JPH0461649A - テープカセットの記録情報読み取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 磁気テープ装置に使用するテープカセットの記録情報読
み取り装置に関する。

従来の技術 従来の磁気テープ装置に使用されるテープカセットの記
録情報読み取り装置は消去に関するものが多く、例えば
実公昭５８−２２２６９号公報に示されるような構成の
誤消去防止装置が一般的であった。以下、その構成につ
いて第３図を参照しながら説明する。

図に示すように、磁気テープ装置に使用するテープカセ
ット３１には誤消去防止爪３２を形成し、テープカセッ
ト３１が磁気テープ装置に装着された状態で、この誤消
去防止爪３２に対向する位置に、磁気テープ装置に検出
レバー３８を回動自在に軸支している。検出レバー３８
は先端の検出片３８ａを誤消去防止爪３２に当接してお
り、いまテープカセット３１の誤消去防止爪３２が切除
された状態（ａ）では、検出片３８ａが誤消去防止爪３
２の切除されたテープカセットの凹部に入り、検出レバ
ー３８が時計方向に回動し、バネ３７により誤消去防止
レバー３３も同じ時計方向に回動して、その先端部３３
ａが録音レバー３４の押圧による摺動を不可能にしてい
る。

次に、誤消去防止爪３２が切除されずに有る状態（ｂ）
では、検出片３８ａは誤消去防止爪３２に当接し反時計
方向に回動せられ、検出レバー３８、バネ３７により誤
消去防止レバー３３も反時計方向に回動ぜられている。

このとき、誤消去防止レバー３３の先端部３３ａは録音
レバー３４との当接が解かれ、録音レバー３４の押圧摺
動が可能となって磁気テープ装置が録音状態へ移行可能
とな発明が解決しようとする課題 このような従来の磁気テープ装置の誤消去防止装置では
、磁気テープ装置に装着されたテープカセット３１の誤
消去防止爪３２に対向する位置で、且つ、誤消去防止爪
３２の有無による変位量の差で消去の可否を判別してお
り、−旦誤消去防止爪３２を切除してしまうとそのまま
では再記録が不可能で、再記録の為に誤消去防止爪の代
用手段を付加するのに手間が掛かる等の問題があった。

本発明は上記課題を解決するもので、テープの種別や記
録された内容の消去の可否等の情報を判別可能なテープ
カセットの記録情報読み取り装置を提供することを目的
としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、１つの発光素子と
、前記発光素子に略対称に配した２つの受光素子と、比
較器を含む制御回路とよりなり、テープカセットの躯体
表面の所定位置での光学的反射率の変化を読み取るもの
である。

作用 本発明は上記した構成により、テープカセットの躯体表
面の所定位置の光学的反射率を選択的に変化させ、受光
素子の出力信号を比較器を含む制御回路に送り、テープ
カセットのテープの種別やテープカセットに記録された
内容の消去の可否等の情報を判別読み取ることができる
ものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図および第２図を
参照しながら説明する。

図に示すように、テープカセッ）１の躯体側面近傍に発
光素子２をテープカセット１に対向してその厚みの略中
点に、そして、発光素子２からテープカセット１への発
光軸と対称に、かつ、テープカセット１の幅方向に２つ
の受光素子３，４を配設している。一方、テープカセッ
ト１の躯体表面にはテープカセット１の躯体表面を反射
点とする光学系の２つの光軸経路上にテープカセット１
の躯体側面に開口部１ａ、ｌｂを開け、そのテープカセ
ット１の躯体側面開口部１ａ＋１ｂの後ろには反射部材
５が挿入されている。発光素子１及び受光素子３，４は
比較器を含む制御回路６に接続されている。

上記構成において動作を説明すると、磁気テープ装置（
図示せず）にテープカセット１が装着されて発光素子２
が点灯されると、その発光光（イ）（ロ）がテープカセ
ット１の躯体側面の開口部ｌａ、ｌｂを通して反射部材
５に到達する。到達した光は反射部材５で反射し反射光
（ハ）や（ニ）が受光素子３，４へ入射され、受光素子
３，４が励起される。

これによりテープカセット１の躯体側面側の開口部１ａ
＋ｔｂに現れる反射部材５の表面状態、つまり、反射率
をで選択的に変化させることにより、例えば反射部材５
が第２図（ｅ）のように反射率の高い素材の上に反射率
の低い暗色系の色付けを施し、開口部１ａｌｌｂに第２
図（ａ　）、　　（ｂ　）。

（ｃ）、　　（ｄ）のような位相で現れる如くすること
で、受光素子３，４へ反射光（ハ）或は（ニ）が到達し
て励起、或は反射光無しの非励起の２値信号としてその
出力信号が比較器を含む制御回路６に入力される。

比較器を含む制御回路６では入力された信号により、決
められたテーブル（例えば、両受光素子３．４の入力が
あれば、蒸着テープで記録済みである・・・といった）
に基づきテープカセット１のテープの種別やテープカセ
ット１に記録された内容の消去の可否等の情報を読み取
ることができる。

このように本発明の実施例のテープカセットの記録情報
読み取り装置によれば、テープカセットの躯体表面の所
定の位置の反射率を選択的に変化させ反射する面の数と
位置により受光素子３，４が反射光（ハ）や（ニ）で励
起され比較器を含む制御回路６に信号を送り、テープカ
セット１のテープの種別やテープカセット１に記録され
た内容の消去の可否等の情報を判別読み取ることができ
る。

また、反射部材５のテープカセット１の開口部ｌａ、１
ｂに現れる部分の反射率を３段階で限定し、受光素子３
，４の出力信号レベルをＨ（高）。

Ｍ（中）、Ｌ（低）で判別させれば比較器を含む制御回
路６への入力情報量が増えたことになり、テープカセッ
トに付加する記録情報量を倍加することができる。

さらに、本発明のテープカセットの記録情報読み取り装
置によれば受発光素子２．　３．　４とテープカセット
１の躯体表面との距離に大きな自由度があるので、例え
ば外形の異なるテープカセットに応用することなども可
能で、その外形に関する情報を取り入れることもできる
。

なお、本実施例では反射部材５をテープカセット１の中
においたがテープカセット１の躯体表面に貼着すること
も可能である。

ができ、信頼性の高いテープカセットの記録情報読み取
り装置を提供できる。

図は本発明の一実施例に基づくテープカセットの記録情
報読み取り装置に応用されるテープカセット躯体表面の
所定位置の反射面斜視図、第３図は従来例の誤消去防止
装置の平面図である。

１・・・テープカセット、　　２・・・発光素子、３．
４・・・受光素子、　　６・・・比較器を含む制御回路
。

代理人の氏名　弁理士　粟野　重孝　ほか１名ばテープ
カセットの所定位置の反射率を選択的に変化させ反射面
の数と位置による受光素子の出力信号を比較器を含む制
御回路に送り、テープカセットのテープの種別やテープ
カセットに記録された内容の消去の可否等の情報を判別
読み取ること／−ｍ−テープカセット ？−覧を素子 ３．４−−−９先素子 第２図 １図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １つの発光素子と、前記発光素子に略対称に配した２つ
   の受光素子と、比較器を含む制御回路とよりなるテープ
   カセットの記録情報読み取り装置。