JPH0463582B2 - - Google Patents

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JPH0463582B2
JPH0463582B2 JP57196920A JP19692082A JPH0463582B2 JP H0463582 B2 JPH0463582 B2 JP H0463582B2 JP 57196920 A JP57196920 A JP 57196920A JP 19692082 A JP19692082 A JP 19692082A JP H0463582 B2 JPH0463582 B2 JP H0463582B2
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Tadashi Yoshida
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Canon Inc
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Publication of JPH0463582B2 publication Critical patent/JPH0463582B2/ja
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、原稿走査に従つた第1画像の記録と
ワードプロセツサ、オフイスコンピユータ、フア
クシミリ等の外部機器から入力した画像情報に基
づく第2画像の記録とを行う像形成装置に関し、
特に、上記第1及び第2画像を合成して記録する
ことが可能な像形成装置に関する。 原稿画像の複写機能と外部機器からの情報を記
録する機能を兼ね備えた像形成装置では、原稿画
像をマルチコピーする際には、当該装置において
記録回数を設定でき、かつ外部機器からの情報に
基づく記録の際には外部機器から記録回数を設定
できれば便利である しかしながら、上記第1及び第2画像を同一の
記録媒体に合成して記録すること(以下、合成記
録という)が可能な装置で合成記録を行う場合に
は、上述した2つの設定記録回数は一致するとは
限らないので、不都合を生じる。そこで記録回数
を決定するために、いずれか一方の設定を有効と
し、他方を無効とする方法が考えられる。しかし
ながら例えば外部機器からの設定を有効とした場
合には、操作者が当該像形成装置の操作により所
望の記録回数を設定しても期待通りの枚数の記録
結果が得られないという不都合を生じる。 本発明は以上の点に鑑みてなされたものであ
り、原稿画像と外部機器からの情報との合成記録
に際し、当該像形成装置及び外部機器のいずれか
らでも記録回数の設定が可能であり、いずれから
設定した場合でも確実に所望の枚数の記録が達成
出来る像形成装置を提供するものである。 本発明を適用した実施例装置の構成を第1図に
示す。 本実施例装置には原稿画像からの光像による潜
像形成用としてスクリーンドラム(以下SDと呼
ぶ)2−2が、またデイジタル画像形成用とし
て、多数のピン電極を一列に並べたマルチスタイ
ラス2−3が設けてあり、これらによつて誘電層
を有する絶縁ドラム(以下IDと呼ぶ)2−1上
に潜像形成する様になつている。 SD2−2は露光された原稿画像を静電潜像と
して記憶しておくためのドラムであり、ID2−
1はSD2−2から転写された静電潜像及びマル
チスタイラス2−3により形成される静電潜像を
可視像にして転写紙に転写させるためのドラムで
ある。以下の説明において、SD2−2の表面上
に形成される静電潜像を一次潜像、ID2−1上
にSD2−2から転写された静電潜像を二次潜像
と呼ぶことにする。 スクリーンドラム(SD)2−2の構造を第2
−1図、第2−2図及び第2−3図に示す。第2
−1図はSD2−2の斜視図、第2−2図はスク
リーン3−1の部分拡大図、第2−3図はスクリ
ーン3−1の断面図である。 スクリーン3−1は導電性の網3−4に光導電
物質CdS3−5を吹き付け、その上から絶縁物質
3−6をスプレーしたシート状感光板(スクリー
ン)である。このスクリーン3−1をドラムフレ
ーム3−2で円筒状に固定し、更にスクリーン3
−1の継目をテープ3−3でシールした構造とな
つている。SD表面には第3−2図の如く多数の
小さな穴があいており、その断面は第2−3図の
如く網の線一本一本に沿つて三層機構となつてい
る。 絶縁ドラム(ID)2−1の構造はスクリーン
ドラムの2倍の外径をもち、アルミシリンダ2−
1−1の表面に誘電物質2−1−2を一様に塗布
したもので感光層を含まない二層構成となつてい
る。SD2−2とID2−1の外径比は1:2とな
つておりSD2−2が1回転するとID2−1は1/
2回転を行う。 以下本実施例装置の像形成プロセスを詳細に説
明する。 まずSD2−2を回転し、A帯電器2−4、B
帯電器2−6、及び一次露光ランプ2−5によ
り、プラス電荷をSD2−2の表面に均一に帯電
させる。 第3図に均一帯電のプロセスを示す。本装置の
場合、SD2−2と帯電器との間に+8.5KVの電
圧を印加しコロナ放電を行うことにより、プラス
電荷をSD2−2の表面上に均一に帯電させる。
ここにおいて、SD2−2の表面電位を確実にと
るためA帯電器2−4で一度プラス帯電を行なつ
た上に露光ランプ2−5により光照射して、マイ
ナス電荷の注入効率を上げ、さらにもう一度B帯
電器2−6によりプラス帯電を行う。 この行程で得られるSD2−2の表面電位は約
+200V〜+300Vとなる。SD2−2が矢印の方
向に回転し、C帯電器2−7に致ると、C帯電器
2−7によりマイナス除電と同時に原稿からの反
射光による画像露光が行われる。尚、2−8はス
リツトである。 画像露光は原稿台2−19に置かれた原稿を図
示矢印F方向に所定速度で移動する原稿露光ラン
プ2−20で露光し、その反射光像を露光ランプ
2−20と一体に移動する第1ミラー2−21及
び第1ミラー2−21の1/2の速度で移動する第
2ミラー2−22で受け、レンズ2−23により
更に第3ミラーをへてスリツト2−8を通しSD
2−2へ結像する。このときのC帯電器2−7の
マイナス除電及び画像露光のプロセスを第4図に
示す。C帯電器2−7に−5.0〜−9.0KVを印加
することによりマイナス放電を行い、同時に原稿
の反射光(光像)をSD2−2表面に照射する。 このとき明部すなわち原稿の白い部分ではCdS
層3−5の抵抗値がさがり捕獲されていたマイナ
ス電荷は動き易くなる。さらにマイナスコロナの
印加によりSD2−2表面のプラス電荷は消滅す
るのでCdS層3−5のマイナス電荷は束縛をとか
れて導電基板3−4へ逃げてしまう。 一方、暗部すなわち原稿の像に相当する部分で
はCdS層3−5の抵抗値が高いためCdS層3−5
内のマイナス電荷は動きにくくそのまま残る。し
かしマイナスコロナの印加により、絶縁層3−6
上のプラス電荷は多少除電されるが除電された分
だけ導電基板3−4へ誘起されて電気的平衡を保
つ。 この段階では明,暗部ともにSD2−2の表面
電位はゼロで電位コントラストはない。つまり暗
部では電荷が存在しながら電位は現れない。 次にSD2−2が更に回転し、全面露光ランプ
2−9により、静電一次潜像を作る。このときの
表面電荷状態を第5図に示す。 SD2−2表面を一様にランプ2−9で照射す
ると、明部では絶縁層3−6上、CdS層3−5内
ともに電荷は除電されているので変化はない。 しかし、暗部ではCdS層3−5の抵抗値がさが
り、絶縁層上のプラス電荷に束縛されていないマ
イナス電荷は動き易くなり、導電基板3−4中の
プラス電荷と結びつき中和してしまう。しかし、
依然として絶縁層3−6上にはプラス電荷が残つ
ているため、これが外部へSD2−2の表面電位
として現われる。すなわち、これが静電一次潜像
である。 以上の工程でSD2−2上に原稿画像に対応し
た静電一次潜像が形成される。以上の工程は低速
で1回のみ画像露光を行い、1イメージの静像が
SD2−2上に形成される。 次にSD2−2が更に回転、D帯電器2−10
に致るとD帯電器2−10のマイナス放電による
イオン流により、第6図で示す様にSD2−2上
の一次潜像を2mm隔てたID2−1に高速で転写
する。 一方ID2−1はSD2−2の回転に合わせて回
転しG帯電器2−11によりその表面電荷を均一
にプラスに帯電されており、この状態で前述の如
く、D帯電器2−10によりSD2−2表面上の
一次潜像が潜像転写されID2−1上に二次潜像
が形成される。 第6図の潜像転写のプロセスを更に説明する。 SD2−2自体に3.0KVのバイアス電圧を印
加し、さらにSD2−2内側よりマイナスコロナ
を照射して、SD表面に形成された一次潜像を2
mm隔てた絶縁ドラム2−1表面へ転写する。つま
りメツシユ状になつたSD2−2を介してID2−
1上にマイナス帯電させて二次潜像を形成する。 SD2−2表面でプラス電荷がのつた部分(暗
部)では第7図の細線で示すような電界(マイナ
スイオンが加速される方向)が加わるためD帯電
器2−10からのマイナスイオンはこの電界に引
かれてメツシユの穴をくぐりぬけ、ID2−1表
面へ到達する。この結果、像のある部分ではID
2−1の表面のプラス電荷が放電する。 一方、SD2−2表面でプラス電荷がない部分
(明部)では電界が暗部よりも弱く、マイナスイ
オンはメツシユの穴を通過する量よりもメツシユ
の導電基板3−4へ吸収される量が多い。このた
めID表面はほとんどコロナ放電による影響を受
けない。 (実際には、SD2−2表面の明部にはマイナ
ス電荷がのつているためD帯電器2−10からの
電界とは逆方向にかかり、コロナ放電によるマイ
ナスイオンは増々メツシユの穴を通過できなくな
る。) 尚、このID2−1への潜像転写は、1回の原
稿照射によつてSD2−2上に形成された1次潜
像から、複数回SD2−2上の電荷量が所定値以
下に減衰するまで行なうことが出来る。従つて、
1回の原稿露光により複数枚のコピーを得ること
ができる。 以上の工程から、光像照射による潜像(2次静
電潜像)がID2−1上に形成される。光像照射
による画像のみを普通紙にコピーする場合は、
ID2−1上に形成された2次静電潜像を現像部
2−13により正極性のトナーを用いて可視像と
する。 このように可視像化されたトナー像を転写帯電
器2−14により給紙台2−15から所定タイミ
ングで送られてきた普通紙2−16に転写する。
これを定着器2−17により熱又は圧力定着し、
普通紙に光像照射による原稿のコピーを形成す
る。トナー像転写後、ID2−1の表面上に残つ
たトナーはクリーニング部2−18により除去さ
れる。 第1図において、マルチスタイラス2−3が
SD2−2からの潜像転写部と現像部2−13の
間に設けられている。光像照射による2次潜像と
マルチスタイラス2−3によるデイジタル画像を
合成して画像記録する場合には、以下の工程が
SD2−2からID2−1への潜像転写後に行われ
る。前述の様にG帯電器2−11によりID2−
1表面を均一にプラスに帯電し、SD2−2中の
D帯電器2−10により、SD2−2上の一次潜
像をID2−1上に潜像転写をした段階において
はID2−1上の暗部すなわち原稿の黒い部分に
対応するプラス電荷が放電され、明部(原稿の白
部分)のプラス電荷がID2−1上に残る。 次にID2−1の2次潜像がマルチスタイラス
2−3の直下に到達した時点でスタイラスドライ
バ2−12からマルチスタイラス2−3に負の駆
動パルスVpを印加するとマルチスタイラス2−
3とID2−1との間で放電が生じる。つまり、
原稿の明部すなわちプラス電荷がある部分の電荷
が放電する。したがつて原稿の明部にマルチスタ
イラス2−3の駆動に応じたデイジタル画像が合
成される。 以上の工程で原稿照射による像とマルチスタイ
ラスによる像が合成されるが、SD2−2からID
2−1への潜像転写の工程を省略すれば帯電器等
の他の条件をなんら変えることなく、独立にマル
チスタイラスによるデイジタル画像のみの潜像を
ID2−1上に形成できる。 従つて、ワードプロセツサ、オフイスコンピユ
ータ、フアクシミリ等の外部機器から送られてく
る情報の記録と、原稿画像走査によるコピー動作
を同一の装置で出来るとともに、外部機器からの
情報を原稿画像に合成(オーバレイ)して記録す
ることもできる。 マルチスタイラス2−3を駆動するための駆動
パルスVpを第7図を参照して説明する。G帯電
器2−11によるID表面2−1の一様帯電電位
をVsとすると、ID2−1上のプラス電荷が残存
している部分とスタイラス駆動電位Vp(負)とに
よりID上の電荷を放電する際に好ましいスタイ
ラス駆動電位Vpは、放電を生ずるのに適正な空
隙電圧Vgを用いた次の式により決定される。 Vg=(Vs−Vp)G/L/ε+G 但し、式中のLおよびεはそれぞれID2−1
の絶縁2−1−2の膜厚および誘電率、Gはスタ
イラス2−3の先端とID2−1との距離である。
この空隙電圧Vgがパツシエンの法則によつて定
まる一定値をこした時に放電を開始し、ID上に
スタイラス2−3による静電潜像が形成される。 本装置では上記の条件を満すように、表面電位
Vs=+400V、スタイラス電位=−150V、ギヤツ
プG=10μmに設定してある。又、スタイラス電
位には非駆動ピン放電を防ぐためバイアスVB
100Vを加える。 以上説明した様に本実施例装置では原稿照射に
よる画像とマルチスタイラスによる画像を本装置
のIDドラムになんら条件を変えることなく合成
或いはおのおの独立に形成できる。 次に第1図に示したマルチスタイラス2−3及
びマルチスタイラスドライバ2−12の構造及び
動作を説明する。 第8図にマルチスタイラスの概略外観図を示
す。 マルチスタイラスの記録部即ち、スタイラスヘ
ツド2−3−1には針電極2−3−2が1/16mm間
隔で一列に並べられてある。針電極は合計4096本
でB4サイズの記録紙の短手方向(256mm)をカバ
ーする様になつている。針電極はポリウレタン被
覆ニツケル線からなり、そのまわりをエポキシ系
樹脂で絶縁モールドしてある。スタイラスヘツド
2−3−1中には高耐圧のトランジスタが針電極
数設けられており、これにより一本毎に針電極を
独立駆動する。尚、2−3−3は針電極の駆動制
御用の制御ラインである。 スタイラスヘツド内部に設けられたドライバの
構成を第9図に示す。第9図の様に、シフトレジ
スタ10−1、ラツチ回路10−2及び高耐圧
MOSFETトランジスタ10−3を数十個集積し
たMOSIC10−4から成りこれが必要な数内蔵
してある。本実施例では32ビツト入りMOSICを
128個スタイラスヘツド中に収納してある。その
動作は以下の様になる。 データ入力端子DiNにシリアルな画素データ
をクロツク端子CK印加されるクロツク信号に
同期して入力し、シフトレジスタ10−1に格納
する。格納後ラツチ端子LSへのラツチ信号に
よりシフトレジスタ内の画素データをラツチし、
このラツチデータでMOSFET10−3をドライ
ブする。MOSFET10−3の出力,……は
抵抗で前述のバイアス電位VB(正)にプルアツプ
されており、又エミツタには前述のスタイラス駆
動電位Vp(負)をかける様になつている。端子
CLはMOSFETをOFFしておくときにアクチ
ブにしておく。 したがつてMOSFET10−3がオンのときに
電位Vpの負のパルスが針電極に加わる。そして
放電が行なわれる。本実施例は第9図に示した
MOSIC10−4を必要な数、そのデータ出力端
子DouTとデータ入力端子DiNとを順次直列
に接続し、全てのマルチスタイラスの駆動を行つ
ている。端子DIN,CK,LS,は制
御ライン2−3−3として第8図に示す様にスタ
イラスヘツド外へ出ており、第2図のマルチスタ
イラスドライバ2−12へ接続している。 マルチスタイラスドライバ2−12の構成例の
ブロツク回路図を第10図に示す。第10図の破
線を境にX側がマルチスタイラスヘツド部、Y側
がマルチスタイラスドライバ部である。 11−1はバツフアメモリ書込み制御部、11
−2はアドレス制御、11−3はバツフアメモリ
読出し制御部、11−4はマルチスタイラスヘツ
ド部に記録データを転送するためのクロツクを発
振するクロツク発振器、11−5は512ビツトの
データを格納可能なバツフアメモリ、11−7は
第9図に示したシフトレジスタラツチ付、高耐圧
MOSICである。 本実施例では針電極4096本を8つのブロツク、
即ち、ブロツク1〜ブロツク8に分割し、それぞ
れのブロツクに接続する針電極は512本である。
またMOSIC11−7は第10図に示した32ビツ
トのMOSICを11−14で示すラインによつて
その出力端子(DOUT)と入力端子(DIN)を
16個直列に接続し、各ブロツクの出力を512ビツ
トとしている。 各ブロツク1〜8にはデータ入力ライン11−
13 1本と、シフトクロツクCKS11−15、
データラツチラインLS11−26、クリアライ
ン11−27がそれぞれパラレルに入力する。 スタイラスドライバ部には外部(たとえば大型
コンピユータ等の出力装置等)からデータ信号
DATAiN11−10、クロツクCKIN11−1
1、水平同期信号HSYNC11−12の各信号が
入力され、一方、外部にはデータエラー時にプリ
ントエラー信号PRERR11−28が出力され
る。 DATAIN11−10による外部からのシリア
ルな画像信号は順次512ビツトのバツフアメモリ
11−5−1〜11−5−8(8個のバツフアメ
モリ)に入力する。クロツクCKIN11−11は
画像信号をバツフアメモリに入力するためのクロ
ツクである。水平同期信号HSYNC11−12
は、1ラインのデータ有効区間を表わす信号であ
り、この出力区間において画像信号がバツフアメ
モリに入力される。 データ信号DATAIN11−10は4096ビツト
の連続したシリアルな画像信号であり、クロツク
CKIN11−11に同期して11−5−1〜11
−5−8の8個のバツフアメモリに次々に入力さ
れる。バツフアメモリ11−5−1に512ビツト
のデータが書込まれると、発振器O.S.C11−4
から出力される読出用クロツクCLK11−21
に同期してバツフアメモリ11−5−1に書込ま
れている画像データをデータライン11−13−
1によりMOSIC11−7−1の入力端子DINに
順次入力する。MOSIC11−7−1には発振器
11−4から出力されるクロツクCLK11−2
1がバツフアメモリ読出し制御部11−3を介
し、シフトクロツク11−15−1として入力さ
れており、このシフトクロツク11−15−1に
同期して画像データがMOSIC中(第9図)のシ
フトレジスタにシフト入力される。 以上の動作を各ブロツク毎に順次行い、1ライ
ンのデータがすべて第9図のシフトレジスタに入
力終了すると、ラツチLS11−26により
MOSIC内のFETトランジスタをオン/オフする
ことにより針電極にデータに対応した電圧が印加
される。 マルチスタイラスドライバ部に入力されるクロ
ツクCKiN11−11は外部から入力され、ま
た、MOSICのシフトレジスタに入力するシフト
クロツクCKS11−15−1は前記クロツク
CKIN11−11とは独立した内部クロツクであ
るから、シフトレジスタへのデータラツチを指示
するラツチ11−26の終了前に外部から新たな
データが入力された場合、すなわち、水平同期信
号HSYNC11−12が出された場合、アドレス
制御部11−2から信号PRERR11−28を外
部に出力してエラーを知らせる。本実施例におい
ては内部クロツクCLK11−21は4MHzであ
り、従つて1ラインの最後のデータがバツフアメ
モリ11−5−8に入力されてから次のラインの
データ入力が開始されるまで1/4MHz×512=
128μS以上の時間経過がないときは前述の信号
PRERR11−28を外部に出力する様になつて
いる。信号PRNTEB11−29は本実施例装置
の制御部(後に述べる)から出力される信号で外
部機器からの1ページ分のデイジタル画像出力を
許可する信号で、信号PRNTEBが出ている区間
以外は各信号DATAIN11−10、CKIN11
−11、HSYNC11−12が外部機器から出力
されていてもデータはマルチスタイラスヘツド部
には送られない。 以下更に詳細にバツフアメモリの入出力動作を
タイミングチヤート第11図を用いて説明する。 先ず水平同期信号HSYNC11−12(第11
図)の立上りでアドレス制御部11−2によ
り、バツフアメモリ書込み制御部11−1が機能
する。また、バツフアメモリ書込み制御部11−
1からライトクロツクWCLK11−17及びラ
イトアドレスADRW11−18−1がマルチプ
レクサ11−6−1を介してバツフアメモリ11
−5−1に印加することにより、入力した画像デ
ータDATAIN11−10がバツフアメモリ11
−5−1に書込まれる。 ライトクロツクWCLK11−17−1は外部
クロツクCKIN11−11(第11図)と同期
して出力されており、更にマルチプレクサ11−
6−1により選択されチツプセレクト11−24
−1(第11図)の信号CSとしてバツフアメ
モリ11−5−1に入力される。 ライトアドレスADRW11−18−1は9ビ
ツトラインで0番地から511番地まで、ライトク
ロツクWCLK11−17−1に同期して更新さ
れ、これにより512ビツトのデータ(第11図
の1〜512)がバツフアメモリ11−5−1に書
込まれる。バツフアメモリ11−5−1には書込
時はチツプセレクト信号CS11−24−1(第
11図)と同期してライトイネーブル信号WE
11−22−1(第11図)が入力される。 この様にして入力データDATAIN(第11図
)の1〜512ビツトがライトイネーブル信号
WE、チツプセレクト信号CSによりブロツク
1のバツフアメモリ11−5−1に書込まれる。 各ブロツクのバツフアメモリへの書込選択はア
ドレス制御部11−2の出力する2ビツトのセレ
クト信号11−16(SL及びOC)によりマルチ
プレクサ11−6をライトモードにすることによ
り行なわれる。アクテイブ信号を“1”アクテイ
ブでない信号を“0”とすると下記の表の様にセ
レクトされる。
【表】 すなわち、ブロツク1のバツフアメモリ11−
5−1にデータを書込む場合はアドレス制御部1
1−2によりマルチプレクサ11−6−1にセレ
クト信号11−16−1を(SL,OC)=(0,
1)として入力する。この信号によりマルチプレ
クサ11−6−1がライトモードとなりライトク
ロツクWCLK11−17−1はチツプセレクト
信号CS11−24−1(第11図)として、
また、ライトアドレスADRW11−18−1は
アドレスADR11−23−1として夫々出力さ
れる。 またブロツク1のバツフアメモリ11−5−1
からデータを読出す場合は、セレクト信号11−
16−1を(SL,OC)=(1,1)とする。この
信号により、マルチプレクサ11−6−1がリー
ドモードとなりリードクロツクRCLK11−19
−1がチツプセレクト信号CS11−24−1
(第11図)へとして、また、リードアドレス
ADRR11−20−1がアドレスADR11−2
3−1へとして夫々出力される。 バツフアメモリのリードライト選択は下記の表
の様に行なわれる。
【表】 したがつて、メモリライトの場合はチツプセレ
クト信号CSに同期してライトイネーブル信号WE
をバツフアメモリ11−5−1に入力する。(第
11図,)メモリリードの場合はチツプセレ
クト信号のみをバツフアメモリ11−5−1に入
力する(第11図)。 以上の様にしてブロツク1のバツフアメモリ1
1−5−1に512ビツトのデータが書込まれると、
アドレス制御部11−2によりセレクト信号
(SL,OC)をブロツク2のマルチプレクサ11
−5−2へ前述の様に入力し、バツフアメモリ1
1−5−2へのライト動作を行う。第11図のラ
イトイネーブル信号WE、チツプセレクト信号
CSがマルチプレクサ11−5−2からブロツ
ク2のバツフアメモリ11−5−2へ入力されデ
ータの513ビツト目から1024ビツトまでがブロツ
ク2に係わるバツフアメモリ11−5−2へ書込
まれる。 一方、ブロツク1のバツフアメモリ11−5−
1のライト動作(第11図,)終了後、アド
レス制御部11−2によりブロツク1のマルチプ
レクサ11−6−1がリードモードに設定され
る。すなわちセレクト信号11−16−1は
(SL,OC)=(1,1)である。バツフアメモリ
読出し制御部11−3はライトクロツクWCLK
11−17−1(第11図)の512ビツト目の
クロツクによりアドレス制御部11−2からリー
ドスタート信号11−26を受け、マルチプレク
サ11−6−1にリードクロツクRCLK11−1
9−1及びリードアドレスADRR11−20−
1を出力する。このときリードクロツクRCLK1
1−19−1がチツプセレクト信号CS11−2
4−1として、また、リードアドレスADRR1
1−20−1がアドレスADR11−23−1と
してマルチプレクサ11−6−1によりバツフア
メモリ11−5−1へ夫々選択出力される。この
ときリードアドレスADRR11−20−1はリ
ードクロツクRCLK11−19−1に同期して0
番地から511番地まで更新し、バツフアメモリ1
1−5−1のデータを読出す。 第11図の,,に示す様に、リードクロ
ツクCSの立上りでメモリ中のデータを読出し、
リードクロツクCSと同期した信号シフトクロツ
クCKSの立下りでMOSIC11−7−1内のシフ
トレジスタに順次データが入力される。 第11図に示す様に書込みが行なわれたバツフ
アメモリから順に読出しが行なわれ、以上説明し
た動作をブロツク1〜ブロツク8まで行うことに
より4096ビツトのデータ(1ライン分)が
MOSIC11−7−1〜11−7−8へ格納され
る。 ブロツク8のデータ512ビツト目(第11図)
がMOSIC11−7−8へ格納されると、ラツチ
LS11−26第11図の信号がMOSIC11−
7に印加されてデータがマルチスタイラス11−
8−1〜11−8−8へ出力される。ラツチから
一定時間クリア11−27(第11図)を
ノツトアクテイブにしておきこの4時間マルチス
タイラスの放電を行なう。 次のラインの水平同期HSYNC11−12はラ
ツチLS11−26の出力後に立上らなければな
らない。ラツチ以前の場合は、バツフアメモリで
のデータの衝突等を防止すべく、前述の様にプリ
ントエラーPRERR11−28を出力する。 尚、内部クロツクCLK11−21を4MHzとす
ると、水平同期信号HSYNC11−12の立下り
から次の水平同期信号HSYNCの立上りまで1/4
MHz×512=128μS以上の時間であれば、外部か
ら任意のクロツク周波数を選択することができ
る。 このように、外部機器側に記録動作のための細
かな制御プログラムやインターフエースを設ける
ことなく画像記録を達成するものである。 本実施例装置のIDドラム(第1図2−1)は
一定回転で回り、その表面にマルチスタイラス2
−3により潜像形成を行うので、外部クロツク周
波数を変えることにより第12図a,bに示す様
な画像を一方向に変倍して記録することができ
る。 すなわち、第12図aの如くの原データでスタ
イラス駆動する場合クロツクスピードを遅くする
と、第12図bの様に副走査方向Sにデータが伸
張してコピーされ、一方クロツクスピードを速く
するとcの様に圧縮してコピーされる。また第1
0図11−10のデータのサンプリング間隔すな
わち記録部へのデータ伝送のサンプリング周波数
を外部から変化することにより、主走査方向Mを
含めた通常の拡大、縮小も可能である。 このように記録画像そのものに細工をすること
なく、クロツク周波数やサンプリング周期を外部
機器からコントロールすることのみで、画像の変
倍記録が行なえる。 第13図は本実施例装置の制御部14−1と装
置駆動部14−2〜14−7、マルチスタイラス
部14−18、及び外部機器14−10との接続
図である。制御部14−1の構成はマイクロプロ
セツサで構成されるCPU14−14を中心とし
て、リードオンリメモリROM14−11、ラン
ダムアクセスメモリRAM14−12、割込コン
トローラ14−13、IOポートコントローラ1
4−16、タイマーコントローラ14−15から
成り、それぞれアドレス/データバス14−17
でCPU14−14と接続されている。アドレ
ス/データバス14−17は16ビツトで上位8
ビツトはメモリアドレスの上位8ビツトまたは
I/O用8ビツトアドレスであり、一方下位8ビ
ツトはCPU14−14の最初のクロツクサイク
ルでは、メモリアドレスの下位8ビツトまたは
I/OアドレスでありCPU14−14の2,3
番目のクロツクサイクルでは双方向の8ビツトデ
ータバスとなる。CPU14−14はインテル社
製8085Aを用いており、詳細はインテル社のマニ
ユアルを参照されたい。 ROM14−11は制御プログラムを格納する
リードオンリーメモリ、RAM14−12はCPU
14−14のワーク用メモリである。タイマーコ
ントローラ14−15からは、10mSのクロツク
がCPU14−14の割込端子RST7.5に入力され
ており、制御プログラムの時間カウントを行う。
割込コントローラ14−13にはSDドラム2−
2、IDドラム2−1の回転角に応じたクロツク
DRMCLKが入力されており、SDドラム2−2
の1回転で360クロツク、IDドラム1回転で720
クロツクが発生する。また割込コントローラ14
−13には大型コンピユータ等の外部のデイジタ
ル画像出力機器からプリントスタート信号
PRNTSTが入力されており、この信号を受けて
画像記録される例えば普通紙を記録部に給紙す
る。 I/Oポートコントローラ14−16は装置の
原稿走査のための光学系駆動部14−2、SDド
ラム/IDドラム駆動部14−3、帯電器用高圧
制御ユニツト14−4、各位置センサ14−5、
給紙、搬送、定着部14−6及び操作/表示部1
4−7へ接続されており、各部の駆動及び検知を
司どる。またI/Oポートコントローラ14−1
6は外部機器14−10とも接続されている。 QUTYは外部機器14−10から所望された
コピー枚数をプリントスタート信号とともに入力
するポートで12ビツトであり、1度に1枚〜4095
枚まで指定できる。外部機器14−10は最初の
プリントスタートのみ必要で以後はPRNTEB信
号に同期して、データを出力するだけで複数コピ
ーが可能である。QUTYはすべてオープンのと
きは0を入力する様になつており、このときは1
枚コピー動作する。信号QUTYを用いた多数枚
プリントを必要としないユーザは毎回プリントス
タート信号を出力すればよい。 BUSYは光像照射による原稿コピー中である
ことを外部機器14−10に知らせる信号である
が、但し光像照射による像と外部機器14−10
からのデイジタル画像との合成時はビジーとなら
ない。 NREADYは装置の異常等を外部機器14−1
0に知せる信号で紙なし、紙詰り、ウエイト中等
で装置作動不能のときアクテイブとなる。 PRNTEBは、外部機器14−10から入力し
たデイジタル画像をプリントする場合プリントス
タートPSNST信号から一定時間後1ページ分の
画像出力を外部機器14−10に許可する信号
で、この期間外部機器14−10はデイジタル画
像をマルチスタイラス部14−18に出力でき
る。また信号PRNTEBは光像照射による像と、
外部機器14−10からのデイジタル画像の合成
時は、第1図で説明したSDドラム2−2からID
ドラム2−1への潜像転写開始後一定時間後に出
力される信号であり、この時間は第1図のD帯電
器2−10潜像転写部分からマルチスタイラス2
−3までのIDドラム2−1の回転角に相当する
時間でクロツクDRMCLKをCPU14−14がカ
ウントすることにより得る。また信号PRNTEB
は第10図示のアドレス制御部12−2に接続し
ている。 信号PRNTEBは前述の様に画像1ページ分の
デイジタルデータをマルチスタイラス2−3に出
力許可する時間であるから、これを第14−1図
の様に応用した画像記録ができる。 例えば外部機器内にあるデータDATが1ペー
ジ分に満たない場合或いは1ページ分のデータの
一部を出力する場合(第14−1図a)は外部機
器からの最初の水平同期信号HSYNCの出力する
時間を所望の座標値とIDドラムの回速スピード
から計算しPRNTEB期間内でコントロールする
ことにより第14−1図bの様に記録紙の自由な
位置に記録部で特別の制御をすることなく外部機
器内のデータDATを記録できる。 また、スクリーンドラムSD2−2による原稿
画像と合成することにより、第14−2図の様に
応用した画像記録もできる。すなわち装置の原稿
台2−19にデータ出力用フオーマツトFOMを
置き、外部機器からのデータDATの出力に際し
て最初の水平同期HSYNCの信号時間をコントロ
ールすることにより第14−2図bの様なフオー
マツトの所定の位置に外部からのデータを合成し
た記録が行なえる。 また第14−3図の様な応用もできる。即ち、
第14−3図aの様に外部機器内にデータ1
DAT1とデータ2DAT2が連続してある場合、
データ1DAT1を出力する最初の水平同期信号
HSYNC1をPRNTEB期間でb図の様に出力し
一定時間水平同期信号HSYNC2を発生せず、ま
たデータも出力せず図の様に一定時間後水平同期
信号HSYNC2とデータ2DAT2を転送すれば
b図の様に自由な位置に複数のデータ群を分けて
出力できる。 このように、外部機器からの画像情報の記録に
際し、記録部からは外部機器に対して出力許可期
間を示す信号を出力し、外部機器はその信号の出
力期間において自由に画像情報の出力を行なうも
のである。従つて、画像のトリミングや合成に際
しても、複雑な制御を必要とせず、外部機器から
の情報出力時間を制御するのみで達成することが
できる。 また、外部機器からの記録枚数を表示するの
で、その記録の経過を容易に認識することができ
る。また、一担記録動作開始したならば、続く記
録動作は記録部独自のタイミングで外部機器を頻
わすことなく実行できる。 第3図のマルチスタイラス部14−18は第1
0図で示した部分であり、前述の如く外部機器1
4−10からDATAIN,CKIN,HSYNCの各
信号が入力されており、エラー時PRERRがマル
チスタイラス部14−18から外部機器14−1
0へ信号が出力される。これらの信号を用いマル
チスタイラス部14−18に外部機器14−10
からデータが転送される。尚、マルチスタイラス
ドライバ14−8からマルチスタイラスヘツド1
4−9へはDATA,CKS,LS,の各信号が出
ており、これらも第10図で説明した信号と同じ
であり、マルチスタイラスヘツド14−9へ画像
データを送るための信号である。 第15図に表示/操作部14−7を示す。aは
表示部、bは操作部でそれぞれ第14図のCPU
14−14により管理されている。 16−1はサービスマンコール表示で、サービ
スマンを呼ばなくてはならないような故障が発生
したときに点灯する。16−2は紙送り点検表示
でコピー用紙が本装置内で詰つたとき点灯する。
16−3は現像剤補給表示で現像器(第11図2
−13)内の現像剤(トナー)が不足してくると
点灯するが記録動作は可能である。16−4は本
装置の給紙部(第1図2−15)内に記録紙がな
い場合に点灯する。16−5はウエイト表示で、
熱定着器を用いた場合、電源スイツチの投入時定
着ローラ(第1図2−17)の表面温度が規定値
以下であると点灯する。以上現像剤補給表示16
−3以外の表示の点灯時は記録動作禁止となる。 16−6は原稿交換可能表示であり、光学系に
よる原稿照射が終ると点灯する。第1図で述べた
様に本装置は原稿照射1回でSDドラム(第1図
2−2)上に潜像を形成し、以後、SD(第1図2
−2)とID(第1図2−1)による潜像転写が、
更なる原稿照射なしに複数回可能な構成なので、
このランプ16−6が点灯すると、連続コピー動
作中であつても原稿カバーをあけ、原稿を交換で
きる。 16−7はコピー設定枚数表示器で3桁999枚
まで表示可能である。以下の様な表示動作され
る。 (a) 所望のコピー枚数を操作部b16−17のテ
ンキー16−9により設定した場合、その指定
のコピー枚数を表示する。 (b) 外部機器14−10からプリントスタート信
号(PRNTST)出力時、信号QUTYにより記
録枚数を指定したとき、外部機器の指定の記録
枚数を表示する。 (c) 外部機器14−10からプリントスタート信
号(PRNTST)出力時、999枚以上の記録枚
数設定が信号QUTYによりあつたとき、まず
999枚の記録動作を行ない、その終了後、残り
が999枚以下となつたならその残りの記録枚数
を表示し、連続的に指定枚数の記録を完了す
る。 このように、所望複写枚数が表示可能数を超
えた時は、所定値を表示してその状態を示すと
ともに、連続して記録動作を可能とするもので
ある。 (d) 原稿画像のみのコピー中に外部機器14−1
0から記録要求の割込みが生じたとき(後述す
る)外部機器14−10から信号QUTYによ
り指定された枚数を表示し、その枚数の記録終
了後、前コピーの設定枚数を表示する。 (e) 外部機器14−10からの情報のプリント
中、これを中断(後述する)して本装置による
原稿コピーを行う時に、中断後テンキーにより
設定されたコピー枚数を表示する。 16−8は、コピーカウント表示器であり、表
示器16−7に表示された設定枚数による記録動
作が開始すると給紙毎にカウント枚数が表示され
設定枚数表示器16−7の数値と一致するまで1
回の記録動作毎に1ずつ加算される。 16−9はテンキー及びクリアキーであり、コ
ピー枚数を設定する時に使用し、クリアキーcを
押すとコピー設定枚数表示器16−7及びコピー
カウント表示器16−8はそれぞれ“001”,
“000”表示となる。またテンキー及びクリアキー
16−9は原稿台2−19に置かれた原稿の一部
のみをコピーする(後述する)時、その領域を設
定する座標の入力にも用いられる。 16−10はコピースタートボタンでコピーを
始める時に押す。 16−11はコピーストツプボタンで、すべて
のコピー動作をストツプする。このボタン16−
11を押すと、押した時点で実行中の1サイクル
のコピー動作が終了した後、装置を停止する。 また、外部機器からの情報を記録している場合
は同様に押した時点での1サイクルの記録動作が
終了後、外部機器の情報出力を許可する第14図
PRNTEB信号は出さない。この場合電源スイツ
チ(図示せず)が切れない場合は5分後に外部機
器からのコピーを再開する。従つて、残りの外部
機器からの情報を確実に記録することができる。 16−12,16−13は、本装置の原稿コピ
ー時原稿の一部にみをコピーする場合に入力され
た領域を示す座標の表示部である。 第16−1図に原稿の一部コピーの例を示す1
7−1は原稿台(第1図2−19)であり、光学
系(第1図2−20,2−21,2−22)の走
査(移動)方向の一辺にmm単位で目盛が0〜364
まで図の様に設けてある。17−2は載置された
原稿である。原稿17−2の斜線部分のみをb図
の様に抽出してコピーする場合、斜線部に相当す
る区間だけ第1図に示したD帯電器2−10を駆
動することによりID2−1への潜像転写を行う。
例として、第16−1図aの斜線部の開始点は原
稿台17−1の目盛で100であり、これをORD1
とする。又、斜線部の終了点は200であり、ORD
1から斜線部終了点までの長さは200−100=100
で、これをORD2とすると第15図bの操作部
の操作は以下の様に行う。 16−14のキーは前述の座標ORD1を入力
するためのものであり、これを押すとキー内部に
あるランプが点灯と同時に表示部16−12が−
−−(アンダーバー)の点滅をする。この状態で
テンキーによる数値入力が可能で、テンキー16
−9により「100」と入力すると表示器16−1
2が100を点滅表示する。次にエンターキー16
−16を押すと、表示器16−12はスタテイク
表示を行ない数値100がORD1としてCPU14−
14に入力され、キーORD1,16−14は消
灯する。尚、座標入力を解除する場合はエンター
キー16−16を押さずにキーORD1、16−
14を再び押すと数値がキヤンセルされると共に
ORD1,16−14は消灯する。同様にORD
2,16−15についても同様に操作し領域を示
す座標ORD1,ORD2を入力する。原稿の載置
領域とSDドラム2−2の領域とは一対一に対応
しており、前記入力された座標情報をSDドラム
2−2の回転角及び回転量に対応させた時間情報
に変換し、この時間情報に従つて、D帯電器2−
10のオン/オフを制御すれば、原稿の指定領域
に対応するSDドラム2−2上の潜像がIDドラム
2−1に転写されることになる。 これを利用することにより第16−2図の様に
応用ができる。aは原稿ORGで、斜線部のみを
前述の様に抽出してコピーする。bは外部機器1
4−10内にあるデータフオーマツトFOMで、
データフオーマツトFOMb中に原稿ORGaの斜線
部のみの画像を合成し、cの様に合成記録するこ
とが容易にできる。 第15図、16−17,16−18,16−1
9は装置の動作モードを選択するスイツチで、い
ずれも内部にランプがあり、選択したものを点灯
する様になつている。 また、これらは1度押すと選択によりスイツチ
内のランプが点灯し、再度押すと非選択でランプ
が消灯する。本実施例装置には次に述べるモード
がある。尚、以下の説明では原稿照射を用いたコ
ピーをアナログコピー、外部機器からのマルチス
タイラス出力によるコピーをデイジタルコピー、
両者合成をオーバレイと以下呼ぶことにする。 (1) 通常モード(Dスイツチ16−17、Aスイ
ツチ16−18、OLスイツチ16−19OLが
いずれも選択されないとき) アナログコピー及びデイジタルコピーが独立に
実行可能である。アナログコピーがスタートされ
た場合、そのコピー中におけるデイジタルコピー
の割込を受け付ける。 すなわち、アナログコピー中に割込みが起こつ
た場合、第1図2−10のD帯電器による潜像転
写の工程を禁止しマルチスタイラスによるデイジ
タルコピーを行い、デイジタルコピーの終了後、
先に実行中だつた潜像転写を再開し残りのアナロ
グコピーを続行する。 このとき、第15図Dキー16−17が点滅
し、割込みによるデイジタルコピーが行なわれて
いることを知らせる。 また割込中、設定枚数表示器16−7は外部機
器14−10からのコピー枚数を表示し、コピー
カウント表示器16−8は新たに1から設定枚数
まで増加される。 デイジタルコピー終了後、割込前のアナログコ
ピー設定枚数を表示器16−7に復帰し、コピー
再開に対応してコピーカウント表示器16−8も
中断前の状態から増加開始する。 また、通常モードで先にデイジタルコピーが実
行されている場合、デイジタルコピーを中断する
ことなく枚数設定及び光学走査を行い、SDドラ
ム2−2に潜像形成を行うことができる。まずク
リアキー16−9を押すことにより、表示器16
−7,16−8は夫々“001”,“000”表示とな
り、次にアナログコピーの所望枚数をテンキーで
設定すると表示器16−7にはその設定枚数が表
示される。さらにコピーキー16−10を押すこ
とにより原稿の光学走査が行われ、SD2−2上
に1次潜像が形成される。尚、この間もデイジタ
ルコピーは続行している。 SD2−2に1次潜像形成後、デイジタルコピ
ーの設定枚数及びコピーカウントが表示器16−
7,16−8に復帰される。デイジタルコピー終
了後、SD2−2には既に1次潜像が形成されて
いるので、所望のアナログコピーはID2−1へ
の潜像転写工程から始まる。このとき、先に入力
されていたアナログコピーの枚数設定が表示器1
6−7に表示され、コピーカウント16−8も1
から増加開始する。 尚、デイジタルコピー中にクリアキー16−9
が押されてもスタートボタン16−10が一定時
間内に押されなければ、デイジタルコピー設定枚
数及び枚数カウントが表示器16−7,16−8
に復帰される。 (2) アナログコピーモード(キーA16−18が
選択されたとき) このモードでは外部機器14−10からのデイ
ジタルコピーを禁止し、第13図示の信号
BUSYを外部機器14−10へ出力する。 すでに通常モードでデイジタルコピーが行なわ
れている場合は、外部機器14−10へ信号
BUSYを出力し、デイジタルコピーを中断する。
しかし、キーA16−18を再び動作すると、禁
止状態が解除されデイジタルコピーが再スタート
する。 このようにデイジタルコピーにアナログコピー
を割込んだ場合、その割込みが誤りであつたり、
また割込を必要としなくなつた場合、所定時間以
内であれば中断前のデイジタルコピーに復帰でき
好都合である。キーA16−18でアナログコピ
ーモードが設定されるとアナログコピーを行うこ
とができる。枚数設定は(1)で述べた様に行う。ま
た、一定時間内に行なわれない場合は禁止前のデ
イジタルコピーが再スタートする。 オーバレイモードOLキー16−19が押され、
すでにオーバレイモードによる合成コピーが実行
されている場合は、キーA16−18によりアナ
ログコピーモードが選択されている時間だけデイ
ジタルコピーのみの出力を禁止しアナログコピー
だけのモードとなり、キーA16−18が解除
後、元のオーバレイモードに戻り合成記録が再開
される。 (3) デイジタルコピーモード(キーD16−17
が選択されたとき) このモードでは、Dキー16−17を再び動作
して選択解除しない限りアナログコピーはできな
い。尚、解除すると通常モード(1)となる。このと
き、外部機器からのプリントスタート信号
PRNTSTを装置は待機し、プリントスタート信
号の入力により給紙し、以後の残りの枚数設定数
分の記録時は装置自身のタイミングにより一定間
隔毎に給紙し、またプリントイネーブル信号
PRNEBを出力してデイジタルコピーを実行す
る。 また、オーバレイモードOLキー16−19が
押され、すでに合成コピーが実行されていた場合
は、Dキー16−17によりデイジタルコピーモ
ードが選択されている時間だけSD2−2からID
2−1への潜像転写を禁止し、デイジタルコピー
だけのモードとなりDキー16−17が解除後元
のオーバレイモードに戻り合成される。 (4) オーバレイモード(キーOL16−19が選
択されたとき) アナログコピーとデイジタルコピーが合成され
コピー出力するモードである。 コピースタートボタン16−10により原稿走
査が行われ、SDドラム2−2に潜像が形成され
る。この状態で外部機器14−10よりプリント
スタート信号PRNST(第13図)を待ち、プリ
ントスタート信号と同時に給紙を行ない、外部機
器14−10からの枚数信号QUTY(第13図)
と操作部(第15図b)による設定枚数の多い方
を設定枚数表示器16−7に表示し、上述の画像
合成がスタートする。まずD帯電器2−10を駆
動しSDドラム2−2からIDドラム2−1への潜
像転写を行ない、一定時間後プリント許可信号
PRNTEBを外部機器14−10へ出力すること
により2次潜像にマルチスタイラス2−3からの
画像を合成する。以後は装置の記録タイミングに
合わせて給紙を行い合成記録を続行する。 以上4つのモードが装置にあるが、通常モード
(1)或いはデイジタルコピーモード(2)で外部出力か
らの情報による記録動作時、ジヤム等の異常が発
生した場合、その異常状態の解除後、自動的に再
びデイジタルコピーが実行する様になつている。
従つて外部機器からの情報に基づく記録を確実と
する。 また、利用者がその設置条件や利用状況に鑑み
て、その優先モードを選択することが出来、装置
の有効活用がなされる。 また、実行中の記録動作に割込んで異なるソー
スの画像記録が可能となるものである。 第17図に表示/操作部14−7とIOポート
コントローラ14−16の接続図を示す。各部材
に付した番号は前述の説明中のものと同一であ
る。 IOポートコントローラ14−16のポートa
〜g及びL、1〜17は出力ポート、I1〜I4
は入力ポートである。ポート数を削減するため表
示器18−3及び18−1はダイナミツク点灯
を、また、スイツチ18−2はダイナミツクスキ
ヤンを行つている。即ち、表示器16−7,16
−8,16−12及び16−13の7セグメント
LEDはポート1から12までを順次オンし、オ
ンされた7セグメントLEDに表示すべき数値に
応じたデータをポートa〜gより出力することに
よりダイナミツク点灯を行つている。また、表示
器18−1はポートLをオンしたときのポート1
〜11までのオン/オフ状態で表示する。更に、
スイツチ18−2の動作状態は出力ポート13〜
17を順にオンしていき、その時の入力ポートI
1〜I4への入力レベルを調べることにより検知
している。 本実施例装置の各モードを第18図〜第24図
のフローチヤートを用いて詳細に説明する。 第18図は、設定された装置の動作モードの判
定の手順を示すフローチヤートである。ステツプ
1で前述の様にダイナミツクキースキヤンを行
い、ステツプ2で入力されたキーの内容に応じた
処理、例えばコピー枚数設定のためにテンキー1
6−9が押された場合は、枚数表示器16−7に
その入力数値を表示する等の処理を行う。また、
入力されたキーがモードキー16−17,16−
18,16−19であればステツプ3によりモー
ド判定を行う。 前記説明のごとく本装置には4つのモードが有
り、ステツプ3のモード判定によりそれぞれのル
ーチンへジヤンプする。ステツプ4で各モードに
おけるコピースタート指令、或いは外部機器から
のプリントスタート指令があつた場合それぞれの
モードへジヤンプする。そうでない場合はステツ
プ1のキースキヤンにもどる。 すなわち、モード判定後のそれぞれモードの処
理は以下の様になる。通常モードでコピースター
ト、或いは外部機器よりプリントスタートが発生
した場合には通常モードコピー動作が開始する。
アナログモードにおいては、アナログモードが判
定されてから一定時間内にコピースタートキー1
6−10が押された場合にアナログコピーを開始
する。一定時間内にコピースタートが押されなけ
れば、タイムアウトとなり通常モードに戻り、再
びステツプ1でキースキヤンを行う。また、デイ
ジタルモードにおいては、外部からのプリントス
タート信号が入力されるまでウエイト状態であ
る。そして、オーバレイモードではアナログモー
ドと同様、一定時間内にコピースタートキー16
−10が押されなければタイムアウトで通常モー
ドに、また、押されればオーバレイコピーが開始
される。 以下、各モード別に更に詳細に説明する。 1 通常モード 第19図は通常モードにおける動作手順を示す
フローチヤートで、操作部14−7でコピースタ
ートキー16−10が押されアナログコピーの開
始指令が出された場合のフローチヤートである。
このときすでにキースキヤン第18図のステツプ
1でコピー枚数の設定が行なわれ、コピー設定枚
数表示器16−7にその枚数が表示されており、
またコピーカウント表示器16−8は0である。
まずステツプ11で光学照射により、原稿走査を行
う。ステツプ12でSDドラム2−2に原稿の潜像
を形成する。ステツプ13で外部機器14−10か
らプリント要求PRTSTがない場合には、ステツ
プ14以下に進みアナログコピーを行なう。ステツ
プ14ではSDドラム2−2からIDドラム2−1へ
潜像転写を行い、リテンシヨン状態に入る。第1
6−1図、第16−2図で説明したように操作部
で潜像転写区間が設定されている場合はその区間
のみ行う。続いてステツプ15で給紙を行い同時に
ステツプ16でコピーカウントを増加する。ステツ
プ17では給紙された普通紙に転写、定着、クリー
ニング等の処理を行うが、ステツプ18において設
定枚数のコピーが終了していないことを判断した
ならば、ステツプ17の処理を行いながらステツプ
13に戻り、以上のコピー動作をコピー設定枚数に
達するまで行い、その終了後再びステツプ1のキ
ースキヤンに戻る。 また、アナログコピー中に外部機器より、プリ
ント要求PRTST(プリントスタート)の割込が
あつたときにはこの割込んだデイジタルコピーを
優先する。このプリント要求をステツプ13で判断
すると実行中のアナログコピーの潜像転定が終了
後ステツプ19で潜像転写禁止し、ステツプ20で外
部機器からプリントスタートPRNTSTと同時に
プリント枚数QUTYを受け取り、設定枚数表示
器16−8にその値を表示する。ステツプ21では
外部機器14−10からデイジタルコピーが割込
まれたことを通知するため操作部のDスイツチ1
6−17を点滅する。そしてステツプ22で給紙を
行ないステツプ23でコピーカウント+1を行つた
後ステツプ24においてマルチスタイラス2−4で
潜像を形成すべきIDドラム2−1の表面がマル
チスタイラス2−4に達するまでウエイトする。
この間IDドラムはG帯電器第2図2−11で表
面上が一様帯電されている。ステツプ25で外部機
器にプリントイネブル(PRNTEB.第13図)を
1ページの画像区間発生させる。この区間に外部
機器より、マルチスタイラスによりデイジタル画
像の潜像形成が行われる。ステツプ26では前述の
如く、コピー動作を行い設定枚数が終了するまで
ステツプ22〜27をくり返す。コピー終了したなら
ばステツプ28で割込んだデイジタルコピーの設定
枚数及びコピーカウントを元のアナログコピーの
割込み時に戻し、同時にDスイツチ16−17の
点滅を解除する。 このように、原稿コピーはSDドラム2−2に
記憶された画像を消去しない限り、中断してもす
ぐに再開可能であるので、外部機器からの報情の
記録を優先して、便宜を計るものである。 第20図は通常モードで外部機器よりプリント
スタート信号が入力されデイジタルコピーが開始
されたときの処理を示すフローチヤートである。
ステツプ31で外部機器からプリントスタート信号
PRNTSTと同時に送られたプリント枚数QUTY
(第13図)を設定枚数表示器16−7に表示し、
コピーカウント表示器16−8のコピーカウント
を0とする。これと同時にステツプ32で給紙す
る。ステツプ34ではアナログコピー要求(すなわ
ち、前述の様にクリアキーを押して更にテンキー
16−9で枚数設定を行い、コピースタートキー
16−10が押される。)がなければデイジタル
コピーを続行する。ステツプ35で記録タイミング
を合わせるべく一定時間のウエイト後(尚、この
間にIDドラムは表面を一様帯電される。)ステツ
プ36でプリントイネーブル(PRNEB)を1ペー
ジ区間発生させこの間にマルチスタイラスによる
潜像形成を行なわせる。ステツプ37では普通紙に
潜像転写等のコピー処理を行い、コピー設定枚数
終了までステツプ32〜38の動作を繰り返し行う。 この間に前述のアナログコピー要求があつた場
合には、このとき前述の様にすでにテンキー16
−9で新たに入力された所望のコピー枚数がアナ
ログコピー枚数として設定枚数表示器16−7に
設定されており、また、コピーカウント表示器1
6−7は0表示である。ステツプ46で光学照射に
より、原稿を走査し、ステツプ47でSDドラム2
−2上に潜像形成を行う。潜像形成終了後ステツ
プ48でコピー設定枚数、コピーカウントを現在実
行中のデイジタルコピーのカウントに戻す。この
間はデイジタルコピーは中断せずに続行されステ
ツプ32〜38の動作が行われている。 デイジタルコピーによる設定枚数の記録終了を
ステツプ38で判断したならば以前にアナログコピ
ーの走査が行われ潜像がすでにSDドラム2−2
に登録されている場合はステツプ40の処理に進
み、そうでない場合はステツプ1のキースキヤン
Sの戻る。ステツプ40では既に設定済みのアナロ
グコピー設定枚数の表示を設定枚数表示器16−
8に行ない、又コピー枚数表示器16−7のコピ
ーカウントを0をする。ステツプ41で潜像転写開
始して給紙と同時にステツプ43でコピーカウント
+1を行う。前述の様に潜像転写区間が設定され
てあればその区間のみ転送転写する。ステツプ44
で普通紙に潜像転写等のコピー動作を行い、設定
枚数終了までステツプ41〜45の動作をくり返す。
所望アナログコピーの終了後はステツプ1のキー
スキヤンSに戻る。 このように、このモードにおいて、アナログコ
ピー中にデイジタルコピーが割込んだときは、デ
イジタルコピーを優先し、デイジタルコピーの終
了後自動的に中断以前のアナログコピーを再開す
る。このとき原稿走査を省略し、SDドラム2−
2からIDドラム2−1への潜像転写のみを行な
えばよい。また、デイジタルコピー中においても
次に実行すべきアナログコピーに関わる原稿走査
を行ない、予じめSDドラム2−2上に原稿像を
記憶しておき、デイジタルコピーの終了後即、原
稿走査を省いたアナログコピーを開始するもので
ある。従つて、事務処理の時間短縮等好都合であ
る。 2 アナログコピーモード 第21図はアナログコピーモードの選択状態で
コピースタートキー16−10が押された場合の
処理フローチヤートである。 アナログコピーモードは通常モード状態或いは
通常モードですでにデイジタルコピーが実行され
ている状態或いはオーバレイモードですでに合成
コピーが実行されている場合のいずれの場合にも
選択することができる。 2−1 通常モード状態でコピー中でないとき このときはステツプ51,52を経てステツプ
53で外部機器へBUSY信号を出し、デイジ
タルコピーを禁止する。ステツプ54では光学
照射による原稿走査を行いステツプ55でSD
ドラム2−2に潜像を形成する。尚、潜像転
写は区間が設定されている場合はその区間の
み行う。ステツプ56〜59でSDドラム2−2
からIDドラム2−1への潜像転写によるリ
テンシヨンコピーを行う。ステツプ57で給紙
と同時にステツプ58でコピーカウントを+1
する。ステツプ59では普通紙に潜像を転写、
定着クリーニング等のコピー動作を続けなが
ら、設定枚数終了までステツプ56〜59をくり
返す。所望のアナログモードのコピー終了後
ステツプ1のキースキヤンSに戻る。 2−2 通常モードですでに外部機器からの情
報に基づくデイジタルコピー中のとき このときはステツプ51を経てステツプ61に
ジヤンプする。ステツプ61で外部機器へ信号
BUSYを出力し、デイジタルコピーを中断
する。以後BUSYが解除されるまでプリン
トイネーブルを出力しない。 また、ステツプ62でこの時点において既に
アナログコピーの所望枚数表示済でコピーカ
ウント表示器16−8は0である。ステツプ
63では、前述のステツプ54〜60のコピー動作
により、アナログコピーを設定枚数終了まで
実行する。そのアナログコピー終了後、ステ
ツプ64で信号BUSYを解除し、更にステツ
プ66でモードを通常モードに戻す。以後ステ
ツプ67において中断されたデイジタルコピー
の設定枚数とコピーカウントを復帰せしめ、
以後デイジタルコピーのシーケンス(後述、
第22図ステツプ85〜90のルーチン)を設定
枚数終了まで実行する。終了後はステツプ1
のキースキヤンSへ戻る。 2−3 オーバレイモードですでに合成コピー
が実行されている場合 このときはステツプ51,52を経てステツプ
68にジヤンプする。ステツプ68では、外部機
器に信号BUSYを出し、ステツプ69でアナ
ログモードに変える。以後アナログモードが
解除されるまでスタイラスを利用したプリン
トを許可するためのプリントイネーブル信号
(PRNTEB)は出さず、光学照射だけのコ
ピー動作のみが行なわれる。ステツプ70でモ
ードに応じたコピー、すなわちアナログモー
ドであれば前述のステツプ56〜59の動作を、
アナログモードが解除されオーバレイモード
に戻つた場合は後述第23図116〜122
のルーチンを実行する。ステツプ71で操作部
14−7によるアナログコピー解除が行なわ
れたかどうかを判別し、解除されていれば、
ステツプ72でオーバレイモードに戻し、前述
のステツプ70においてモードに応じたコピー
動作を実行し、また、解除されていなければ
ステツプ72をジヤンプし、アナログコピーモ
ードでのコピー動作を設定枚数終了まで実行
する。終了後ステツプ1のキースキヤンSに
戻る。 3 デイジタルコピーモード デイジタルコピーモードが押されたときのフ
ローチヤートを第22図に示す。 この場合、コピーが実行されていないときは
外部機器からの出力を待ち、すでにオーバレイ
で合成コピーが行われているときはSDドラム
2−2からの潜像転写によるアナログコピーを
禁止し、デイジタルコピーモードが解除される
までマルチスタイラスを用いたデイジタルコピ
ーだけのコピーとなる。 3−1 コピーが実行されていない場合 ステツプ81を経てステツプ82で外部機器か
らのプリントスタート信号が発生するまで一
定時間ウエイトする。この間に操作部14−
7からのプリントスタート割込が発生しない
場合はステツプ82でタイムアウトとなりステ
ツプ96でモードを通常モードに戻し、ステツ
プ1のキースキヤンSに戻る。 ステツプ82でプリントスタート割込が発生
した場合ステツプ83を経てステツプ84で外部
機器からのコピー設定枚数信号QUTYに従
つた枚数表示を設定枚数表示器16−7で行
なうとともにコピーカウント表示器16−8
を0とする。続いてステツプ85で給紙を行い
ステツプ86でコピーカウント+1とする。ス
テツプ87でIDドラム2−1が所定の位置ま
で回転するまで一定時間ウエイトする。この
間IDドラム2−1はG帯電器(第1図2−
11)により正に一様帯電される。次にステ
ツプ88でプリントイネーブル(プリント許可
PRNTEB)を外部機器に1ページの画像区
間出力し、この間にマルチスタイラス2−3
からIDドラム2−1へ潜像が形成される。
給紙された紙にステツプ89で像転写を行い、
定着クリーニング等のコピー動作を実行しな
がら設定枚数のコピー終了までステツプ85〜
89を実行する、設定枚数のコピー終了後、ス
テツプ1のキースキヤンSに戻る。 3−2 すでにオーバレイモードで合成コピー
が実行されている場合 ステツプ81でオーバレイモードの実行が判別
されると、ステツプ91へジヤンプする。ステツ
プ91ではSDドラム2−2からの潜像転写を禁
止して、デイジタルコピーモードとする。以後
デイジタルコピーモードが解除されるまで外部
機器出力のデイジタル画像のみの記録動作が実
行される。ステツプ92でモードに応じたコピー
すなわち、デイジタルコピーモードが解除され
ていなければ、前述の85〜90のルーチンによ
り、デイジタル画像のみを出力し、また、解除
されていれば後述のオーバレイモードによる後
述のコピー動作(第23図ステツプ116〜122)
を実行し、合成コピー出力する。ステツプ93で
はデイジタルコピーモードが解除されたかどう
かをコピー動作1回毎に判別し、解除されてい
ればステツプ94でオーバレイコピーモードに復
帰し、オーバレイモードの記録動作を設定枚数
終了までくり返す。ステツプ93でデイジタルコ
ピーモードが解除されていなければ、ステツプ
94をジヤンプし、前述のごとくステツプ92〜95
の記録動作をくり返す。ステツプ95で設定枚数
の記録終了を判断した後はステツプ1のキース
キヤンSに戻る。 4 オーバレイモードでコピースタートキーが押
されたときのフローを第23図に示す。第23
図のステツプ101に来る時にはすでにオーバレ
イモードが操作部により選択され、また、コピ
ー枚数も設定されている。ステツプ111では先
ず光学照射による原稿走査が行われる。ステツ
プ112でSDドラム2−2に原稿像に対応した潜
像形成する。ステツプ113で外部機器よりプリ
ントスタート信号PRNTST(割込み)が発生
するまでウエイトする。プリントスタート信号
PRNTSTが発せられると、ステツプ114にお
いてすでに操作部により設定されたコピー枚数
と、外部機器から送られた設定枚数QUTYを
比較し、大きい方を選択してコピー枚数設定表
示とする。また、ステツプ115でコピーカウン
ト表示器16−8の表示を0をする。続いてス
テツプ116でSDドラム2−2からIDドラム2
−1へ潜像転写が開始されステツプ117でタイ
ミングを合せて給紙を行なうと同時にステツプ
118でコピーカウント+1とする。潜像転写は
第16−2図の様に区間が定められている場合
はその部品のみ行う。ステツプ116で潜像転写
されたIDドラム2−1上の潜像がマルチスタ
イラス2−3の直下に来るまでステツプ119で
一定時間ウエイトする。潜像転写区間が定めら
れている場合でもSDドラム2−2上の潜像の
先端に対応するIDドラム2−1上の潜像部分
がマルチスタイラス2−3の直下に致るまでウ
エイトする。ステツプ120では1ページの画像
区間プリントイネーブルPRNTEB信号を外部
機器に対し発生させこの間にマルチスタイラス
2−3による潜像がSDドラム2−2からの潜
像転写によるIDドラム2−1上に形成されて
いる潜像と合成される。ステツプ121で紙に転
写、定着等の処理を実行しながらステツプ116
〜122の記録動作をコピー設定枚数終了まで行
う。終了後はステツプ1のキースキヤンSに戻
る。 このようにステツプ114で操作部によるコピ
ー設定枚数と、外部機器から入力されるコピー
枚数を比較し、大きい数に対応するコピーを行
うので、コピー設定枚数が外部機器からのコピ
ー枚数より小さい場合でも、外部機器から出力
される枚数分合成コピーが得られる。又、外部
機器から枚数入力が無い場合、すなわち、第1
3図の信号QUTYがオープンのときでも、ユ
ーザが操作部14−7によつて任意に枚数設定
できる。 本実施例装置においては通常、ストツプキー
(第15図16−11)が押されたとき、或い
はジヤム等の異常が発生したとき、装置動作を
停止する。ただし、第13図の制御部は停止し
ない。即ち、ストツプキー16−11が押され
たときはコピー中であつてもコピー動作は停止
し、通常モードとなり以後新たなキー入力があ
るまで休止する。また、異常時はその異常解除
後、同様に通常モードとなり休止状態となる。
しかし、外部機器からの画像情報に基づいたデ
イジタルコピーのみが行われているときだけは
この休止制御が異なる。 第24図を用いてその制御を説明する。ステ
ツプ97は通常モードでデイジタルコピーが行な
われているとき(第20図)或いはデイジタル
コピーモードでデイジタルコピーが行われてい
るとき(第22図)のコピー状態を意味する。
すなわち、前述の第22図のステツプ85−90の
状態である。 このときステツプ98でストツプキー16−1
1の入力が判断され、ストツプキーが押されて
いる場合はステツプ101でキースキヤンを開始
する。尚、この状態でアナログコピーが可能で
ある。実際の制御プログラムでは第18図キー
スキヤンのルーチンであるが説明を容易にする
べく第24図にそのフローチヤートを示す。ス
テツプ102,103で一定時間中にコピーキー等第
16図16−10が最初に押されたときはステ
ツプ97に戻り外部機器からのデータ出力を待
つ。休止状態ではプリントイネーブル信号も出
力されないので、この間外部出力機器もウエイ
ト状態となつている。ステツプ103でタイムア
ウト(本装置では5分後)となればステツプ
104に進み、通常モードとして、ステツプ1の
キースキヤンSに戻る。また、ステツプ99で異
常が発生したことを判断したならばステツプ
105にジヤンプする。ステツプ105では異常状態
が解除されるまで待つ。異常状態が解除された
ならステツプ106に進み異常解除後一定時間
(本実施例装置は1分間)ウエイトする。この
間には第18図キースキヤンルーチンを行つて
おり、この間第17図bに示す操作部のいずれ
かのキー入力があつた場合はステツプ107から
ステツプ108に進み、通常モードとしステツプ
1のキースキヤンSに戻る。一方、一定時間内
にキー入力がない場合はステツプ97に戻りデイ
ジタルコピーを再開する。このときも前述の様
に外部機器をウエイト状態にさせておく。 以上、本装置の4つのモードを説明したが本制
御プログラムにおいては各モードのウエイト中は
必ずキースキヤン第18図のルーチンを実行する
ため、並行処理可能である。 以上、説明した様に本実施例装置の4つのモー
ドを効率的に行うものであり原稿画像、大型コン
ピユーター等外部機器の出力を独立に或いは合成
コピーを容易に実現するものである。 このように本発明によれば、原稿画像と外部機
器からの情報との合成記録に際し、当該像形成装
置及び外部機器のいずれからでも記録回数の設定
が可能になる。しかもいずれから設定した場合で
も確実に所望の枚数の記録を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した装置の内部構成例を
示す図、第2−1図、第2−2図及び第2−3図
はスクリーンドラムSDの構造を示す図、第3図
はスクリーンドラムSDの帯電状態を示す図、第
4図は画像露光プロセスを示す図、第5図は表面
電荷状態を示す図、第6図は潜像転写プロセスを
示す図、第7図はマルチスタイラスの駆動パルス
と間隔の関係を示す図、第8図はマルチスタイラ
スの概略外観図、第9図はスタイラスヘツドの内
部構成図、第10図はマルチスタイラスドライバ
の構成を示すブロツク図、第11図はバツフアメ
モリの入出力動作を示すタイミングチヤート図、
第12図は画像の変倍記録の説明図、第13図は
本実施例装置の回路構成を示すブロツク図、第1
4−1図、第14−2図及び第14−3図は画像
のトリミング、合成記録の説明図、第15図は表
示/操作部の外観図、第16−1図及び第16−
2図は原稿の一部抽出コピーの説明図、第17図
は表示/操作部とIOポートコントローラの接続
図、第18図〜第24図は本実施例装置の動作制
御フローチヤート図であり、2−1は絶縁ドラム
(ID)、2−2はスクリーンドラム(SD)、2−
3はマルチスタイラス、10−4はMOSIC、1
4−13は割込コントローラ、14−14は
CPU、14−8はマルチスタイラスドライバ、
14−10は外部機器、16−7はコピー設定枚
数表示器、16−8はコピーカウント表示器であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿走査に従つた第1画像の記録と外部機器
    から入力した画像情報に基づく第2画像の記録と
    を行なう像形成装置において、前記第1画像の記
    録における所望の記録回数を設定する設定手段を
    備えるとともに、前記第2画像の記録における所
    望に記録回数を前記外部機器で設定可能な構成と
    し、 前記第1画像と第2画像を合成して記録する際
    には、前記設定手段により設定された回数と前記
    外部機器で設定された記録回数とが異なる場合、
    大なる回数の画像記録を行なうことを特徴とする
    像形成装置。
JP57196920A 1982-11-10 1982-11-10 像形成装置 Granted JPS5986958A (ja)

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JPS61203779A (ja) * 1985-03-07 1986-09-09 Canon Inc 画像処理システム

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