JPS61266912A - 光フアイバジヤイロによる角速度検出方式 - Google Patents

光フアイバジヤイロによる角速度検出方式

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JPS61266912A
JPS61266912A JP60110018A JP11001885A JPS61266912A JP S61266912 A JPS61266912 A JP S61266912A JP 60110018 A JP60110018 A JP 60110018A JP 11001885 A JP11001885 A JP 11001885A JP S61266912 A JPS61266912 A JP S61266912A
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JP
Japan
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optical fiber
angular velocity
gyro
degrees
fiber gyro
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Application number
JP60110018A
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English (en)
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Tatsuro Horie
堀江 竜郎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は光ファイバジャイロによる角速度検出方式に係
り、特に飛行体の姿勢制御や航法システムに利用され検
出レンジが10’〜10’のオーダが要求され、しかも
光出力のアナログ値を検出する光ジヤイロでは、精度を
保持するレンジが103が実用上の限度であり、副尺を
101〜103設けて要求を実現する光ファイバジャイ
ロによる角速度検出方式に関する。
〔発明の背景〕
光ファイバジャイロの様にサグナック効果による光の干
渉の実効パワの測定では必然的にアナログ計測となり、
精度を保持できるレンジは103゜もしくは分解能に換
算するとフルスケールの10−3である。しかしながら
高速飛行体用のジャイロでは1/100〜200度/秒
の角速度分解能が要求されるのが普通であり、更に高性
能を要求するものとしては分解能として0.1 度71
時間(0,1’ /3600秒)もある、これらは角速
度分解能を保持しながら検出レンジを満足することはア
ナログ計測として実現が困難である。−力先ファイバジ
ャイロのサグナック効果による光量の変化は正弦波(又
は余弦波)であるから副尺をサイクリックに何回あてる
かによって精度を保持しながら角速度の広いレンジを検
出する方法も1つの方法であるが、欠点として角速度に
比例する値が2πをこえるともとにもどってしまい、光
ジヤイロの搭載プラットホームが運動中に光ジヤイロの
動作を開始した場合には2πの整数倍だけの角度誤差を
生じる場合がおこる。
〔発明の目的〕
本発明は上記の欠点を除去するもので、光ファイバジャ
イロにおいて精度を保持しながら角速度の検出レンジを
拡大することと同時に、光ファイバジャイロ搭載のプラ
ットホームが運動中に光ファイバジャイロをスタートさ
せる場合にリレキが保持できる角速度検出方式を提供す
るものである。
これは航空機装備のミサイルの如く、航空機が運動中に
ミサイルの電源をONにした場合でも、ジャイロにはミ
サイルの姿勢などを把握することができると云うもので
ある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、光ファイバジャイロにおい
て、精度を保持しながら検出レンジを拡大するために、
少なくとも主尺と副尺より成るジャイロを設ける。そし
て、例えば主尺は角速度がO度/秒から10度/秒の間
にあるのか、又は、10度/秒から20度/秒にあるか
の大雑把な領域を検出し、副尺はO度/秒から10度/
秒の間精密に測定できるものとすると同時に、10度/
秒をこえれば、その出力が零にもどる様に構成する。し
たがって角速度15度/秒を計測する場合は、主尺が1
0度/秒と20度/秒と間にあることが判別され、副尺
の指示が5.01度/秒であれば角速度の値は15.0
1度/秒であることが判るのである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面に沿って説明する。
篤1図に実施例の主要ブロック図を示す、ここに示す副
尺に関連する光ファイバジャイロ及び主尺の光ブアイバ
ジャイロは夫々公知の位相変調方式光ファイバジャイロ
である。各光ファイバジャイロは夫々光フアイバループ
1,2を有する0本実施例の特徴は従来の位相変調方式
では光カブラ3A、3Bでレーザ4からの光のうち50
%の光を捨てていたが、これを主尺光ファイバジャイロ
に利用している。またすでに説明した複数の光ファイバ
ジャイロで構成する要件の最小の2ケの光ファイバジャ
イロで構成するため4こ、副尺の光ファイバジャイロの
出力の正弦波成分と余弦波成分をとり出し、副尺のレン
ジ拡大を訂っている。光位相変調器5A、5Bにより位
相変調された光ファイバジャイロの出力は第1種ベッセ
ル水数で示される高調波成分を含み、変調周波数f0の
基本波を含む奇数次の高調波成分が光フアイバループの
角速度Δθの正弦波変化分であり、偶数次の高調波成分
はΔθの余弦波変化分である。第1図−では基本成分子
0で同期検波することにより、Δθの正弦波変化分、倍
周波2fI、で同期検波することにより、Aθの余弦波
変化分をとり出している。
主尺光ファイバジャイロは、もつとも簡単な応用例とし
ては光回路に位相変調方式を用い、この構成は第1図に
おいて、光カプラ6A、6B、フォトデテクタ7、主尺
光フアイバループ2などからなっている。第2図は光フ
アイバループの回転角速度Δθに対してフォトデテクタ
フの同期検波出力の様子を示し、第3図は、主尺の光フ
アイバループ2と同軸になる副尺の光フアイバループ1
の回転角速度Δθに対して正弦波成分と余弦波成分の変
化を示したものである。
これらの出力を利用して光ファイバジャイロの精度(角
度分解精度)を保持しながら検出レンジを拡大してゆく
方法について第4図において説明する。レンジは最大m
(度/秒)のレンジを必要とするとき一般的に光ファイ
バジャイロの干渉する2種の光の位相差は Δθ=(2πLR/λC)Ω   ・・・ (1)とな
る。ここで、 Δθ:干渉光の位相差 L :光ファイバの長さ R:光フアイバループの半径 λ :光の波長 C:光速 Ω :光フアイバループの回転角速度 である。
一方、光フアイバ内を巡る時計方向の光をe。W。
反時計方向廻りの光をe。a、とし、それらの光の位相
差をΔθとすればそれらを干渉させて光パワーをフォト
デテクタ7で電気信号に変換し同期検波するとその貫流
i。は in =KsinΔθ         ・(2)いい
かえればi。ac cosΔθとなる。
また、位相変調方式の光ファイバジャイロにおいては、
フォトデテクタ8の出力は正弦波成分電流11余弦波成
分電流i、について 11″sinΔθ i=6cCogΔθ 一方フオドデテクタ7.8に入射する光パワーは種々の
制限より最大で3〜4μWである。
したがってフォトデテクタ7.8の出力電流iは i冨ε eP、/h ν ε:量子効率 e:電子の電荷 P、:光パワー hニブランク定数 シ:光の周波数 である、実機においては出力電源iの最大値は1〜2μ
Aにしかすぎない。実際上はi、とじて1μA、i工e
 12 としては最大0.6〜0.7μAである。
したがって単一の光ファイバジャイロで104〜10m
のレンジをカバーするために説明を容易にするため仮定
として、電流の差を弁別可能な値は10にて1/104
〜l/10@(μA)、即ち100PA(ピコアンペア
)又はIPAとする必要があり、これらを安定に区別す
る装置は実験室以外での使用は困難である。
本発明は上記の困難性を解決するため、(1)式に示さ
れる値より、光フアイバループの半径を同一としたとき
、ファイバ長りの値を調節することにより、光フアイバ
ループの回転角速度Ωに対するΔθの変化をかえること
ができるので、第2〜4図に示す様に光フアイバループ
の回転角速度Ωに対して、フォトデテクタ7.8の出力
を第4図の様になる。即ち、 (イ)主尺の指示がレンジAにあることを検知した場合
は、副尺の光ファイバのレンジの使用範囲は正弦波出力
と余弦波出力のそれぞれの絶対値が小となる曲線の値を
使用する特長をもたせるため、(絶対値が等して場合は
どちらの値を用いてもよい)正弦波出力のデータを読み
とれば現在の光フアイバループの回転速度Ωは一10度
/秒から+10度/秒の間にあることが判り、副尺の値
α度/秒が現在の角速度である。
(ロ)一方、主尺のレンジがCであることを検・出した
場合に副尺の値が同じくα度/秒を示したときは、副尺
の指示が同じα度/秒であっても、その角速度の値は、
(30プラスα)度/秒を知ることができる。この方法
はΩが負の値(回転方向が逆)でも成立する。
〔発明の効果〕
従来の航空機、船舶、ミサイルなどのジャイロは搭載機
を静止させておいて、ジャイロのセットを行なっている
。その時間は数分より数時間におよぶものである。本方
式によれば運動中に光ファイバジャイロをスタートさせ
ても、静止情態がらの角速度零を基準とする角速度が得
られるので、特に軍事利用として速溶性に大きな特長を
有する。
この様な特長は従来のメカニカルジャイロでは達成でき
ない。また本方式では先に出願した検出装置の副尺のみ
の光ファイバジャイロと切換回数を計測してレンジの拡
大を計る方式より応答速度は切替演算を省くことができ
る。このため数ミリ秒の時間短縮が可能であり、このた
め小形ミサイル等で要求される10ミリ秒以下の角速度
情報の送出に十分の余裕をもって対応できる。
このことは従来のメカニカルジャイロのセットが必要と
するジャイロスタート時の静止条件を必要としないため
、ジャイロの応用システムの運用方式を改革するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光ファイバジャイロのブロック図
、第2図は主尺の被検出角速度とフォトダイオードの同
期検波出力の関係を示す特性図、第3図は副尺のフォト
デテクタの基本変調周波数f0と倍周波2f、とで同期
検波した出力の変化ン示す特性図、第4図は主尺のレン
ジ検出と副尺の精密計測の関係を示す特性図である。 1・・・副尺光フアイバループ、2・・・主尺光フアイ
バループ、3A、3B、6A、6B・・・光カプラ、4
・・・レーザ、5A、5B・・・光位相変調器、7,8
・・・フォトデテクタ、9〜11・・・同期検波器、1
2・・・比較器、13・・・基準値、14・・・発振増
巾回路、R・・・レンジ出力。           
     /−代理人 弁理士 小川勝男 1.1 −−一/ 茅2日 #3囚 ′p4!展

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、サグナック効果を利用する光ファイバージャイロに
    おいて複数の検出レンジの異なつたジャイロを含み、そ
    のうちの少なくとも1ケの光ファイバジャイロは最大角
    速度検出レンジm度/秒を検出し、その角速度弁別能力
    はn度/秒で、他方残りの少なくとも1ケの光ファイバ
    ジャイロは検出角速度は(m/n)度/秒もしくはそれ
    以上の最大角度検出能力を有し、かつ所要の角度精測能
    力を有し、これにより角速度を広い範囲にわたり精度を
    保持しながら測定するようにしたことを特徴とする光フ
    ァイバジャイロによる角速度検出方式。
JP60110018A 1985-05-22 1985-05-22 光フアイバジヤイロによる角速度検出方式 Pending JPS61266912A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346817U (ja) * 1989-09-12 1991-04-30
CN102607547A (zh) * 2012-02-17 2012-07-25 北京大学 光纤陀螺仪的数字域平衡探测方法及装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346817U (ja) * 1989-09-12 1991-04-30
CN102607547A (zh) * 2012-02-17 2012-07-25 北京大学 光纤陀螺仪的数字域平衡探测方法及装置
CN102607547B (zh) * 2012-02-17 2014-07-09 北京大学 光纤陀螺仪的数字域平衡探测方法及装置

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