JPH0461745B2 - - Google Patents
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- JPH0461745B2 JPH0461745B2 JP60113090A JP11309085A JPH0461745B2 JP H0461745 B2 JPH0461745 B2 JP H0461745B2 JP 60113090 A JP60113090 A JP 60113090A JP 11309085 A JP11309085 A JP 11309085A JP H0461745 B2 JPH0461745 B2 JP H0461745B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、原子炉内などに使用される小口径
ステンレス鋼鋼管とソケツト管継手との溶接装置
に関する。
ステンレス鋼鋼管とソケツト管継手との溶接装置
に関する。
原子炉内などの配管に使用される呼び径2B以
下のオーステナイト系ステンレス鋼管(以下単に
ステンレス鋼管と言う)を突合せ溶接するとき
は、管内面にビード裏波が突出してその部分の損
失水頭が大きくなるため、ステンレス鋼管とステ
ンレス鋼管とを直接突合せ溶接せず、ステンレス
鋼管の端をソケツト管継手に挿入し、ステンレス
鋼管をその外周においてソケツト管継手の端に隅
肉溶接により溶接する方法が採られている。この
溶接は複層にわたつて行われ、溶接部の酸化や応
力腐食割れ防止のため、ステンレス鋼管内に、初
層溶接の場合には不活性のシールドガスを流し、
2層目以降溶接の場合には冷却水を流して通水溶
接を行う必要があるが、従来は、ステンレス鋼管
内へシールドガスと冷却水とを簡単に切り換え且
つ冷却水量を所望量に調節して供給できる鋼管と
ソケツト管継手との通水冷却溶接装置が提供され
ていなかつた。更に又、小口径にして長尺例えば
呼び径1Bにして全長4〜7mのステンレス鋼管
とソケツト管継手とを溶接する場合、従来は、ス
テンレス鋼管の熱膨脹に対処するためソケツト管
継手の内周突当て段部とソケツト管継手に挿入さ
れるステンレス鋼管端間には所定の例えば1.5mm
の隙間をあけていて、ステンレス鋼管が自重でた
わみ変形し中心軸線を水平にして静置したソケツ
ト管継手に対し真直度が悪化するのを防ぐため
に、ステンレス鋼管を、その中心軸線がソケツト
管継手の中心軸線の延長線上に位置するように、
下方から複数台のころ付鋼管受台により支持し、
横向き姿勢で隅肉溶接を行つていたが、溶接が横
向き姿勢で行われるため、その溶接ビードの滑ら
かさと所要ののど厚さ、従つて溶接部の健全性を
確保することが、下向き溶接の場合に比し劣る欠
点があつた。
下のオーステナイト系ステンレス鋼管(以下単に
ステンレス鋼管と言う)を突合せ溶接するとき
は、管内面にビード裏波が突出してその部分の損
失水頭が大きくなるため、ステンレス鋼管とステ
ンレス鋼管とを直接突合せ溶接せず、ステンレス
鋼管の端をソケツト管継手に挿入し、ステンレス
鋼管をその外周においてソケツト管継手の端に隅
肉溶接により溶接する方法が採られている。この
溶接は複層にわたつて行われ、溶接部の酸化や応
力腐食割れ防止のため、ステンレス鋼管内に、初
層溶接の場合には不活性のシールドガスを流し、
2層目以降溶接の場合には冷却水を流して通水溶
接を行う必要があるが、従来は、ステンレス鋼管
内へシールドガスと冷却水とを簡単に切り換え且
つ冷却水量を所望量に調節して供給できる鋼管と
ソケツト管継手との通水冷却溶接装置が提供され
ていなかつた。更に又、小口径にして長尺例えば
呼び径1Bにして全長4〜7mのステンレス鋼管
とソケツト管継手とを溶接する場合、従来は、ス
テンレス鋼管の熱膨脹に対処するためソケツト管
継手の内周突当て段部とソケツト管継手に挿入さ
れるステンレス鋼管端間には所定の例えば1.5mm
の隙間をあけていて、ステンレス鋼管が自重でた
わみ変形し中心軸線を水平にして静置したソケツ
ト管継手に対し真直度が悪化するのを防ぐため
に、ステンレス鋼管を、その中心軸線がソケツト
管継手の中心軸線の延長線上に位置するように、
下方から複数台のころ付鋼管受台により支持し、
横向き姿勢で隅肉溶接を行つていたが、溶接が横
向き姿勢で行われるため、その溶接ビードの滑ら
かさと所要ののど厚さ、従つて溶接部の健全性を
確保することが、下向き溶接の場合に比し劣る欠
点があつた。
この発明は、小口径にして特に長尺のステンレ
ス鋼管とソケツト管継手との前記従来の溶接手段
の問題点を解決するためになされたもので、ステ
ンレス鋼管とソケツト管継手とをそれらの内部に
所望量の通水をしつつ下向き溶接でき、初層溶接
の際における管内シールドガスの通気と2層以降
溶接の際における管内通水とを簡単に切り換え且
つ通水量を容易に調節できる鋼管とソケツト管継
手との溶接装置を提供することを目的とする。
ス鋼管とソケツト管継手との前記従来の溶接手段
の問題点を解決するためになされたもので、ステ
ンレス鋼管とソケツト管継手とをそれらの内部に
所望量の通水をしつつ下向き溶接でき、初層溶接
の際における管内シールドガスの通気と2層以降
溶接の際における管内通水とを簡単に切り換え且
つ通水量を容易に調節できる鋼管とソケツト管継
手との溶接装置を提供することを目的とする。
本発明はソケツト管継手を取付具を介して回転
自在でかつ着脱自在に把持する位置決め台と、こ
の位置決め台に把持された前記ソケツト管継手の
一開口端に一端を挿入された被溶接鋼管をその中
心軸線をソケツト管継手の中心軸線の延長線上に
置いて回転自在に支承する鋼管受台と、送水量調
整自在な別置冷却水装置と、前記取付具に接続さ
れ内孔が前記ソケツト管継手の内孔に通じる導出
管と、この導出管及び前記被溶接鋼管それぞれの
露出端に着脱自在に取り付けられシールドガス管
路と前記冷却水装置に接続する冷却水管路とシー
ルドガス管路とのいずれにも任意に着脱自在に接
続される回転管継手と、前記被溶接鋼管をそれが
前記ソケツト管継手に挿入された部分の外周にお
いて下向き隅肉溶接する溶接機とを備え、前記位
置決め台には電動機を駆動源として回転する中空
の把持主軸が軸受を介して取付けられており、こ
の把持主軸の位置決め台よりも外方に突出した端
部には取付フランジが固定されており、さらに前
記導出管の端部には基準金具が固着されて導出管
と一体に形成され、この基準金具と導出管とは前
記取付フランジに着脱交換可能に取付けられたこ
とを特徴とする鋼管とソケツト管継手との溶接装
置である。
自在でかつ着脱自在に把持する位置決め台と、こ
の位置決め台に把持された前記ソケツト管継手の
一開口端に一端を挿入された被溶接鋼管をその中
心軸線をソケツト管継手の中心軸線の延長線上に
置いて回転自在に支承する鋼管受台と、送水量調
整自在な別置冷却水装置と、前記取付具に接続さ
れ内孔が前記ソケツト管継手の内孔に通じる導出
管と、この導出管及び前記被溶接鋼管それぞれの
露出端に着脱自在に取り付けられシールドガス管
路と前記冷却水装置に接続する冷却水管路とシー
ルドガス管路とのいずれにも任意に着脱自在に接
続される回転管継手と、前記被溶接鋼管をそれが
前記ソケツト管継手に挿入された部分の外周にお
いて下向き隅肉溶接する溶接機とを備え、前記位
置決め台には電動機を駆動源として回転する中空
の把持主軸が軸受を介して取付けられており、こ
の把持主軸の位置決め台よりも外方に突出した端
部には取付フランジが固定されており、さらに前
記導出管の端部には基準金具が固着されて導出管
と一体に形成され、この基準金具と導出管とは前
記取付フランジに着脱交換可能に取付けられたこ
とを特徴とする鋼管とソケツト管継手との溶接装
置である。
この発明の一実施例を第1図ないし第4図につ
いて説明する。第1図において図に向つて手前側
を前と言い向う側を後と言う。
いて説明する。第1図において図に向つて手前側
を前と言い向う側を後と言う。
ベツド10は、その主体は長尺の溝形鋼にし
て、その下面には平水平床面に接する4個の座材
11がベツド10の長さ方向等間隔に溶接固着さ
れている。ベツド10には、その長さ方向左端前
後に、1対2個のブラケツト12,13(13は
図示せず)が溶接固着されている。ベツド10の
左端には、ブラケツト12,13を介して、長尺
の溝形鋼からなる支持はり20が、その左端にお
いて、右端を上下に回動自在従つて平水平床面に
対し傾斜自在に枢着されている。支持はり20の
右端に遠くない位置には、傾斜角度調整棒21
が、水平軸を中心として回転自在に、上端におい
て枢着されている。ベツド10には、その右端部
水平線上にほぼ等間隔に6個の傾斜角度調整穴1
4が水平に貫通している。傾斜角度調整穴14の
任意所望位置の一と傾斜角度調整棒21の下端に
設けられている水平貫通穴とを挿通して係止ピン
22をはめ込めば、支持はり20は水平に対し15
度ないし25度間の所望の角度に右方上りに傾斜し
た状態に保持される。
て、その下面には平水平床面に接する4個の座材
11がベツド10の長さ方向等間隔に溶接固着さ
れている。ベツド10には、その長さ方向左端前
後に、1対2個のブラケツト12,13(13は
図示せず)が溶接固着されている。ベツド10の
左端には、ブラケツト12,13を介して、長尺
の溝形鋼からなる支持はり20が、その左端にお
いて、右端を上下に回動自在従つて平水平床面に
対し傾斜自在に枢着されている。支持はり20の
右端に遠くない位置には、傾斜角度調整棒21
が、水平軸を中心として回転自在に、上端におい
て枢着されている。ベツド10には、その右端部
水平線上にほぼ等間隔に6個の傾斜角度調整穴1
4が水平に貫通している。傾斜角度調整穴14の
任意所望位置の一と傾斜角度調整棒21の下端に
設けられている水平貫通穴とを挿通して係止ピン
22をはめ込めば、支持はり20は水平に対し15
度ないし25度間の所望の角度に右方上りに傾斜し
た状態に保持される。
支持はり20の左端上面には、位置決め台30
が、その内部定位置に組み込まれている把持主軸
31の中心軸線を支持はり20の中心軸線に平行
にして、その外箱32において溶接固着されてい
る。把持主軸31は、中空にして、その一端には
取付フランジ33が溶接固着され、他端外周には
減速用ベルト車34が固着され、長さ方向中間部
にはカム板35がそのボス36を介して固着され
ている。把持主軸31は、外箱32にボルト締着
された1対2個の軸受37,38に回転自在に支
承され、その中心軸線は支持はり20の中心軸線
と平行になつている。把持主軸31の回転駆動用
変速電動機(以下、駆動電動機と言う)39は、
その中心軸線を把持主軸31の中心軸線に平行に
して外箱32にボルト締着され、その出力軸端に
はベルト車40が固着されている。ベルト車40
と減速用ベルト車34間にはベルト41が掛けら
れていて、把持主軸31は駆動電動機39により
回転駆動される。カム板35はその外周部に1個
所突出カム部を備え、この突出カム部が外箱32
に固着された図示しないリミツトスイツチに係合
することにより、運転する駆動電動機39は、把
持主軸31が整数回転をした後、停止するように
図示しない別置制御装置により運転制御される。
が、その内部定位置に組み込まれている把持主軸
31の中心軸線を支持はり20の中心軸線に平行
にして、その外箱32において溶接固着されてい
る。把持主軸31は、中空にして、その一端には
取付フランジ33が溶接固着され、他端外周には
減速用ベルト車34が固着され、長さ方向中間部
にはカム板35がそのボス36を介して固着され
ている。把持主軸31は、外箱32にボルト締着
された1対2個の軸受37,38に回転自在に支
承され、その中心軸線は支持はり20の中心軸線
と平行になつている。把持主軸31の回転駆動用
変速電動機(以下、駆動電動機と言う)39は、
その中心軸線を把持主軸31の中心軸線に平行に
して外箱32にボルト締着され、その出力軸端に
はベルト車40が固着されている。ベルト車40
と減速用ベルト車34間にはベルト41が掛けら
れていて、把持主軸31は駆動電動機39により
回転駆動される。カム板35はその外周部に1個
所突出カム部を備え、この突出カム部が外箱32
に固着された図示しないリミツトスイツチに係合
することにより、運転する駆動電動機39は、把
持主軸31が整数回転をした後、停止するように
図示しない別置制御装置により運転制御される。
取付具50は、基準金具51、導出管52、O
リング53、取付円板54、当金55、押え金5
6、ねじ軸受57、把持ねじ軸58、ねじ軸押え
板59が、ボルト締結溶接などにより一体に組み
付けられたものである。基準金具51は、ニツプ
ルからその接続ねじを取り除いたものに類似の形
状をなし、その一端中心には導出管52が挿入溶
接固着され、他端は、被溶接対称であるソケツト
管継手1の一端がその内周においてしつくりはま
り込むことができる直径の外周と突当部とを備
え、その他端外周にはOリング53がはめ込ま
れ、Oリング53が介在するソケツト管継手1の
内周と基準金具51の外周間を気密に保つてい
る。基準金具51とそれに固着された導出管52
とOリング53は溶接されるステンレス鋼管の呼
び径例えば2B,11/2B,11/4B,1B,3/4B
に対応する分が準備される。取付円板54は、基
準金具51の外周ねじ部に同心にその突当部に一
端面が密着するまで、内周ねじ部においてねじ込
まれている。取付円板54の一端面には、基準金
具51の中心軸線を間に挾んで当金55と押え金
56が対向して配設されている。当金55は、そ
れに設けられた長穴60,60を介し取付円板5
4の半径線方向位置を調整されて、取付円板54
の端面にボルト締着される。ねじ軸受57は、そ
の雌ねじの中心軸線を取付円板54の半径線方向
に平行にして、取付円板54にボルト締着されて
いる。ねじ軸受57には、一端にハンドル握りを
備えた把持ねじ軸58のねじ部がはめ込まれ、把
持ねじ軸58の他端は、押え金56に、押え金5
6とそれにボルト締着されたねじ軸押え板59と
により軸線方向移動を拘束されて回転自在に支承
されている。押え金56は、把持ねじ軸58をそ
のハンドル握りを介して回すことにより、取付円
板54により回動を拘束された状態で、取付円板
54の半径線方向に移動する。取付具50は、そ
の中心軸線位置を把持主軸31の中心軸線位置に
一致させ、導出管52を把持主軸31の中心孔に
通し、取付円板54端面を取付フランジ33端面
に接し、取付円板54を取付フランジ33にボル
ト締着することにより、把持主軸31に固着され
る。このとき、導出管52の左先端は把持主軸3
1位置決め台30より左外方に突出露出してい
る。
リング53、取付円板54、当金55、押え金5
6、ねじ軸受57、把持ねじ軸58、ねじ軸押え
板59が、ボルト締結溶接などにより一体に組み
付けられたものである。基準金具51は、ニツプ
ルからその接続ねじを取り除いたものに類似の形
状をなし、その一端中心には導出管52が挿入溶
接固着され、他端は、被溶接対称であるソケツト
管継手1の一端がその内周においてしつくりはま
り込むことができる直径の外周と突当部とを備
え、その他端外周にはOリング53がはめ込ま
れ、Oリング53が介在するソケツト管継手1の
内周と基準金具51の外周間を気密に保つてい
る。基準金具51とそれに固着された導出管52
とOリング53は溶接されるステンレス鋼管の呼
び径例えば2B,11/2B,11/4B,1B,3/4B
に対応する分が準備される。取付円板54は、基
準金具51の外周ねじ部に同心にその突当部に一
端面が密着するまで、内周ねじ部においてねじ込
まれている。取付円板54の一端面には、基準金
具51の中心軸線を間に挾んで当金55と押え金
56が対向して配設されている。当金55は、そ
れに設けられた長穴60,60を介し取付円板5
4の半径線方向位置を調整されて、取付円板54
の端面にボルト締着される。ねじ軸受57は、そ
の雌ねじの中心軸線を取付円板54の半径線方向
に平行にして、取付円板54にボルト締着されて
いる。ねじ軸受57には、一端にハンドル握りを
備えた把持ねじ軸58のねじ部がはめ込まれ、把
持ねじ軸58の他端は、押え金56に、押え金5
6とそれにボルト締着されたねじ軸押え板59と
により軸線方向移動を拘束されて回転自在に支承
されている。押え金56は、把持ねじ軸58をそ
のハンドル握りを介して回すことにより、取付円
板54により回動を拘束された状態で、取付円板
54の半径線方向に移動する。取付具50は、そ
の中心軸線位置を把持主軸31の中心軸線位置に
一致させ、導出管52を把持主軸31の中心孔に
通し、取付円板54端面を取付フランジ33端面
に接し、取付円板54を取付フランジ33にボル
ト締着することにより、把持主軸31に固着され
る。このとき、導出管52の左先端は把持主軸3
1位置決め台30より左外方に突出露出してい
る。
支持はり20上には、3台のころ付鋼管受台6
3が支持はり20の長さ方向に互いに間隔をあけ
て載置取り付けられている。ころ付鋼管受台63
は、それが下方から支持するステンレス鋼管2の
直径が所定範囲で異なつても、ステンレス鋼管2
の中心軸線が把持主軸31基準金具が51の中心
軸線の延長線上にあるように、それに備わる2個
の受ころの位置を調整できる公知構造のもので、
ステンレス鋼管2は受ころ上で回転自在である。
3が支持はり20の長さ方向に互いに間隔をあけ
て載置取り付けられている。ころ付鋼管受台63
は、それが下方から支持するステンレス鋼管2の
直径が所定範囲で異なつても、ステンレス鋼管2
の中心軸線が把持主軸31基準金具が51の中心
軸線の延長線上にあるように、それに備わる2個
の受ころの位置を調整できる公知構造のもので、
ステンレス鋼管2は受ころ上で回転自在である。
後記するようにして、取付具50把持主軸31
を介して位置決め台30に把持されたソケツト管
継手1の開口端に一端を挿入されころ付鋼管受台
63を介して支持はり20上に支持された被溶接
対象のステンレス鋼管2の露出外端(第1図にお
いて右端)と導出管52の露出外端(第1図にお
いて左端)には、それぞれ、市販のワンタツチ式
回転管継手64,65が着脱自在に取り付けられ
ている。ワンタツチ式回転管継手64,65に
は、冷却水管75,76がワンタツチで着脱自在
に接続され、又、ワンタツチで冷却水管75,7
6を取り外し、そこに図示しないシールドガス管
路と圧縮空気管路とのいずれをも任意にワンタツ
チで着脱自在に接続できるようになつている。
を介して位置決め台30に把持されたソケツト管
継手1の開口端に一端を挿入されころ付鋼管受台
63を介して支持はり20上に支持された被溶接
対象のステンレス鋼管2の露出外端(第1図にお
いて右端)と導出管52の露出外端(第1図にお
いて左端)には、それぞれ、市販のワンタツチ式
回転管継手64,65が着脱自在に取り付けられ
ている。ワンタツチ式回転管継手64,65に
は、冷却水管75,76がワンタツチで着脱自在
に接続され、又、ワンタツチで冷却水管75,7
6を取り外し、そこに図示しないシールドガス管
路と圧縮空気管路とのいずれをも任意にワンタツ
チで着脱自在に接続できるようになつている。
冷却水装置70は、水槽71、水温計72、電
動送水ポンプ73、流量計74を備え、流量計7
4には、送水側の冷却水管76が接続され、水槽
71には戻り側の冷却水管75が接続されてい
る。冷却水装置70の送水量は、流量計74を見
つつ電動送水ポンプの速度を変えることにより変
えられるようになつている。
動送水ポンプ73、流量計74を備え、流量計7
4には、送水側の冷却水管76が接続され、水槽
71には戻り側の冷却水管75が接続されてい
る。冷却水装置70の送水量は、流量計74を見
つつ電動送水ポンプの速度を変えることにより変
えられるようになつている。
溶接機80は、タングステンインナートガス自
動溶接機にして、その溶接トーチ部81、溶接ワ
イヤ繰出部82は、位置決め台30の上端面に取
り付けれ、溶接トーチ部81におけるタングステ
ン電極の先端位置及び溶接ワイヤ繰出部82のワ
イヤ先端位置は、ステンレス鋼管2とソケツト管
継手1との下向き隅肉溶接に適する位置を占めら
れるように形成されている。
動溶接機にして、その溶接トーチ部81、溶接ワ
イヤ繰出部82は、位置決め台30の上端面に取
り付けれ、溶接トーチ部81におけるタングステ
ン電極の先端位置及び溶接ワイヤ繰出部82のワ
イヤ先端位置は、ステンレス鋼管2とソケツト管
継手1との下向き隅肉溶接に適する位置を占めら
れるように形成されている。
溶接機80、駆動電動機39、電動送水ポンプ
73などの運転電源装置及び運転制御装置は、図
示せず、操作に便宜な場所に別置されている。
73などの運転電源装置及び運転制御装置は、図
示せず、操作に便宜な場所に別置されている。
以上のように構成されたこの発明による鋼管と
ソケツト管継手との溶接装置の作用を次に説明す
る。
ソケツト管継手との溶接装置の作用を次に説明す
る。
初めに、係止ピン22を傾斜角度調整穴14傾
斜角度調整棒21の下端水平貫通穴に抜き挿しし
て、支持はり20の傾斜角度を溶接作業に最適の
ように調整する。
斜角度調整棒21の下端水平貫通穴に抜き挿しし
て、支持はり20の傾斜角度を溶接作業に最適の
ように調整する。
次に、溶接されるソケツト管継手1ステンレス
鋼管2の呼び径に対応する寸法にして、導出管5
2、ワンタツチ式回転管継手65、Oリング53
が予め取り付けられた基準金具51を選び出し、
当金55ないしねじ軸押え板59などの付帯物が
取り付けられている取付円板54に、基準金具5
1をねじ込み固着して取付具50を一体に組み立
て、取付円板54取付フランジ33を介して取付
具50を把持主軸31にボルト締着する。当金5
5押え金56間を開いて置き、ソケツト管継手1
の一端を基準金具51の露出外端外周に、その突
当部にソケツト管継手1の一端面が当接するま
で、押し込む。当金55をその締着ボルトを緩め
てソケツト管継手1に近づけ、当金55のV形面
がソケツト管継手1の外周に接した位置で当金5
5を取付円板54に固定する。把持ねじ軸58を
締め込んで行けば、ソケツト管継手1は取付具5
0を介し把持主軸31に中心軸線位置を一致させ
て固定される。
鋼管2の呼び径に対応する寸法にして、導出管5
2、ワンタツチ式回転管継手65、Oリング53
が予め取り付けられた基準金具51を選び出し、
当金55ないしねじ軸押え板59などの付帯物が
取り付けられている取付円板54に、基準金具5
1をねじ込み固着して取付具50を一体に組み立
て、取付円板54取付フランジ33を介して取付
具50を把持主軸31にボルト締着する。当金5
5押え金56間を開いて置き、ソケツト管継手1
の一端を基準金具51の露出外端外周に、その突
当部にソケツト管継手1の一端面が当接するま
で、押し込む。当金55をその締着ボルトを緩め
てソケツト管継手1に近づけ、当金55のV形面
がソケツト管継手1の外周に接した位置で当金5
5を取付円板54に固定する。把持ねじ軸58を
締め込んで行けば、ソケツト管継手1は取付具5
0を介し把持主軸31に中心軸線位置を一致させ
て固定される。
第1図において、3台のころ付鋼管受台63に
わたしてその上にステンレス鋼管2を載置しつ
つ、ステンレス鋼管2の中心軸線位置が、把持主
軸31の中心軸線と同一直線上にあるように、各
ころ付鋼管受台63の受ころの位置を調整する。
ころ付鋼管受台63上にステンレス鋼管2を載せ
る際その一端を、その一端面がソケツト管継手1
の内周突当段部との間に所定の隙間を残すように
して、ソケツト管継手1の内周に挿入する。ソケ
ツト管継手1をその外端面において、ステンレス
鋼管2をその外周において溶接仮付けする。ステ
ンレス鋼管2の右端にワンタツチ式回転管継手6
4を取り付ける。次に、溶接機80のタングステ
ン電極先端及び溶接ワイヤ先端の位置を、ソケツ
ト管継手1をその端面においてステンレス鋼管2
をその外周において下向き隅肉溶接するに適する
位置になるように調節する。ワンタツチ式回転管
継手65にシールドガス管路を接続し、ソケツト
管継手1、ステンレス鋼管2内にシールドガスを
流す。駆動電動機39を運転して、把持主軸3
1、取付具50を介し、ソケツト管継手1とステ
ンレス鋼管2とを回転しつつ、溶接機80を作動
させて、初層の溶接を行う。この溶接によりその
溶接部は液密となる。この際、ソケツト管継手1
とステンレス鋼管2内には、不活性のアルゴンガ
スであるシールドガスが流されているので、溶接
熱による酸化が防止される。次に、ワンタツチ式
回転管継手65からシールドガス管路を外し、ワ
ンタツチ式回転管継手65に送水側の冷却水管7
6を接続し、ワンタツチ式回転管継手64に戻り
側の冷却水管75を接続する。電動送水ポンプ7
3を運転し、ソケツト管継手1、ステンレス鋼管
2内に通水する。前記したと同様にして、ソケツ
ト管継手1とステンレス鋼管2とを回転しつつ溶
接機80を作動させれば、ソケツト管継手1の外
端部とステンレス鋼管2の外周において2層以降
の通水冷却下向き隅肉溶接が自動的に行われる。
この際の通水条件を、応力腐食割れ耐抗に有効で
あることを実験的に確かめられている水温4ない
し35℃、通水量5ないし18/minに保つため
に、水温計72、流量計74により監視し、電動
送水ポンプ73の送水量、水槽71内の水温を調
節する。
わたしてその上にステンレス鋼管2を載置しつ
つ、ステンレス鋼管2の中心軸線位置が、把持主
軸31の中心軸線と同一直線上にあるように、各
ころ付鋼管受台63の受ころの位置を調整する。
ころ付鋼管受台63上にステンレス鋼管2を載せ
る際その一端を、その一端面がソケツト管継手1
の内周突当段部との間に所定の隙間を残すように
して、ソケツト管継手1の内周に挿入する。ソケ
ツト管継手1をその外端面において、ステンレス
鋼管2をその外周において溶接仮付けする。ステ
ンレス鋼管2の右端にワンタツチ式回転管継手6
4を取り付ける。次に、溶接機80のタングステ
ン電極先端及び溶接ワイヤ先端の位置を、ソケツ
ト管継手1をその端面においてステンレス鋼管2
をその外周において下向き隅肉溶接するに適する
位置になるように調節する。ワンタツチ式回転管
継手65にシールドガス管路を接続し、ソケツト
管継手1、ステンレス鋼管2内にシールドガスを
流す。駆動電動機39を運転して、把持主軸3
1、取付具50を介し、ソケツト管継手1とステ
ンレス鋼管2とを回転しつつ、溶接機80を作動
させて、初層の溶接を行う。この溶接によりその
溶接部は液密となる。この際、ソケツト管継手1
とステンレス鋼管2内には、不活性のアルゴンガ
スであるシールドガスが流されているので、溶接
熱による酸化が防止される。次に、ワンタツチ式
回転管継手65からシールドガス管路を外し、ワ
ンタツチ式回転管継手65に送水側の冷却水管7
6を接続し、ワンタツチ式回転管継手64に戻り
側の冷却水管75を接続する。電動送水ポンプ7
3を運転し、ソケツト管継手1、ステンレス鋼管
2内に通水する。前記したと同様にして、ソケツ
ト管継手1とステンレス鋼管2とを回転しつつ溶
接機80を作動させれば、ソケツト管継手1の外
端部とステンレス鋼管2の外周において2層以降
の通水冷却下向き隅肉溶接が自動的に行われる。
この際の通水条件を、応力腐食割れ耐抗に有効で
あることを実験的に確かめられている水温4ない
し35℃、通水量5ないし18/minに保つため
に、水温計72、流量計74により監視し、電動
送水ポンプ73の送水量、水槽71内の水温を調
節する。
溶接が完了すれば、ワンタツチ式回転管継手6
4,65から冷却水管75,76を外し、ワンタ
ツチ式回転管継手64を外し、ワンタツチ式回転
管継手65に圧縮空気管路を持続し、通水された
ソケツト管継手1ステンレス鋼管2内に圧縮空気
を通して乾燥した後、溶接されて一体となつたソ
ケツト管継手1ステンレス鋼管2をこの溶接装置
から取り外す。
4,65から冷却水管75,76を外し、ワンタ
ツチ式回転管継手64を外し、ワンタツチ式回転
管継手65に圧縮空気管路を持続し、通水された
ソケツト管継手1ステンレス鋼管2内に圧縮空気
を通して乾燥した後、溶接されて一体となつたソ
ケツト管継手1ステンレス鋼管2をこの溶接装置
から取り外す。
前記実施例においては、支持はり20上に載置
固定の位置決め台30に把持されるソケツト管継
手1と、ころ付鋼管受台63上に支承されるステ
ンレス鋼管2との中心軸線を、水平なベツド10
に対し支持はり20を鉛直面内で傾けることによ
り、水平に対し傾斜させて、ソケツト管継手1と
ステンレス鋼管2との溶接部を下向き隅肉溶接に
適する姿勢にしているが、被溶接対象であるステ
ンレス鋼管が短い場合には、ベツド10及び支持
はり20などを廃止し、ソケツト管継手を把持す
る位置決め台の中心軸線がその水平底面に対しソ
ケツト管継手とステンレス鋼管との下向き隅肉溶
接に適する角度だけ傾いているように、位置決め
台を予め形成して、この位置決め台を平水平床面
上に設置し、ソケツト管継手の一端に一端を挿入
されるステンレス鋼管の他端近くをその中心軸線
がソケツト管継手の中心軸線の延長線上にあるよ
うに支承するころ付鋼管受台を位置決め台に連結
して設け、他の部分は前記した実施例と同様にし
て、この発明による溶接装置を構成することもで
きる。
固定の位置決め台30に把持されるソケツト管継
手1と、ころ付鋼管受台63上に支承されるステ
ンレス鋼管2との中心軸線を、水平なベツド10
に対し支持はり20を鉛直面内で傾けることによ
り、水平に対し傾斜させて、ソケツト管継手1と
ステンレス鋼管2との溶接部を下向き隅肉溶接に
適する姿勢にしているが、被溶接対象であるステ
ンレス鋼管が短い場合には、ベツド10及び支持
はり20などを廃止し、ソケツト管継手を把持す
る位置決め台の中心軸線がその水平底面に対しソ
ケツト管継手とステンレス鋼管との下向き隅肉溶
接に適する角度だけ傾いているように、位置決め
台を予め形成して、この位置決め台を平水平床面
上に設置し、ソケツト管継手の一端に一端を挿入
されるステンレス鋼管の他端近くをその中心軸線
がソケツト管継手の中心軸線の延長線上にあるよ
うに支承するころ付鋼管受台を位置決め台に連結
して設け、他の部分は前記した実施例と同様にし
て、この発明による溶接装置を構成することもで
きる。
この発明による鋼管とソケツト管継手との溶接
装置は、以上説明したように構成され作用して、
以下に記する効果を有する。
装置は、以上説明したように構成され作用して、
以下に記する効果を有する。
a この装置により、ソケツト管継手とステンレ
ス鋼管とは、両者を組み合わせ、その中心軸線
を水平に対し所定角度傾斜した状態で回転自在
に支承されるので、溶接作業性の良い下向き溶
接を行うことができ、溶接ビードは滑らかにな
り所要ののど厚さが容易に確保でき溶接部の健
全性が向上する効果がある。
ス鋼管とは、両者を組み合わせ、その中心軸線
を水平に対し所定角度傾斜した状態で回転自在
に支承されるので、溶接作業性の良い下向き溶
接を行うことができ、溶接ビードは滑らかにな
り所要ののど厚さが容易に確保でき溶接部の健
全性が向上する効果がある。
b 送水量調整自在な冷却水装置を備え溶接時所
望の通水条件で通水冷却を行えるため、溶接部
の冷却速度が早く、応力腐蝕割れに対し材料が
鋭敏となる温度範囲500〜800℃に溶接部が滞留
する時間が短縮されること、及び実験確認によ
れば通水冷却を行わない大気中溶接の場合引張
り応力である溶接残留応力が通水溶接の場合圧
縮応力となるため、応力腐食割れ耐抗性が大い
に向上する効果がある。
望の通水条件で通水冷却を行えるため、溶接部
の冷却速度が早く、応力腐蝕割れに対し材料が
鋭敏となる温度範囲500〜800℃に溶接部が滞留
する時間が短縮されること、及び実験確認によ
れば通水冷却を行わない大気中溶接の場合引張
り応力である溶接残留応力が通水溶接の場合圧
縮応力となるため、応力腐食割れ耐抗性が大い
に向上する効果がある。
c 冷却水装置を備え溶接時通水冷却を行えるた
め、溶接ビード層の冷却が速いので、溶接層間
温度差をこの種の溶接部の健全溶接のために要
求される150℃以下に簡単に押えることができ、
それにより次層溶接までの待ち時間がなくなり
積層溶接を連続的に行うことができるので、溶
接作業能率が向上する効果がある。
め、溶接ビード層の冷却が速いので、溶接層間
温度差をこの種の溶接部の健全溶接のために要
求される150℃以下に簡単に押えることができ、
それにより次層溶接までの待ち時間がなくなり
積層溶接を連続的に行うことができるので、溶
接作業能率が向上する効果がある。
d 溶接されるステンレス鋼管端及び位置決め台
に取り付けられ溶接されるソケツト管継手を把
持する取付具の導出管端に着脱自在に回転管継
手を取り付けているので、この回転管継手に、
シールドガス管路、冷却水管、圧縮空気管路を
任意着脱自在に接続することができ、ステンレ
ス鋼管及びソケツト管継手をこの溶接装置に取
り付けたままの状態で、ステンレス鋼管ソケツ
ト管継手内に、シールドガス、冷却水、圧縮空
気を流すことができるので、作業能率が向上す
る効果がある。
に取り付けられ溶接されるソケツト管継手を把
持する取付具の導出管端に着脱自在に回転管継
手を取り付けているので、この回転管継手に、
シールドガス管路、冷却水管、圧縮空気管路を
任意着脱自在に接続することができ、ステンレ
ス鋼管及びソケツト管継手をこの溶接装置に取
り付けたままの状態で、ステンレス鋼管ソケツ
ト管継手内に、シールドガス、冷却水、圧縮空
気を流すことができるので、作業能率が向上す
る効果がある。
第1図はこの発明による鋼管とソケツト管継手
との溶接装置の一部省略正面図、第2図は第1図
の位置決め台30の拡大断面図、第3図は第1図
の取付具50の拡大側面図、第4図は第3図−
断面における断面図である。 1…ソケツト管継手、2…ステンレス鋼管、3
0…位置決め台、50…取付具、52…導出管
(導出部材)、63…ころ付鋼管受台、64,65
…ワンタツチ式回転管継手、70…冷却水装置、
75,76…冷却水管、80…溶接機。
との溶接装置の一部省略正面図、第2図は第1図
の位置決め台30の拡大断面図、第3図は第1図
の取付具50の拡大側面図、第4図は第3図−
断面における断面図である。 1…ソケツト管継手、2…ステンレス鋼管、3
0…位置決め台、50…取付具、52…導出管
(導出部材)、63…ころ付鋼管受台、64,65
…ワンタツチ式回転管継手、70…冷却水装置、
75,76…冷却水管、80…溶接機。
Claims (1)
- 1 ソケツト管継手を取付具を介して回転自在で
かつ着脱自在に把持する位置決め台と、この位置
決め台に把持された前記ソケツト管継手の一開口
端に一端を挿入された被溶接鋼管をその中心軸線
をソケツト管継手の中心軸線の延長線上に置いて
回転自在に支承する鋼管受台と、送水量調整自在
な別置冷却水装置と、前記取付具に接続され内孔
が前記ソケツト管継手の内孔に通じる導出管と、
この導出管及び前記被溶接鋼管それぞれの露出端
に着脱自在に取り付けられシールドガス管路と前
記冷却水装置に接続する冷却水管路とシールドガ
ス管路とのいずれにも任意に着脱自在に接続され
る回転管継手と、前記被溶接鋼管をそれが前記ソ
ケツト管継手に挿入された部分の外周において下
向き隅肉溶接する溶接機とを備え、前記位置決め
台には電動機を駆動源として回転する中空の把持
主軸が軸受を介して取付けられており、この把持
主軸の位置決め台よりも外方に突出した端部には
取付フランジが固定されており、さらに前記導出
管の端部には基準金具が固着されて導出管と一体
に形成され、この基準金具と導出管とは前記取付
フランジに着脱交換可能に取付けられたことを特
徴とする鋼管とソケツト管継手との溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11309085A JPS61273257A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 鋼管とソケット管継手との溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11309085A JPS61273257A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 鋼管とソケット管継手との溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61273257A JPS61273257A (ja) | 1986-12-03 |
JPH0461745B2 true JPH0461745B2 (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=14603223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11309085A Granted JPS61273257A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 鋼管とソケット管継手との溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61273257A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06109200A (ja) * | 1991-11-20 | 1994-04-19 | Tadahiro Omi | 超高純度流体供給配管系及びその施工方法 |
JP3240169B2 (ja) * | 1991-11-20 | 2001-12-17 | 大見 忠弘 | 超高純度ガス供給配管系用溶接システム |
JP5862646B2 (ja) * | 2013-12-04 | 2016-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | 冷媒管の連結構造及び冷却器内蔵インバータ |
CN103722318A (zh) * | 2013-12-08 | 2014-04-16 | 无锡伊诺永利文化创意有限公司 | 一种焊接装置 |
CN104028907B (zh) * | 2014-05-30 | 2017-01-18 | 柏诚工程股份有限公司 | 一种不锈钢管道整体焊接方法 |
CN105312829A (zh) * | 2014-07-23 | 2016-02-10 | 吴小江 | 一种焊接治具 |
CN105033495B (zh) * | 2015-09-01 | 2017-07-04 | 中国化学工程第六建设有限公司 | 钢管道焊接工艺 |
CN105479058B (zh) * | 2016-01-06 | 2017-12-05 | 中车南京浦镇车辆有限公司 | 一种轨道车辆密封结构防渗水组装工艺 |
CN106001873A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-10-12 | 重庆巨源不锈钢制品有限公司 | 不锈钢制管机焊缝内保护装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833179B2 (ja) * | 1976-08-26 | 1983-07-18 | 電気化学工業株式会社 | 石コウ組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833179U (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-04 | 三菱電機株式会社 | 管内面溶接機の水冷式溶接ト−チ |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP11309085A patent/JPS61273257A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833179B2 (ja) * | 1976-08-26 | 1983-07-18 | 電気化学工業株式会社 | 石コウ組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61273257A (ja) | 1986-12-03 |
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