JPH0462029B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0462029B2
JPH0462029B2 JP627784A JP627784A JPH0462029B2 JP H0462029 B2 JPH0462029 B2 JP H0462029B2 JP 627784 A JP627784 A JP 627784A JP 627784 A JP627784 A JP 627784A JP H0462029 B2 JPH0462029 B2 JP H0462029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulation resistance
measurement
microcomputer
resistance value
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP627784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60151566A (ja
Inventor
Satoshi Ishikura
Yasunobu Iida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP627784A priority Critical patent/JPS60151566A/ja
Publication of JPS60151566A publication Critical patent/JPS60151566A/ja
Publication of JPH0462029B2 publication Critical patent/JPH0462029B2/ja
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデジタル式絶縁抵抗計に関するもので
ある。
(従来例の構成とその問題点) 絶縁抵抗値を手軽に確認するという目的で、絶
縁低抗を予め定めた値に設定し、その値と絶縁抵
抗の測定結果を比較し、発音体あるいは表示装置
などによつてその結果を報知するということが、
アナログ式絶縁抵抗計によつてのみ実現されてい
る。これは、絶縁抵抗値を目盛つたメーターリレ
ーを使用し、絶縁抵抗値の設定はボリユーム等
で、メータ指針をメーターリレー上の目盛に合わ
せて行うというものである。その設定分解能は汎
用絶縁抵抗計(500V−100MΩ)では、0.01MΩ
のところ最小となり10kΩ(0MΩから0.01MΩに目
盛値がとんでいる)であり、しかもアナログ式と
いうことから設定視誤差が生じるためその設定は
非常に粗いものとなり、絶縁抵抗を比較測定する
際に、その精度に問題点を有していた。また従来
のデジタル式絶縁低抗計には、この種の機能を有
したものがなかつた。
(発明の目的) 本発明は、上記のような従来技術の問題点を解
決し、絶縁抵抗測定の最小測定分解能をあげ、ま
た絶縁抵抗の比較測定における参照抵抗値の設定
が容易にできるとともに、アナログ式において生
じるような視誤差を解消し、測定精度を上げるこ
とを目的とするものである。
具体的には、本発明は、マイクロコンピユータ
とA/D変換器を採用することにより、絶縁抵抗
計のデジタル化を実現し、絶縁抵抗測定の最小測
定分割能を1kΩまで上げ、かつ絶縁抵抗値の設定
をキー入力による最小設定分解能1kΩのデジタル
設定とすることによつて、最小分解能1MΩで絶
縁抵抗の比較測定を可能にし、かつアナログ式に
おいて生じる視誤差を解消することによつて、絶
縁抵抗比較測定の精度を上げることを目的とした
ものである。
(発明の構成) 本発明は、直流定電圧電源と、この直流定電圧
電源に接続された測定端子電圧検出低抗、一対の
測定端子および測定電流検出抵抗からなる測定端
子回路と、前記それぞれの検出抵抗に生じた電圧
出力を順次A/D変換器に入力するためのアナロ
グマルチプレクサと、このアナログマルチプレク
サによつて順次選定された電圧出力をA/D変換
してマイクロコンピユータに入力するA/D変換
器と、このA/D変換された信号を演算処理し絶
縁抵抗を算出するマイクロコンピユータと、この
マイクロコンピユータによる算出結果をデジタル
表示するデジタル表示器と、絶縁抵抗値を最小分
解能1kΩでデジタル設定を開始する絶縁抵抗設定
開始キーと、その設定絶縁抵抗値を入力するキー
と、マイクロコンピユータ内のRAM領域に設定
値を記憶させるためのデータ書き込み実行キー
と、最小測定分解能1kΩで絶縁抵抗を測定し、デ
ジタル表示器に設定絶縁抵抗値を表示したのち絶
縁抵抗の測定結果を表示すると共に、設定した絶
縁抵抗値との比較をし、測定値が小さい場合に
は、発音体あるいは表示装置により警報を発する
ことを実行させるための絶縁抵抗比較測定実行キ
ーを備えたもので、この構成によれば、最小分解
能1kΩで絶縁抵抗の比較測定ができると共にアナ
ログ方式において生じる視誤差を解消することが
できるので、絶縁抵抗比較測定の精度を上げるこ
とができるものである。
(実施例の説明) 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第1図は本発明の一実施例における
デジタル式絶縁抵抗計の回路構成を示したもの
で、1は直流定電圧電源、2は測定端子回路で、
この測定端子回路2は前記直流定電圧電源1に接
続された測定端子電圧検出抵抗3a,3bと、一
対の測定端子4,5と、測定電流検出抵抗6、と
により構成されている。7は前記測定端子電圧検
出抵抗3a,3bに生じた電圧出力と測定電流検
出抵抗6に生じた電圧出力を順次A/D変換器8
に入力するためのアナログマルチプレクサであ
り、またA/D変換器8は、アナログマルチプレ
クサ7によつて順次選定、すなわち順序づけられ
た電圧出力をA/D変換してマイクロコンピユー
タ9に入力するものである。そしてまたマイクロ
コンピユータ9は、A/D変換された信号を演算
処理するものである。10はマイクロコンピユー
タ9による算出結果をデジタル表示するデジタル
表示器、11は各種のフアンクシヨンを入力する
ためのマトリツクス回路で、このマトリツクス回
路11は、最小分解能1kΩで絶縁低抗値のデジタ
ル設定を開始する絶縁抵抗値設定開始キー11a
と、その設定絶縁抵抗値を入力するキーと、マイ
クロコンピユータ内のRAM領域に設定値を記憶
させるためのデータ書き込み実行キー11bと、
最小分解能1kΩで絶縁抵抗を測定し、設定した絶
縁抵抗値との比較をし、測定値が小さい場合に
は、発音体あるいは表示装置により警報を発する
ことを実行させるための絶縁抵抗比較測定実行キ
ー11cとを備えている。上記第1図の構成およ
び第2図のフローチヤートを用いて動作を説明す
る。絶縁抵抗値設定開始キー11aを入力し、そ
の後、絶縁抵抗値をキー入力によりデジタル設定
をするが、仮に設定値が0・1MΩであるとする
と、キー入力により□0,□・,□1,□0,□0と入
力す
る。続いて、データ書込み実行キー11bを入力
すると、マイクロコンピユータ9のRAM領域内
にデジタル表示器用データと比較用データ
(0A100、Aは小数点を表わす)を記憶し、絶縁
抵抗設定フラグMSFをセツトすると共にデータ
が記録されたことのメツセージをデジタル表示器
に表示したのち、設定値を表示する。このように
して絶縁抵抗値を設定した後に、絶縁抵抗比較測
定を行うのであるが、今、測定端子4,5に被測
定絶縁抵抗Rxが接続されると、測定端子電圧検
出抵抗3a,3bおよび測定電流検出抵抗6に電
圧が生じる。そこで絶縁抵抗比較測定実行キー1
1cを入力すると、その電圧をアナログマルチプ
レクサ7によつて順次A/D変換器8に入力し、
そしてこのA/D変換器8で順次アナログ/デジ
タル変換を行い、その変換された信号を順次マイ
クロコンピユータ9に入力する。そしてマイクロ
コンピユータ9は、順次入力した信号を演算処理
することによつて絶縁抵抗を算出し、RAM領域
内にデジタル表示用データと比較用データを記憶
する(仮に絶縁抵抗測定の測定結果が0・
099MΩであるとすると測定結果の比較用データ
は0A099という型式で記憶される)。次いで、マ
イクロコンピユータ9は絶縁抵抗設定フラグ
MSFがセツトされているかどうか確認し、セツ
トされていなければ、測定結果のみをデジタル表
示器10に表示し、測定を終了する。セツトされ
ていれば、設定絶縁抵抗値をデジタル表示器10
に表示したのち、測定結果を表示すると共に、設
定絶縁抵抗値の比較用データ0A100と測定結果比
較用データ0A099とを比較する。比較は、先づ、
双方の比較用データのAが何ビツト目にあるかを
検索するところから始まり、ビツト数の大小によ
つて設定値と測定結果の大小を判定し、その結果
により、前記マイクロコンピユータ9のI/Oポ
ートを“H”あるいは“L”にすることによつ
て、発音体あるいは表示装置12を駆動する。と
ころで、双方の比較用データのAが同ビツトであ
る場合は、双方の比較用ビツトの上位ビツトから
下位ビツトにかけて大きいか、等しいか、あるい
は小さいかの判定が出るまで検索する。検索した
結果が大きいかあるいは等しい場合と小さい場合
によつて前記マイクロコンピユータ9のI/Oポ
ートを“H”あるいは“L”にすることによつて
発音体あるいは表示装置12を駆動する。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、最小分解能1kΩ
で絶縁抵抗の測定を行い、かつ、キー入力により
最小分解能1kΩで任意の絶縁抵抗のデジタル設定
を行うことにより、最小分解能1kΩで絶縁抵抗の
比較測定ができると共にアナログ方式において生
じる視誤差を解消することができるので、絶縁抵
抗比較測定の精度を上げることができる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回路図、第2図は本発明のフ
ローチヤートである。 1…直流定電圧電源、2…測定端子回路、3
a,3b…測定端子電圧検出抵抗、4,5…測定
端子、6…測定電流検出抵抗、7…アナログマル
チプレクサ、8…A/D変換器、9…マイクロコ
ンピユータ、10…デジタル表示器、11…マト
リツクス回路、12…表示装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流定電圧電源と、この直流定電圧電源に接
    続された測定端子電圧検出低抗、一対の測定端子
    および測定電流検出抵抗からなる測定端子回路
    と、前記それぞれの検出抵抗に生じた電圧出力を
    順次A/D変換器に入力するためのアナログマル
    チプレクサと、このアナログマルチプレクサによ
    つて順次選定された電圧出力をA/D変換してマ
    イクロコンピユータに入力するA/D変換器と、
    このA/D変換された信号を演算処理し絶縁抵抗
    を算出するマイクロコンピユータと、このマイク
    ロコンピユータによる算出結果をデジタル表示す
    るデジタル表示器と、絶縁抵抗値を最小分解能
    1kΩでデジタル設定を開始する絶縁抵抗値設定開
    始キーと、その設定絶縁抵抗値を入力するキー
    と、マイクロコンピユータ内のRAM領域に設定
    値を記憶するためのデータ書き込み実行キーと、
    最小分解能1kΩで絶縁抵抗を測定し、デジタル表
    示器に設定絶縁抵抗値を表示したのち絶縁抵抗の
    測定結果を表示すると共に、設定した絶縁抵抗値
    との比較をし、測定値が小さい場合には、発音体
    あるいは表示装置により警報を発することを実行
    させるための絶縁抵抗比較測定実行キーを備えた
    デジタル式絶縁抵抗計。
JP627784A 1984-01-19 1984-01-19 デジタル式絶縁抵抗計 Granted JPS60151566A (ja)

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JP627784A JPS60151566A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 デジタル式絶縁抵抗計

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JP627784A JPS60151566A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 デジタル式絶縁抵抗計

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JPS60151566A JPS60151566A (ja) 1985-08-09
JPH0462029B2 true JPH0462029B2 (ja) 1992-10-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3602820A1 (de) * 1986-01-30 1987-08-06 Windmoeller & Hoelscher Verfahren zur ueberpruefung der funktionsfaehigkeit von parallel geschalteten lastwiderstaenden

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JPS60151566A (ja) 1985-08-09

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