JPH0464411B2 - - Google Patents

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JPH0464411B2
JPH0464411B2 JP60080199A JP8019985A JPH0464411B2 JP H0464411 B2 JPH0464411 B2 JP H0464411B2 JP 60080199 A JP60080199 A JP 60080199A JP 8019985 A JP8019985 A JP 8019985A JP H0464411 B2 JPH0464411 B2 JP H0464411B2
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JP
Japan
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output
photo sensor
angular velocity
optical coupler
optical fiber
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JP60080199A
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JPS61240116A (ja
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Tatsuro Horie
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は角速度検出方法に係り、特にループ状
の光フアイバを伝搬する光の位相変動を利用した
角速度検出方法に関するものである。
〔発明の背景〕
ループ状の光フアイバの両端から投入した逆向
きの光の位相差を検出して角速度を検出する方法
の一例は第5図に示すような装置によつて行われ
る。即ち、ループ状に巻回した光フアイバ1の両
端を光結合器2A,2Bを介してビーム発生器3
に対向させ、前記光結合器2A,2B間に偏光子
4を介在させると共に、光結合器2Aと光フアイ
バ1との間に一方側にデポラライザ5を、他方側
に位相変調器6を介在している。また、前記光結
合器2Bから分岐させてフオトセンサ7を接続
し、ロツクインアツプ8を介して出力E0を得る
ようにし、かつ発振器9を前記位相変調器6及び
ロツクインアンプ8に接続している(1981年第1
インターナシヨナル株式会社発行“光フアイバセ
ンサ技術資料”)。
上記構成の装置において、フオトセンサ7の干
渉光の成分は、該フオトセンサ7の出力をE0
するとき、 E0=KJ1(η)sinΔθ であらわされる。ここではKは定数、J1は第1種
ベツセル関数の一次項である。
また、η=2msin2π0Tであらわされる。した
がつて、ηを最大にすると、sinΔθの係数が最大
となるために、η≒1.8とすることが良いと云う
ことがベツセル関数表から求められる。ここで0
は変調周波数、Tは光フアイバの中の光の伝搬時
間、、mは変調指数である。
そして、η≒1.8を得るために通常は変調指数
mを操作する。しかしなががら、変調指数mは
位相変調器6に加える電圧値や、位相変調器6と
光回路との結合係数の変動、位相変調器6自身の
ドリフトがあり、また変調周波数0の安定性や光
フアイバ1内の温度変化による光の伝搬時間Tの
変化などによりΔθ=0、即ち、逆向きに投入し
た光の位相差がない場合のみ出力E0が安定する。
そして、Δθ≠0の場合はηの不安定性のために
アナログ値として読出す出力E0の値の安定性が
よくない。このため、Δθが零近傍での感度の高
い位相差検出方法であるにもかかわらず、スケー
ルフアクタの安定性がよくないために、零回転セ
ンサとなつている。また、第6図に示すように
Δθが90度近傍では出力E0の変化が緩慢であり、
このため広い範囲にΔθを検出することは困難で
ある。
以上のように従来の角速度検出方法では不安定
要素が存在し、高精度の角速度検出は期待できな
かつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記の点に対処したもので、その目的
とするところは高精度を保持できる角速度検出方
法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は光の位相に外部より変調を加えること
により高次モードの出力が生ずることに注目し、
その成分からsinΔθ成分とcosΔθ成分を取出して
それらの情報を常に高い感度を有する範囲で使用
することを可能とし、またsinΔθ成分とcosΔθ成
分を相互に除することによりηの不安定性が検
出々力に影響しないようにしたのである。
〔発明の実施例〕
以下本発明による一実施例を第1図に沿つて説
明する。第1図中ループ状に巻回した光フアイバ
1、光結合器2A,2B、ビーム発生器3、偏光
子4、デポライザ5、位相変調器6、フオトセン
サ7の関係は第5図と同じである。本発明の実施
例は上記構成において、発振器9及び分周器10
の出力を増巾器11を介して位相変調器6に加
え、またフオトセンサ7の出力を増巾・同期検波
回路12A,12Bを介してコンピユータ13に
導入しており、かつ前記発振器9及び分周器の信
号を夫々増巾・同期検波回路12A,12Bに導
入している。
上記構成において、ビーム発生器3より発生し
たビームは、光結合器2Bにより2分され、利用
すべき光のみを偏光子4を介して光結合器2Aに
導入し、この光をここから光フアイバ1の両端に
投入して右廻光CWと左廻光CCWを作る。この
状態においてループ状の光フアイバ1が回動する
と、右廻光CWと左廻光CCWとの間に位相差Δθ
が生じる。位相差Δθを有する両光CW,CCWは
位相変調器6で変調周波数0の位相変調を受け、
光結合器2A、偏光子4、光結合器2Bを逆行し
てフオトセンサ7に入る。
このときの位相差Δθと、変調周波数0と、フ
オトセンサ7の出力PPDとの関係は、右廻光CW
の電磁界をeCW、左廻光CCWの電磁界をeCCWとす
ると、 eCW=K1sin(ωt+Δθ/2) …(6−1) eCCW=K1sin(ωt−Δθ/2)…(6−2) となる。上式からの±Δθ/2はループ状の光フア
イバ1を伝搬する光がザグナツク効果でΔθだけ
の相対位相差を発生したことを意味する。
次に、位相変調器6で位相Δθを動かす状況は、 eCW=K1sin〔ωt+Δθ/2 +msin(pt+π/2)〕 …(6−3) eCCW=K1sin〔ωt−Δθ/2 +msin(pt−π/2)〕 …(6−4) であらわすことができる。ここでpt=2π0t、π/2
は固定位相で右廻光CWを左廻光CCWに変調周
波数に対してπだけ位相差をつけたものである。
電磁界eCW,eCCWは共にフオトセンサに導入さ
れ、このときフオトセンサ7への入力光パワー
PPDは、 PPD=(ε0/h)2×(eCW+eCCW2…(6−5) であらわされる。ここでεは量子効率、eは電子
の電芯、hはプランク定数、は光の周波数、ω
=2πである。
いま、(εe/h)2×K2=K0として上記(6−
5)式を解けば、 PPD=K0〔1+J0(2msinπ0T)cosΔθ−2J1
(2msinπ0T) sinΔθsin2π0+2J2(2msinπ0T)cos
Δθsin4π0 −2J3(2msinπ0T)sinΔθsin6π0+2J
4 (2msinπ0T)cosΔθsin8π0−2J5(…
+… 〕…(6−6) となる。なお J0=(c/2n)=(1/2n)(1/T) …(6−7) の関係があり、cは光速、nは光フアイバの平均
屈折率、は光フアイバの全長である。第1図に
示すようにフオトセンサの出力PPDを変調周波数
0で同期検波すれば、その直流出力P(0)は、 P(0)∝K1J1(2msinπ0T) sinΔθ …(6−8) となり、変調周波数20で同期検波すれば、その
直流出力P(20)は、 P(20)∝K1J2(2msinπ0T) cosΔθ …(6−9) となる。
ところで第2図はベツセル関数J3項まで示した
グラフであり、いま2msinπ0T=2.6とすると、
その値はJ1項、J2項とも0.5となり、フオトセン
サ7の利用可能出力は P(0)0.5K1sinΔθ P(20)0.5K1cosΔθ となる。即ち、第3図に示すような出力P(0),
P(20)が得られるので、従来においてΔθが90
度近傍で著るしい感度低下をまねいていたが、本
実施例ではΔθが45度近傍でP(0)からP(20
へと扱う信号を切換えれば、Δθに対してフオト
センサ7の出力変化の大きい部分を常に使用する
ことができる。このため、高い精度を常に保持し
ながらΔθを広い範囲で検出することができる。
上記説明中便宜上2msinπ0Tの値を2.6とした
が、この値はJ1項、J2項が零にならない任意の値
とすればよい。
第4図は本発明による別の実施例を示すもの
で、第1図と変るところは、フオトセンサ7の出
力成分から直流増幅器14を介してJ0(x)=0とな
る成分を取出し、これを増巾器11にフイードバ
ツクさせるようにした点である。第2図に示すよ
うにベツセル関数の零項は、 J0(2.4)=0 であるので、前記(6−6)式において、 J0(2msinπ0T)=0 となるように変調指数mを増巾器11にフイー
ドバツクする制御を行なえば、 J0(2msinπ0T)cosΔθ=0 となり、感度の高い値での制御が可能である。こ
の結果、 J1(2msinπ0T)と J2(2msinπ0T) との値が固定されるため、このような制御を用い
るとき P(0)/P(20)=K2tanΔθ を求めることができ、nπ−π/2(n=1,2,3
…)の値、即ちπ/2,3π/2,…の特異点の処理に
よりΔθを求めることが可能となる。勿論第3図
において説明したsin,cosの切換方式を行つても
何等問題となることはないい。尚、第4図中増
巾・同期検出回路12A,12Bからの出力信号
中Ka,Kbは夫々にKa∝J1(2.4)Kb∝J2(2.4)で
あ らわされる。
さらに、第4図に示すコンピユータ13は
sinΔθ,cosΔθの直線性の補正、(sinΔθ)/
(coSΔθ)の演算、sinΔθとcosΔθの切換などを行
う制御を行う一方、角速度への変換や角速度発生
の方向を演算するのに用いられる。これは Δθ=(4πR)/(λc)×Ω より求められるからである。ここでRは光フアイ
バのループの半径、λは光の波長、Ωは光フアイ
バのループの回転角速度である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、低角速度検出に適する装
置は検出角速度レンジが狭く、逆に検出角速度レ
ンジが広い装置は低角速度の検出が困難であり、
また光源の光パワーのドリフトに対しても計測ス
ケールの変動が大きく、高精度の角速度の検出が
行えなかつたが、本発明は角速度分解能力と角速
度の検出範囲を高精度を保持しながら両立させる
こてができ、かつ光源の光パワーの変動補正も可
能となるので、高精度な角速度検出を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による角速度検出方法を実施す
る装置の一例を示すブロツク図、第2図は1種ベ
ツセル関数を示すグラフ、第3図は第1図に示す
フオトセンサの出力線図、第4図は本発明を実施
する装置の他の例を示すブロツク図、第5図は従
来による角速度検出方法を行う装置を示すブロツ
ク図、第6図は第5図に示すフオトセンサの出力
線図である。 1…ループ状の光フアイバ、2A,2B…光結
合器、3…ビーム発生器、6…位相変調器、7…
フオトセンサ、9…発振器、11…増巾器、12
A,12B…増巾・同期検波回路、13…コンピ
ユータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビームを発生する光発生器、該光発生器から
    のビームを2分する第1の光結合器、該第1の光
    結合器で分離された一方のビームを導入され、こ
    のビームを2分する第2の光結合器、ループ状に
    巻回されその両端から第2の光結合器で2分され
    たビームをそれぞれ導入される光フアイバ、光フ
    アイバの一端と第2の光結合器の一端間に設けら
    れた位相変調器、前記第1の光結合器で2分され
    た他方のビームを検出するフオトセンサとから構
    成され、フオトセンサの光の位相に応じて角速度
    を検出する位相変調式角速度検出装置において、 発信器、該発信器出力の分周器、該分周器出力
    を前記位相変調器に印加する増幅器、前記フオト
    センサ出力を前記発信器出力で同期検波し、余弦
    成分を導出する第1の同期検波回路、前記フオト
    センサ出力を前記分周器出力で同期検波し、正接
    成分を導出する第2の同期検波回路、第1と第2
    の同期検波回路出力を切替使用する演算回路とか
    ら構成されることを特徴とする位相変調式角速度
    検出装置。
JP60080199A 1985-04-17 1985-04-17 位相変調式角速度検出装置 Granted JPS61240116A (ja)

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JP60080199A JPS61240116A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 位相変調式角速度検出装置

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JPS61240116A JPS61240116A (ja) 1986-10-25
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US4776700A (en) * 1987-09-30 1988-10-11 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Switched state fiber optic gyroscope
JPH02189412A (ja) * 1989-01-18 1990-07-25 Hitachi Ltd 光フアイバジヤイロ
JPH0812077B2 (ja) * 1991-07-05 1996-02-07 松下電器産業株式会社 光回転検出装置

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JPS61240116A (ja) 1986-10-25

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