JPH0462582A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0462582A JPH0462582A JP17510090A JP17510090A JPH0462582A JP H0462582 A JPH0462582 A JP H0462582A JP 17510090 A JP17510090 A JP 17510090A JP 17510090 A JP17510090 A JP 17510090A JP H0462582 A JPH0462582 A JP H0462582A
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
の1
本発明は、電子写真方式等により像担持体上に形成され
たトナー像を転写材担持体上に担持された転写材上に転
写して画像を得る画像形成装置に関する。このような画
像形成装置としては、白黒、モノカラー或いはフルカラ
ーの電子写真複写機、プリンター、その他種々の記録器
機などがある。本明細書においては、多色電子写真複写
機について説明するが、本発明の画像形成装置はこれに
限定されるのものではない。
たトナー像を転写材担持体上に担持された転写材上に転
写して画像を得る画像形成装置に関する。このような画
像形成装置としては、白黒、モノカラー或いはフルカラ
ーの電子写真複写機、プリンター、その他種々の記録器
機などがある。本明細書においては、多色電子写真複写
機について説明するが、本発明の画像形成装置はこれに
限定されるのものではない。
支土立皿I
電子写真方式等を利用した画像形成袋!においては、像
担持体上にトナー像を形成して、そのトナー像を転写材
に転写して画像を得ている。
担持体上にトナー像を形成して、そのトナー像を転写材
に転写して画像を得ている。
このような画像形成装置のうち多色の画像を得る画像形
成装置としては種々のものが提案されているが、多色画
像形成装置の代表的なものとして、第7図に示すような
多色電子写真複写機が知られている。
成装置としては種々のものが提案されているが、多色画
像形成装置の代表的なものとして、第7図に示すような
多色電子写真複写機が知られている。
多色電子写真複写機は、第7区に示すように、回転自在
に軸支された矢印方向に回転する像担持体の感光ドラム
1を備え、その周囲に電子写真方式の画像形成手段を配
置してなっている。
に軸支された矢印方向に回転する像担持体の感光ドラム
1を備え、その周囲に電子写真方式の画像形成手段を配
置してなっている。
電子写真方式の画像形成手段は任意のものを採用し得る
が、本例では、感光ドラムlの表面を均一に帯電する一
次帯電器2と、カラー画像を色分解した光像又はこれに
相当する光像を感光ドラム1上に照射して、画像の静電
潜像を感光ドラム1上に形成する例えばレーザービーム
露光装置などの露光手段3と、感光ドラム1上の静電潜
像を現像してトナー像として可視化する回転式現像装置
4とを備えた構成としている。
が、本例では、感光ドラムlの表面を均一に帯電する一
次帯電器2と、カラー画像を色分解した光像又はこれに
相当する光像を感光ドラム1上に照射して、画像の静電
潜像を感光ドラム1上に形成する例えばレーザービーム
露光装置などの露光手段3と、感光ドラム1上の静電潜
像を現像してトナー像として可視化する回転式現像装置
4とを備えた構成としている。
回転式現像装置4は、回転自在に軸支された略円柱形状
の箱体4aの周囲に、イエロー現像剤、マゼンタ現像剤
、シアン現像剤、ブラック現像剤をそれぞれ格別に収納
した4個の現像器4Y、4M、4C14Bを保持してな
っている。回転式現像装置4は箱体4aが回転すること
により、感光ドラム1上に形成された静電潜像に対応し
た色の現像剤を収納した現像器を感光ドラム1の外周面
と対向した現像位置へと搬送して、その色の現像剤で感
光ドラム1上の静電層像を現像してトナー像として可視
化し、これを他の色について繰り返して4色分のフルカ
ラー現像が可能に構成されている。
の箱体4aの周囲に、イエロー現像剤、マゼンタ現像剤
、シアン現像剤、ブラック現像剤をそれぞれ格別に収納
した4個の現像器4Y、4M、4C14Bを保持してな
っている。回転式現像装置4は箱体4aが回転すること
により、感光ドラム1上に形成された静電潜像に対応し
た色の現像剤を収納した現像器を感光ドラム1の外周面
と対向した現像位置へと搬送して、その色の現像剤で感
光ドラム1上の静電層像を現像してトナー像として可視
化し、これを他の色について繰り返して4色分のフルカ
ラー現像が可能に構成されている。
感光ドラム1上に形成されたトナー像は、転写装置5に
よりこれに担持した転写材P上に転写される。
よりこれに担持した転写材P上に転写される。
上記転写装置5は、本例では回転自在に軸支された転写
ドラム5Aを備えたドラムタイプとされ、第8図を参照
すると理解されるように、転写ドラム5Aは、両端に配
置された一対のシリンダ5a、5aの空域の外周面に転
写材担持部材として転写材担持シート501を張設して
なっている。転写ドラム5A外周面の転写材担持シート
501の非張設部には、図示しない給紙装置から送給さ
れる転写材Pを把持する転写材グリッパ5cが設けられ
、転写ドラム5A内には転写手段を構成する転写帯電器
5bが設けられる。更に転写ドラム5Aの内側、外側に
は、第7図に示すように、除電手段を構成する内側除電
用帯電器5d、外側除電用帯電器5eが配設される。
ドラム5Aを備えたドラムタイプとされ、第8図を参照
すると理解されるように、転写ドラム5Aは、両端に配
置された一対のシリンダ5a、5aの空域の外周面に転
写材担持部材として転写材担持シート501を張設して
なっている。転写ドラム5A外周面の転写材担持シート
501の非張設部には、図示しない給紙装置から送給さ
れる転写材Pを把持する転写材グリッパ5cが設けられ
、転写ドラム5A内には転写手段を構成する転写帯電器
5bが設けられる。更に転写ドラム5Aの内側、外側に
は、第7図に示すように、除電手段を構成する内側除電
用帯電器5d、外側除電用帯電器5eが配設される。
上記転写材担持シート501には、通常、ポリエチレン
テレフタレート樹脂やポリフッ化ビニリデン樹脂などの
フィルムが使用される。
テレフタレート樹脂やポリフッ化ビニリデン樹脂などの
フィルムが使用される。
上記構成の多色電子写真複写機によるフルカラー画像の
形成工程を簡単に説明すると、以下のようである。
形成工程を簡単に説明すると、以下のようである。
先ず、−広帯電器2及び露光手段3を作動することによ
り、感光ドラム1の外周面上に青の色分解静電潜像が形
成され、この静電潜像は、回転式現像装置4の現像器4
Yによりイエロー現像剤で現像される。一方、転写装置
5へと送給された転写材Pは、転写ドラム5A上のグリ
ッパ5cで把持して、転写ドラム5Aの回転に伴い感光
ドラム1上に形成されたトナー像と当接される。このト
ナー像は、転写帯電器5bの作動により転写材P上に転
写され、同時に転写材Pは転写材担持シート501に吸
着、保持される。
り、感光ドラム1の外周面上に青の色分解静電潜像が形
成され、この静電潜像は、回転式現像装置4の現像器4
Yによりイエロー現像剤で現像される。一方、転写装置
5へと送給された転写材Pは、転写ドラム5A上のグリ
ッパ5cで把持して、転写ドラム5Aの回転に伴い感光
ドラム1上に形成されたトナー像と当接される。このト
ナー像は、転写帯電器5bの作動により転写材P上に転
写され、同時に転写材Pは転写材担持シート501に吸
着、保持される。
以上のような画像形成及び転写動作を、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色について繰り返すことにより、上記
転写材Pに4色分のトナー像を重ね合わせて転写した画
像が得られる。4色分のトナー像を転写した転写材Pは
、内側帯電器5d及び外側帯電器5eにより除電した後
、分離爪8により転写ドラム5Aから分離して、次いで
熱定着ローラ6で画像の定着を行なった後、複写機の機
外に排出される。
ン、ブラックの各色について繰り返すことにより、上記
転写材Pに4色分のトナー像を重ね合わせて転写した画
像が得られる。4色分のトナー像を転写した転写材Pは
、内側帯電器5d及び外側帯電器5eにより除電した後
、分離爪8により転写ドラム5Aから分離して、次いで
熱定着ローラ6で画像の定着を行なった後、複写機の機
外に排出される。
一方、感光ドラム1上に残留トナーはクリーナ7により
除去して、再び画像形成プロセスに供される。
除去して、再び画像形成プロセスに供される。
が しよ と る
しかしながら、上記構成の多色電子写真複写機は、極め
て好適に作動するものの、転写材Pとして投影用樹脂フ
ィルム(OHPフィルム)を使用した場合に問題が生じ
た。
て好適に作動するものの、転写材Pとして投影用樹脂フ
ィルム(OHPフィルム)を使用した場合に問題が生じ
た。
一般に転写材Pとして用いられるものには大別して普通
紙とOHPフィルムとの2種類があり、普通紙には上質
紙やアート紙、コート紙が用いられ、OHPフィルムに
はポリエステルフィルム等の電気高抵抗フィルムが用い
られる。
紙とOHPフィルムとの2種類があり、普通紙には上質
紙やアート紙、コート紙が用いられ、OHPフィルムに
はポリエステルフィルム等の電気高抵抗フィルムが用い
られる。
このうち、転写材Pが普通紙のときは低抵抗のため問題
ないが、OHPフィルムのような高抵抗のものでは、感
光ドラム1上のトナー像を普通紙同様の十分な転写率で
転写するためには、転写帯電器5bの作動を強めて転写
材Pに対しより多くの電荷を付与する必要があった。
ないが、OHPフィルムのような高抵抗のものでは、感
光ドラム1上のトナー像を普通紙同様の十分な転写率で
転写するためには、転写帯電器5bの作動を強めて転写
材Pに対しより多くの電荷を付与する必要があった。
第1表は、上記転写帯電器5bによる常温常温環境下で
の普通紙及びOHPフィルムに対する転写電流を示す。
の普通紙及びOHPフィルムに対する転写電流を示す。
第1表
第1表に示されるように、転写電流は普通紙よりもOH
Pフィルムの方が大であり、OHPフィルムに付与され
た電荷量が多いことが判る。
Pフィルムの方が大であり、OHPフィルムに付与され
た電荷量が多いことが判る。
又OHPフィルムは高抵抗であるためこれを転写材Pと
すると、4色のトナー像の転写が進むにつれて、転写材
P及び転写材担持シート501に転写を阻害するように
働く電荷が蓄積して行く所謂チャージアップ現象が起こ
り、後に転写する色のトナー像はど転写電流を増大して
転写を行なってやる必要があった。
すると、4色のトナー像の転写が進むにつれて、転写材
P及び転写材担持シート501に転写を阻害するように
働く電荷が蓄積して行く所謂チャージアップ現象が起こ
り、後に転写する色のトナー像はど転写電流を増大して
転写を行なってやる必要があった。
第9図は、転写材PとしてOHPフィルムを用いたとき
の転写装置5の転写部における転写材後端部Paの電荷
の状態を示す説明図である。
の転写装置5の転写部における転写材後端部Paの電荷
の状態を示す説明図である。
OHPフィルムからなる転写材Pは、転写ドラム5A上
にあって一つの色のトナー像の転写が行なわれたが、未
だ分離されることな(引き続き転写ドラム5Aに巻き付
けられ、次の他の色のトナー像を転写するべく転写ドラ
ム5Aと共に回動されている。
にあって一つの色のトナー像の転写が行なわれたが、未
だ分離されることな(引き続き転写ドラム5Aに巻き付
けられ、次の他の色のトナー像を転写するべく転写ドラ
ム5Aと共に回動されている。
本発明者の研究、実験によると、転写ドラム5Aの転写
材担持シート501としてポリフッ化ビニリデン樹脂フ
ィルムを使用し、転写材PとしてOHPフィルムを使用
した場合には、転写帯電器5bからのプラスの電荷が転
写材担持シート501を介して転写材P内へ注入され、
該プラス電荷が転写材Pの後端部Paの表面領域に蓄積
されることを見出した。
材担持シート501としてポリフッ化ビニリデン樹脂フ
ィルムを使用し、転写材PとしてOHPフィルムを使用
した場合には、転写帯電器5bからのプラスの電荷が転
写材担持シート501を介して転写材P内へ注入され、
該プラス電荷が転写材Pの後端部Paの表面領域に蓄積
されることを見出した。
又、本発明者は、転写材PがOHPフィルムである場合
には、OHPフィルムに付与される電荷量が普通紙に比
べて著しく多いために、転写材後端部Paの表面領域に
蓄積されたプラス電荷は、感光ドラム1の表面との間に
高電界を生じさせ、第10図に示すように、転写材後端
部Paが感光ドラム1より離れる際に剥離放電を起こし
、これにより発生した空中のマイナス電荷は転写材Pの
プラス電荷に引かれて転写材P上へと移動するが、空中
のプラスの電荷はマイナスの電荷を帯びた感光ドラム1
上へと移動し、感光ドラム1の軸線方向に沿って数mm
程度の幅に亙ってダメージ、つまりメモリー効果を生せ
しめることを見出した。
には、OHPフィルムに付与される電荷量が普通紙に比
べて著しく多いために、転写材後端部Paの表面領域に
蓄積されたプラス電荷は、感光ドラム1の表面との間に
高電界を生じさせ、第10図に示すように、転写材後端
部Paが感光ドラム1より離れる際に剥離放電を起こし
、これにより発生した空中のマイナス電荷は転写材Pの
プラス電荷に引かれて転写材P上へと移動するが、空中
のプラスの電荷はマイナスの電荷を帯びた感光ドラム1
上へと移動し、感光ドラム1の軸線方向に沿って数mm
程度の幅に亙ってダメージ、つまりメモリー効果を生せ
しめることを見出した。
上記メモリー効果は、−広帯電器2による感光ドラム1
上の一次帯電量を感光ドラム1の軸線方向幅方向に沿っ
て筋状に減少させることとなり、その結果、感光ドラム
lの均一帯電を不可能とし、著しい画像不良を引き起こ
した。
上の一次帯電量を感光ドラム1の軸線方向幅方向に沿っ
て筋状に減少させることとなり、その結果、感光ドラム
lの均一帯電を不可能とし、著しい画像不良を引き起こ
した。
上記問題を解決する目的で、第11図に示すように、感
光ドラム1上の静電潜像を現像してトナー像とした後、
その感光ドラム1上のトナー像が転写材P上に転写され
るまでの間の位置、即ち感光ドラム1と転写ドラム5A
上に担持して搬送される転写材Pとが当接する転写部よ
りも、感光ドラム1の回転方向に関し上流側の位置に、
感光ドラム1に対向して除電手段9を配設して、転写材
Pへのトナー像の転写が行なわれる前に除電手段9によ
り感光ドラム1を予め除電することも行なわれている。
光ドラム1上の静電潜像を現像してトナー像とした後、
その感光ドラム1上のトナー像が転写材P上に転写され
るまでの間の位置、即ち感光ドラム1と転写ドラム5A
上に担持して搬送される転写材Pとが当接する転写部よ
りも、感光ドラム1の回転方向に関し上流側の位置に、
感光ドラム1に対向して除電手段9を配設して、転写材
Pへのトナー像の転写が行なわれる前に除電手段9によ
り感光ドラム1を予め除電することも行なわれている。
本例においては、除電手段9は露光ランプとされ、この
除電手段、即ち露光ランプ9を作動して感光ドラム1を
除電することにより、感光ドラム1上の電荷が減衰され
、前述の剥離放電の発生を抑制して、メモリー効果を大
幅に低減させることが可能となった。
除電手段、即ち露光ランプ9を作動して感光ドラム1を
除電することにより、感光ドラム1上の電荷が減衰され
、前述の剥離放電の発生を抑制して、メモリー効果を大
幅に低減させることが可能となった。
しかしながら、前記のメモリー効果の発生を防止するた
めには、感光ドラムl上の電荷を十分に除電する必要が
あり、露光ランプ9を作動させた後の感光ドラム1上の
画像形成部分の表面電位と非画像形成部の表面電位は、
感光ドラム1上の表面電位の推移を示す第12図を参照
すると理解されるように、その差が低減しほぼ等しい電
位となる。このような場合に、特に画像の端部において
問題が生じた。
めには、感光ドラムl上の電荷を十分に除電する必要が
あり、露光ランプ9を作動させた後の感光ドラム1上の
画像形成部分の表面電位と非画像形成部の表面電位は、
感光ドラム1上の表面電位の推移を示す第12図を参照
すると理解されるように、その差が低減しほぼ等しい電
位となる。このような場合に、特に画像の端部において
問題が生じた。
第13図に、感光ドラム1上の静電潜像が現像された後
の、感光ドラム1上の画像形成部及び非画像形成部の表
面電位を示す。又第14図に、感光ドラムlを露光ラン
プ9により除電した後の、感光ドラムl上の画像形成部
及び非画像形成部の表面電位を示す。
の、感光ドラム1上の画像形成部及び非画像形成部の表
面電位を示す。又第14図に、感光ドラムlを露光ラン
プ9により除電した後の、感光ドラムl上の画像形成部
及び非画像形成部の表面電位を示す。
本例においては、感光ドラム1は負極性に帯電され、又
現像剤、即ち第13図に示すトナー粒子10は感光ドラ
ム1と同極性の負極性に帯電され、感光ドラム1上の静
電潜像に対して反転現像が行なわれる。現像後、感光ド
ラムl上の画像形成部に付着した画像を構成するトナー
粒子10は、それぞれが負極性に帯電されているために
互に反発し合うが、感光ドラム1上の画像形成′部と非
画像形成部の表面電位の差によって作られる電界により
、画像形成部に拘束されている。
現像剤、即ち第13図に示すトナー粒子10は感光ドラ
ム1と同極性の負極性に帯電され、感光ドラム1上の静
電潜像に対して反転現像が行なわれる。現像後、感光ド
ラムl上の画像形成部に付着した画像を構成するトナー
粒子10は、それぞれが負極性に帯電されているために
互に反発し合うが、感光ドラム1上の画像形成′部と非
画像形成部の表面電位の差によって作られる電界により
、画像形成部に拘束されている。
しかしながら、露光ランプ9によって感光ドラム1が除
電された後は、第14図に示すように、画像形成部と非
画像形成部の表面電位の差がほぼなくなるために、上記
の電界が発生することがなくなり、このため画像形成部
に付着したトナー粒子10同志の反発力によって、トナ
ー粒子10の一部が画像形成部から非画像形成部へと飛
び敗り、これによって画像の劣化が生じるという問題が
あった。特に文字等の細線画像を形成する場合に、この
ような問題が顕著に発生した。
電された後は、第14図に示すように、画像形成部と非
画像形成部の表面電位の差がほぼなくなるために、上記
の電界が発生することがなくなり、このため画像形成部
に付着したトナー粒子10同志の反発力によって、トナ
ー粒子10の一部が画像形成部から非画像形成部へと飛
び敗り、これによって画像の劣化が生じるという問題が
あった。特に文字等の細線画像を形成する場合に、この
ような問題が顕著に発生した。
更に上記露光ランプ9は現像装置4と転写ドラム5Aと
の間に配設されるため、トナー像の複写回数を重ねる毎
に現像装置4から飛散したトナーにより汚れて行き、転
写材P数千枚の複写で本来の除電機能を十分に果たすこ
とができな(なってしまう問題も生じた。
の間に配設されるため、トナー像の複写回数を重ねる毎
に現像装置4から飛散したトナーにより汚れて行き、転
写材P数千枚の複写で本来の除電機能を十分に果たすこ
とができな(なってしまう問題も生じた。
以上では、転写材PがOHPフィルムであるときに、そ
の後端部Paを取り上げて問題を説明したが、転写材P
がOHPフィルムの場合、その先端部についても同様の
問題が生じる。
の後端部Paを取り上げて問題を説明したが、転写材P
がOHPフィルムの場合、その先端部についても同様の
問題が生じる。
従って本発明の目的は、転写材として投影用樹脂フィル
ムを使用した場合に、その転写材の先端部及び後端部に
おける電荷の蓄積に起因した剥離放電を防止して、像担
持体上の一様帯電を可能とすることにより、画像抜けの
ない高品質の画像を得ることができる画像形成装置を提
供することである。
ムを使用した場合に、その転写材の先端部及び後端部に
おける電荷の蓄積に起因した剥離放電を防止して、像担
持体上の一様帯電を可能とすることにより、画像抜けの
ない高品質の画像を得ることができる画像形成装置を提
供することである。
るための
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。
要約すれば本発明は、像担持体上に静電潜像を形成し、
前記静電潜像を現像剤で現像してトナー像として可視化
した後、前記像担持体に転写材を当接することにより、
前記トナー像を前記転写材上に転写して画像を得る画像
形成装置おいて、前記像担持体と転写材とが当接する転
写部に設置した転写手段の箇所に、前記像担持体を露光
する露光手段を配設すると共に、前記転写材に普通紙を
用いる転写モードと投影用樹脂フィルムを用いる転写モ
ードとを具備させ、前記樹脂フィルムを用いる転写モー
ド時に、前記樹脂フィルムからなる転写材上に前記トナ
ー像を転写する際、前記露光手段を作動させることを特
徴とする画像形成装置である。
前記静電潜像を現像剤で現像してトナー像として可視化
した後、前記像担持体に転写材を当接することにより、
前記トナー像を前記転写材上に転写して画像を得る画像
形成装置おいて、前記像担持体と転写材とが当接する転
写部に設置した転写手段の箇所に、前記像担持体を露光
する露光手段を配設すると共に、前記転写材に普通紙を
用いる転写モードと投影用樹脂フィルムを用いる転写モ
ードとを具備させ、前記樹脂フィルムを用いる転写モー
ド時に、前記樹脂フィルムからなる転写材上に前記トナ
ー像を転写する際、前記露光手段を作動させることを特
徴とする画像形成装置である。
K呈上
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
実施例1
第1図は、本発明の一実施例の画像形成装置に設けられ
た転写装置の転写部を示す構成図である。
た転写装置の転写部を示す構成図である。
本実施例の画像形成装置は、先の第7〜10図を参照し
て説明した従来の画像形成装置と同様、多色電子複写機
に適用した場合を示す。本画像形成装置では、感光ドラ
ム1と転写材Pとが当接する転写部に設置された転写帯
電器5bの箇所に露光手段29を配設すると共に、転写
材Pが普通紙であるときの転写モードとOHPフィルム
(投影用樹脂フィルム)であるときの転写モードとを具
備させたことが大きな特徴である。
て説明した従来の画像形成装置と同様、多色電子複写機
に適用した場合を示す。本画像形成装置では、感光ドラ
ム1と転写材Pとが当接する転写部に設置された転写帯
電器5bの箇所に露光手段29を配設すると共に、転写
材Pが普通紙であるときの転写モードとOHPフィルム
(投影用樹脂フィルム)であるときの転写モードとを具
備させたことが大きな特徴である。
本画像形成装置のその他の構成は従来の画像形成装置と
基本的に同じで、第1図において第7〜10図に付した
符号と同一の符号は同一の部材を示す。
基本的に同じで、第1図において第7〜10図に付した
符号と同一の符号は同一の部材を示す。
本実施例では、感光ドラム1の直径は例えば80mmと
し、転写装置5の転写ドラム5Aの直径は感光ドラム1
の2倍の160mmとされる。
し、転写装置5の転写ドラム5Aの直径は感光ドラム1
の2倍の160mmとされる。
又感光ドラム1は160mm/秒で矢印方向に回転し、
−広帯電器2により感光ドラム1の表面を−300〜−
900vに一次帯電される。回転式現像装置4の各色の
現像器は、マイナスに帯電した一成分現像剤を有し、反
転現像により感光ドラム1上に形成された静電潜像をト
ナー像として可視化する。
−広帯電器2により感光ドラム1の表面を−300〜−
900vに一次帯電される。回転式現像装置4の各色の
現像器は、マイナスに帯電した一成分現像剤を有し、反
転現像により感光ドラム1上に形成された静電潜像をト
ナー像として可視化する。
感光ドラム1上の静電潜像を現像して得られたトナー像
は、転写装置5の転写ドラム5Aに担持して搬送される
転写材Pと感光ドラム1が当接する転写部で、転写帯電
器5bを作動することにより、転写材P上に転写される
。
は、転写装置5の転写ドラム5Aに担持して搬送される
転写材Pと感光ドラム1が当接する転写部で、転写帯電
器5bを作動することにより、転写材P上に転写される
。
第1図を参照することにより良く理解されるように、転
写帯電器5bはコロナ帯電器とされ、例えば+6〜+9
kVの電圧が印加され、転写材Pとして普通紙及びOH
Pフィルムを使用した場合の転写電流が、それぞれ先の
第1表に示した値とされる。
写帯電器5bはコロナ帯電器とされ、例えば+6〜+9
kVの電圧が印加され、転写材Pとして普通紙及びOH
Pフィルムを使用した場合の転写電流が、それぞれ先の
第1表に示した値とされる。
転写装置5は、従来と同様、先の第8図に示すように、
転写ドラム5Aを備えたドラムタイプとされ、転写ドラ
ム5Aは、両端に配置された一対のシリンダ5a、5a
の空域の外周面に転写材担持部材として転写材担持シー
ト501を張設してなっている。転写ドラム5A外周面
の転写材担持シート501の非張設部には、図示しない
給紙装置から送給される転写材Pを把持する転写材グリ
ッパ5cが設けられ、転写ドラム5A内には転写手段を
構成する転写帯電器5bが設けられる。
転写ドラム5Aを備えたドラムタイプとされ、転写ドラ
ム5Aは、両端に配置された一対のシリンダ5a、5a
の空域の外周面に転写材担持部材として転写材担持シー
ト501を張設してなっている。転写ドラム5A外周面
の転写材担持シート501の非張設部には、図示しない
給紙装置から送給される転写材Pを把持する転写材グリ
ッパ5cが設けられ、転写ドラム5A内には転写手段を
構成する転写帯電器5bが設けられる。
更に転写ドラム5Aの内側、外側には、第1図に示すよ
うに、除電手段を構成する内側除電用帯電器5d、外側
除電用帯電器5eが配設される。
うに、除電手段を構成する内側除電用帯電器5d、外側
除電用帯電器5eが配設される。
上記転写材担持シート501には、例えば厚さが100
〜175μm、体積抵抗が1013Ωcmのポリフッ化
ビニリデン樹脂のフィルムが使用される。
〜175μm、体積抵抗が1013Ωcmのポリフッ化
ビニリデン樹脂のフィルムが使用される。
本発明に従えば、上記の転写帯電器5bには、感光ドラ
ム1側と反対側にも開口が設けられ、その開口に臨ませ
て転写帯電器5bの外側に上述した露光手段29が設置
される。本実施例では露光手段29は、第2図に示すよ
うに、ヒユーズランプアレーとされ、該露光手段、即ち
ヒユーズランプアレー29から放射された感光ドラム1
に有害な短波長の光が感光ドラム1へ照射されるのを防
ぐために、これを吸収する赤色フィルター28が、第1
図に示すように、転写帯電器5bの前記反対側の開口に
設けられる。
ム1側と反対側にも開口が設けられ、その開口に臨ませ
て転写帯電器5bの外側に上述した露光手段29が設置
される。本実施例では露光手段29は、第2図に示すよ
うに、ヒユーズランプアレーとされ、該露光手段、即ち
ヒユーズランプアレー29から放射された感光ドラム1
に有害な短波長の光が感光ドラム1へ照射されるのを防
ぐために、これを吸収する赤色フィルター28が、第1
図に示すように、転写帯電器5bの前記反対側の開口に
設けられる。
更に本発明に従えば、本画像形成装置は、上述したよう
に、転写材Pに普通紙を用いる転写モードとOHPフィ
ルムを用いる転写モードとが具備される。
に、転写材Pに普通紙を用いる転写モードとOHPフィ
ルムを用いる転写モードとが具備される。
露光手段のヒユーズランプアレー29は、転写材PにO
HPフィルムを用いる転写モード時に、感光ドラム1と
当接したOHPフィルムからなる転写材P上に転写帯電
器5bの作動により感光ドラム1上のトナー像が転写さ
れている間に点灯され、転写材担持シート501及びそ
の上の転写材Pを通って感光ドラム1を露光することに
より、感光ドラム1を除電する。4色の画像形成プロセ
スにより多色画像を形成する本実施例の画像形成装置で
は、イエロー色のトナー像、マゼンタ色のトナー像、シ
アン色のトナー像、ブラック色のトナー像の転写が行な
われる度に、その転写の量感光ドラム1の除電が行なわ
れる。
HPフィルムを用いる転写モード時に、感光ドラム1と
当接したOHPフィルムからなる転写材P上に転写帯電
器5bの作動により感光ドラム1上のトナー像が転写さ
れている間に点灯され、転写材担持シート501及びそ
の上の転写材Pを通って感光ドラム1を露光することに
より、感光ドラム1を除電する。4色の画像形成プロセ
スにより多色画像を形成する本実施例の画像形成装置で
は、イエロー色のトナー像、マゼンタ色のトナー像、シ
アン色のトナー像、ブラック色のトナー像の転写が行な
われる度に、その転写の量感光ドラム1の除電が行なわ
れる。
先に示した第12図から判るように、感光ドラム1上の
除電が行なわれた部分の表面電位はほぼOvとなり、こ
の除電が行なわれた部分には電荷が殆ど存在しない。
除電が行なわれた部分の表面電位はほぼOvとなり、こ
の除電が行なわれた部分には電荷が殆ど存在しない。
従って、転写材PがOHPフィルムからなるとき、本発
明のように、感光ドラム1上のトナー像を転写材P上に
転写する際に、ヒユーズランプアレー29により感光ド
ラム1を露光して除電することにより、従来、転写帯電
器5bから転写材担持シート501を介して転写材Pに
付与されて、転写材Pの先端部及び後端部に蓄積されて
いたプラス電荷を除去して、表面電位をほぼOVとする
ことができ、その結果、転写材PがOHPフィルムであ
っても、その先端部及び後端部と感光ドラム1との間に
生じていた高電界の発生するのを防止することができる
。
明のように、感光ドラム1上のトナー像を転写材P上に
転写する際に、ヒユーズランプアレー29により感光ド
ラム1を露光して除電することにより、従来、転写帯電
器5bから転写材担持シート501を介して転写材Pに
付与されて、転写材Pの先端部及び後端部に蓄積されて
いたプラス電荷を除去して、表面電位をほぼOVとする
ことができ、その結果、転写材PがOHPフィルムであ
っても、その先端部及び後端部と感光ドラム1との間に
生じていた高電界の発生するのを防止することができる
。
このため、本発明によれば、先の第9.10図に図示さ
れるように、従来、転写材PがOHPフィルムある場合
、転写材Pの先端部及び後端部が感光ドラム1より離れ
る際に剥離放電を起こして、空中のプラスの電荷がマイ
ナスの電荷を帯びた感光ドラム1上へと移動し、感光ド
ラム1上にダメージを与えてメモリー効果を生じさせて
いたのを防止することができる。その結果、感光ドラム
1上を一様に帯電することが可能となり、画像抜けのな
い高品質の画像を得ることができる。
れるように、従来、転写材PがOHPフィルムある場合
、転写材Pの先端部及び後端部が感光ドラム1より離れ
る際に剥離放電を起こして、空中のプラスの電荷がマイ
ナスの電荷を帯びた感光ドラム1上へと移動し、感光ド
ラム1上にダメージを与えてメモリー効果を生じさせて
いたのを防止することができる。その結果、感光ドラム
1上を一様に帯電することが可能となり、画像抜けのな
い高品質の画像を得ることができる。
更に感光ドラム1の除電が、感光ドラム1と転写材Pと
が当接して感光ドラム1上のトナー像が転写される際に
行なわれるので、感光ドラム】上の画像形成部に付着し
た画像を構成するトナー粒子10の一部が非画像部へと
飛び散ることがなく、その面からも良好な画質を維持す
ることができる。
が当接して感光ドラム1上のトナー像が転写される際に
行なわれるので、感光ドラム】上の画像形成部に付着し
た画像を構成するトナー粒子10の一部が非画像部へと
飛び散ることがなく、その面からも良好な画質を維持す
ることができる。
実施例2
第3図は、本発明の画像形成装置の他の実施例を示す概
略構成図である。本実施例の画像形成装置は、4つの画
像形成ユニット1〜■を有した多色電子写真複写機に適
用した場合を示す。
略構成図である。本実施例の画像形成装置は、4つの画
像形成ユニット1〜■を有した多色電子写真複写機に適
用した場合を示す。
本画像形成装置において、各画像形成ユニットI〜■は
、感光ドラムlla〜lidを有し、その回りに一次帯
電器12a〜12d、露光手段13a〜13d、現像器
14a〜14d、転写帯電器15a 〜15d、クリー
ナ16 a 〜1.6 dが配置され、更に画像形成ユ
ニット■〜■を貫通する態様にて感光ドラムlla〜l
idの下方に搬送手段として無端状の転写材担持ベルト
17が配置され、給紙ローラ18により給紙された転写
材Pを転写帯電器15a〜15dを配置した箇所で、画
像形成ユニットエ〜■の感光ドラム11a〜lidと当
接するようにして搬送するべく構成されている。
、感光ドラムlla〜lidを有し、その回りに一次帯
電器12a〜12d、露光手段13a〜13d、現像器
14a〜14d、転写帯電器15a 〜15d、クリー
ナ16 a 〜1.6 dが配置され、更に画像形成ユ
ニット■〜■を貫通する態様にて感光ドラムlla〜l
idの下方に搬送手段として無端状の転写材担持ベルト
17が配置され、給紙ローラ18により給紙された転写
材Pを転写帯電器15a〜15dを配置した箇所で、画
像形成ユニットエ〜■の感光ドラム11a〜lidと当
接するようにして搬送するべく構成されている。
尚、第3図において、符号19a〜19dは画像形成ユ
ニットI〜■の内側除電器、20a〜20dは外側除電
器である。
ニットI〜■の内側除電器、20a〜20dは外側除電
器である。
本実施例でも、画像形成ユニットI〜■の感光ドラムl
la〜lidと転写材Pとが当接する転写部に設置した
転写帯電器15a〜15dに、転写材担持シート501
側と反対側にも開口が設けられ、その開口に臨ませて転
写帯電器15a〜15dの外側に露光手段29a〜29
dが設置される。又画像形成装置には、転写材Pに普通
紙を用いる転写モードとOHPフィルムを用いる転写モ
ードとが具備される。
la〜lidと転写材Pとが当接する転写部に設置した
転写帯電器15a〜15dに、転写材担持シート501
側と反対側にも開口が設けられ、その開口に臨ませて転
写帯電器15a〜15dの外側に露光手段29a〜29
dが設置される。又画像形成装置には、転写材Pに普通
紙を用いる転写モードとOHPフィルムを用いる転写モ
ードとが具備される。
本実施例でも、露光手段29はヒユーズランプアレーと
され、この露光手段、即ちヒユーズランプアレー29は
、転写材PにOHPフィルムを用いる転写モード時に、
感光ドラムlla〜lidと当接したOHPフィルムの
転写材P上に転写帯電器15a〜15dの作動により感
光ドラムlid〜lid上のトナー像が転写されている
間に点灯され、転写材担持ベルト17及びその上の転写
材Pを通って感光ドラムlla〜lidを露光すること
により、感光ドラムlla〜lidを除電する。
され、この露光手段、即ちヒユーズランプアレー29は
、転写材PにOHPフィルムを用いる転写モード時に、
感光ドラムlla〜lidと当接したOHPフィルムの
転写材P上に転写帯電器15a〜15dの作動により感
光ドラムlid〜lid上のトナー像が転写されている
間に点灯され、転写材担持ベルト17及びその上の転写
材Pを通って感光ドラムlla〜lidを露光すること
により、感光ドラムlla〜lidを除電する。
従って、実施例1のときと同様、転写材PがOHPフィ
ルムであっても、その先端部及び後端部が感光ドラムl
la〜lidより離れる際の剥離放電を原因としたメモ
リー効果が感光ドラム11a〜lidに発生するのを防
止して、感光ドラムlla〜lld上を一様に帯電する
ことができ、その結果、画像抜けのない高品質の画像を
得ることができる等、同様な効果を得ることができる。
ルムであっても、その先端部及び後端部が感光ドラムl
la〜lidより離れる際の剥離放電を原因としたメモ
リー効果が感光ドラム11a〜lidに発生するのを防
止して、感光ドラムlla〜lld上を一様に帯電する
ことができ、その結果、画像抜けのない高品質の画像を
得ることができる等、同様な効果を得ることができる。
実施例3
第4図は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す概略構成図である。本実施例の画像形成装置は、転写
装置を有しない画像形成装置、例えば白黒電子写真デジ
タル式レーザービームプリンターを示す。
す概略構成図である。本実施例の画像形成装置は、転写
装置を有しない画像形成装置、例えば白黒電子写真デジ
タル式レーザービームプリンターを示す。
本画像形成装置は、感光ドラム31を有し、その回りに
一次帯電器32、露光手段のレーザービームスキャナー
33、現像器34、転写帯電器35、クリーナー37が
配置される。−広帯電器32、レーザービームスキャナ
ー33、現像器34の作動により感光ドラム31上に形
成された反転現像によるトナー像は、給紙ローラ36等
で給紙して搬送された転写材Pと感光ドラム31とが当
接する転写部で転写帯電器35が作動することにより、
転写材P上に転写される。
一次帯電器32、露光手段のレーザービームスキャナー
33、現像器34、転写帯電器35、クリーナー37が
配置される。−広帯電器32、レーザービームスキャナ
ー33、現像器34の作動により感光ドラム31上に形
成された反転現像によるトナー像は、給紙ローラ36等
で給紙して搬送された転写材Pと感光ドラム31とが当
接する転写部で転写帯電器35が作動することにより、
転写材P上に転写される。
本実施例でも、上記の感光ドラム31と転写材Pとが当
接する転写部に設置された転写帯電器35に、感光ドラ
ム31側と反対側にも開口を設けて、その開口に臨ませ
て露光手段29が配設される。又画像形成装置には、転
写材Pに普通紙を用いる転写モードとOHPフィルムを
用いる転写モードとが具備される。
接する転写部に設置された転写帯電器35に、感光ドラ
ム31側と反対側にも開口を設けて、その開口に臨ませ
て露光手段29が配設される。又画像形成装置には、転
写材Pに普通紙を用いる転写モードとOHPフィルムを
用いる転写モードとが具備される。
本実施例でも、露光手段29はヒユーズランプアレーと
され、この露光手段、即ちヒユーズランプアレー29は
、転写材PにOHPフィルムを用いる転写モード時に、
感光ドラム31と当接したOHPフィルムの転写材P上
に転写帯電器15a〜15dの作動により感光ドラムl
id〜lid上のトナー像が転写されている間に点灯さ
れ、転写材Pを通って感光ドラム31を露光して除電す
る。
され、この露光手段、即ちヒユーズランプアレー29は
、転写材PにOHPフィルムを用いる転写モード時に、
感光ドラム31と当接したOHPフィルムの転写材P上
に転写帯電器15a〜15dの作動により感光ドラムl
id〜lid上のトナー像が転写されている間に点灯さ
れ、転写材Pを通って感光ドラム31を露光して除電す
る。
従って、実施例1のときと同様、転写材PがOHPフィ
ルムであっても、その先端部及び後端部が感光ドラム3
1より離れる際の剥離放電を原因としたメモリー効果が
感光ドラム31に発生するのを防止して、感光ドラム3
1を一様に帯電することができ、その結果、画像抜けの
ない高品質の画像を得ることができる等、同様な効果を
得ることができる。
ルムであっても、その先端部及び後端部が感光ドラム3
1より離れる際の剥離放電を原因としたメモリー効果が
感光ドラム31に発生するのを防止して、感光ドラム3
1を一様に帯電することができ、その結果、画像抜けの
ない高品質の画像を得ることができる等、同様な効果を
得ることができる。
実施例4
第5図は、本発明の画像形成装置の更に別の実施例を示
す概略構成図である。本実施例の画像形成装置は、感光
ドラムに対して逆極性のトナーにより正規現像する転写
装置を有しない画像形成装置、例えばアナログ方式の白
黒電子写真複写機を示す。
す概略構成図である。本実施例の画像形成装置は、感光
ドラムに対して逆極性のトナーにより正規現像する転写
装置を有しない画像形成装置、例えばアナログ方式の白
黒電子写真複写機を示す。
本実施例の画像形成装置は、感光ドラム41を有し、そ
の回りに一次帯電器42、露光手段43、現像器44、
転写帯電器45、クリーナー47が配置される。−広帯
電器42、露光手段43、現像器44の作動により感光
ドラム41上に形成された正規現像によるトナー像は、
図示しない給紙ローラで給紙して搬送された転写材Pと
感光ドラム41とが当接する転写部で転写帯電器45が
作動することにより、転写材P上に転写される。
の回りに一次帯電器42、露光手段43、現像器44、
転写帯電器45、クリーナー47が配置される。−広帯
電器42、露光手段43、現像器44の作動により感光
ドラム41上に形成された正規現像によるトナー像は、
図示しない給紙ローラで給紙して搬送された転写材Pと
感光ドラム41とが当接する転写部で転写帯電器45が
作動することにより、転写材P上に転写される。
本実施例でも、上記の感光ドラム41と転写材Pとが当
接する転写部に設置された転写帯電器45に、感光ドラ
ム41側と反対側にも開口を設けて、その開口に臨ませ
て露光手段29が配設される。又画像形成装置には、転
写材Pに普通紙を用いる転写モードとOHPフィルムを
用いる転写モードとが具備される。
接する転写部に設置された転写帯電器45に、感光ドラ
ム41側と反対側にも開口を設けて、その開口に臨ませ
て露光手段29が配設される。又画像形成装置には、転
写材Pに普通紙を用いる転写モードとOHPフィルムを
用いる転写モードとが具備される。
本実施例で、露光手段29は同様にヒユーズランプアレ
ーとされ、この露光手段、即ちヒユーズランプアレー2
9は、転写材PにOHPフィルムを用いる転写モード時
に、感光ドラム41と当接したOHPフィルムの転写材
P上に転写帯電器41の作動により感光ドラム41上の
トナー像が転写されている間に点灯され、転写材Pを通
って感光ドラム41を露光して除電する。
ーとされ、この露光手段、即ちヒユーズランプアレー2
9は、転写材PにOHPフィルムを用いる転写モード時
に、感光ドラム41と当接したOHPフィルムの転写材
P上に転写帯電器41の作動により感光ドラム41上の
トナー像が転写されている間に点灯され、転写材Pを通
って感光ドラム41を露光して除電する。
従って、実施例1のときと同様、感光ドラム41を一様
に帯電することができ、その結果、画像抜けのない高品
質の画像を得ることができる等、同様な効果を得ること
ができる。
に帯電することができ、その結果、画像抜けのない高品
質の画像を得ることができる等、同様な効果を得ること
ができる。
以上の実施例1〜4では、いずれも、感光ドラムを除電
する露光手段として第2図に示すようなヒユーズランプ
アレー29を用いたが、本発明はこれに限定されず、第
6図に示すようなLEDうシブアレー39等を使用する
こともでき、これによっても感光ドラムの除電を好適に
行なうことができる。
する露光手段として第2図に示すようなヒユーズランプ
アレー29を用いたが、本発明はこれに限定されず、第
6図に示すようなLEDうシブアレー39等を使用する
こともでき、これによっても感光ドラムの除電を好適に
行なうことができる。
感光ドラムを除電する露光手段として上記LEDランプ
アレー39を使用する場合の一例を示せば、LEDラン
プアレー39は、ピーク波長が695nmのランプを6
4個直線状に配列したものとして、このLEDランプア
レー39を転写部の転写帯電器の箇所に、ランプ配列方
向を感光ドラム1の軸方向と同方向にして設置する。
アレー39を使用する場合の一例を示せば、LEDラン
プアレー39は、ピーク波長が695nmのランプを6
4個直線状に配列したものとして、このLEDランプア
レー39を転写部の転写帯電器の箇所に、ランプ配列方
向を感光ドラム1の軸方向と同方向にして設置する。
免且旦盈1
以上説明したように、本発明の画像形成装置では、像担
持体と転写材とが当接する転写部に設置した転写手段の
箇所に、像担持体を除電する露光手段を配設すると共に
、転写材に普通紙を用いる転写モードと投影用樹脂フィ
ルム(OHPフィルム)を用いる転写モードとを具備さ
せ、これにより投影用樹脂フィルムを用いる転写モード
時に、投影用樹脂フィルムからなる転写材上にトナー像
を転写する際、露光手段を作動させて像担持体を除電す
るので、転写材がOHPフィルムであっても、その転写
材の先端部及び後端部における電荷の蓄積に起因した剥
離放電を防止して、像担持体上の一様帯電を可能とする
ことにより、画像抜けのない高品質の画像を得ることが
できる。又本発明を多色画像形成装置に適用した場合に
は、特に色ズレを及び画像抜けのない高品質の多色画像
を得ることができる。
持体と転写材とが当接する転写部に設置した転写手段の
箇所に、像担持体を除電する露光手段を配設すると共に
、転写材に普通紙を用いる転写モードと投影用樹脂フィ
ルム(OHPフィルム)を用いる転写モードとを具備さ
せ、これにより投影用樹脂フィルムを用いる転写モード
時に、投影用樹脂フィルムからなる転写材上にトナー像
を転写する際、露光手段を作動させて像担持体を除電す
るので、転写材がOHPフィルムであっても、その転写
材の先端部及び後端部における電荷の蓄積に起因した剥
離放電を防止して、像担持体上の一様帯電を可能とする
ことにより、画像抜けのない高品質の画像を得ることが
できる。又本発明を多色画像形成装置に適用した場合に
は、特に色ズレを及び画像抜けのない高品質の多色画像
を得ることができる。
第1図は、本発明の一実施例の画像形成装置に設けられ
た転写装置の転写部を示す構成図である。 第2図は、第1図の転写部の転写帯電器の箇所に設けら
れた露光手段を示す説明図である。 第3図は、本発明の画像形成装置の他の実施例を示す概
略構成図である。 第4図は、同じく更に他の実施例を示す概略構成図であ
る。 第5図は、同じ(更に別の実施例を示す概略構成図であ
る。 第6図は、本発明の画像形成装置で使用する露光手段の
他の例を示す説明図である。 第7図は、従来の画像形成装置を示す概略構成図である
。 第8図は、第7図の画像形成装置に設けられた転写装置
の転写ドラムを示す斜視図である。 第9図は、第8図の転写装置の転写部における転写材後
端部の電荷の状態を示す説明図である。 第10図は、同じく転写材後端部での剥離放電を示す説
明図である。 第11図は、第8図の転写装置の転写部よりも感光ドラ
ム回転方向上流の位置に除電手段を設けたことを示す説
明図である。 第12図は、第11図の除電手段を設けた画像形成装置
における感光ドラム上の表面電位の推移を示すグラフで
ある。 第13図は、同じく画像形成装置における静電潜像を現
像後の感光ドラム上の画像形成部及び非画像形成部の表
面電位を示すグラフである。 第14図は、同じく画像形成装置における除電後の感光
ドラム上の画像形成部及び非画像形成部の表面電位を示
すグラフである。 1 、 lta 〜 lid。 31.41:感光ドラム 2.12a N12d。 32.42ニ一次帯電器 4Y〜4B、14a N14d。 34.44:現像器 5:転写装置 5A:転写ドラム 5b、15a N15d1 35.45;転写帯電器 29.29a〜29d :露光手段 501:転写材担持シート P:転写材 第 図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図
た転写装置の転写部を示す構成図である。 第2図は、第1図の転写部の転写帯電器の箇所に設けら
れた露光手段を示す説明図である。 第3図は、本発明の画像形成装置の他の実施例を示す概
略構成図である。 第4図は、同じく更に他の実施例を示す概略構成図であ
る。 第5図は、同じ(更に別の実施例を示す概略構成図であ
る。 第6図は、本発明の画像形成装置で使用する露光手段の
他の例を示す説明図である。 第7図は、従来の画像形成装置を示す概略構成図である
。 第8図は、第7図の画像形成装置に設けられた転写装置
の転写ドラムを示す斜視図である。 第9図は、第8図の転写装置の転写部における転写材後
端部の電荷の状態を示す説明図である。 第10図は、同じく転写材後端部での剥離放電を示す説
明図である。 第11図は、第8図の転写装置の転写部よりも感光ドラ
ム回転方向上流の位置に除電手段を設けたことを示す説
明図である。 第12図は、第11図の除電手段を設けた画像形成装置
における感光ドラム上の表面電位の推移を示すグラフで
ある。 第13図は、同じく画像形成装置における静電潜像を現
像後の感光ドラム上の画像形成部及び非画像形成部の表
面電位を示すグラフである。 第14図は、同じく画像形成装置における除電後の感光
ドラム上の画像形成部及び非画像形成部の表面電位を示
すグラフである。 1 、 lta 〜 lid。 31.41:感光ドラム 2.12a N12d。 32.42ニ一次帯電器 4Y〜4B、14a N14d。 34.44:現像器 5:転写装置 5A:転写ドラム 5b、15a N15d1 35.45;転写帯電器 29.29a〜29d :露光手段 501:転写材担持シート P:転写材 第 図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図
Claims (1)
- 1)像担持体上に静電潜像を形成し、前記静電潜像を現
像剤で現像してトナー像として可視化した後、前記像担
持体に転写材を当接することにより、前記トナー像を前
記転写材上に転写して画像を得る画像形成装置おいて、
前記像担持体と転写材とが当接する転写部に設置した転
写手段の箇所に、前記像担持体を露光する露光手段を配
設すると共に、前記転写材に普通紙を用いる転写モード
と投影用樹脂フィルムを用いる転写モードとを具備させ
、前記樹脂フィルムを用いる転写モード時に、前記樹脂
フィルムからなる転写材上に前記トナー像を転写する際
、前記露光手段を作動させることを特徴とする画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17510090A JPH0462582A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17510090A JPH0462582A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0462582A true JPH0462582A (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=15990259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17510090A Pending JPH0462582A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0462582A (ja) |
-
1990
- 1990-07-02 JP JP17510090A patent/JPH0462582A/ja active Pending
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