下の、しかし好
ましくは30重量%未満のポリマー、例えばポリビニルス
チレン、ポリスチレン例えばポリ(α−メチル)スチレ
ン、ポリエステル、エポキン、ポリオレフィン、例えば
ポリエチレン又はある種のエチレン/ビニルアセテー
ト、好ましくは高分子量のもの、あるいはクマロン−イ
ンデン樹脂を添加することができる。これらのタイプの
エラストマー及びブレンドを使用することができること
が有意な柔軟性を有する本発明の積層体を提供する。
びポリプロピレンポリマー及びコポリマー、又は粘着性
付与樹脂、例えばGoodyear Chemical Company から入手
可能な脂肪族炭化素粘着付与剤であるWingtack(商
標)、をエラストマーとブレンドすることができる。粘
着性付与剤はまた、スキン層への弾性層の接着性を増力
するためにも使用することができる。脂肪族炭化水素樹
脂が好ましい。
剤、結合助剤、抗ブロッキング剤、滑剤、熱安定剤、光
安定剤、発泡剤、ガラスバブル、崩壊性のための澱粉及
び金属塩、又はマイクロファイバーもエラストマーコア
ー層中に使用することができる。
短繊維又はマイクロファイバーを使用することができ
る。これらの繊維はよく知られており、そしてポリマー
ファイバー、鉱錦、ガラス繊維、炭素繊維、珪酸繊維等
を包含する。さらに、炭素及び顔料を含めて、ある種の
粒子を使用することができる。
又は発泡剤が使用され、そして必要とされるエラストマ
ー含量を減らしてコストを下げるために使用され得る。
これらの剤はまたエラストマーの嵩を増加させるために
も使用され得る。適当なガラスバブルは米国特許No.4,7
67,726及びNo.3,365,315に記載されている。エラストマ
ー中に泡を発生させるために使用される発泡剤にはアゾ
ジカルボンアミドが含まれる。コストをある程度低下さ
せるために増量材を使用することもできる。粘着防止剤
としても機能し得る増量材には二酸化チタン及び炭酸カ
ルシウムが含まれる。
トマー積層体が経験するであろう延伸%において永久変
形を経験するであろう任意の半結晶性又は非結晶ポリマ
ーから形成され得る。従って、わずかに弾性の組成物、
例えば幾つかのオレフィン系エラストマー、例えばエチ
レン−プロピレンエラストマー又はエチレン−プロピレ
ン−ジエンタ−ポリマーエラストマー又はエチレン性コ
ポリマー、例えばエチレンビニルアセテートを単独で又
はブレンドしてスキン層として使用することができる。
しかしながら、スキン層は一般にポリオレフィン、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン又はポ
リエチレン−ポリプロピレンコポリマーであり、しかし
さら全体的又は部分的ポリアミド、例えばナイロン、ポ
リエステル例えばポリエチレンテトラフタレート、ポリ
ビニルデンフルオリド、ポリアクリレート、例えばポリ
(メチルメタクリレート)(ブレンドの場合のみ)等、
及びこれのブレンドであることができる。スキン層材料
は選択されるエラストマーのタイプにより影響され得
る。エラストマー層がスキン層と直接接触する場合、ス
キン層は容易に離層しないようにエラストマーコアー層
に対して十分な接着性を有するべきである。許容される
スキン対コアー接触は3つの態様に従うことが見出され
た。第一はコアーと微細組織が形成されたスキンとの間
の完全な接触(図24)であり、第二は微細組織の折りた
たみの下での凝集破壊(図23)であり、第三は折りたた
みの谷での間欠的なスキン/コアー接触を伴う微細組織
の折りたたみの下でのスキンとコアーとの接着層破損で
ある。しかしながら、高いモジュラスのエラストマー層
がよりやわらかいポリマーと共に使用される場合、微細
組織表面が形成されなくてもスキン層の付着は許容され
得る。
て外層であることも又は内層である(例えば2つの弾性
層に挟まれる)こともできる。外層又は内層として使用
され、スキン層はエラストマー積層体の弾性を変更する
であろう。
鉱油増量剤、帯電防止剤、顔料、染料、粘着防止剤、
(約15%未満の量で与えられる)、崩壊性のための澱粉
及び金属塩、並びに安定剤、例えばエラストマーコアー
層について記載したもの、を包含する。
するための結合(tie)層を加えることができる。結合
層は、この使用のために典型的な化合物から、又はそれ
を配合して形成することができる。しかしながら、いず
れの付加された層もスキン層の微細組織に有意な影響を
与えるべきではない。
エラストマー層の性質、スキン層の性質、積層フィルム
を延伸する態様、及びエラストマー層とスキン層との相
対厚さに依存して積層フィルムの収縮回復機構を制御す
ることができることである。本発明に従ってこれらの変
数を制御することにより、積層体フィルムを、瞬間的に
回復するように、時間をかける回復するように、又は熱
活性化の際に回復するように設計することができる。
ラストマー積層体が1秒間で15%以上回復するものであ
る。時間をかけて収縮することができる積層体は、延伸
後15%回復点までに1秒より長く、好ましくは5秒より
長く、最も好ましくは20秒より長くかかるものであり、
そして熱収縮可能な積層体は延伸後最初の20秒間で積層
体に15%未満の収縮回復が起こる場合である。回復%は
延伸された長さマイナスもとの長さに対する収縮の量の
%である。熱収縮については、有意な熱活性化回復を開
始する活性化温度が存在するであろう。熱収縮のために
使用される活性化温度は一般に可能な全回復の50%をも
たらす温度(Ta−50)であり、そして好ましくはこの温
度は可能な全回復の90%をもたらす温度(Ta−90)とし
て定義されるであろう。可能な全回復は前活性化収縮の
量を含む。任意の特定の積層体について、Ta−50又はTa
−90のいずれかである活性化温度は、積層体のスキン/
コアー比を変えて、延伸%及び積層体の全厚を調整する
ことにより調整され得る。熱収縮積層体のために使用さ
れる活性化温度は一般に80°F(26.7℃)以上、好まし
くは90°F(32.2℃)以上、そして最も好ましくは100
°F(37.8℃)を超える温度である。熱活性化されたと
き、延伸された積層体は冷却ローラー上で冷却され、こ
れは延伸により発生した熱が積層体の回復を活性化する
のを防止する。冷ロールは活性化温度より低温である。
すぐに圧縮又は回復する傾向があるであろう。スキンの
厚さが十分に増加する場合、積層体は熱収縮性になり得
る。この現象はエラストマー層が非熱収縮性材料から形
成される場合でも起こり得る。さらに、エラストマー層
及びスキン層の厚さの注意深い選択により、積層体が所
定の量だけ回復する温度は所定の範囲に制御され得る。
これはスキン制御回復と称され、この場合一般にスキン
の厚さ又は組成を変更することにより弾性コアーの活性
化温度を有意な程度に、一般に10°F(5.6℃)以上、
そして好ましくは15°F(8.3℃)以上高くすることが
できる。有効であるいずれのスキン厚さを用いることも
できるが、スキンが厚過ぎる場合、積層体は延伸された
場合永久的にそのままとなるであろう。一般に、単一ス
キンが積層体の30%未満の場合、これは起こらないであ
ろう。ほとんどの熱収縮性又は時間収縮性材料につい
て、延伸中に放出されるエネルギーが即座の熱活性化回
復を生じさせないために、延伸されたエラストマーは冷
却されなければならない。収縮回復の微調整は延伸の量
により達成することができる。熱収縮機構を用いるのと
同様に、遅い又は時間収縮回復機構を調節するためにス
キン調節回復を用いることができる。この収縮回復機構
は瞬間収縮回復と熱収縮回復の中間として起こる。熱収
縮機構の場合と同様に、いずれかの方向に、すなわち熱
又は瞬間収縮エラストマー積層体に収縮機構を変える追
加の可能性をもって、スキン層と延伸比の調節が可能で
ある。
そしてこの逆も真である。例えば、時間収縮積層体は熱
への暴露により、例えば延伸から20秒に先立つ時点にお
いて早すぎる回復を示す。
の低活性化温度熱収縮回復積層体について、機械的変形
又は活性化により開始され得る。この場合、スキンの局
在した早すぎる折りたたみを生じさせる局在した応力破
断を生じさせるように積層体は筋をつけられ、折りたた
まれ、しわがつけられ、又は他の方法で処理され、回復
した微細組織を有する積層体の形成が促進される。機械
的な活性化は任意の適当な方法で、例えば模様が付され
たロール、筋つけホイール、機械的変形等を用いて行う
ことができる。
ン−スチレン(SEBS)/ポリプロピレン積層体につい
て、一軸延伸された積層体についての収縮回復機構の可
能な制御を示す。X−軸の数値はコアーの厚さ対スキン
の厚さの比であり、そしてそれ故に、左側が厚いスキン
構成を示し、そして右側が薄いスキン構成を示す。Y−
軸は用いた延伸比である。
も、熱の適用においてさえ、表面微細組織はほとんど存
在しない;図10の非収縮領域。約3〜5のコアー/単一
スキン比及び500%延伸においては、積層体はそれが延
伸された後十分に回復するために熱の適用を必要とす
る;熱収縮領域K。約6〜7の比においては、構造は周
囲条件下で徐々に回復し、これはまた熱により制御され
得る;時間収縮領域L。約6の比率から、積層体は本質
的に瞬間的に回復するであろう;すなわちそれは急にも
どる(snap back);瞬間収縮領域M。他のエラストマ
ー積層体組成物についてこの関係が維持されるであろう
が、1つの緩和領域から地方への移行を定める比率は変
化するであろう。
示す。一般に、延伸比の増加は積層体の収縮機構を非収
縮から熱収縮へ、時間収縮へ、瞬間収縮へ変えるであろ
う。
幾分上までのコアー/スキン比にわたり、積層体はそれ
が再延伸された後比率的一定の幅を維持する。特に、延
伸されそして回復した材料の幅が測定される場合、そし
てフィルムが再延伸されそして測定されるか、又は回復
させられそして測定された場合、幅はその最初に測定さ
れた延伸幅の少なくとも20%以内、そして好ましくは少
なくとも10%以内に維持される。この非−ネッキング性
が、積層体が衣類に使用された場合にそれが着用者の皮
膚にくい込むことを防止するのを助ける。一般に、スキ
ン層は対向する抵抗力によりコアー層の弾性力を妨害す
る。スキンは積層体が活性化された後はエラストマーに
よって伸びず、スキンは単に剛性のシートへと展開する
であろう。これがコアーを補強し、エラストマーコアー
のネッキング傾向を含めてその収縮に抵抗しそれを妨害
する。
スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)/ポリプロピ
レン積層体についての第二の収縮機構のダイアグラムを
示す。見られるように、スキン層の変化は収縮機構に影
響を与えるが、収縮機構に対するコアー/スキン比及び
延伸比の間の一般的関係は同じままである。他の変数、
例えば積層体の全厚及び結合(tie)層の存在が上記の
関係に影響を与えるであろう。しかしながら、緩和方法
に対するコアー/スキン比及び延伸比の間の一般的関係
は存在するであろう。
に影響を与えることができる。例えば、剛化助剤、例え
ばポリスチレンは、熱収縮性積層体を時間収縮積層体又
は瞬間収縮積層体に変えることができる。しかしなが
ら、スチレン/イソプレン/スチレンブロックコポリマ
ーへのポリプロピレン又は線状低密度ポリエチレン(15
%未満)の添加がまったく逆の効果をもたらした。すな
わち、時間収縮積層体又は瞬間収縮積層体を熱収縮積層
体又は非収縮積層体に変えた。しかしながら、エラスト
マーコアー層中でのポリオレフィンの使用の可能性は、
オフバッチ(off batch)の限定されたリサイクルを可
能にしそしてそれは押出機のトルクを低下せしめる点
で、処理の観点から有意義である。
擦係数(C.O.F.)を有意に低下せしめる能力にある。微
細組織形成がこのC.O.F.の低下に寄与する主たる要因で
あり、これは前に検討したごとく、積層体を延伸する態
様によってのみならず、延伸の程度、積層体の全厚、積
層体層の組成及びコアー対スキン比により調節し得る。
コアー/スキン比へのC.O.F.の従属性を表IIに示す。こ
の比が増加するに従ってC.O.F.が低下する。すなわち、
微細組織がより低いC.O.F.値をもたらす。好ましくは、
本発明に従って微細組織表面が形成された場合、キャス
ティングしただけの積層体に比べて、延伸の方向に、そ
れ自体に対する積層体のC.O.F.は0.5の係数をもって、
そして最も好ましくはそれ自体に対する微細組織形成積
層体の少なくとも0.1の係数をもって、低下するであろ
う。C.O.F.を以下せしめるこの能力は非常に有利であ
り、なぜならこれは、医療及び服装の分野における使用
のために好ましい積層体のより柔らかいきめ及び触感に
寄与するからである。
たフィルムが回復するときに生ずる微細組織表面により
増加する。有機溶剤性の又は水性のインクのいずれもが
微細組織表面のチャンネルに流れ込みそしてそこで乾燥
する傾向がある。図8は未延伸で組織形成されていない
積層体の表面を示し、ここではインクは明らかに玉にな
る。図9は微細組織表面を形成するために延伸及び回復
を行った後の図8の積層体の筆記性能を示す(実施例26
を参照のこと)。
複数の層の押し付け一体化、複数の層の同時押出し又は
複数の層の段階的押出しにより形成することができる
が、しかし同時押出しが現在好ましい方法である。同時
押出し自体は既知であり、そして例えばChisholmらの米
国特許No.3,557,265、及びLeferre らの米国特許No.3,4
79,425に記載されている。
トマー層であり、2及び4はスキン層であり、これらは
同じポリマーでもよく又は異るポリマーでもよい。この
層配置は好ましくは同時押出法により形成される。
e、テキサス、により製造された特別の多層例えば3層
組合せアダプターにより可能である。本発明品の製造の
ためのこの様な方式は3層アダプターについて図4に模
式的に示す。AA,BB、及びCCは押出機である。AA′,BB′
及びCC′はフィードブロック又はマニホールドダイに流
れ込む熱可塑性樹脂の流れである。Dは3又はそれより
多くの層(例えば5層)のフィードロックである。Eは
ダイであり、Fは加熱されたキャスティングロールであ
り、そしてG及びHは積層体の引き出し及び巻取りを促
進するためのロールである。
マーの流れ及び層の接着を促進するために加熱される。
一般に、ダイの温度は臨界的ではないが、しかし温度は
一般に例示されるポリマーについて350〜550°F(176.
5〜287.8℃)である。
の組合せのいずれにより製造される場合も、形成される
積層体及びその層は好ましくは該積層体全体にわたって
均一な厚さを有するであろう。好ましくは、層は積層体
の幅及び長さにわたって同時伸長性(coextensive)で
ある。この様な構造をもって、微細組織はエラストマー
積層体表面にわたって実質的に均一である。こうして製
造された積層体は一般に最小の縁効果(edge effec
t)、例えばカール、モジュラス変化(modulus chang
e)、ほつれ等を伴って均一な弾性特性を有する。
る共通寸法の模式図である。一般的構造は一連の規則的
な反復する折りたたみである。これらの変数は全体高さ
A−A′、ピーク間距離B−B′、ピーク−谷間距離C
−C′である。これらの変数が一連のポリオレフィン/
スチレン−イソプレン−スチレン/ポリオレフィン積層
体について記録された。全体高さ(A−A′)について
は、測定された範囲は0.79〜32ミル(0.02〜0.81mm)で
あった。ピーク間距離(B−B′)又は折りたたみ間隔
については、測定された範囲は0.79〜11.8ミル(0.02か
ら0.30mm)であった。ピーク−谷距離については、測定
された範囲は0.04〜19.7ミル(0.001〜0.5mm)であっ
た。これらの範囲は単に、本発明の実施により得られる
表面特性の例示である。他の組成物の積層体は異る微細
組織及び微細組織の寸法を示すであろう。さらに、コア
ー/スキン比、厚さ、延伸比及び層の組成の適当な選択
により上記の範囲外の寸法を得ることもできる。
伸されそして微細組織表面を形成するように回復させら
れた実施例6のポリブタジエン/スチレン−イソプレン
−スチレン(SIS)/ポリブチレン積層体の走査電子顕
微鏡写真である。この微細組織表面は図2に模式的に示
されたものに対応する。
がされても、微細組織表面は比較的組織的な不規則性か
ら成る。これらの不規則性は不透明性を増加しそして積
層体の表面層の光沢を減少させるが、しかし一般に、層
を走査電子顕微鏡のもとで検査した場合表面層の割れ又
は開口をもたらさない。二軸延伸は、多方向に延びそし
てその柔らかい触感を維持する積層体をもたらし、こう
して延伸された積層体を衣料用途のために特に適するも
のにするのであろう。
にコアー/スキン比に依存することも見出された。周期
性はまた、微細な、中間の及び粗いきめ(texture)を
それぞれ示す図12〜14及び表IIの通り、表面のきめを示
すものである。これはまた、本発明のパラメーターの注
意深い選択により可能な調節の他の表示である。
な差異をもたらすことも見出された。積層体がまず一方
向に延伸され、そして次に交叉方向に延伸される場合、
第一の延伸後に形成される折りたたみは図6に示すよう
に縮れた折りたたみとなりそして虫のように見え、図15
又は16に示すように散在する直交折りたたみを伴う。図
6は実施例6の積層体であり、図15はコアー/スキン比
15.3のLLDPE/SIS/LLDPE(線状低密度ポリエチレン)の
積層体であり、そして図16はコアー/スキン比18のPP/S
IS/PPの積層体である(実施例24)。基本的な規則的折
りたたみの種々の折りたたまれた又はしわのあるバリエ
ーションを提供するために他のきめ(texture)も可能
である。フィルムが同時に両方向に延伸される場合、図
7(それぞれ5/115/5ミクロンのスキン/コアー/スキ
ン厚さを有する、実施例19Aに従って製造された積層
体)又は図18(実施例24)に示すように、きめ(textur
e)はランダムな長手方向を有する折りたたみとして表
われる。上記のいずれの延伸方法を用いても、表面組織
はまた、使用される材料、層の厚さ、層の厚さの比及び
延伸比に依存する。
織の程度はまたスキン表面積の増加として記載すること
もできる。積層体が重いきめを示す場合、表面積は有意
に増加するであろう。これは表VIII、実施例16に線状低
密度ポリエチレン(LLDPE)/SIS/LLDPEについて示す。
この例において、延伸比が増加するに従って、未延伸の
積層体から延伸されそして回復した積層体への表面積の
増加の%が、延伸比5における280から延伸比12におけ
る530まで増加する。一般に、微細組織の形成により表
面積が少なくとも50%、好ましくは少なくとも100%、
そして最も好ましくは少なくとも250%増加する。表面
積の増加は積層体表面の全体的きめ及び触感に直接寄与
する。
微細組織の形成から生ずる。一般に、微細組織の形成は
透明フィルムの不透明度値を少なくとも20%に、好まし
くは少なくとも30%に増加させる。この不透明の増加は
積層体のきめに依存し、粗いきめは細かいきめよりも少
なく不透明度を増加せしめる。不透明度の増加はまた、
再延伸された時にフィルムが再び透明となる程度に逆比
例する。
複数のエラストマーコアー部材を有することも可能であ
る。
織形成されたスキン層が離層する傾向があり、そして/
又は下層のエラストマーが分解する傾向がある。この傾
向は特にABAブロックコポリマーにおいて生ずる。材料
をその弾性形に活性化する延伸及び回復段階の間に発生
する残留応力がこの過程を有意に促進することができ
る。この様な分解又は離層を起こしやすい構造のために
は、活性化に続く短時間の緩和又はアニールが好まし
い。アニールは一般にエラストマーのガラス転移点温度
(Tg)より高温で、ABAブロックコポリマーについては
BブロックのTgより高温で、しかしスキンポリマーの融
点より低温で行われるであろう。一般により低いアニー
ル温度で十分である。アニールは一般にアニール温度に
依存して0.1秒間より長時間行われよう。商業的ABAブロ
ックコポリマー(例えば、KratonTM1107)を用いる場
合、約75℃のアニール又は緩和温度で十分であることが
見出される。
対コアー層の接触はスキン及びコアーの組成に依存して
異ることが観察された。ある種の好ましい構造において
は、コアー及びスキンは完全に接触したままであり、図
2に示すようにコアー材料はスキン層に形成された折り
たたみを満たしている。この構造は、特に活性化の特に
アニールされた場合、極端に持続性であり、そして離層
しない。エラストマーがスキンの折りたたみを満たすが
しかし折りたたみの下で凝集破壊が観察されるという、
前記連続接触構造のバリエーションも可能である。これ
は、下層のエラストマーを緩和の間に一層集中した応力
に暴露する、より厚い及び/又はより剛性のスキンを用
いる場合に起こると信じられる。全く異るスキン/コア
ー接着方式も可能である。すなわち、幾つかの場合にお
いてコアーは折りたたみの下でスキンから完全に引っ込
むことができ、しかしスキンが離層しないほど十分に付
着したままである(実施例32を参照のこと、接着層破
損)。この構造は一般に使用の間に好ましくなく、これ
は一層容易に離層を起こし、そしてエラストマーの分解
を促進するであろう空気にコアーを暴露する。
れた非常に好ましい性質のために、種々の用途を有する
であろう。例えば、微細組織はエラストマー積層体に柔
らかく且つ絹様の触感を与える。積層体はさらに非−ネ
ッキング性である。これは、エラストマー積層体を種々
の商業的に重要な用途のために特に衣料の分野において
特によく適するようにする。この分野においてはエラス
トマーウェブが単独で又は衣類の部分として体の一部に
適合し又は取り巻く領域において使用される。この様な
衣料の例には使い捨ておむつ、大人用失禁当て、シャワ
ーキャップ、手術ガウン、帽子及びブース、使い捨てパ
ジャマ、競技用肩掛け、クリーンルーム用衣類、帽子用
ヘッドハンド又はバイザー(visor)等、足首バンド
(例えばパンスのカウスプロテクター)、手首バンド、
ゴムパンシ、ウエットスーツ等が含まれる。
る場合、積層体は実質的に衣類全体を構成することがで
き、この場合、衣類は全体として体に適用する。
の高さの前部又は側部に位置する腰バンドとして、脚部
の弾性体として、柔らかい外部カバーシートとして、あ
るいは調節可能なスリップオンおむつにおいて、密に適
合する衣類を形成する臀まわりのサイドパネルとして又
はその中で、広範に使用され得る。積層体は連続する長
さ又は断続する長さで常法により適用され得る。適用さ
れる場合、積層体の特別な利点は、高い延伸比を有する
薄いエラストマーを使用することができることである。
これは、引き延ばされた場合にシャーリングを付けた部
分にクッション様の触感を与える衣類に適用された時
に、エラストマーの薄さにもかかわらず大きなギャザリ
ング及びシャーリングを生じさせる。
グが付される。このシャーリングは、不安定な延伸され
た状態で積層体を適用しそして次に熱の適用によりシャ
ーリングを行うことにより、容易に得ることができる。
エラストマー積層体は超音波溶接、熱シール及び接着剤
により常法に従って衣類に接着させることができる。
とにより得られる制御された緩和が、本発明のエラスト
マー積層体を高速製造法によく適合するものにしてい
る。この方法においては、加熱活性化後の回復を、熱空
気のごとき熱流体、マイクロウェーブ、UV照射、ガンマ
ー線、摩擦熱及び赤外線照射により容易に調節すること
ができる。マイクロウェーブを用いる場合、スキンの軟
化を確実にしてスキンの制御された回復を行うために、
鉄ホイスカー、ニッケル粉末及びアルミニウムフレーク
のごとき添加剤が必要とされる場合がある。
合いがまた積層体の応力−歪関係を変更する。従って、
積層体が衣類において使用される場合に着用者のより大
きな快適さを提供するために弾性率を変えることができ
る。例えば、比較的一定の応力−歪曲線を達成すること
ができる。この比較的一定の応力−歪曲線はまた、図5
に線Yで示されるように、所定の延伸率%、すなわち、
活性化された時にスキンが永久に変形する点、において
弾性率のシャープな増加を示すように設計され得る。
包囲された空間を形成することができること、及び広範
囲に異る長さ及び幅のシートを形成することかできるこ
とをもって、微細組織形成された積層体をそのシートの
形でワイパーとして有用なものとする。さらに、ポリマ
ー積層体は摩擦したときに容易に静電気を帯びる。この
能力は包囲された空間と相まってシート状積層体をほこ
りワイパーとして、又はほこりマットとして(例えば、
クリーンルーム中での)有用なものとしている。さら
に、ポリマースキンはしばしば油を引き付けそして貯蔵
するであろう。
美的アッピールを有する積層体フィルム又はリボンを形
成することができることである。色調の弱った又は不透
明なリボン又はフィルムを提供することが非常に好まし
い。内部コアー層を着色することにより、延伸されそし
て回復したリボン又はフィルムが新規な視覚的アッピー
ルを有することが見出された。微細組織を形成したスキ
ンはビロード様の不透明に着色されたフィルムを形成す
る。不透明性は主として、微細組織を有するスキン層中
での光の散乱によると信じられる。ビロード様とは、微
細組織から全体的に柔和に見え、見る角度により色が変
化することを意味する。この効果は、色の次元が付加さ
れる可能性を伴って、スキン層のわずかな着色によって
もなお維持されると信じられる。
の好ましい形成を例示するために以下の実施例が与えら
れるが、それに限定することを意図するものではない。
及び2ミル(0.0508mm)の厚さの線状低密度ポリエチレ
ン(LLDPE)フィルム(DowTM61800,Dow Chemical Cor
p.,ミドランド、MI)の5.08cm×5.08cmの2層及び125ミ
ル(3.175mm)の厚さのスチレン−イソプレン−スチレ
ン(SIS)フィルム(KratonTM1107,Shell Chemical Com
pany,Beaupre,OHから入手可能)の5.08cm×5.08cmのコ
アー層1枚を、2000ポンド/平方インチ(140kg/cm2)
のフラットプレスのもとで160℃で加熱した。生ずるフ
ィルム積層体は厚さ約5ミル(0.127mm)であった。ポ
リスチレン層は均一な層フィルムを形成するのを助ける
ための加工助材であった。積層体の薄いもろいポリスチ
レン層を剥ぎ取り、そして透明なフィルムを残した。透
明なフィルムを手で500%に延伸し、そしてそれを回復
させた後、なめらかで快い表面が肉眼で観察され、そし
て驚くべきことに、顕微鏡観察は連続する深く組織形成
された表面を示した。このサンプルは一軸延伸されたの
で、微細なうねが観察され、延伸の方向に対して横ぎる
ように方向付けられており、このうねは高さ対幅比約2:
1を有していた。
層とSISを用いるポリマーの1枚のコアー層を有する3
層積層体を製造するために連続同時押出しを行った。SI
S層をTユニオンから直交ユニオンの中央に供給するた
めのPheotecTM(Pheotec Extruder Co.,ベロナ、NT)押
出機を用いて、8.5,4.7及び3ミル(215,120及び78ミク
ロン)の3種の積層体を製造し、そしてBerlynTM(Berl
yn Corp.Woechester,Mass)押出機を用いて2枚のLLDPE
層を前記直交ユニオンの2個の反対側に供給し、そして
次にフィルムの3枚の積層された層を425°F(218℃)
のダイから18インチ(45.8cm)の幅に引いた。積層体
は、光学顕微鏡で測定した場合それぞれ20/175/20,16/9
0/14、及び10/60/8ミクロンのスキン/コアー/スキン
厚さを有していた。外部スキン層の弾性限界を超えてフ
ィルムを延伸した後、これは変形しそして回復の後に微
細構造を有する表面を示した。最初に約500%に一軸延
伸した時、これらの積層体は、それらの未延伸幅の約40
%に幅方向にネッキングした。次に約500%に再延伸し
た際、フィルムは驚くべきことに表Iに示すようにほと
んどネッキングを生じなかった。
幅のままであった。延伸されたフィルムのすべてがこの
非−ネッキング性を示すわけではないであろう。非−ネ
ッキング性は、本発明の延伸された表面層のユニークな
折りたたまれない性質であり、そしてスキンの厚さ及び
モジュラス、すなわち強さの関数である。この強さは、
再延伸の際のコアーの幅収縮を回避する程十分に高くな
ければならない。すなわち、それはスキン及びコアーの
力のバランスである。従って、この性質を有するため
に、非常に柔かいか又は非常に薄いスキン材料は積層体
のためにより厚いことが必要である。
−スチレンブロックコポリマーのコアーエラストマー層
を有する3層積層体を製造するために、連続同時押出し
を行った。CloerenTMフィードブロックにエラストマー
層(KratonTM1107,Shell Chemical Company,Beaupre,Oh
io)を供給するために2インチ(5.1cm)スクリュー直
径のBerlynTM押出機を用い、そして2枚のポリプロピレ
ン(EscoreneTM3085,Exxon Co.,Houston,TXから入手可
能)層を供給するためにBrabenderTM1.25インチ(3.18c
m)スクリュー直径押出機(C.W.Brabender Instrument
s,Inc.,NJから入手可能)を用い、そして単一マニホー
ルド18インチ(46cm)幅フィルムダイを通して押出し
た。フィルムを14.6ft/分(509cm/分)にて表IIに記載
するように異る全キャリパーにおいて、60°F(16℃)
のキュストロール上にキャスティングした。外層の厚さ
を異にするフィルムが得られた。
に及ばないところまで手で一軸延伸し、サンプルを解放
し、そして回復を観察することにより緩和について試験
した。次に、最初の引っぱりの後の回転を瞬間回復
(I)、時間による徐々の回復(T)、回復のための熱
の要求(H)、及び永久変形(P)、すなわち有意な回
復なし、に分類した。結果を次の表に示す。
し、そして微細(F)、中間(M)、粗い(C)又はな
めらか(きめが認められない)として分類する。きめは
また、サンプルB,C及びEにおいて周期(折りたたみ間
の距離)により客観的に測定された。図12、13及び14は
それぞれサンプルB,C及びEの走査電子顕微鏡写真(100
×)を示す。規則的に折りたたみが粗くなるに従ってそ
れらはまたより大きく現われそしてより広く配置される
ことが注目される。大きな折りたたみは一層大きなピー
ク間距離を有しがちであるが、それらはなお非常に規則
的に配置されている。
て表わされるネッキング特性について試験された。これ
らのサンプルのいずれについてもネッキングは有意では
ないが、一般にスキンの厚さが減りそしてコアー対スキ
ンの厚さの比が大きくなるに従ってネッキングは増加し
た。
れらはいずれもコアー/スキン厚さ比に逆比例する。サ
ンプルについてのもとのC.O.F.は3.8を超え、従って微
細組織の形成はC.O.F.の有意な全体的低下をもたらし
た。
/KratonTM1107/ポリプロピレンのキャスト積層体を積
層することにより多層積層体を製造した。各キャスト積
層体の全厚は2.8ミル(0.062mm)であった。コアー/ス
キン比は12:1であった。積層された積層体は、200℃、1
40kg/cm2の圧力にて5分間のホットプレスにおいて6枚
のキャスト積層体から形成された。得られる積層体は6
ミル(0.15mm)の厚さを有し、そしてより厚いがキャス
トフィルムのようであった。約300%の延伸及び瞬間的
回復の後、図17に示すように、フィルムは粗い微細構造
スキン層及び微細組織内部スキン層を表わした。
o.フランス)とポリ(メチルメタクリレート)(VO44,R
ohm and Haas Corp,Bristol,PA)の70/30重量比ブレン
ドの2枚の外層とKratonTM1107のコアー層とを有する3
層積層体を製造するため連続同時押出しを行った。Cloe
renTMフィールドブロックにコアー層ポリマーを供給す
るために2インチ(5.1cm)直径BerlynTMスクリュー押
出機を10RPM のスクリュー速度で使用し、そしてスキン
層ポリマーブレンドを供給するために2インチ(5.1c
m)直径スクリューRheotecTM押出機を25RPM で使用し、
そしてメルト積層体を18インチ(46cm)幅の単一マニホ
ールドを通して、420〜450°F(215〜232℃)にて78°
F(26℃)のキャストロールにそれぞれ17.0又は15.3RP
M にて押出した。得られたフィルム積層体の厚さはそれ
ぞれ5.5及び6.0ミル(0.14及び0.15mm)であり、コアー
/スキン比は6:1及び7.5:1であった。
れぞれの場合において、微細で光沢のある表面を有する
積層体が得られた。
の50/50ブレンドの2枚の外層とKratonTM1107の1枚の
コアーエラストマー層とを有する2つの別個の3層積層
体を製造するため連続同時押出しを行った。2インチ
(95.2cm)直径スクリューBerlynTM押出機を用いて10RP
M のスクリュー速度にてKratonTM1107を供給した。1.25
インチ(3.18cm)直径BrabenderTMスクリュー押出機を
用いて2枚のポリブチレンブレンド層を10及び12RPM の
スクリュー速度にてCloerenTMフィードブロックに供給
した。積層体を単一マニホルドの18インチ(46cm)幅の
フィルムダイを通して430°F(221℃)にて60°F(16
℃)のキャストロールに、8.8又は7.6ft/分(2.7又は2.
3m/分)にて、両サンプルについて0.003インチ(0.076m
m)の全キャリパーを維持しながら押出した。これによ
り、外部スキンの厚さを異にし同じ積層体全厚を有する
2種類のフィルムを製造した。コアー/スキン比はそれ
ぞれ13:1及び5:1であった。
ール速度8.6ft/分(2.6m/分)にて、他の条件は前記の
同じにして同じ装置を運転し、厚い全体スキン層及びコ
アー/スキン比2.6:1を有する0.005インチ(0.127mm)
厚の積層体(比較例)を得た。
そして最初の2試行は瞬間的に、そして第三試行(比較
例)は熱により回復させた後に各サンプルのきめを記録
した。きめは非常に微細、微細、及び無しとして分類し
た。このデーターを下記の表IIIに示す。
A−エチレンビニルアセテート)(Dupont Co.Wilmingto
n,OEから入手可能)の結合(tie)層、及びスチレンー
イソプレンースチレンブロックコポリマーの1枚のコア
ーエラストマー層を有する5層積層体を製造するために
連続同時押出しを行った。2インチ(5.1cm)スクリュ
ー直径4D比BerlynTM押出機を用いてエラストマー層(Kr
atonTM1107)を供給した。RheotecTM2インチ(3.18c
m)スクリュー直径押出機を用いて2枚のポリエチレン
層を供給し、そして1インチ(2.54cm)スクリュー直径
3M−製押出機を用いて2枚のElvaxTM層をCloerenTMフィ
ードブロックに供給した。
ルムダイを通して、375°F(190℃)にて60°F(16
℃)のキャストロールに、表IVに記載するように種々の
全キャリパー又は厚さにおいて押出した。こうして種々
の層厚のフィルムを製造した。この実施例はまた、キャ
スティングロールの速度がフィルムの厚さにいかに影響
を与えるかについて示す。
合強さを加え、EVAを有しない同様のフィルムよりも持
続性のある積層体をもたらし、なお表面のきめに関して
積層体の挙動に影響を与えない。言うまでもなく、この
結合(tie)層は他の層に比べて非常に薄い。
るか又は一定であるから、コアーの厚さ対スキンの厚さ
の比は上記試行のすべてについて同じであって、約13:1
であり、コアー/結合(tie)層比は30:1であろう。従
って、表IVの全フィルム厚の欄は表面のきめの欄と正確
に関連することが注目されるであろう。値の幅は全フィ
ルム厚1.0ミル(25ミクロン)及び超微細なきめから、2
0.0ミル(508ミクロン)及び粗いきめにわたり、すべて
は5:1の延伸及び瞬間回復からのものである。従って、
より厚い材料はより粗いきめをもたらし、そして物理的
パラメーターを調節することによりきめを調節すること
ができることを見ることができる。
低密度ポリエチレンを供給するためにBrahenderTM押出
機を17RPM のスクリュー速度で用い、そしてKratonTM11
07を供給するためにBerlynTM押出機を20RPM のスクリユ
ー速度で用いて、前の実施例におけると同様にして3層
LLDPE/SIS/LLDPEフィルムを製造した。積層体を単一マ
ニホールドの18インチ(46cm)幅のフィルムダイを通し
て85°F(29℃)のキャスティングロールに、13.7ft/
分(4.18m/分)の速度で押出し、コアー/スキン比15.
6:1及び全厚125ミクロンを有する積層体を得た。フィル
ムを一軸延伸し、そして瞬間的に回復させ、フィルムの
それ自体に対する摩擦係数を延伸されそして回復したフ
ィルムについて比較し、そして未延伸のフィルムと比較
した。データーを表Vに示す。MDは機械方向を示し、そ
してTDは横方向を示す。
たフィルムの摩擦係数の大きな低下を示すものであり、
そしてさらに本発明の積層体のユニークな微細組織表面
を示すものである。
た。ポリウレタン(Dow ChemicalからのPellethaneTM2
102−75A)コアー材料を供給するために10RPM のスクリ
ュー速度で作動するBerlynTM押出機を使用した。AmcoTM
(Amco Oil Co.,シカゴ、IL)3150B高密度ポリエチレン
(HDPE)とKratonTM1107の比率95:5のブレンドをスキン
材料としてCloerenTMフィードブロックに供給するため
に7RPM のスクリュー速度で作動するBrabenderTM押出機
を使用した。コアー層へのスキン層の接着を増強するた
めスキン層に少量のKratonTM1107を加えた。積層体を単
一マニホールドの18インチ(46cm)幅のフィルムダイを
通して70°F(21℃)の温度のキャスティングロールに
21ft/分(6.4m/分)の速度で押出して、コアー/スキン
比13.7:1を有する69ミクロンの積層体を得た。この積層
体は600%の延伸及び瞬間的回復の後に微細組織表面を
示した。
た。CloerenTM3層ダイにDowTM3010 LLDPE材料を供給す
るためにKillionTM(Killion Extrader Co.,Cedar Grov
e,NJ)押出機を用い、そしてコアー材料としてスチレン
−ブタジエン−スチレン(SBS)(KratonTM1101)のト
リブロックコポリマーエラストマーを供給するために6R
PM のスクリュー速度で作動するBerlynTM押出機を用い
た。押出物を85°F(29℃)の温度及び41ft/分(12.5m
/分)の速度でキャスティングロールにキャストした。
コアー/スキン比8.9:1を有する得られる5ミル(0.127
mm)厚のフィルムは容易に7.5:1に延伸され、そして瞬
間的回復の後に微細なきめを有する積層体が形成され
た。
RPM のスクリュー速度でExxonTMPP−3014ポリプロピレ
ンを供給するためにBrbenderTM押出機を用い、そしてKr
atonTMG2703スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン
(SEBS)ブロックコポリマーを供給するために20RPM の
スクリュー速度でBerlynTM押出機を用いて、本発明の3
層積層体を製造した。次に、この材料を18インチ(46c
m)のフィルムダイを通して34°F(1.1℃)の温度のキ
ャスティングロール上に押出した。製造されたフィルム
は容易に600%延伸され、そしてそれを瞬間的に回復さ
せた後微細なきめを有する表面が生成した。光学顕微鏡
下で測定された層の厚さはそれぞれ15/162/12ミクロン
のスキン/コアー/スキンであった。
す。すべての試行において、CloerenTMフィードブロッ
クを400°F(204℃)で使用し、ライン条件は同一であ
った。コアー押出機は前に記載したBrabenderTMであ
り、温度はゾーン1〜4でそれぞれ178,210,210及び216
℃であった。ダイは400°F(204℃)であり、そしてキ
ャスティングホイールは51°F(11℃)であった。
合、及び115ミクロンフィルムのための適当な延伸を用
いて、スキンのためにエラストマーが使用され得ること
を示している。12Bと称する積層体は、比較的大きなコ
アー対スキン比を示し、比較的微細なきめを有し、そし
て瞬間収縮回復のものである。これは主として低モジュ
ラスによるものである(実施例3と比較)。FA−300はE
astman Chem.Co.,Kingsport,TNから入手可能である。
サメチレンジアミンとの縮合生成物であるナイロン66
(Monsanto Co.St.Louis,MOのVydyneTM21)をスキンと
して使用した。コアーはSIS(KratonTM1107)ブロック
コポリマーであった。ナイロン及びKratonTMをそれぞれ
525°F(274℃)及び450°F(232℃)において、500
°F(260℃)のダイに押出した。コアー対スキンの比1
8:1を有する4ミル(0.1mm)の厚さのフィルムが形成さ
れた。4:1の延伸及び瞬間回復の後、微細組織表面が形
成された。
低下させ且つその粘度を増加させるため、固体粘着性付
与ロジンWingtackTM(Good year)を、それぞれ91.11
4、及び164ミクロンのフィルムにおいて、前記の実施例
の配置を用いて、10/90,20/80及び30/70の比率でKraton
TM1107とブレンドした。ダイ温度は380°F(193℃)で
あり、KratonTMブレンドを18.5ポンド/時(0.14kg/
分)の速度で供給し、そしてポリエチレンスキン(LLDP
E:DowlexTM2500,Dow Chemical)を6ポンド/時(2.27k
g/時)の速度で供給した。コアー対スキン比は6.2:1で
あった。3種類すべてのKratonTMブレンドについて、6:
1の延伸を用いそして瞬間収縮回復を行ったとき、微細
なきめの表面が得られた。
と延伸%との関係を、SEBSコアー(KratonTMG1657)及
びポリプロピレンスキン(ExxonTM3085)を用いて調べ
た。CloerenTMフィードブロックに供給されるスキンの
ためにPheotecTM押出機を使用し、そしてコアーのため
にBerlynTM押出機を使用した。単層ドロップダイを420
°F(216℃)にて使用し、キャスティングロールを38.
9ft/分(11.9m/分)及び50°F(10℃)にて運転した。
結果を下の表VIIに示す。
減少し、より微細なきめが得られたことが示される。こ
れは、延伸%を用いて積層体の表面組織を変えることが
できることを示す。
る。すべてのサンプルにおいて、コアーの厚さは85μで
およそ一定である。従って、一定コアー上のスキンの厚
さを、得られる表面のきめと直接関連ずけることができ
る。上記の表IVにおいて見られるように、比較的一定の
延伸%について、スキンの厚さが増加するに従って周期
が大きくなる。従って、厚いスキンのサンプルは一層粗
いきめをもたらす。言うまでもなく、これを用いてスキ
ンの特性そしてそれ故に積層体の特性を操作することが
できる。
あった。延伸比は2:1〜13:1で変えられた。
伸比と周期との間の関係はこのLLDPE/SIS/LLDPE積層体
についても有効である。延伸比が増加するに従って、周
期はまず急速に低下し、そして次に実質的に指数的に徐
々に低下する。延伸比の増加と面積の増加が多くなる。
施例4の方法及び実施例15のポリプロピレン/KratonTM
1657(SEBS)/ポリプロピレン積層体を用いて示され
た。材料は5cm/秒の速度で延伸され、そして15秒間保持
された。フィルムを20秒間収縮させ、そして次に水浴中
で160°F(71.1℃)にて20秒間熱収縮させた。
長さ及び延伸後の長さと比較し、操作中の収縮機構を示
した。この比較の結果を図10及び下記の表IXに示す。
合を示す。中程度の時間は20秒間で15%より大きな回復
が起こった場合である。遅い時間は延伸から60秒までに
15%より大きな回復が記録されなかった場合である。
エラストマーにポリプロピレン(ExxonTM3145)を加え
た。使用したスキンはExxonTM3014ポリプロピレン(P
P)であった。調製したコアー5〜10重量%のExxonTM31
45ポリプロピレンを含有した。延伸、収縮機構及びきめ
の間の関係を試験した。結果を下の表に示す。
減少させた。ポリプロピレンはコアーの弾性を低下さ
せ、それによってスキンの抑制力が、変形された弾性コ
アーにより与えられる弾性応力をより容易に支配するこ
とを可能にするようである。
効果を試験した。スキンは線状低密度ポリエチレン(Do
wlexTM6806)から構成された。コアーはSIS(KratonTM1
107)とポリスチレン(500P1又は685P1、いずれもDow C
hemical Co.製)のブレンドであった。すべてのサンプ
ルは全厚4.5ミル(0.1mm)及びコアー/スキン比8:1を
有する3層構造(スキン/コアー/スキン)のものであ
った。次に、すべてのサンプルを400%延伸し、そして
瞬間的に回復させた。次に引張り曲線を得、これはポリ
スチレン含量の増加と共に積層体が剛性になることを示
した(図11(T−N)に示し、さらに下記の表XIにも示
す)。
粘着性付与剤の添加の効果を調べた。実施例40の積層材
料を、LLDPE/KratonTM1107/LLPPEを含んでなる3層積層
体(20)と比較した。両サンプルは全厚4ミル(0.10m
m)であり、コアー/スキン比は約8:1であった。これら
の材料は、4:1〜13:1で延伸したとき、瞬間収縮形であ
った。
の使用はポリスチレン剛化助剤の添加とは逆の効果を有
する。
TM1107(S.I.S)/ExxonTMポリプロピレン3014から形成
した。ポリプロピレンのために6RPM で作動するBerlyn
TM押出機を使用し、そしてKratonTMのために125RPM で
作動するKillionTM押出機を使用した。ポリマーを1個
のマニホールドを有する18インチ(45.7cm)の440°F
(227℃)のCloerenTMダイに供給した。生ずるフィルム
を60℃、35.2RPM で回転するロール上にキャストした。
形成された積層体は2ミル(0.051mm)の厚さ及びコア
ー/スキン比2.5:1を有し、そして5:1で延伸されそして
瞬間的に回復した時に粗いきめを示した。再延伸後のネ
ッキングはわずか2.5%であった。
ーはKratonTM1107であり、1つのポリエチレン(DowTML
LDPE61800)スキン及び1つのポリプロピレン(ExxonTM
3085)スキンを伴った。コアーはBerlynTM押出機を用い
て押出し、他方スキンはそれぞれRheoticTM押出機及びB
rabenderTM押出機により押出した。CloerenTMダイは350
°F(177℃)であり、そしてキャスティングロールは6
0°F(16℃)であった。2種類のフィルムを形成し
た。第一のものについては、押出機をそれぞれ20.8及び
26RPM で運転し、他方キャストロールは17.3RPM で運転
してコアー/スキン比18:1の積層体を形成した。形成さ
れたサンプルは5:1延伸において瞬間収縮性であり、そ
して微細なきめを有した。第二のフィルムについては、
押出機及びキャストロールをそれぞれ10,16,26及び14.2
RPM で運転してコアー/スキン比18:1の積層体を形成し
た。第二の積層体もまた5:1を延伸において瞬間収縮性
でありなお粗い表面のきめを示した。両積層体は0.4ミ
ル(0.1mm)の厚さを有していた。
方向に4:1で延伸した。この積層体は瞬間収縮タイプで
あった。形成されたきめを図15に示す。
に直交方向に4:1で延伸した。この積層体は瞬間収縮タ
イプであった。形成されたきめを図16に示す。
体は瞬間的に回復した。未延伸積層体のコアー/スキン
厚さはそれぞれ90/5ミクロンであった。
657)/ポリプロピレンの3層積層体を筆記性について
試験した。コアー/スキン比は5:1であり積層体全圧は
5ミル(0.13mm)であった。フィルムを5:1に延伸しそ
して回復させた。延伸の前後の筆記性をそれぞれ図8及
び図9に示す。
グ特性について比較した。下記の表XIIIに示す。
比較の目的でSISも試験した。C/S比及び延伸比が低下す
るに従ってネッキングの問題が増加した。
/10)でのイソオクチルアクリレート(10A)とアクリル
酸(AA)とのコポリマーをコアーとして、最初の2例に
おけるスキンとしてのポリプロピレン(EXXONTM3014)
及びPET(極限粘度数0.62)と共に使用した。米国特許N
o.4,181,752に従って10A/AAコポリマーを製造した。コ
アー/スキン比及び全厚は、PP及びPETの実施例につい
て積層前にそれぞれ20と10、及び22ミル(0.56mm)と6
ミル(0.15mm)であった。コアーを硬化させるために15
ワットのUV光を用いて、積層体を5分間硬化させた。PP
スキンの具体例は500%延伸において瞬間収縮性であ
り、他方PETスキンの具体例は400%延伸において熱収縮
性積層体であった。
TM(35部)及びWingtackTM10(9部)コアーのためのス
キン層として、コアー/スキン比83:1及び積層前の前厚
25.6ミル(0.65mm)で使用された。この積層体は400%
延伸において瞬間収縮タイプであった。
びに伸び%及びコアー/スキン比による熱収縮機構の制
御を示す。一連の5ミル(0.12mm)の積層体を、Kraton
TM1107(89部)、ポリ(α−メチル)スチレン(10部)
及びIrganoxTM(Ciba-Geigy Corp.,Hawthorne,NY)(1
部:酸化防止剤)コアーを用いて製造した。スキンはポ
リプロピレン(ExxonTM3085)であった。ClerenTM3層
フィードブロック及び18インチ(45.7cm)フィルムダイ
を用いながら、コアーのためにBerlynTM押出機用いそし
てスキンのためにPheotecTM押出機を用いた。キャスト
ホイール温度は80°F(27℃)であり、その速度はコア
ー/スキン(C/S)比及びスキン押出機の速度により決
定された。C/S比及び延伸%の関数としての収縮機構を
図20に示す。「速い」は5秒において15%より多くの回
復が起こる場合である。中程度の時間は20秒において15
%より多くの回復が起こる場合である。遅い時間は延伸
後60秒までに15%より多くの回復が観察されない場合で
ある。
示す。活性化温度は、得られる回復の50%又は90%を達
成するのに必要な温度として定義される。線V及びWは
それぞれ4.71及び4.11のコアー/スキン比を有するサン
プルを示す。見られるように、コアー/スキン比が下が
るに従って活性化温度(Ta-90及びTa-50の両者)が上昇
し、スキンで制御される緩和が示される。この図におい
て、100%値は、ほとんどの実際的目的のための得られ
る回復の上限である160°F(71℃)における収縮%と
して定義される。80°F(27℃)より下の点は各実施例
についての前活性化収縮(preactivation shrinkage)
の量である。
延伸の透明なフィルムからの不透明度の増加についても
試験された。
806であり、そしてコアーは99.5%のKratonTM1107と0.5
%のAZNP130発泡剤(Uniroyal Chemical Co.,Naugatuc
k,Conn)であった。全フィルム厚は20ミル(0.5mm)で
あった。スキンはそれぞれ2.0ミル(0.05mm)の厚さで
あった。発泡コアーの比重は、未発明KratonTMの比重0.
92に比べて0.65であった。3層同時押出ダイを使用し
た。これは約300%の延伸において粗いきめを示す瞬間
収縮シートであった。
その未延伸モジュラス値及び延伸モジュラル値について
特徴付けた。その結果を図5に示し、XはKratonTM1107
エラストマーのみであり、ZZはポリエチレンスキンのみ
であり、Zはキャスティングしたままの積層体であり、
そしてYは500%に延伸し、そして回復した後の積層体
である。
層間の接触機構を決定するために試験した。延伸されそ
して活性化されたサンプルを硬い表面上でカミソリの刃
で切断した。次に、サンプルを切り縁において走査電子
顕微鏡により試験した。次に、コアー/スキン接触を視
覚的に決定した。その結果を下の表XVに要約する。
例29のサンプルとおよそ同じキャリパーを有し、コアー
/スキン比5.1を有し、そして熱収縮積層体であった。
実施例12Cに図22の走査電子顕微鏡写真に相当する。実
施例32Aは図24中に示される。実施例6は図6に相当す
る。
る)を有するサンプルを全キャリパー3.0ミル(0.076m
m)及びコアー/スキン比5.14を有するように形成し
た。フィルムを、ゴムニップを有するクロムキャスティ
ングホイール上にキャストした。(Gardner Instrument
s (Bethesda,MD)60°光沢計を用いてASTM D2457−70
により60°光沢を測定した。キャストしただけのフィル
ム及び3種類の微細組織形成フィルム(異る延伸比によ
る)について、結果を下記の表XVIに要約する。
フランス)3433/LLDPE2417の3層フィルムを製造した。
3枚の前駆体フィルムを400°F(204℃)及び約2000ポ
ンドの圧力(140kg/cm2)にて5分間押し付けることに
よりフィルムを形成した。形成されたフィルムは5ミル
(0.13mm)の厚さ及び12.7のコアー/スキン比を有して
いた。この積層体を400%(1cmから5cmに)延伸した。
次に、延伸されたフィルムは室温にて3.2cm(延伸され
た長さの36%)に収縮した。次に、緩和された積層体を
180°F(82℃)の空気により熱収縮させ、これは1.5cm
(緩和された長さの53%)に収縮した。次に、サンプル
の縁を切り、そして微細組織の形成について観察した。
1000×の倍率において折りたたみは観察されなかった。
図19に見られるように、おそらくカバー層の再圧縮によ
り形成された微細隆起、及びスキンの離層が観察され
た。キャスト積層体についてのC.O.F.及び不透明度は0.
901及び2.77%であり、緩和され、活性化された積層体
についてのそれは、それぞれ0.831及び12.4%であっ
た。
の変更が当業者にとって明らかであろう。そして、本発
明は例示の目的で記載したものに限定されるべきではな
い。
Claims (19)
- 【請求項1】弾性的に伸びることができる少なくとも1
つのエラストマー層及び微細組織を形成することができ
る少なくとも1つのスキン層を含んで成るエラストマー
積層体であって、該積層体は少なくとも1つのスキン層
の弾性限界を越えて延伸されそして回復した場合にその
層上に微細組織表面を形成するものであり、該積層体が
その延伸された長さから回復し、そして26.7℃より高い
活性化温度に暴露されて延伸後少なくとも20秒で、得ら
れる全回復の少なくとも50%回復するように、前記少な
くとも1つのエラストマー層材料、前記少なくとも1つ
のスキン材料及び前記複数の層の相対厚さが選択されて
いることを特徴とするエラストマー積層体。 - 【請求項2】延伸及び回復の後前記コアー層及びスキン
層が実質的に連続接触したままであることを特徴とす
る、請求項1のエラストマー積層体。 - 【請求項3】延伸及び活性化の後前記スキン層及びコア
ー層が実質的に間欠接触したままであることを特徴とす
る、請求項1に記載のエラストマー積層体。 - 【請求項4】エラストマー積層体であって、該積層体は
少なくとも1つの微細組織エラストマー層及び該積層体
の実質上全体にわたって該微細組織エラストマー層と連
続接触した少なくとも1つの微細組織スキン層を含んで
成り、該微細組織は、該スキンの弾性限界を越えて未延
伸積層体を延伸しそしてこうして延伸された積層体を回
復させることにより形成されたものであることを特徴と
するエラストマー積層体。 - 【請求項5】前記積層体がその延伸された長さから1秒
後に15%以上回復することを特徴とする、請求項4に記
載のエラストマー積層体。 - 【請求項6】前記積層体がその延伸された長さから少な
くとも5秒後に15%回復することを特徴とする、請求項
4に記載のエラストマー積層体。 - 【請求項7】熱活性化された回復が26.7℃以上の活性化
温度において行われ、前記積層体が延伸後20秒で、得ら
れる全回復の少なくとも50%回復することを特徴とす
る、請求項4に記載のエラストマー積層体。 - 【請求項8】前記延伸された積層体が少なくとも20秒後
に15%回復することを特徴とする、請求項4に記載のエ
ラストマー積層体。 - 【請求項9】少なくとも1つのスキン層の変形限界を越
えた延伸の程度に依存して、前記積層体が瞬間的に、時
間をかけて、又は熱の適用の際に回復することができる
ことを特徴とする、請求項4に記載のエラストマー積層
体。 - 【請求項10】請求項4に記載のエラストマー積層体か
ら形成される着色されたエラストマーリボンであって、
前記少なくとも1つのスキン層が微細組織外層であり、
そして該少なくとも1つの外層以外の着色された層が存
在することを特徴とするリボン。 - 【請求項11】前記着色された層がエラストマーコアー
層であることを特徴とする、請求項10に記載の着色され
たエラストマーリボン。 - 【請求項12】請求項4に記載の積層体から形成される
シート積層体であって、該積層体がほこり又は油を捕捉
するための包囲された又は部分的に包囲された空間を有
するシートを構成することを特徴とするシート積層体。 - 【請求項13】前記積層体がふきんを構成することを特
徴とする、請求項12に記載のシート積層体。 - 【請求項14】前記積層体がダストマットを構成するこ
とを特徴とする、請求項12に記載のシート積層体。 - 【請求項15】前記積層体が多軸延伸されていることを
特徴とする請求項10又は12に記載のエラストマー積層
体。 - 【請求項16】少なくとも1つのあらかじめ変形された
スキン層の永久変形の範囲に再延伸された場合に積層体
の幅が20%未満減少することを特徴とする、請求項1又
は4に記載のエラストマー積層体。 - 【請求項17】前記微細組織スキン層の面積が未延伸表
面より少なくとも50%大きいことを特徴とする、請求項
1又は4に記載のエラストマー積層体。 - 【請求項18】前記エラストマーコアーがA−B−Aブ
ロックコポリマーを含んで成ることを特徴とする、請求
項1又は4に記載のエラストマー積層体。 - 【請求項19】前記積層体がその延伸された長さから、
20秒後に15%未満回復し、そして26.7℃より高い活性化
温度に暴露された場合に全回復の少なくとも50%回復す
ることを特徴とする、請求項1又は4に記載のエラスト
マー積層体。
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