JP5970271B2 - 吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法、及び製造装置 - Google Patents
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連続方向に伸長されることより前記連続方向の伸縮性が発現する第1連続シートから、伸縮性の単票状シートを切断して生成し、該単票状シートを、第2連続シート上に重ねて接合することにより、連続シートの複合体を製造する方法であって、
互いの外周面を対向させつつ回転する上流側ロール及び下流側ロールに、前記第1連続シートの連続方向に沿って前記第1連続シートをS字状に掛け回しながら、前記上流側ロールと前記下流側ロールとの間で周速値に差をつけることにより、所定倍率で前記第1連続シートを前記連続方向に伸長して前記第1連続シートに伸縮性を発現させることと、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを伸長状態で切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成することと、
生成された前記伸長状態の前記単票状シートを、前記第2連続シートに接合することと、を有し、
前記第1連続シートに伸縮性を発現させることと、前記単票状シートを生成することとの間には、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを、前記下流側ロールの周速値よりも小さい第1速度値で回転する第1回転部材に当接保持させることにより、前記第1連続シートの伸長を緩和しながら、前記下流側ロールと前記第1回転部材との間を搬送することと、
前記第1回転部材の前記第1速度値よりも大きく前記下流側ロールの前記周速値よりも小さい第2速度値で回転する第2回転部材に、前記第1連続シートを当接保持させることにより、前記所定倍率での伸長状態よりも小さい伸長状態にまで前記第1連続シートを再伸長することと、を有し、
前記単票状シートを生成することにおいては、再伸長状態の前記第1連続シートを切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法である。
連続方向に伸長されることより前記連続方向の伸縮性が発現する第1連続シートから、伸縮性の単票状シートを切断して生成し、該単票状シートを、第2連続シート上に重ねて接合することにより、連続シートの複合体を製造する装置であって、
互いの外周面を対向させつつ回転する上流側ロール及び下流側ロールに、前記第1連続シートの連続方向に沿って前記第1連続シートをS字状に掛け回しながら、前記上流側ロールと前記下流側ロールとの間で周速値に差をつけることにより、所定倍率で前記第1連続シートを前記連続方向に伸長して前記第1連続シートに伸縮性を発現させる伸縮性発現装置と、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを伸長状態で切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成する切断装置と、
生成された前記伸長状態の前記単票状シートを、前記第2連続シートに接合する接合装置と、を有し、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを、前記下流側ロールの周速値よりも小さい第1速度値で回転する第1回転部材に当接保持させることにより、前記第1連続シートの伸長を緩和しながら、前記下流側ロールと前記第1回転部材との間を搬送し、
前記第1回転部材の前記第1速度値よりも大きく前記下流側ロールの前記周速値よりも小さい第2速度値で回転する第2回転部材に、前記第1連続シートを当接保持させることにより、前記所定倍率での伸長状態よりも小さい伸長状態にまで前記第1連続シートを再伸長し、
前記切断装置は、再伸長状態の前記第1連続シートを切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造装置である。
連続方向に伸長されることより前記連続方向の伸縮性が発現する第1連続シートから、伸縮性の単票状シートを切断して生成し、該単票状シートを、第2連続シート上に重ねて接合することにより、連続シートの複合体を製造する方法であって、
互いの外周面を対向させつつ回転する上流側ロール及び下流側ロールに、前記第1連続シートの連続方向に沿って前記第1連続シートをS字状に掛け回しながら、前記上流側ロールと前記下流側ロールとの間で周速値に差をつけることにより、所定倍率で前記第1連続シートを前記連続方向に伸長して前記第1連続シートに伸縮性を発現させることと、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを伸長状態で切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成することと、
生成された前記伸長状態の前記単票状シートを、前記第2連続シートに接合することと、を有することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。
前記第1連続シートに伸縮性を発現させることと、前記単票状シートを生成することとの間には、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを、前記下流側ロールの周速値よりも小さい第1速度値で回転する第1回転部材に当接保持させることにより、前記第1連続シートの伸長を緩和しながら、前記下流側ロールと前記第1回転部材との間を搬送することと、
前記第1回転部材の前記第1速度値よりも大きく前記下流側ロールの前記周速値よりも小さい第2速度値で回転する第2回転部材に、前記第1連続シートを当接保持させることにより、前記所定倍率での伸長状態よりも小さい伸長状態にまで前記第1連続シートを再伸長することと、を有し、
前記単票状シートを生成することにおいては、再伸長状態の前記第1連続シートを切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成するのが望ましい。
更に、単票状シートを伸長下で第2連続シートに接合すべく第1連続シートを再伸長する際には、伸縮性の発現に係る上記所定倍率での伸長状態よりも小さい伸長状態に留めるので、当該再伸長を無理なく速やかに行うことができる。
前記第2回転部材は、前記第1回転部材の前記第1速度値よりも大きく前記下流側ロールの周速値よりも小さい前記第2速度値で前記連続方向に沿って移動する保持部材を有し、
前記再伸長することにおいては、前記第1回転部材から搬送される前記第1連続シートを前記保持部材に吸着保持させながら前記保持部材が前記第2速度値で移動することにより、前記第1連続シートを再伸長し、
前記単票状シートを生成することにおいては、再伸長状態で前記保持部材に吸着保持された前記第1連続シートを、前記保持部材上において前記再伸長状態を維持しながら切断することにより、前記単票状シートを生成し、
前記第2連続シートに接合することにおいては、前記保持部材によって前記再伸長状態に保持されつつ前記保持部材と一体となって移動する前記単票状シートを、前記保持部材の移動方向に沿って搬送される前記第2連続シートに接合することにより、前記保持部材から前記第2連続シートに前記再伸長状態の前記単票状シートを引き渡すのが望ましい。
前記第1回転部材と前記第2回転部材との間には、少なくとも一つのローラーが配置されており、前記ローラーの外周面には、前記第1連続シートが所定の巻き付き角度で巻き付けられているのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、第1回転部材と第2回転部材との間の搬送ルートを上記ローラーによって複数に分割されており、分割後の各掛け渡し長は短スパンにされている。よって、再伸長時に上記搬送ルートで生じ得る第1連続シートのネッキングも有効に抑制される。ちなみに、上記ローラーによってネッキングを抑制可能な理由は、次のように言い換えることもできる。上記ローラーの外周面と第1連続シートとの間の摩擦力によって第1連続シートの幅方向の収縮変形を有効に拘束することができて、その結果、再伸長時に第1回転部材と第2回転部材との間で生じ得る第1連続シートのネッキングを有効に抑制可能となる。
前記第1連続シートのうちで前記上流側ロールの外周面に巻き付いている部分を、前記外周面に押し付ける押し付けローラーが前記外周面に対向して設けられているのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、上流側ロールの外周面での第1連続シートの相対滑りを抑制することができる。よって、上流側ロールの外周面と第1連続シートとの間の摩擦力により第1連続シートの幅方向の収縮変形を有効に拘束することができて、その結果、上流側ロールと下流側ロールとの間での伸長時に第1連続シートに生じ得るネッキングを有効に抑制可能となる。
前記上流側ロールと前記下流側ロールの間の隙間の大きさが、前記第1連続シートの厚さよりも大きく10mm以下になるように、前記上流側ロールと前記下流側ロールとは近接配置されているのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、上流側ロールと下流側ロールとは近接配置されているので、これらロール同士の間に第1連続シートを短スパンで掛け渡すことができる。よって、これらロール同士の間で伸長される際に生じ得る第1連続シートのネッキングを有効に抑制することができる。
前記第1回転部材は、回転する一対のローラーと、前記一対のローラーに掛け回されて外周面に前記第1連続シートを吸着保持する無端ベルトと、を有し、
前記一対のローラーのうちの下流側のローラーは、前記上流側ロール及び前記下流側ロールよりも小径であるのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、第1回転部材が具備する上記下流側のローラーは、第1連続シートに伸縮性を発現するための上流側ロール及び下流側ロールよりも小径であるので、第2回転部材に近接配置し易くなる。そして、これにより、再伸長時の第1回転部材と第2回転部材との間も短スパンに設定可能となって、結果、再伸長時の第1連続シートのネッキングも有効に抑制される。
前記下流側ロールと前記第1回転部材との間を搬送することにおいては、前記下流側ロールと前記第1回転部材との間に設けられたガイド装置によって、前記連続方向と交差する方向に関する前記第1連続シートの走行位置のずれが抑制されるのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、下流側ロールと第1回転部材との間を搬送することにおいて第1連続シートの伸長が緩和されたことに伴って起こり得る第1連続シートの連続方向と交差する方向の同シートの走行位置のずれは、ガイド装置によって有効に抑制される。よって、下流側ロールと第1回転部材との間を搬送することにおける搬送状態の安定化を図れる。
前記第1連続シートに伸縮性を発現させることと、前記単票状シートを生成することとの間に亘って、前記第1連続シートの伸長状態は、少なくとも前記単票状シートを前記第2連続シートに接合する際の前記単票状シートの伸長状態に保たれているのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、単票状シートを第2連続シートに接合する前に、単票状シートに係る第1連続シートを再伸長しなくて済む。よって、かかる再伸長時に生じ得るネッキングを抑制することができる。
前記第1連続シートに伸縮性を発現させることと、前記単票状シートを生成することとの間には、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを、前記下流側ロールの前記周速値の0.9倍以上1.1倍以下の第3速度値で回転する第3回転部材に当接させることにより、前記第1連続シートを前記下流側ロールから前記第3回転部材へ搬送することを有し、
前記単票状シートを生成することは、
前記第3回転部材から送出される前記第1連続シートを、前記下流側ロールの前記周速値の0.9倍以上1.1倍以下の第4速度値で前記連続方向に沿って移動する保持部材によって吸着保持することと、
伸長状態で前記保持部材に吸着保持された前記第1連続シートを、前記保持部材上において前記伸長状態を維持しながら切断することにより、前記単票状シートを生成することと、を有し、
前記第2連続シートに接合することにおいては、
前記保持部材によって前記伸長状態に保持されつつ前記保持部材と一体となって移動する前記単票状シートを、前記保持部材の移動方向に沿って搬送される前記第2連続シートに接合することにより、前記保持部材から前記第2連続シートに前記伸長状態の前記単票状シートを引き渡すのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、下流側ロールと保持部材との間の搬送経路を、第1連続シートは、下流側ロールの周速値と概ね同じ速度値で搬送される。よって、当該搬送経路を短時間で搬送可能であり、結果、連続シートの複合体の生産性を高めることができる
また、
連続方向に伸長されることより前記連続方向の伸縮性が発現する第1連続シートから、伸縮性の単票状シートを切断して生成し、該単票状シートを、第2連続シート上に重ねて接合することにより、連続シートの複合体を製造する装置であって、
互いの外周面を対向させつつ回転する上流側ロール及び下流側ロールに、前記第1連続シートの連続方向に沿って前記第1連続シートをS字状に掛け回しながら、前記上流側ロールと前記下流側ロールとの間で周速値に差をつけることにより、所定倍率で前記第1連続シートを前記連続方向に伸長して前記第1連続シートに伸縮性を発現させる伸縮性発現装置と、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを伸長状態で切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成する切断装置と、
生成された前記伸長状態の前記単票状シートを、前記第2連続シートに接合する接合装置と、を有することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造装置。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造装置によれば、第1連続シートは、上流側ロール及び下流側ロールにS字状に掛け回されているので、上流側ロールと下流側ロールとの間に第1連続シートを短スパンで掛け渡すことができる。よって、伸縮性を発現する目的で第1連続シートを伸長する際に生じ得るネッキングを抑制することができる。
第1実施形態の連続シートの複合体の製造方法では、当該複合体の一例として、使い捨ておむつの裏面シート1の元となる中間部品1aを製造する。図2Aは、裏面シート1の概略平面図であり、図2Bは、裏面シート1の元となる中間部品1aの概略平面図である。また、図2Cは、裏面シート1の一部をなす伸縮性フィルム3の概略側面図である。
次の弛緩搬送工程S2では、伸縮性が発現した連続フィルム3aの伸長状態を緩和(弛緩)しながら、上述の下流側ロール23から回転ドラム装置41の近傍位置P41まで搬送する。
次の再伸長工程S3では、伸長状態が緩和されて短縮状態の連続フィルム3aを再度伸長しながら、所定の周回軌道Tr43に沿って移動する回転ドラム装置41の保持パッド43に吸着保持させる。
次の切断工程S4では、保持パッド43に再伸長状態で吸着保持された連続フィルム3aを、保持パッド43上で切断して単票状フィルム3を生成する。ちなみに、この単票状フィルム3が、前述の伸縮性フィルム3である。
最後の接合工程S5では、保持パッド43の周回軌道Tr43の引き渡し位置Poutを保持パッド43が通過する際に、同位置Poutを走行する外装シート2の原反たる連続ウエブ2aに単票状フィルム3を接合して引き渡す。そして、これにより、前述の中間部品1aが完成する。
一方、CD方向は、図4の紙面を貫通する方向を向いている。よって、CD方向とMD方向とは互いに直交関係にある。なお、連続フィルム3aは、連続方向に搬送されるので、MD方向というのは、製造ラインの搬送方向のことでもある。また、CD方向は、外装シート2に係る連続ウエブ2aの幅方向とも平行であり、この例では水平方向を向いている。
また、「連続フィルム3a」及び「単票状フィルム3」が、それぞれ請求項に係る「第1連続シート」及び「単票状シート」に相当し、また「外装シート2に係る連続ウエブ2a」が、請求項に係る「第2連続シート」に相当する。
伸縮性発現工程S1は、上流側ロール21及び下流側ロール23の両者によって行われる。すなわち、これらロール21,23が共同して伸縮性発現装置を構成する。上流側ロール21及び下流側ロール23は、それぞれCD方向に沿った回転軸C21,C23回りに駆動回転する断面正円形状のロールである。そして、これらロール21,23は、互いに対向する外周面21a,23a同士の間に小さな隙間G1を隔てた状態に近接配置されている。隙間G1の大きさは、連続フィルム3aのネッキングの抑制に関係し、これについては後述する。
弛緩搬送工程S2は、基本的に下流側ロール23、搬送ローラー31、及びサクションベルトコンベア35(第1回転部材に相当)によって行われる。すなわち、これら装置23,31,35が共同して弛緩搬送装置を構成する。
再伸長工程S3、切断工程S4、及び接合工程S5は、何れも回転ドラム装置41を用いて行われる。すなわち、再伸長工程S3は、上記のサクションベルトコンベア35と回転ドラム装置41との間で行われ、切断工程S4は、回転ドラム装置41とカッターロール51との間で行われ、接合工程S5は、回転ドラム装置41とプレスロール61との間で行われる。また、更に別の言い方をすれば、再伸長工程S3を行う再伸長装置は、回転ドラム装置41とサクションベルトコンベア35とで構成され、切断工程S4を行う切断装置は、回転ドラム装置41とカッターロール51とで構成され、接合工程S5を行う接合装置は、回転ドラム装置41とプレスロール61とで構成されている、ということもできる。
図5は、第2実施形態の連続シートの複合体の製造方法の説明図であって、同製造装置10aの概略側面図である。
図6は、第3実施形態の連続シートの複合体の製造方法の説明図であって、同製造装置10bの概略側面図である。
ちなみに、上述で述べた「周回速度値V36,V43の両者は、概ね周速値V23と同じ速度値に維持されている」という意味は、「周回速度値V36,V43が周速値V23以上で周速値V23の1.1倍以下である」ということも含むし、また「周回速度値V36,V43が周速値V23の0.9倍以上で周速値V23以下である」ということも含む。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
2 外装シート、2a 連続ウエブ(第2連続シート)、
3 単票状フィルム(伸縮性フィルム、単票状シート)、
3Ld 下層、3Lm 中間層、3Lu 上層、
3a 連続フィルム(第1連続シート)、3ae 下流側端部、
10 製造装置、10a 製造装置、10b 製造装置、
21 上流側ロール、21a 外周面、
23 下流側ロール、23a 外周面、
25 押し付けローラー、27 押し付けローラー、
31 搬送ローラー、31a 外周面、
33 ガイド装置、33s エッジセンサー、
34a ガイドローラー、34b ガイドローラー、
35 サクションベルトコンベア(第1回転部材、第3回転部材)、
36 無端ベルト、36a 外周面、37a ローラー、37b ローラー、
38 接着剤塗布装置、38a 接着剤塗布装置、
39 搬送ローラー(ローラー)、39a 外周面、
41 回転ドラム装置(第2回転部材)、42 回転ドラム、
43 保持パッド、43a 保持面、43c 受け刃、
51 カッターロール、53c カッター刃、
61 プレスロール、
S1 伸縮性発現工程、S2 弛緩搬送工程、S3 再伸長工程、
S4 切断工程、S5 接合工程、
G1 隙間
C21 回転軸、C25 回転軸、C31 回転軸、C33 所定軸、
C37a 回転軸、C37b 回転軸、C39 回転軸、C41 軸、
P38 設置位置、P41 近傍位置、P51 設置位置、
Pin 受け取り位置、Pout 引き渡し位置、
Tr43 周回軌道、
Claims (8)
- 連続方向に伸長されることより前記連続方向の伸縮性が発現する第1連続シートから、伸縮性の単票状シートを切断して生成し、該単票状シートを、第2連続シート上に重ねて接合することにより、連続シートの複合体を製造する方法であって、
互いの外周面を対向させつつ回転する上流側ロール及び下流側ロールに、前記第1連続シートの連続方向に沿って前記第1連続シートをS字状に掛け回しながら、前記上流側ロールと前記下流側ロールとの間で周速値に差をつけることにより、所定倍率で前記第1連続シートを前記連続方向に伸長して前記第1連続シートに伸縮性を発現させることと、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを伸長状態で切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成することと、
生成された前記伸長状態の前記単票状シートを、前記第2連続シートに接合することと、を有し、
前記第1連続シートに伸縮性を発現させることと、前記単票状シートを生成することとの間には、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを、前記下流側ロールの周速値よりも小さい第1速度値で回転する第1回転部材に当接保持させることにより、前記第1連続シートの伸長を緩和しながら、前記下流側ロールと前記第1回転部材との間を搬送することと、
前記第1回転部材の前記第1速度値よりも大きく前記下流側ロールの前記周速値よりも小さい第2速度値で回転する第2回転部材に、前記第1連続シートを当接保持させることにより、前記所定倍率での伸長状態よりも小さい伸長状態にまで前記第1連続シートを再伸長することと、を有し、
前記単票状シートを生成することにおいては、再伸長状態の前記第1連続シートを切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。 - 請求項1に記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記第2回転部材は、前記第1回転部材の前記第1速度値よりも大きく前記下流側ロールの周速値よりも小さい前記第2速度値で前記連続方向に沿って移動する保持部材を有し、
前記再伸長することにおいては、前記第1回転部材から搬送される前記第1連続シートを前記保持部材に吸着保持させながら前記保持部材が前記第2速度値で移動することにより、前記第1連続シートを再伸長し、
前記単票状シートを生成することにおいては、再伸長状態で前記保持部材に吸着保持された前記第1連続シートを、前記保持部材上において前記再伸長状態を維持しながら切断することにより、前記単票状シートを生成し、
前記第2連続シートに接合することにおいては、前記保持部材によって前記再伸長状態に保持されつつ前記保持部材と一体となって移動する前記単票状シートを、前記保持部材の移動方向に沿って搬送される前記第2連続シートに接合することにより、前記保持部材から前記第2連続シートに前記再伸長状態の前記単票状シートを引き渡すことを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記第1回転部材と前記第2回転部材との間には、少なくとも一つのローラーが配置されており、前記ローラーの外周面には、前記第1連続シートが所定の巻き付き角度で巻き付けられていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記第1連続シートのうちで前記上流側ロールの外周面に巻き付いている部分を、前記外周面に押し付ける押し付けローラーが前記外周面に対向して設けられていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記上流側ロールと前記下流側ロールの間の隙間の大きさが、前記第1連続シートの厚さよりも大きく10mm以下になるように、前記上流側ロールと前記下流側ロールとは近接配置されていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記第1回転部材は、回転する一対のローラーと、前記一対のローラーに掛け回されて外周面に前記第1連続シートを吸着保持する無端ベルトと、を有し、
前記一対のローラーのうちの下流側のローラーは、前記上流側ロール及び前記下流側ロールよりも小径であることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記下流側ロールと前記第1回転部材との間を搬送することにおいては、前記下流側ロールと前記第1回転部材との間に設けられたガイド装置によって、前記連続方向と交差する方向に関する前記第1連続シートの走行位置のずれが抑制されることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。 - 連続方向に伸長されることより前記連続方向の伸縮性が発現する第1連続シートから、伸縮性の単票状シートを切断して生成し、該単票状シートを、第2連続シート上に重ねて接合することにより、連続シートの複合体を製造する装置であって、
互いの外周面を対向させつつ回転する上流側ロール及び下流側ロールに、前記第1連続シートの連続方向に沿って前記第1連続シートをS字状に掛け回しながら、前記上流側ロールと前記下流側ロールとの間で周速値に差をつけることにより、所定倍率で前記第1連続シートを前記連続方向に伸長して前記第1連続シートに伸縮性を発現させる伸縮性発現装置と、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを伸長状態で切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成する切断装置と、
生成された前記伸長状態の前記単票状シートを、前記第2連続シートに接合する接合装置と、を有し、
伸縮性が発現した前記第1連続シートを、前記下流側ロールの周速値よりも小さい第1速度値で回転する第1回転部材に当接保持させることにより、前記第1連続シートの伸長を緩和しながら、前記下流側ロールと前記第1回転部材との間を搬送し、
前記第1回転部材の前記第1速度値よりも大きく前記下流側ロールの前記周速値よりも小さい第2速度値で回転する第2回転部材に、前記第1連続シートを当接保持させることにより、前記所定倍率での伸長状態よりも小さい伸長状態にまで前記第1連続シートを再伸長し、
前記切断装置は、再伸長状態の前記第1連続シートを切断して、伸長状態の前記単票状シートを生成することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造装置。
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