JPH0463562B2 - - Google Patents

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JPH0463562B2
JPH0463562B2 JP58209610A JP20961083A JPH0463562B2 JP H0463562 B2 JPH0463562 B2 JP H0463562B2 JP 58209610 A JP58209610 A JP 58209610A JP 20961083 A JP20961083 A JP 20961083A JP H0463562 B2 JPH0463562 B2 JP H0463562B2
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JP
Japan
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reflector
mold
unsaturated polyester
smc
polyester resin
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JP58209610A
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JPS60100803A (ja
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Nobuyuki Nakagawa
Kazuo Harada
Mamoru Nakagawa
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q15/00Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
    • H01Q15/14Reflecting surfaces; Equivalent structures
    • H01Q15/141Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces
    • H01Q15/142Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces using insulating material for supporting the reflecting surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維強化プラスチツクスよりなるパ
ラボラアンテナ用反射板の製造法に関する。
地上のテレビ塔から発射される電波は山や建造
物などに妨げられたり、さらには地球の丸みの影
響を受けるなど、どうしてもその到達範囲は限定
されるため、山間僻地や離島などの難視聴地区で
は有線テレビなどによる対策がなされている。
このような難視聴地区をなくすために放送衛星
を宇宙空間の静止軌道上に打ちあげ、これをキー
ステ−シヨンにして直接、各家庭へテレビ放送な
どを行なうことが予定されている。
ところが、このキーステーシヨンから送られて
くる電波は極めて微弱で、しかも波長が短いので
従来の八木型アンテナでは効率的に電波をとらえ
ることができず、その表面が放物面状に形成され
たパラボラアンテナが必要となる。このパラボラ
アンテナは反射板と反射電波を集めるホーンとか
らなつている(第1図)。
本発明者らは、この反射材の軽量化をはかるた
め繊維強化プラスチツク(以下、FRPと略する)
で製造する方法について鋭意研究した結果、金型
の上にガラス繊維マツトと電波の反射材であるカ
ーボン繊維マツトをその順に載せ、この上に別途
調合された熱硬化性樹脂を塗布し、加熱圧縮して
反射板を製造する方法(従来、FRPの成形法と
して知られているマツトマツチドダイ法を反射板
の製造に応用したもの)では耐候性と耐久性にす
ぐれた表面層が成形できる、反射材の色に限定さ
れることなく表面色を選定できるなどの利点はあ
るが、反射板を設置する架台への取付座、ホーン
を支持するステーの取付座および強度や剛性を高
めるリブを一体的に成形できない欠点がある。こ
のため、この製造法で得られた反射板は、架台へ
の取付方法、ホーン支持用ステーの取付方法が限
定され、また、一定の強度や剛性を確保するた
め、反射板自体が肉厚となり重量が大となること
がわかつた。
また、熱硬化性樹脂成形材料としてシートモル
デイングコンパウンド(以下、SMCと略する)
と反射板およびガラス繊維をその順で金型の上に
おき、加熱圧縮して反射板を製造する方法につい
ても検討してみたが、この製造法ではリブ、取付
座の一体成形が容易であり、前記の方法の欠点を
補なうことができるが、この方法によつて得られ
る反射板の表面層はSMC中の樹脂分が表面層の
ガラス繊維に含浸、硬化して形成されるため、反
射板としては、SMC中の樹脂分が表面層に達す
るような、材料に限られること、表面層に達する
SMC中の樹脂分が少量であるため、表面層のガ
ラス繊維の種類が限定され、しかも表面層の肉厚
も薄くなり、この反射板を屋外使用に供すると容
易に反射材の露出が起こり、反射材の腐蝕により
性能低下をきたすとともに表面の色が変化するこ
とがわかつた。
また、反射材の色を表面層により隠ペイするこ
とが困難なため、表面色が限定されることがわか
つた。
更に、本発明者らは金型の上にSMC、反射板
およびSMCをその順に載せ、これを加熱圧縮し
て反射板を製造する方法についても検討したが、
この方法ではSMCの流動により反射材が切れた
り、反射材の波うちが生じ、反射率が低下したも
のしか得られないことがわかつた。
これらの知見にもとづき、本発明者らは更に検
討した結果、金型の上にまずSMCのような熱硬
化性樹脂成形材料を載せ、その上に反射材である
導電性網もしくは導電性布、必要によりガラス繊
維のような繊維補強材を載せついで別途調合され
た熱硬化性樹脂と一体的に加熱圧縮すると前述し
たような欠点が全くなく、反射材を目的に応じて
適宜選択、使用でき、しかも耐候性と耐久性にす
ぐれた反射板が安価に得られることを知見し、こ
の知見にもとづき、本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、金型面上の所定の位置に
熱硬化性樹脂成形材料としてシートモールデイン
グコンパウンド、導電性網もしくは導電性布、お
よび必要によりり繊維補強材をその順に載置し、
ついでその上に繊維補強材を含有しない別途調合
された不飽和ポリエステル樹脂を塗布して一体的
に加熱圧縮して成形することを特徴とするパラボ
ラアンテナ用反射板の製造法である。
本発明に用いられるSMCとしては、不飽和ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂あ
るいはフエノール樹脂などの成形材料とガラス繊
維などを含有してなるコンパウンド型成形材料
(とりわけ不飽和ポリエステル樹脂を配合したシ
ート状コンパウンド、たとえばポリマール マツ
ト、ポリマール マツトHM、ポリマール マツ
トTM、ポリマール マツトBTMC(武田薬品工
業(株)製)などが好適に用いられる。
本発明に用いられる導電性網もしくは導電性布
としては、たとえばカーボン繊維、アルミコート
ガラス繊維、金属繊維などの織布もしくは不織布
およびアルミ、真ちゆう、ステンレスなどの金網
などが使用できる。
本発明に用いられる繊維補強材としては、たと
えばガラス繊維(例;チヨツプドストランド、チ
ヨツプドストランドマツト、ロービング、ガラス
布など)およびビニロン、テトロンなどの有機繊
維などがあげられる。
本発明に用いられる繊維補強材を含有しない別
途調合された不飽和ポリエステル樹脂は、不飽和
ポリエステル樹脂に触媒、充てん材、内部離型
剤、さらに必要に応じて着色剤、硬化抑制剤など
を加え、均一に混合したものがあげられる。
本発明の実施にあたつては、まずSMCを金型
面上に載置する必要がある。この場合、金型面は
オス金型面でもメス金型面でもよい。つぎに導電
性網もしくは導電性布と必要により繊維補強材と
を載せ、その後、繊維補強材を含有しない別途調
合された不飽和ポリエステル樹脂を塗布し、一体
的に加熱、圧縮して最終製品であるパラボラアン
テナ用反射板が得られる。繊維補強材を含有しな
い別途調合された不飽和ポリエステル樹脂は導電
性網もしくは導電性布に塗布してもよく、繊維補
強材を載せた後に塗布してもよい。
加熱圧縮操作はプレス機械を用いておこなわれ
るが、その条件としては不飽和ポリエステル樹脂
系のSMCを用いる場合、温度はほぼ130〜160℃
で、圧力はほぼ50〜100Kg/cm2程度である。この
ようにしてパラボラアンテナ用反射板が得られ
る。
つぎに本発明の製造法の一例を図面に基づいて
説明する。
第2図は、金型の接合空間3をパラボラアンテ
ナ用反射板の形状に形成した雄金型1と雌金型2
からなる一対の金型である。この金型をプレス機
に取付け、金型を約140℃に電気ヒーターあるい
は蒸気ヒーターを用いて加熱する。ついで第3図
に示すように雄金型および雌金型の間隙を開いた
状態で雄金型の面上にSMC4、カーボン繊維マ
ツト5およびガラス布6を予め所定の寸法に裁
断、積層し、この上に繊維補強材を含有しない別
途調合された不飽和ポリエステル樹脂7を塗布す
る。金型を閉じると、プレス機の加圧力により
SMCと、不飽和ポリエステル樹脂が流動し、第
2図に示される雄と雌金型の間隙3に充填され、
パラボラアンテナ用反射板が製造される。
なお、導電性金網を用いる場合は、金型の上に
載置されたSMC4の上に繊維補強材を含有しな
い別途調合された不飽和ポリエステル樹脂7を塗
布しておいてもよい。
本発明により製造されるパラボラアンテナ用反
射板の正面図を第4図に、側断面図を第5図に、
第5図のA′部分の拡大図を第6図に示す。図中、
Aは反射板、A1は反射板の基板、A2は反射板中
に埋め込まれた導電性網もしくは導電性布、Bは
反射板の表面層、Cは反射板を架台に締結固定す
るための金属性取付ネジC1を埋設した取付座で
ある。
本発明の方法により得られるパラボラアンテナ
用反射板は、導電性網もしくは導電性布が表面層
中に均一の深さで埋め込まれており、電波の反射
率が極めてよく、しかもこの表面層は強固でかつ
耐久性、耐候性にすぐれているので反射材である
導電性網もしくは導電性布は極めて強固に保護さ
れ、野外での長期使用に際して耐久性に富み、外
気との接触による腐蝕を受けることがなく、電波
の反射性能の低下あるいは外観の汚損をきたすこ
とがない。
また、本発明の製造法によれば大量生産が可能
であり、安価に製品を供給できる。
つぎに実施例をあげ、本発明を更に具体的に説
明する。
実施例 1 FRP用プレス機(型締力800トンの油圧プレ
ス)に、第2図に示したような金型を取り付けて
金型を約140℃に蒸気ヒーターにて加熱した。金
型は径が120cmの反射板の製造に用いられるもの
である。つぎに第3図に示したように、金型を開
いた状態で雄金型上にまず、SMCを投入、その
上に反射材としてカーボン繊維マツトを、さらに
その上に、ガラスクロスを載せ、繊維補強材を含
有しない別途調合された不飽和ポリエステル樹脂
を塗布した。金型を閉じて成形圧力約50Kg/cm2
約5分間保持した後、金型を開けて成形された製
品を取り出した。
実施例 2 金型、プレスは実施例1と同様で、まず、雄金
型上にSMCを載せ、このSMC上にアルミ金網さ
らにその上に、繊維補強材を含有しない別途調合
された不飽和ポリエステル樹脂を塗布し、ガラス
サーフエシングマツトを載せた。実施例1と同様
の条件下で加熱圧縮して成形品を得た。上記実施
例1および2で用いた材料を以下に示した。
カーボン繊維マツト 50g/m2のもの ガラスクロス 200g/m2〃 ガラスサーフエシングマツト 60g/m2〃 アルミ金網 約40メツシユ別途調合された熱硬化性樹脂 不飽和ポリエステル樹脂 47重量% 内部離型剤(ステアリン酸亜鉛) 2 触媒(TBPB) 0.5 炭酸カルシウム 4.7 顔料 3.5SMC 不飽和ポリエステル樹脂 16.8重量% 熱可塑性樹脂 11.2 触媒(TBPB) 0.3 内部離型剤(ステアリン酸亜鉛) 1.4 炭酸カルシウム 39.2 顔料 1.1 ガラス繊維 30
【図面の簡単な説明】
第1図はパラボラアンテナの一例を、第2図は
パラボラアンテナ製造用金型の断面図を、第3図
は本発明の反射板製造の一例の説明図を、第4図
は本発明で得られる反射板の一例の正面図を、第
5図は本発明で得られる反射板の一例の側断面図
を、第6図は第5図のA′部分の拡大図をそれぞ
れ示す。 図中、A……パラボラアンテナ用反射板、A1
……反射板の基板、A2……導電性網もしくは導
電性布、B……反射板の表面層、C……取付座、
C1……金属性取付ネジ、1……雄金型、2……
雌金型、3……金型の接合空間、4……SMC、
5……カーボン繊維マツト、6……ガラスクロ
ス、7……繊維補強材を含有しない別途調合され
た不飽和ポリエステル樹脂を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金型面上の所定の位置に熱硬化性樹脂成形材
    料としてシートモールデイングコンパウンドおよ
    び導電性網もしくは導電性布をその順に載置し、
    ついでその上に繊維補強材を含有しない別途調合
    された不飽和ポリエステル樹脂を塗布して一体的
    に加熱圧縮して成形することを特徴とするパラボ
    ラアンテナ用反射板の製造法。 2 導電性網もしくは導電性布の上に更に繊維補
    強材を載置し、その上に繊維補強材を含有しない
    別途調合された不飽和ポリエステル樹脂を塗布し
    て一体的に加熱圧縮して成形する請求項1記載の
    パラボラアンテナ用反射板の製造法。
JP58209610A 1983-11-07 1983-11-07 パラボラアンテナ用反射板の製造法 Granted JPS60100803A (ja)

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