JPH0462252B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0462252B2 JPH0462252B2 JP13746785A JP13746785A JPH0462252B2 JP H0462252 B2 JPH0462252 B2 JP H0462252B2 JP 13746785 A JP13746785 A JP 13746785A JP 13746785 A JP13746785 A JP 13746785A JP H0462252 B2 JPH0462252 B2 JP H0462252B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parison
- cavity
- air
- suction
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、合成樹脂製品のブロー成形方法に関
する。
する。
従来、く字形またはＳ字形などの屈曲した形状
の合成樹脂製品をブロー成形する場合、たとえ
ば、特公昭58−47337号公報に示されているよう
に、キヤビテイの入口からパリソンを一部分導入
するとともに、キヤビテイの出口から外部への吸
引作用を加え、その空気流を介して、パリソンを
屈曲したキヤビテイ全体に挿通させ、パリソンの
入口端末および出口端末を別の割金型で挟着閉成
してエアの吹き込みを行ない、成形する方法が提
案されている。
の合成樹脂製品をブロー成形する場合、たとえ
ば、特公昭58−47337号公報に示されているよう
に、キヤビテイの入口からパリソンを一部分導入
するとともに、キヤビテイの出口から外部への吸
引作用を加え、その空気流を介して、パリソンを
屈曲したキヤビテイ全体に挿通させ、パリソンの
入口端末および出口端末を別の割金型で挟着閉成
してエアの吹き込みを行ない、成形する方法が提
案されている。
しかし、上述の方法においては、パリソンを屈
曲したキヤビテイ内に挿通した後に、別の割金型
でパリソンの入口端末および出口端末を挟着閉成
してエアの吹き込みを行なうものであるため、金
型構造が複雑となつて高コストとなり、故障も多
く、原料の無駄も多い。
曲したキヤビテイ内に挿通した後に、別の割金型
でパリソンの入口端末および出口端末を挟着閉成
してエアの吹き込みを行なうものであるため、金
型構造が複雑となつて高コストとなり、故障も多
く、原料の無駄も多い。
また、上述の方法では、パリソンの外壁とキヤ
ビテイ面との間の隙間を流れる空気流のみを介し
て、パリソンを屈曲したキヤビテイ全体に挿通さ
せるものであるため、キヤビテイの屈曲部などに
おいてパリソンの内壁が相互に付着したり、パリ
ソンが偏肉を起こす危険性があるとともに、パリ
ソンの挿通にかなりの時間を必要としている。
ビテイ面との間の隙間を流れる空気流のみを介し
て、パリソンを屈曲したキヤビテイ全体に挿通さ
せるものであるため、キヤビテイの屈曲部などに
おいてパリソンの内壁が相互に付着したり、パリ
ソンが偏肉を起こす危険性があるとともに、パリ
ソンの挿通にかなりの時間を必要としている。
本発明は、上述のような問題を解決しようとす
るもので、金型構造を複雑にすることがないとと
もに、原料の無駄を減少し、さらに、パリソンの
付着、偏肉を防止することを目的とするものであ
る。
るもので、金型構造を複雑にすることがないとと
もに、原料の無駄を減少し、さらに、パリソンの
付着、偏肉を防止することを目的とするものであ
る。
本発明のブロー成形方法は、型閉した割金型の
屈曲したキヤビテイの入口からこのキヤビテイ内
にパリソンを一部分導入し、上記キヤビテイの出
口から外部への吸引作用を加えると同時に、パリ
ソン内にエアを吹き込み、上記パリソンを屈曲し
たキヤビテイ全体に挿通させて成形するものであ
る。
屈曲したキヤビテイの入口からこのキヤビテイ内
にパリソンを一部分導入し、上記キヤビテイの出
口から外部への吸引作用を加えると同時に、パリ
ソン内にエアを吹き込み、上記パリソンを屈曲し
たキヤビテイ全体に挿通させて成形するものであ
る。
本発明は、キヤビテイに吸引作用を加えるとき
にパリソン内にエアを吹き込むことにより、パリ
ソンの内外に発生させた二重の空気流によりパリ
ソンをキヤビテイ全体に挿通させるものである。
にパリソン内にエアを吹き込むことにより、パリ
ソンの内外に発生させた二重の空気流によりパリ
ソンをキヤビテイ全体に挿通させるものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
１は割金型で、この割金型１の接合面に屈曲し
たキヤビテイ２が形成されている。このキヤビテ
イ２の上部の入口部における割金型１に径大の嵌
合孔３が形成され、この嵌合孔３を取囲むように
断熱材１ａが割金型１に埋め込まれている。さら
に、この嵌合孔３の内周面に外部とキヤビテイ２
とを連通する多数の狭小なスリツト４が形成さ
れ、キヤビテイ２内と外部との通気が行なわれる
ようになつている。
たキヤビテイ２が形成されている。このキヤビテ
イ２の上部の入口部における割金型１に径大の嵌
合孔３が形成され、この嵌合孔３を取囲むように
断熱材１ａが割金型１に埋め込まれている。さら
に、この嵌合孔３の内周面に外部とキヤビテイ２
とを連通する多数の狭小なスリツト４が形成さ
れ、キヤビテイ２内と外部との通気が行なわれる
ようになつている。
また、上記嵌合孔３に押出ダイ５の先端頭部６
が嵌合保持され、この先端頭部６の下面に環状の
パリソン吐出孔７およびこのパリソン吐出孔７の
中央部にエア吹き込み孔８が開口されている。
が嵌合保持され、この先端頭部６の下面に環状の
パリソン吐出孔７およびこのパリソン吐出孔７の
中央部にエア吹き込み孔８が開口されている。
また、上記キヤビテイ２の下部の出口部に内部
に吸引通路９を形成した吸引管１０が接続され、
この吸引管１０内にシヤツトバルブ１１が設けら
れている。
に吸引通路９を形成した吸引管１０が接続され、
この吸引管１０内にシヤツトバルブ１１が設けら
れている。
そうして、吸引管１０内のバルブ１１を開口し
た状態で、型閉した割金型１のキヤビテイ２の入
口からキヤビテイ２内に、押出ダイ５のパリソン
吐出孔７から供給されるパリソン１２を一部分導
入する。これとともに、吸引管１０に接続した図
示しない吸引ポンプを作動させ、キヤビテイ２の
出口から吸引管１０内の吸引通路９を介してキヤ
ビテイ２に外部への吸引作用を加える。これによ
り、割金型１の嵌合孔３の内周面に設けたスリツ
ト４を介して外部のエアがキヤビテイ２内に流入
し、キヤビテイ２の上部の入口から下部の出口へ
と向かう空気流が発生する。そして、この吸引作
用と同時に押出ダイ５のエア吹き込み孔８からパ
リソン１２内にエアを吹き込んでパリソン１２内
に空気流を発生させる。
た状態で、型閉した割金型１のキヤビテイ２の入
口からキヤビテイ２内に、押出ダイ５のパリソン
吐出孔７から供給されるパリソン１２を一部分導
入する。これとともに、吸引管１０に接続した図
示しない吸引ポンプを作動させ、キヤビテイ２の
出口から吸引管１０内の吸引通路９を介してキヤ
ビテイ２に外部への吸引作用を加える。これによ
り、割金型１の嵌合孔３の内周面に設けたスリツ
ト４を介して外部のエアがキヤビテイ２内に流入
し、キヤビテイ２の上部の入口から下部の出口へ
と向かう空気流が発生する。そして、この吸引作
用と同時に押出ダイ５のエア吹き込み孔８からパ
リソン１２内にエアを吹き込んでパリソン１２内
に空気流を発生させる。
これにより、パリソン１２の内外には同方向の
二重の空気流が発生し、パリソン１２はその二重
の空気流によつて屈曲したキヤビテイ２全体に挿
通される。この際、パリソン１２内にはたえずエ
アが供給されているので、屈曲部などにおいても
パリソン１２の内壁が相互に付着したり、偏肉を
起したりすることなく、迅速にキヤビテイ２全体
に挿通する。
二重の空気流が発生し、パリソン１２はその二重
の空気流によつて屈曲したキヤビテイ２全体に挿
通される。この際、パリソン１２内にはたえずエ
アが供給されているので、屈曲部などにおいても
パリソン１２の内壁が相互に付着したり、偏肉を
起したりすることなく、迅速にキヤビテイ２全体
に挿通する。
ついで、吸引管１０の吸引通路９内に設けたバ
ルブ１１を閉鎖し、パリソン１２の下端部を気密
状態にして成形する。
ルブ１１を閉鎖し、パリソン１２の下端部を気密
状態にして成形する。
なお、キヤビテイ２と外部との通気部は、スリ
ツト４によるほか、小孔などで形成してもよい。
ツト４によるほか、小孔などで形成してもよい。
本発明によれば、キヤビテイ内に吸引作用を加
えると同時に、パリソン内にエアを吹き込むこと
により、パリソンの付着、偏肉を防ぎ、迅速にキ
ヤビテイ全体に挿通させることができ、また、パ
リソンの先端部を閉鎖するための金型構造を必要
とせず、原料の無駄も減少させることができる。
えると同時に、パリソン内にエアを吹き込むこと
により、パリソンの付着、偏肉を防ぎ、迅速にキ
ヤビテイ全体に挿通させることができ、また、パ
リソンの先端部を閉鎖するための金型構造を必要
とせず、原料の無駄も減少させることができる。
第１図は本発明の方法の一実施例を示す断面
図、第２図はその一部の断面図である。 １……割金型、２……キヤビテイ、１２……パ
リソン。
図、第２図はその一部の断面図である。 １……割金型、２……キヤビテイ、１２……パ
リソン。
Claims (1)
- １ 型閉した割金型の屈曲したキヤビテイの入口
からキヤビテイ内にパリソンを一部分導入し、上
記キヤビテイの出口から外部への吸引作用を加え
ると同時に、パリソン内にエアを吹き込み、上記
パリソンを屈曲したキヤビテイ全体に挿通させて
成形することを特徴とするブロー成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13746785A JPS61295022A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | ブロ−成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13746785A JPS61295022A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | ブロ−成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61295022A JPS61295022A (ja) | 1986-12-25 |
| JPH0462252B2 true JPH0462252B2 (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=15199286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13746785A Granted JPS61295022A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | ブロ−成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61295022A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3234138B2 (ja) * | 1995-10-12 | 2001-12-04 | シャープ株式会社 | 画像安定化装置 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP13746785A patent/JPS61295022A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61295022A (ja) | 1986-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0462252B2 (ja) | ||
| JPH0431483B2 (ja) | ||
| US6602459B1 (en) | Dual-chamber container, and method and apparatus for its manufacture | |
| JPS61295021A (ja) | ブロ−成形方法 | |
| JPH02233226A (ja) | ゴム又は熱可塑性樹脂を加工するための押出しヘッド | |
| JPH0466171B2 (ja) | ||
| CN206605782U (zh) | 一种双色薄膜的吹膜机出料模头 | |
| JP2528601Y2 (ja) | 空調用ダクト | |
| JPS63165118A (ja) | 屈曲型巣内へのパリソン導入方法 | |
| JPH0420594Y2 (ja) | ||
| JPH0469537B2 (ja) | ||
| JPH0470976B2 (ja) | ||
| JPS5856827A (ja) | 仕切板付中空成形品の製造方法 | |
| JPS629932A (ja) | シ−ラント用プラスチック製カートリッジ | |
| JPS57128517A (en) | Blow molding method for bent article | |
| JP2792630B2 (ja) | 突起体付き樹脂蛇腹ホースの製造方法 | |
| CN111319231A (zh) | 一种软硬料pvc共挤墙面角线模具 | |
| JPH033373Y2 (ja) | ||
| JPH10274364A (ja) | エンジンの吸気系のゴムダクト | |
| JPH0462253B2 (ja) | ||
| JPH0750190Y2 (ja) | 蛇腹製品の射出ブロー成形用パリソン | |
| JPS6220617A (ja) | 冷却水導出入管付リザ−ブタンク及びその製造方法 | |
| JPH0636902Y2 (ja) | 蛇腹製品の射出ブロー成形用パリソン | |
| JP2548645Y2 (ja) | 空調用ダクト | |
| JPH0425849B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |